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マーサー王物語第3章
319 :
◆dO/kErKplo
:2007/08/30(木) 06:31:49.12 0
コンコンの説明に継ぐようにミキティも続けざまに語り始める
「前回の大戦では上手い具合に帝国と王国を引き分けにする事が出来たからな
今年は決行の時だから前回以上に帝国と王国には共倒れになってもらわなくてはならない、それにはロビンの能力が最適だろう
コンコンは相変わらず良い人事をしてくれる・・・本当に助かるよ」
褒められて嬉しいのかコンコンもカノンと同様に顔を赤らめる、そのような和やかな様子に場も温まっていった
だがさらりととんでもない事を言うミキティにマーサー王が注目しない訳がなかった
前回の大戦で帝国と王国を引き分けに・・・確かにミキティはそう言ったのだ
「引き分け・・・!?いったいどういう事だ!!貴様がいったい何をしたのだ!!」
急に大声を出すマーサー王にその場にいる全員の視線が集まる
そしてさすがのミキティもその声を無視する訳にはいかなかったのだ
「何を取り乱しているマーサー王、大戦が仕組まれていた事がそんなにも意外か?」
「これから出す質問に答えろ・・・あの大戦で何をした?いつから組織を組んでいた?・・・そして目的はなんだとゆいたい!」
怒鳴りだすマーサー王を快く思わないリカチャンとマツーラが黙らせようと前に出たがミキティがそれを制する
「二人とも下がってくれ、どうせマーサー王は食卓の騎士ヌキでは何も出来ない無力な存在だ
ならばせめてその無力な存在に情報くらいは与えてあげようじゃないか」
そう言うとミキティは自らマーサー王の捕らわれている個室の前まで歩いていった
「まずは・・・そうだな、一番知りたがっていそうな我々の目的から教えてあげようか
我々の目的はただ一つ、この地の宝であるヤマザキャリバーを奪い取る事だけだよ」
「ヤ、ヤマザキャリバー・・・!」
ヤマザキャリバー、その言葉を耳にするだけでマーサー王の体が震え始める
普段は優しき父も祖父もヤマザキャリバーの話をする時は人が変わったかのように厳格になったものだ
ヤマザキャリバーの恐ろしさは誰よりもマーサー王が知っている
そしてミキティがヤマザキャリバーを利用して何を企んでいるのかもすぐ理解する事が出来たのだ
「ハ・・・ハロマゲドンを起こす気か」
「当然、それ以外に何がある?
我々はヤマザキャリバーを得るために帝国と王国には無力になってもらわなくては困るのだ、理由は言うまでもないだろう?」
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