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川*^A^)ノ<道重さん可愛いデス 6さゆみん

180 :名無し募集中。。。:2010/05/15(土) 14:24:35.40 0
冷たい床
冷たい視線

熱い指
溶けそうなカラダ

逆さまに映るベランダから
満月があたしたちを見下ろしている夜

・・・

「はあっ…はぁっ…あぁ!…やん…ッ!!」
「…ほら。もっと腰上げてクダサイ」
敏感なところを、指先ひとつで擦られる。
痛いくらいに刺激が強い。
なのにそれだけじゃ足りなくて、もっと、もっとって腰が動く。
思考と体の動きが一致してない。
がくがくと震えまで来てしまう。

「ん…あ、もっと…もっとちゃんと…んっ!…中まで来てよぉ…」
「…まだダメです」
「なんでぇ…っ」

さっきおねだりしたじゃない
もう限界。
中が熱くて、太ももを濡らす蜜はもう、床まで汚している。
欲しい
イきたい
壊れてしまう。

181 :名無し募集中。。。:2010/05/15(土) 14:25:14.89 0
「やだっ…あ、はぁ……あ、あ…」
どうしても我慢できなくて、自分自身の右手をそこに近づけた。
中指で入口に触ると、きゅんと疼いてしまう。
「…ッ…あん!」
「アレ?何してるのデスカ?」
蔑むような口調で言われる。
自分で慰めはじめたさゆみのそこをじっと見て、リンリンはまた意地悪く笑った。
「自分でしちゃうんデスカ?」
「ん…だって…だってぇ…」
ぐちゃぐちゃと入口を掻き回す。
リンリンは楽しそうに見てる。
恥ずかしくて死にそう。
でも、手は止まらない。

「えっちですネ、さゆみさん…。一人でシテ、こんなに濡らして…」
「やぁ…だって…リンリンがしてくんないんだもん…っ」
そう言うと。
リンリンの目が、またさゆみを捕まえた。
「…ふぅん?」
「…っ!」

満月の脅威を感じるのは、こんなときだ。
行為の雰囲気で、普段と少し違う感じになる、とか。全然そういうレベルじゃない。
はっきりと豹変していると、認めざるを得ない。
「んっ…!!」
「おしおきデス」

182 :名無し募集中。。。:2010/05/15(土) 14:26:03.22 0
リンリンは、痛いほど乱暴にさゆみの腕を掴んだ。
自分で弄っていた手を剥がされ、頭の上に両腕を上げさせられてしまう。
そして、片手だけで簡単に両手の自由を奪われた。
「や…だっ!」
拘束された手が、ぎりぎりと床に押し付けられる。
「…こんなに濡れてるのは、誰のせいデスカ?」
「ん…はぁ…」
「…ねえ?」
舐めるように見つめられる。
それだけなのに、じわっと溢れる感覚。
けれど、触ってはもらえない。
両手を押さえ付けられて、自分で触ることもかなわない。

「…ふふ。やらしいですネ」
「やっ…見ないで…」
苦しいのに。
こんなのは、嫌なのに。
……心音が上がる。
甘い疼きに、襲われる。

「ほら。…こんなになっちゃうの、誰のせいデスカ?」
「やぁ…ん…」
視線に思考が絡め取られる。
早く触って
熱いよ
リンリン…

「…さ…さゆみのせいだからっ…さゆみがえっちなのがいけないの…だから…お、お願い…。して、してぇ…」
なりふりかまっていられない。
気持ち良くなりたいのもそうだけど。
抱きしめられたい。
切なくてたまらない。

183 :名無し募集中。。。:2010/05/15(土) 14:27:16.87 0
「…いい子デスネ」
ふっと柔らかく笑った表情が、少しだけいつものリンリンに近くてドキっとする。
でもそんな甘い思いは、激しい指使いに打ち消された。

「ああぁぁん!!」
「中、スゴイ…ぐちゃぐちゃ」
欲しい欲しいと思っていたそこに、いきなり指を突き立てられる。
最初に訪れた刺激だけで、軽くイッてしまった。

「は…はぁぁ…」
「あれ?まだまだデスヨネ?」
「ん…うっ…」
「じゃあ…もう一回…」
「え…はぁあん!」
再び激しい攻めが始まる。
すぐに達してしまわないようになのか、一番感じるポイントをわざとずらしてかき混ぜられた。
ぐちゃぐちゃと、やらしい音がはっきり響く。
さゆみもきっと、やらしい顔になっちゃってる。
リンリンは恍惚とした表情で、指を暴れさせている。

「や、あっ、あっあっ・・・!やだ、ん…」
「つらいデスカ?」
「はあ…あっ…いや…リン…リンッ!」
「もっと気持ちいいの、欲しいデスカ…?」
「ん、欲しい…欲しいよぉ…!!」
ぎりぎりまで追い詰められて得る快感。
指が増やされて
さっきより的確に、気持ちいいところに指先がぶつかる。

184 :名無し募集中。。。:2010/05/15(土) 14:28:07.76 0
「あ、あ、あ、んんッ!!」
「可愛いデスネ。顔も、声も、全部…」
さゆみは、この子が好きで。
普段のやさしいときももちろん好きだけど
こういうときのリンリンにも、たまらなく惹かれてるのは事実で。
自分はもしかして変態なんじゃないかと思うこともあるけれど。
どっちもリンリンで、どっちも好きで…

「イジメたくなります…もっと、もっと…」
「はぁ、はぁ、だめ、壊れちゃう…もう、あ、あ」
「…壊れて、クダサイ」
リンリンの妖しい目の色。
その向こうにベランダの月。
綺麗。
カラダも、もう、限界

「あ、い、いきそう…んっ、あぁあ!」
「もっとよく見せて…声聞かせてクダサイ…」
「はあ、ああ!リン…!いい、いいっ…っく、やぁあん!!!」
その瞬間。
重なった唇は、とても甘くて。
びりびりするほど、切なかった。

・・・

185 :名無し募集中。。。:2010/05/15(土) 14:28:57.34 0
満月の夜
雲が出て、宴が終わる

・・・

目覚めたらもう、真夜中だった。
気を失っていたらしい。
「…リンリン?」
体を起こすとそこはベッドで。
リンリンが運んでくれたんだとわかる。

隣にいないことが心配で探すと
彼女は、暗い部屋の隅で膝を抱えていた。
「……ごめんナサイ」
顔も上げられないほど落ち込んで、じっとしている。
…実はこれも、いつものことで。

豹変したときのことを覚えている彼女は、ひどく後悔してしまう。
さゆみはあちこち痛む体を引きずって、リンリンの所まで移動する。
そして、裸のまま背中から彼女を抱きしめた。

「…大丈夫だから」
「でも…でも、また私、道重サンのこと傷つけて…」
「いいって」
ぼろぼろと泣くリンリンに、さっきまでの妖艶さは欠片もない。
なんだか、逆に可哀想になってしまう。
さゆみは、できるだけやさしく囁いた。

186 :名無し募集中。。。:2010/05/15(土) 14:29:41.80 0
「…どっちもリンリンだし。どっちも好きだから」
「だけど」
「謝らないで」

頬に顔を寄せて、口付ける。
さゆみは、とっくに割り切ってる。
豹変しているときも、変わらず愛してること。
それも、彼女の一部だから。

「好き」
「……っ」
たったそれだけで、彼女は頬を染める。
これももちろん、彼女の一部。
「でも、いっこだけお願いがあるんだけど」
「え?」
やっとこっちを見たリンリンの、やさしい目。
じっと見つめて、一言言った。

「満月の夜は、必ずさゆみとだけ一緒にいてね」
「……え」
しばらく不思議そうな顔した彼女は
「……ハイ」
とても柔らかく笑って、頷いた。

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