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意味が分かると怖いコピペ

212 ：熊五郎 ◆KQuXvLdrz2 ：2010/04/04(日) 22:25:24.33 0

今自作した


俺は仕事で○○村という山村に一人車で行くことになった。
仕事が長引き帰りは夜中になってしまった。
山道を越えてる途中、車がエンストをおこした上に、こんなときに限って携帯も電源切れで
仕方がないのでしばらく車が通るのを待つことにした。

１５分ほど待つとようやく一台のワゴン車が通りかかった。中には運転手の男と他に男１人、女1人が乗っていた。
止まってもらい事情を話すと、運転手の人が「山の下まで送りましょう」と言う。
俺が「反対方向なのにそれは悪いです。電話だけ貸してもらえればいいです」と言うと
彼は「いいんです。僕らみんな明日からは何もないですから」と言い、俺はその言葉に甘えて
山の下まで送ってもらった。車内で俺が「御旅行ですか」と聞くと「まあ、そんなところですね」とぼそっと返事をされた。
車内ではなにやら重苦しい空気でほとんど会話を交わすこともなかった。

到着後、俺は「本当にありがとうございました。ぜひともお礼がしたいので連絡先をおしえていただけますか」
というと運転手の彼は「いや、結構ですから」と言う。「こちらの気がすみませんから、どうか教えてください」と
言うと、運転手はとつぜん血相を変えて「だらかもういいと言ってるだろ。いい加減にしろ！」と怒鳴った。
あとの二人はこのやり取りを無表情に、しかし今思えばどこか哀しげに黙って見ているだけだった。
親切にしてもらった人間にあまりに唐突に、しかも恐ろしい形相で怒鳴られたので俺は呆然としながら
お礼だけをいい、車を降りた。車はUターンするとまた山の上の方へと向かった。
俺が、彼らがどうしてあの山道を通ったのかがわかったのは翌日のニュースを見たときだった。

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0ch BBS 2005-12-31