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1つの画像からキモイ妄想をするスレ
796 :
名無し募集中。。。
:2007/12/26(水) 23:14:54.53 0
↑(注)上の作品を読んでからお読みください
俺を騙して赤っ恥をかかせた隣の席の女が、この頃元気が無い。
あの日以来、俺はこの嘘つき女を完全に無視しているから、さすがに応えたのだろう。
帰り際、少し可哀相になったので声を掛けてやったらアイツ、首に巻いてた真っ赤なマフラーで顔を隠すようにして逃げていった。
その日帰宅してくつろいでると突然、アイツの姉貴が家に来た。
携えた菓子折りと共にずいぶんと丁寧な挨拶をされ、俺は恐縮した。
「ごめんなさいね。あの子が御迷惑お掛けしているそうで・・・」
「いえいえ、中学校ではよくあるイタズラですから。もう怒ってないって、お姉さんから伝えてください」
「・・・実はねあの子、進行性の難病を抱えててあまり身体が強くないの・・・」
「そう・・・だったんですか。俺、知らなかったから・・・」
「いいのよ、悪いのはあの子ですもの。本当はあなたの事、好きなのにね」
「・・・・!!!」
「仲直りのしるしに、明日の日曜日にあの子とデートに行ってもらえます?」
「もちろん!俺なんかで良かったら」
「あの子、喜ぶわきっと・・・・じゃあ明日の朝10;00に駅前の公園で待ってるように伝えますわ」
翌日、公園に行ってみるとアイツはまだ来ていなかった。ふと、ベンチを見るとアイツのしていた赤いマフラーが置いてあった。
マフラーを手に取るとメモが挟んであった。「ゴメンネ、お薬を取りに帰ります。すぐに戻るので心配しないで下さい。」
いつもはタメ口のアイツが「心配しないで下さい」だってさ。10;50アイツはまだ来ない。いやに冷えるなと思ったら、雪がチラついて来た。
アイツのマフラーをそっと首に巻いてみる。ほのかに甘い綿菓子の香りがした。
待ちながら、ぼんやりとアイツの病気の事やアイツの気持ちの事を考えると胸が切なくなった。アイツが俺にしてきたイタズラの数々が切なく思えてた。
12;00まだ来ない。雪降る公園で2時間あまり、俺はどうやら人体の限界以上に体温を低下させてしまったらしい。寒さで意識が遠のく事を始めて知った。
気が付いた時には、俺はホームレスの人達に介抱され焚き火で身体を温めてもらっていた。すると突然、とてつもない笑い声が真冬の公園に響いた。
振り向くとアイツの姉貴だった。
http://toromoni.mine.nu/up/files/data/2/toro2538.jpg
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