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ガキさんはせんこう花火の匂いがする

1 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 16:29:20.68 0
「来る途中 町内のお祭りやってて、一回りしてから来ちゃった ね 一緒にやろうよ」
そういって差し出す手には、一掴みのせんこう花火が握られていた。


2 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 16:30:09.19 0
パンツ脱いだ

3 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 16:31:18.86 0
「来る途中 町内のお祭りやってて、一回りしてから来ちゃった ね 一緒にやろうよ」
そういって差し出す手には、1枚のコンドームが握られていた。


4 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 16:32:35.57 0
「じゃーん こんなのもあるんだよ」
もう片方の手には、金魚が数匹泳いでいた
「全然取れなかったんだけど 屋台のおじちゃんが 可愛いからおまけしてあげる っておまけしてもらったんだ」
「可愛い?」


5 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 16:34:32.04 0
僕はとっさに答えた
「可愛い金魚だね」
「ちがーーう わたし もう ちゃんと見てよ 新しい浴衣なんだから」
そういいながら 彼女はくるりと回った

6 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 16:38:43.29 0
「ね この出目金 こんこんみたい で こっちは まこっちゃん で これが愛ちゃんかな」
いとおしげに金魚を見るガキさんを見て僕は
「可愛いね」と つぶやいた


7 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 16:43:08.42 0
「もー 金魚ばっかりー」
彼女はほおを膨らませた
「違う 違う ガキさんが可愛いから つい」
僕はあわてて付け足した
「えー うそー やだー もー」
照れてるのか、ガキさんは手をクチのところで合わせて、くねらせた
金魚の事は、完全に忘れている


8 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 16:46:24.13 0
「うぉー あ・あ・あ・あ 金魚が」
案の定 金魚が入った袋が、彼女の手から離れて飛んだ
「金魚を拾って!!」僕はガキさんにそういうとバケツを探しに行った

9 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 16:49:29.21 0
「金魚を助け終わりましたぁ」
僕がバケツに水を張って持って行くと ガキさんはそういって笑った
「1・・・2・・・3・・・4・・・ ごめんねぇ」
バケツの中で泳ぐ金魚を身ながら彼女はそうつぶやいた

10 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 16:49:30.71 O
日曜夜のお楽しみスレじゃないの?

11 :名無し募集中。。。 :2006/03/19(日) 16:51:27.22 0
続きを…

12 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 16:53:22.96 0
金魚が落ちた場所にれいなそっくりのネコが通りかかって大惨事

13 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 16:54:30.37 0
「そろそろ暗くなったし 花火しよ」
辺りが暗くなり出した頃 彼女はそう言った
「ちょっと待っててねぇ マッチマッチと」
そう言いながら 彼女は人の部屋をさばくる どこに何があるのかも彼女は知ってるみたいだ

14 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 16:57:39.76 0
「ここじゃ 危ないから河原で花火しよ」
そういって彼女は すたすたと歩き出す
「ここだって 燃えるものなんて無いよ」そう言いながら追いかける僕
「いいのいいの こっちこっち 」と河原の方へ歩き出すガキさん

15 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 17:00:23.37 0
「さ・・やろうか」と差し出す手には、もうせんこう花火が握られていた
「僕が火をつけるの?」
「当たり前でしょ」
そんな会話をしながら僕は、ガキさんのせんこう花火に火をつける


16 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 17:04:24.05 0
せんこう花火の光に照らされたガキさんの顔はいつも見るちょっとおっちょこちょいのガキさんとは違う
なにか 大人びて見えた
「・・・君 もやりなよ 私が火をつけてあげる」
そう言って僕にせんこう花火を持たせ、火をつけようと一生懸命になるガキさん

17 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 17:07:44.84 0
「あれ なんで できないのかな〜 ちょっと待っててねぇ」
「風があるからじゃないのかな」と僕は空いた手で風よけを作った
「あ そっかぁ」 何度かの挑戦でやっと僕のせんこう花火に火がついた

18 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 17:10:47.81 0
「きれい・・・」 ガキさんがそうつぶやいた時 僕は気がついた
二人の体で風よけをつくり、花火に火をつけるのに夢中でいつの間にか
彼女の顔が僕のすぐ傍にある事を・・・

19 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 17:13:05.54 0
「あ・・・ 終わっちゃった ね」
そう言って顔を上げた彼女の目はとじられていた


20 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 17:13:29.72 0
>>3


21 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 17:14:54.05 0
僕はガキさんの肩を抱き唇を重ねた






せんこう花火の匂いをかぐと 僕はガキさんの事を思い出す





終わり

22 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 17:15:54.73 O
ハア━━(*´Д`)━━ン!!

23 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 17:31:38.12 0
ガキさんって
町内会の夏祭りのイメージがあるな
町内会の人が模擬店でみたらし団子を売ったりするような規模の奴

24 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 17:37:21.28 0
素敵なスレですね

25 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 17:59:11.11 0
「今度みんなで海に行くんだ 一緒に行こうよ」
二人きりじゃなかったけど、海に行く事になった


26 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 18:03:04.40 0
「こ・・・この荷物は!?」集合場所に着くとそこには、山のような荷物が
「海でバーベキューするからお願いね」と藤本が言った
「これを僕に持てと?」
「か弱い女の子にこんな思い荷物持たせるつもり?」口では勝てそうに無かったので、素直に持つ事にした

27 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 18:06:58.06 0
「・・・君 重そう 重い?重い?」紺野さん 心配してくれるなら少しは持ってください
「アイス買ったけどたべる?」高橋さん 気を遣ってくれるの嬉しいんですが、両手はふさがっています
この大荷物に僕の歩みはだんだんと遅くなっていった

28 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 18:09:40.00 0
「ちょっと 持とうか?」ガキさんあなたが女神に見えるよ
でも ガキさんが見ているから僕は強がった
「平気だよ」
「そう? ふらついてるよ ちょっと これ持つね」
そう言って自分がもてそうな荷物を持ってくれた


29 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 18:14:09.45 0
「そこ いちゃいちゃ しない!!」 先頭を歩いていた吉澤が僕の方に振り向いてそう叫んだ
みんなの冷やかす声が聞こえる
「わ・・・わたし そんなつもりじゃないからね 重そうだから 持ってあげたんだからね」
ガキさんの顔が赤くなったのは、気のせいだろうか

30 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 18:18:14.71 0
海に着いた僕たちは早速バーベキューの準備を始めた
なんだかんだと言っても女の子の集団、手際はなかなか良い
藤本がてきぱき指示を出して、あっという間に準備が整った

31 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 18:23:35.02 0
「お疲れ〜」 皆が手際よく準備しているのをぼーとしながら見ていたら
石川がジュースを持ってきてくれた
「重かったでしょ?」
「いや 平気だよ」
「ちょっと手を見せて やだ あとがついているじゃないの 」
興味本位か僕の手を取り、荷物を持ったあとをしげしげと見つめる

32 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 18:26:16.21 0
そんな事している間に準備は終わり バーベキューが始まった
「重かったでしょ いっぱい食べてねぇ」と石川がかいがいしく僕に肉をくれる
「?」なんか視線を感じる

33 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 18:28:17.66 0
周りを見ると ガキさんが、僕の方をちょっと怒ったような顔をしてみているのに気がついた
僕の視線に気がついたのか、ガキさんはまたいつもの顔に戻って、皆と肉をついばみ始めた


34 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 18:32:09.92 0
バーベキューが終わって、次は花火となった・・・
みな キャッキャはしゃぎながら花火をしているのをみていると、ひとり輪からはずれて佇んでいるガキさんに気がついた
「花火しないの?」と僕が聞くと

35 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 18:33:31.30 O
あれだな。オソロ思い出したよ

36 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 18:34:41.66 0
「ほっといてよ」とちょっとご機嫌斜めなガキさん
「どうしたの? お腹痛い?」と僕
「そんなんじゃない」とガキさん

37 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 18:39:07.92 0
「・・・梨華ちゃんがいいの?」 ぼそっとガキさん
「え?」
「私 梨華ちゃんみたいに優しくない! 美貴ちゃんみたいに気が利かない!!」
「だから いいんだよ 梨華ちゃんの方に行っても」
ガキさんは、もう泣きそうな顔をしていた


38 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 18:42:46.20 0
「そんなんじゃなくて・・・」僕はしどろもどろになった
「僕は、ガキさんの方が・・・」
好きと言いかけたところで、急に爆竹が僕の足下で破裂した


39 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 18:46:01.26 0
辻と加護だ
「こら!!」と振り向いた僕の目に入ったのは、
連発花火を僕たちの方に向けて構えている 吉澤と藤本の姿だった
「逃げろ!!」僕は、ガキさんの手を引っ張り近くの船の影へ隠れた

40 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 18:50:00.80 0
数秒前まで僕たちがいたところに、光のタマが尾を引いて飛んでいく
「はぁ 助かった 全く無茶するね あいつら」
そう言って僕は、ガキさんの顔を見ると
「爆竹のゴミがついているよ」とガキさんが僕の頭に手を伸ばした


41 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 18:51:59.25 0
ゴミを取ってもらっている間に、僕はだんだん可笑しくなってきて つい笑い出してしまった
「なんで ですかぁ 」そう言いながらも ガキさんも笑顔になってきた

42 :名無し募集中。。。 :2006/03/19(日) 18:54:43.71 0
つ・づ・き・を

43 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 18:54:50.12 0
「花火しよか?」とガキさん
「じゃ取ってくるよ」と僕
「じゃーん」そう言いながら、ガキさんはポケットからせんこう花火を取り出した



44 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 18:55:59.71 0
tubeでさゆの線香花火をがきさんヴァージョンでwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

45 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 18:58:53.31 0
みんながはしゃぐ声を聞きながら僕たちは二人でせんこう花火を見つめていた
二人とも無言だった でも 百の言葉よりも千の言葉よりも、二人で花火を見つめていたかった
「あ・・・」最後の一個が終わったとき、ガキさんの口から声が漏れた

46 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 18:59:27.87 0
>>45
http://www.youtube.com/watch?v=UP-qcDWIFUo&search=sayumi

47 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 19:00:48.12 0
tubeのガキサンのふるさと超かわいいいいいいいいい
でも消えた?

48 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 19:00:53.56 0
「終わったね」
「うん」 僕たちは顔が近づいたとき


「ちゅーは終わった?」藤本が声を掛けてきた

49 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 19:02:24.92 0
「そんなんしてません」
「なんでですかー」
ガキさんは、ぎこちない様子で皆の元に戻っていった


50 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 19:05:45.99 0
この夏僕はガキさんとの距離をひとつ縮めた

せんこう花火の匂いがすると僕はガキさんとしたせんこう花火を思い出す


終わり

51 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 19:08:26.38 0
道重には悪いが ガキフィルターを通して せんこう花火を見ているよ

52 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 19:09:33.66 0
>>51
がきさんヴァージョンまだー?

53 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 19:11:46.81 0
いい物語だな
でも>>34-37のようなガキさんは実生活ならかなりうざい

54 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 19:13:25.74 0
ちょっと脳内のイメージと違うw
もう少し穏やかな感じ

55 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 19:25:05.07 0
>>47
ttp://www.youtube.com/watch?v=f9Ii3LiXZfo&search=risa

56 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 19:26:47.27 0
ガキさんには夏の青春っぽいストーリーが良く似合う

57 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 19:27:08.18 0
ガキさんに嫉妬は似合わないな

58 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 19:28:55.89 0
>>53
そうなんだ・・・ 数少ない実体験をベースにしたから、ちょっとイメージを引きずっちゃったよ

59 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 19:31:03.08 0
重い人と付き合ってたのね

60 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 19:40:48.93 0
作品投下しようにも既にネタが使われてて厳しいw

61 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 19:41:47.34 0
プリーズ

62 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 19:44:04.13 0
先週の匂いスレが昨日の事のようなんだけど・・・歳?

63 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 19:46:28.48 0
>>62
君の心の中に一週間ずっとガキさんが居たらさ

64 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 19:47:32.65 0
>>61
まだ書いてないw
これから練ってきます

65 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 20:04:09.29 0
「この火種が落ちちゃったらアタシ死んじゃうかも」
その意味を知っているのはこの夏祭りの会場内にぼくしかいないだろう。
新垣の薄く塗られた頬紅の下にはクマが隠されている。
せんこう花火の灯りが新垣の目元で反射した。
「あぁっ」
落ちるふたつの球体。
ぼくは冷めていく火種を右手で掴み、新垣からはじけた涙を左手で掴んだ。
その両手を握り締める。
熱く、暖かく、冷たく、つらい。
「新垣は死なない、ぼくが死なせない」
遠くで打ち上げ花火の音がする。
「ごめんね」
新垣はぼくの肩に頭をのせた。

妄想終了

66 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 20:05:25.43 0
>>65


67 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 20:08:04.39 0
ガキさん殺すなw

68 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 20:09:27.38 0
午後にセカチュー見たの

69 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 20:10:18.55 0
愛とガキサンを見つめて

70 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 20:32:44.95 0
ガキさんヲタの妄想は、生活感と日常感を伴い過ぎているだろうかw
これで彼氏発覚だったらみんな首吊りかねん

新垣は20歳までは、彼氏いても公表できんなあ
20歳以降はヲタも許してやってくれ

71 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 20:33:32.26 0
怒鳴り合う声が廊下に響いている。
次の角を曲がった辺りで何か一悶着あってるらしい。
何も鑑賞せず通り過ぎようと決め、角を曲がった。
「歌いたくない」
まるでぼくに向けて言ったかのように声の主と視線が合った。
でもその目線はすぐにぼくの目の前に立つ長い髪のおばさん(失礼)に戻った。
「とにかくすぐに来なさいね、みんな待ってるから」
そう言って振り返り、ぼくを目が合ったおばさん(これまた失礼)は何も無かったかのように
ぼくの後方に靴音を響かせながら歩いて行った。
そのうしろ姿をぼんやりと眺めたあと振り返ると、うつむいた女の子が居た。
さっきの声の主、ガキさんだ。
ぼくたちスタッフはタレントに話かける事を禁じられている。
ただ5秒ほど眺めたあと、その場を通り過ぎようとガキさんの脇を通り抜けようとした。
両手を目に当てたガキさんが泣いてると気付いたのはその時だった。
立ち止まろうとしてやっぱりやめて通り過ぎた。
決して大きくは無いが、後方から廊下を反響してすすり泣き声が聞こえてくる。
ぼくは立ち止まり振り返った。
「新垣さん」
ガキさんが体をビクつかせて振り返るより早く、ぼくはその手を握って走り出した。
声をかけた時、思ったより大きな声が出てしまったので周りのスタッフやマネージャーに
叱られる恐れがあったからだ。
1分ほどして会場の裏手にたどり着いた。振り返るとガキさんが居た。
握った手に汗を感じて、すぐに離した。その手をジーンズで拭いた。
涙の乾ききってないガキさんの頬が、ぷうと膨れた。
「それひどくないですか?」
「え?」
「わたしの手が汚いみたいじゃないですか」
腕を組んで口を尖らせ、赤くなって怒るガキさんの頭の斜め上に蒸気が噴き出したのが見えた。

そこで目が覚めた。
せんこう花火かんけーねーって思った。

72 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 20:35:59.16 0
>>71
オマエはアレをネタに使いたかっただけだろ・・・w

73 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 20:37:21.76 0
>>70
彼氏発覚した位では発狂しないけど
発表の仕方だな
堂々と交際宣言したらな許す

74 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 20:38:10.04 0
許すってなんだよ

75 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 20:38:38.18 0
>>74
許す=今と変わらず応援する

76 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 20:46:30.30 0
「僕と新垣」の人まだ〜?w

77 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 20:51:18.31 O
>>76
俺かな?違かったらゴメンな

携帯のコピー機能壊れてるからリアルタイム執筆になるけど書いていいかな?

78 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 20:52:47.75 0

 せんこう花火がほしいんです
 海へ行こうと思います
 誰かせんこう花火をください
 ひとりぼっちの私に

その書置きを残してガキさんは消えました
だから今度は私が助けに行こうと思います
そして言ってやるんです
「亀が〜助けにきま〜した!」って

所でその海ってどこなんでしょ?
「何やってんの?亀ちゃん」
あ、ガキさんだ
よしっ!
「か〜」
「帰ろうか、亀ちゃん」
あ、うん、帰るのね
もういいの?
あれ?それ何?
花火?まだある?
え?無いの?何で無いの?
何で絵里の分を残してくれてないの?
一本だけある?何?火薬のちぎれたせんこう花火?
それ紙じゃん
花火じゃないじゃん
ちょっと待ってよガキさん
絵里を置いてかないで
ガキさ〜ん!
「ったく私の身にもなってくれよ」

妄想終了

79 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 20:53:12.31 0
>>77
おねがいします

80 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 20:54:02.66 0
今週のガキさんスレは此処ですか?

81 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 20:55:05.86 0
>>78
拓郎かよ
さすが昭和のガキさん

82 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 20:55:33.15 O
>>79
分かった ちょっと待っててな

83 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 20:55:46.23 0
僕と新垣の人って携帯だったっけ?w

84 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 20:56:54.33 0
>>73
え?今、居るの?彼氏??居なさそうなのに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

85 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 21:02:14.02 0
熱燗徳利の首つまんで「もう一杯いかが」なんて妙に色っぽい仕草見せたあと
「あちぃー」とか言って徳利を落としてお前の耳たぶに指を当てるガキさん

86 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 21:07:06.49 0
>>73
俺もそうだな
変な隠し事せずに堂々と幸せにやってくれるならいいよ

87 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 21:08:18.51 0
逆にガキさんが泣かされたらそいつを殴る

88 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 21:09:25.92 0
桜吹雪のなか「え、泣いてなんかないよ!」と言いつつ
頬に花びらがはりついてしまい涙をこぼしているのがばれてしまうガキさん

89 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 21:13:23.03 O
少し風が冷たくなってきた。
行き交う人々の列を上手くすり抜けながら、そんな事を思う。
何故僕はこんなに頑張って走っているんだ。考えてみると、少しばかり馬鹿らしい。

『今日何の日か覚えてる?』
『え………何の日だっけ?』
『もう!信じらんない!10月20日っていったら………私の………』

これが、さっきの電話越しの僕達の会話。
そう、忘れてたんだ。うっかり。新垣の誕生日を。

一年に一度の大切な日。それを忘れるなんて最低。
と、新垣の頭の中では僕が悪者扱いにされているだろう。

問題が、プレゼントだ。忘れてたって事はもちろん買ってあるわけがない。焦った僕はとりあえず何も持たず新垣の家へ一目散。
ロンTにジーパン。家でボケーっとするには丁度良い装いだが、10月も中場、秋も深みを増してきた今、この格好じゃさすがに無理がある。
寒さをこらえ、一つ鼻をすすり、近くに見える新垣の家へひたすら走る。

90 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 21:20:32.77 0
たしかに昭和っぽいな
http://hello.uh-oh.jp/cgi-bin/aaa/img/hell26529.jpg

91 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 21:22:07.02 O
「寒くない?そんな格好で」

家に訪ねた僕を見て、新垣はそう聞いてきた。
思っていたより怒ってない。
いや、油断は出来ないぞ。このあとすごい雷が………

「とりあえず、中入りなよ」
「ああ、ありがと」



部屋に入れてもらったはいいものの、流れる悲しき沈黙。
静けさが逆に、僕の耳を突く。
何度か入った事のある新垣の部屋は、どこか柔らかな雰囲気がある。質素とは、違う。ただ言えるのは、年頃の女の子の部屋じゃ、ない。

「怒って………る?」

さすがに長い沈黙にも耐えきれず、僕は新垣に尋ねた。

「怒ってないよ」
「いや、怒ってるじゃ………」
「怒ってない」

怖い。

92 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 21:23:32.74 0
>>90
それ見るたびに反動を付けたスイカが股を抜けたあとに
そのヒモがガキさんのおまんまんに食い込むんじゃねーかと思うの

93 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 21:35:39.28 O
おもいっきし怒ってるよね、って言葉は飲み込んで、もう一度質問を投げ掛ける。

「プレゼント、持ってきてなくて………何が欲しい?」
「花火がしたい」
「花火?」

何を言うんだ。
今は、秋。木々は朱色に染まり、哀愁漂う景色が町中に広がっている。
僕の記憶が正しければ、確か花火は夏にするものだ。
なのに、少しばかり季節外れのそれを、新垣は選んだ。

「花火って………夏にするもんだよね?」

もしかしたら僕が間違ってるのかもしれないと思い、一応聞いてみる。

「うん、夏にするもんだよ」
「なら、何で?」

そう尋ねると、少し呆れたようにため息をつき、目線を流しながらこう言った。

「今年の夏………一緒に花火出来なかったでしょ」

そういえば、そうだ。今年は中々スケジュールが合わなくて、幼い子供の頃から一緒にしてきた“遊び”が出来なかった。

94 :新着にいにい:2006/03/19(日) 21:38:38.40 0
http://www.youtube.com/watch?v=jHlvkcknyW4&search=niigaki%20risa

95 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 21:41:22.42 O
「いいけど………肝心の花火は………」
「はいっ!」

さっきまでの機嫌の悪さは嘘かのように、にっこりと可愛い笑顔で僕の目の前に差し出してきた。
せんこう花火。

「これで、いいの?」
「いいのっ!早く行こっ」

そう言っていつもの強引さで僕を外まで引っ張りだした。

「寒………」
「風強いなぁ〜火、つくかな?」

どっかから持ってきたマッチを試しにすって、首をかしげる新垣。

96 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 21:53:00.08 O
「貸して」

そう言って新垣の手からマッチを取り、する。
ボッと火がつき、周りを一瞬、明るくした。

「じゃあ、やろっか」
「うん!じゃあ、私がこっちで………」


指から垂れるせんこう花火。小さく光る炎。
それは、儚げに新垣の顔を照らし、そして、儚げに消えていく。
どっちが火を先に落とさないか、なんて勝負なんかしたりして。

そうこうしてる間に、残り、二本。一本ずつにして、最後という事にした。

「来年の夏は、一緒に遊べるかな?」
「遊べるでしょ。何言ってんの………あ」

ポトっと新垣の火が落ちた。そして間も無く僕の火も。
周りを小さく照らした灯りが消え、辺りは真っ暗。

そっと新垣の手を取り、立ち上がる。

「帰ろっか」
「うん」



ちょっと強引で、わがままで、
でも優しい君への、

季節外れのプレゼント。

97 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 21:55:10.57 O
長くなってゴメン しかも40分もかかっちった

“僕と新垣”の人は俺じゃないみたいだな 勘違いしてゴメン

98 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 21:56:39.86 0
いいねえ乙!

99 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 22:24:09.71 0
きょうはふるさとの神社の夏祭り。東京から帰省したオレは、幼馴染の里沙と
久し振りに会うため、入り日の残照の中を待ち合わせ場所へと急いだ。どこかで
ヒグラシが鳴いている。道端の茂みからは気の早い虫の音。涼しさを含んだ風
が夏の終わりを知らせた。
 神社が近付くにつれ、お囃子の音と人々のざわめきが聞こえ始めた。鳥居へと
続く石段のたもとに、目指す彼女はいた。
 「おーい、こっちこっちぃ!」
 鮮やかな桃色の浴衣に身を包んだ里沙がオレを見付けて手を振った。髪を上
げた姿は、記憶の中とは少し違って見えた。手に提げた巾着も様になり、ちょっ
ぴり大人びたように感じる。
 「変わんないねえ・・・君。東京にはもう慣れたの?」
 そんな話をしながら、列をなす提灯が照らす石段を上った。小さい頃によく一
緒に遊んだ境内は、人でごった返している。影絵のように浮かび上がる祭りの
風景は、どこもかしこも明るい東京から帰ってきた身には新鮮に感じた。

100 :名無し募集中。。。:2006/03/19(日) 22:24:58.61 0
「ちょ、金魚すくいがあるじゃん!やろうやろう」
 裸電球の下で里沙が子供のように瞳を輝かせた。最中の皮を受け取って腕ま
くりをする。オレは苦笑しながら巾着を受け取った。里沙は昔からこういう遊びが
得意だった。たちまち黒い金魚と赤い金魚の二匹を掬い上げる。
 「へっへーん、どんなもんよ私の腕前!」
 獲った金魚を袋に水ごと入れてもらいながら、彼女は得意げに親指を立てて
みせた。オレたちはそれから、綿飴を買ったり、お好み焼きを食べたりしながら
、思い出話に花を咲かせた。
 「あっ、そうだ。忘れるとこだった。久し振りにコレやろうよ!」
 里沙は巾着の中から線香花火と燐寸を取り出した。拝借した手桶に水を満た
し、神社の裏手に移動する。人気が遠のいた。空を見上げると、もう陽はとっぷ
りと暮れていて、月明かりが鎮守の森の木々を縫って降り注いでいた。

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