スレ大杉なんで2chブラウザ推奨

これ参考にがんばって!!1 → 板追加手順

■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 最新50


レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
ノノ*^ー^) えりがナマタでえりながカメで |||9|‘_ゝ‘) Part3

1 :名無し募集中。。。:2012/01/30(月) 21:26:25.09 0
◇ふとしたはずみで生田衣梨奈と亀井絵里の身体が入れ替わってしまったことから巻き起こるストーリー 
 身体の入れ替わった二人とガキさんとの三角関係の行方は!?

【プロローグ】

|||9|^_ゝ^) <新垣さん聞いてください!ブックオフで新垣さんの写真集がすっごく安く売ってたんでコンプしました!
( ・e・)<な〜によそれ あたしの写真集が価値がないみたいじゃないの 「安く」は余計!「安く」は
|||9|^_ゝ^) <そんな事ないですよ えりなにとっては大好きな新垣さんのですもん
        価値ありありですよ 安くですけどちゃんとお金は払って買ったんですから
        お買い物上手って褒めてください あと写真集にサインしてもらって・・
♪〜トラワヨー プサンハンヘー アーイタイー
∩・e・)<はいもしもし おーっ!カメ〜 今夜?いいよ オッケー! んじゃね〜ハーイ・・ ポチットナ
|||9|#‘_ゝ‘)<亀井さんですか?
( ・e・)<えー?あん そーそー 
|||9|^_ゝ^) <あっそうだ 今度写真集全部持ってくるんでサインしてもらって・・
(・e・* )〜♪今夜はカ〜メが泊まりにくるから さっさと仕事をおわらすべ〜 ガキカメー!ってか
|||9|^_ゝ^) サイン・・

|||9|^_ゝ^) ・・

|||9|‘_ゝ‘) <いいなぁ〜亀井さんは・・ えりなも亀井さんになりたいなぁ・・

◇とまぁそういうこって この後えりりんと身体が入れ替わったナマタがガキさんと
 「ガキカメ〜」と言いながら肛門を広げたり広げなかったり
 ナマタと身体が入れ替わったえりりんがガキさんにホッペを
    _, ,_
  ( #・e・) <なんかムシャクシャするのだ
つ<;゜_ゝ゜>⊂ <痛たたたたたたた

ってされたりされなかったり・・

569 :名無し募集中。。。:2012/02/19(日) 02:13:26.06 0
>>568
6期だよ

570 :名無し募集中。。。:2012/02/19(日) 03:00:34.79 O
夜のほ

571 :名無し募集中。。。:2012/02/19(日) 06:08:51.98 0
寝る前ぽ

572 :名無し募集中。。。:2012/02/19(日) 07:45:34.42 O
絵里の写真見たけど元気そうで良かった

573 :名無し募集中。。。:2012/02/19(日) 11:06:15.70 0
カメ、全然変わってないな

574 :名無し募集中。。。:2012/02/19(日) 11:51:41.95 O
カメじゃないよ
ナマタだぞw
しかしいもりんまで欺くとはナマタ恐るべしww

575 :名無し募集中。。。:2012/02/19(日) 11:52:53.17 0
いもりん と もんまり を見間違えたorz

576 :名無し募集中。。。:2012/02/19(日) 13:59:27.55 0
>>574
気付かない亀井家も亀井家だなw

577 :名無し募集中。。。:2012/02/19(日) 14:22:51.62 0
あれは絵里じゃなくて生田衣梨奈ですねw

578 :名無し募集中。。。:2012/02/19(日) 15:26:32.77 0
姉妹の名前合体させるとえりなだな

579 :名無し募集中。。。:2012/02/19(日) 16:13:38.61 O
>>576
あのPPPのえりりんの家族だからなw
みんなPPPかもw

580 :名無し募集中。。。:2012/02/19(日) 17:25:35.07 O
そしてカメは春ツアー中なのか
久しぶりの舞台楽しんでるのかねw

581 :名無し募集中。。。:2012/02/19(日) 18:11:36.41 0
ノノ*^ー^)<楽しいけどえりぽんのことが心配

582 :名無し募集中。。。:2012/02/19(日) 19:45:40.46 0
春ツアー参加したいw
あとで保全代わりにれなえり編更新します

583 :名無し募集中。。。:2012/02/19(日) 20:10:57.27 0
>>262-264,>>318-322,>>422-430つづき
苦手な方はスルーでお願いします


目を覚ました衣梨奈の目に飛び込んできたのは、見覚えのない照明と天井だった。
此処が絵里の部屋でないことも、まして衣梨奈の部屋でないこともなんとなく分かった。
そうなると、此処はいったい……と衣梨奈は体を起こすと、ズキッと頭が痛んだ。

「いっ……た…」

衣梨奈はだれかのベッドに横になっていたことに気付く。
ひとりで占領して申し訳ないなと思うが、だれの部屋だろう。
初めて見た絵里の部屋とは違い、綺麗に整理、片付けられたこの部屋の主人はだれだろう。

「あ、起きた?」

衣梨奈がベッドから降りると部屋に入ってきたのは、先ほどまで一緒にいたれいなだった。
彼女はジャージ姿に濡れた髪をタオルで拭きながら衣梨奈に笑いかけた。

「もう絵里かなり酔ってたけん、今日はれなン家泊まりぃよ」

衣梨奈は彼女の言葉を噛み砕きながら、必死に記憶を掘り起こす。
そうだ。確か居酒屋で梅酒を飲んでいたら楽しくなって、途中からもう呂律も回らなくなって頭も痛くなって…
それから…それから……?

584 :名無し募集中。。。:2012/02/19(日) 20:11:27.57 0
衣梨奈はまだ少し痛むこめかみをおさえながら、またれいなとキスをしてしまったことに胸を痛めた。
拒むことが出来ないことも分かっているのに、瞬間に頭に浮かんだ絵里のことを思った。
今日、れいなと会っていることを知らない絵里は、いま、なにをしているのだろう?

「まあ風呂入りぃよ、いま空いとぉし」

れいなの言葉に衣梨奈は思考を止めた。
しかし、「風呂」という言葉に衣梨奈はドキッとする。
それは、つまり………

「絵里ぃ?まだ酔っ払っとぉ?」

れいなは「ニシシ」と笑いながら衣梨奈の頭を撫でたあと、化粧水をコットンに沁み込ませていく。
衣梨奈は漸く、自分の置かれている状況を把握した。
内心、冷汗は止まらないが、とにかくあまり不自然にならないようにと、衣梨奈は「うん」と返事をし、立ち上がる。

「お風呂場にジャージ置いとるけん、使いよ」

れいなの言葉を背中に受け、衣梨奈はゆっくりと部屋を後にする。が、すぐに戻ってきた。

「……お風呂、どこだっけ?」

585 :名無し募集中。。。:2012/02/19(日) 20:11:57.32 0
---------


シャワーを浴び、借りたジャージに腕を通しても、衣梨奈にはこの状況を切り抜ける妙案が浮かばなかった。
これからどうするのが正解だというのだろう。
中学生である衣梨奈といえど、この状況が指し示す意味が分からないわけではない。
れいなと絵里の関係が何処まで進展しているのかなど、衣梨奈は知る由もないが、もし「そういう行為」になった場合、衣梨奈はさすがに受け入れるわけにはいかない。
彼女とキスを交わした瞬間、衣梨奈の頭の中には、絵里と、もうひとり、一瞬だけではあるが確かに彼女の笑顔がよぎった。


―――えりぽんっ


そうして笑いかけた聖の姿が、離れない。
ただどうしようもなく、聖に逢いたくなった。
その願いが、いかに儚く、意味を成さないものだと分かっていたとしても―――

衣梨奈はれいなにドライヤーを借り、髪を乾かし始めた。
心臓の音がひどく耳に残る。ドライヤーの音よりも耳障りな心音だけが、衣梨奈の世界のすべてだった。
どうする?どうすれば良い?

どうすればだれも、傷つかなくて良い?

586 :名無し募集中。。。:2012/02/19(日) 20:12:56.17 0
衣梨奈はドライヤーで乾かす手を止めて、ふと目の前にある鏡を見た。
ひどく不安げな瞳を持った亀井絵里が、鏡の中からこちらを見つめている。
22歳の彼女は、14歳の衣梨奈にどうしてほしいのだろう?
14歳の衣梨奈は22歳の絵里として、どうすべきなのだろう?

「これ……ありがとう」

衣梨奈はドライヤーをれいなに手渡すと、れいなはひとつ頷き、それを取る。
彼女は鼻歌交じりに寝る準備をしていた。
それは至極当然の行為でしかないのだけれど、その先にあるかもしれないひとつの可能性が見え隠れし、衣梨奈の心臓が鷲掴みにされる。

再び鏡の中の自分を見る。
亀井絵里の瞳に映るのは、紛れもなく亀井絵里でしかない。
その奥にある生田衣梨奈はただその運命を受け入れるしかないのだろうか。
これほどに心が揺れ、魂が叫んでいるというのに―――

587 :名無し募集中。。。:2012/02/19(日) 20:13:37.58 0
衣梨奈がふと目を閉じた瞬間、背中に温もりを感じた。
その温もりが、れいなのものだと気付いたとき、衣梨奈は泣き出しそうになるほどの安心感と切なさを携えた。
れいなは衣梨奈をそっと抱きしめ、首元に回した腕の力を心なしか強める。

「…なんか、悩んどぉと?」

耳元で囁かれた言葉に、衣梨奈は思わず声を詰まらせたが、奮い立たせるように「なんで?」と聞く。
れいなは衣梨奈の肩に顎を乗せて言葉を紡ぐ。耳にかかる甘い吐息に、衣梨奈は、震える。

「……泣きそうやから」

甘くて優しいその言葉が胸を真っ直ぐに射抜く。
衣梨奈は回されたれいなの腕をそっと握る。もう、なにもかも話してしまいたくなる。
この温もりの中、たったひとりで抱えてきた痛みを、苦しみを、寂しさを、解放してしまいたかった。
だけど、もし話してしまえば、傷つくのは、れいなであり絵里であった。
本当に好きじゃない人にキスをしてしまった後悔を、れいなに背負わせたくなかった。
もうこれ以上、だれにも泣いてほしくなかった。

「なんでもないよ。だいじょうぶだよ、れいな」

だから衣梨奈は、自分の中で溢れそうになった感情にキツく蓋をし、れいなに精一杯笑いかけた。
れいなもその表情を見て、それ以上は追及することなく、優しく衣梨奈の頭を撫でた。

「寝よっか」

その言葉に衣梨奈は頷き、ふたりはベッドへと入った。
照明を消したあと、部屋には真っ暗な静寂が落ちた。

588 :名無し募集中。。。:2012/02/19(日) 20:14:12.93 0
今日は此処までになります

589 :名無し募集中。。。:2012/02/19(日) 20:47:29.25 O
>>588
つ、ついにえりぽんが‥‥大人の階段昇るのくゎあああああああっ!

590 :名無し募集中。。。:2012/02/19(日) 21:58:17.09 O
おー!次回が楽しみ!

591 :名無し募集中。。。:2012/02/19(日) 23:10:11.96 0
お休み前の保

592 :名無し募集中。。。:2012/02/19(日) 23:37:29.61 0
告白編作者です
娘。八王子遠征から戻りました〜

帰ってきて第9回の途中まで書いたんですがさすがに疲れが…
明日あたりに何とかあげられそうなのでお待ち下さい

593 :名無し募集中。。。:2012/02/19(日) 23:51:29.32 0
おつおつ
ベリキューも明日あげようかなー

後ベリキュー書き手の私はベリ座間行きます

594 :名無し募集中。。。:2012/02/20(月) 00:56:12.72 O
お疲れ様です!
ゆっくり待ってますよー

595 :名無し募集中。。。:2012/02/20(月) 02:25:07.36 0
告白編&ベリキュー作者さんお疲れさまです!
まったり待ってますよ

おやすみなさい

596 :名無し募集中。。。:2012/02/20(月) 07:20:11.01 0
あげとく

597 :名無し募集中。。。:2012/02/20(月) 10:12:03.34 0
『ガキさんの告白編』第二部第9回をこの後投下します
最終回の1回前になります

598 :名無し募集中。。。:2012/02/20(月) 10:13:48.48 0
『ガキさんの告白編』第二部

第9回 光井愛佳

「私がよく見る夢はこんな感じ。最近は毎日見てて、少しずつ変化していってる。えりぽんは?」
「へ?あ、はい!」
私に話を振られて、半ば呆然としていたえりぽんがようやく我に返った。
「実は…私が見てるのも亀井さんと全く同じなんです。見覚えがない建物から女性が出てきて、小さな女の子と話す場面が出てくるようになったのも一緒です」
私とえりぽんは顔を見合わせた。
「どういうことなんだろ?入れ替わってる私たちが同じ夢を見るなんて何か意味がありそうだけど…」
「そうですね…」
うーん、と二人で考え込むがいくら考えても分からないものは分からない。

「そうだ!私たちの事情を打ち明けてる人に相談してみるっていうのはどうでしょう?」
えりぽんがこれぞ名案とばかりに提案した。
「誰に?ガキさんか安倍さん?言っちゃなんだけどガキさんより絵里の方が頭いいと思うんだ。安倍さんもそういう方面は…」
「いや、亀井さんよりは…。あ、すみません」
えりぽんの中で私はどんな評価なんだ。少々むくれ気味に聞き返す。
「じゃあえりぽんは誰に相談したらいいと思うの?」
「光井さんがいいんじゃないかと思います。冷静で的確な判断をしてくれそうですし」
「愛佳かぁ。確かにいいかもしれない」
愛佳、しっかりしてるからなぁ。私はえりぽんの言葉に肯いた。

599 :名無し募集中。。。:2012/02/20(月) 10:15:01.03 0
早速愛佳に今夜えりぽんと家に遊びに行っていいかメールしてみると、数分後OKの返信が来た。
そしてその夜。私とえりぽんは愛佳の家に向かった。
インターホンを鳴らすとすぐに愛佳が出迎えてくれた。
「亀井さんいらっしゃい。生田も」
「ごめんね愛佳。急にお邪魔して」
「すみません光井さん」
「全然大丈夫ですよ。二人ともどうぞ♪」
愛佳に促されてえりぽんと家にあがり、三人で愛佳の部屋に向かった。

出されたお茶を飲み、落ち着いたところで私は切り出した。
「今日急にお邪魔したのはちょっと愛佳に聞いてもらって意見を聞かせてほしいことがあるからなんだけど…」
「はい。私でお役に立つなら」
それから私は少し前から私とえりぽんが同じ夢を続けて見るようになったことについて分かっている範囲で詳しく話した。
愛佳は最初は驚いたような顔をしていたが、次第に真剣な表情になって話を聞いていた。
「と、こんなところなんだけど、どう思う?やっぱり何か意味があるのかな?」

600 :名無し募集中。。。:2012/02/20(月) 10:16:45.35 0
私が話し終えると愛佳は考えをまとめているようだったが、やがてえりぽんに質問した。
「生田が見た夢も亀井さんの話と全く同じ?どんな細かいとこでもいいから違うところはない?」
えりぽんはそう聞かれてしばらく考え込んだ。
「そうですね…。亀井さんと全く同じです」
えりぽんの答えに愛佳は肯いた。
「これは私の意見なんですけど…」
そう前置きして愛佳は話し始めた。
「夢には色んなパターンがあります。自分の心のストレスなんかを取り除くために無意識が作り出した気晴らしの映像、病気や事故の警告、人生のヒント…。ここまではいいですか?」
私もえりぽんも肯いた。それを確認して愛佳はさらに続けた。
「お二人が見た夢の舞台が全く知らない場所というのが気になりますね。忘れているだけかもしれないし、誰かから聞いた話を想像で補ってるのかもしれませんけど。
それにしても二人全く同じっていうのも不思議です。そこでポイントになりそうなのが登場人物です。建物から出てきた女性と小さな女の子が誰なのか。知っている人物なのか。
それが分かれば何かが見えてくるかもしれません」
愛佳の話が終わると、私とえりぽんはほっと息をついた。二人とも無意識に息を詰めて聞いていたみたいだ。
「ありがと愛佳。参考になったよ」
「私も専門家じゃないので的確な意見かは分かりませんけど。これからはもし同じ夢を見たら起きてから気付いたことをメモしておいた方がいいかもしれませんね」
「うん、そうする」
「分かりました」
それから少し三人で雑談して、時間も遅くなったので帰ることにした。


601 :名無し募集中。。。:2012/02/20(月) 10:18:58.03 0
−同じ夜−
私はまたあの夢を見ていた。
見覚えのない建物から女性が出てきて女の子と話すところまでは同じだったが、その後に変化が現れた。女性の話し声が次第にはっきりと聞こえるようになってきたのだ。
「…いてあげたいけど、お姉ちゃんすぐに行かなきゃいけないの。ママの近くに行っておいで」
ん?なんかこの声、聞き覚えがあるような…。私は夢の中で思い出そうと必死に考えていたが、次に女の子が言った言葉は衝撃的なものだった。

「うん。ね、お姉ちゃん新垣里沙ちゃんでしょ?」

えっ?その瞬間、ぼやけていた女性の顔が急に鮮明に見えた。それは今よりも少し幼さは残っていたが、間違いなく新垣里沙その人だった。

「ガキさん!!」
思わず叫んだところで目が覚めた。
私はベッドの上で大きく息をついた。
なんでガキさんが…。いや、もう安倍さんと入れ替わった後?しばらく考えていたが、私はとにかく夢の内容をノートにメモした。
「えりぽんも同じ夢見たのかな?それに、ガキさんと安倍さんにも何か覚えがないか聞いてみなきゃ」
私はそう呟いて、まずはえりぽんへの確認のメールを打ち始めた。


602 :名無し募集中。。。:2012/02/20(月) 10:21:56.71 0
『ガキさんの告白編』第二部第9回は以上です
次でいよいよ最終回です

だいぶ長くなりましたがもし好みに合いましたら最終回もお読みいただければ嬉しいです


603 :名無し募集中。。。:2012/02/20(月) 12:06:10.44 O
なるほどなるほどー
次も楽しみ!

604 :名無し募集中。。。:2012/02/20(月) 12:39:24.86 0
おおなんか面白い展開だ

605 :名無し募集中。。。:2012/02/20(月) 13:41:59.28 O
ハッピーエンドになりますように

606 :名無し募集中。。。:2012/02/20(月) 15:19:49.27 0
最終回期待

607 :名無し募集中。。。:2012/02/20(月) 17:22:17.18 O
どんなラストかな

608 :名無し募集中。。。:2012/02/20(月) 19:18:48.24 0
ネプリーグ中ですね
ベリキュー投下しますよ

609 :名無し募集中。。。:2012/02/20(月) 19:22:12.38 0
ベリキュー第三話
前回まで>>513-515


最初は勢いと直感だけで何にも考えずに舞美ちゃんに相談しちゃったけど、今考えてみれば舞美ちゃんに相談して良かった。
舞美ちゃんが絵里たちの理解者になってくれそうだしね。


そして、今日のリハ内容もすべて終了しハロ−!のメンバーは帰る支度をしている。

「えりぽん、先帰るね〜お疲れ〜。」
「えりぽん、お疲れ〜!」

9期の里保ちゃんと聖ちゃんが絵里に声をかけて帰り始めた。
これに続いてガキさんやさゆなどの先輩メンバーや、10期のメンバーも絵里より先に帰っていく。
あ、絵里、やっぱ支度遅いなぁ・・・。

なんて思っていると、℃-uteの舞美ちゃんと岡井ちゃんと目が合い、会釈をしてきた。

「お疲れ様です!」

絵里が先に声を発すると、二人がそれに対して・・・

「えりぽん、お疲れ〜!」
「お疲れ様・・です!」
「え?あははぁ〜なんで舞美ちゃん、えりぽんに敬語なの〜?」
「えっ、あっ、いや、ほらぁ!たまには丁寧に言ってもいいでしょ。ついね、敬語がでちゃった!」
「え〜、舞美ちゃんホント天然だよね〜。ね〜えりぽ〜ん。それじゃあね〜。」


610 :名無し募集中。。。:2012/02/20(月) 19:22:52.64 0
「ば、ばいばい〜!」

ちょっとちょっと舞美ちゃん、ぎこちなさ過ぎだよ。
岡井ちゃんだから良いようなものの、鋭いメンバーだったら気づくかもよ?
だけど舞美ちゃんは帰り際に、彼女の右手の親指と小指を立てて電話をする真似をし、「今日の夜頑張ってください!」と言いたげなジェスチャーをしてくれた。
絵里、今日の夜頑張るよ。舞美ちゃん、ありがとう。



その夜・・・
絵里は本当の我が家である亀井家へと帰宅し、えりぽんに今日のことを説明した。

「え、亀井さん、亀井さんの例え話がストレート過ぎて、そんなんじゃ矢島さんに簡単にばれるに決まってますよ!」

ほら言われた。このセリフ、言われると思っていたよ絵里。

「とりあえず、今日のガキさんからの電話はえりぽんが出よう。」
「えぇ、でも、えりが出ても大丈夫ですか?」
「大丈夫、絵里が一緒にいるから、安心して。」
「はい、わかりました。」


611 :名無し募集中。。。:2012/02/20(月) 19:23:07.85 0
えりぽんって意外に度胸あるよね、入れ替わったからかな?
でも、絵里と9歳くらい離れてるのにこういう度胸はすごいと思うんだよね。

えりぽんが決心してすぐにえりぽんがガキさんに朝の返事をし、もう少しでガキさんから亀井絵里の携帯電話に電話がかかってくることになった。


な〜みだ〜のか〜ずだ〜け♪え〜がお〜が♪

亀井絵里の携帯の着信音がなった。。。。。

二人の緊張感は最高潮に達し、着信音と二人の心臓の鼓動の音だけが部屋に鳴り響いているようだ。
ゴクッ・・・
二人は唾を飲み込み、えりぽんは携帯を手にとった。

「はい、もしもし・・・。」


612 :名無し募集中。。。:2012/02/20(月) 19:24:05.33 0
>>609-611
今回はここまでです
ちょっと短かったですけどここできらないとクライマックスまでいきそうだったので切らせて頂きました
いつも読んで頂いてる方はありがとうございます

613 :名無し募集中。。。:2012/02/20(月) 20:31:16.25 0
おつおつ!
こっちもラストが気になるね

614 :名無し募集中。。。:2012/02/20(月) 21:37:35.09 O
読む前のほ

615 :名無し募集中。。。:2012/02/20(月) 22:29:03.67 0
ノノ*^ー^)<あげると

616 :名無し募集中。。。:2012/02/20(月) 22:34:52.24 0
ノノ*^ー^)<亀井さんより新垣さんのこと好きです

617 :名無し募集中。。。:2012/02/20(月) 22:41:04.86 0
|||9|`_ゝ´)<むむ…

618 :名無し募集中。。。:2012/02/20(月) 22:56:19.69 0
近々現場行くひといないかな?

619 :名無し募集中。。。:2012/02/20(月) 23:04:49.15 0
いわゆる正統派ですが行きますよーw

620 :名無し募集中。。。:2012/02/20(月) 23:06:08.86 0
でもきっとこのスレは娘。ヲタの方だからウルトラスマートにいくのでしょう

621 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 00:20:28.49 0
ちょっと早いがおやすみの保

622 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 00:31:59.18 O
>>620
むしろ娘。の現場で手一杯だよw
仕事が土日は休みって決まってないからね

623 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 02:15:23.31 O
寝るまえのほ

624 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 06:14:47.77 0
新作まち

625 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 08:59:08.54 0
いってきますの保

626 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 10:31:18.58 0
なんちゃってれなえり>>262-264,>>318-322,>>422-430,>>583-587つづきです
苦手な方はスルーでお願いします


肌を滑っていく指先が愛しかった。
ほんの少しでも触れられるたびに、体は敏感に反応し、甘い声を上げる。

「んっ……」

れいなの舌が絵里の首筋を這っていく。
軽い音を立ててそこにキスをしていくと、絵里は堪らなく切なくなり、れいなの頭を両手で抱えた。

「くすぐったい…」

絵里がそう言うと、れいなはひょいと顔を上げ、「それだけ?」と聞いた。
からかっているようなその笑顔に、絵里は顔を赤く染め、「それだけだもん」と返す。
れいなはいたずらっ子のように笑い、首筋から耳元へと唇を移動させる。
熱っぽい吐息がかかり、絵里の体はぞくぞくと震える。

627 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 10:31:37.65 0
「やっ……!」

耳を舌で舐められたかと思うと、れいなの手は絵里の胸に触れる。
服の上からそっと揉まれ、絵里の体はピクッと反応した。
緩急をつけるれいなの手に翻弄され、絵里の息も段々と上がっていくのが分かる。もう、直接、触れてほしい。

「もう、硬くなっとぉよ?」
「っ……ばか」

れいなの言葉に反発したのも束の間、彼女の手はするりと服の下へと入ってくる。
下着を着けていないそこに直接触れると、絵里の体を快感が駆け抜ける。硬くなった突起を弾かれ、絵里は「んっ!」と声を上げた。
れいなは絵里に噛みつくようにキスをして唇を貪ると、絵里もそれに応える。
互いの口内を舌が行ったり来たりするたびに、暗い室内に音が響き、さらにそれが脳を刺激し、ふたりを駆り立てていく。

「んっ…れーな……れーなぁ」
「はぁ…なん?」
「も…あっ……ねぇ…」

肩で息をしながら瞳で訴えると、れいなは困ったように笑い、額にキスをした。
れいなの指先が絵里の胸、脇腹、腰をなぞっていき、ゆっくりと下腹部に触れた。

628 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 10:32:13.04 0
---------


瞬間、目が覚めた。
絵里の心臓は高鳴り、呼吸も微かに上がっていた。

「……夢かぁ…」

絵里は困ったように、そして情けなくなって自嘲気味に笑い、時計を見た。
夜中の3時を回ったところ。まだまだ起きるのには早すぎて、そっと目を閉じる。
最近、こんな夢を見ることが多い。シアワセで、戻りたくて、だけど戻れる確証のないあのときの夢。
記憶のひとつとして絵里の心にも刻まれた瞬間に、絵里は溜息をつく。

れいなに、逢いたかった。

逢いたくて、触れたくて、その名を呼んでほしくて、またキスしてほしかった。

絵里は未だに高鳴る心臓を必死に抑えようと深く息を吐いた。
あんな夢を見たせいで興奮しているのかと絵里はそっと胸に手を当てた。

629 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 10:32:39.59 0

絵里は思わずドキッとする。
衣梨奈の、14歳の中学生の胸は、絵里と同じように柔らかくて温かかった。
絵里が中2の頃ってこんなに大きかったっけ?と思いながらも、その手を動かすことが出来ない。

絵里はもう、気付いていた。下着の中、下腹部は熱を帯び、脈を打っていることを。
何日か連続であんな夢を見たせいか、単に絵里が、もしくは衣梨奈の身体が欲求不満なのだろうか。

絵里はそっと右手をパジャマのズボンへと持っていく。
しかし、そのまま下げることはせず、顔の横に持ってきて「ばか…」と呟いた。


体の熱はまだ、冷めそうになかった。

630 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 10:33:03.01 0
此処までになります
一応次でラストの予定です

631 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 11:31:23.02 O
おおおおつ!
欲求不満なのかえりりん…w

632 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 13:10:54.10 0
ひるのほ

633 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 14:59:32.64 O
れなえりエロいw

634 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 15:05:47.83 0
待ってました!
wktk

635 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 15:36:43.64 0
れなえりきてたー!
最後も楽しみにしてる!

636 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 16:46:39.02 0
これはいいですよおおおおおおおお

637 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 17:28:11.53 0
この後『ガキさんの告白編』第二部第10回(最終回)を投下します
かなり長くなっちゃったので2回に分けて投下したいと思います

638 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 17:30:09.29 0
『ガキさんの告白編』第二部

第10回 佐藤優樹(1)

えりぽんからは自分もほぼ同内容の夢を見たという返信が返ってきた。
続けて私はガキさんと安倍さんに連絡を取り、今日娘。のイベントの打ち合わせが終わる頃に会社に来てくれるように頼んだ。
幸い二人とも予定が空いており、OKの返事が来た。

そしてイベントの打ち合わせが終わった後、私とえりぽんが会社の空いている会議室で待っているとほどなくガキさんと安倍さんがやって来た。
「亀ちゃん、生田、久し振り〜!」
「元気にしてた?」
にこやかに挨拶する二人に私は椅子を勧めた。
「今日はわざわざ来てもらってすみません。そこの椅子に座って下さい」

4人で向かい合って座り、落ち着いたところで私は話を切り出した。
「実は、今日ガキさんと安倍さんに来てもらったのは、これから話すことについて何か知っていることがあったら教えてほしいからなんです」
それから私は、私とえりぽんが見ている不思議な夢についてできる限り詳しく話した。
話を聞き終えて、ガキさんも安倍さんもしばらく考え込んでいた。
やがて安倍さんが私とえりぽんを交互に見て言った。
「もしかしたら私かガキさんが体験したことかもしれないけど、せめて時期が分かれば…。
亀ちゃんも生田も、どんな細かいことでもいいから何かいつ頃か特定できそうなことが出てきてないかもう一度考えてみて」
そう言われて私とえりぽんはもう一度今まで見てきた夢について記憶を辿ってみた。


639 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 17:34:19.89 0
「だめ。私はいくら考えてもいつ頃か分かるヒントになるようなことも思い出せない。えりぽんはどう?」
えりぽんはまだ考えていたが、やがてハッと顔を上げた。
「あ、そういえば…。昨日の夢で目が覚める直前にかすかに"安倍さぁん!"って呼ぶ声が遠くで聞こえたような」
それを聞いてガキさんも安倍さんも再び考え込んだ。
「…やっぱり何度考えても覚えがない。忘れちゃってるのかもしれないけど」
ガキさんは首を振って答えた。安倍さんも首をひねっていたが、何かを思い出したように目を見開いた。
「あの時かも。ほら、私とガキさんが入れ替わった札幌での記念隊のツアー千秋楽の時」
「それは覚えてますけど、私、そんなちっちゃい女の子と会った記憶ないですよ?」
怪訝な顔をするガキさんに安倍さんは言った。
「ガキさんじゃなくて、入れ替わった後に私が確か外の空気を吸いに出た時にそんな女の子と会ったような気がするの」
「そんなタイミングの場面を夢に見るっていうことは、やっぱり何か入れ替わりについて重要な意味を持ってるのかもしれないですね!」
えりぽんが興奮して身を乗り出す。
「でも、確かに意味はあるんだろうけど、この夢が何を示してるのか分からなきゃどうしようもなくない?」
ガキさんの冷静なツッコミにえりぽんも沈黙した。

640 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 17:35:38.98 0
その時。部屋の隅にあった段ボール箱が突然ガサガサと動き出した。
「えっ?」
「なになに?」
4人がパニックに陥りかけた時、中から出てきたのはまぁちゃんこと10期メンバーの佐藤優樹だった。
「ふわぁ…。よく寝た!」
唖然とする4人に気付かずのん気に伸びをするまぁちゃん。
「まぁちゃん何してんの?」
私が聞くと、まぁちゃんはようやく4人に気付いた。
「あ!みなさんどうしたんですかぁ?まぁちゃんはくどぅーとかくれんぼしてて寝ちゃったんです。えへへ」
呆れる私たちをよそににこにこしていたまぁちゃんだったが、ふと安倍さんの方を見て言った。
「そういえば今思い出したんですけど、4年か5年くらい前に札幌で会いましたよね、"安倍さん"」
「えっ、なんで?というかあの女の子がまぁちゃん?!」
まぁちゃんは今度は安倍さんの姿のガキさんを見た。
「"新垣さん"、はじめまして。やっと見つけました!」
私は恐る恐るまぁちゃんに聞いた。
「まぁちゃん、もしかして安倍さんとガキさんが入れ替わってるの分かるの?」
「はい!あ、それと、亀井さんと生田さんはなんでお互いの中に隠れてるんですかぁ?まぁちゃん見つけちゃった♪」

次の瞬間、視界が歪み、真っ白になった。


641 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 17:37:11.10 0
まずはここまでにします
残りも時間を置いて投下します!

642 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 18:00:35.70 0
おぉガキさん告白編のキーマンはやはりまぁちゃんでしたか
続き期待してまっせ

643 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 18:43:22.68 0
『ガキさんの告白編』第二部最終回の続きを投下します


644 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 18:46:13.04 0
第10回 佐藤優樹(2)

やがて徐々に視界がはっきりしてきて最初に見えたのはえりぽんの顔だった。
「え?」
私とえりぽんは顔を見合わせた。
「もしかして…戻った?」
「そう…みたいですね」
じわじわと実感がわいてくる。えりぽんの目にも涙がにじんでいる。
「えりぽん!」
「やったぁ!亀井さん!」
私はえりぽんと泣きながら抱き合った。

落ち着きを取り戻してガキさんと安倍さんの方を振り返ると、二人は呆然とした様子で見つめ合っていた。
「安倍さん、ガキさん、もしかして二人も…」
私の言葉に二人が涙を溢れさせながら肯いた。
「安倍さん!」
「ガキさん!」
二人はしっかりと抱き合った。私もえりぽんも、安倍さんとガキさんの約5年という時間を思い涙した。


645 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 18:48:46.53 0
「あのぉ。まぁちゃん、何か悪いこと言いましたか?」
私たちの様子をぽかんとして見ていたらしいまぁちゃんが恐る恐る言った。
安倍さんが笑ってまぁちゃんの頭を撫でた。
「そうじゃないよ。まぁちゃんのおかげでみんなが幸せになったんだよ」
まぁちゃんは意味が分からず首をかしげていたが、やがてにっこり笑った。

「安倍さん、『まぁちゃんのおかげ』ってどういうことですか?」
安倍さんの言葉を不思議に思い、私はたずねた。
「これは私の推測なんだけど…。まぁちゃんは心がピュアでまっすぐで、人の心を見通せる不思議な力があるの。
たぶん5年前のあの時に私の心がガキさんの中にあるってまぁちゃんは見抜いてた。それから長い間忘れてたけど、今が思い出す時期だった。
その前兆が亀ちゃんと生田の夢。そしてさっきまぁちゃんは思い出した」
私は肯きながら、さらにたずねた。
「じゃあ、私たちが元に戻ったのは?何か考えられることはありますか?」
「うーん。これも推測になっちゃうけど、まぁちゃんが私たちの心の居場所を正確に見通して『見つけた』って言ったのがキーになったのかもしれない」
私とえりぽん、ガキさんはそうかもしれないと肯きながら聞いていたが、一人まぁちゃんは首をかしげていた。
「よく分かんない」
まぁちゃんのキョトンとした顔に私たちは噴き出した。
「まぁちゃん、私たちとお祝いのご飯に行こう!」
ガキさんが笑いながらまぁちゃんに言った。

646 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 18:55:58.52 0
食事に行く途中、手をつないで前を歩くガキさんと安倍さんとまぁちゃんを見ていると、並んで歩いていたえりぽんが話しかけてきた。
「亀井さん」
「うん?」
「娘。やめないですよね?」
「え?」
「私たち元に戻ったし、体のこともあるし、亀井さんもう卒業しちゃうのかと思って。私、まだまだ亀井さんと一緒に活動したいです。やめないで下さい!」
真剣な表情のえりぽんを見つめていた私は、笑って言った。
「私が元に戻ったからって娘。を放り出してやめると思う?やめないよ。復帰するからにはとことんやろうって決めたから。それに、助けてくれたさゆやれいなや愛佳、メンバーみんなにも恩返ししなきゃね」
えりぽんは嬉しそうに笑い、私の手を握った。

「カメ、生田、早くー!」

「行こう、えりぽん!」
「はい!」
私とえりぽんは手をつないでガキさんたちの方へ向かって走り出した。

『ガキさんの告白編』第二部・完


647 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 19:03:21.29 0
『ガキさんの告白編』はこれで完結です
キーパーソンをまぁちゃんにする構想はエピソードゼロの時から何となく考えていてまぁちゃんを登場させて伏線を張ってみました
途中メンバーリレー形式をとりつつ物語を進めるのに苦労しました

かなり長編になってしまいましたが読んで下さった方ありがとうございました!
もし楽しんでいただけていたなら嬉しいです
また何かネタが見つかれば書いてみたいと思います

648 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 21:03:59.80 0
おつおつ!

649 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 21:39:10.85 0
>>647
おもしろかった!
ちょっと半泣きなんだがw

650 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 21:45:38.40 0
乙!!
すごくジ〜ンとなったよ

651 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 22:02:55.99 0
告白編完結乙です
何も分からずきょとんとしているまぁちゃんがかわいすぎ
あとはこの後の後日談書いてもいいかも

652 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 23:26:16.77 0
おつですわ〜ベリキューも後であげます

653 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 23:33:27.62 O
>>652
おおっ

パンツ脱いだ方が良い?

654 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 23:41:52.54 0
>>653

ねーぇねぇもっと パンツ脱ぐ系のほうがお好みでーすかー?♪

655 :名無し募集中。。。:2012/02/21(火) 23:42:49.00 O
>>654
男なら当たり前っ!

656 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 01:42:55.80 0
待ち

657 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 02:44:27.81 O
告白編おつ!
読んでて楽しかったよー

ベリキュー編も待機中

658 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 04:18:27.23 O
ノノ*´ー`)<まだ眠いっちゃん

659 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 06:34:36.79 O
|||9|^_ゝ^) <おーはー!
ノノ*^ー^)<それえりなのセリフ!

660 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 09:11:20.08 0
ベリキュー編昨日あげられなくてすいません
本日中にあげます

661 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 11:50:02.42 0
>>647
告白編おつでした!新しい切り口でしたしハッピーエンドで良かったです!

>>660
ベリキュー編もおつですよー
ゆっくり頑張って下さい

662 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 14:04:17.87 O
楽しみ

663 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 15:35:54.86 O
ひるのほー
作品待ってますよ

664 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 16:15:23.95 0
れなえり編>>262-264,>>318-322,>>422-430,>>583-587,>>627-629つづきあげます
苦手な方はスルーでお願いします


同じベッドに入ってから、衣梨奈の心臓はさらに高鳴った。
この状態は眠れるようなものではなかった。明日は寝不足に陥るのだろうかと考えていると「絵里…」と声が響いた。
衣梨奈が目を開くと、暗闇の中、れいなが左手を伸ばし、絵里の頭を撫でていた。
どうしてだろう、彼女に頭を撫でられると心が落ち着いていくのが分かる。
確かに切なくて哀しくて、痛みすらもそこにはあるのに、それでも衣梨奈は、安心できる。

「ちゃんと、休めとぉ?」

予想だにしなかった言葉に衣梨奈は思わず「え?」と返す。
れいなは心配そうに、だけど無理に笑顔をつくり、「なんかさ」と続けた。

「ホント、がんばってきたやん。いままで、ずっと」

れいなの言葉に衣梨奈は静かに頷く。
8年間という長い間、モーニング娘。に在籍し、ステージ上で輝きを放ってきた絵里。
衣梨奈は一緒に活動することはなかったが、DVDなどでその姿をなんども見てきている。
キラキラと輝いて、笑顔で弾けて、まるで少年のように走るその姿は、普段の絵里からは想像できなかった。

「コンサート前のリハとか、ダンスレッスンとかメッチャ大変やったやん」

そうしてれいなは衣梨奈の頭から頬へと手を滑らせたかと思うと、肩を抱き寄せた。
衣梨奈はふわりとれいなの腕の中におさまった。
れいなの香りが全体に広まり、その温もりに包まれる。柔らかくて、だけど少しだけの痛みも、そこには含まれている。

「だけんさ、あんま、悩んでほしくないっちゃん。いまは」

665 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 16:16:20.48 0
れいなの言葉は温かい。
9期メンバーや10期メンバーが加入してから、れいなは丸くなったと言われている。
モーニング娘。に加入した当初はもっとギラギラとしていて、ナイフのように鋭く、それでいて脆さも携えていたのだと絵里は言った。
そんなれいなを衣梨奈は知らない。
衣梨奈の知るれいなは、先輩として厳しく指導する時もあるけれど、優しく笑っていることも多い人だった。
小学生や中学生が増えたこと、上に立つメンバーとしての自覚ができたこと、成長したことなどがその理由かもと絵里は笑った。

でも、それだけではなかった。
いまれいなの発している言葉に乗せられた温もりや重みは、単に丸くなったからではない。
れいながその気持ちを向けている相手、それがただひとりの絵里であるからこそだと衣梨奈は思う。
好きな人には触れたいし、優しくしたいと思う。
だかられいなは、こんなにも柔らかい言葉を渡せるのではないかと衣梨奈は感じた。

「だいじょうぶだよ…」

衣梨奈の言葉にれいなは優しい瞳を向ける。
その大きな瞳に見つめられるのは、どうしても慣れない。
すべてを語ってしまいそうになる力を持った瞳に、吸い込まれそうになる。
必死に弱気になった自分を奮い立たせて衣梨奈は口を開く。

「なにかあったら、れいなに言うから」

信頼を裏切りたくはなかった。
騙したくもなかった。
だけど、こう言う以外に、衣梨奈には術がなかった。
取り繕うことも、うまく切り返すこともできない以上、打つ手は限られている。
その場しのぎの急造の言葉を並べたところで、だれもが傷つかなくて済むわけもないけれど。

666 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 16:16:48.55 0
「……じゃあ、ひとつだけ…教えて」

れいなの言葉は随分間延びしていた。
久しぶりにお酒を飲んだせいか、もう夜が遅いせいか、衣梨奈の温もりを感じているせいか、れいなの瞼は閉じかけていた。
絵里の身体に触れられる喜びを感じているのであれば、そのまま眠ってしまった方が、よほど彼女のためになる気がした。
衣梨奈はもう聞き返すこともせず、その目だけで「なに?」と訴えた。衣梨奈ももう、随分眠かった。
れいなはそれを気付いているのか定かではないが、れいなは大きなあくびをした。
その姿はさながら、眠りにつく寸前の猫そのものだった。

「どして、れなンこと……さいきん…」

れいなは次の言葉を紡ごうと小さく息を吸った。
だが、少し待っても続きが聞こえてこず、衣梨奈が顔を上げると、れいなは完全に目を閉じていた。
あれ?と思ったときには、規則的な寝息が聞こえてきた。どうやら眠ってしまったようだ。
衣梨奈は寂しそうに笑ったあと、瞼を閉じた。れいなの腕の中、ゆっくり眠れそうだと思考を閉じた。
想像していた「そういう行為」にならなかったことを、心の底から安堵した。

667 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 16:17:24.63 0
---------

別に、確信があったわけじゃないっちゃん。
だから改まって聞くのもおかしいかなと思って、結局なんも言えんかった。
そういうところがヘタレって言われる理由やっちゃろかって思ったりもするっちゃけん。

でも、もし聞いたところで、なんか変わってた気もせんよ。
こんな確証もない話、絵里自身が気付いてなかったら、なんかれなバカみたいやし。


れいなはすっかり夢の中を泳いでいる彼女を見ながら、ぼんやりと頭の中でそう繰り返す。
自分が核心に触れなかったことにいくら理由をつけたところで、結局は聞きそびれたのは事実だ。
下手くそな寝る芝居までしておいて、本当にヘタレにも程があると眉をかいた。

―ねぇ、絵里……

れいなは腕の中の彼女にそう問いかけた。

―どうして最近、「れーな」やなくて「れいな」って呼ぶと?

668 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 16:18:13.94 0
たったそれだけのことだ。
いや、実際には、あの日から少しだけ気になっていることはある。
絵里が久しぶりに事務所に顔を出したあの日、僅かな違和感が頭の片隅に残り、ぼんやりとした輪郭を成して広がった。
なにが?と聞かれれば即答できないほどの些細なズレ。

くだらないと一笑に付されてもおかしくないほどの直感は、その直後に会った後輩のおかげでさらに明瞭になる。
なにかに悩んでいるようだった生田衣梨奈は突然泣き始めた。その理由は未だに分からない。
あれからなんども衣梨奈とは顔を合わせているが、互いにその話を避け、結局、れいなは衣梨奈に理由を聞くことはできないでいる。

「ごめんなさい」と口にしたあと、胸に飛び込んで涙を流した衣梨奈。
別れる寸前は、その涙を拭いて必死に笑顔をつくってれいなに手を振った彼女の姿が、一瞬だけ、絵里と重なった。
頭の片隅にあった靄が広がったのはそのときだった。


「………まさか、ね」


一瞬だけ、本当に一瞬だけ浮かんだ仮説を振り払うように、れいなは目を閉じた。
そんなことあるわけない。あってたまるものかとれいなは彼女を抱く腕の力を強めた。
腕の中の絵里は、まだ夢の中を泳いでるものの、一瞬だけ甘い声をあげる。
その声にほんの少しだけ欲情したものの、心の焔を鎮めるように、れいなは深く息を吐いた。

絶対に、そんなのあり得ないのだと、なんども心に刻むように唱え続けた。

669 :名無し募集中。。。:2012/02/22(水) 16:18:49.94 0
なんちゃってれなえり編一応の終了でございます
前回同様に気が向けばまた何処かで続きますがいまは本腰入れて本編の続き書きますw

282KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

0ch BBS 2005-12-31