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最新50
ケータイ小説家りさこ 5台目
1 :
名無し募集中。。。
:2008/01/10(木) 23:21:51.28 0
. _________
∩ ∩ |只今充電中・・ . . |
| ∪ | . |少々お待ち下さい・・.|
| 〜  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
__|★ノノハヽ Zzz・・・
┌┐ | \州*´ ー`リ、カチカチスヤスヤ
│| ̄)〓( ,, ̄ ̄ ̄ ̄)
└. ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ケータイ小説家りさこ 4台目
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1197797774/
まとめサイト
ttp://natsuyaki.hp.infoseek.co.jp/wolf/hokan.html
236 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 01:36:11.00 0
ま、間違えたもん!ま、マズイもん!
______ _____________
∨
☆ノハヽ _
州;*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
 ̄
237 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 01:36:26.56 0
── 雅空5 miyasora5──
______ _____________
∨
☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
 ̄
238 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 01:39:57.64 0
夏を前にした日、りさこたち7人はさきちゃんのお墓の前にいました。
さきちゃんが死んで、1年が経ったのです。
サキちゃんも是非行きたいと言うので
りさことみやは連れて行きました。
ももに車椅子を押され、ちなみはやってきました。
久しぶりに見たちなみの足にはまだギブスが巻いてあったけど
顔色はよくて、元気そうでした。
久しぶりに6人が揃い、サキちゃんもいて、
りさこはなんだか嬉しくなりました。
______ _____________
∨
☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
 ̄
239 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 01:42:38.92 0
さきちゃんのお墓に手を合わせました。
(お久しぶりです、さきちゃんは今何をしていますか?
りさこは毎日勉強頑張ってます。
・・・寂しいけど、でも、さきちゃんはずっとりさこの中に、
りさこの胸の中に入るからね)
りさこは心の中でそう言っていました。
みんなやっぱり笑顔は見せませんでした。
哀しい出来事だったから、今でも、
立ち直ってフリをしているだけなのかもしれません。
______ _____________
∨
☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
 ̄
240 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 01:45:46.21 0
サキちゃんは、「はじめまして。」と一言だけ言ってから
手を合わせていました。
その横顔はやっぱりさきちゃんにそっくりで
りさこは少しだけ戸惑うのでした。
そして、初めて見るちなみはすごく驚いていました。
「うわ・・・ほんとにそっくりなんだね・・・!」
少し興奮した様子でサキちゃんに話しかけていました。
サキちゃんは困惑しながらもちなみと話をしていました。
______ _____________
∨
☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
 ̄
241 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 01:52:44.02 0
ママとくまいちゃんは二人で静かに手を合わせていました。
くまいちゃんはさり気なくママに気を使っていました。
ももはちなみのそばから離れませんでした。
ちなみもももをよく頼っていました。
二組のその姿がなんとなくお似合いで、
あぁ、この二人は想い合っているんだなぁ・・・と思うのでした。
それと同時に、いいなぁ・・・と思う自分がいて
りさこはちょっぴり心寂しくなっていました。
ふと、みやを見るとじっとお墓を見つめていました。
______ _____________
∨
☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
 ̄
242 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 01:54:48.70 0
ゆー中休みだゆー
______ _____________
∨
☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
 ̄
243 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 02:02:46.76 O
おおおお
きてたー!!
いつもカチカチ乙です
とりあえず梨沙子様お茶でも( ^-^)_旦〜
244 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 02:12:53.79 0
何かブツブツ言っているみたいだったけど
りさこにはうまく聞き取れませんでした。
「・・・きちゃん・・・うち・・・わ・・・・ん・・・・・どう・・・・う・・・」
微かにこれだけ聞こえてりさこは首を傾げるのでした。
「りさこ、みやって確か・・・」
サキちゃんがりさこに耳打ちをしました。
りさこは小さく頷いて、みやをずっと見ていました。
______ _____________
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☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
 ̄
245 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 02:15:53.68 0
お墓参りを終えて、りさこはサキちゃんとみやと
3人で家路につきました。
でもみんな何も言わなくて、沈黙が漂っていました。
「っと・・・あのさ!あたし、用事あるんだ、先行くね!バイバイ!」
急に沈黙を破ったサキちゃんはダッシュで駆けていきました。
最近、サキちゃんはこんな風にみやとりさこを二人にします。
嫌じゃないけれど、なんでだろう?と
りさこはいつも思っているのでした。
______ _____________
∨
☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
 ̄
246 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 02:18:39.91 0
「りさこ・・・あのね・・・やっぱり・・・」
「・・・?みやぁ?」
「うちは・・・ううん・・・ごめん・・・」
「みや?どうしたの?さきちゃん・・・・のこと?」
「・・・それどっちのさきちゃん?」
「ううん、もういい。」
「ごめん・・・りさこ」
また沈黙になって、その日、りさことみやはわかれました。
______ _____________
∨
☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
 ̄
247 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 02:21:19.43 0
今日は、今日だけは、みやをそっとしておこうと思いました。
さきちゃんが好きだったみや。
1年が経って、簡単に割り切れるわけはないのです。
りさこはみやが好きだからこそ、
みやに下手にかまうことをしませんでした。
きっと明日になったら、みやは元に戻っているはずだから。
入っちゃいけない部分もきっとあるのです。
りさこはそれを見極めてみやと接するのでした。
______ _____________
∨
☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
 ̄
248 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 02:22:57.37 0
とりあえず、さわりだけ。
ちょっとあらすじを考えたのですが、
ひょっとしたら最終章じゃなくなるかもしれませんw
まぁ、努力はしますが・・・。
てなわけでまたよろしくお願いします。
249 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 02:34:06.84 O
乙です!
最終章じゃないほうがいいですw
250 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 02:51:08.86 O
中の人乙です!
雅空が終わったらまた何か書いて下さいとお願いしようと
思ってましたが次の章があるなら是非読みたいです!
251 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 05:11:59.13 O
中の人仕事はえー
乙です!
252 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 06:22:13.70 O
>>236
可愛いw
253 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 08:55:35.62 O
ほぜん
254 :
オダギリルイー☆ライフ☆椎葉歩と羽鳥未来☆
:2008/01/18(金) 09:28:18.78 0
――‐―‐――‐― 、 \ //^i:|,,.- 、
~ ^^``"^~´~´~^ '' 丶\,,\// |//^i.|
.: `ヽヽ.|:|'、. // ,l.|
:. .:..... :、 |.|、 |'|\ !」
..:... ~i': ヽ:|i| 、 \
... ... 」j,. ,.-‐'''"゛ ̄`゙ ヾ チュッ
,. ‐''" .:::::::::::::::::::::::::::: :::. ゙'ー-、.,,☆ノノハヽ
..:::::..:... ,. ' .::::::::::::::::::: ●::::: ::.. ,ノ州*‘ -‘リ
_ ,.. -ー-─:´ ..:::::::::::::::::::::::::::::::::: ,.-‐''"´ とヽ `ヽ_
::::.. :::: r'" .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: / \ し(,_,.、_)
.:: ヽ .::::::::::::::::::::;::::::::::::::::::::::::_,,..-‐''"´`゙'、、\ \
. ...::::. .::.. ヽ .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: , ‐´ `ー、,\ \
........ / .:::::::::::::::::::::::::::::::::::: __, ‐'" `ヽ,.\.. \
:::::... /. ...:::.............................................. ''、、\:.. \
255 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 10:46:16.42 O
ほしゅ
256 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 12:20:09.09 O
州*‘ -‘リ<ほぜんですゆー
257 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 13:38:11.25 O
川*'ー')これは保全するヤヨー
258 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 13:44:17.51 0
中の人超乙です!
最終章なんて言わずにずっと続けて下さいな
259 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 13:54:36.68 0
マジ乙すぎる
260 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 16:06:33.71 O
これからの展開に期待してます
261 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 17:15:51.65 O
続きを期待しちゃいますw
読まないと気になっちゃいます(・∀・;)
262 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 19:15:10.89 0
州*‘ -‘リ<ほだもん♪
263 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 20:08:24.54 O
川´・_・リ<保全デスよ
264 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 21:15:16.13 O
从*´∇`)<ほっ
265 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 22:16:40.79 0
州*‘ -‘リ<ほだもん♪
266 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 23:00:25.08 O
川`・_・リ<力の限り保全デス!!!
267 :
名無し募集中。。。
:2008/01/18(金) 23:47:10.43 0
. _________
∩ ∩ |只今充電中・・ . . |
| ∪ | . |少々お待ち下さい・・.|
| 〜  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
__|★ノノハヽ Zzz・・・
┌┐ | \州*´ ー`リ、カチカチスヤスヤ
│| ̄)〓( ,, ̄ ̄ ̄ ̄)
└. ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
268 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 00:35:11.86 0
寝る前ほぜん
269 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 01:46:04.93 0
从o゚ー゚从<ほとゆいたい♪
270 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 02:55:44.71 O
州*‘ -‘リ<ほだもん♪
271 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 03:21:57.43 0
りさこがももとちなみのことを知ったのは、
お墓参りの少し前のことでした。
みやと二人でお見舞いに行ったらいつものようにももがいて、
でも、みやがあの日のようにニタニタしてて
ちなみとももも、なんだかは恥ずかしそうに俯いて、
りさこが首をかしげていると、ももが説明してくれました。
______ _____________
∨
☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
 ̄
272 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 03:25:09.32 0
「あ、あのね・・・りーちゃん・・・ももとちなみはね・・・」
「ゆー?もも変。」
「えっと・・・つ、つ、つき・・・合うことに・・・なって・・・うん・・・」
ももが顔を真っ赤にして言いました。
「!ちぃ!ホント!?」
りさこは心底ビックリしてちなみに話をふりました。
「うん・・・うち・・・もものことはまだ思い出せない・・・
でもね・・・もものこと好きって思った・・・
苦しかった、辛かった・・・でね、みやに相談して・・・
そしたらももがうちに・・・好きだって言ってくれて・・・
ももはうちのことずっと前から好きだったって・・・
苦しいのは・・・ももの方だって知ったんだ」
______ _____________
∨
☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
 ̄
273 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 03:28:50.37 0
「それで・・・まぁ・・・うん、お互い気持ちが通じてね。」
ももは嬉しそうに言いました。
ちなみのそばでちなみのお世話をするももが
すごく似合ってて、そこにはももしかいちゃいけない気がして
りさこは素直に「おめでとう」と言うのでした。
二人はすごく幸せそうでした。
・・・でも、嬉しい気持ちと羨ましい気持ちと・・・ちょっとだけ嫉妬心がありました。
______ _____________
∨
☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
 ̄
274 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 03:34:12.20 0
ちなみが好きだったもも。
でも、その思いは通じなくて、言えなくて
苦しんでいたももをりさこはよく知っていました。
だから、りさこは「ももよかったね」と
言ってあげたくなるのでした。
でも、やっぱりそんな幸せな二人は羨ましかったです。
りさことみやにそんな未来はきっとないから、
好きだっていう気持ちが通じ合った二人が羨ましいのです。
みやといつかこんな風に見つめ合って微笑みあいたい。
りさこは、ふとそう願うのでした。
______ _____________
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☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
 ̄
275 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 03:42:35.88 0
そして、芽生えた嫉妬心にりさこは少し戸惑いました。
元々、ももが好きだったのは・・・りさこ。
好きで好きでたまらないと言われたこともありました。
ももはりさこに優しくしてくれて、暖かくしてくれて
それは全部ももの気持ちがあったからで・・・
いまがないというわけじゃないけれど、
・・・りさこは今更、妬いているのでした。
ももをふったのは自分だというのに。
なんてワガママなのだろう・・・
りさこはそう思ったけれど、実際そう思うのだから
それは仕方のないことなのだろうとなんとか心に
踏ん切りをつけているのでした。
______ _____________
∨
☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
 ̄
276 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 03:46:51.66 0
「りーちゃん?どうかした?」
「ふぇっ!??な、なんでもないもん!」
「ウフフ、まったくもうw」
「ゆー・・・・」
ももに笑われてりさこは赤くなってしまいました。
「りさこ妬いてるのー?」
なんてちなみが言いました。
「ち、違うもん!妬いてません!」
「えー怪しいなぁwまぁ、いいけど・・・」
ちなみがみやみたいにニタニタしていてりさこは
ちょっぴり悔しくなりました。
______ _____________
∨
☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
 ̄
277 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 03:49:49.34 0
「ところでみーやん・・・素直になれましたか?」
「・・・意味がわからないのになりようがない。」
ももに?(ハテナ)な質問にみやは、不貞腐れて答えました。
「もう、鈍感さんだなぁ・・・ま、そこが魅力か・・・」
ももはなにか呟いてから、りさこに言いました。
「りさこ、頑張るんだよ?」
「え?なんのこと?」
「ううん、なんでもない、あ、二人ともジュース飲む?買ってくるよ」
ももは唐突に話を変え、病室を出て行ってしまいました。
りさこは言われた意味をずっと考えているのでした。
______ _____________
∨
☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
 ̄
278 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 03:54:06.42 0
そして、夏がやってきました。
試験を何とか乗り越え、長かった1学期は終わりました。
そのあとは夏休み!
りさこはみんなで旅行に行きたいと話していて
みんなもノリ気でした。
ちなみは行けないけれど・・・でも、行っておいでと
ちなみが言うからももも行く気満々でした。
でも、あることでその計画は頓挫してしまいました。
まさか唐突にあんなことが起きるなんて。
誰も、いや、本人以外わかるはずはなかったのです。
______ _____________
∨
☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
 ̄
279 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 03:55:19.74 0
こんばんは中の人です
やっといつもらしい?時間に更新ですw
みやりしゃが進みませんが、
まぁ、いろいろ波乱はあったほうがいいだろうってことで・・・
では、おやすみなさい。
280 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 03:56:38.50 0
おおおおおおおおおおお乙!!!!!!!!!!!!!!1
どんなこただよおおおおおおおおおお
281 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 03:58:08.42 O
乙ですm(_ _)m
282 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 05:06:52.32 0
. _________
∩ ∩ |只今充電中・・ . . |
| ∪ | . |少々お待ち下さい・・.|
| 〜  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
__|★ノノハヽ Zzz・・・
┌┐ | \州*´ ー`リ、カチカチスヤスヤ
│| ̄)〓( ,, ̄ ̄ ̄ ̄)
└. ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
283 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 06:57:18.47 O
ル ’ー’リ<保全ですぅ
284 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 06:58:18.87 O
州;‘ -‘リ<べ、別に保全してるわけじゃないもん!!
285 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 07:59:28.82 0
286 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 10:22:39.86 0
ほぜんだよ
287 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 11:40:53.84 0
288 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 13:34:12.68 O
ほしゅ
289 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 15:20:23.84 0
州*‘ -‘リ<ほだもん♪
290 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 16:38:19.87 O
波乱期待してます
291 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 18:39:48.84 0
州*‘ -‘リ<ほ♪
292 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 18:44:43.27 0
夏休み前、終業式の日にりさこたちはファストフード店で
旅行雑誌をいくつも広げて
ああでもない、こうでもない、と行き先を話し合っていました。
お金が余りかからなくて、でも、夏を感じられる場所で
なかなか行き先は決まりませんでした。
そんな時、サキちゃんが言いました。
「あ、あのね・・・えっと・・・ごめん、先帰る!ごめん!」
何か言いかけて、口をつぐみそのまま帰ってしまったのです。
りさこたちはポカーンとしてしまうのでした。
______ _____________
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☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
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293 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 18:55:43.96 0
「どうしたんだろ・・・?なんか最近変だよね?」
みやがサキちゃんの行った方を見つめて言います。
「うん・・・どうしたのかなぁ」
りさこにはさっぱりわかりませんでした。
もちろん、誰にもわかりませんでした。
「と、とにかく場所決めちゃお?早くしないとさ」
そう言ってまとめてくれたのはくまいちゃんでした。
最近のくまいちゃんはちょっと頼もしくて
ママも頼りっきりになっていました。
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☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
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294 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 18:58:38.56 0
「じゃあここ!電車代込みでだったら安いし!」
ももが提案したのは海辺の小さな民宿でした。
「ほら、5人以上だとさらに安くなるって書いてあるし!」
「うーん、海だったらうち賛成かなー、まーさも?」
「ん?どれ?・・・あぁ、いいと思う。」
くまいちゃんもママもそれで納得していました。
「ふむふむ・・・うちはいいよ、りさこは?」
「うん、そこでいいよ、サキちゃんはいいのかな?」
りさこはやっぱりサキちゃんが気になるのでした。
______ _____________
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☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
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295 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 19:01:03.30 0
「しょうがないじゃん、いないんだから。」
ってくまいちゃんが言うけれど・・・
「う、うん・・・今夜電話しとくね」
りさこは渋々納得して、電話することにしました。
日程は、8月に入ってすぐにしようということになり
また明日集まって予約の確認をすることになりました。
りさこたちは夕方前に解散し、
みやとりさこは二人で家路に着きました。
______ _____________
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☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
 ̄
296 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 19:05:44.79 0
「ねぇ、みやぁ?・・・サキちゃん旅行ノリ気じゃないのかなぁ?」
サキちゃんの様子が変なのはそうなのかな、と
りさこは考えていました。
「うーん・・・どうかなぁ。旅行自体は楽しみって言ってたし・・・」
「なんかあったのかなぁ・・・」
「まぁ、明日聞いてみようよ・・・ね?」
「うん・・・」
みやに言われてとりあえずそれで考えるのをやめました。
そして、夜、りさこはサキちゃんに電話をするのでした。
______ _____________
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☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
 ̄
297 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 19:08:47.19 0
「もしもし?サキちゃん、あのね、行き先が決まったの。」
「へー・・・どこ?」
「うん、えっとね、○○っていう海の民宿で・・・」
「あぁ!ももが見てたヤツだ、うん、いいと思うよ。」
「で、でね、8月の初めに行こうって話しで・・・
明日また詳しいこと決めるんだけど・・・明日お昼に今日の店来れる?」
「あ、明日・・・・う、うん、平気」
「よかったゆー!じゃあまた明日。」
「うん、りさこありがと、おやすみ」
電話を切ってりさこは思いました。
別に変なことなんてないじゃないかと。
だからきっとみんな思い過ごしなのだと思っていました。
______ _____________
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☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
 ̄
298 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 19:12:44.02 0
次の日、昨日と同じようにみんな集まって
詳しい日程を話し合いました。
「じゃあ、これでいい?おっけー?」
最終に決まった日程でくまいちゃんが確認を取りました。
みんなそれに頷きました。・・・・でも
「あ、あのさ・・・ごめん・・・それはちょっと行けそうにない。」
サキちゃんがこんなことを言い出すのでした。
______ _____________
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☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
 ̄
299 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 19:24:35.83 0
「えっ・・・なんで?」
みんな首をかしげてサキちゃんを見ました。
「・・・ご、ごめん」
サキちゃんはまた謝りました。でも、理由はいってくれません。
「サキちゃん?・・・何か用事あるの?だったら別の日でも・・・」
ももが気を利かせて言いました。
「あ、いや・・・うん・・・えっと・・・」
サキちゃんはなにか言いたそうでした。
でも言えなくてもどかしいって感じに見えました。
「・・・最近へんだもん・・・なんかあった?」
りさこは意を決して聞いてみました。
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☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
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300 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 19:27:51.82 0
「わかった・・・言う、ちゃんと言う!」
サキちゃんはみんなを見て言いました。
りさこは内心ドキドキでしたが、それを隠して
さきちゃんの話に耳を傾けるのでした。
「単刀直入に言うね・・・あたしね・・・転校する。」
みんなが一斉に言いました。
「へ、へぇぇぇぇ!??」
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☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
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301 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 19:33:57.37 0
「え、え?だ、だってサキちゃん来たばっかりじゃ・・・」
みやがみんなが思っていたことを聞きました。
「あーうん・・・まぁ、そうなんだけど・・・いろいろ・・・あって
・・・みんなあたしの足の事は・・・知ってるよね?」
「あぁ・・・捻挫しちゃったってやつ?」
りさこが返事をすると、サキちゃんは頷きました。
「あれさ、大したことない捻挫とか言ってたじゃん?
・・・それって実は・・・ウソだったみたいで・・・。
今でも足の感覚が違うんだ、ずっと気になってて、
有名な大学病院で精密検査してもらったの。
自分を納得させたかったのかなぁ・・・?」
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302 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 19:38:37.65 0
「そしたらさ・・・筋肉がちょっと、ほんのちょっとだけ
痛んでるって言われたの。
簡単な検査じゃわからないらしくて・・・
でも、ちゃんと治さないといけないって言われてさ
・・・治ったらまた前みたいに走れるかもしれないって
バスケもまたできるようになるかもしれないって・・・・
でね、・・・それには手術が必要なんだ。」
みんな黙ってサキちゃんの話に耳を傾けていました。
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☆ノハヽ _
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303 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 19:41:17.16 0
「で・・・その手術なんだけど・・・
まぁ、ちょっと一筋縄じゃいかないみたいで
専門医に、あ、スポーツの専門のお医者さんね、に
診てもらうのがいいだろうって・・・
それであるお医者さんを紹介してもらって
親と相談したんだけど・・・そこで診てもらうことになったの。
・・・それで、その、そこはね、・・・あ、アメリカ・・・なの。」
「あ、アメリカぁぁ!??」
またみんな一斉に声を出しました。
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304 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 19:44:43.76 0
「や、別にね、アメリカなんか行かなくたっていいんだけど
一応あたしは・・・有名な選手だったわけで・・・
親の期待もあったし・・・行ってみればって言われてね。
治るんだったら行ってもいいのかなぁ・・・って。
で、その、旅行の日程と被っちゃうんだ・・・ごめんね。
そこで一度診てもらってその先生も手術した方がいいって言うなら
しばらく向こうに滞在して、ってことになるから・・・
親がそうなるんだったら向こうの学校に行けばいいって言うんだ
・・・だから、転校、なの。」
みんな想像の出来ない話で話が終わってもポカーンと
していました。
りさこもよくわからなくて首をかしげているのでした。
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305 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 19:45:39.85 0
とりあえずこんなもんで
夜また書きたいと思います。
例のごとく、こんな症状があるかどうかはわかりません
306 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 19:49:55.43 0
きんにく留学!?
307 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 19:51:27.15 0
中の人超乙!!
夜は寝ないで待ってます
308 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 21:01:40.71 O
アメリカの医者と言えば真っ先に
ジョーブ博士が思い浮かびました
続きを期待してます!
309 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 21:57:40.00 0
保全
310 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 22:24:24.68 0
今夜はリアルタイムで待ってます
311 :
名無し募集中。。。
:2008/01/19(土) 23:25:18.54 0
ダイジョーブ博士
312 :
名無し募集中。。。
:2008/01/20(日) 00:06:53.86 O
川´・_・リ<こまめに保全デス
313 :
名無し募集中。。。
:2008/01/20(日) 00:58:29.43 O
从´∇`)<ほだもんに〜♪
314 :
名無し募集中。。。
:2008/01/20(日) 00:59:08.86 0
. _________
∩ ∩ |只今充電中・・ . . |
| ∪ | . |少々お待ち下さい・・.|
| 〜  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
__|★ノノハヽ Zzz・・・
┌┐ | \州*´ ー`リ、カチカチスヤスヤ
│| ̄)〓( ,, ̄ ̄ ̄ ̄)
└. ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
315 :
名無し募集中。。。
:2008/01/20(日) 02:34:14.52 0
州*‘ o‘リ<も〜ん♪
316 :
名無し募集中。。。
:2008/01/20(日) 03:18:04.57 0
「それ・・・まじだよね?」
改めて確認をするみや。
「うん、ほんと!」
あっけらかんとしているサキちゃん。
「そっか・・・じゃあ旅行は中止だね」
くまいちゃんはそう言って、
持っていたパンフレットをテーブルに置いてしまいました。
「えっ、な、なんで?」
サキちゃんは慌てて熊井ちゃんを見ました。
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317 :
名無し募集中。。。
:2008/01/20(日) 03:20:42.69 0
「みんなで行こうって言ってるんだから、
サキちゃんいないと行けないじゃんか、当たり前でしょ?」
「い、いやでも・・・」
「サキちゃんが、帰ってきたら、アメリカにまた行っちゃう前に・・・
送別旅行ってどう?それじゃだめ?ね、みんな」
くまいちゃんがみんなに提案をしました。
みんな頷いて、そうしよう、という話になりました。
サキちゃんは申し訳なさそうだったけど、
りさこも賛成だったし、サキちゃんがいないと嫌なのでした。
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318 :
名無し募集中。。。
:2008/01/20(日) 03:32:14.43 0
「うーん・・・ごめんねぇ、みや、りさこ」
3人での帰り道、サキちゃんは言いました。
「黙っててごめんだし、予定変えさせちゃってごめんだし
もうなんか・・・・ごめん。」
サキちゃんは小さな身体をさらに小さくして謝りました。
「い、いいってばそんなの!や、やめてよ!」
「そ、そうだよ!確かに驚いたけど謝るようなことじゃないよ!」
みやとりさこは必死でそんなサキちゃんに言っていました。
「ごめっ・・・あ、あたし・・・・・」
すると、急にサキちゃんが泣き始めました。
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319 :
名無し募集中。。。
:2008/01/20(日) 03:38:17.50 0
りさこたちは余計焦って、必死になだめていました。
「ごめんっ・・・二人には・・・ウッ・・・言わなきゃって・・・グス
でも・・・言い難くて・・・ごめんっ・・・」
「ゆー・・・気にしてないもん、サキちゃん、ちゃんと言ってくれたもん
りさこもみやも怒ってないよ?ね?」
みやは頷き、りさこがちっちゃいサキちゃんを抱きしめると、
サキちゃんは今まで抑えていたものが一気に溢れたらしく
声をあげて泣き始めました。
「言いたくても・・・言えなくてっ・・・グズッ・・・」
りさこはしばらくサキちゃんを抱きしめていたし、
みやもそばから離れることはありませんでした。
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320 :
名無し募集中。。。
:2008/01/20(日) 03:49:26.21 0
りさこはおうちに帰っていろいろ考え事をしました。
サキちゃんはりさこたちと仲良くなって
きっとこれからもずっと一緒なのだと思っていました。
さきちゃんにそっくりなサキちゃん。
亡くなったサキちゃん。
遠くへ行こうとしているサキちゃん。
どちらもりさこから離れていってしまう。
大切な人なのに。
りさこが気を許して、なんでも話せる人だったのに。
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321 :
名無し募集中。。。
:2008/01/20(日) 03:55:34.17 0
もしかしたら、もしかしたらサキちゃんは日本へ帰ってきて
またいつものように朝一緒に学校へ行くことが
出来るようになるのかもしれない。
でも、その可能性は・・・あんまり高くないようで。
りさこは寂しくて哀しくなりました。
でも、これはサキちゃんにとって大切なことなのです。
大好きなバスケットをもう一度やりたい、
そんな思いの結晶なのです。
りさこが「行かないで」なんて言えるわけありませんでした。
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322 :
名無し募集中。。。
:2008/01/20(日) 03:58:06.27 0
そして、しばらく経った日サキちゃんは渡米しました。
りさこたちは空港まで行きたいといいましたが
「どうせすぐに戻ってくるし、いいよ」と断られちゃいました。
サキちゃんがいない間、りさこたちは毎日ちなみに会いに行きました。
ママやくまいちゃんも一緒に。
6人で集まって昔の話をしたり、ゲームをしたり。
みんな楽しくて、笑顔に溢れていました。
でもやっぱり、りさこは・・・
ちなみともも、ママとくまいちゃん、みやとりさこというペアになると
いつも心が苦しかったです。
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☆ノハヽ _
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323 :
名無し募集中。。。
:2008/01/20(日) 03:59:30.83 0
4人はそれぞれ愛しい人と一緒。
でも、りさことみやは違いました。
離れないけれど、くっつきもしない。
ももたちが仲睦まじいとりさこはこっそりと
胸を痛めているのでした。
もちろん・・・みやが気付くわけもなくて。
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☆ノハヽ _
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324 :
名無し募集中。。。
:2008/01/20(日) 04:01:18.11 0
ある日、ちなみが言いました。
「で、旅行はいつになるの?いいなぁ、ちなみも行きたい」
「ちなみは行けないでしょ」
すかさずももが言うと、
「わかってるよぉ、でも、計画に入れて?ね?寂しいじゃん!」
なんてちなみが言うものだからももは
しょうがないなぁ、と甘い顔をして言いました。
「えへへ、もも大好き」
なんてちなみもノロけちゃって・・・。
りさこはいいなぁ・・・と素直に二人を見ていました。
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☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
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325 :
名無し募集中。。。
:2008/01/20(日) 04:05:49.20 0
「んとね、カレンダーとにらめっこした結果・・・
8月の終わりしか無理!・・・なんだけど、どう?」
くまいちゃんが言いました。
そのあとみんなで詳しい日程を決めて、
サキちゃんも一緒に行けるように、
みんなでサキちゃんと思い出を作れるように。
りさこたちはちなみの病室で丁寧にに計画を寝るのでした。
ちなみはいいなぁ、と言いつつも、
ももには「楽しんできてね」と言っていて、
自分が行けないことはきちんと割り切っているようでした。
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☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
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326 :
名無し募集中。。。
:2008/01/20(日) 04:07:55.07 0
宿題もそこそこに、りさこたちは帰ってきたサキちゃんと
2泊3日の旅行へ出かけました。
やはりサキちゃんはアメリカへ転校するようでした。
みんな寂しい気持ちを抱きながらも
それを素直に口に出来なくて、もどかしくて、
でも、いい思い出を作ろうと海辺の民宿へ向かうのでした。
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☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
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327 :
名無し募集中。。。
:2008/01/20(日) 04:08:43.85 0
いいよいいよー
328 :
名無し募集中。。。
:2008/01/20(日) 04:11:16.21 0
出発の前の日、ちなみが言いました。
「もも、楽しんできてね、うちは平気だからね」
「うん・・・ごめんね。ちなみも一緒がいいんだけど・・・
ちょっと・・・無理みたいだしさ」
「いつまでも気にしてないの!ももはそこんとこよくないぞー?」
「わかってるよぉっ・・・もう・・・」
「えへへ、待ってるからね、元気でね」
「うん、ありがとう、行ってきます。」
「うん、行ってらっしゃい。」
挨拶をしてから、顔を近づけ唇が触れ合いました。
告白をした日から数えて、もう10回を越えるキスでした。
ひとつ、ひとつが大切なキスだからきちんと覚えていたかったのです。
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☆ノハヽ _
ル*’ー’リ / /
/ つ// カチカチ
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329 :
名無し募集中。。。
:2008/01/20(日) 04:13:28.68 0
サキちゃんを快く送ってあげたい。
寂しいけれど、でも、悲しんだりするのはいや。
楽しく、笑い合いたい。
ももはサキちゃんの転校を聞いてからずっとそう考えていました。
だからそうできるように、ももは笑顔を絶やさないように
そればかりを考えているのでした。
駅前に集合して、ももたちの短い夏の思い出がスタートするのでした。
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☆ノハヽ _
ル*’ー’リ / /
/ つ// カチカチ
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330 :
名無し募集中。。。
:2008/01/20(日) 04:15:15.71 0
こんばんは
とりあえずこんな感じで。
話の流れが早いというか飛ばし気味なのですが
おわかりのようにこれから長くなりそうなので
そこはあんまり気にしないでください。
では、おやすみなさい。
331 :
名無し募集中。。。
:2008/01/20(日) 04:16:23.78 0
おおおおおおおおおおおおおおおおお乙!!!!!!!!!!!!!111
すでに泣きそうだぜ!!!!!!
332 :
名無し募集中。。。
:2008/01/20(日) 04:17:39.36 0
乙!
そして旅館には水色の鏡が…
333 :
05004017472686_ev
:2008/01/20(日) 04:20:01.27 O
「おみやが神隠しか…ううむ…」
難しい顔をして腕を組んだこの男、小伝馬町界隈じゃあ
知らねぇ者は居ねえ、切れ者と評判の岡っ引きの清水の親分。
思案投げ首の親分におりさはしびれを切らした。
「早く探してゆー!もたもたしてると日が暮れるゆー!」
「まあ落ち着きな。実は近頃、神隠しがあちこちで起こっててな。
神隠しに遭うのは決まって年の頃十二、三の男だが…」
「親分さん、おみやちゃんは娘ですぜ」
「熊の言う通り。だが関わりが無ぇとは思えねぇってことだ。
おい、ちっさ、行くぞ」
「へえ」
ちっさと呼ばれたこの男、下っ引きの千佐太郎。
まどろっこしいってんで、親分には「ちっさ」と呼ばれている。
「熊と千吉は日が暮れる前ぇにおりさ連れて帰ぇんな」
「あたいも探すゆー!」
「おりさちゃんまで神隠しに遭ったら、おいら嫌だよっ!」
急に千吉が怒鳴ったもんで、皆、鳩が豆鉄砲食らったような
顔で千吉を見ていたが、男共は一斉に吹き出した。
千吉は顔を真っ赤にしてうつ向いてしまった。
「千吉の言う通り。おりさ、取り敢えず帰ぇるぞ。後は大人に任せな」
清水の親分達を見送り、家路につく三人。
おりさはまだ不満げな顔で歩いている。するってぇと…
「ぴぃぃっ!ぴぃぃっ!」
ふいに鳥の鳴く声。鷹だ。おりさは空を見上げた。
(…舞波丸!)
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☆ノハヽ _
州*‘ -‘リ / /
/ つ// カチカチ
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334 :
名無し募集中。。。
:2008/01/20(日) 05:00:34.31 0
舞波丸!?
335 :
名無し募集中。。。
:2008/01/20(日) 05:43:24.63 O
うん
舞波丸だよ
336 :
名無し募集中。。。
:2008/01/20(日) 08:38:16.73 O
保全
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