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もしも亀井絵里がデスノートを拾ったら

1 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:10:54.94 0
衝撃のラストだよな

27 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:24:54.30 0
本名の田中麗奈で書かなきゃいけないわけだが
それだとあっちが・・・

28 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:25:42.63 0
英語を敬遠して使わずじまい

29 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:26:13.27 O
【国際】 「デスノート」で人を呪う遊び、中国の子供の間で流行…日本漫画の悪影響糾弾する声も★2
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1178876163/
1:☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ@☆ばぐ太☆φ ★ 2007/05/11 18:36:03 ???0 [off_go@yahoo.co.jp]
・2007年5月10日、中国中央電視台は広西チワン族自治区南寧市の小中学生に「デスノート」を
 使って人を呪う遊びが流行していると報道、教育専門家による子供たちの成長に負の影響が
 あるとのコメントを流し、小学生の子供を持つ親らに注意を呼びかけた。

 「デスノート」は日本の人気漫画。映画化・アニメ化もされ、中国でも絶大な人気を誇る。
 特に「デスノート」のグッズが人気だ。劇中では、「デスノート」に名前を書かれた人間は、
 ノートに書かれたとおりの死に方をするという設定になっている。

 現在、南寧市の子供たちの間では、ノートに嫌いな人間の名前を書く遊びが流行っている
 という。番組では南寧市の小学生にインタビューをした。小学校で流行っているのかとの
 問いに、「もちろん!クラスの半分はやっている」との回答。では誰の名前を書くのかと聞くと、
 「誰の名前でもいい。むかついたらすぐ書くよ」と答えた。持っている「デスノート」を見せて
 貰ったところ、普通のノートよりも一回り大きく、ハードカバーの立派な装丁。値段も50元
 (約750円)と高額だ。ノートには単に名前が書かれているだけではなく、「誰々が何年何月
 何日に誤って薬を飲み入院。病院で研修中の看護婦によるミスで死亡」などかなり詳細な
 死因が書かれていた。

 デスノートを使った遊び自体は以前から中国で流行し、メディアでも取り上げられてきた。
 中国最大のテレビ局である中国中央電視台が取り上げ、家長らに注意を呼びかけた影響は
 大きい。近年、日本漫画の悪影響を糾弾する意見も増えており、今回の「デスノート」問題が
 日本漫画バッシングを加速させる懸念もある。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070511-00000007-rcdc-cn

※画像:http://ca.c.yimg.jp/news/20070511113757/img.news.yahoo.co.jp/images/20070511/rcdc/20070511-00000007-rcdc-cn-view-000.jpg

※元ニュース・関連スレ
・【社会】 「○○、心臓まひで死ぬ」 デスノート遊び、いじめにつながる恐れも…保護者が指摘
 http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1164182412/
※前:http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1178854097/

30 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:26:23.39 0
デスノートってこと忘れて普通にノートとして使っちゃって
バッタバッタ倒れるハロメン

31 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:26:26.08 O
いっぱい殺した後に涙で自分の名前を書くの

32 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:26:31.32 O
>>27
デスノートをちゃんと読んでこい

33 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:26:43.19 0
L

34 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:27:53.62 O
わたしが えりです

35 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:27:55.35 0
マジで考えてみたんだがまずガキさんに相談すると思う
んでガキさんは真面目だから警察に届けようって言うと思う

36 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:28:53.54 0
大丈夫だよ
道繁さゆみ
新垣理佐
田中麗奈
とテキトーに書くから

37 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:29:05.74 O
グロイ死に方させそう

38 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:29:08.30 0
とりあえずアルで実験すると思う

39 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:29:10.12 0
つんくでは死なないことを確認

40 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:29:32.20 0
>>36
うまい!

41 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:30:16.36 0
アルって誰やねんw

42 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:30:42.24 0
  _, ,_
从*・,_.・)<・・・・・・・

43 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:31:22.00 0
こんな大事な物も普通に紛失しそう

44 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:31:43.28 0
まあ無くすだろうな

45 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:31:50.22 0
お前らが拾ったらまずどうするの?

とりあえず俺は金○日って書くと思うけど

46 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:32:38.96 0
とりあえず矢口の名前は書いてみるだろうな

47 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:33:34.75 0
合宿2日目に夏まゆみ

48 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:33:55.17 0
亀井なら山寺宏一の本名を書きそう

49 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:34:02.69 O
どれが一番書かれるかな…
@ヲタ
A娘。メン
Bハロプロメン
C事務所のお偉方
D他の事務所所属の芸能人
Eプライベートな誰か

50 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:34:10.05 0
田中麗名

51 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:34:13.65 0
俺は>>46の名前と顔がいますぐ知りたい

52 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:34:43.95 0
>>51
ワロタ

53 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:36:12.27 0
>>49
Cだな

54 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:36:31.09 0
とりあえず拾ったテンションでそのまま思いつく名前を数個さらさらっと
ニヤニヤして満足してあとあと後悔しそう

55 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:37:30.93 O
@pに悲観して自分の名前を書けばよいのに

56 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:37:40.74 0
とりあえず死ぬ前の行動をある程度操れるみたいだし
俺とセックスしてから自殺する方向でかわいい娘を次々と殺していくだろうな

57 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:37:46.64 0
あの平和主義の亀井にデスノートがって絶妙だな

58 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:38:13.71 O
デスノートをもってないのに知りたがる>>51

59 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:38:39.48 0
アルってまだ生きてるの?

60 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:38:44.45 0
デスノート持ってるよ俺

61 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:39:19.83 O
紺野もかかれそう

62 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:39:22.35 0
アルはまだ生きてるよ多分

63 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:39:22.48 0
ここで本名を書いても
まさかLが自分からLだと言うはずがないみたいになるな

64 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:39:28.34 0
100%無くすか存在を忘れる

65 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:40:20.43 O
>>59
生きてるだろ
殺すなよw

66 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:40:55.83 0
アルが死んだらえりりん相当凹むだろ
なつかれてないとはいえ

67 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:41:28.50 0
殺害理由:最愛の娘が自分の名前をデスノートに書いてるのを見てしまった為

68 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:42:22.26 0
最初に
「デスノートです」
ってダジャレを書くと思う

69 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:43:19.39 0
アルが死んだ日にライブがあっても健気に明るく振舞うんだろうな
そんなえりりんを抱きしめて慰めてあげたい

70 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:44:39.81 0
このノートに名前を書かれた人間は死ぬ

「なんか気持ち悪いノート拾っちゃった…」
亀井絵里は右手に持つ薄気味悪いノートを見て、小さく溜息をついた。
表には「DEATHNOTE」と書いてある。
そもそも初めからこの英語の意味さえ分かっていれば拾わなかったのに。
死ぬノート?
亀井はこの「DEATH NOTE」とやらの処分に困っていた。
とりあえず恐いから元の場所に戻しておこう…

71 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:44:52.29 O
>>68
最高に面白れえwwwwwww

72 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:45:14.10 0
「あれっ絵里まだ帰ってなかったの?」
後ろから親友の道重さゆみが声を掛けてきた。
「うわっ」
亀井は思わず悲鳴のような声をあげた。
「何驚いてんの?」
「いや、あの、なんとなく…」
「なんとなくって何よ?ってかその黒いノート何?」
「あ〜これは、あれ、あれだよさゆ」
「何?」
「あの〜あれあれガキさんとの交換日記だよ」
「ふ〜ん、渋いノート使ってるんだね」
「う、うん」
「ってか、ガキさんとの交換日記見つかったんだ」
「あ〜うん、そうなの。なんか下から2番目の引き出しの奥辺りに入ってたの」
「そこまで詳しく聞いてないから!」
「そうだね。ウヘヘヘ」

何故かとっさに嘘をついてしまった。
別に深い意味はなかった。
ただこんな気持ち悪いノートを持っていたらさゆに引かれるだろうと思ったから。
亀井はデスノートを鞄に入れてとりあえず家に帰ることにした。

73 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:45:57.84 0
ちょっと書いてみたw

74 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:46:01.94 0
急に誰かが書き出したな

75 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:46:22.27 O
>>73
続きが気になるw

76 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:47:12.12 0
肝心の続き考えてないから誰か書いてよw

77 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:47:48.86 0
亀井じゃつまんね
高橋で立てろよ

78 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:48:13.19 0
道重がデスノートを拾った場合
http://www.geocities.jp/niiafyyigiytktkonfkmtk/desu-note-nano-1.html

79 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:48:39.38 O
「ただいまー!」





続き頼む

80 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:49:12.69 0
巧妙な心理戦は期待しない

81 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:49:22.29 0
「お母さん今日ものすごいノート拾ったよ〜」

続き頼む

82 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:51:00.87 0
ていうか心理戦できないだろえりりん

83 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:51:05.52 0
>>78
うんつまらない
お前削除と

84 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:51:20.04 0
「あれ?確かここに入れた筈なんだけどなぁ〜」

続き頼む

85 :名無し募集中。。。 :2007/05/13(日) 03:51:50.86 0
ネタ帳にしてしまう亀ちゃん

86 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:52:45.97 0
「あれ???ない・・・ない・・・ないよーー」


続き頼む



87 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:54:07.71 0
誰か真面目に書けよww

88 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:54:15.23 0
「無くしちゃったかなぁ・まっいいか、ウヘヘ、お母さん今日の晩御飯何ぃ〜?」

終了

89 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:55:57.68 0
その後拾ったのがキラらしい

90 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 03:55:58.17 0
デスノートじゃなくてですよ?ノートでした

91 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 04:00:56.78 O
>>88
おいwえりりん適当すぎるぞw

92 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 04:05:19.15 0
物語が動き出すか!?ってところでノートを無くすと思う

93 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 04:05:23.77 0
「ただいまー」
亀井は靴を脱いで台所に向かう。
母が夕飯の支度をしている。
亀井和子は58歳で遅く出来た子供である絵里を溺愛していた。
「お母さん、今日の晩御飯何ー?」
「今日はじゃがいもを吹かしたわよ」
亀井はじゃがいもが大好きだった。
二階の自分の部屋に上がる亀井に母が下から声をかける。
「すぐご飯だから降りていらっしゃいね」
亀井は部屋に入ると用心深く内鍵をかけた。
恐る恐るかばんの中に入れてあるノートを取り出す。
見たところ何の変哲もない黒いノートだ。

94 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 04:08:28.18 0
いいねーいいねー

95 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 04:09:45.64 0
これは適当超大作になるな

96 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 04:12:21.05 0
ハルノート

97 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 04:19:19.62 0
なんだ終わりか?

98 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 04:20:33.70 0
誰か書け

99 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 04:56:04.11 0

椅子に座ることもなく、私はそのノートを机の上におく。
汗ばんだ指が紙に吸い付くように、表紙はゆっくりと開いく。
黒い表紙の裏と、横に32本の線の引かれた白いページが、思考をなくした私の瞳に焼きつく。
私はじっと右の、ノートの1ページ目に書かれた名前を見つめた。
何度もその文字列を追った。どこか書き間違えてはいないか、これを書いたのはいつだったか、
いくつもの思考が私の脳を掻き回したが、
しかし事実書かれたその文字列を目で追う度、心臓を冷たい手で掴まれるような、
凍るような恐怖心を繰り返した。
何故なら私は、このノートに名前を書かれた人物は必ず死ぬのだと知っていた。
否、それはほとんど信じていたものではなかったが、
だがこの子が死ぬとすれば、それは自分の手によるものだと、思いたくはなかった。
白いページには、黒い筆跡で大きく書かれていた。


       道重さゆみ


あぁ、私は何故この名前を書いてしまったのだろう。
表紙の裏には、このノートの効果について明確に記されていたのに、
私はそれに頓着することなく、道重さゆみの名を書いてしまった。
だから私は、深い自己嫌悪に陥ってしまった。
それは私が、まだこのノートの効果について信用をしていなかったことを言い訳にして、
死をもたらすと書かれたこのノートに彼女の名前を書いてしまったことが、
私が確かに彼女を裏切ったことを証明していたからだった。

あぁ、どうか、どうか神様、
優しいこの子が、明日も生きていますように・・・


100 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 05:21:04.41 0

こうして私は、その日を終えることになった。
謝るべき顔が、いつものように私に微笑みかけてくれることを何度も祈りながら、
私はしだいに深い眠りへと落ちてしまった。


翌朝、私は目覚まし時計の音とトーストの甘い香りと共に目が覚めた。
なんだか頭が重いのは、昨夜の考え事のせいだろうか。
一抹の不安と、これが私の罪悪に対する報いと理解しながら、恐る恐る携帯を見る。
液晶には今日の日付と、今の時間が表示されている。
つまりこれは、私が寝ている間に私に何も連絡がなかったことを示している。
そんなことにほっと胸をなでおろし、少し涼やかな心持で食卓へ向かう。
そんなパジャマのままでいないで着替えなさい、と母が困った顔で私に言うが、
私ははいはい、と気のない返事を返して朝食を平らげた。
今日は9時には事務所にいかなくてはならない。
あの子にも、そこで会えることだろう。


そう、こんなノートに名前を書いただけで、人が死ぬなどあるはずはない。
彼女の名前を書いてしまった原因も、ちょっとしたいさかいの結果に過ぎない。
昨日私が化粧品を勝手に使っただとかなんとか、その程度のことでちょっと書いてしまった。
ささやかな抵抗を試みただけ。ただそれだけのことだ。
あと1時間もせずに、彼女に会うことができる。
昨日のことを謝ろう。

101 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 05:25:40.42 0
デスニートですよ?

102 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 05:45:31.01 0

「第2会議室」、ここが私の最初の仕事場だ。
明日収録するハロモニ@の打ち合わせが行われる。
ドアノブに手をかけ、おはようございます、と少し小さく挨拶をする。

「あ、おはようなの・・・」

ゆっくりドアを開けると、テーブルの一番奥の席に、彼女がいた。

「あ、おはよう、さゆ」

私は極力普通に返事したつもりだったが、やはり少し気まずそうな雰囲気になってしまって、
それ以上何かを言おうにもタイミングを逸してしまったような感覚に陥ってしまった。
だから私は、挨拶から後の言葉をつぐんだまま、
無言で彼女の向かいの席に座り、荷物を置いた。
彼女は生きている。
やはりこのノートは嘘だ。とにかくそれだけで安心した。
彼女もそれ以上何も言わなかった。
しばらくの重苦しい二人だけの時間が過ぎる。
私はしかし、この二人だけの時間こそが、彼女に謝る唯一の時間だと感じた。
臆病な私は、誰かが来ては、それもできなくなると思った。
私は携帯をいじっている振りをして、ゆっくり深呼吸をして、自分の意を決する。
ただ一言、昨日はひどい事言ってごめん、と言えばいいいだけだ。

103 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 05:54:47.43 0

「えり、昨日は疑ってごめん」

不意に彼女が口を開いた。
一瞬、何を言っているのか理解できぬほど、私は狼狽してしまった。
どんな言葉を返せばいいのか、一瞬にして真っ白になった私の頭は、
すっかり言葉を失ってしまっているようだった。

「あ・・・うん、いいよ」

私はしまったと思ったが、不用意に発した返事をうまく訂正できるほど、私は落ち着いていなかった。
これでは彼女が全面的に悪いみたいではないか。
彼女は謝罪してくれたが、私の気持ちが、今のやり取りに含まれていない。
一番、避けなくてはいけないことだ。次は私が勇気を出す番だ。

「私のほうこそ、酷いこといってごめん」

少し大きな声になってしまった。私はとても恥ずかしくなって、彼女から視線を外してしまった。
だが今の言葉は確実に彼女に届いただろう。
彼女は、ちょっとこえ大きいよ、絵里、とといって、いつもの笑顔を私に見せた。
それをきっかけとして、私たちは会話を続けた。


それから何人かのメンバーと、スタッフが部屋へと到着し、会議は開かれた。


104 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 06:02:43.82 0

そして2時間の後、会議は終わった。
さゆをこの後誘いたかったが、まだ彼女たちは打ち合わせがあるとのことで、私一人が帰ることになった。


私は自分の部屋で、引き出しの中に隠すようにしまったノートを取り出した。
表紙にDEATH NOTE、と書かれた、黒いノートだ。
もう、あんたのせいで余計な心配したわ、と、一連の出来事のすべてをノートのせいにして、
ひとつ大きくため息をつき、ベッドに横になった。

それにしても・・・
DEATH NOTE・・・一体誰がこんなもの作ったのだろう。
わざわざ英語で説明まで書いて、それ以外は製造元も値段も書いていない。
それなりに手間と時間をかけたはずだ。
それなのに、誰でも通るような道端に落としていくなんて。
まったくばかげているわ。ほんとにお前のせいで・・・・。

「いいや、俺のせいじゃねーなぁ」

突然、すぐそばで男の声が聞こえた。


105 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 06:20:21.60 0

私は突然の侵入者に、声を発することもできずに、ゆっくりと顔だけを、
声の聞こえた方に傾けた。
窓から指す光をさえぎるように、人型の影が浮かび上がる!
私は心臓が止まるほどの恐怖と同時に、苦痛を感じた。
男が私の口をその手でふさいだのだ!
何が起こっているのか理解できなかった。
ただ私に大きな危険が迫っていることだけを実感した。
私は口をふさぐ手を振り解こうと、男の腕を掴もうとしたが、まるで本当の影を掴むように、
私の手をたやすくすり抜けていった。
私は気を失うほどの恐怖に支配された。

「まぁ落ち着け、危害を加えることない」

影は引きつる私の動きを封じたまま、ゆっくりと語りかけた。

「俺は死神デスエンペラー。あのノートの落とし主だ」

「お前はデスノートの今の持ち主だ」

影は語りかける。
私はとにかく振りほどこうとした。
しかし私の手も足も、影の体に触れることはなかった。
一体、何がおきているというのだ。


106 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 06:38:32.75 0

「俺は直接的にお前を傷つけることはできない」

「俺ができるのは、デスノートに名前を書いて殺すことだけだ」

「俺はこうしてお前の口を塞いでいるが、窒息死させることはできない」

「・・・だから、いい加減暴れるのはやめろ」

影が私を強く壁に押し付けた。
私は体をこわばらせた。力ではかなわなかった。私の抵抗も無駄のようだった。
私はどうなってしまうのか。
ここで私は、殺されてしまうのだろうか。

「お前を傷つけはしない。俺にはそれはできない」

「もう騒ぐな」

影はゆっくりと私から手を離した。私はそのまま壁にもたれかかって、
ただ呆然と、侵入者を凝視した。
抵抗をしても、また押さえつけられてしまうだろう。

「・・・おとなしくなったな」

「多分聞いてなかったと思うからもう一度言うが、俺は死神デスエンペラーだ」

「デスノートを落とした死神だ」

そう名乗って、彼は私から少し距離おいた。

「机の上にある、あのノートのことだ。英語は読めるだろ?」


107 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 06:43:15.44 0

彼は机の上に私の視線を促す。
そこにあるのは黒いノート。DEATH NOTEと表紙に書かれた、黒いノートだ。

「・・デスノートの・・・死神・・・」

「あぁ、そうだ」

「お前はあのノートに、名前を書いたろう」

「道重さゆみ、と書いたはずだ」

「・・・・・・・・」

「死神はノートを拾った者に憑くから、俺はお前がノートを拾ったときから、」

「ずっとお前を見ていた」

「お前に見つからぬようにね」

「別に見つからぬようにしなければいけないわけじゃないが、」

「まぁ俺はそういうことをする死神ということだ」

「・・・・・・・・・・・・・」

「・・・じゃ・・じゃあどうして、私に姿を見せたの・・・・・・?」

「それは、俺が予想していたことと違うことが、起きたからだ」

「デスノートに名前を書かれた人物は死ぬ。必ず死ぬ」


108 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 06:49:36.99 0

「・・・・・・・そう、ノートには書いてあるけど・・・」

「だが、名前を書かれた道重さゆみは、死ななかった」

「・・・・・・・・・・・・」

「もちろん、道重さゆみ、という名は、あの女の本名だ」

「だからあいつは死ぬはずだった。いや、死ぬと思った。40秒後に」

「しかし今日、道重さゆみは生存していた。普通ならありえない事だった」

「・・・・・だから・・・・・何・・・?」

「・・先に結論を言おう。あいつはすでに、他のデスノートに名前を書かれている」

「・・・・・・・・・」

「だから俺のノートに名前を書いても死ななかった」

「どの死神の、どのノートに名前を書かれたのか、それは俺にも分からないが、」

「名前を書かれたにも関わらず死なないということは、」

「あいつの名前が、すでにデスノートに書かれているということに他ならない」



109 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 06:55:54.68 0
疲れた 眠いから寝る
落ちてなかったら続きを書いてみようと思う

110 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 08:07:24.31 0


111 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 08:50:20.76 O
天才きたあああああああああああああ

112 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 09:01:25.07 0
亀井が注意書きを理解できるとは思えない
英語で書いてあるのに
デスノートであることにさえ気づかないんじゃないか

113 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 10:18:54.93 0
落とすもんか!

114 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 11:33:33.41 0
亀井なら「これなんて書いてあるんですかね?」とすぐノートを他人に見せるだろうな

115 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 12:52:35.78 0
わくわく

116 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 12:59:47.52 0
>>88
これが一番妥当なラストだな

117 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 13:52:33.95 0
あした見ようと思って引き出しにしまってそれっきりになりそう

118 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 13:53:34.64 0
もしこれが桃子の手に渡ったら大変なことになるな

119 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 13:54:04.13 0
亀ちゃん事の重大さに気づきなさい

120 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 14:20:57.14 O
ノノ*^ー^)<この世は適当なんですよ!

121 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 14:35:44.95 0
亀ちゃんは自分の名前を書くような気がしてならない

122 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 14:58:28.41 0
独裁ノート

123 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 15:23:21.45 0
wktk

124 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 16:02:43.53 0
残ってるな

125 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 17:03:27.66 O
ノノ*^ー^)

126 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 17:17:24.28 0

「・・・俺の言ってる意味、理解できてるか?」

死神と名乗った男は、私を落ち着かせるつもりなのか、次々と私に語りかけた。
未だ真っ白な頭に、彼のおぞましい姿と言葉だけは入ってきたが、
その意味を理解するほど、私はまだ落ち着いてはいなかった。
彼は自分を死神といった。
死神とは、人の魂を奪っていくという、あの死神のことだろうか。

「・・まだ気が動転しているのか」

「俺はこれでもどちらかというと人間に近い形をしている方なんだがな」

「だが俺の体を触れないことから、」

「少なくとも常識的な存在じゃないことはわかるだろう?」

「・・・・・・・・」

「おい、何とか言えよ」

確かに彼の体を触ることはできなかった。
半ば錯乱していたとはいえ、暴れてまったく触れることができないとは考えにくい。
私の手足は彼の体をすり抜けていったように思えた。

「・・何・・・私にどうして欲しいの・・・・・」

かろうじて出た言葉が、今度は死神の口を塞いだ。
彼は私の質問に対する回答を選ぶように、大げさに思案気な動作をしてから、
改めて私の前に向き直り、視線を私の位置まで下げ、こう言った。


127 :名無し募集中。。。:2007/05/13(日) 17:18:04.38 0

「お前はデスノートの効力について、信用していないだろう」

「道重さゆみが死ななかったことから、このノートはただのいたずらで作られたノートであると、」

「お前は判断しなかったか」

「だがこのノートに書かれた規則は、すべて本物で、」

「名前を書かれた者は必ず死ぬと、理解して欲しかったからだ」

「だから俺は、俺が考えていたよりも早く、お前の前に姿を見せた」

「この俺を見れば、信用せざるを得ないだろう」

「あるいは試しに、その辺にいる何人かの名前を書いて、殺してみろ」

「そいつらは死ぬだろう」

死神は一言ずつ理解させるように、私の目を見てゆっくりと説明した。
あのノートは本物だという。
つまりあのノートに名前を書けば、その人は死ぬということか。

「・・・でも・・さゆは・・・」

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