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保田さんが石川さんでなければならなかった理由
684 :
名無し募集中。。。
:03/05/04 23:25
「石川……最近あたしのこと避けてる?」
「……そんなコトないです」
チェーンをかけたままのホテルのドア。
わずかに開いた隙間から見える蒼い顔の石川は消え入りそうな声で答えた。
後ろからかすかに聞こえる音はテレビの砂嵐だろうか。
そうかなぁ。
保田はここ一週間の石川の態度を思い返してみた。
そう、あの夜の電話以来、石川は保田と二人きりになるのを明らかに避けている。
「明日はとうとう保田さんの卒業ですね。それじゃ明日も早いですから……。」
保田の目をみようともしないで硬い表情でそう言うと、石川はドアを閉じようとした。
685 :
名無し募集中。。。
:03/05/04 23:25
「ちょっ!、待ちなさいよ!!。」
「何するんですか?!」
何故かドアを閉めさせたら石川との絆が切れてしまうような気がして、
保田はとっさにつま先をドアの隙間に突っ込んだ。
それでも必死にドアを閉めようと力を込める石川。
どこかで何かがきしむような音が聞こえる。
「なにか、気になることでもあった?。この間の電話?。あたし、
石川とこんな状態じゃ明日のラストコンに集中できないじゃない?」
「ごめんなさい、あたし、もう……明日は……、保田さんごめんなさい!!」
石川の目に突然涙があふれた。
「あんた、泣いて……」
「お願い、もうダメなんです……もう帰って……!!」
石川は大粒の涙をぽろぽろとこぼしながらそれでもドアに力を込める。
きしむような、何かをひっかくような音がだんだんと大きくなる。
686 :
名無し募集中。。。
:03/05/04 23:25
「先週のコンサートのあと、ちょうど今くらいの時間だったわね。
あんたが電話してきたのは。『今電話してきたの保田さんですか』って?。
あたしは電話してなかったけど、あのとき何かあったの?。」
「あたし、あのときお部屋でテレビを付けてお風呂の準備してて……、
そうしたらなんかビデオに井戸が映ってて……、気味悪くて……、
電話がかかってきて……怖くて……」
「馬鹿っ、なんで早く相談してくれなかったのよ?!」
「だって、卒業する保田さんを巻き込むのがいやで、でも二人きりになったら
きっと迷惑をかけちゃう……」
どさっ……部屋の奥でちょうど水浸しの死体がテレビから転がり落ちたかのような音が響く。
「保田さん、早く逃げて!!」
蒼白な顔を涙でぐしょぐしょにしながら保田を押し出そうとする石川の背後に、ゆっくり近づいてくる重い足音。
(あたしに迷惑をかけたくないばかりに一人で……)
保田はそんな石川を可愛く思い、マンコに手を伸ばした。
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0ch BBS 2005-12-31