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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
ノノ*^ー^) えりがナマタでえりながカメで |||9|‘_ゝ‘) Part3

1 :名無し募集中。。。:2012/01/30(月) 21:26:25.09 0
◇ふとしたはずみで生田衣梨奈と亀井絵里の身体が入れ替わってしまったことから巻き起こるストーリー 
 身体の入れ替わった二人とガキさんとの三角関係の行方は!?

【プロローグ】

|||9|^_ゝ^) <新垣さん聞いてください!ブックオフで新垣さんの写真集がすっごく安く売ってたんでコンプしました!
( ・e・)<な〜によそれ あたしの写真集が価値がないみたいじゃないの 「安く」は余計!「安く」は
|||9|^_ゝ^) <そんな事ないですよ えりなにとっては大好きな新垣さんのですもん
        価値ありありですよ 安くですけどちゃんとお金は払って買ったんですから
        お買い物上手って褒めてください あと写真集にサインしてもらって・・
♪〜トラワヨー プサンハンヘー アーイタイー
∩・e・)<はいもしもし おーっ!カメ〜 今夜?いいよ オッケー! んじゃね〜ハーイ・・ ポチットナ
|||9|#‘_ゝ‘)<亀井さんですか?
( ・e・)<えー?あん そーそー 
|||9|^_ゝ^) <あっそうだ 今度写真集全部持ってくるんでサインしてもらって・・
(・e・* )〜♪今夜はカ〜メが泊まりにくるから さっさと仕事をおわらすべ〜 ガキカメー!ってか
|||9|^_ゝ^) サイン・・

|||9|^_ゝ^) ・・

|||9|‘_ゝ‘) <いいなぁ〜亀井さんは・・ えりなも亀井さんになりたいなぁ・・

◇とまぁそういうこって この後えりりんと身体が入れ替わったナマタがガキさんと
 「ガキカメ〜」と言いながら肛門を広げたり広げなかったり
 ナマタと身体が入れ替わったえりりんがガキさんにホッペを
    _, ,_
  ( #・e・) <なんかムシャクシャするのだ
つ<;゜_ゝ゜>⊂ <痛たたたたたたた

ってされたりされなかったり・・

653 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 23:33:27.62 O
>>652
おおっ

パンツ脱いだ方が良い?

654 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 23:41:52.54 0
>>653

ねーぇねぇもっと パンツ脱ぐ系のほうがお好みでーすかー?♪

655 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 23:42:49.00 O
>>654
男なら当たり前っ!

656 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 01:42:55.80 0
待ち

657 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 02:44:27.81 O
告白編おつ!
読んでて楽しかったよー

ベリキュー編も待機中

658 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 04:18:27.23 O
ノノ*´ー`)<まだ眠いっちゃん

659 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 06:34:36.79 O
|||9|^_ゝ^) <おーはー!
ノノ*^ー^)<それえりなのセリフ!

660 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 09:11:20.08 0
ベリキュー編昨日あげられなくてすいません
本日中にあげます

661 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 11:50:02.42 0
>>647
告白編おつでした!新しい切り口でしたしハッピーエンドで良かったです!

>>660
ベリキュー編もおつですよー
ゆっくり頑張って下さい

662 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 14:04:17.87 O
楽しみ

663 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 15:35:54.86 O
ひるのほー
作品待ってますよ

664 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 16:15:23.95 0
れなえり編>>262-264,>>318-322,>>422-430,>>583-587,>>627-629つづきあげます
苦手な方はスルーでお願いします


同じベッドに入ってから、衣梨奈の心臓はさらに高鳴った。
この状態は眠れるようなものではなかった。明日は寝不足に陥るのだろうかと考えていると「絵里…」と声が響いた。
衣梨奈が目を開くと、暗闇の中、れいなが左手を伸ばし、絵里の頭を撫でていた。
どうしてだろう、彼女に頭を撫でられると心が落ち着いていくのが分かる。
確かに切なくて哀しくて、痛みすらもそこにはあるのに、それでも衣梨奈は、安心できる。

「ちゃんと、休めとぉ?」

予想だにしなかった言葉に衣梨奈は思わず「え?」と返す。
れいなは心配そうに、だけど無理に笑顔をつくり、「なんかさ」と続けた。

「ホント、がんばってきたやん。いままで、ずっと」

れいなの言葉に衣梨奈は静かに頷く。
8年間という長い間、モーニング娘。に在籍し、ステージ上で輝きを放ってきた絵里。
衣梨奈は一緒に活動することはなかったが、DVDなどでその姿をなんども見てきている。
キラキラと輝いて、笑顔で弾けて、まるで少年のように走るその姿は、普段の絵里からは想像できなかった。

「コンサート前のリハとか、ダンスレッスンとかメッチャ大変やったやん」

そうしてれいなは衣梨奈の頭から頬へと手を滑らせたかと思うと、肩を抱き寄せた。
衣梨奈はふわりとれいなの腕の中におさまった。
れいなの香りが全体に広まり、その温もりに包まれる。柔らかくて、だけど少しだけの痛みも、そこには含まれている。

「だけんさ、あんま、悩んでほしくないっちゃん。いまは」

665 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 16:16:20.48 0
れいなの言葉は温かい。
9期メンバーや10期メンバーが加入してから、れいなは丸くなったと言われている。
モーニング娘。に加入した当初はもっとギラギラとしていて、ナイフのように鋭く、それでいて脆さも携えていたのだと絵里は言った。
そんなれいなを衣梨奈は知らない。
衣梨奈の知るれいなは、先輩として厳しく指導する時もあるけれど、優しく笑っていることも多い人だった。
小学生や中学生が増えたこと、上に立つメンバーとしての自覚ができたこと、成長したことなどがその理由かもと絵里は笑った。

でも、それだけではなかった。
いまれいなの発している言葉に乗せられた温もりや重みは、単に丸くなったからではない。
れいながその気持ちを向けている相手、それがただひとりの絵里であるからこそだと衣梨奈は思う。
好きな人には触れたいし、優しくしたいと思う。
だかられいなは、こんなにも柔らかい言葉を渡せるのではないかと衣梨奈は感じた。

「だいじょうぶだよ…」

衣梨奈の言葉にれいなは優しい瞳を向ける。
その大きな瞳に見つめられるのは、どうしても慣れない。
すべてを語ってしまいそうになる力を持った瞳に、吸い込まれそうになる。
必死に弱気になった自分を奮い立たせて衣梨奈は口を開く。

「なにかあったら、れいなに言うから」

信頼を裏切りたくはなかった。
騙したくもなかった。
だけど、こう言う以外に、衣梨奈には術がなかった。
取り繕うことも、うまく切り返すこともできない以上、打つ手は限られている。
その場しのぎの急造の言葉を並べたところで、だれもが傷つかなくて済むわけもないけれど。

666 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 16:16:48.55 0
「……じゃあ、ひとつだけ…教えて」

れいなの言葉は随分間延びしていた。
久しぶりにお酒を飲んだせいか、もう夜が遅いせいか、衣梨奈の温もりを感じているせいか、れいなの瞼は閉じかけていた。
絵里の身体に触れられる喜びを感じているのであれば、そのまま眠ってしまった方が、よほど彼女のためになる気がした。
衣梨奈はもう聞き返すこともせず、その目だけで「なに?」と訴えた。衣梨奈ももう、随分眠かった。
れいなはそれを気付いているのか定かではないが、れいなは大きなあくびをした。
その姿はさながら、眠りにつく寸前の猫そのものだった。

「どして、れなンこと……さいきん…」

れいなは次の言葉を紡ごうと小さく息を吸った。
だが、少し待っても続きが聞こえてこず、衣梨奈が顔を上げると、れいなは完全に目を閉じていた。
あれ?と思ったときには、規則的な寝息が聞こえてきた。どうやら眠ってしまったようだ。
衣梨奈は寂しそうに笑ったあと、瞼を閉じた。れいなの腕の中、ゆっくり眠れそうだと思考を閉じた。
想像していた「そういう行為」にならなかったことを、心の底から安堵した。

667 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 16:17:24.63 0
---------

別に、確信があったわけじゃないっちゃん。
だから改まって聞くのもおかしいかなと思って、結局なんも言えんかった。
そういうところがヘタレって言われる理由やっちゃろかって思ったりもするっちゃけん。

でも、もし聞いたところで、なんか変わってた気もせんよ。
こんな確証もない話、絵里自身が気付いてなかったら、なんかれなバカみたいやし。


れいなはすっかり夢の中を泳いでいる彼女を見ながら、ぼんやりと頭の中でそう繰り返す。
自分が核心に触れなかったことにいくら理由をつけたところで、結局は聞きそびれたのは事実だ。
下手くそな寝る芝居までしておいて、本当にヘタレにも程があると眉をかいた。

―ねぇ、絵里……

れいなは腕の中の彼女にそう問いかけた。

―どうして最近、「れーな」やなくて「れいな」って呼ぶと?

668 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 16:18:13.94 0
たったそれだけのことだ。
いや、実際には、あの日から少しだけ気になっていることはある。
絵里が久しぶりに事務所に顔を出したあの日、僅かな違和感が頭の片隅に残り、ぼんやりとした輪郭を成して広がった。
なにが?と聞かれれば即答できないほどの些細なズレ。

くだらないと一笑に付されてもおかしくないほどの直感は、その直後に会った後輩のおかげでさらに明瞭になる。
なにかに悩んでいるようだった生田衣梨奈は突然泣き始めた。その理由は未だに分からない。
あれからなんども衣梨奈とは顔を合わせているが、互いにその話を避け、結局、れいなは衣梨奈に理由を聞くことはできないでいる。

「ごめんなさい」と口にしたあと、胸に飛び込んで涙を流した衣梨奈。
別れる寸前は、その涙を拭いて必死に笑顔をつくってれいなに手を振った彼女の姿が、一瞬だけ、絵里と重なった。
頭の片隅にあった靄が広がったのはそのときだった。


「………まさか、ね」


一瞬だけ、本当に一瞬だけ浮かんだ仮説を振り払うように、れいなは目を閉じた。
そんなことあるわけない。あってたまるものかとれいなは彼女を抱く腕の力を強めた。
腕の中の絵里は、まだ夢の中を泳いでるものの、一瞬だけ甘い声をあげる。
その声にほんの少しだけ欲情したものの、心の焔を鎮めるように、れいなは深く息を吐いた。

絶対に、そんなのあり得ないのだと、なんども心に刻むように唱え続けた。

669 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 16:18:49.94 0
なんちゃってれなえり編一応の終了でございます
前回同様に気が向けばまた何処かで続きますがいまは本腰入れて本編の続き書きますw

670 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 16:32:22.90 0
>>669
乙です!
聞きたいのに聞けないれいなの想いが切ない…
本編続きも楽しみにしてます!

671 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 18:17:41.88 O
通しで読んだが…やっぱり切ない

672 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 18:57:07.24 0
告白編作者です
遅くなりましたが感想を下さった皆さんありがとうございます!
やっぱり何かしらの反響があると嬉しいし励みになります

告白編後日談は…ぼんやりとネタは浮かんでるんですが書いていいものやら
もし書けたらあげたいと思います

673 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 20:00:24.76 O
ふたりともおつ!

674 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 20:06:37.43 0
ニシシ・・・

675 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 20:35:43.34 0
れ、れいな?ww

676 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 21:33:44.93 0
保全しよう

677 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 22:37:59.54 0
ありがとうw

678 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 23:35:42.98 0
今日ナマタがおはスタでガキさんへの手紙読んだんだよ
元に戻れたガキさんへカメからの良い話だったw

679 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 23:40:12.14 0
あれはカメが読んでたんだよね?

680 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 23:48:33.02 0
カメだねw
えりぽんの考えた内容っぽいけど

681 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 23:54:42.52 0
朝から良いもん見たよ
http://www.youtube.com/watch?v=BmE1VmZFqsk

682 :名無し募集中。。。:2012/02/23(木) 00:17:56.93 O
普通に泣いた…夜中だからかなぁ

683 :名無し募集中。。。:2012/02/23(木) 00:20:07.97 0
そしてここでベリキュー編をあげますので
ではいきます

684 :名無し募集中。。。:2012/02/23(木) 00:21:37.85 0
ベリキュー編第三話
前回まで>>609-611

「もしもーし!かめー?元気してた?」
「あ、もしもし。元気だよ〜。」

えりぽん、頑張って。
ちょこんと体育座りしているえりぽんの隣にそぉっと寄り添い、絵里の両手でえりぽんの手を包んだ。

「ははは〜、そっかそっか。かめ〜、毎日ぐぅたらしてない?」
「ンフフ、してないですよ〜。」
「ほんと〜?」
「がーきさんこそ、ちゃんとやってますかー?」
「やってるわぁ!!わたしはカメと違うから〜。」
「え〜またまたぁ。」

えりぽん、絵里のしゃべり方うまいね。
毎日絵里の動画でも見るのかな・・・。
なんか変な気持ち。

「それでね、かめに話したことがあるんだよね。」
「はい、なんですか?急に。」
「んーとねー、私さ、春のツアーで卒業することになったんだ。」
「えっ・・・・・・」
「あれ?カメ?」
「・・・・」
「かめ〜、もしかして・・・」
「ぐすっ・・・ふええええええ、新垣さーーーーん!」
「おおおいおいおい。泣いてるの?かめ。」
「・・・・。だ、大丈夫です・・・。」
「だからね、カメにも話しておきたくてさ。ただ、それだけなんだけどね。また直接会ったときにでも・・・・」


685 :名無し募集中。。。:2012/02/23(木) 00:21:56.10 0
「うわぁああああ。新垣さん、早すぎますよぉぉ。新垣さん新垣さん、なんでやめちゃうんですかぁぁ!!」

えりぽんは嗚咽をもらしながら、頑張って電話の向こうのガキさんと話している。
でもえりぽん、気持ちは分かるけど絵里たち入れ替わってるんだよ。
えりぽん、、、だけどえりぽんの気持ちを考えるとこんなことどうでも良くなってくる。
そうだよね、悲しいもんね、だって・・・えりぽんはガキさんのことめちゃくちゃ好きだもんね。

「カメ〜〜落ち着いてよ〜!ごめんごめん〜。まさか、生田じゃなくてカメがそうなるとは思わなかったよ〜。」

えりぽんはこのガキさんの言葉を聞いて、絵里たちが入れ替わってることを思い出したようだった。

「・・・、す、すいません・・・ちょっと、取り乱しちゃいました〜ンフフ。」
「なぁーんだよーカメらしくないなー。」

えりぽんは今にも泣き出しそうな顔で、泣くのを必死にこらえている。
絵里はえりぽんの手をもっと力強く握った。


686 :名無し募集中。。。:2012/02/23(木) 00:22:12.48 0
「なんか、卒業って聞くとエリの卒業のときを思い出しちゃって〜。」
「そっかそっか、カメもあのとき頑張ってたもんね。思い出したら、そうなっちゃうかぁ。」
「はい〜。」
「9期10期も入ってきたしさぁ、私が卒業したらちょっと心配なんだよね〜。6期はちゃんとやってくれると思うんだけどね。」
「ん〜、そうですね〜。さゆとれいなは、きっとちゃんとやってくれますよ。」
「うん、そこは心配してないんだー。」
「あと・・・。」
「ん?なに?」
「あと・・・きっと、生田衣梨奈ちゃんはガキさんの意志を引き継いでくれると思います。」
「ん?生田?カメ、生田のこと知ってるんだぁ〜、結構見てるんだね〜。」
「はい。」
「生田ね〜、ちょっと頼りないけど私のこと慕ってくれてるんだよね。もうちょっと先輩らしくなって欲しいかなって思うけど、期待してるから生田は生田らしく頑張って欲しいかな。」
「はい、きっと生田衣梨奈ちゃんは頑張ると思います。だから、これからも仲良くしてあげてください。」
「あはは〜、もちろんだよ〜。てかなんでカメがそんなに生田のこと言うの〜?変なの〜。」
「ンフフ。なんででしょう〜。エリもわかりませ〜ん。」
「わかったよ〜、それじゃあまた今度うちに泊まりにおいで。そのときにでも色々話そう。」
「はい!行きます。」
「それじゃあ、今日は突然だけど話聞いてくれてありがとね。卒業まで頑張るね!」
「はい!に・・・ガキさん、頑張って!!」
「おう!それじゃあね〜ばいば〜い。」
「ばいばーい。」


687 :名無し募集中。。。:2012/02/23(木) 00:22:28.62 0
ツーツーツー・・・・。

「亀井さぁぁぁぁぁぁあああん!」

電話が終わった途端、えりぽんは絵里に抱きついてきて大声で泣いた。

絵里はえりぽんの頭をゆっくり、優しく、何回も何回も何回も何回もなでた。

・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。

何時間こうしてたんだろう。

気づいたら、日付が変わっていた。

もうこんな時間か。

あれ?絵里も泣いてたみたいだ。
頬に涙が乾いた後がいくつも残っている。

えりぽんは・・・、すやすや寝てる。
と言っても姿は亀井絵里、自分なんだけどね。

辛いよね・・・絵里たちが入れ替わってなかったら良かったのに。


688 :名無し募集中。。。:2012/02/23(木) 00:22:44.91 0
絵里は思った。


ガキさんの卒業ツアー最終日までにはなんとか絵里たちが元に戻れるようにしないと。
じゃないと、えりぽんもガキさんもかわいそう。
こんなにガキさんを慕ってる後輩にガキさんの卒業を会場の席で見させるなんてあり得ない。
同じステージの上で卒業の言葉を言わせてあげたいし、一緒に歌って踊らせてあげたい。

知らぬ間に絵里はいままで以上に後輩思いで先輩思いになっていた。。。。。



ベリキュー編第三話 完


689 :名無し募集中。。。:2012/02/23(木) 00:24:06.96 0
>>684-688
今回はここまでです
ベリキュー第三話完です  一応舞美編ですねw

次回もまた何かかくのでよろしければお読み頂ければと思います〜

690 :名無し募集中。。。:2012/02/23(木) 00:49:29.24 0
おつおつ!
あー遂に知っちゃったかぁ……
卒業はだれでも哀しいもんだけどね

691 :名無し募集中。。。:2012/02/23(木) 01:31:54.64 0
ドラマ終わったし寝る前の保

692 :名無し募集中。。。:2012/02/23(木) 01:33:26.18 O
早く元に戻らせてあげたいな‥‥
1回でも多くんえりぽんをガキさんと同じステージに・゚・(ノД`)・゚・。

693 :名無し募集中。。。:2012/02/23(木) 03:59:50.81 0
舞美と亀

694 :名無し募集中。。。:2012/02/23(木) 07:39:03.00 0
目覚めの保

695 :名無し募集中。。。:2012/02/23(木) 10:28:33.00 0
正統派さんの続きが気になる

696 :名無し募集中。。。:2012/02/23(木) 13:19:12.85 0
気をつけないとおちちゃうよえりりん

697 :名無し募集中。。。:2012/02/23(木) 14:35:09.29 O
|||9|^_ゝ^) <落とさんと!

698 :名無し募集中。。。:2012/02/23(木) 17:02:16.77 0


699 :名無し募集中。。。:2012/02/23(木) 18:51:28.72 0


700 :07002130581591_ec:2012/02/23(木) 20:14:07.13 O
まち

701 :名無し募集中。。。:2012/02/23(木) 21:01:13.69 O
正統派待ち

702 :名無し募集中。。。:2012/02/23(木) 21:54:00.94 0
『ガキさんの告白編』のAFTER STORYを書いてみましたので保全代わりにどうぞ


703 :名無し募集中。。。:2012/02/23(木) 21:55:47.47 0
『ガキさんの告白編』AFTER STORY「近くて遠い距離」

「逢いたいな…」
公園のベンチに座り、絵里は思わず呟いてしまいそっとため息をついた。

入れ替わっていた絵里と衣梨奈が元に戻ってから1週間が過ぎようとしていた。
入れ替わりを打ち明けていたさゆ、愛佳、そしてもちろんれいなにも、元に戻ったことは伝えた。
しかし、れいなからは「よかったやん」とひと言あっただけ。入れ替わっている間にいつの間にかできていた距離は思った以上に大きかった。
「絵里のせい、か」
そう。絵里自身がずっと生田衣梨奈として生きていく覚悟を決めて、入れ替わりを打ち明けた後も意識してれいなと距離をとっていた結果かもしれない。
仕事場で会ってはいる。けれど、れいなの周りには常に後輩の9期・10期メンバーがいた。二人きりで話す機会が見つけられないまま、毎日が過ぎて行った。
「このままただのメンバー同士になっちゃうのかな…」
涙が零れそうになり慌てて空を見上げた時だった。


704 :名無し募集中。。。:2012/02/23(木) 21:57:08.91 0
「それ、田中さんのことですか?」
ふいに声がして絵里は慌てて顔を戻した。そこに立っていたのは衣梨奈だった。
「えりぽん!なんで?」
驚く絵里に、衣梨奈はちょっと笑って答えた。
「スケジュール見て、公園で撮影してるってことだったからもしかしたら会えるかなと思って。それより…」
「え?」
「さっきの、田中さんのことですよね?亀井さんが好きな」
「な、何言って…」
無理に笑ってごまかそうとする絵里の言葉を、衣梨奈が遮った。
「分かりますよ。入れ替わってからずっと近くで亀井さんを見てきたし、それに」
衣梨奈はそこで言葉を切り、真剣な目で絵里を見つめた。
「それに、衣梨奈は亀井さんが好きですから」
絵里は大きく目を見開いた。
「亀井さんが田中さんのことを好きなのは分かってます。でも…、私じゃだめですか?」
座ったまま衣梨奈を見上げていた絵里は、立ち上がって衣梨奈をじっと見つめ、そしてふっと微笑んだ。
「ありがと。えりぽんの気持ち、嬉しいよ。でも、絵里はやっぱりれいなじゃなきゃだめなんだ」
衣梨奈は無理に微笑もうとしたが、こらえ切れず瞳から涙が一筋頬を伝った。
「そう…ですよね。分かってたんですけど…。でも、気持ちを伝えずにはいられなくて」
手で顔を覆い、すすり泣き始めた衣梨奈を絵里はやさしく抱き寄せ、背中をぽんぽんとたたいた。

705 :名無し募集中。。。:2012/02/23(木) 22:01:05.69 0
「そんな…」

ハッとして絵里と衣梨奈は体を離し、声のした方を見た。
れいなだった。れいなは傷ついた表情で二人を見ていたが、ふいに身を翻して公園の奥に向かって駆け出して行った。
「れいな!」
絵里は叫んで追いかけようとしてしてためらい、足を止めた。
「行って下さい!私は大丈夫ですから、早く田中さんを追いかけて!」
衣梨奈はそう言って絵里の背中を押した。
絵里は振り向いて衣梨奈にひとつ頷いて、れいなを追って走り出した。

「これで、いいんだよね」
衣梨奈は頬を伝う涙を拭おうともせず、小さくなっていく絵里の背中をいつまでも見送っていた。

706 :名無し募集中。。。:2012/02/23(木) 22:04:43.67 0
今日はここまでです
続きは今週中にあげられると思います

第二部に続きれなえりを書いてみましたがやっぱり難しい…

707 :名無し募集中。。。:2012/02/23(木) 22:44:43.71 0
おつおつー!
そっかえりぽんは絵里が好きなのか…切ないねえ

708 :名無し募集中。。。:2012/02/23(木) 23:32:19.92 O
おつですよー!
つづきが気になる!

709 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 00:39:38.33 0
いわゆる正統派です >>179のつづきいきます
忘れてる方も多いと思うのでまとめサイトhttp://www18.atwiki.jp/namata-kame/ご覧くださいw


「最近どう?」

そう彼女に話を振られ、里沙は箸を止めた。

「新メンバーが多すぎて大変だよ。もうホントに小学校って感じ」
「ハハ。里沙ちゃん先生とか似合いそう」

彼女―――高橋愛はそうして笑い、浅漬けに箸を伸ばした。
ほんの数か月前まで、彼女と一緒にモーニング娘。として毎日顔を合わせてきたのに、愛が卒業してからは、こうして互いの時間を調整して会うことしかできない。
里沙は軽く笑ったあと、メニューを手に取り、次になにを飲むかを考え始める。

「なんか、ぶっ飛んでるんだって?10期メンバー」
「うん、かなりね。私たちもそうだったのかなって思うと、なんか不思議な感じがするよね」
「でも良い感じのリーダーやってるみたいじゃん」

愛にそう言われ、里沙はページをめくる手を止めた。
本当に、本当に自分は、良いリーダーなのだろうか。

「なんか頼む?」

目の前にいる彼女からそう聞かれ、里沙は慌てて現実に引き戻される。

「じゃあ、鍛高譚にしようかな」
「好きだねぇ、たんたかたん」

710 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 00:40:11.87 0
愛はそうして、里沙の好きな紫蘇焼酎の名前を連呼する。
「テッテケテー」と言われるほど、福井訛りがあり、噛むことに定評のある彼女が「鍛高譚」を口にすると、なんだか楽しい。
絶対に店員さんにバカにされるだろうなと、里沙は自分でオーダーすることにした。

「愛ちゃんはなにか飲む?」
「ってもう押してんじゃん」

里沙が先にボタンを押したことに不服を感じながらも、愛はメニューを受け取り、なににするかを考えだす。
真面目な顔でメニューと向き合う愛を見ながら、里沙はふと笑顔になった。
こうして同期と時間を過ごすと、いつの間にか、彼女が卒業する前に戻ったような錯覚を覚える。
たぶんそれは、ツラくもあったが楽しかった、あの9人での時間。
久住小春が笑顔で楽屋で騒いでいて、リンリンが寒いギャグを言って、亀井絵里とともにラジオでずっと笑っていて、
リーダーの愛が時々怒ったりして、だけど噛むことが多いから妙に説得力なくて、道重さゆみにツッコまれて、光井愛佳が陰でしっかりとフォローして、
ジュンジュンが可愛いキャラを急に言いだして、田中れいながそれ寒いと冷たくあしらって。

―戻りたいのかな…私…

あの時間が長かった分、新しい環境に慣れていないということは分かる。
卒業と加入を繰り返して成長するということは理解できているのに、里沙は心では、あの時間へ帰りたいのかもしれないと思った。

「じゃあ、たんかたた……あ、たんたかたんと、ファジーネーブルで……え、あ、お湯割りで」

里沙はそのとき、愛が噛みながらもオーダーを済ませたことに気付き、顔を上げる。
店員が笑顔で去っていったのを確認したあと、「言いづらいよねぇ、これ」と笑いながら愛は言った。
ぼんやりしてる間に彼女に先に注文されてしまったようだ。

711 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 00:40:39.78 0
「里沙ちゃん、なんかあった?」

先ほどまでの笑顔をそのまま持ってきて愛はそう聞いた。
その一連の流れはあまりにもスムーズで、里沙は疑問を持つタイミングすらも失ってしまった。
ああ、こういう自然なところが、4年間、モーニング娘。でリーダーをやって培ってきたものなんだろうなと納得した。
里沙はふふっと笑いながらエイヒレをつまむ。

「……なんかってわけじゃないんだけどさ」
「うん」
「気になってることがあってさ」

里沙の心に引っ掛かったひとつの違和感。
いつから巻き起こったのかは分からないけれど、確かに存在したそれは、言いようのない不安とともに胸に広がった。
なんて説明して良いのかもよく分からない、不確かでフワフワした掴みどころのないもの。
漠然とながらも感じていたそれを、どう処理して良いのかもわからない。

「私、リーダー向いてないのかも」

里沙は話をすり替えた。

「なんでよ?」
「だって……」

愛が卒業し、リーダーに就任して、2ヶ月。
サブリーダーとして活動してきた時間は長く、リーダーがいかなる苦労を背負ってきたかも里沙は知っている。
だが、見ているのとやってみるのとではわけが違う。たった2ヶ月で、里沙はそれを思い知らされた。
新メンバーが大勢入ったせいもあるが、大人数のグループをまとめるのは至難の業だ。
ほぼ完成していたあの時代とは全く違う、イチから土台をつくっていく環境に、里沙は戸惑っていた。

712 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 00:41:13.71 0
それに加えて、あの問題。
心に引っ掛かってずっと滞在し、言いようのない感覚をもたらしている不透明の違和感はさらに里沙を困惑させる。
それに、当人がなにも言わないこの現状で、里沙もそこに介入して良いのだろうかと悩む。
勘違いかもしれないこの不確かな状況に、里沙は頭を抱えていた。

「愛ちゃんみたいには、なれないからさ」

きっと、愛ならばもっとうまくやるんだろうなと里沙は思う。
自然と周りに人を集め、後輩からも慕われ、悩んでいるメンバーに自然と手を差し伸べてきた愛。
アットホームなモーニング娘。をつくった愛からタスキを受け継いだ里沙だったが、そんなに簡単にはいかないことくらい、分かっていた。

「別に私みたいになる必要はないと思うんやけど」

里沙の言葉を受け、愛は残っていたカシスオレンジを飲み干す。それと同時に店員が、鍛高譚とファジーネーブルを運んできた。
愛はそれを笑顔で受け取り、鍛高譚を里沙に渡す。自分の注文したドリンクを飲むと、愛は「甘いなあこれ」と笑った。

「ガキさんはガキさんのやり方でええと思うよ。無理せんで、自分の方法でリーダーやっていけば良いと思う」

713 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 00:41:50.66 0
愛はそう言うと、いつものように屈託なく笑った。
童顔で、子どもっぽくて、とても24歳には見えない彼女。その表情は、10年前、一緒にオーディションを受けたときからなにも変わっていない。

「サブリーダーはおらんけど、さゆもれいなも、愛佳も頼れる後輩やろ?」

愛の言葉を聞きながら、里沙は小さく頷き、お湯割りに手を伸ばす。
冬の始まりを告げるような風の吹いたこの日、寒くなった体を温めるにはちょうど良い焼酎だった。
里沙はなんどか息を吹きかけたあと、グラスに口をつける。シソ独特の香りが口内に広がった。

「9期やって成長してきてるやろ?そう言えば生田とか凄く慕ってくれてるみたいやね」

里沙は瞬間、焼酎を飲む手を止めた。
今日、いちばん聞きたくて、だけど確証のない出来事の張本人の名前に反応した。
里沙はどうしたものかと思うが、この話の流れなら聞けるかも知れないと、「あのさ」と口を開いた。

「生田、どう思う?」

714 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 00:42:23.18 0
此処までになります
相変わらず亀更新で申し訳ないです…

715 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 00:55:40.02 0
超乙!
だけどリアルに基づくなら愛ちゃんは現在25さい!

716 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 01:29:14.73 0
おつおつ!
正統派さん待ってました

717 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 01:29:59.68 0
本気で間違ってたよorz
逝ってきます。。。

718 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 01:31:08.89 0
あといつもまとめサイト更新してくれてる方おつです
ありがとう!

719 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 02:11:28.25 O
ガキさんも気になってるんだねやっぱ…
つづきが楽しみですよ!

720 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 02:49:32.65 0
まとめ職人様いつもありがとうございますm(__)m
よろしければ>>713の2行目 24歳⇒25歳に直していただけますか
いつも感謝しております 宜しくお願いいたします

721 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 06:11:22.07 O
正統派さんドンマイ!w
愛ちゃんとガキさんの空気が好きです
次回も楽しみにしてますよ

722 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 07:37:11.91 0
 

723 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 08:31:49.68 0
おはナマカメ

724 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 10:55:34.64 0
AA職人さんを待ってみるw

725 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 13:27:41.09 O
ノノ*^ー^)<おひるー

726 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 15:22:33.56 O
保全

727 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 17:06:05.04 O
夕方

728 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 19:30:59.02 0
t

729 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 20:54:35.62 O
作品待ち

730 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 21:15:48.41 0
>>493です
また軽く生ガキ書きましたので保全代わりにでも
前回とは全く違う話です

731 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 21:16:56.38 0
「カメ」の話をする新垣さんはいつも嬉しそう。
その笑顔を見ながら、亀井さんになりたいって何度か思ったことがある。

まさか、本当にそうなるなんて。

衣梨奈が亀井家の自室で一人そんな考え事をしていると、一階でインターホンが鳴った。
絵里の母親の「いらっしゃい」という声に続いて、「お邪魔しまーす」という衣梨奈の声。
亀井さんだ、と衣梨奈は呟いた。衣梨奈の姿をした絵里が帰ってきたのだ。
ここは亀井家であるが、絵里が帰りに寄るのが日課となっている。

「ただいまぁ〜えりぽん。」
「お帰りなさい!」

衣梨奈が部屋のドアを開けて招き入れる。
外から帰ってきたばかりの亀井さんは少し冬の匂いがする、と衣梨奈は思う。
ほっぺたがちょっと紅く染まっていて、自分の姿なのになんだかかわいく思えてしまう。

「今日はね〜、雑誌のインタビューと、ラジオの収録とー」

もぞもぞと上着を脱ぎながら、絵里が今日あった出来事を話し始める。
衣梨奈は慌ててメモ帳を取り出し、絵里の傍らにしゃがみ込んで、絵里が細かく話す内容をすかさず書き留めた。

732 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 21:18:07.85 0
相当疲れたのか、絵里は仕事の話を終えると、「以上でぇーす」と言いながらベッドにダイブしてしまった。
ごろんと仰向けになって、「お布団気持ちいいー」なんて言っている。

まずい、このまま寝ちゃいそうだよこの人。ベッドの上の絵里を眺めながら、衣梨奈は心の中でそう呟く。
そして、でも今日は衣梨奈も話したいことがあるんだ、とぎゅっと拳を握った。

「あの!亀井さん!」

衣梨奈がそう言うと、ベッドに寝そべっている絵里は目だけ衣梨奈のほうに向けて「んー?」と眠そうな声で返事をした。

「さっき、新垣さんからメールがきたんですけど・・・。」

生田衣梨奈だったときは毎日のようにしていたメール。
今では絵里の負担になってしまうからあまりできなくなった。
そのため差出人を見た瞬間に衣梨奈は叫びそうになった。
亀井絵里宛てのメールだけど、それでも嬉しかった。
「新垣さん」の出現で何かを感じたのか、絵里は上体を起こして衣梨奈の顔をじっと見た。

733 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 21:18:57.03 0
「あの・・・明日の夜、食事に行かないかって。久しぶりに色々話したいって・・・メールがきて。」

衣梨奈が少し俯いて緊張気味にそう話すと、絵里は真面目な表情をふにゃっと崩して笑った。

「なぁんだ、そんなことか。いいよ、行ってきなよ。」
「ヤッター!!!」

あまりの嬉しさに衣梨奈がそう叫ぶと、大声に驚いた絵里の身体がびくっと動いた。
「あ、すみません」と衣梨奈が謝る。
ガキさんが関わるとこの子は本当に嬉しそう、と絵里は思う。
毎日毎日「新垣さん」の話をされて、挙句はお気に入りの生写真まで見せられて、衣梨奈がどれほど里沙を慕っているかはもう十分過ぎるほど知っていた。

734 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 21:19:56.40 0
「でもくれぐれも、ばれないように気を付けてね!」
「はい!」

絵里が念のため釘をさしても尚、衣梨奈はにやにやが収まらない。
そんな衣梨奈に絵里は少し呆れつつも、微笑ましく思う。

えりぽんが強烈過ぎて薄れちゃいがちだけど・・・と、絵里は考える。
だけど、実際ガキさんもかなり好きなんだよな、えりぽんのこと。
それは生田衣梨奈になって初めてわかったことだった。
一見冷たくあしらっているように思えるのだが、里沙の、衣梨奈としての絵里を見つめる視線はいつも優しい。多分、誰に対してよりも優しい。
わかってんのかな〜えりぽんは、なんて思いながら、体育座りで手帳に何やら書き込んでいる衣梨奈を見つめる。

735 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 21:20:52.99 0
どうしよう、久しぶりに会えるんだ。

こんなに嬉しいことは久しぶりだ、と衣梨奈は思った。
手帳にデート、と書き込んでハートマークを付ける。
生田衣梨奈としてではないけれど、そんなことはどうでもよかった。
生写真や写真集を毎日眺めているだけの生活は、衣梨奈にとって限界だったのだ。

「じゃあ寝ちゃいそうだから絵里帰るね。」

そう言って絵里はベッドから降りて、帰り支度を始めた。
そんな絵里を、何か言いたげな表情で衣梨奈が見上げる。

「あ、待ってください、あの・・・。」
「なに?」

絵里がドアノブに手をかけたところで、衣梨奈が立ち上がって引き留めた。
にやけていると思えば、また何か思いつめたような顔になっている。
ころころ表情が変わる子だ、と絵里は思った。

「・・・新垣さんのバースデーTシャツで行ってもいいですか?」
「それはやめて。」

そう言った絵里の顔は引きつっていた。

736 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 21:22:54.09 0
>>731-735
ひとまずここまでです
失礼しました

737 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 21:45:18.48 0
おつです!
最後ワロタwww
えりぽんなら言いそうだわw

738 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 22:02:09.23 0
乙です!
最後のひと言はえりぽんのセリフに被せて即答する絵里の画が見えたwww

739 :名無し募集中。。。:2012/02/24(金) 22:55:37.25 O
思いつめたような顔ワロタw
絵里目線の生ガキがいい感じ

740 :名無し募集中。。。:2012/02/25(土) 00:02:39.97 O
最後ワロタww

741 :名無し募集中。。。:2012/02/25(土) 00:03:12.68 0
『ガキさんの告白編』AFTER STORYの続きを投下します
今回でAFTER STORYも完結です

742 :名無し募集中。。。:2012/02/25(土) 00:06:33.93 0
『ガキさんの告白編』AFTER STORY「近くて遠い距離」>>705の続きです

走り疲れたれいなは広大な公園の奥まったところにあるベンチに座り込んだ。
乱れていた呼吸が落ち着いてくると、さっきの抱き合う二人の映像がフラッシュバックする。
衣梨奈に呼び出されて公園まで来て、あんな場面に出くわすことになるなんて…。
れいなは衣梨奈の意図が分からず混乱していた。
「生田はあんな見せつけるような真似をする子じゃないって信じたい。信じたいけど…」
れいなは両手で顔を覆い、俯いた。

「れいな!」
かすかにれいなを呼ぶ絵里の声が聞こえ、れいなはハッと顔を上げた。
「絵里!」
大きな声でれいなが呼ぶと、絵里が気付いて駆け寄ってきた。

743 :名無し募集中。。。:2012/02/25(土) 00:08:24.81 0
「れいな。よかっ…た。はぁっ。はぁっ。みつ…けた」
絵里は息を切らし、れいなの隣にへたり込んだ。
「大丈夫?」
れいなは絵里にペットボトルのお茶を渡しながら聞いた。
絵里はお茶を受け取ってごくごくと飲み、大きく息をついた。
「何とか…」

絵里が落ち着いたところでれいなが口を開いた。
「絵里。さっき生田と何してたと?れいな、二人が抱き合っとぉとこしか見とらんけん」
「えりぽんにいきなり告白された。でも断った」
それを聞いてれいなは頭を抱えた。
「生田にメールで呼び出されて来てみたらあんな場面見せられて…。わけ分からん」
れいなの言葉に絵里は眉を寄せた。
「えりぽんの告白はどう見ても本気だったけど、わざわざそれをれいなに見せつけるような子じゃないし…」

744 :名無し募集中。。。:2012/02/25(土) 00:11:01.84 0
二人が考え込んでいると、れいなの携帯がメールの着信を知らせた。
「あ…。生田からメール…」
「何て?」
「"田中さん 自分に素直になって下さい。衣梨奈より"」
れいなと絵里が首を傾げていると、今度は絵里の携帯が鳴った。
「えりぽんからメール。"亀井さんの気持ちをそのまま田中さんに伝えてあげて下さい"だって」
「生意気なことして」
れいなと絵里は顔を見合わせて笑った。

笑いが収まると絵里は真顔になり、れいなの目を見て言った。
「やり方は無茶苦茶だけど、えりぽんの言いたかったことは分かるんだ。えりぽんのまっすぐな告白を聞いて、絵里がれいなに出会って恋に落ちた時の気持ちを思い出したよ」
絵里はそう言うとれいなの手を両手で包んだ。
「ほんとはこんなに言葉はいらなかったんだ」
衣梨奈の告白、そしてメールで絵里は気付いていた。れいなとの距離は遠くなったんじゃなくて、遠いと思い込んでいただけだったんだと。
絵里はれいなの手を強く握った。
「れいな。好きだよ」
「れいなも絵里が好きだよ。今までも、これからもずっと」
二人の距離はどちらからともなく縮まり、唇が重なった。

久し振りのキスはかすかに涙の味がした。

『ガキさんの告白編』AFTER STORY「近くて遠い距離」・完

745 :名無し募集中。。。:2012/02/25(土) 00:19:11.42 0
告白編AFTER STORYは以上で完結です
ちょっと展開が強引だったかもしれませんが…

元々は真野ちゃんの『黄昏交差点』を聴いて「れなえりの小説ができそうな歌詞だな〜」と思ったのが最初のイメージとしてありましたw
イメージ補完としてよかったらどうぞ
http://www.youtube.com/watch?v=XUeFjFyisPw

746 :名無し募集中。。。:2012/02/25(土) 01:39:42.34 O
おつですよー!
れなえり好きとしては堪らないですねww

747 :名無し募集中。。。:2012/02/25(土) 02:31:36.21 0
おつです!
確かにれなえり好きにはたまらんw
てか黄昏交差点からってのにも感動した!
改めて聴いて読むとまたイイですな

748 :名無し募集中。。。:2012/02/25(土) 05:54:04.16 O
ノノ*^ー^)

749 :名無し募集中。。。:2012/02/25(土) 09:56:30.20 O
朝から良いもん読んだ
皆さんおつですー

750 :名無し募集中。。。:2012/02/25(土) 11:53:04.50 0
昼飯前の保

751 :名無し募集中。。。:2012/02/25(土) 14:55:59.49 0
t

752 :名無し募集中。。。:2012/02/25(土) 17:03:42.63 O
おっと

753 :名無し募集中。。。:2012/02/25(土) 18:44:06.31 0
>>736
ナマタならバースデーTはやめても結局は黄緑Tで行きそうだw

>>745
黄昏聴きながら読んだよー
れなえり好きだし真野ちゃん好きだし大満足でしたw

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0ch BBS 2005-12-31