スレ大杉なんで2chブラウザ推奨

これ参考にがんばって!!1 → 板追加手順

■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 最新50
もしもベリメンが隣の家の幼なじみだったら・・・

369 :名無し募集中。。。:2011/01/08(土) 00:54:17.71 0
第1章

第1話『最初のさようなら』
話は数年前に遡る。
おれ…は当時12歳。まだ小学生。

『お受験』をして上のレベルの中学校へ進んでいくごく一部の人を除けば、大抵の連中が同じ中学校に通うことになる。おれもそうだ。いや、
そうなるはずだったんだ。
おれの運命が変わることを告げられたのは、小学校を卒業する三日前のことだった。
「実は…引っ越すことになりそうなんだ」
父親が言う。父親があんまり家にいた記憶がない。月の大半は仕事で家を空ける生活だった。だから久々に父親の顔を見た…ら、これだ。

「え?どこに?」
おれはそう訊くのがやっとだった。母親は渋い顔をしている。
「それは…」
教えてもらった。行ったこともない場所だった。聞けば、父親の転勤の都合で、家族そろって引っ越さなくてはいけない状況らしい。
おれは嫌だった。内心、行きたくなかった。でも、どうやらこれは従わなければならないことのようだ。

114KB
続きを読む

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
名前: E-mail(省略可)

0ch BBS 2005-12-31