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ノノ*^ー^) えりがナマタでえりながカメで |||9|‘_ゝ‘) Part3

262 :名無し募集中。。。:2012/02/08(水) 22:31:34.17 0
「んっ……!」

甘い声が暗闇に浮かぶ。
彼女の細い指が絵里の中を行ったり来たりするたびに、全身を快楽が貫く。
もっと、もっととせがむように、絵里は両腕を彼女の首へと伸ばし、引き寄せる。

「好いとぉよ、絵里…」

そう、耳元で彼女――れいなが呟いた瞬間、全身に強い電撃が走る。
絵里は腰を突き上げ、れいなの指を根元まで呑み込む。
涙で滲んだ視界の先に、彼女の優しい頬笑みがあり、絵里は夢中でキスをした。

「っ…あっ……れーなぁっ!」

れいなの指が絵里の一点を掠めた瞬間、絵里は背中を大きくそらし、ビクビクと痙攣した。
れいなは「絵里…」と囁きながら、絵里の細い体をそっと抱きしめた。

263 :名無し募集中。。。:2012/02/08(水) 22:32:07.24 0
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「衣梨奈、そろそろ起きんね」

温かい布団で眠っていた絵里は、その声にぼんやりと目を開ける。
衣梨奈の母親は呆れた顔で「遅刻するよ」とカーテンを開けた。冬の朝の光りが部屋に射し込む。
絵里は開ききっていない目をこすりながら、ゆっくりと上体を起こした。

「早くご飯食べんね。遅刻するよ」

そうして母親は部屋を出ていき、絵里は思考を整理する。
夢を見ていたことに気付いたのは、そのときだった。
ずいぶんとシアワセな夢だったなと苦笑しながら、絵里は毛布をはがし、ベッドから降りる。

朝食を摂ろうと部屋を出ようとしたときに、クローゼットの鏡に絵里が映った。
ふとそちらを向くと、紛れもなく、生田衣梨奈が立っている。
歳相応の14歳の女の子の姿に、絵里は思わずため息を零し、鏡に右手をかざす。
鏡の中の衣梨奈は左手をかざし、黙ってこちらを見つめている。

264 :名無し募集中。。。:2012/02/08(水) 22:32:38.21 0
「……戻れる…よね」

絵里は衣梨奈に向かってそう呟いたが、彼女もまた、同じように呟いたままこちらを見ただけだった。
当たり前の結果に苦笑しながら絵里は部屋を後にした。

絵里は無性に、れいなに逢いたくなった。

今日はこれから現役中学生として学校に行き、終わってからダンスレッスンがある。
しかし、れいなは別の仕事があるために、事務所にはいない。
同じモーニング娘。として活動していても、それぞれの仕事があるのだから、それは当たり前のことなのだけれど、絵里は無性に寂しくなった。
それはたぶん、あんな夢を見てしまったからだろうけれど。

―……れーなぁ…

絵里の箸が止まっていることに気付いた母親は、心配そうに絵里を見つめる。
その視線に気付いた絵里は、無理に笑顔をつくって味噌汁を流し込んだ。
テレビの中では、今日は一段と寒くなるということを、お天気おねえさんが伝えていた。

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0ch BBS 2005-12-31