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マーサー王物語第3章

1 :名無し募集中。。。:2007/08/19(日) 12:10:07.70 0
いざ決戦へ


まとめサイト(保管庫様に感謝)
http://ookami-bc.hp.infoseek.co.jp/txt/kingdom.html

登場人物紹介
http://ookami-bc.hp.infoseek.co.jp/txt/kingdom/characters.html

519 :外伝担当。。。:2007/09/06(木) 18:27:57.88 0
外伝W とうかい 13

湖賊の砦を見下ろす高台の木の陰から様子を覗うマイマイ。
「どうやら出発するようですけど、どのくらいの兵力が出たかは分りましぇんね。」
砦から出た船は2隻。襲撃に出てくるのもいつも2隻だという報告があるため、いつもと兵力が違うのかは分らなかった。
陽動部隊はイナバコフが指揮しているため手違いは無いだろう。
船が出港して1時間ほど様子を覗っていたが、船の陰が完全に消えたのを確認し、マイマイたち80人の部隊は移動を開始する。
砦には小さな勝手口が一つあり、部隊が進入出来そうなのはそれだけだった。
「ここまできて考えてもしょうがないです。一気に突っ込みます。あの扉は私が破りますから一気に突入すること。」
兵達は黙って頷く。
「それと声は上げないで突っ込むこと。よし、いくよ。」
マイマイは黙って走り出す。付き従う兵は5名ほど。気付かれないように少人数で進入路を確保する。
マイマイは身体に比べ巨大ともいえる斧「パリパリナッタワイシャツ」を扉に叩きつける。
身長の低いマイマイの叩きつけた所はちょうど太い材木で作られた閂の位置で、それごとたたき折る。
穴の開いた扉から素早く斧を引き抜くと、付き従ってきた兵達が担いできた丸太を縦に突き立てる。
今度は扉が蝶番ごと吹っ飛び進入路が出来る。マイマイが残りの兵達に突入の指示を出し、自分は真っ先に突入する。

520 :名無し募集中。。。:2007/09/06(木) 19:39:34.19 0
帰宅保

521 :栗色の髪の戦士:2007/09/06(木) 20:13:23.01 O
外伝担当さん ( `w´) コフ借ります。。。

522 :名無し募集中。。。:2007/09/06(木) 20:18:37.51 0
どうぞどうぞ、幾らでも使ってください
っていうか、こちらからお願いしますww

523 :栗色の髪の戦士3:2007/09/06(木) 20:20:37.16 O
「あンたは今どこに居るんや…まぁあンたのことやろうから相も変わらず困った人たちを助けながら旅しとるんやろうな」
月を肴に手酌酒。
イナバコフは酒を呑みながら昔のことを思い出していた。
戦場で剣を交えたこともある。
期せずして共闘したこともある。
何より心深く染み付いているのは彼女が語る祖国への熱い想いだった。
しかし誰よりも祖国を愛したが為の悲劇。
彼女は国同士、奸臣の思惑に翻弄され続け戦場を駆け巡り続けた。
そんな戦士がこの世にいたのだ。
イナバコフは忘れない、忘れることはない…永遠に。

524 :名無し募集中。。。:2007/09/06(木) 21:27:20.39 0
wktkやね

525 :名無し募集中。。。:2007/09/06(木) 21:41:31.78 0
しかし稲葉さん優遇されてるな


扱いボロボロの小川やそもそも人間扱いされてない里田の立場は・・・

526 :名無し募集中。。。:2007/09/06(木) 21:42:11.33 O
最近知った衝撃の事実と言えば…
藤本のデビュー曲「会えない長い日曜日」の振り付けが稲葉

いや最近稲葉が出てるからちょっと思い出しただけ

527 : ◆dO/kErKplo :2007/09/06(木) 21:50:30.11 0
小川は一応見せ場ありますんでw
ヘキサゴンエースの人は・・・ごめんなさい

528 :外伝担当。。。:2007/09/06(木) 21:58:30.41 0
自分の場合、ベリ・キュー・娘。のメンバーは主役級で外伝に出しにくい感じなんです。
特に昔の話の場合まだ会ってないので・・・
それで苦肉の策でイナバコフに頑張ってもらいました。w

529 :外伝担当。。。:2007/09/06(木) 22:28:32.47 0
外伝W とうかい 14

中は掘っ立て小屋やテントが乱雑に建てられており、奥のほうは湖の入り江に面しており直接、船が出入りできるようになっている。
櫓が2箇所左右にあり、その上に見張りが居た。敵意が来たことを大声で叫んでいる。
そのうちの手じかに会った一つの櫓をマイマイはパリパリナッタワイシャツで土台を破壊する。
ゆっくりと倒壊していく櫓が掘っ立て小屋を潰す。
「我はマイマイ・チチハエ・タラステル!マーサー王国の食卓の騎士にして王国の秩序を守るためお前達を討伐しに来た!
抵抗しなければ殺さない!悔い改めれば刑の軽減を約束する。降伏しなさい!」
大音声にて呼ばわるマイマイ。その間にもマイマイの後ろに突く部隊。
左右に展開して包囲しようとする部隊。矢での攻撃に備える部隊と指示が無くとも流動的に動いていた。
その間に20人ほどの守備隊とおぼしき賊が集まってきていた。
マイマイの部隊は一見すると後ろに控える20人ほどに見える。
「てめえら!イイ度胸じゃねえか。そんな人数で俺たちをどうにかしようってのか!」
守備隊の頭らしき男がシミターを抜き怒鳴る。
「そんなに死にたいか!それなら、望みどおり!」
マイマイはパリパリナッタワイシャツを大きく振りかぶり、相手に叩きつける。
斬りつける隙もあったがあえて相手の持っている剣を狙った。
シミターは折れ飛び、男は仲間3、4人を巻き込んで吹っ飛ぶ。
湖族たちが息を呑んだ瞬間、マイマイの部隊全てが姿を現す。
「さあ、まだやりますか。降伏すれば命は助けます。」
この作戦も下士官達からの提案だった。同数だと思って闘う気満々だった湖賊たちは一気に倍以上になった敵を見てすっかり意気消沈してしまった。
「とりあえず一箇所に集めて縛っておきなさい。それとくれぐれも非戦闘員には危害を加えないようにね。」

530 :外伝担当。。。:2007/09/06(木) 23:38:39.26 0
頑張りましたが、今日はここまでですw

531 :名無し募集中。。。:2007/09/07(金) 00:49:07.14 0
ほっ

532 :名無し募集中。。。:2007/09/07(金) 01:25:54.48 0


533 :名無し募集中。。。:2007/09/07(金) 02:13:53.95 0
州*‘ o‘リ<も?

534 :名無し募集中。。。:2007/09/07(金) 03:34:44.07 0


535 : ◆dO/kErKplo :2007/09/07(金) 03:55:12.99 0
「扱いうまいのね、お世辞まで使って丸め込んじゃって」
そう言いながら床に倒れたオカールの頭をグリグリいじくっているのはモモコだった
あまりの衝撃で気を失ってしまったオカールはもはやモモコのオモチャと化してしまったのだ
そんなオカールを特に助けるわけでもなく、マイマイはモモコに反論する
「ちょっと待って、オカールと私が組むのが一番最適だと思ってるのは本当だよ
 今までずっとオカールと同じ訓練を経験してきたからどれだけの実力を持っているのか完璧に把握してるし
 それに私とオカールは同じタイプの戦士だから・・・」
意外と好感触な返事にモモコは驚いたような顔をする
そして気絶しているオカールの頭をクイッと引き上げながら
「あなた良かったじゃない、気に入られてるよ」と言い、またバシバシと叩く
こんな風にとても自由に振舞っているモモコな訳だが、他の食卓の騎士は緊張でそれどころではなかった
既にマイマイに指名された食卓の騎士は気が楽だがそれ以外の者は誰と組むのかと思うと気が気ではない
シミハム、マイミ、ウメサン、クマイチャン、ナカサキ、カンナの計6人は緊張ゆえに互いの顔を見回す事しか出来なかった
いったいこの中の誰が自分と共に戦場に立つのだろうか、もしくはモモコのように一人で戦うのだろうか
かなり重要な事なだけにみなが早く呼ばれて不安から抜け出したいと思っていたのだ
「じゃあ、次の組を発表するね」
マイマイのその運命の発表に6人全員が注目をする
そして次にマイマイが告げた組分けはとても意外なものだった

536 : ◆dO/kErKplo :2007/09/07(金) 03:56:41.24 0
「マイミ団長とシミハム団長の二人に組んでもらいます、積極的に奥に奥に突っ走って欲しいから二人に組んで欲しいの」
まさかベリーズとキュートの団長同士が組むとはさすがのモモコも予想していなかった展開だ
二人とも十分強いので普段は実力の落ちるメンバーのサポートに回ったり、一人で戦場を駆け巡ったりしている
この二人が組めば確かに「最強コンビ」ではあるが、強い二人が固まるのは無駄とも言えるのではないだろうか
「僕とマイミが組むの?別に構わないけど理由を教えてほしいな」
「シミハムとペアになるのはジックス以来かもしれないな・・・マイマイ、何か策があるのか?」
今までの例を見てわかるようにマイマイも適当に決めたわけではない、すぐさま二人の要求に答え始める
「シミハム団長は多人数を相手するのは得意だけど一騎打ちは苦手でしょ?
 で、逆にマイミ団長は一騎打ちは得意だけど多人数相手は分が悪いよね」
自覚していた己の欠点を言われたシミハムとマイミはなんだか気恥ずかしくなり居心地が悪くなってしまう
そんな二人を横目にマイマイは更に説明を続ける
「そこで、シミハム団長が数千もの兵を薙ぎ倒してマイミ団長を敵の本拠地までスムーズに連れて行ってほしいの
 敵の本拠地には絶対ガキがいるはず
 戦争の早い段階でガキを撃破できたら帝国軍の士気は面白いくらいに下がると思うんだ」
マイマイの策を聞いたシミハムとマイミはすぐに納得する事が出来た
策の通りにモーニング帝国剣士団長であるガキを瞬殺出来れば帝国軍は大混乱に陥るだろう
「なるほどね、僕はマイミの道を作ってあげればいいんだね!」
「いきなりラスボス退治か、これは腕が鳴るな」
重大な任務を任されたのでシミハムとマイミは自然と笑顔になる、こんな時に奮えて怯えるようなタマでは決して無い
そして他の食卓の騎士もこの2人なら絶対やれるという確信があったので朗らかな気分になった
ただ一人、マイミと同じ組になれなかったと嘆いているウメサンを除いてだが

537 :名無し募集中。。。:2007/09/07(金) 05:56:43.00 O


538 :名無し募集中。。。:2007/09/07(金) 07:16:57.87 0
ミキティのときの二の舞にならなきゃいいけど

539 :名無し募集中。。。:2007/09/07(金) 08:14:17.21 O
>>538
バックマウス級の俯瞰能力の持ち主が現在の帝国にいるとしたらありえるな

だとしたら訓練中の2人のうちのどっちかなんだが

540 :名無し募集中。。。:2007/09/07(金) 08:20:04.08 O
どう考えてもアイカ
リアルキャラからして策士コハルなんて考えられん

541 :名無し募集中。。。:2007/09/07(金) 09:35:38.25 0
やじさきの同クラスコンビか

542 :名無し募集中。。。:2007/09/07(金) 10:35:49.26 0
7、8期の実力がはっきり分らないから面白そうだ

543 :名無し募集中。。。:2007/09/07(金) 12:26:03.72 0
陛下、お昼です

544 :名無し募集中。。。:2007/09/07(金) 14:14:56.16 O
陛下、3時のおやつです!
つ【カステラ】

545 :名無し募集中。。。:2007/09/07(金) 15:38:31.16 0
陛下、台風が通過しました

546 :名無し募集中。。。:2007/09/07(金) 17:40:19.98 O
陛下、特技は炒飯です!

547 :名無し募集中。。。:2007/09/07(金) 18:46:06.81 0
うんこ

548 :( ;`w´) <ゥァー:2007/09/07(金) 19:37:45.77 O
少女の乗る馬車が盗賊に襲撃された翌日、王国ではすぐさま討伐隊が結成され只今出陣の真っ最中である。
討伐隊の隊長を務めているのは現在、王国に身を寄せているイナバコフ。
何故に自分がこのような案件を請け負わなければいけないのか?
王国に滞在中とはいえそれは恩に報いる為、王国兵に多少の剣術指南をしているに過ぎないのだ。
自分は決して傭兵ではないし実績があるとはいえ今まで何も好き好んで戦いに身を投じて生きてきた訳ではない。
とはいえ被害を被った有力貴族や重臣たちの願い出を無碍に断る訳にもいかずイナバコフは馬上の風となっていた。
だがしかしこの案件を請け負った最終的な理由としては有力貴族の少女を護衛していた者からの証言であった。
駿馬を駆り剣とはかけ離れた得物を操る栗色の髪の戦士。
イナバコフの胸には感じるものがあった。
蛇の道はヘビ…自らの眼で確かめる価値はあるのかもしれない。

549 :名無し募集中。。。:2007/09/07(金) 20:11:47.88 O
>>548

楽しみにしてますよ?

550 :外伝担当。。。:2007/09/07(金) 21:09:28.51 0
鋭意作成中。今日はアップできるか微妙w

551 :名無し募集中。。。:2007/09/07(金) 21:47:17.39 O
>>550

期待はしますが、無理はしないでくださいね

552 :名無し募集中。。。:2007/09/07(金) 22:41:06.04 0
王様〜

553 :外伝担当。。。:2007/09/07(金) 23:36:03.15 0
外伝W とうかい 15

集められた賊から出航した船には30名づつが乗り組んでいるということだった。
少しの間考えていたマイマイは、作戦変更を決めた。
「敵の下船をまって攻撃するつもりでしたが、片方づつそれぞれ殲滅することにします。」
兵士達、特に下士官達はこの闘いを通じて、すっかりマイマイを信頼していたので異論を唱えるものはいない。
「2隻の船が岸につくには時間差があるはずです。そこを狙いましょう。」
「どうやって攻撃しますか。」
「フフフ、それは・・・」

2隻の船が帰ってくる。いつものように2、3人が出迎えに出ている。
まず、一隻が岸壁に近づき舫い綱を投げる。それを受け取り杭に括る。
一人二人と船から下りる。
「ちっ、今日はしくじったぜ。あんなに船足がはええとはな。」
愚痴を言いながら湖賊が降りてくる。5人ほど降りたその時。
ガタン!
近くにおいてあった箱が跳ね飛び中から小さな少女が飛び出してくる。
手には身体と同じ、いや身体よりも大きく見える斧を持ち、湖賊たちに突進してくる。
油断しきっていた先頭の男は吹き飛ばす。すると、綱を取った男達が船から下りてきた湖賊を湖に突き落とす。
すると、掘っ立て小屋の影に隠れていたマイマイの部隊が一斉に飛び出してくる。
一隊は剣を手に着岸した船へ、一隊は2隻の船に矢を射かけ援護する。
そしてもう一隊は着岸した船とは別の方向から小船に乗ってもう1隻の方へ向かい火矢を射掛ける。
小船4艘に分乗した兵は20人。一斉に射掛けられた火矢に帆はたたんでいたものの船が燃え上がる。
湖賊も矢で応戦したが反撃は微々たる物だ。次第に湖に飛び込むものが増えてくる。

554 :nttkyo604068.tkyo.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp:2007/09/07(金) 23:36:46.65 0


555 :外伝担当。。。:2007/09/08(土) 00:37:16.19 0
今日はここまでです。

556 :名無し募集中。。。:2007/09/08(土) 01:55:44.01 0


557 :名無し募集中。。。:2007/09/08(土) 04:41:49.74 0
从o゚ー゚从<出番はまだかとゆいたい

558 : ◆dO/kErKplo :2007/09/08(土) 05:22:50.15 0
「マイマイ〜なんで私とマイミがいっしょじゃないの〜」
いかにも悲壮感の漂う表情をしているウメサンが涙を流しながらマイマイに訴えかける
リカチャン襲来やメロニアの時から考えると半年以上マイミとは共に戦ってない事になるので今回に賭けていたらしい
この1ヶ月間ずっとマイミと共闘する妄想、もといイメージトレーニングをしてきたので悲しさは倍増だ
子供みたいに泣きじゃくるウメサンをマイマイがなでなでしながら慰める
「よしよしウメサンもう大人なんだから泣かないの
 ウメサンはカンナと組んで苦戦している味方兵を援護射撃してもらいたいの
 マイミ団長は早くガキの所へ向かわなきゃいけないんだけどウメサン足遅いでしょ?だから我慢して」
「う・・・うん・・・」
マイマイに優しくあやされたウメサンはなんとか落ち着きを取り戻す
だがそれと引き換えにクマイチャンとナカサキが新たに動揺し始めてしまう
「じゃ、じゃあ私はナカサキといっしょってこと!?」
「クマイチャンとなの・・・?」
仮にもライバル関係にある二人がペアになって共闘するとなるとさすがに不安になってしまう
リカチャン襲来の時も一時的に組んだが、あの時はオカールも居たので特には気にはならなかった
だが今回は最初からペアで組むと指示されての戦争だ、どうしても二人は意識しあってしまう
「二人なら大丈夫だよ、たぶんこの1ヶ月間で一番成長したのは他でもない二人だと思うし
 それにね、二人で組めばどんな相手にも対応できると思うから・・・」
「「えっ?それってどういう事?・・・」」
その時外から甲高い信号の音が鳴り始める
これは出撃する時が来たという合図だ、そろそろ会議を切り上げて集結しなくてはならない
「あ、ベルが鳴り始めたよ!じゃあ早くいかないとね」
そう言うとマイマイは先陣をきって軍事戦略会議室を出て行った

559 : ◆dO/kErKplo :2007/09/08(土) 06:16:44.05 0
ちょっと質問したいんですが新垣里沙の特徴的な口癖って何がありましたっけ
「コラー」や「〜のだ」みたいな感じの
技の名前として使いたいのでどなたか二文字の口癖教えてください

560 :名無し募集中。。。:2007/09/08(土) 07:04:21.06 0
二文字限定とはレベルの高い質問ですね

561 : ◆dO/kErKplo :2007/09/08(土) 07:05:41.70 0
あ、二文字じゃなくても3文字とか4文字とかでもいいです
だいたいその辺りでお願いします

562 :名無し募集中。。。:2007/09/08(土) 07:09:15.57 0
( ・e・)<ちょwwwっうぇwwwwwwワロス

563 :名無し募集中。。。:2007/09/08(土) 07:44:12.02 0
ちゃんぽんちゃん、ジュマペール、ハニホヘート

564 :名無し募集中。。。:2007/09/08(土) 07:46:21.54 0
〜なんですけどーはよく言うな

565 :名無し募集中。。。:2007/09/08(土) 07:55:58.30 O
口癖じゃなくて名言にしたほうがいいんじゃない?

566 :外伝担当。。。:2007/09/08(土) 08:14:39.68 0
ブットイマン とか?

でもやっぱり眉毛ビーム

567 :名無し募集中。。。:2007/09/08(土) 08:18:10.25 0
良いビルとかもあるね
横文字にするとイービルになって良い感じ

568 : ◆dO/kErKplo :2007/09/08(土) 08:26:46.45 0
王国の全ての兵が出撃するため広場に集結しているのをミヤビ・アゴロングは病室から一人で見つめていた
だがそのミヤビの瞳は今にも戦場に向かおうとせんとする兵の瞳と寸分違わぬモノであった
リカチャンに折られたはずのアゴは新品の鋼鉄でコーティングされており、以前より鋭くなっている
えぐられた胸も同様に硬く、強固でまっ平らな鋼鉄を埋め込まれていた
「チナミありがとう、このアゴの仕込み刀と胸のプレートはとても気に入ったよ
 私の巨乳を披露できない事だけが欠点ではあるけど・・・」
寝言をほざきながらもミヤビは心から同士であるチナミに感謝を捧げる
数日前にチナミに新たな仕込み刀を依頼していたために装備面だけで言えば今にも戦場に立てる状態となっていたミヤビ。
医者には依然ストップがかけられたままではあるがその情熱はモーニング帝国を討伐する事だけに傾けられている
例え傷口が開き意識が朦朧としても、例え大量の血を流し死に掛けようとしても
一人でも敵兵を切り捨てる事で王国に貢献したいと心から思っているのだ
「場合によっては封印していたアレを抜かなくてはならないかもしれない・・・
 なるべくそれは避けたいものだがやむを得ない時は覚悟しないとな」
あの大戦でミキティに傷つけられた肩をさすりながらミヤビは独り言をつぶやく
もうあの時の傷はふさがってはいるものの精神的な痛みは今も続いている
そのモヤモヤした気持ち悪い何かを晴らすためにもミヤビは戦場に立たなくてはならないのだ
「みんなが出撃してから1時間後・・・コッソリ抜け出せば大丈夫なはずだ」

569 : ◆dO/kErKplo :2007/09/08(土) 08:27:35.47 0
ガキさんの口癖(+名言)ありがとうございます
なんとかこれで必殺技と小技のネタが埋まりそうです><

570 :外伝担当。。。:2007/09/08(土) 10:43:06.60 0
( ・e・)<ニイガキ ウェーブ〜
( ・e・)<ニイガキ ロボットダンス もあるのだ

571 :名無し募集中。。。:2007/09/08(土) 12:16:41.58 0
陛下、今日のお昼はお寿司です

572 : ◆dO/kErKplo :2007/09/08(土) 12:31:57.34 0
あの日、あの大戦が行われたとても雄大な大平原
今日この日もこの大平原を隔てて南北にマーサー王国とモーニング帝国の兵士たちがそれぞれ集結する事になった
先日の帝国側の宣戦布告により戦争を開始する時刻は決められている
なのでその時が来るまで互いの兵士たちは陣形と作戦を何度も何度も確認し続けた
ちなみにこの戦争で王国と帝国が互いに十二分に気をつけている事が一つあった
それは両国の国民を決してこの戦場にあがらせない事だ
あの大戦でミキティが流した風説の流布に唆された罪なき国民が何人も無駄な死を遂げていった
そんな事は二度と繰り返してはならない、国民を死なせない事は敵を倒す事よりも重要なのだから

「あともうちょっとで始まるね・・・ドキドキするなぁ」
平原を隔てて北側、帝国剣士の新人コハル・プラムスター・ハグキラリは初の参戦に怯えていたのだ
自国領土内での悪人討伐くらいなら何度かした事があるがこういった大舞台は初めての経験
帝国剣士として認められたとは言っても遠くに見える数千数万の王国兵を見て怖がらないはずがない
「どうしたコハル?コハルはもっと度胸の据わった戦士だと思ってたがな」
いつも不真面目だったりイタズラばかりしているコハルにここぞとばかりとガキ団長が責めに行く
「だってあんなに敵がいっぱいいるんだよ!ガキ団長だって最初の時は怖かったでしょ!?」
「最初の時?・・・」
コハルに言われたガキは過去の新人時代の自分を振り返ってみた
タカーシャイやマコ、コンコンと時期を同じくして帝国剣士として選抜されたのだが初戦は散々だった記憶がある
前日までは意気揚々としていたのだが実際戦場に立ってみるとなんとも言えない恐怖に包まれ立てなくなってしまった
なんとか他の帝国剣士の足を引っ張らない事だけを考えて行動したものの結局は開始数時間で深手を負い離脱してしまったのだ
考えてみれば今のコハルは当時の自分のような心境なのかもしれない、ここは団長として恐怖から解き放ってあげるべきだ
「確かに最初の時は散々だったな・・・あのタカーシャイ帝王ですら初戦では実力の半分も出せなかったらしい
 でもコハル、お前は奇跡という星の下に立っているんだ、だから普段通りにすればいい
 コハルの奇跡を打ち破った者は過去に誰もいないんだろ?食卓の騎士なんかに奇跡を敗れるものか」

573 : ◆dO/kErKplo :2007/09/08(土) 14:14:37.18 0
「ガキさんもたまには良い事言うんですねー」
コハルを励ましているガキを軽い声でひやかしたのはエリチン・サチウスだった
ガキさんと呼ばれるのをひどく嫌うガキは当然の如くブチギレてしまう
「団長と呼べといつもいつも言ってるだろうがぁっ!!」
いつもの調子で打刀「一瞬」を抜き取りエリチンに斬りかかる
・・・が、エリチンは気味悪くニヤニヤしながら刀による攻撃を避けようともしなかったのだ
「・・・何故避けない?本当に斬るぞ?」
「ガキさん本当に斬っちゃっていいんですか〜?あと数分もすれば戦争が始まっちゃうんですよ?
 まぁ別に斬ってもいいんですけどねぇ、ただその分戦争が不利になっちゃうんじゃないかなぁ
 もし僕が斬られた痛みで戦いに集中できなかったらガキさんのせいですからね!」
「ムムム・・・」
「だ・か・ら、今この時間はガキさんって言い放題なんですよ!」
ガキさんと呼ばれる事よりも馬鹿でアホなエリチンに言いくるめた事がガキにとっては悔しくてたまらない
あまりに怒りすぎて全身がワナワナと震えてくる
レイニャやサユは帝国剣士の長であるガキが冷静じゃない事に危機感を感じ、必死でなだめようと試みる
「ガキさん!戦争に勝った後でエリチンをいくらでも叩っ斬ればいいっちゃ!ガキさん今は我慢と」
「ガキさん!今ガキさんが暴れたら兵士たちが不安になります!だからガキさん頑張っていつものガキさんに戻って!」
「うがあああああああああああガキさんと呼ぶな貴様らぁあああああああ!!」
こんな切羽詰った事態だというのにガキ団長を止める事に数分要したという

574 :名無し募集中。。。:2007/09/08(土) 16:34:59.49 0
陛下、夕飯は何がよろしいでしょうか

575 :名無し募集中。。。:2007/09/08(土) 17:07:32.12 0
从o゚ー゚从<ポムの樹のLサイズ

576 :名無し募集中。。。:2007/09/08(土) 17:36:37.26 O
元ネタはあえて伏せるが栞菜の百合騎士連隊

577 :外伝担当。。。:2007/09/08(土) 17:55:56.72 0
陛下、お持ちいたしました。
つ【じっくり煮込んだビーフシチューオムライス Lサイズ】
 【モッツァレラチーズとピクルスのサラダ】

ふたごスレではないので今回限りでww

578 :名無し募集中。。。:2007/09/08(土) 18:58:27.62 0
スレ違いだがぼけと生意気に「いくら食ってもそれが胸につくとは限らない」と教えてやってくれ

579 : ◆dO/kErKplo :2007/09/08(土) 19:04:47.48 0
Σ洲;` v ´) Σ州;´・ v ・)  !?

580 :( ;`w´) <ゥァー:2007/09/08(土) 19:10:27.69 O
「ホイ!あンたで最後やな」
ガタメキラを抜くまでもなくイナバコフは盗賊のボスを打ち負かす。
例えボスが手負いでなくともその力量差は明らかなのだが。
百人偉丈夫イナバコフ…一線を退いたとはいえその実力、何ら衰えること知らず。
こうして盗賊団を壊滅させた彼女はボスへの尋問へと移った。
洗い浚い話される内容には思わず顔をしかめる王国貴族間の恨み辛み嫉み嫉み僻みなど悲しい現実も含まれていた。
だがしかしそんな事実など自分には必要無い。
内容が真実であろうがなかろうが一介の客人には出過ぎた真似は無用なのだ。
イナバコフが聞きたかったのはたったひとつ、栗色の髪の戦士の情報のみ。
「あぁあの戦士な…強かったぜ、俺も結構名の通った盗賊だと思っちゃいたがバトルアクスさえ使うヒマも無かった
まぁ俺の運も尽きたってこったな、まさか二日連続で伝説と手合せを願えるとは
今日があンたイナバコフ、そして昨夜が駿馬を駆るシャモジ使いの戦士」
つまりそれは…。

581 :外伝担当。。。:2007/09/08(土) 19:36:38.36 0
あいつか!あいつなのか!!

582 :名無し募集中。。。:2007/09/08(土) 20:34:01.92 0
◆dO/kErKploて俺の見ているいくつかのネタスレに常駐ぽい

583 :外伝担当。。。:2007/09/08(土) 21:33:43.08 0
私はふたご・マイミンスレにちょくちょく行きます
あ、聞いてないですか。失礼しました。w

584 :外伝担当。。。:2007/09/08(土) 21:46:56.29 0
外伝W とうかい 16

一方の陸上部隊はマイマイが先頭になって着岸した船に突入する。
まだ、荒削りなマイマイの闘い方。パリパリナッタワイシャツを大きく振りかぶり渾身の力で叩きつける。
当たるを幸い、なぎ倒す。あたらない一撃も船のあちこちを破壊していく。
湖賊たちは暴れているのが大きな斧を持った少女だというギャップにあっけに取られていた。
その間にも兵達が乗り込んでくる。10人ほどが乗り込んだときだった。
湖賊の一人が桟橋に渡していたあゆみ板をはずし、湖に投げ込んだ。
「しまった!」
マイマイが思わず声を上げる。このままでは数的に不利だ。
「あなた達は固まって闘って!」
そう兵に指示を出すと、自分は敵中に突っ込む。

マイマイは右手で斧を水平に薙ぐ。湖賊の持つシミターを1本折り飛ばす。
すかさず切り返そうとするが、重い斧での連撃はまだ身に着けていない。
左手から湖賊が斬りつける、しゃがんでかわすが続けざまに他の湖賊が切りつける。
間一髪で斧を上げ受け止める。そのまま押し返して吹っ飛ばす。
多勢に無勢。分が悪い。
今度は湖賊の肩口から袈裟懸けに切り下ろす。仕留めはしたが、今度は床にパリパリナッタワイシャツが食い込む。
(しまった!)
怪力を奮いすぐさま引き抜くが一瞬取って返すのが遅れる。
眼前にシミターが迫る。ダメだと思ったその瞬間。
「グアァ!」
兵士の一人が身を挺してマイマイを守る。剣でシミターを受けてはいるが、別のシミターで脇腹を刺されている。
刺突武器ではない曲刀での一撃は致命傷にはならないものの、戦闘は出来そうも無い。
「あなた!大丈夫!」
「マイマイ様!次が来ます、私は大丈夫です。兵は死んでも戦に勝てますけど、隊長が死ねば国の損失です・・・」
「・・・そ、そんな」
気がつけば兵士達がマイマイの周りを囲み守っていた。
「さあ、みんなで勝ちましょう。隊長!」

585 :外伝担当。。。:2007/09/08(土) 22:04:03.60 0
外伝W とうかい 17

マイマイは気力を振り絞り、斧をふるう。涙で視界が滲むがかまわず敵を倒した。
攻撃で出来た隙は兵士が剣で身体で受け、埋めた。
敵と同じだけ味方が倒れていく。マイマイの身体はすっかり返り血にまみれていた。
自分の斬った敵と自分を守った味方の血で。
(こんな、何でこんなことに・・・)
兵の最後の一人が倒れたとき、敵はまだ10人ほど残っていた。
その時、ガタンと言う音と共にあゆみ板が船に渡され、残っていた兵達がなだれ込んできた。
状況を見て取ったマイマイが呼ばわる。
「降伏しなさい!もう、勝ち目はありません。」
倍以上の兵達に包囲された湖賊たちは床に刀を放り降参する。

マイマイが闘っている間にもう一隻はほぼ全焼しており、脱出した者は戻ってきたイナバコフがすっかり制圧していた。
岸に捕虜と兵を集め岐路の準備をする。帰りは湖賊の船を接収して帰ることにした。
その船の中でマイマイが報告をうける。
「捕縛した者は113名。うち、非戦闘員は21名です。主に湖賊たちの家族のようです。
味方の損害は軽傷24名、重傷10名です。重傷者のうち命に関る者は1名でしたが、
治療の結果命は取り留めました。まず、完勝と言っていいでしょう。」
「ありがとう、下がっていいでしゅ。」
兵士は元気のない隊長に敬礼をして船室を出る。

586 :外伝担当。。。:2007/09/08(土) 22:46:13.79 0
外伝W とうかい 18

「どうしたんや、マイマイ。作戦は成功、死人もでんかった。まず、完全に成し遂げたんや、何か不満があるんか?」
マイマイは突入の際の不手際を話す。最後の方は涙声だ。
腕組みしてきいていたイナバコフが諭す。
「あんたはこの戦が始めてみたいなもんや。その戦でええ事学んだな。
まあ、これは幾ら経験つんでも気付かんやつもおるけどな。
それは幾ら私ら戦士が強くても、兵士がついて込んでは戦に勝てん言うことや。
まあ、帝国の皇帝が100人もいれば兵士なんて必要ないけど、そんな国はあらヘン。
そして、その兵達に慕われるん言うんは、戦士として最大の財産や。
それをあんたはたった2回の戦で掴んでしもた。これは稀有な才能なんやで。
うちらかて、戦を何十回と重ねてやっと掴みとったんや。」
「でも、私の作戦ミスで怪我した人が一杯出てしまって・・・」
「あんなん、ミスのうちに入るかい!戦は生きもんや、机の上の作戦通りにはいかへん。
まあ、ミスといえば孤立したときに、単独で闘って我を忘れたぐらいや。
そんでも、兵士達がチャラにしてくれた。これだってあんたの手柄ナンやで。さっき言うたとおりな。」

587 :名無し募集中。。。:2007/09/08(土) 22:51:35.96 O
経験を凌駕する才能なんざ漫画や小説の世界だなんて言うけど
経験ってのはすんげぇ大切なんだよな

だから一部のメンバーにだけ…おっとここで言うことではないな

588 :名無し募集中。。。:2007/09/08(土) 23:26:51.87 0
何だ? 

干されメンヲタか?w

589 :外伝担当。。。:2007/09/08(土) 23:35:02.27 0
外伝W とうかい 19

3回目の相手は山賊団だ。武装もそれなりにあり勢力は180人程度と手ごわい相手だと思われた。
だが、この作戦にイナバは同行していない。任務を終え帰路についていた。
作戦立案までは2回目の出兵と同じ要領だったが、今朝の出発前のマイマイの言葉を聞いて決めた。

「みなさーん、元気ですかー!」
一瞬戸惑う兵士達が、「おぉー」と返す。
「元気がないでしゅね。もう一回、元気でしゅかー!!」
「おおぉー!」
今度は揃った返事が返ってくる。
「今日の相手は手ごわいでしゅ。作戦は考えましたけど、成功させるのはみんなの力でしゅ。
私の力はまだまだですけど、みんなの力があれば大丈夫でしゅ!」
「おおぉーー!」
既に部隊を自分の意のままに動かしている。部隊の編成や隊列ではない。
心を動かしている。敵と戦う前に兵士全員が作戦と自分の役目を理解し、それぞれの判断で動けるまでになっている。
それでいて上官の命令には逆らわず、理想的な部隊になっている。
部隊の人数が少ないこともあるだろうが、これほどの舞台を短期間で作り上げるのは並大抵の才能ではない。
その才能の根幹は素直さ。人の言葉を素直に聞き、失敗を糧に出来る。それは得がたい貴重な才能だ。なぜなら自分に無い才能を己が物とできるから。

590 :外伝担当。。。:2007/09/08(土) 23:35:46.68 0
外伝W とうかい 20

イナバはマーサー王に拝謁し、帰参の辞を述べた。
「マイマイはどうかな、物になりそうかとゆいたい。」
「王に申し上げます。もう、既に物にはなっております。このまま成長すればいずれ王国の重臣として活躍するでしょう。」
「おお、それほどか。でも、最年少でその才能では妬みややっかみがあるかも知れぬな。私が注意しておこう。」
「いえ、それも心配は無いと存じます。マイマイ殿の一番の力は“可愛がられる”方法を知っていることにございます。かく言う私もその一人でございますが。
しかも、マイマイ殿は若うございます。もしかすると、他の食卓の騎士や陛下の後を引き受け、
王国を守り立てていくのは、マイマイ殿かも知れません。」
マーサー王は満足そうに頷き、イナバコフも頷き返し拝謁を終えた。

その後、風の噂にイナバコフは聞いた。
マイマイ・チチハエ・タラステルが倍以上の山賊を相手に、味方に犠牲者を一切出さずに圧倒したと。
それを機に王国きっての“知将”と呼ばれようになることを。

おしまいまい

591 :外伝担当。。。:2007/09/08(土) 23:37:49.10 0
今回は難しかった。マイマイのキャラが最後までつかめませんでした。
ダメだし待ってますww

592 :名無し募集中。。。:2007/09/08(土) 23:56:29.96 0
マイマイ=海のリハク

593 :外伝担当。。。:2007/09/09(日) 00:48:23.06 0
陛下、保全します

594 :名無し募集中。。。:2007/09/09(日) 01:27:15.75 0
从o゚ー゚从<おやすみとゆいたい

595 :名無し募集中。。。:2007/09/09(日) 01:49:15.22 0
マイマイ・チチハエ・タラステルのネタ元(?)ってなんなんでしょ?
他のは大体見当が付くんですけど・・・

596 :名無し募集中。。。:2007/09/09(日) 04:23:13.74 0
このあとすぐ

597 :名無し募集中。。。:2007/09/09(日) 06:22:35.72 0
作者のココロの声

598 :名無し募集中。。。:2007/09/09(日) 08:20:36.64 0
>>595
マイマイ・チチハエ・タラ・ステル

599 : ◆dO/kErKplo :2007/09/09(日) 09:12:20.72 0
>>582
ネタスレは結構見てますからいろいろとかぶってるかもしれませんね
10個くらい見てますし

>>外伝担当。。。 さん
完結お疲れ様です
マイマイのキャラは私自身も掴めてなかったりしますw

>>595
マイマイスレで定期的に言われてる「マイマイに乳生えたら捨てる」が元ネタです

600 :名無し募集中。。。:2007/09/09(日) 09:40:23.05 0
そうなのね

601 :名無し募集中。。。:2007/09/09(日) 11:33:10.81 O
保全だ、ルパン!!

602 :名無し募集中。。。:2007/09/09(日) 11:33:23.66 0
ちょっとこれ見ろwww
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1005387

603 :名無し募集中。。。:2007/09/09(日) 12:46:35.65 0


604 : ◆dO/kErKplo :2007/09/09(日) 13:37:56.82 0
「まったく、無駄な労力使わせないでくださいよ」
「す、すまない」
暴走したガキを帝国剣士7人がかりで止める事になったので殆どの帝国剣士はご立腹
ガキはどうもバツが悪くなってしまう
「しかしエリチン、エリチンがどうしてもモモコと戦いたいと言うからその通りにさせてあげるんだが大丈夫なのか?
 アイカの練った完璧な作戦を曲げてまで叶えさせたんだから勝利は絶対だぞ?」
完璧な作戦と褒められたアイカ・ダンケシェーン・アウシガは顔を赤らめながら照れてしまう
「完璧じゃありませんよ〜コンコンさんに比べたらまだまだです」
現在、帝国では失踪したコンコンの代わりに新人帝国剣士のアイカが作戦を担当している
まだ実戦経験が足りないのもあって粗が目立つものの、新人の割には上出来と言える作戦を毎回練り上げてきた
コンコンが突然居なくなって困り果ててた帝国に現れた救世主とも言えるだろう
そしてそんなアイカの作戦を曲げた事を悪く感じているのかエリチンが真剣な顔でガキに話しかける
「ガキさ・・・ガキ団長、確かにアイカちゃんの作戦に意見したのは悪かったと思ってるよ
 でもモモコちゃんは絶対一騎打ちを狙ってくると思うし、絶対勝つ自信があるんだ
 責任取ってここで必ずや勝ち星をあげてみせるよ・・・そして戦況を一気に帝国ペースに変えてみせる!」
いつもはふざけたり怠けたりしているエリチンの心からの声を聞きガキは感激する
その奮い立つ心のままガキは全兵士の前に立ち刀を掲げ鬨の声をあげ始めた
「みんな!今のエリチンの言葉は真なる物だと私は思っている!
 王国兵は楽な相手ではないがそんな事は関係ない、私たちはそれを遥かに凌駕しているのだから!
 ミキティが居ないのがなんだ!コンコンが居ないのがなんだ!マコが居ないのがなんだ!
 我ら帝国の勝利を今も城で待っているタカーシャイ・ハヨシネマ帝王にいち早く報告しようではないか!!」
ガキが言い終えると同時に時は来た、長く長い大戦が今始まる

605 :名無し募集中。。。:2007/09/09(日) 15:17:13.30 0
まったくだぁ

606 :名無し募集中。。。:2007/09/09(日) 16:08:54.18 0
いよいよか

607 :名無し募集中。。。:2007/09/09(日) 18:13:43.12 0


608 : ◆dO/kErKplo :2007/09/09(日) 19:08:14.02 0
時が来ると同時に数千数万単位の兵が相手を目掛け一気に出撃していく
はじめ両者の距離は結構あったのだが騎乗しているものが多数のためかなりのスピードで交わり始めていった
そんな中でもいち早く衝突した戦士が王国帝国に一人づつ。
まるで打ち合わせでもしたかの如く自軍の先頭に立ち、大平原の丁度真ん中らへんで落ち合ったのだ
その場にいる全ての兵が「初めの決戦」はその二人によって行われるだろうと思っていた
まるで魔法のような奇術を自由自在に操る魔女、人間業とは思えぬような怪力で大剣を振り回す怪物
こんな二人の決戦に水をさせばさすがに身がもたないと思い、手を出そうと思う者は一人も居なかった
大群に囲まれていると言うのにまるで二人だけ別空間に飛ばされたと思うような不思議な感覚
今ここであの大戦の再現をモモコとエリチンによって繰り広げられようとしていたのだ
「エリチン・・・だよね?」
落ち合った後、騎乗していた馬から降りるなりモモコは目の前の相手に問いかける
それもそのはず、自分に立ちはだかった戦士は全身を甲冑に包まれていていったい誰なのか判別が出来ないのだ
その鎧を着た戦士もモモコが混乱しているのに気づき自己紹介を始める
「そうだよモモコちゃん、僕はエリチン・サチウスだよ」
そのガタイの良さ、背にしょったグレートソードを見れば確かにエリチンなのだが何故こんな格好をしているのか疑問だ
その疑問をエリチンがご丁寧にも自ら明かし始めた
「モモコちゃんの厄介な武器の一つに麻酔針があるからね、これだけ厚い鎧を着けとけば大丈夫だと思って・・・
 あ、分かってるとは思うけどこれアルミ製だから磁石にはくっつかないよ」
エリチンの言葉にモモコはなるほどと心の中で納得する
だが相手がそういった重装備で来たとしてもそれなりの戦い方がモモコの頭の中に詰まっている
なんとしてもここでエリチンを打ち破って戦争を優位に運ぶため、モモコは頭脳をフル回転し始めた

609 :ルート254:2007/09/09(日) 19:08:48.92 O
盗賊団を王国警備隊に引渡し任務を終え一夜明けた今でもイナバコフの胸には複雑な想いが去来していた。
東方から伝わる武器シャモジを使い駿馬を駆る戦士。
それは愛馬メイプルに跨りヒロシマミヤゲノシャモジを扱う騎士を想起させるに充分だ。
イナバコフが戦場で友と呼称した存在。
戦場で生死不明となり帰還することのなかった友。
リンネ・ヒトリ・コーネリアス以外に考えられない。
友は矢張り生きていたのだ!

イナバコフはその姿を誇らしげに夜空を支配している満月を肴に酒を呑んでいた。
そういゑばあの日も月明かりが美しい夜だった。
現在、王国は帝国との戦争に突入しようとしている。
その裏には現在行方不明となっている前帝国帝王ミキティ・トレインランチの暗躍が認められた。
トレインランチが何を考えているか?
それはハッキリとは解らないがあの事件の日から調べあげた内容がリンネの失踪に絡んでいることは間違いなさそうだった。
「何や恐ろしいことが起ころうとしとる…」

月明かりに照らされた見渡すかぎりの街並みは限りなく静かだ。
戦乱など国同士の思惑など関係ない庶民には惰眠を貪る資格がある。
しかしそれでもあの日のリンネがそうだった様に…。
その刹那、ガタメキラに流星が跳ねグラスに暗い影を落とす。
そうしてイナバコフは睡魔に襲われると静かに眠りへと落ちていった。


おはり。

610 :ルート254:2007/09/09(日) 19:16:46.94 O
スレ主である作者さん及び外伝担当さん
そしてわたくしめの駄文を拝読して下さった総ての皆様に
Respect & Big up。。。

てゆーか本編の戦が始まる前にあげたかったけどまさかタッチの差とは…orz

611 : ◆dO/kErKplo :2007/09/09(日) 19:17:56.80 0
なんだか凄いタイミングでかぶってるw

>>新しい外伝さん
完結乙です〜リンネさんだったんですね
名前の由来が気になる・・・(ハロヲタになった時には既にお馬さんがいたので)
情景の表現などが上手なので次回作も期待してます


612 :名無し募集中。。。:2007/09/09(日) 20:24:39.74 O
从o゚ー゚从<夕飯まだ〜?

613 :外伝担当。。。:2007/09/09(日) 21:29:49.18 0
ルート254さん
私もスレ主ではないです、間借りの身ですよw
何かこう、リリカルというか叙情的というか素敵な作品です。
また自作も期待してます。

作者さん
いよいよ始まりましたね!!楽しみ楽しみ!!

614 :名無し募集中。。。:2007/09/09(日) 21:41:30.15 O
陛下!全身鎧のヤツは棍棒でぶっ叩くと、すんげぇダメージを受けるらしいッスよ!
…て、ことは、野球少年が筋属バットでぶん殴ればイチコロッスよ!

615 :外伝担当。。。:2007/09/09(日) 22:10:09.27 0
次作、鋭意作成中
ベリキューで天下一武道会みたいなやつ考えてます

616 :名無し募集中。。。:2007/09/09(日) 23:06:47.31 O
相手のモモコはスピードがないだろうから守備力に重きを置いた戦略を考えたなら
でっかい得物を振り回すだけと言うエリチンへの評価を改めないとなw



617 :名無し募集中。。。:2007/09/10(月) 00:25:38.00 0
陛下、夜警中です

618 :名無し募集中。。。:2007/09/10(月) 00:34:26.35 0
てかエリチンがモモコにのしかればそれで終わりかと
モモコの逃げっぷりに注目

619 :名無し募集中。。。:2007/09/10(月) 01:15:57.53 0
暗器使いを倒すにはより巧みにかつスピーディーに動けるか(シミハム、アイリか)
ペテンに引っ掛からない冷静かつ賢いタイプ(コンコン?)なんだけど
スピードを犠牲にして守りを固めるのは一番モモコにとってオイシイ状況だろうな
それこそ「落ちない城はない」から


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