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ケータイ小説家りさこ　5台目

1 ：名無し募集中。。。：2008/01/10(木) 23:21:51.28 0
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　 　　　　　　 | ∪ |　　 . |少々お待ち下さい・・.|
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ケータイ小説家りさこ　4台目
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1197797774/
まとめサイト
ttp://natsuyaki.hp.infoseek.co.jp/wolf/hokan.html

501 ：名無し募集中。。。：2008/01/24(木) 15:09:44.12 O
州*‘ -‘ﾘ＜もんもん♪

502 ：名無し募集中。。。：2008/01/24(木) 17:38:54.30 O
州*‘ -‘ﾘ＜リンリンリンッ！

503 ：名無し募集中。。。：2008/01/24(木) 18:16:57.02 O
写真集宣伝乙

504 ：名無し募集中。。。：2008/01/24(木) 19:48:38.77 O
川´・_・ﾘ＜保全デス

505 ：名無し募集中。。。：2008/01/24(木) 21:00:28.13 O
川*＾∇＾)||＜エンジョーイ

506 ：名無し募集中。。。：2008/01/24(木) 21:17:04.71 0
音楽は鳴り続ける

507 ：名無し募集中。。。：2008/01/24(木) 22:24:50.94 0
州*‘ o‘ﾘ＜ほだもん♪

508 ：名無し募集中。。。：2008/01/24(木) 23:06:46.28 0
早めの保全

509 ：名無し募集中。。。：2008/01/24(木) 23:08:15.94 O
まだかなまだかな

510 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 00:29:50.22 0
州*‘ -‘ﾘ＜学研のおばさんまだかなー

511 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 00:30:07.84 0
州*‘ o‘ﾘ＜がらもん♪

512 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 00:42:19.08 0
「おー！くまいちゃんすっごいもん！」

水着に着替えたくまいちゃんはモデルさんみたいで美人さんでした。
足が長くてりさこはいいなぁ・・・と思うのでした。
「へへーん♪すごいっしょ？ってみや、さっさと着替えなってばー」
「え、う、うん・・・」
「みーやんは胸が「ちょ、もも怒るよっ！！！」
ももがなにか言おうとしてみやはそれに飛び掛りました。
「りさこは・・・うん、可愛いね」
みやは顔を赤くしてりさこのピンクの水着を褒めてくれました。
みやに褒めてほしくてももと一緒に買いに行ったので、
りさこはとても嬉しくなりました。
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513 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 00:48:42.01 0
「みやのも可愛い！」
みやは下が赤いスカートみたいな水着で、
すごく可愛らしい水着でした。
「・・・う、うん、ありがと。」
みやは照れくさそうに言って、あくびをしていました。
・・・そんなに眠いのかなぁ・・・。
「さて、行くかー！海だー！」
くまいちゃんの掛け声でりさこたちは水着の上に
シャツと短パンはいて浮き輪を持って海へ出かけました。

ジリジリと熱い太陽がりさこたちの肌を焦がしました。
「・・・焼けちゃうなぁ」とももはポツリ、呟いているのでした。
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514 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 00:53:26.46 0
まだ時間が早かったので、砂浜には人はそんなに多くなくて
適当な場所を見つけてりさこたちは、
お宿で借りたパラソルを広げました。
早速、テンションハイなサキちゃんとくまいちゃんとももは
服を脱いで海へ駆け出していきます。
「りーちゃんもみーやんも早くー！」
砂浜でももがりさこを呼びます。
「ママ？泳ぐ？」
「うん、でも、先に行っていいよ。ほら・・・」
ママはパラソルの下で今にも寝ちゃいそうな、
みやのことを指差して言いました。
「うん・・・じゃあ行ってくる！」
りさこはみやをママに任せて、上下脱ぐと、海へ飛び込みました。
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515 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 01:00:19.76 0
「ちょっとももち、水かけないでってばー！」
くまいちゃんがももを追い掛け回したり、
「キャー！サキちゃんヘルプー♪」
なんて言いながら逃げ回るもも。
りさこもニコニコ笑いながら冷たい海水と
熱い太陽を感じで「夏だなぁー」と実感しているのでした。
ふと、みやとママを見ると
みやはママの膝枕で眠っていました。
りさこはいよいよ自分のせいでみやが寝不足なのでは、と
思い始めるのでした。
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516 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 01:03:11.07 0
「まぁ、ごめんね・・・」
りさこが海へ走っていって、うちはまぁに言いました。
「いいよ別に。寝てないんでしょ？今海に入ったって
どうせ遊んだりすることできないよ、だから・・・」
「わ、ちょ、まぁ！」
うちはまぁに肩を押さえつけられて、
まぁに膝に頭をつけていました。
「うちの膝貸してあげるから少し寝なさい。
お昼になったらきっと遊べるからね、わかった？」
ほんとのお母さんみたいに言われてうちは素直に頷きました。

そして、うちはパラソルの中、眠ってしまうのでした。
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517 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 01:05:49.45 0
「・・・あれ・・・」
目を覚ますとみんながパラソルの中にいて、
それぞれ何かを口にしていました。
「みや、お昼だよ？もう眠くない・・・？」
りさこがうちの顔を覗き込んで言いました。
「うん、・・・よいっしょ・・・平気だよ。みんなごめんね」
うちは起き上がって謝りました。
「いいよいいよ、あ、みや、焼きそばでよかったら食べよ？」
サキちゃんが焼きそばをくれて、みんなでお昼ご飯を食べました。
眠くて朝しっかり食べてなかったから、
うちはあっという間に平らげてしまうのでした。
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518 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 01:07:38.66 0
みやも起きて、みんなで談笑しているとママが
「あ！もも、携帯震えてたよ、忘れてた」
とももに言いました。
「ありがと、見てみる・・・・・・ん、・・・ちょっと電話してくるね。」
ももは携帯を見てそう言うと、少し離れた場所へ行きました。
「どうしたんだろ？」
みんな疑問だったけど、何も聞けず、
りさこたちはそのままご飯を食べ続けていました。
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519 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 01:12:53.14 0
「ちなみ？どした？」
ももは、ちなみから「ごめん、時間あったら電話ください。」との
メールを見て、ちなみに電話をかけました。
『ごめん、海だよね・・・』
「あ、うん・・・でも大丈夫。どうかした？」
ちなみの声に元気がなくて、
寂しいのかなぁ・・・とももは考えていました。
『・・・変なこと聞くようでごめんね、・・・あのさ・・・
・・・うち・・・階段から落ちたんだよね？
そのとき、血って出てた・・・？そこに、りさこ・・・いた？』
「えっ・・・なにそれ・・・？」
ももはドキっとして、びっくりしました。
『・・・お願い、教えて欲しい・・・』
ちなみは元気のない声のまま、そう言うのでした。
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520 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 01:18:42.62 0
ももは迷いました。
ちなみは記憶でも取り戻したのでしょうか。
だからそんなこと・・・？でも、聞くって事は確証が持てない？
でも、ただ単に気になって聞いているだけってことも・・・
どうしよう、なんて答えれば・・・

『もも？どうしたの？』
「あ、ごめん・・・えっと、血は、額から少しだけだよ。
りさこはそこにはいなかった。・・・それがどうかした？」
『そ、そうなんだ・・・ありがと、ごめん、海、楽しんでね』
ちなみは一方的にそう言うと、電話を切ってしまいました。
ももは首をかしげながら、ちなみの言っていたことが気になるのでした。
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521 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 01:22:19.31 0
うそ・・・ついちゃったなぁ。
今まで詳しいことなんか聞かれたことなかったし・・・。
夜、もう一度電話した方がいいよね・・・？

ももはしばらくいろいろ考えて、
みんなの元へ戻りました。

午後はみやも元気になって、まぁも加わって
みんなで楽しみました。
遠泳なんかしちゃったり、ボールぶつけてみたり、
すごく楽しくて、充実した日なのでした。
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522 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 01:28:35.41 0
少し寝て、頭がスッキリすると、うちは、
りさこの水着が気になってしまうのでした。
着替えてたときも、さっきまでも、
全然なんともなかったのに・・・

全然きわどくない水着なのに、そういうとこへ目が行っちゃって
あぁ、だめだ・・・って思って、でも見ちゃって。
胸大きいよなぁとか、むちむちしてるなぁ・・・とか
いつもそばにいてわかっていたことなのに、
なんで水着になったからって・・・・

うちは必死で考えないようにすればするほど
考えてしまうのでした。
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523 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 01:35:11.91 0
なんとかごまかして一日を過ごし、
民宿に戻ると、水着のままで先にお風呂にどうぞ、なんて言われて
６人ではいることになりました。
・・・どうしよう。
昨日は、混んでるからってうちはサキちゃんとももと３人で
お風呂に行ったからりさことは別だったのに。
一緒だなんて・・・。

うちはいろいろ思い出して、一人、困っているのでした。
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524 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 01:36:08.10 0
今日はここでおしまいです。

まぁ、お風呂はまぁ・・・飛ばしていいですか？ｗ

これから、っていうか今もだけど

ちなみをちょこちょこ挟んでいきます。

ではおやすみなさい。

525 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 01:50:13.75 0
乙です。
自分的には雅のﾓﾔﾓﾔ感が好きだから
お風呂は期待してますw

526 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 02:57:52.25 0
お風呂はみやびちゃんが不憫になるからｗ

527 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 03:26:17.36 0
>>524
無理はしなくていいぞ脳内補完で頑張るから

528 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 04:54:52.09 O
州*‘ -‘ﾘ＜ほぜんですゆー

529 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 06:44:17.98 0
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530 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 08:30:24.07 0
朝っぱらからﾑｯﾊｰとなりました
お風呂は…期待してますｗ

531 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 09:38:34.90 O
从*´∇｀）＜ほっ

532 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 11:39:32.30 O
川´・_・ﾘ＜保全デス

533 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 14:05:33.61 0
从*´∇｀）＜ほだもんに〜

534 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 15:12:14.92 O
ﾉﾉl∂_∂'ﾙ＜ほぜん

535 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 17:05:37.55 O
州*‘ -‘ﾘ＜ゆー

536 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 18:38:30.67 0
ホゼン

537 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 20:06:29.00 0
帆だよ

538 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 21:07:54.74 0
州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん♪

539 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 22:37:41.23 0
保全あげ

540 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 22:43:21.60 0
保全する

541 ：名無し募集中。。。：2008/01/25(金) 23:44:31.78 0
保全した

542 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 00:49:56.44 0
死守

543 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 01:44:06.23 0
俺がりさこを守る

544 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 01:51:03.72 0
「やったー！誰もいないし気兼ねしなくていいじゃーん！」
ももは6人でお風呂にどうぞって言われたのが嬉しかったのです。
長い時間はもちろんだめだけど、
やっぱ旅行に来たならハダカの付き合いもなくっちゃね♪
昨日はみやとサキちゃんと3人で入ったけど
他のお客さんもいたし・・・でも今日は6人だけだし！
ももは機嫌をよくして、荷物を片付けてから浴場へ直行しました。
「えへへ、りーちゃんと入るの初めてだよね？」
「うん！もも、髪洗ってあげるー」
「あはは、ありがとー。」
なんて言いながらももとりさこはさっさと脱いじゃって、
お風呂場へと入りました。
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545 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 01:53:00.75 0
次にはまぁとくまいちゃんとサキちゃんも続いて入ってきました。
わーお・・・まぁとりさこの胸は大きいなぁ・・・。
ももだって・・・負けてないはず・・・だけど。
なんてちょっと見比べちゃったりして。
サキちゃんとくまいちゃんには勝ってるなぁとか
考えちゃったりしていました。
だけど、しばらくたってもみやが入って来ません。
「ねぇ、みーやんは？」
最後に入ってきたサキちゃんに聞きました。
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546 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 01:56:01.73 0
「あぁ、なんか忘れ物あるとか言って・・・」
「ふぅん、そっかー」
さてはみーやん・・・胸気にしてるなぁｗ
そんなの気にしなくてもいいのに・・・。
そんなことを考えながらお湯を浴びていると
ガラガラと戸をあけてみやが入って来ました。
「ご、ごめん、遅くなった・・・・」
みやは特に隠すこともなく、入ってきて
アレ、そういうことじゃなかったのかなぁ・・・と
ちょっとだけももは拍子抜けなのでした。
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547 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 01:58:42.60 0
みんながポンポン脱いで浴場へ入っていきます。
「みや？入らないの？」
最後のサキちゃんがうちに声をかけます。
「え、あ、わ、忘れ物！取ってくる！」
「うん、わかった、早くねー」
サキちゃんはそれだけ言って入って行きました。
うちはサキちゃんを見送ってその場にへたり込みました。
「ど、どうしよう・・・」
うちはさっき直視できなかったけど視界に捉えてしまった
りさこの全裸を思い出しました。
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　 ﾉﾉl∂_∂'ﾙ ／／
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548 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 02:02:34.60 0
やっぱり胸大きかったよなぁ・・・
身体もなんか・・・りさこ・・・えっちだし。
って何てこと考えてるんだ・・・女の子同士だし！
き、昨日だってももとサキちゃんと入ってるし！
でも、さっきのりさこを思い出しちゃって
うちは顔を真っ赤にしていました。
「・・・・入らなきゃ・・・変に思われちゃう・・・」
うちは意を決して、水着を脱ぎ、浴場へと足を踏み入れました。
小さめの自分の胸はちょっと気になるけど、今はそれどころじゃ・・・
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　ﾉﾉl*∂_∂'ﾙ ／／
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549 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 02:03:41.21 0
えっちだぁ・・・うちなに書いてるんだろ・・・。
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　ﾉﾉl*∂_∂'ﾙ ／／
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州*‘ -‘ﾘ＜みやーさっさと書くゆー
ﾙ*’ｰ’ﾘ＜そうだよ、みーやん遅い
ﾉﾉl；∂_∂'ﾙ＜い、いやだって・・・

550 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 02:06:30.44 0
「もう、みや遅いもん！」
りさこが近寄ってくると、うちは思わず下を向いてしまいます。
「みや、りさこが髪洗ってあげるね。」
「え、ちょっとりーちゃんももじゃないのー？」
「みやが先だもんー」
「あはは、わかったよぉー」
りさこはうちの手を取ってお風呂のイスに座らせました。
「いひぃ〜♪あぁ、みやいっぱい焼けちゃったね」
りさこがうちの肩に触れました。
「ひゃぁっ！」
うちはびっくりしちゃって変な声をあげてしまうのでした。
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　ﾉﾉl*∂_∂'ﾙ ／／
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551 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 02:11:06.02 0
「あ、ご、ごめん・・・」
りさこも驚いたらしく、謝られました。
「い、いや・・・いいよ、ごめんね。洗ってくれるの？」
「う、うん・・・いい？」
強引にひっぱって来たくせにそんなところはしおらしくて。
座っているうちの顔を覗き込んできました。
「い、いいよ・・・お願い。」
その顔が素直に可愛くて、うちはドキドキしっぱなしだけど
余計にドキドキしてしまうのでした。
「う、うん！」
りさこは嬉しそうに返事をすると、うちの髪を丁寧に洗ってくれるのでした。
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552 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 02:14:03.50 0
昨日は一緒にお風呂に入れなかったから、
今日こそは、って思っていて
一緒には入れたら髪を洗ってあげたいな・・・と
りさこは思っていました。
だから、みやがお願いって言ってくれて嬉しかったです。
優しく、みやを傷付けないように洗いました。
みやはなんだか照れていて、赤くなってたけど
そんなみやも可愛くて、りさこはやっぱり・・・

この人が好きだなぁ・・・と思うのでした。
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553 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 02:17:56.88 0
お風呂から上ると、みやはぐったりしていました。
「みやぁ？大丈夫？」
「へっ、あぁ、うん・・・」
でもそうは見えなくて、荷物を部屋に置いて、
りさこはみやを外へ連れ出しました。

「みやーこれ飲むといいよ。」
民宿前の砂浜にあるベンチで待たせていたみやに
近くで買ってきたポカリを手渡しました。
「あ、ごめんね・・・なんかのぼせちゃって」
「ううん、りさこが長く浸かっていられるか競争しようなんて言ったから・・・」
それでみやとママが意地張っちゃって、
みやは負けたけどかなりボーっとしちゃっていました。
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554 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 02:20:35.82 0
もう日は落ちかけで、目の前の海は赤く染まっていました。
すごくロマンチックな光景で・・・
りさこは見とれてしまうのでした。
風も心地よくて、気温も下りかけていたので
みやを冷ますにはちょうどいい気候でした。

「いいよ、うちが負けず嫌いだからさ。気にしないで？」
「うん・・・」
みやが頭を撫でてくれたので、急に甘えたくなって
りさこは隣のみやの肩に頭をくっつけました。
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555 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 02:23:22.23 0
「どした？あはは、りさこは可愛いなぁ・・・・はぁ」
みやはもう一度りさこの頭を撫でてため息をつきました。
なんでため息なんか・・・って思って聞こうとしたら、
みやがボーっと夕日を見ていたので
何も聞けず、聞かず、りさこはそのまま甘えることにしました。

みやと見たあの青い空を思い出しました。
清々しくて、綺麗な空。
色は違うけれど、この空も、海もとても綺麗です。

りさこたちはしばらくうっとりと目の前の光景を見つめていました。
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556 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 02:26:19.39 0
「みーやーん！りーちゃーん！ごはんだよー！」
日も沈んで、なお一緒にいたりさこたちをももが呼びに来ました。
「うん、もも、ありがと。」
「すぐ行くね。」
りさこたちは返事をして、夕飯へ向かいました。
みやにくっついて腕を組むと、
みやは照れくさそうに笑って、ぎゅっと手を握ってくれました。
今までもあったことだけど、
りさこも照れちゃって、民宿までは無言で歩きました。

りさこは、なんだかすごく幸せなのでした。
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557 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 02:30:00.48 0
りさこと二人で夕日を見ていました。

うちがりさこの頭を撫でると
りさこが、コトンと身体をうちの肩に預けてきました。
どうしたのかなって思ってりさこを見ると、
べったり甘えたいって感じで、
うちはそんなりさこをとても可愛く思いました。
「どした？あはは、りさこは可愛いなぁ・・・・はぁ」
もう一度頭を撫でてあげると、
うちは思わずため息が零れました。
りさこがうちを見つめそうになっていたので
ふと視線をそらして夕日を見つめました。
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　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　ﾉﾉl*∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
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558 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 02:32:03.11 0
こんなに可愛くて、
うちに懐いてくれて、
甘えてくれる。
大切な、りさこ。
手離したくなどない人。
そばにいて欲しい相手。

うちはこのりさこを独占したくて
ドキドキも緊張も
全て受け入れていました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　ﾉﾉl*∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

559 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 02:33:50.93 0
あぁ、・・・・これってきっと・・・うちは・・・


そう考えようとしたら、ももが呼びに来ました。
ふと周りを見るともう暗くなっていました。
うちは考えることを止めて食事へ向かいました。
＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　ﾉﾉl*∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　 ￣　

560 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 02:35:59.18 0
途中、りさこが腕を組んできて、うちはまたドキっとして
でも、全然いやじゃなくてむしろ嬉しくて。
だけど恥ずかしいから笑って誤魔化して
りさこの手を握ってあげました。
二人して照れちゃって、無言でした。

だけどこの感じは心地よいものなのでした。
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　 ☆ノノハヽ　　 ＿
　ﾉﾉl*∂_∂'ﾙ ／／
　　　/　 つ／／　　ｶﾁｶﾁ
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561 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 02:38:47.60 0
ももは言いました。
血なんか流していないし、りさこもいなかったって。
ももはうそなんかつきません。
だからきっとあれは夢で。
大したことのない夢で。
気にすることはないのです。

お昼を過ぎて、そう考えると気が楽になって
うちは気が抜けたように眠ってしまいました。

だけど、眠るんじゃなかった。


―――夕方、目を覚ましたうちは、全てを思い出すのでした。

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　　★ﾉﾉハヽ　 ＿
　　从*´∇｀) /　/
　　　/　 つ／／　　ｼﾞｬﾝｼﾞｬｶ　
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562 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 02:40:40.05 0
さて、今日は結構書きました

みやびちゃんもよく頑張りましたｗ

次回で雅空5の中盤、というところでしょうか・・・・

それではまた

563 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 02:42:33.47 0
おおおおおおおおおおおお乙!！！！！！！！１１１１１１１１１
思い出してしまったあああああああああああああああ

564 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 02:44:02.06 0
胸きゅんでしたが次はいよいよ試練ですねぇ・・
お疲れ様です

565 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 02:44:24.11 0
お風呂ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ｯ!!!!
乙でした

566 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 02:48:10.24 0
お風呂シーンもあって満足でしたｗ
でも続きが怖いな
今日もお疲れ様でした

567 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 03:12:25.57 0
お風呂入ってドキドキはいいんだけどなあ
傷跡見えるからそれどころではないような…

568 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 04:53:47.65 0
ほぜん

569 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 07:25:13.17 O
川´・_・ﾘ＜保全デスよ

570 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 07:25:44.47 O
州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん

571 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 08:39:00.03 0
お風呂乙ｗｗｗ
次の展開も気になります

572 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 09:22:18.82 0
記憶が戻ったちなみは今後どうなるのだろう？
続きが楽しみです
お疲れ様でした


573 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 10:00:39.71 O
えなり自害

574 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 12:30:43.25 0
ハロコン行ってきますほ

575 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 12:33:26.72 0
>>573
不吉だからやめてくれ

576 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 14:50:47.28 O
保全

577 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 15:21:43.82 O
ほっしゅ

578 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 16:09:23.71 O
小さめの胸→×
凹んだ胸 →○

579 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 18:16:45.52 0
保全

580 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 20:01:32.85 0
ﾉﾉl;∂_∂'ﾙ＜べ、別に梨沙子のために保全してるわけじゃないんだからね

581 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 20:55:11.93 0
ほぜん

582 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 21:53:27.65 0
ほしゅ

583 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 22:25:30.58 O
川´・_・ﾘ＜保全しておきマス

584 ：名無し募集中。。。：2008/01/26(土) 23:12:37.43 0
ホゼン

585 ：名無し募集中。。。：2008/01/27(日) 00:04:08.69 0
州*‘ -‘ﾘ＜ほだもん♪

586 ：名無し募集中。。。：2008/01/27(日) 00:59:01.26 0
保全です

587 ：名無し募集中。。。：2008/01/27(日) 01:49:40.98 0
ほぜん

588 ：名無し募集中。。。：2008/01/27(日) 02:02:48.99 0
こんばんは　寒いですね・・・

>>567
傷跡のことをすっかり忘れてました・・・だめですね・・・。
フォローは入れます、ごめんなさい、そしてありがとう。

>>578
ﾉﾉl∂_∂'ﾙ＜・・・・・・。
州*；‘ o‘ﾘ＜・・・・（ま、まずいもん！謝った方がいいゆー！）


では、今日の分です。

589 ：名無し募集中。。。：2008/01/27(日) 02:05:36.25 0
夕ご飯を食べて、りさこたちは部屋に戻りました。
すると、くまいちゃんがあるものを取り出しました。

「じゃーん！花火！やろ？」
「着いた日に買ってきたんだ、やるよね？」
ママとくまいちゃんがニコニコ笑って言いました。
「うん、やる！」
「やりたい！」
りさこも、ももも、みやも、ノリ気になって
6人でみやとさっきいたベンチのそばの
砂浜へ向かうのでした。
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590 ：名無し募集中。。。：2008/01/27(日) 02:07:55.57 0
さっきよりもまた少し気温も下って、
過ごしやすい気候でした。
月も出ていて、りさこたちを照らしてくれます。
「よし、ばらせたし、はじめるかー！」
くまいちゃんがそう言って、りさこたちは花火を始めました。

色とりどりの花火、派手な打上花火、全部、綺麗でした。
少し煙たいけど、そんなのはガマンして、
りさこたちは騒ぎながら花火を楽しむのでした。
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591 ：名無し募集中。。。：2008/01/27(日) 02:11:48.59 0
「ちょ、りさこ持って歩かないでー！」
「いひぃ〜♪」
「もう、熱いってばー！」
ニヤニヤしながらみやとかももを追いかけて遊びました。
サキちゃんは隣でゲラゲラ笑っていて
楽しんでくれたみたいでりさこは嬉しく思いました。

「さて、最後はこれかなー」
ママが取り出したのは線香花火。
一つずつ手に持って、
潮騒の、夜の砂浜でりさこたちは静かになるのでした。
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592 ：名無し募集中。。。：2008/01/27(日) 02:15:00.84 0
円になって座り込んで、
一斉に火をつけて、誰が最後まで残っているか勝負。
「・・・うわぁ・・・綺麗・・・」
パチパチと小さく音を立てて華を散らす線香花火。

「・・・サキちゃん、遠くへ行っても、うちら、友達だからね？」
くまいちゃんがちょっと恥ずかしそうに、
でも、しっかりとサキちゃんの目を見て言いました。
「そうだよ、りさこたちはサキちゃんのこと応援してる！」
みんな口々にサキちゃんへの気持ちを言いました。
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593 ：名無し募集中。。。：2008/01/27(日) 02:17:27.93 0
「ちょっと・・・もう・・・・泣かせないでよっ・・・！」
サキちゃんは線香花火を持ったまま、泣いていました。
そのとき、サキちゃんの花火もポトリと落ちて
みんな続々と花火を落としました。
もう誰が最後まで残っていたかなんてわからない。

ただ、明かりがなくなった砂浜には、
サキちゃんの小さな嗚咽だけが響いていました。
そして隣のももは、サキちゃんの肩を抱いているのでした。
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594 ：名無し募集中。。。：2008/01/27(日) 02:21:00.28 0
「みんな、ありがと・・・ｸﾞｽ・・・大好き！」
サキちゃんは泣きながらも、明るい声で言いました。
りさこは嬉しくて、でもちょっぴり悲しくて。
それでもこの大切な思い出は残しておきたい、
と感じていました。

「じゃあ、まだ残ってるしみんなやっちゃっていいよ。」
くまいちゃんが声をかけました。

りさこは、みやとの思い出も作りたい。
そう思って、線香花火を2本持ち、みやを誘いました。
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595 ：名無し募集中。。。：2008/01/27(日) 02:31:09.10 0
「み、みや・・・あ、あのね、」
みやは砂浜に座り込んでいて、
ぼーっと真っ暗な海を見つめていました。
「んー？どしたの？・・・あ、残り？じゃあやろっか。」
「う、うん！」
まさかみやが言ってくれるなんて思わなくて、
りさこは嬉しくてずっとニコニコしていました。
「りさこ、どうだった？二日間」
パチパチと線香花火が音を立てています。
「楽しかった！電車も、民宿も、海も、花火も！」
「そっかぁ、よかったね。」
みやはにっこり微笑んでいました。
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596 ：名無し募集中。。。：2008/01/27(日) 02:34:41.40 0
「みやは？楽しかった？」
「え、うん、もちろん。」
「よかったね、みや」
「そうだね・・・うん。あ、そうだ・・・ここはもう、痛くない？」
そう言って、みやはりさこのお腹に触れました。
その時二人の線香花火は、ポトリと落ちました。
「あぁ・・・うん、平気。全然痛くないよ？」
「そう、もう傷も小さくなっているだろうし、よかったね。
お風呂じゃ、よく見えなかったし、水着でもあんまりわからなかったよ。」
「えへへ、治るの早かったから・・・。みや、ありがと。」
「え、あ、うん・・・」
みやは照れて砂をいじいじしていました。
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597 ：名無し募集中。。。：2008/01/27(日) 02:36:57.40 0
「みやぁ・・・」
「んー・・・どしたー？」
「今日はなんか、甘えてばっかりだ・・・ごめんね。」
りさこはみやの肩にもたれかかって、
腕を組みました。
「いいよ、別に・・・」
みやは短くそう言って、海を見つめました。
だからりさこも海を見つめました。

真っ暗だけど、ちょっと怖いけど
みやと一緒ならそんな怖さにも勝てちゃう気がしているのでした。
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598 ：名無し募集中。。。：2008/01/27(日) 02:42:25.85 0
線香花火をやろう、と持ってきたりさこ。
トコトコ歩いてくる感じが、ヒヨコみたいで
なんだか可愛いく感じました。
りさこは少し恥ずかしそうに言い渋っているので
「んー？どしたの？・・・あ、残り？じゃあやろっか。」
と言って上げるとニコニコ笑っていました。

りさこと思い出の話をして、楽しかったねと言い合って。
りさこのそばにいるとやっぱりちょっと意識しちゃうけど
でも、心地いいことに変わりありませんでした。
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　ﾉﾉl*∂_∂'ﾙ ／／
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599 ：名無し募集中。。。：2008/01/27(日) 02:47:20.69 0
線香花火が落ちそうでした。

りさこにお腹の傷のことを尋ねました。
今まではなんとなく聞きづらかったこと。
触れにくかったこと。
水着のときに少し気になって、
でも、お風呂じゃ直視なんてできなくて
聞いてみるのでした。
そして、ドキドキしながらお腹に触れてみました。

線香花火が落ちて。

もちろん傷なんてわからないけど。
心配してあげたらありがとう、なんて言われて
うちは照れちゃって砂をいじってごまかしました。
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600 ：名無し募集中。。。：2008/01/27(日) 02:52:05.26 0
りさこがうちに身体を預けて腕を組んできました。
「甘えてばっかりだ・・・ごめんね。」
と言われても怒る気になんてなれるはずありません。
だから「いいよ、別に・・・」なんて言って
うちは胸のドキドキを隠す為に、
海を見つめました。
りさこも同じく見つめていました。
ふと、りさこの横顔を盗み見ました。
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