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ノノ*^ー^) えりがナマタでえりながカメで |||9|‘_ゝ‘) Part3
858 :
名無し募集中。。。
:2012/02/29(水) 00:23:15.05 0
リハーサルが終わった後は会社で打ち合わせ。
それも済んで帰る前に、喉が渇いたので自販機コーナーで飲み物を買い近くに置かれている椅子に座って飲んだ。
「あれ、生田?」
それはまったくの不意打ちだった。顔を上げる前から分かる、久し振りに聞く彼女の声。
「あ…。た、田中さん」
「そんなに驚かんでもいいやん。それともちょっと会わんうちにれいなのこと忘れたと?」
そう冗談めかして言い、笑うれいな。
思いがけないれいなとの再会に心臓の音がうるさくて、うまく言葉が出てこない。
私の沈黙が長くなり過ぎたせいか、れいなはふいに真顔になり私の頭に手を載せて聞いてきた。
「生田、どうしたと?」
れいなのやさしい表情。頭に置かれた手のぬくもり。もう限界だった。
生田衣梨奈を演じなきゃ、と思った時にはもう目からぽろりと涙がこぼれていた。
「何泣きようと?何かあった?」
急に泣きだした後輩にれいなは慌てていたけど、私はもう抑えきれなくなった感情のままに泣き続けることしかできなかった。
ねぇれいな。れいなはたぶん、あの時どうして私が泣いたのか今でも不思議に思ってるでしょ。
久し振りにれいなに会えて嬉しかった。けれど、「会いたかったよ」と抱きしめることも、「れいな」と名前を呼ぶこともできない。
そんな現実が一気に胸に迫ってきて涙がこぼれたんだ。
でも、そんな私が泣きやむまでずっと傍にいて頭を撫で続けてくれたね。あの時のれいなの手のぬくもりはずっと忘れないよ。
☆★☆
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0ch BBS 2005-12-31