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ノノ*^ー^) えりがナマタでえりながカメで |||9|‘_ゝ‘) Part2
1 :
名無し募集中。。。
:2012/01/01(日) 15:36:31.29 O
◇ふとしたはずみで生田衣梨奈と亀井絵里の身体が入れ替わってしまったことから巻き起こるストーリー
身体の入れ替わった二人とガキさんとの三角関係の行方は!?
【プロローグ】
|||9|^_ゝ^) <新垣さん聞いてください!ブックオフで新垣さんの写真集がすっごく安く売ってたんでコンプしました!
( ・e・)<な〜によそれ あたしの写真集が価値がないみたいじゃないの 「安く」は余計!「安く」は
|||9|^_ゝ^) <そんな事ないですよ えりなにとっては大好きな新垣さんのですもん
価値ありありですよ 安くですけどちゃんとお金は払って買ったんですから
お買い物上手って褒めてください あと写真集にサインしてもらって・・
♪〜トラワヨー プサンハンヘー アーイタイー
∩・e・)<はいもしもし おーっ!カメ〜 今夜?いいよ オッケー! んじゃね〜ハーイ・・ ポチットナ
|||9|#‘_ゝ‘)<亀井さんですか?
( ・e・)<えー?あん そーそー
|||9|^_ゝ^) <あっそうだ 今度写真集全部持ってくるんでサインしてもらって・・
(・e・* )〜♪今夜はカ〜メが泊まりにくるから さっさと仕事をおわらすべ〜 ガキカメー!ってか
|||9|^_ゝ^) サイン・・
|||9|^_ゝ^) ・・
|||9|‘_ゝ‘) <いいなぁ〜亀井さんは・・ えりなも亀井さんになりたいなぁ・・
◇とまぁそういうこって この後えりりんと身体が入れ替わったナマタがガキさんと
「ガキカメ〜」と言いながら肛門を広げたり広げなかったり
ナマタと身体が入れ替わったえりりんがガキさんにホッペを
_, ,_
( #・e・) <なんかムシャクシャするのだ
つ<;゜_ゝ゜>⊂ <痛たたたたたたた
ってされたりされなかったり・・
188 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 18:35:40.95 0
それでも絵里は、衣梨奈に返したかった。
自分の肉体を取り戻したいのではなく、彼女に肉体を返したかった。
飼い犬でもないのに、アルを追い駆けて助けてくれたこの子に。
自分に責任を感じ、「すみません」と謝ってしまうこの子に。
犬になってしまった自分に弱音を吐かず、相手のことを考えているこの子に。
絵里を迷わずに追いかけて来てくれた、衣梨奈に。
絵里は不思議な感情を抱きながらも優しく微笑み、アルの肉体を抱きかかえた。
衣梨奈は驚いたような声を上げるが、絵里は「だいじょうぶ」と言うと衣梨奈をその腕で包み込み、自分の眠る病室へと向かった。
189 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 18:36:23.82 0
以上で第3話終了です
次がラストになるかなぁ…
早ければ今夜投下します
190 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 18:39:53.42 0
アホとアホが合体したのですね
色々とどうなる事やら
191 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 18:40:49.42 0
やべええええ
目にうっすら何かが膜を張っている
イイヨイイヨー
192 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 19:01:21.12 0
正統派さんすごいお
193 :
1
:2012/01/05(木) 19:04:01.53 0
トラックに撥ねられそうになったカメをナマタが体当たりして
その衝撃で戻るっていう 元通りになるアイデアのひとつとして書いたんだが
その後オマケで書いたアルと入れ替わる方を本当にストーリーにしちゃうとは・・
どうなっちゃうのコレ?
194 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 19:06:36.52 0
>>1
すごいよ
>>1
それを実際形にできるのもすごいな
195 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 19:16:55.27 0
変態はいずこへ
196 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 20:07:32.75 O
てす
197 :
名無し募集中。。。
忍法帖【Lv=40,xxxPT】
:2012/01/05(木) 20:09:03.68 O
なんか変
198 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 20:11:15.90 0
>>189
乙乙
仕事も早いし素晴らしいですな
199 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 21:07:45.94 0
アル編
>>123-128
,
>>145-154
,
>>184-188
つづきです
生命維持装置に繋がれた「亀井絵里」を見つめながら、絵里はふうと息を吐く。
先ほど病室の前を通った看護師には、今夜はもう面会時間を過ぎたから帰ってほしいと暗に言われた。
ケータイで時刻を確認すると、もう20時を過ぎていたので、それは当然といえば当然であった。
恐らく、先ほどまで此処に居た絵里の両親も里沙もさゆみも、その言葉に従い、帰ったのだろう。
だが、絵里はどうしてもその場から動けずに、眠る絵里を見つめた。
ガラスに手をつけて、「アル…」と呼ぶ。
仮説が正しければ、いまあそこにいるのは飼い犬のアルだった。
絵里の腕に抱かれているアルは、アルではなく、衣梨奈であるのだから、この仮説は恐らく真実になる。
だが、それが立証されたところで解決策はない。
解決策がないために、今日の今日まで、亀井絵里は生田衣梨奈として、生田衣梨奈は亀井絵里として生きていた。
どうすれば良いのかも分からない。
解決策も、手立ても、手がかりさえもない。
入れ替わったメカニズムも、肉体に強い衝撃を受けたことで魂が飛び出た、という以外の説明がつかない。
しかもこのメカニズムは、「恐らく」という前置詞のついただけの、ただの仮説にすぎなかった。
絵里が黙って自らの肉体を見つめていると、腕の中の衣梨奈が寂しく鳴いた。
その声に我に返った絵里は、精一杯の笑顔を見せ、「屋上、行こうか」と囁いた。
このまま此処に居るのは得策とは思えなかった。見回りの看護師に犬を連れている姿を見つけられては、それこそ追い出される。
手立てがない以上、帰ることも策のひとつだったが、どうしても絵里は、病院から離れたくなかった。
絵里はゆっくりと夕刻を過ごした屋上への階段を上がった。
200 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 21:08:37.92 0
病院の屋上から見る夜空は、妙に綺麗だった。
街の明かりが煌々としているにもかかわらず、星が点在している夜空は、そのまま絵里と衣梨奈の未来のようで切なくもある。
周囲は明るいのに、そのせいで、星は見えにくい。
都会の空にある星は、気付いてもらえない絵里と衣梨奈のようで、無性に哀しくなる。
絵里は「はあ」と息を吐いて目を閉じた。冷たい夜風が前髪を遊んだ。
腕の中の衣梨奈は心配そうに見つめるが、もう、笑うことは出来そうにもなかった。
「ねぇ、えりぽん…」
絵里はぽつりと話し始めた。衣梨奈はきょとんとしながらも腕の中から絵里を見つめる。
真っ直ぐな瞳に見つめられるが、絵里はその瞳を交わすことなく言葉を紡ぐ。
「いまなら、返せるかな?」
絵里はそうしてふっと立ち上がり、上って来た階段をじっと見つめる。
此処から転がり落ちれば、少なくとも衣梨奈の肉体を返すことはできそうだった。
確証はないが、このまま此処で燻っているよりも、いっそ飛んでみた方が良いのではないだろうか。
ずっと考えていた。
入れ替わった理由、原因。
それは、やはり自分にあるのではないか。
あの日、絵里が気まぐれで事務所へ行かなければ、こんなことにはならなかった。
衣梨奈がモーニング娘。として活動することが叶わず、挙句にアルの肉体に入ってしまうこともなかった。
絵里はモーニング娘。で活動し、たくさんの仲間に囲まれて充実しているというのに。
かみさまの機嫌を損ねるようなことをした覚えはないが、それでもこのままで良いなんてことはない。
いまなら、返せる。此処から落ちれば、きっと、と、絵里には直感があった。
201 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 21:09:15.33 0
絵里は階段の前に立つ。
先の見えない暗闇が目の前に広がり、一瞬絵里は心臓が締め付けられる。
腕の中で「くぅん」と鳴く声がし、瞼を閉じると、あの優しい衣梨奈の笑顔が浮かんできた。
「だいじょうぶだよ、えりぽん。きっと返せるから」
もう、半ば自棄になっていたのかもしれない。
非現実的すぎる、この現状に。
入れ替わったメカニズムも原因も、なにも分からないけれども、もう、イヤだった。
これ以上の不幸を衣梨奈に背負わせることが、出口のない闇の中を歩くことが、絵里の外見で生きるアルを見ることが。
絵里は「はあ」と息を吐き、天を仰ぐ。
覚悟はもう、決まっていた。絵里は長い階段に一歩足を踏み出す。
瞬間、絵里の腕の中にいたアル、衣梨奈が暴れ、地に飛び降りた。
衣梨奈は地に足をつけると、再び飛び上がり、絵里の左腕の袖に噛みついた。そして自分の力をめいっぱい込めて引っ張る。
「ちょ、えりぽん!」
突然のことに絵里は驚き、衣梨奈を引き剥がそうとするが、衣梨奈はその顎を離さない。
聞いたこともないような低い唸り声を上げ、衣梨奈は噛む力を強め、絵里を必死に引っ張る。
衣梨奈は必死になにかを訴えるような瞳を絵里に向ける。絵里はその瞳の奥に、彼女の真意を見た気がした。
絵里の力が一瞬弱まった隙に、衣梨奈は渾身の力で袖を引いた。
その反動に押され、絵里はそのまま左側面から倒れ込む。ずいぶん滑稽な姿で倒れたものだと、思わず苦笑した。
202 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 21:10:02.02 0
「ぐぁん!」
上から降ってきた声に、絵里は顔を上げた。
「ワン」でも「くぅん」でもなかった聞いたことのないアルの声に驚くが、その瞳は、紛れもなく生田衣梨奈のものだった。
息を荒くし、歯を食いしばって見つめるその姿に、絵里は途方もない罪悪感が浮かぶ。
―――そんなの意味ないじゃないですか!
アルが大きく吠えた瞬間、彼女の姿がそこにダブった。
本気で怒り、本気で泣いている生田衣梨奈がそこにいた。
意味?意味ってなに?
てかえりぽん、いま、えりぽんが……
203 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 21:10:26.85 0
「……えりぽん?」
一瞬だけ聞こえた彼女の声を確かめようと、絵里は彼女に話しかけるが、返ってきたのは「ワン」という犬の鳴き声だけだった。
衣梨奈はちょこんと絵里の前に座り、顔を下げる。
首をなんどか振り、絵里になにかを訴えようとするのだが、彼女にその術はなかった。
そうだ、あの50音表…と絵里は思い出すが、残念ながらそれは、あの多目的ルームに置いてきてしまった。
ああ、なんでこんなときに!と悔やみ、立ち上がって取りに行こうとする。
しかし、その絵里の太股にアルの前足が触れた。
絵里が見つめると、アルがお手をしているような格好でいるが、それはアルではなかった。
そこには確かに衣梨奈がいた。
膝立ちになり、絵里を真っ直ぐに見つめ、なにかを言わんとしながらも口を真一文字に結んだ生田衣梨奈がいた。
絵里はなにかを言おうとするが、言葉にはならなかった。
いま、目の前に彼女がいる。絵里の瞳には衣梨奈が映っているが、衣梨奈の瞳に映っているのは、絵里?
言葉を探しても、なにも出てこなかった。
口が渇き、喉の奥でなにかがつっかえるが、それ以上、絵里は言葉を探すことをしなかった。
204 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 21:10:55.21 0
もう、衣梨奈の言いたいことは分かっている。
怒りと悲しみを滲ませ、泣きそうになっている衣梨奈を見れば、それくらい、分かる。
―絵里はそういう子なんだよ
遠くで、さゆみの声が聞こえた。
自分の飼い犬でもないのに、危ないと思ったから、ただ助けたいと走った衣梨奈。
入れ替わったことに責任を感じ、「すみません」と謝ってしまう衣梨奈。
ひどい言葉を吐かれても、決して立ち止まらずに迷うことなく絵里を追いかけて来た衣梨奈。
そうだ、えりぽんは、生田衣梨奈はそういう子なんだ。
臆病で弱音も吐くし、時々KYでアホな子だけど、だれよりも優しくて、迷わずに手を差し伸べる子なんだ。
絵里は此処から飛び降りて体を返そうとしたけど、それに迷わずに反対した。
えりぽんは、それじゃ意味ないって言いたかったんだね……
205 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 21:11:26.34 0
“自己犠牲”は確かに美しいかもしれない。
それがある意味で、日本人の美徳だとされている面も感じられることもある。
自分より人を大事にできる子だと、さゆみは絵里を称した。
それが過大評価であることはいちど無視するとしても、そのたとえは、自己犠牲とは違うと絵里は思う。
人を大切にすることは、自分を大切にすることだと絵里は知っている。
人の笑顔、人のシアワセを願うならば、それと同じように、まず自分を大切にしなくては意味がない。
内気で弱気な自分を変えるためにモーニング娘。に加入して、それでも自信がなかった。
だが、卒業直前になって、ようやく絵里は、自分を大切にすることを知った。
“自己犠牲”が自己満足の独りよがりかは、当人たちの価値観次第だが、絵里はそれを望まない。
自分を大切にして、そのうえでだれかのためになにかをしたいと思った。
それなのに絵里は、いま、衣梨奈のためにと此処から飛ぼうとした。
だが、そんなことを衣梨奈は望まない。望まないから、彼女は吠えたのだ。
「似てるね…絵里たち……」
206 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 21:11:44.76 0
そう言うと、絵里は衣梨奈をそっと抱きしめた。
衣梨奈の体は温かく、ふいに訪れたその優しさに、絵里は思わずその瞳から涙を零した。
「ごめんね、えりぽん……」
絵里がその耳元で囁くと、衣梨奈は目を見開き、その後、なにかを理解したのか、ふっと優しく微笑んだ。
衣梨奈は両腕を絵里の背中に回し、絵里の温もりを確かめた。
絵里が瞳を閉じると、瞼の裏に彼女の屈託のない笑顔が映った。
何処か遠くで、アルの吠える声を聞いた―――
207 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 21:12:23.32 0
第4話此処までです
思いのほかに長くなってしまって申し訳ない…
最終話は22時ごろ投下します
208 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 21:20:10.29 0
小学校の図書室に置いてほしい物語だ
209 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 21:36:10.96 0
乙です
なんか次読むのが怖い・・・
210 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 21:40:49.08 0
書くのはやいな
211 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 21:50:41.44 0
ハッピーエンドだよね‥‥
212 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 22:02:03.98 0
ワッフルワッフル
213 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 22:02:27.19 0
アル編
>>123-128
,
>>145-154
,
>>184-188
,
>>199-206
つづきです
「こらぁ、生田ぁ!」
急に上から降ってきた声に目を覚ました。
目の前には、口うるさくも優しいリーダー、新垣里沙がいる。
「…にいがきさん…」
「こんな所で寝ちゃ風邪引くでしょーが!」
寝てた…?と絵里は周囲を見渡す。
此処は……と考えると、病院の屋上だった。日は沈み、冷たい風が吹き抜けている。
絵里は思わず身震いをした。あれ、ガキさん帰ったんじゃ……というか、アル、えりぽんは?
「生田、寝ぼけてんの?」
「え、あ、ま…いや……」
「あー、それより、カメが目を覚ましたよ!」
さまざまな状況を整理しようとしたとき、絵里の頭に急に里沙から大きな情報を叩きこまれた。
絵里はその言葉を聞くや否や、勢い良く飛び上がり、屋上から病室へと走った。
うしろで、「こらー、走るなー!」と里沙の声が追いかけてきたが、振り返ることも、スピードを落とすこともしなかった。
214 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 22:03:02.06 0
集中治療室の中には絵里の両親がいた。
ふたりとも肩を震わせ、上体を起こした「亀井絵里」となにかを話していた。
「え…亀井さん……」
心臓が高鳴る。
あの仮説が正しければ、いま絵里の中に居るのはアルということになる。
アルがアホかどうかはさておき、起きた瞬間に絵里が「わん」と吠えれば、そりゃ両親も泣くしかない。
本当に、本当に、アルの魂が絵里の肉体に入っているのだろうか?
「……えりぽん…」
彼女から放たれた言葉に絵里は耳を疑った。
「ごめんね、心配…かけて」
紛れもなく、その声は亀井絵里のものであった。
ということは、まさか、と思ったとき、後方で犬の声がした。
絵里が振り返ると、扉の近くで、亀井家の愛犬、アルが元気良く吠えていた。
「またお前は中に入ってきて…」
そうして絵里の父親はアルを叱りに行くが、その声は全く怒ってなどいなかった。
むしろ、愛しくて堪らないというようなそのトーンに、絵里は安心しつつも違和感を覚えた。
待って、だってあれは…とアルを見つめるが、アルはいつものように大好きな父親に抱かれて嬉しそうにしっぽを振っている。
215 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 22:03:35.20 0
絵里がなにかを言いかけると、今度は後方から医者の声がした。
その声に母親は振り返り、ベッドに上半身を起こした「亀井絵里」の手を握ると、扉へと歩いた。
両親がなにかを離している隙に、絵里は彼女の元へと歩み寄る。
「……あの…」
「心配かけてすみませんでした…亀井さん」
その言葉に絵里は眼を見開いた。
間違いない。困ったように笑う表情は確かに亀井絵里だが、その奥にあるのは、生田衣梨奈であった。
「な、なんで…?」
「すみません、アルを追いかけたらトラックに撥ねられちゃったみたいで…」
「いや、そうじゃなくて…」
絵里の質問に対する明確な答えが得られず、絵里は質問を続ける。
「なんで、元に戻ったの?」
「……戻ってないじゃないですか」
「いや、だから、そうじゃなくて…」
あなたはさっきまで、トラックとぶつかった衝撃でアルと入れ替わっていたでしょ?と聞こうとすると、里沙が呼ぶ声がした。
216 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 22:04:10.38 0
「生田、今日はもう帰るよー。カメも無理しないでね」
「あ、はい、だいじょうぶです」
里沙の言葉によって絵里と衣梨奈の会話は中断を余儀なくされた。
絵里は腑に落ちないままであったが、これ以上無理させることは良くないと判断し、衣梨奈に一礼して部屋を後にした。
「ありがとうございました。本当に心配をおかけして…」
「いえ。私たちが勝手に待っていただけなので…では、今日は失礼します」
絵里の両親に頭を下げる里沙に倣い、絵里も慌てて深く頭を下げた。
その後、里沙は両親といくつか会話をしていたが、どうやら絵里の容体はさほど悪くないらしい。
意識も戻ったいま、あとはゆっくりと入院して体を休めれば、いずれは退院できるようであった。
絵里がその言葉にホッとしていると、横から里沙に「ほら、アルに謝って」と言われる。
「あんた、さゆみんから言われたくせに、まだ謝ってないでしょ?」
里沙の言葉に絵里は眉を顰める。
なんだか分からないことだらけだったが、絵里はその言葉に素直に従い、父の腕の中にいるアルと見つめ合った。
「…さっきはごめんね、アル」
真っ直ぐに言葉を渡すと、アルはじっとこちらを見つめ返した。
なにか聞こえるかもしれないとその瞳を覗きこむが、アルはなにも言わず、最終的に大きなあくびをして顔を反らした。
「こら、アル」と父親が苦笑しながら叱るが、その様子もまたいつものアルらしいなと思った。
217 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 22:04:46.78 0
「では、私たちはこれで…」
「はい、ありがとうございました」
そう里沙があいさつし、4人は深く頭を下げ、それぞれ歩き出した。
絵里は頭を整理させるが、どうしても追いつかない。いったいどうやって戻ったのだ?と考えるが、答えにはたどり着かない。
だいたい、どうして里沙も両親も此処にいるのだ?
先ほど病室の前に行ったときには、看護師に面会が終了したから帰れと言われたにもかかわらず、である。
待てよ、と絵里は思い、里沙の腕を取る。
「なによー生田ぁ」
「いま、何時ですか?」
「いま?えーっと、6時10分だね」
218 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 22:05:10.10 0
おかしい、と思った。
「亀井絵里」の眠る病室に行ったとき、絵里は確かに20時を過ぎていたことを確認した。
だが、いま里沙の時計を見る限り、その2時間前まで戻っていることになる。
まさかタイムスリップ?とも思うが、それより現実的な回答が目の前に浮かんだ。
―……夢?
確かにそう考える方が自然だった。
さゆみが屋上に来たのは夢ではなく現実だろう。先ほどの里沙の言葉がそれを証明している。
そうであるならば、何処からが夢だ?
病室に行ったときが既に夢であるならば、必然的に、屋上でアルに起こされたときから夢を見ていたと考える方が自然だった。
確かに、そう考えれば、説明がつく。
アルと衣梨奈は入れ替わってなどいない。だから衣梨奈は「……戻ってないじゃないですか」と答えたのだ。
絵里はずっと寝ていたのだ。さゆみが屋上から去ってから、里沙が起こしに来るまでの間、ずっと。
その間に、アルと衣梨奈が入れ替わったという非現実的な夢を見ていたのだ。
「そりゃそうだよね…」
「んー、なにが?」
「……なんでもないです、新垣さん」
絵里はふっと苦笑した。
確かに絵里と衣梨奈はなんらかの拍子で入れ替わってしまったが、いくらなんでも犬と人間が入れ替わるなんて馬鹿げている。
そんな非現実的で荒唐無稽なこと、もううんざりだ。
衣梨奈と入れ替わったことと、衣梨奈が事故に遭ったこととで、精神的に追い詰められ、どうも不思議な夢を見ていたようだ。
219 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 22:05:53.31 0
「はー、とにかくカメが無事で良かったよ」
病院の外に出ると、里沙はぐっと伸びをした。
本当に、この人には迷惑をかけっぱなしで申し訳ないと絵里は思うが、いま、此処で謝ってもどうしようもない。
「新垣さん…」
なにかできることはないだろうかと考えるが、どうしたって、絵里にできることはなかった。
「ご飯、食べに行きましょうか。亀井さんのお祝いってことで」
だから絵里は、いつも里沙が見ているであろう衣梨奈を演じ、ニコッと笑って見せた。
少しでも、里沙が元気になれるようにと絵里が思うと、里沙もなにかを察したのか、クスッと笑い、その肩を叩いた。
「よっしゃぁ、じゃあパーっと飲み行くかぁ」
そうして里沙は笑顔を見せ絵里にそう言った。
「あの…わたし未成年なんですけど」
「もー。早く大人になんなさい」
無理な注文だなあと思いながらも、絵里は里沙の隣を歩く。
いまはこれだけしかできないけれど、いつかちゃんと、返します。
えりぽんに体を返したら、ちゃんとふたりで、ガキさんにもらった優しさ、全部返しますから。
220 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 22:06:17.27 0
「ごーはーん!」
「うるさーい、近所迷惑でしょーが」
そうして絵里も笑い、里沙の肩に腕を回した。
まるで酔っ払いのようだったが、ふたりは笑いながら夜の街を歩いていく。
「おー、今夜は星が綺麗だねぇ」
里沙が天を見上げてそう言うので、絵里もつられて夜空を仰ぐ。
都会の夜は明るすぎるが、それでもいくつか星は点在し、確かに此処で輝いているよと主張していた。
先の見えない未来のようだと夢の中で絵里は思ったが、もしかして、それは違うのかもしれない。
人の目には見えない星もたくさんあるけれども、確かに星はそこにある。そこで必死に輝いて生命を燃やしている。
だったら、絵里も輝いてやろうじゃないの。
まだ元に戻る方法も分からないけれど、えりぽんと一緒に、輝いてみせる。
此処で確かに生きているんだって、必死に叫んでやる。
221 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 22:06:39.73 0
「届けぇー!」
「なーにやってんのよ生田ぁ」
絵里がそうしてふざけて手を伸ばすと、里沙は笑って返した。
だいじょうぶ、絶対に、だいじょうぶと、だれにでもなく呟き、絵里は届かない星に手を伸ばした。
その指先には、ふたりでも気付かないほどの、青いクレヨンの汚れが付いていた。
アル編 おわり
222 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 22:07:29.77 0
此処でアル編は終わりになります。
在り来たりですが自分の頭じゃこれが限界でした…
期待して下さった方は本当に申し訳ないです
223 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 22:54:55.44 0
>>222
超おつ
ああああああああああ面白いわ本当に
224 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 23:01:19.61 0
>>222
面白かったですうううううううううううう
もっとおおおおおおおおおおおおおおおお
225 :
名無し募集中。。。
:2012/01/05(木) 23:04:34.79 0
カメが時をかけてしまったのか?
目覚めたナマタが記憶なくしてたらどうしようかと
ハラハラしながら読ませていただきますた
226 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 00:09:44.61 0
>>222
おつです
ほんとに面白かったです
自分はリンリン編の作者ですが
>>222
さんみたいな文章は書けないなぁ
上手すぎる
227 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 00:13:00.05 0
乙
あったかいねえ
安心したw
228 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 00:23:44.23 0
リンリン編
>>159
の続きを投下します
229 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 00:26:21.08 0
やっとのことで花音ちゃんを始めスマイレージのみんなから解放され、生田ちゃんを探しに廊下に出た。
スマイレージはメンバーが増えてますます元気。和田ちゃんも大変だなぁ…。
廊下を進んでいくと、生田ちゃんの声が聞こえてきて思わず廊下の陰に隠れてしまった。
「うん、今から夜公演。頑張るから見てて。…うん、じゃあまた後で」
電話を終えた生田ちゃんは「ふぅ」とため息をついた。
「リンリン!…さん」
廊下の陰から姿を現した私に気づいた生田ちゃんは驚きの声をあげた。
咄嗟のことで呼び捨てにしかけたのには気付かない振りをして、私はいきなり核心をついた。
「生田ちゃん。いえ、亀井さん、ですよね?」
「な、何言ってるんですか?生田衣梨奈ですよ。亀井さんなわけ…」
私がじっと見つめると、生田ちゃんはやがてふっと笑みをこぼした。
「敵わないな、リンリンには。そう、絵里だよ。なんで気付いたの?」
「最初は冬ハローのリハーサルの動画を見て、なんか亀井さんぽいなと思って。それと今日の昼公演を見て同じことを感じました。
でも、確信したのは今ですよ」
そう言って私はいたずらっぽく笑った。
「なぁんだ、カマかけたのかぁ」
「もし亀井さんならリンリンには打ち明けてくれると信じてました」
「うん、分かった。全部話すよ。でも、もうすぐ夜公演も始まるしえりぽんも一緒の方がいいでしょ。
今日の夜公演はえりぽんも見に来るからライブ終わってから三人で話そ」
「分かりました。それじゃまた後で」
230 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 00:30:56.48 0
>>229
リンリン編の今日の分はここまでです
一応次ぐらいでリンリン編は完結の予定です
231 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 00:41:21.82 0
乙です
wktk
232 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 00:42:38.52 0
アル編を読んで下さった方に感謝です!
書き足りない部分もありますがそこは皆さんの想像で補ってくださいw
あまり褒められると調子に乗りますが本編の方もがんばりますw
>>226
,
>>230
リンリン編おつです!
自分はそんなに上手くないですよ堅苦しい説明調だし…
>>230
さんのような軽快なリズムの文章が書けないので尊敬してます!
完結楽しみにしてます!
233 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 01:14:12.59 0
>>222
限界どころかすごいヨカッタ!
>>230
オモシロクナテキタネー
234 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 02:17:41.18 0
>>233
リンリンおつw
いやジュンジュンか?w
235 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 03:41:17.18 O
なんかいっぱいキテター!
236 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 05:58:45.33 0
いいね
237 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 06:41:15.09 0
>>185
オナ師と読んでしまうなんてorz
238 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 07:14:47.05 O
>>185
えりりんが青姦だなんてw
239 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 08:24:08.37 0
>>237-238
お前らw
ヲレもだが
240 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 09:43:35.91 O
隣で寝ているのは私、中は衣梨奈ちゃんだけど。
自分の寝姿を生で見るなんて普通じゃ出来ないよね。
でも、こうして見てると…絵里の体ってエロくない?
ちょっとイタズラしてみようかなw
右手で胸の膨らみの頂点の回りをなぞってみる。
寝てるえりぽんがピクッと反応してる、そりゃ私の身体だもんね、どこが弱いか一番知ってるもん。
次は下の方、絵里が一番弱いところ。
241 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 10:20:12.53 O
>>237-239
おまえたち…w
242 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 12:05:21.70 O
>>240
続き待ってるんだが
243 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 12:12:40.26 0
わっふるX2
244 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 14:15:28.81 0
>>237-238
お前たちのレス見て初めて気づいたわw
245 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 15:20:05.10 O
正統派に謝れw
246 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 17:26:09.29 0
wktk
247 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 18:24:47.01 0
>>240
を密かに待ってみる
248 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 18:25:59.09 0
>>247
同じく
249 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 19:43:50.57 0
250 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 20:13:21.57 0
エロ大好きだなwww
251 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 21:11:52.39 0
エロ書いても良いけどいかんせん中学生だから躊躇するw
252 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 21:23:20.79 0
ちゅちゅちゅ中学生?!
ワッフルワッフル〜❤
253 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 21:37:28.44 O
>>252
落ち着けw
254 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 22:01:58.86 O
亀井さんが道重さんのお部屋にお泊まりになると聞いてみずきは居ても立ってもいられませんでしたわ
はしたないことですが道重さんのお部屋の前をウロウロしてなんとか中の様子を窺おうとしておりましたの
できれば亀井さんと直接お近づきになりたいですわ
りほちゃん画像を横流ししてもカラダを触らせても道重さんは一向に亀井さんに会わせてくださらないのですもの
みずき正直焦れてしまいましたわ
するとそのときですわ
「あぁん…♥焦らしちゃいやなの♥早くちょうだいなの♥」
道重さんのソロパートみたいなお声がお部屋から漏れ聞こえてきたのですわ
何事ですの?!と耳を澄ませると
「やけんなかなか入らんっちゃもん!」
亀井さんのお声ですわ!
みずきは我慢できなくなってお行儀の悪いことにノックもせずに道重さんのお部屋のドアをそっと開いてしまったのですわ
鍵が開いていますわ!
中は小さな玄関になっており目の前の内扉の向こうはベッドのある居室になっているはずですわ
「さゆみの入り口を亀さんでノックするのはやめるの!どうてん君の演技はいい加減にして早く入れるぽ!じゃなくて入れるの!」
255 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 22:02:27.58 O
一瞬みずきに言われているのかと思ってどうてんしてしまったけれどもどうやら違うようですわ
みずきが内扉をおずおずと開けると
「入ったっちゃ!」
なんと亀井さんの股間から生えた禍々しいモノが道重さんの「入り口」におずおずと入っていくところでしたの
それにしても亀井さんにあのようにいやらしいモノが生えていらっしゃるなんて…
「あぁん♥入ってきたの♥」
道重さんは顔いっぱいに悦びの表情を浮かべていましたわ
ズルいですわ!じゃなくてはしたないですわ!
亀井さんとこんな淫らな愉しみに耽っていらっしゃるなんて…
みずきには散々お預けをしておきながら…
亀井さんはそのいやらしいモノ――まるで首の長い亀さんのような形をしていらっしゃいますわ!――を道重さんの中にゆっくりと出し入れしながら
「気持ちよすぎるっちゃ」「イッてしまいそうやけん」と呻きつつ恍惚の表情を浮かべていましたわ
みずきも亀井さんを気持ちよくしてさしあげたい…そう思うとお腹の辺りが熱くなってしまいますわ
「絵里ったらなかなか童貞の演技が上手いの!仕方ないから世界一可愛いお姉さんが教えてあげるの」
256 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 22:02:47.89 O
道重さんはそう言うと亀井さんを横たわらせその上に跨がりましたわ
「こんな体勢でしたことないけど今日はサービスサービスなの」
道重さんは極太の杭を打ち込まれるように亀さんを導き入れましたわ
すごいですわ…道重さんのアソコがギチギチに満たされちゃっていますの
道重さんはやっとのことでご自分の体を持ち上げ亀さんの先端を入り口にまで戻そうとしていましたわ
でもそこですぐに力尽きてお腰が沈んでしまい結果としてものすごい勢いで再び貫かれてしまいますの
道重さんの可愛くも淫らな嬌声がお部屋の中に響きますわ
道重さんたらあんないやらしい声をお出しになって…
道重さんはふぅふぅと大汗をかきながら亀さんを道重さんの道重さん自身でしごき上げていらっしゃいましたわ
最初は道重さんが亀井さんを責めているようでしたが
亀井さんは次第に調子を上げて逆に下から道重さんを責め立てるように突き上げますわ
「あぁん♥あぁん♥すごいの♥いつもの絵里の鬼ピストンキター!なの!」
道重さんが泣きそうな顔をしながら叫んでいらっしゃいましたわ
アイドルはアへ顔をしてはいけませんのに…!
257 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 22:03:09.61 O
それにしても道重さんはいつも亀井さんにこのようなことをされていたなんて…
いつしかみずきの頭の中は薄いモヤがかかったようにぼんやりとし始め
「亀井さんを気持ちよくしてさしあげたい」から「亀井さんに気持ちよくしていただきたい」へと気持ちが変わって参りましたわ
みずきが道重さんと同じことをされたらどうなってしまうのでしょう…
きっと道重さんのように淫らな声を張り上げ道重さんのように淫らな表情を晒してしまうのですわ
そう思うと自ずとカラダが熱くなりいつの間にか右手は自らの乳房をそして左手は自らの秘所をまさぐっていたのですわ
こんなはしたないことをしてしまっている自分に罪悪感を覚えつつも
でもその分興奮がいや増してしまい自らのカラダを慰めるその指が止まりませんわ
お母様ごめんなさい…みずきはいやらしい子です
数センチほど開いた扉の向こうでは亀井さんの容赦のない責めがさらに激しさを増しておりましたわ
道重さんの中の壁がゴッシュゴッシュと削られていくようですわ
「なんこれ!気持ち良すぎて腰が勝手に動きよる!」
亀井さんたらいつもこのようなことをしていらっしゃるくせに白々しい台詞ですわ!
258 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 22:03:56.49 O
道重さんは下から突き上げられて亀井さんのカラダの上で淫らな踊りを踊らされちゃっていますわ
みずきはもはやその道重さんのお姿と自分とを重ねて見ることしかできませんでしたの
亀井さんに可愛がっていただきたい…もうそのことしか考えられませんわ
「ダメなの!さゆみもうイッちゃうの!」
「搾り取られそうっちゃ!イく!」
道重さんが昇り詰めると同時に亀井さんもギブアップ宣言ですわ
うさぎと亀のレースは同着で決着がつきそうですわ
みずきもお二人に追随しようと乳房と秘所を激しくまさぐりましたわ
ベッドの上では亀井さんに跨がった道重さんがカラダをピンと張り詰めてビクンビクンと震えていらっしゃいましたわ
お二人の繋がっている部分では亀さんの根元にある立派なおタマタマが同様にビクンビクンと悦んでいらしましたわ
その光景をまるで自分がされているかのように見ながらまさに昇り詰めようとしたときですわ
みずきの肩が後ろからポンポンと叩かれたのですわ
でも続きませんわ
259 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 22:12:13.12 0
変態さんきたー
260 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 22:17:17.51 0
変帯キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─!!
261 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 22:18:45.43 0
流石の変携www
262 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 22:32:58.97 O
変帯降臨ww
263 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 22:35:19.96 0
おい頼むから続けよw
264 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 22:43:32.12 O
余計なことを申し上げます
年末年始仕事で忙しくて次スレに行ったのにも気付いてなかったので投稿が遅くなりました
まあこのスレでは枯木も山の賑わい程度のポジションなのでみなさん許してくれるはず
今回は酔っぱらって書いてるので変な文章になってるのは御容赦願わしく
265 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 23:16:58.53 0
変帯さん最高w
でもこの流れの中でリンリン編最終章を投下してもいいんでしょうかw
266 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 23:17:39.45 0
イインダヨー
267 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 23:19:43.39 0
おk
268 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 23:26:06.54 0
フクちゃんはぁはぁ
269 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 23:31:14.68 0
ではリンリン編<<229の続きを投下します
270 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 23:33:21.94 0
夜公演後に亀井さんからメールで指定された中野サンプラザ内の使われていない部屋に入ると、もう二人ともすでに揃っていた。
「来たね。それじゃ約束通り全部リンリンに話すよ」
亀井さんがそう言うと、生田ちゃんは不安そうに亀井さんを見た。
見た目も声も亀井さんと生田ちゃんそのものなのに、話していることは逆。やっぱり二人は入れ替わっちゃったんだ…。
「大丈夫だよ、えりぽん。リンリンは信頼できるから。じゃあ、最初から話すね」
それから亀井さんは階段から落ちて二人が入れ替わったこと、周りの人には明かさずにお互いとして過ごしてきたこと、
色々試したり調べたりしたけれど元に戻らなかったこと、全てのことを話してくれた。
「…こういうわけなの」
亀井さんは長い話を終え、そう締めくくった。
私はふーっと大きく息をついた。
「シンジラレナイ。いや、信じてますけど。ほんとにアニメみたいな話ですね」
「うん、そう思うよね普通。でもこれが現実」
亀井さんの言葉に生田ちゃんもうんうんとうなずいている。
271 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 23:35:56.89 0
「二人はこれからどうするんですか?」
「亀井絵里は生田衣梨奈として、生田衣梨奈は亀井絵里としてこれからも生きていくつもり。二人で話し合って決めたの」
「…諦めるんですか?」
私が亀井さんを見つめてそう言うと、亀井さんはゆっくりと首を振った。
「そうじゃないよ。諦めじゃなくて覚悟、かな」
「覚悟?」
「うん。だってえりぽんはモーニング娘。の現役メンバーなんだよ?時間はどんどん流れてく。私がえりぽんとしてやってきた仕事やレッスンを全部完璧にえりぽんに伝えるのは現実的に無理。いつ戻っても支障が出ないように最低限のことを伝える
しかない。でも、お互いのことを伝え合うだけっていうのは違うと思うんだ。」
生田ちゃんもうなずいて、
「そうなんです。私と亀井さんで何度も話し合いました。それで決めたんです。ただお互いばれないようにやり過ごすんじゃなくて、
いつ元に戻っても胸を張れるようにお互いの人生を精一杯生きようって。そうすることで戻れるきっかけも見つかるんじゃないかって」
二人の目に迷いは見られなかった。
272 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 23:37:20.45 0
私はふっと微笑みながら言った。
「何だか安心しました。私はまた中国に帰っちゃうから近くで助けることはできないけど…。でも、覚えてますか?亀井さん」
「え?」
「リンリンがモーニング娘。を卒業する時に言った言葉です。"同じ空の下が繋いでる"って」
「リンリン…」
亀井さんも生田ちゃんも泣いていた。
「亀井さんも生田ちゃんも私の家族です。何かあったらいつでも連絡して下さい。それと…」
私は立ち上がって、
「これは、私から亀井さんと生田ちゃんへのプレゼントです」
そう言って私は目を閉じて、大きく息を吸った。
『心をつないで 叶えようよ 小さなことでもいいさ…』
亀井さんと生田ちゃんの未来が笑顔でいっぱいになりますように。そう強く祈りながら、私は歌い始めた。
リンリン編・完
273 :
名無し募集中。。。
:2012/01/06(金) 23:43:14.31 0
>>270-272
アンカの打ち方間違えましたorz
リンリン編はこれで完結になります
ちなみに最後の歌のイメージは2009プラチナ紺の青空独唱です
http://www.youtube.com/watch?v=ffmgpfd5ifM
拙い文章を今まで読んでいただきありがとうございました
また何か思いついたら書いてみたいと思います
274 :
名無し募集中。。。
:2012/01/07(土) 00:04:22.37 0
リンリン
帰国したらぁやしい道士を探して術で2人を戻してよ
275 :
名無し募集中。。。
:2012/01/07(土) 00:16:43.52 O
酔っ払った勢いでまた投稿しようと思ったけど
リンリン変が半ケツらしいので出直してくるのだ
276 :
名無し募集中。。。
:2012/01/07(土) 00:26:52.17 0
>>275
他人の作品にまで変なオチをつけるなよw
糞ワロタわw
277 :
名無し募集中。。。
:2012/01/07(土) 00:30:16.47 0
>>273
乙です
リンリンかっこえーなぁ
それぞれのあまり表に出さない・見えない部分がきっちり出てますね
278 :
名無し募集中。。。
:2012/01/07(土) 00:32:25.21 0
そういえばリンリンって半ケツしてたよね
279 :
名無し募集中。。。
:2012/01/07(土) 00:49:31.92 0
おまえらのせいで
>>277
までリンリンの半ケツへの感想にしか見えなくなってしまった件
280 :
名無し募集中。。。
:2012/01/07(土) 00:52:54.95 0
なんか亀井スレって感じの流れだな
完全に悪い意味でw
281 :
名無し募集中。。。
:2012/01/07(土) 00:55:52.21 0
>>279
>>277
だけど
自分でもそう見えてきたw
282 :
名無し募集中。。。
:2012/01/07(土) 00:58:24.73 0
>>275
てか投稿してよ!
あなたのは昼間に読みたくないよw
283 :
名無し募集中。。。
:2012/01/07(土) 01:00:11.19 0
リンリンの半ケツ暴露現場にいたわけだが
284 :
名無し募集中。。。
:2012/01/07(土) 01:03:25.50 0
>>277
>あまり表に出さない・見えない部分がきっちり出てますね
wwwwwwwwwwwww
285 :
名無し募集中。。。
:2012/01/07(土) 01:13:27.54 O
もう余計なこと言わんでおこう…
以下投稿
286 :
名無し募集中。。。
:2012/01/07(土) 01:13:53.19 O
生田ちゃんと入れ替わっちゃった今ではハロプロ寮に訪れた目的を達することはできないし
だからと言っておつかれ〜!なんて言って帰ることもできないし
自然生田ちゃんの部屋でゴロゴロするしかないんだけど流石に暇すぎるんでちょっと寮内をぶらつくことにした
部屋を出てすぐに隣のさゆの部屋のドアが半開きなのに気づいた
そう言えば絵里の身体は生田ちゃんの精神とともにさゆの部屋にあるはずだっけ
何気なくドアを開いてみると…何これ!すごい「女」のにほひ!
中からむせかえるような女性フェロモンのにほひが漏れ出てくるのにつられて中をよく見ると
部屋に入ったすぐそこで溢れんばかりの色気を纏った女性が立ったままでモジモジゴソゴソとカラダをくねらせていた
さらに部屋の奥からはさゆと…絵里のアノ時の声が聞こえてくる
さゆめ…
さゆは何もわからない生田ちゃんを絵里と同じように扱ってしまっているらしかった
生田ちゃんも生田ちゃんだよ
勝手に絵里の身体を使ってこんなことされちゃ絵里の人格が疑われちゃう
絵里は今日に限ってはあらぬ疑いをかけられるのは避けたかった
いつになくマジなんだから
287 :
名無し募集中。。。
:2012/01/07(土) 01:14:18.98 O
そう思いつつも目の前の女性を見るとこちらも否応なしに興奮してきた
何しろ目の前の女体は美味しそうすぎた
生田ちゃんが絵里の身体を勝手に使ってるんだから絵里も生田ちゃんの身体を勝手に使っていいはず
ただ一つの憾みはこの身には亀さんが具わっていないということだけだ
その女性の肩をポンポンと叩くと弾かれるように振り向いたその顔は…
あぁそうだ!譜久村聖ちゃんだっけ
さっきおしっこ漏らして気絶しちゃってた子
振り向くまではまさか譜久村ちゃんだとは気づかなかったけど何よこの色気…
中学生って聞いてたのにこんなのけしからんすぎるよ
「……!」
譜久村ちゃんはあまりの驚きと…まあ覗きの真っ最中だったってこともあり声も出せない様子だったけど
すぐに我にかえって乱れた着衣を調え始めた
絵里はそんな様子をニヤニヤしながら眺めていた
弱みを握って絶対的優位に立ったという優越感とこれからいただく垂涎の御馳走への期待からこぼれてくる笑みだった
身嗜みを調え終えて澄ました感じでこちらに向き直ると小声で囁く譜久村ちゃん
「こんなところで何してるんですの?えりぽん!」
288 :
名無し募集中。。。
:2012/01/07(土) 01:14:50.71 O
そうだった
今の絵里はえりぽんこと生田ちゃんだった
譜久村ちゃんは「えりぽん」に対して年上らしい威厳を回復しようと努めているらしい
普段のこの子たちの関係性は知る由もないけどこの場合はどうしても虚勢を張りたくもなるってものだろう
絵里はそんな譜久村ちゃんの虚勢を突き崩すことから始めなきゃならない
「みずき…こそ何してたの?」
生田ちゃんが譜久村ちゃんを何て呼んでるのかはわからないけど…こまけえことはいいんだよ!
するとみるみるうちに顔色が青ざめる譜久村ちゃん
「それは…その…あの…」
「みずきさ…取り繕えたつもりなのかも知れないけど…涎を垂らしたままだよ?」
その言葉にぎょっとした譜久村ちゃんは手を口許に持っていき唾液の流れた痕を拭おうとしたけどそうは問屋が卸しませんよ?
絵里は素早くその手を制止してすかさず譜久村ちゃんの口許に舌をつけてペロリと一舐めしてやった
「あっ…」
驚きで挙げた声だったがそこには間違いなく少なからぬ艶が含まれていた
いける!
絵里はそう確信するとさらに本格的な口づけ態勢へと移行したのだった
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