スレ大杉なんで2chブラウザ推奨
これ参考にがんばって!!1 →
板追加手順
第一倉庫はこちら →
/wolflog/
第二倉庫はこちら →
/wolflog2/
第三倉庫はこちら →
/wolflog3/
第四倉庫はこちら →
/wolflog4/
第五倉庫はこちら →
/wolflog5/
第六倉庫はこちら →
/wolflog6/
第七倉庫はこちら →
/wolflog7/
■掲示板に戻る■
全部
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
最新50
レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
怖いコピペ怖い話事件等
219 :
名無し募集中。。。
:2009/12/05(土) 00:36:09.57 0
取材班は秘境の部族の生活をドキュメンタリー番組に撮ることとなった。
「明日の外の収録は無理かな。この分だと雨のようだ」
どす黒くたち込めた雲を見てディレクターがつぶやくと、側にいた部族の老人がぼそっと言った。
「明日は晴れじゃ・・・」
翌日は抜けるような晴天だった。取材班はその日一日カメラを回すことができた。
「よし。今日はいい映像が撮れた。明日も晴れそうだし、みんながんばってくれよ」
ディレクターが美しい夕焼けを見上げながらそう言うと、またまた老人がぼそっと言ったのである。
「明日は嵐じゃ・・・」
そして、その通りとなった。次の日は強い嵐であった。
その夜、取材班は話し合った。
「やはり大自然に生きる人間には、あたりまえのように天気を知る力が備わっているんだろうな」
「我々文明人がいつしか無くしてしまった能力なのでしょうか・・・」
取材班は老人のボロ小屋を訪ねることにした。
老人の粗末な小屋の壁には、何か分からぬ獣の頭蓋骨がいくつも飾ってあった。
ディレクターはおそるおそる聞いた。
「ご老人。明日の天気はどうでしょうか?」
老人は黙って首を振った。
「どうして今日は教えてくれないんです?」
老人は目ヤニの奥に黒く鋭く輝く瞳で取材班をじっと見据え、ぼそっと言った。
「ラジオが壊れた・・・」
275KB
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
0ch BBS 2005-12-31