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やめるにょんやめるにょん

1 :名無し募集中。。。:2011/06/01(水) 13:23:36.78 0
…やめないでにょん

401 :名無し募集中。。。:2011/06/14(火) 19:02:03.13 0
400のつづき

「冗談だよ!別件で訪ねて来たのさ 本当はね サキ・ナノレスの事なんだ 昨日 お前さんの
所に行くと言ったきり こっちに顔を見せないから心配になったんだ
カニョン 何か知らないかい?」
「あのクロンボとは会ってもいないし 大体カニョンに何の用があるっていうにょん?」
「それを聞いても答えなかったんだよね… ミス・ルルーは?」
チャチャ・ルルーは何も言わず首を左右に振ったにょん
「おかしいなあ 何もなければいいんだけど…」
「心配ないにょん あの野生児なら例えジャングルに放り出されたって一人で
生きて帰って来るにょん」
「ハハハ それもそうか…まあさ 奴を見かけたら連絡してくれよ!」
「分かったにょん」
ユウカは良い香りを残して事務所を出ていったにょん
にょんは自分のデスクに座り 引出しからカメラを取り出して全データを削除したにょん
あの件でユウカを強請るつもりだった…けど もうやめるにょん…

402 :名無し募集中。。。:2011/06/14(火) 21:07:14.22 O
続けるにょん続けるにょん

403 :名無し募集中。。。:2011/06/14(火) 22:26:32.24 0
じっくり行くにょん
ちょっと時間を頂戴ちょん
にょんにょんしててにょn

404 :名無し募集中。。。:2011/06/14(火) 23:19:31.86 O
やれるにょんやれるにょん

405 :名無し募集中。。。:2011/06/14(火) 23:21:07.73 0
ちょっとにょんにょんしてくるね

406 :名無し募集中。。。:2011/06/14(火) 23:22:04.13 O
ふぅ・・・

407 :名無し募集中。。。:2011/06/14(火) 23:22:57.95 0
…やらないでにょん

408 :名無し募集中。。。:2011/06/14(火) 23:24:09.14 0
401のつづき

「ハアハア 奥さん…どうれすか?えっ?こんなの初めて?ハアハア…
気持ちイイれすか?…ん?やめないで?…奥さん…身体が真っ黒黒れすよ…
何?そんなの構わない?…ハアハア…奥さん…素直れすねえ…
でも良かったれす…さっきの奥さんなんか足を一本丸ごと食べちゃったのれすからね…
ハアハア…こっちの方絶対イイのにね…ハアハア…ベッチャベチャになったのれす…
ベッチャベチャれすよ…後始末が大変れすね…ハアハア…旦那さん帰って来ないれすか?」
「し 心配ないわ…」
ミズキは身体をビクッビクッとくねらせながら こう答えた
夫は自分に何でも打ち明けてくれるし 夫婦の間にこれまで隠し事なんてなかった
だけど夜勤ばかりで自分の肌に触れようとさえしない夫の事など今は
どうでも良くなってしまっていた
(「夫婦の間に秘密の一つくらい あってもいいじゃない…」)
この突然の訪問者は自分にかつてない悦びを教えてくれている
ただ続けざまに打ち寄せる波のような享楽に暫く浸っていたかった
黒い液体がドクドクと自分の裸体を止めどなく流れ続けている
普通の男では絶対に出来ない芸当をこの生き物はいとも容易くやってのけた
二つの乳房を愛撫しながら 他の穴という穴全てを同時に塞いでしまうなんて!





409 :名無し募集中。。。:2011/06/14(火) 23:25:33.96 0
409のつづき

「ああ…やめないで!ハアハア…」
「…ん?奥さんまだ足りないのれすか?ハアハア…よ 欲張りれすねえ…
ハアハア…で でも ちょっとタイムなのれす フウ」
突然 生き物は一切の動きを止めた
「ハアハア…ええ!? ちょっと!やめないでよ!! ねえ ねええ!!」
ミズキは自分の全身をこの生き物に擦り付けて懇願した
「く くすぐったいのれすっ!別に続けてもいいのれす…でもね 奥さんに一つお願いが
あるのれす…」
「何でもする!何でもするよ!」
「よかったのれす!実はね 奥さんに教えて欲しい事があるのれす…」
ミズキはこの生き物の"細やか願い事"を叶えてやった
その夜の代償としては安過ぎるくらいだと思った…

ンン オッホン!…このお話しも にょんは後から聞いたにょん
であるから 聞いた事をただ忠実に書き起こしただけだにょん
これ以上 読者サービスをするのはやめるにょん

410 :名無し募集中。。。:2011/06/14(火) 23:26:28.66 0
>>409
ゴメンにょん 408のつづきに訂正するにょん

411 :名無し募集中。。。:2011/06/14(火) 23:56:22.37 O
イカしてるにょんイカしてるにょん

412 :名無し募集中。。。:2011/06/14(火) 23:56:40.90 0
そして そのつづきには明日以後という事で…
お邪魔様でしたにょん
にょんにょん

413 :名無し募集中。。。:2011/06/15(水) 00:00:39.75 0
イカしてるゲソ イカしてるゲソ

414 :名無し募集中。。。:2011/06/15(水) 00:01:38.00 0
なんか当たってるにょんなんか当たってるにょん

415 :名無し募集中。。。:2011/06/15(水) 00:29:44.62 O
フクちゃんハァ〜ンにょんフクちゃんハァ〜ンにょん

416 :名無し募集中。。。:2011/06/15(水) 01:59:38.71 0
ふくにょんするにょんふくにょんするにょん

417 :名無し募集中。。。:2011/06/15(水) 08:02:40.93 0
これはけしからん事になっているにょん

418 :名無し募集中。。。:2011/06/15(水) 10:41:38.25 O
お色気にょんにょん

419 :名無し募集中。。。:2011/06/15(水) 12:12:21.18 0
409のつづき

ユウカ訪問の数日後 またいつも通りの朝寝坊で事務所のドアを開いたにょん
そうして いつも通りに秘書のチャチャ・ルルーが仁王立ちを…また してないにょん…
チャチャは受付のデスクでニヤニヤしながら何かを読んでるみたいだにょん
にょんが近づいても全く気づかないので 彼女の背中越しに彼女の読み物を
覗き見したにょん
チャチャが読んでいたのは 悪名高き三流ゴシップ紙『ハロプロTIMES』だったにょん
彼女の目線の先には こんな文句が踊っていたにょん
「同じ社宅で住んでる欲しがりな美人妻!! 烏賊墨まみれの失神姿(一人はなんと全裸!)で
発見の怪!! 証言は二人とも『ウマカッタ…』の一点張り!!」
思わず にょんはチャチャ・ルルーから新聞を取り上げたにょん
「何するんさー!読んでたのにー!」
「オゲレツだにょん!オゲレツ極まりないにょん!こんな"トイレの落書き"みたいな記事
チャチャには読んで欲しくないにょん!」
「ええー!面白いんさー!返して欲しいんさー!」
チャチャは猫みたいに『ハロプロTIMES』をにょんから奪い取ろうと必死だにょん
「ダーメ!駄目だにょん!チャチャらしくないにょん!さてはチャチャ 君はユウカに何か
吹き込まれたのかにょん?」









420 :名無し募集中。。。:2011/06/15(水) 12:14:13.82 0
419のつづき

「ユウカさんは良い人なんさー ああ見えてえー 本当はユウカさんもドジだからあー
スッゴイ気が合うんです」
「やめるにょん!やめるにょん!絶対ユウカに騙されているんだにょん!
ユウカの奴 『目が覚めた』なんて言ってるけど きっとまだ寝惚けナマコのままなんだにょん!
あいつは平気で嘘を吐く大悪党だにょん!」
「そんな事ないんさー」
「この際ユウカはどうでもいいにょん!にょんは只 チャチャには"美術館巡り"みたいな
上品な趣味を持つ貴婦人のままでいて欲しいだけだにょん!」
「美術館は相変わらず大好き」
「そう それでいいにょん…ところでチャチャはいつになったら にょんと美術館デートを
してくれるかにょん?」
「君君ー!どさくさに紛れて図々しいんさー」
「まだ駄目?」
「うん…もっと勉強して下さいっ!」
その時 電話のベルが鳴り響いたにょん
「はい カニョン探偵事務所…あっナカサキ博士!今日の夜は…ああ別に構わないにょん
詳しい事はその時に…ハイハイ…分かったにょん…伺うにょん」
このタイミングでナカサキ博士からの電話か…何か嫌な予感がするにょん
にょんをまた厄介な事件に巻き込むのはやめるにょん



421 :名無し募集中。。。:2011/06/15(水) 13:41:32.76 O
にょんフルにょんフル

422 :名無し募集中。。。:2011/06/15(水) 13:41:42.68 O
わろたにょん

423 :名無し募集中。。。:2011/06/15(水) 18:01:59.23 O
あげるにょんあげるにょん

424 :名無し募集中。。。:2011/06/15(水) 20:42:22.21 0
やめないでにょん!

425 :名無し募集中。。。:2011/06/15(水) 22:08:09.40 0
海鼠銃欲しい

426 :名無し募集中。。。:2011/06/15(水) 22:57:55.44 0
420のつづき

ナカサキ博士の研究室のある「nksk研究所」に出向く前に ちょっと時間があったので
にょんは「オノレセー美術館」に立ち寄ったにょん
美術館なんてチャチャに会う前は全く興味がなかったにょん
これも彼女との"美術館デート"実現に向けての予行演習だにょん
「オノレセー美術館」はその建物自体がオブジェのようで
未来の宇宙船を思わせるものだったにょん
真っ白な建物に線状に連なる黒い斑点が施されているのが
印象的なデザインだったにょん
入館すると 「『天使とヤコブの闘い』展」が開催されているという事だったにょん
ヤコブとは『旧約聖書の創世記』に登場するヘブライ人の事だにょん
そのヤコブ君が兄のエサウ君との和解を目指す道すがら
何故か天使と取っ組みあう事になったエピソードを『天使とヤコブの闘い』(創世記32章)
と呼ぶにょん
これをモチーフにして何人もの芸術家達が作品を残してきたにょん
…とパンフレットに書いてあったにょん
「オノレセー美術館」では今 その作品群が一堂に会して展示されているらしく
その日も結構な賑わいだったにょん
しかし ヤコブ君も見上げた人物だにょん 素直に自分から兄さんに謝りに行くなんて…
「烏賊の甲より年の功」というのがよく分かっているにょん
それに比べて あの生意気小僧のサキ・ナノレスと言ったら…
人生上手くイカないもんだにょん あいつ 今どこをほっつき歩いているのかにょん
お前なんか にょんはどうなっても構わないにょん
でも 心配してくれる人がいる限り 早く顔を見せるべきだにょん
いい歳をして "悪ガキ"気取りはやめるにょん

427 :名無し募集中。。。:2011/06/15(水) 23:26:14.73 O
オノレセーで地味にワロタにょん

428 :名無し募集中。。。:2011/06/16(木) 00:03:36.17 O
ワロタにょんワロタにょん

429 :名無し募集中。。。:2011/06/16(木) 00:05:36.84 O
大作にょんまったくサキがよめないにょん

430 :名無し募集中。。。:2011/06/16(木) 00:45:05.32 O
才ーツァソ世゙ソ世゙ー♪だにょん

431 :名無し募集中。。。:2011/06/16(木) 01:46:46.00 0
いいにょんいいにょん

432 :名無し募集中。。。:2011/06/16(木) 02:58:59.01 0
426のつづき

そして その夜 約束通りの時刻に「nksk研究所」を訪問したにょん
流石 世に知られた科学者の研究室だけあって 高価そうなマシンやら
得体の知れない生物のホルマリン漬け(勿論ナマコも)やら 標本などが
ズラリと設置されてあって独特の雰囲気を醸し出していたにょん
まず 初対面のナカサキ博士の二人のアシスタントが博士から紹介されたにょん
名前はチサ・パイとマイ・ネーサン 二人とも多分女性だと思うにょん
彼らは「クマイ・チャン誕生の瞬間」に立ち会った程 古参の研究員という事だにょん
二人の滑舌があまり滑らかではないので その言葉がにょんにはよく聞き取れなかったにょん
まあ お決まりの挨拶だと思って にょんは満面の笑みで「よろしくにょん」と返したにょん
すると 二人共キョトンとしているにょん だから にょんは"探偵の勘"を働かせて
「じゃあ お茶を下さいにょん」
と言ったにょん すると ご両人声を合わせて
「チャー」
と答えて 席を外したにょん 因みに最後までお茶は出されなかったにょん
(「もしかして彼らもクマイ・チャンと同属かにょん?」)という考えが
ふと脳裏をよぎったにょん
でも同時にナカサキ・チャン氏の過去を勝手にほじくるのはやめておこうと思ったにょん
二人がいなくなると 博士は小声で話しかけてきたにょん
「彼らもクマイ・チャンと同属なんだ でも "出来損ない" いわゆる"プロトタイプ"って
奴でさ 『チャー』としか喋れないの ウフフフフ…」
余計な気遣いが馬鹿馬鹿しくなったにょん






433 :名無し募集中。。。:2011/06/16(木) 03:00:55.88 0
433のつづき

「ところでご用件は何ですかにょん?」
「ええー! 前戯なしでいきなり本番ですかっ!流石 名探偵カニョン君だ 感心感心…」
やっぱり嫌な予感がするにょん
「ところでね カニョン君 君は『ハロプロTIMES』を購読してますか?」
「あんな三流紙に購読者なんて本当にいるのかにょん?」
「ハイハーイ!ここにおりますが ナニか?んー 実ーに残念ですっ!カニョン君なら
分かってくれると思ったんだけどなー!紳士たるもの世間のありとあらゆるトピックスに
アンテナを張り巡らせて置かねばならんのさ それも同意しかねる?」
「まあ 言ってる意味は分かるにょん」
「そう来なくっちゃ じゃあ早速本題に入ろう 実はこの記事なんだけど…」
見せられたのは 今朝チャチャ・ルルーが読んでいた記事だったにょん
「ああ この記事なら読んだにょん」
「なんだあ 君 嘘吐いてたの?恥ずかしいのは分かるけど隠し事はいけませんよ」
「たまたまだにょん」
「"タマタマ"ってまたあ!カニョン君は仕掛けてくるねっ!」
本当に疲れるにょん…


434 :名無し募集中。。。:2011/06/16(木) 03:01:44.88 0
>>433
訂正 432のつづき

435 :名無し募集中。。。:2011/06/16(木) 03:03:39.71 0
433のつづき

で その記事の大まかな内容を書くと
『ある警備会社の社宅で 二人の主婦が夜勤帰りの夫達に全身真っ黒な状態で
失神している姿を発見された 被害者の名前はリサコ・ジエンドとミズキ・ダンチヅマン
この時リサコは口にでかいイカの下足みたいなものを咥えていた ミズキは全裸だった
調べてみると彼女達を黒くしていた液体の正体は毒性の強い烏賊墨だった
夫達がパートナーを問いただしたところ リサコは「美味かった…」と答え ミズキは
「上手かった…」と答えた しかし それ以上の事を二人共決して
打ち明けようとはしなかった…』
まあ ザッとこんな感じだにょん
「カニョン君 この記事の内容 君の嗅覚に何か訴えかけて来ないかい?」
「これは よくある"間男"だにょん」
「ザンネン…ナカサキ ガックリ…プラース 失望…」
ナカサキ博士は本当に残念そうにうな垂れているにょん
居心地の悪い空気が漂い 堪らずにょんは返したにょん
「ミスター・チャン!にょんを試すのはやめるにょん!」

436 :名無し募集中。。。:2011/06/16(木) 05:01:38.48 O
遅くまでお疲れ様にょん

437 :名無し募集中。。。:2011/06/16(木) 06:42:49.96 0
おはにょん

438 :名無し募集中。。。:2011/06/16(木) 08:11:25.67 0
ダンチヅマンw

439 :名無し募集中。。。:2011/06/16(木) 10:06:03.65 0
ウマイ違いとな

440 :名無し募集中。。。:2011/06/16(木) 12:18:59.41 0
435のつづき

ナカサキ博士はすぐに"種明かし"をしてくれたにょん
「これを初めて観た時 ナカサキ 興奮し過ぎて いつの間にか寝てて
朝起きたら びっくりする程 目が腫れていたっ ははっ」
と 彼がにょんに観せてくれたのは 例の記事で書かれている出来事が
一部始終記録されている盗撮映像だったにょん
そして にょんには そこに写っていたものが現実の出来事だとは到底思えなかったにょん
「信じられないだろうが これは映画でもドラマでも何でもない
この"怪物"は現実に存在するんだ」
「何故そう言い切れるにょん?」
「だって このカメラを仕込んだのはナカサキなんだもん」
「………」
「あっ 引いてますね!さっきも言ったろう 紳士たるもの世間のありとあらゆる…」
「博士は一度警察の厄介になった方が良いと思うにょん」
「な 何言ってるんだ!ナカサキにやましい気持ちなんてございませんよ!
あくまでも科学者としての純粋な探究心のなせる…つまりだね あれだよ
プレーリードッグの巣穴かなんかにカメラ仕掛けて観察し続けるドキュメンタリーとか
あるじゃない?あれ やりたかっただけなんだ!」




441 :名無し募集中。。。:2011/06/16(木) 12:20:26.31 0
440のつづき

「まあ 別に良いにょん にょんには関係のない事だにょん
博士はにょんにこの"怪物"を退治して欲しいのかにょん? そうだとしたら
それこそ 警察に頼んだ方が早いにょん」
「その真逆だよ カニョン君 この映像をよく観たまえよ まるで葛飾北斎の『蛸と海女』だ
北斎の描いた淫夢が今まさに具現化されたんだよ これは芸術ですよ」
「にょんには話が難し過ぎるにょん」
「つまりさ 警察なんかに届け出たら この天然記念物は始末されちゃうじゃん きっと」
「だから?」
「じれったいなあー だからさあー ナカサキはカニョン君にこの生き物を生け捕りに
して欲しいのさ!ははっ!」
「そんなの絶対に無理だにょん!失礼するにょん!」
そう言って立ち上がろうとするにょんの両肩を押さえつけて ナカサキ博士は無理矢理
座らせようとするにょん
「何でも準備する!新型の海鼠銃(ナマコ・ガン)だって造っちゃう!君の注文する
捕獲用の道具をナカサキの科学者としての全キャリアを賭けて開発しますっ!」
彼の力があまりに強いので にょんは着席せざるを得なかったにょん


442 :名無し募集中。。。:2011/06/16(木) 12:21:05.35 0
441のつづき

それで仕方なく また例の映像を見直してみたにょん
"怪物"は一見普通の人間だけど 十本の指が異様に太く それが まるで巨大烏賊の足のように
クネクネと伸びているにょん 時折 口からは黒い液体を吐き出し 伸びた十指の表面からも
似たような液体が垂れ流されているのが分かるにょん
にょんはその怪物の顔を初めてマジマジと見たにょん
「……!?」
怪物の顔は 姿を消していたサキ・ナノレスそっくりだったにょん
青ざめるにょんの顔に気づいて ナカサキ博士が心配そうに尋ねたにょん?
「ん?どうした どうした?カニョン君 怖くなっちゃたの?」
にょんの口から自分でも思いがけないセリフが飛び出したにょん
「ナ ナカサキ博士 あなたのご依頼引き受けたにょん…
だから…警察に通報するのはやめるにょん!」

443 :名無し募集中。。。:2011/06/16(木) 12:40:00.25 O
にょんにょんにょん

444 :名無し募集中。。。:2011/06/16(木) 16:24:49.31 O
にょんにょんにょんにょん

445 :名無し募集中。。。:2011/06/16(木) 16:31:09.42 O
ところどころやめるにょんを挿んでくるな
ていうかやめるにょんで終わるように構成してるのかな

446 :名無し募集中。。。:2011/06/16(木) 18:03:07.22 O
「やめるにょん」使いのプロだにょん

447 :名無し募集中。。。:2011/06/16(木) 18:45:56.27 O
やめないでにょん

448 :名無し募集中。。。:2011/06/16(木) 19:08:21.96 0
凄いスレを発見してしまったにょん

449 :名無し募集中。。。:2011/06/16(木) 19:08:58.36 0
kwskにょん

450 :名無し募集中。。。:2011/06/16(木) 21:18:10.75 0

川 ´‘ _‘||<ねーかのんちゃん

从*・ェ・リ<にょん?

川 ´‘ _‘||<アイスかってこいコラ!!

从*・ェ・リ<いってくるにょん

川*´ c`) <ゆうかも〜

|||s・ _・)<さきも〜

川 ´‘ _‘||<あやも〜

ル ’ー’リ<ももも〜

ル ’ー’リ<もももも〜

ル ’ー’リ<もももももも〜

川 ´‘ _‘||<おまえは帰れコラ!!

川*´ c`)<なにをゆうかー

从*・ェ・リ<やめるにょんやめるにょん




451 :名無し募集中。。。:2011/06/16(木) 23:01:53.57 O
ももちかわいい

452 :名無し募集中。。。:2011/06/16(木) 23:45:09.29 0
442のつづき

(「帰りたいのれす!もう家に帰して欲しいのれす!」)
サキは既に"人の言葉"を発せられない身体になってしまっていた
どれだけ叫んでも 耳に響くのはケダモノのような呻き声だけだ
首には鉄の鎖でつながられた首輪が締めつけられている
目の前には 猟人が置いていった黒い液体で満たされた
大きな真鍮のボール皿が一つ …今夜もこれが唯一の食事なのか?
サキは今度こそ この液体に口をつけずに朝を待とうと思った
しかし身体が言う事を聞いてくれない 身体がこの黒い液体を求めている
(「が 我慢が出来ない…」)
サキはまた誘惑に負けた 犬畜生のように皿の"黒いスープ"をペロペロと舐めた
(「おいしいのれす!おいしいのれす!」)
そうして 皿にへばりついた 残りの一滴まで綺麗に舐めきった
自分が調教されているのは分かっていた 猟人は自分を"別の世界"に引き摺り込もうと
しているらしい しかし 助けてくれる人も逃げる手段も見つけられなかった
怖かったのは自分の意思とは関係のない行動を
まるで操り人形のように取っていた時だった…支配されているのだ


453 :名無し募集中。。。:2011/06/16(木) 23:47:01.39 0
453のつづき

空腹が満たされて ふとガラス窓に映る"黒い怪物"の姿を見た
(「う 嘘だ!」)
あれが本当に今の自分なのか?確かに自分は元から色白ではなかった
いつも左側にいたユウカの透き通るような真っ白な肌の色に憧れた事もあった
だけど 生まれたまんまの褐色の肌が結構気に入ってさえいたんだ
闇に溶け入りそうな漆黒の黒 これは私の肌の色じゃない!
サキの目から黒の涙がポタポタと零れ落ちた
(「早くここから助け出して欲しいのれす!サキがサキで全部なくなってしまう前に…
ねえ…誰か!!…ねえ!…カニョン…」)

コ コラッ!うら若き乙女達に何て事をさせてるにょん!
これはあくまでも物語だにょん
本人達をリアルに想像するのは なるべくやめるにょん!

454 :名無し募集中。。。:2011/06/16(木) 23:54:33.45 0
>>453
また やってしまったにょん
452のつづきだにょん
因みに「やめるにょん」で一区切りにしているのは意図的なものだにょん
前作を初投稿する際 スレの趣旨に無理矢理合わせる為に「やめるにょん」で
終わらせたという"苦肉の策"がきっかけだったにょん
これからも この形式は採用していくつもりなので
よろしくお願いしますにょん

455 :名無し募集中。。。:2011/06/17(金) 00:46:01.94 O
おつかにょん

456 :名無し募集中。。。:2011/06/17(金) 01:00:11.36 0
楽しみにしてますにょん

457 :名無し募集中。。。:2011/06/17(金) 01:12:05.83 O
夢で逢いたいにょん

458 :名無し募集中。。。:2011/06/17(金) 01:20:31.85 0
おつかにょ〜ん

459 :名無し募集中。。。:2011/06/17(金) 07:06:55.83 O
おはにょん

460 :名無し募集中。。。:2011/06/17(金) 09:19:54.47 0
サキにょんサキにょん

461 :名無し募集中。。。:2011/06/17(金) 10:17:20.01 0
佐紀尿?

462 :名無し募集中。。。:2011/06/17(金) 10:37:52.88 O
やめるにょんやめるにょん

463 :名無し募集中。。。:2011/06/17(金) 12:47:58.61 O
にょんにょんもれるにょん

464 :名無し募集中。。。:2011/06/17(金) 15:03:50.40 0
>>461
大型のイカや外洋の深海にいるイカは体内にアンモニアや塩化アンモニウムを含み
浮力を持たせている

サキチィーが回復するのに別のサキさんが役立つのか

465 :名無し募集中。。。:2011/06/17(金) 15:08:37.07 0
>>464
     ___
   /|∧_∧|
   ||. (・ω・`|
   ||oと.  U|
   || |(__)J|
   ||/彡 ̄ ガチャ

466 :名無し募集中。。。:2011/06/17(金) 15:47:17.91 O
矢口の結婚祝いのおつまみの詰め合わせにエイヒレ入ってたな
エイの体内に含まれるアンモニアを摂取するために常食してるんだな

467 :名無し募集中。。。:2011/06/17(金) 16:04:19.19 0
>>465そっちじゃねぇよwww

468 :名無し募集中。。。:2011/06/17(金) 18:55:20.83 O
にょんにょんするにょん

469 :名無し募集中。。。:2011/06/17(金) 19:35:09.99 0
453のつづき

流石ナカサキ博士だにょん!
ワガママな にょんのリクエストに一週間も待たないうちに応じてくれたにょん
今 カニョン探偵事務所では チャイナ・タウンの黒髪の美少女リー・ホー・サヤシが
彼女自身の手によって調達された「"怪物捕獲作戦"用の道具」の取り扱い方の説明を
してくれているところだにょん
「今回のはぶち凄いんよ ナカサキ博士も張りきったようじゃね
何と一擦りで九連発もする海鼠銃じゃ 八でも十でもなく九連発の理由は特にナインよ
名前もものごっついんじゃ『海鼠銃/速射9(ナマコ・ガン/ソクシャク)』言うんよ
使い方はノーマルの海鼠銃と変わらん カニョンさんならすぐモノに出来るじゃろ
あんたの注文通り 弾丸に強力な睡眠薬を混ぜてあるけえ 相手を眠らせたかったら 口の中に
突っ込んでから 間髪入れずに"速射9(ソクシャク)"したらええ 勢い良過ぎて 喰らった相手が
"戻してしまう"かもしれん こっちも "貰わん"ように御用心じゃね」
にょんの横で聞いていたチャチャも「スゴーイ!」とか「ホホー!」とか「カワイイッー!」
とか リー・ホーの上手な説明に感心しきりだにょん
クールなリー・ホーもいつになく興奮しているようだにょん










470 :名無し募集中。。。:2011/06/17(金) 19:36:22.21 0
469のつづき

「でも本当に凄いんは もう一個の道具の方じゃ これを造るのに今回どれだけのナマコが
使われたのか分からん それもジョウモノのクロナマコじゃ カニョンさん あんた これを本当に
自分で買いんしゃったん?」
「全部ナカサキ・チャン氏のプレゼントにょん」
「へえー それは羨ましいねえ!」
「サヤシ 続けるにょん」
「うん ほうじゃね… カニョンさん ちょっとこれを背負ってみんしゃい」
にょんがランドセルのように背負ったそれには にょんの背丈程の
海鼠銃が二本逆さに備え付けらていて まるで「天使の羽根」のように見えたにょん
チャチャ・ルルーも
「カニョンちゃんが天使になった!」
と言って はしゃいでいるにょん
「こいつの名前は『海鼠JET/濃いのPYUING ピュー!(ナマコ・ジェット/
コイノピューイング ピュー!)」じゃ こっちは使い方がちょっと難しいんよ
ウチが詳しく説明するけえ ようく聞いときんしゃいよ」
リー・ホーの言う通り 『海鼠JET/濃いのPYUING ピュー!』は取り扱いが厄介なシロモノ
だったにょん 短距離走者のように腕振りしながら 背にした左右の海鼠銃を肘でしごいて
『濃ーいのPYUING!』と唄うと センサーが反応して二本の海鼠銃から"ピュー!"と
濃厚な弾丸が噴射されるにょん そしてその反動で背負っている人間をロケットの如く
飛ばすという"ハードルの高い"スグレモノだにょん
『濃ーいのPYUING!』と唄わなければならないのは
「誤作動防止の為」との事で ちゃんとした理由があったにょん
けれども こういうのを 造った人間のセンスに合わせなくちゃいけないのが
アーティストのツライところだにょん


471 :名無し募集中。。。:2011/06/17(金) 19:37:08.18 0
470のつづき

「どうじゃ?カニョンさん 気に入ったじゃろ?」
「大体は満足にょん」
「大体って まだ何かリクエストがあるん?」
「この『海鼠JET/濃いのPYUING ピュー!』は何で"BLACK version"なのかにょん!
天使の羽根は昔から"WHITE"って決まっているにょん!」
「そんな事言われてもねえ…原材料がクロナマコだし…それに"JET"には"漆黒"って言う意味も
あるんよ」
ここで駄々をこねても拉致があかないから サヤシには帰ってもらったにょん
仕方なく にょんは「天使の羽根」に白いペンキを自分で塗る事にしたにょん
絵を描くのも好きなチャチャが この"塗装"に付き合ってくれたにょん
「でもカニョンちゃん 黒い羽根の天使だっているんさー」
「"黒の天使"なんて にょんは見た事も聞いた事もないにょん」
「ドラクロワの『天使とヤコブの闘い』に描かれている天使の羽根は真っ黒なんさー」
「…ああ その絵なら最近観たにょん」
「ええー!『オノレセー美術館』に行ったの?スゴーイ!エラーイ!」
「素敵なところだったにょん 真っ白い壁に黒い斑点が絶妙なアクセントになっていたにょん」
「ん?んんっ?本当に『オノレセー美術館』に行ったの?」
「行ったにょん!嘘じゃないにょん!」
「怪しいなー 『オノレセー美術館』は 真っ白な壁が有名で 黒い斑点なんてデザインされて
ないんさー!」
「………」
チャチャの一言に にょんの"探偵の勘"がピクリと反応したにょん
「ああーっ!! ちょっとペンキ 垂れてるー!」
…やってしまったにょん にょんの持っていたハケから白のペンキがポタポタと垂れて
チャチャの焦げ茶色のブーツを汚してしまったにょん…
「すまなかったにょん!ちょっとボーッとしてしまったにょん!」
「もうーっ!! お気に入りのブーツだったのにー!」
あの"怪物"を捕まえて ナカサキ博士からたっぷりと報酬を受け取ったら
にょんが新しいブーツを買ってあげるにょん
だからチャチャ・ルルー そんなに落ち込むのはやめるにょん

472 :名無し募集中。。。:2011/06/17(金) 20:54:08.48 0
小説面白いなあ

妙なスレがあったが、ゆうかりんのバナジウムネタって何が由来なんだろう?
なお、これも海産生物のホヤの仲間にはバナジウムが含まれるものもいる

473 :名無し募集中。。。:2011/06/17(金) 21:06:59.27 0
昨日の生スマでゆうかりんが飲んでたのがバナジウム天然水

474 :名無し募集中。。。:2011/06/17(金) 21:13:40.98 0
にょんにょんにょんにょんにょんにょんにょんにょん 福田の大親分

475 :名無し募集中。。。:2011/06/17(金) 22:32:31.55 O
バナジウムゆうか

476 :名無し募集中。。。:2011/06/18(土) 00:16:45.38 O
まだまだ続けにょん

477 :名無し募集中。。。:2011/06/18(土) 00:25:04.61 0
小説が続いているのに意見言っちゃって申し訳ないが
1ヶ月後くらいにバナジウムボヤゆうかりんが登場する小説が読めたらなあと願う
http://www3.kmu.ac.jp/butsuri/student04/SH3.htm

478 :名無し募集中。。。:2011/06/18(土) 00:37:33.26 O
クリクラ桜組みたいになったりしてにょん

479 :名無し募集中。。。:2011/06/18(土) 01:33:03.51 O
リ偽´∀`l|<おやすにょん

480 :名無し募集中。。。:2011/06/18(土) 02:23:20.91 O
誰だにょん誰だにょん

481 :名無し募集中。。。:2011/06/18(土) 03:36:50.13 0
471のつづき

「果報は寝て待て」とは良く言ったものだにょん
獲物は向こうから 網に引っ掛かってきたにょん
と言っても 掛かったのは "怪物"じゃなく その"怪物に襲われた被害者"の方だったにょん
「明日 例の事件の被害者 ミズキ・ダンチズマンが うちの研究所に運ばれてくるんだが
カニョン君も会ってみないか?」
と ナカサキ博士から電話が掛かってきたのは にょんが
チャチャのお気に入りのブーツを汚した日の夜の事だったにょん
その翌日 『オノレセー美術館』に立ち寄り 人目につかない隙を見て 例の壁の黒い斑点の
部分を少し削って 小さなチャック付きポリ袋に入れて ポケットにしまい込んだにょん
これを ナカサキ博士に調べて貰えば 何か有益な情報が得られるかもしれないにょん
nksk研究所に着いたのは お昼休みも終わる頃だったにょん
「おお 来たね!」
「ナカサキ博士 にょんのリクエストに早速応えてくれて有難うございますにょん」
「どうだった?役に立ちそう?」
「今度は にょんが博士のリクエストに応える番だにょん」
「参ったね 全く頼もしいぜよ!カニョン君に依頼して本当によかった 楽しいもん!」
「で ミセス・ダンチズマンは?」
「そうそう大変なんすよ カニョン君 彼女は今"タイヘンなヘンタイ"状態なんすよ!ははっ!」
お昼から この博士の相手はもたれるにょん





482 :名無し募集中。。。:2011/06/18(土) 03:38:59.67 0
481のつづき

「何でもあの事件以来 ひどい禁断症状が出てしまってね 『身体が疼く』んだってさ
ったくケシカランよ!『…会いたいだけ 会いたいだけ この場で即抱きしめて 嗚呼 すごいよ
すごいわ…』なんて安物の流行歌みたいなセリフを壊れたレコードみたいにブツブツと
繰り返しているんだよ ある大学病院まで連れていって治療を施しても
まるっきり効果なしでさ このナカサキのとこに運ばれてきたってわけ」
「ナカサキ博士は独自の治療法で重度の薬物中毒者を完治させた事があるって
聞いた事があるにょん」
「それは本当です まさに"過去の栄光"だ! しかし どこで何が役に立つか分からんもんですな
だって この人 ナカサキの心を一瞬で奪ってしまった女優さんですよ!」
「そして この事件の鍵を握る重要人物だにょん」
「そう怪物のナニを握っただけにってね!…ん? あ いや 彼女には こっちに座って貰ってます
ちょっと無理矢理 お行儀良くして貰ってるけどね…」
博士に連れられて にょんが目にしたのは まさにあの盗撮映像に写っていた主演女優その人
だったにょん 彼女は顔色も青ざめ 目の下にはきつい隈をつくって 博士の言った通りのセリフを
ブツブツと繰り返していたにょん その姿は薬物中毒者そっくり そして今から
電流で始末される死刑囚のように 両手両足を拘束されて 医療用のリクライニングチェアに
座らせられていたにょん
椅子の側のマシンの前では ナカサキ博士の例の二人の助手が施術の開始を待っていたにょん
二人の装着しているヘッドセットが場の空気に緊張感を与えていたにょん
博士もヘッドセットを付けながら にょんに話しかけてくるにょん
「うちのはちょっと荒療治 でも効果はテキメン ナカサキ赤面」
助手のチサ・パイがミセス・ダンチズマンにもヘッドセットを装着させたにょん



483 :名無し募集中。。。:2011/06/18(土) 03:40:08.06 0
482のつづき

「準備はnksk?」と博士
「チャー」と助手達
もう一人の助手のマイ・ネーサンがPCのマウスをクリックすると
(…WIIN WIIN WIIN WIIN WIIN WIIN WIIN CHANCHARACHANCHA…)
と エキゾチックな音楽が流れ始めたにょん すると 博士と助手の三人はグルグルと
ミズキ・ダンチズマンの周りを池の鯉のように廻りながら 踊り始めたにょん
「カニョン君 ようく見ておきたまえ!これがnksk研究所名物『"SHOCK"療法』だっ!!」
(JA JA JAJA JA!!)
『もう そろそろ いい加減に 吹っ切らなければ 新しい 恋なんてさー あり得ないない』
『チャー』
ナカサキ博士は突然唄い始め 助手の二人は合いの手を打ったにょん
(中略)
『ああ そうだわ 良い男は まだまだ居るから 綺麗に なってやるわー 後悔しなさい』
『チャー』
ナカサキ博士がフルコラーラス 一人で唄い上げた時には
ミセス・ダンチズマンは完全にトランス状態に入っていたにょん
全身をブルブル震わせながら 白目を剥き 開けっ放しの口からは
唾液がダラダラと垂れ流され 股間にはビチャビチャと水溜りをつくっているにょん
「ハアハア ハアハア…フウ これで…彼女 こっちの言う事 なんだって聞いてくれる ハアハア」
乱れる息を整えながら博士は言ったにょん
「失神してるんじゃないのかにょん?」
「違う!催眠状態に入ったの!…ねえ ミズキ君 君はもう私の言いなりだよねえ?」
「あああ 先生! 私 先生の言う事なら何でも聞くわ!」
「ほうらね…じゃあ ミズキ君さ 早速なんだけど ナカサキのオチンチ…」
「やめるにょん!」


484 :名無し募集中。。。:2011/06/18(土) 03:40:56.56 0
483のつづき


博士の言葉は嘘ではなかったにょん 『"SHOCK"療法』の効果はテキメン
後から聞いた話では この療法は世界中でもナカサキ博士一人しか出来ない芸当だそうだにょん
何でも 彼の歌声と この曲調が絶妙にブレンドされて生み出される周波数が人を
深い深いトランス状態に導くのだそうだにょん
にょんは 改めて「ナカサキ博士は天才だ!」と思ったにょん
博士がどんな"調教"をしたのかは分からないけれど ミズキ・ダンチズマンは この数日後
nksk研究所から元の平和な日常生活へ無事に戻っていったとの事だにょん
ところで もう一人の被害者 リサコ・ジエンドは幻のイカの下足の味が今も忘れられず
暇を見つけてはグルメツアーに出掛けているそうだにょん まあ 本人もイキイキしている
そうだから わざわざ『"SHOCK"療法』を施す必要もなさそうだにょん



485 :名無し募集中。。。:2011/06/18(土) 03:43:25.79 0
484のつづき

本題に戻すにょん
結果的にミズキ・ダンチズマンからは有益な情報が得られたにょん
まず 何故 彼女は事件の真相を語るのを頑なに拒んだのか? それは あの怪物に
「喋ったら もう来ない」と脅されたからだという事だにょん 彼女がどれ程の悦びを
与えられたのかは にょんには想像もつかないけれど 「快楽に溺れる事の恐ろしさ」を
にょんは心底感じたにょん 金品の類は全然手が付けられていなかったのに 怪物は
何を目的にミズキを虜にしたのか? 怪物が持ち出したのは 彼女の夫のPCのデータだった
にょん つまり その中身を引き出す為のパスワード等の情報をミズキは全て教えてしまった
んだにょん 彼女の夫は出世株だったから そのデータの中には夫が勤める警備会社の重要な
データもリンクされていたらしいにょん
彼女達が被害に会った時 彼女達の夫の仕事場は『オノレセー美術館』だった…
そして現在も 彼らは「『天使とヤコブの闘い』展」の警備担当をしている真っ最中…
…との事だにょん
にょんの前に一筋の道が開けたような気がしたにょん
勿論 ポケットに入れておいたチャック付きポリ袋の中身の粉も調べて貰ったにょん
にょんの読み通り 『オノレセー美術館』の黒点の正体は「毒性の高い烏賊墨」だったにょん

サキ・ナノレス もうすぐお前に会えるかもしれないにょん
この街でウロチョロすんのは もう やめるにょん

486 :名無し募集中。。。:2011/06/18(土) 08:04:15.53 0
おはにょん

487 :名無し募集中。。。:2011/06/18(土) 08:04:32.13 0
イカイカ
にょんにょん

488 :名無し募集中。。。:2011/06/18(土) 08:05:58.33 0
こんなスレあったのかにょん
早く教えてくれにょん

489 :名無し募集中。。。:2011/06/18(土) 08:10:46.96 O
続くにょん

490 :名無し募集中。。。:2011/06/18(土) 09:22:30.36 0
きょうもにょんにょんしてね

491 :名無し募集中。。。:2011/06/18(土) 12:01:23.08 0
落ちるにょん

492 :名無し募集中。。。:2011/06/18(土) 15:05:22.51 O
さーみしいにょん

493 :名無し募集中。。。:2011/06/18(土) 15:32:28.44 0
ミズキ・ダンチズマンが知らない間にデラックス化してて
ビックリしたにょん

494 :名無し募集中。。。:2011/06/18(土) 17:38:50.56 0
おっぱいは前からデラックスにょん

495 :名無し募集中。。。:2011/06/18(土) 18:04:40.16 O
そのうち今回デラックスした分もおっぱいにデラックスされるにょん
べ、別にうらやましくなんかないにょん

496 :名無し募集中。。。:2011/06/18(土) 18:12:40.20 0
フクラム ミズキ クン 14歳…ケシカランにょん

497 :名無し募集中。。。:2011/06/18(土) 18:42:06.52 O
にょんにょんするしたくなったにょん

498 :名無し募集中。。。:2011/06/18(土) 19:56:31.18 O
二の腕はぷにぷににょん

499 :名無し募集中。。。:2011/06/18(土) 20:06:15.12 0
485のつづき

(「気持ちイイのれす!気持ちイイのれす!」)
伸びた十指を巧みに操りながら サキは夜空を飛んでいた
この身体を手に入れてから 手放したものも沢山あった
しかし 別の快楽がそこにはあった
(「サキは新しい御主人様にイイコ イイコして貰えれば もうそれでいいのれす!」)
コドモ・ノ・ユウカが「お前に店の全てを任せる」と言ってくれたのは
本当に嬉しかった
会員制高級クラブ「エッグ・ダンサーズ」の店長就任の喜びを真っ先に伝えたくて…
いや 真っ先に自慢したくて カニョン探偵事務所のドアを初めてノックした
…それが この結果だ!
あいつの寝坊グセのせいで…あいつの遅い出勤を ソファに座り 大人しく待っていたら
いきなり背後から縛り上げられ 目隠しをされ 妙なものを無理矢理飲まされた
それから 自分は誰かのオモチャになった 自分の意思とはまるで関係のない"指図"が
自分をコントロールした まるでコンピューターゲームのキャラクターにでも
なってしまった気分だ
そして 多分 今だって そうなのだ
思考を停止し 誰かの指示に身を委ね "希望"なんていう当てにならないものを
一切捨ててしまう事がこんなに楽な事だとは!
サキは 今の御主人様が導いてくれた「新しい世界」の住民になる決心をした


500 :名無し募集中。。。:2011/06/18(土) 20:07:41.72 0
499のつづき

前の主人 コドモ・ノ・ユウカには何の不満もなかったが 彼は堅物過ぎて 毎日が平和過ぎた
今は次に何が起こるのか 全く予想も出来ない日常に楽しさすら覚えている
もう太陽の光は何日も浴びていない 闇の中を黒い肉体で散歩するのが 最近の日課だ
すぐ側にはいなくても どこかで御主人様が自分を見ていてくれるのは感じていた
御主人様の名前は知らない けれど その黒目がちな大きな瞳は 産まれたばかりの
赤ん坊のように澄んでいる…無邪気なのだ 彼女が頭を撫でていてくれさえすれば
「もうどうなっても良い」と感じるくらい サキは彼女の可愛い忠実なペットになった


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0ch BBS 2005-12-31