ケータイ小説家りさこ

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1 ：名無し募集中。。。：2007/11/28(水) 17:13:48.10 0: .*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･゜せつなくてくるしくてかんどうする実話ﾟ･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･

　　　──　　　雅空　　　miyasora──

　
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853 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 02:05:00.46 0: ☆ｶｯﾁ☆
854 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 03:07:36.20 0: ほ
855 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 03:52:11.92 0: 走り去ったくせにちなみは会場の手前に一人で立っていました。
ももはちなみの背中を押しました。
行こうよ、さきちゃん待ってると言うとちなみは悲しそうに笑いました。
もも、ごめんねとちなみは言いました。
いいの気にしないでとももはちなみの髪に触れました。
元気出さなきゃだよね・・・クヨクヨしてるうちはうちじゃない
ちなみは決意をしたように言いました。
少し吹っ切れたような顔になったちなみ。
まだ少し心配だったけどももは安心しました。
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856 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 03:55:56.83 0: お葬式ではももとちなみは泣きませんでした。
悲しかったけど涙はもう十分でした。
それよりも元気にさきちゃんと向き合いたかったのです。
みやとりさこも泣いていませんでした。
同じような気持ちだったのかもしれません。
くまいちゃんが何か言っていたけど
もももちなみも気にはしませんでした。
ももが気になっていたのはりさことみやでした。
二人はずっと寄り添っていました。
その中にももは入れないと思いました。
だから胸が苦しかったです。
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857 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 03:59:53.14 0: お葬式も終わって日常が戻ってきました。
さきちゃんの机はそのままでした。
毎日交代制でお花のお水をかえていました。
りさこが当番の日は、お花に話しかけていました。
さきちゃん、今何してる？
りさこはね、もうすぐお昼だから嬉しいんだ
お腹すいたからね、さきちゃんは何を食べてるの？
さきちゃんとお話ができるからお水をかえるのは好きでした。
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858 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 04:03:42.99 O: こんな時間に更新キター！！！

乙ですm(_ _)m
859 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 04:03:51.38 0: みやは元気になっていきました。
悲しそうな顔もするけど回数は減りました。
りさこはそんなみやのそばから離れませんでした。
ふと目を離せば何をするかわからなかったからです。
みやとりさこはいつも一緒でした。
みやもそれを望んでいました。
りさこは複雑な気持ちでした。
みやと一緒にいれて嬉しいけれど
それはさきちゃんの死があったからです。
喜ぶのは変だとりさこは思いました。
でもどうしてもりさこは嬉しかったのです。
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860 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 04:06:36.86 0: 日常が帰ってきました。
ももは変わらず日々を過ごしていました。
ちなみとはすごく仲良くなりました。
ももはちなみの気持ちを知っていましたが
そんなことは気にせずちなみと仲良くなりました。
ちなみも自分の気持ちを押し出すことはなく
ももと仲のよい友達になりました。
アンバランスだけど理想的な親友でした。
・・・そうでもしないとももは心の安定を保てませんでした。
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861 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 04:08:57.34 0: 寝ずにまっていてよかった
りさこもももも乙ﾃﾞｽ
862 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 04:11:05.65 0: あれからりさこはみやのそばを離れませんでした。
みやもそれを望んでいるように思えました。
お互いが求め合っていました。
もうももは必要ないのだと思いました。
りさこはもうももに泣きつくことはないのだと思いました。
だからももは決して自分からりさこには近付きませんでした。
悲しくて寂しいことだけれどしょうがないことでした。
でもちなみがそばにいてくれることはももにとって救いでした。
それでも・・・心のどこかがりさこを求めていました。
だけどちなみに申し訳なくてももは必死にその気持ちを隠していました。
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863 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 04:16:20.45 0: え？一回でいいから書け？んもう、一回だけだよ！

ちなみは苦しんでいました。
あれから大好きなももがそばにいてくれるようになったからです。
とてもうれしい事でした。
さきちゃんのことで辛かった気持ちが楽になりました。
でもももはちなみのそばにいながら、
常にりさこを見ていました。
ももの気持ちは変わることはないのだろうと思いました。
でもももはそれを隠そうとするから
ちなみはそのことに気付いちゃいけませんでした。
さきちゃんもこんな風にちなみを思っていたのかと考えると
ちなみはまた少しずつ苦しみ始めました。
それはもう止められないことでした。
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864 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 04:20:15.21 0: りさことみやはいつも一緒に帰りました。
帰り道には必ず公園に行きました。
二人で並んで寝転がり、空を見ていました。
話すことはありませんでした。
ただ空を見つめ、息をして、日が落ちる前に帰りました。
りさこはその時間が大好きでした。
空を見ていると心が幸せになるからです。
いろんなことを考えていても
空を見るだけで全部忘れられそうな気持ちになるのです。
みやもそうなのかなと思いました。
でもみやは何も言わないしりさこもなにも聞きませんでした。
二人の関係は常にそういう関係でした。
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865 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 04:20:46.74 0: 中の人が泣きそうなのでここまで
866 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 04:23:31.13 O: 乙ｶﾁｶﾁ
867 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 04:24:50.54 0: 乙ｶﾁさんデス！
868 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 04:28:45.16 O: 乙ですm(_ _)m
869 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 04:31:26.95 0: 乙です
俺も寝るか明日７時起きだし
870 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 06:58:45.76 0: 『甲のサイト利用に関して発生するあらゆる
料金に対して乙は一切の責任を負うことなく……』
えーなんかズルくなーい？
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　　川*＾∇＾)||/　/
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871 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 08:11:37.15 O: くまいちゃん…
872 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 08:32:21.73 0: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%9D%E5%AE%88
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873 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 08:39:17.03 O: ちなこは保全代わりのｶﾁｶﾁのみでいいよちなこ
874 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 11:13:07.44 0: 夏休みになりました。
りさこはみやと一緒に勉強をしたり
空を一緒に見たり
ももやちなみと一緒に遊んだりしました。
ママもりさことよく遊んでくれました。
くまいちゃんが一緒なのはヤだったけど。
そこにいるはずのさきちゃんがいない。
ふとそう考えても本当にいないのだから
りさこはどうすることもできないし
みんなの前でそんなことは言いませんでした。
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875 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 11:15:28.07 0: せつねぇ
876 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 11:22:03.19 0: ももは４人で遊んでいるのにいつもちなみといました。
ちなみがりさこやみやと話しているとりさこには近寄らず
一人でケータイをいじっていました。
りさこはももに避けられていました。
だからりさこは嫌われたのだと思いました。
理由は思い当たらなかったけどそう思いました。
りさこはとても悲しかったのです。
さきちゃんのことで辛いときに優しくてしてくれた
暖かくしてくれたももが離れていってしまうことが。
だけどりさこはももになにも言えず一人になると泣いてしまいました。
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877 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 11:34:23.48 0: かわいそりたこ
878 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 11:43:29.06 O: ももの気持ちもわかるよもも
879 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 11:43:35.37 0: まさかあんなことになるなんて思いませんでした。
みんなそう思っていたと思います。
なぜあの場所に行こうと言い出したのか。
りさこはあれ以来ずっと自問自答しています。
でも答えは出ませんでした。
だから答えを求めてりさこは毎日病院に向かうのでした。
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880 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 11:55:54.26 0: 今日もお昼にあんまん買って来たよ佐紀ちゃん
881 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 12:39:10.47 O: 熊井ちゃんと分かりあえる日はくるのりーちゃん
882 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 12:55:32.23 O: >>879
これはどういうこと？
佐紀ちゃんのことなの？
883 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 13:04:13.97 O: 何かがおこる・・・？
884 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 14:12:12.63 0: きになるうううううう
885 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 15:21:17.67 O: こういう続かせ方かなり気になるね・・・
886 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 17:12:31.53 0: コンビニであんまん見ると思い出して切なくなる俺（３５）
887 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 17:21:06.43 0: ある日６人で川に行きました。
山奥の涼しい場所でした。
ママとくまいちゃんは前に行った事があると言っていました。
暑くてぐったりしていたのでみんなノリ気でした。
移動中、ももは相変わらずでした。
悲しいけどりさこはどうしようもありませんでした。
でも、みんなでお昼を食べた後偶然ももと二人きりになりました。
りさこは意を決してどうして避けるのか聞いてみました。
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888 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 17:21:58.11 0: きたあああああああ
でも続きが怖い･･･
889 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 17:23:52.54 0: wkwk
890 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 17:25:53.22 0: どうしてだと思う？聞き返されました。
けれどりさこには思い当たることなどありませんでした。
わからないよと言ってもももは何も言ってくれませんでした。
りさこはニコニコしながら川の水をパシャパシャしている、
ももの心が全然わかりませんでした。
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891 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 17:29:00.04 0: りさこは少し苛立ちました。
はぐらかされていて、しかもバカにされているような気持ちでした。
ももはその場から立ち去ろうとしました。
けれどりさこは腕を掴んで引き止めました。
ももは離してよ！と怒りました。そしてりさこの手を振り払いました。
その拍子に・・・ももは後ろへ倒れこみ、
後ろにあった大きな岩に頭をぶつけました。
ゴツン、と大きな音がしました。
りさこは呆然としてその場から動けませんでした。

そのあとのことをりさこはあまり覚えていません。
ただももの頭から流れ出した真っ赤な血を見て
さきちゃんを思い出したことを覚えているだけでした。
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892 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 17:30:14.30 0: ももおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
893 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 17:38:54.60 0: いやああああああああああああああああああ
894 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 17:41:23.71 0: バスツアーから帰ってきてみてみたら萌え路線のかけらもなくなってるｗ
でも面白いので職人ＧＪ
895 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 17:50:56.58 0: 年齢順に消えていくのか...
896 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 17:58:47.30 0: まだ消えるか分からんじゃないか！！！！！！！！！！！！！！
897 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 18:04:00.51 O: 石くらい大丈夫なんだぜ

きっと
898 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 18:07:16.54 O: もう雅空じゃなくなってるｗ
次スレは桃空かなｗ
りさこ頑張れ今呪縛聴きながら読んでる
899 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 18:10:45.76 0: なにか波乱を起こそうと考えた挙句こうなった

でもちゃんと雅空になる、する、たぶん
900 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 18:13:00.48 0: 諦めかけてたの
友情とるためよ
ずっとずっと好きだった
何度だって涙した私

･･････････
901 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 18:15:33.49 0: ふと気がつくとりさこはどこかの長いすに座っていた。
隣にはみやがいて、りさこの手を握っていた。
りさこはその手が暖かくてみやの肩に頭を乗せた。
するとみやはぎゅっとりさこを抱き寄せた。
りさこ？大丈夫？・・・そんなみやの優しい声を聞いて、
りさこは号泣した。みやはただりさこの背中を撫でていた。

りさこが泣き止むとみやはりさこになにが起きたのか
一から丁寧に説明をしてくれた。
りさこはそれを聞いてもっと泣いた。
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902 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 18:18:52.02 0: なに？
903 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 18:21:46.42 0: みやとちなみがももが倒れているのを見つけた。
そのそばに立ち尽くしてるりさこのことも。
ももは血を流していてちなみはもものそばから離れなかった。
すぐにママとくまいちゃんも戻ってきて
二人が救急車を呼んでくれた。
みやはずっとりさこに呼びかけていた。
「どうしたの？なにがあったの？」
でもりさこは何も言わず下を向いていた。
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904 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 18:24:57.69 0: ももは病院へ運ばれ、ちなみが一緒に救急車に乗った。
みやとりさことママとくまいちゃんは自分たちで
運ばれた病院へ向かった。
病院に着くとちなみが現状を説明した。
かなり出血していて危ないと聞かされた。
頭蓋骨にも大きな損傷があるらしい。
みやはりさこにそう聞かせたがりさこは返事をしなかった。

そしてママとくまいちゃんは一旦家に帰った。
病院に残ったのはりさことみやだった。
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905 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 18:30:14.68 0: りさこが泣いているとちなみが病室から出てきた。
話がある、とりさこを引っ張った。
だめだよ、ちぃ、まだ・・・みやがなにか言うけれど
ちなみは気にせずりさこを引っ張った。
引っ張られるままりさこはちなみと裏庭へ向かった。
みやは着いてくるなと言われて長いすに座ったままだった。
りさこの腕を掴むちなみの手は痛かった。
何を言われるのだろう、りさこは少し怖かった。
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906 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 18:30:55.13 0: つらすぎるし
907 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 18:33:00.01 O: きっとスイーツにはわからない切なさ
908 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 18:38:24.42 O: ちなこ…
まさかりしゃに桃の気持ちを…
909 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 18:45:00.68 0: 900すぎちゃった
910 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 18:47:57.88 0: 一瞬何が起きたのかわからなかったけど
頬が熱くて痛かったから叩かれたのだとわかりました。
りさこなにしたの！？ももになにしたのよ！？
ちなみはりさこに詰め寄りました。
・・・りさこが腕を掴んだら振り払われて・・・それで後ろに・・・
思い出す限りをちなみに伝えました。
ちなみの真剣な目を見ていたらウソなんかつけませんでした。
りさこのせいじゃん！ももになんてこと・・・！
ちなみはすごく怒っていました。
りさこはごめんなさいと言うしかありませんでした。
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911 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 18:48:43.43 0: ですます口調じゃなくなってたな、途中
戻しておくわ
912 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 18:52:37.58 0: ももは・・・ももはっ・・・！！ちなみがなにか言いかけました。
でも、・・・・なんでもない・・・ごめん、叩いてと
言ってその場から立ち去ってしまいました。
りさこはポツンと一人裏庭に残されました。
ちなみの言いたいことがわかりませんでした。
しばらくするとみやがきました。
りさこ！大丈夫？みやの声はやっぱり優しかったです。
りさこはみやと家に帰りました。
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913 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 18:53:25.21 0: 家に帰って、眠る前、りさこは自分が何をしたのか
ももの身に何が起こったのかをようやく心で理解しました。
すると、涙が止まらなくなりました。
泣きながらずっとももにゴメンなさいと言い続けました。
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914 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 18:55:30.78 0: 複雑な心境じゃ
915 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 18:59:25.97 0: りさこの成長物語になるのかな？
もうあんまり死んでほしくないなぁ・・
916 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 19:11:01.76 O: 本気のちなこがみれただけで満足
でもこのままだと誰ひとり報われないのが悲しい
どこかがくっついちゃうと余計に悲しくなるのか…
917 ：sage：2007/12/03(月) 19:11:22.21 0: ww
918 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 20:06:24.70 0: ｶﾁｶﾁ
919 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 20:57:41.16 0: のにゅ
920 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 21:15:23.41 0: つまらん
921 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 21:17:32.63 0: 佐紀ちゃんで十分悲しかったのにももちまで・・・
でも孤独なその後に自分らしく生きる方法に出会うのかもしれないんだよ
922 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 21:20:16.19 0: 夏リメがテーマか
923 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 21:23:29.43 0: めるめるめるめる
924 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 21:36:13.15 0: これから岩に頭をぶつけて出血するたびに桃子のこと思い出すんだね
925 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 21:47:53.29 0: >>924
>>711の人でしょ？
926 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 21:51:34.74 0: りしゃこ９０５買ってあげるよりしゃこ
927 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 21:57:30.16 O: 俺はケガした時親父に頭皮をホチキスで・・・
928 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 21:58:20.60 0: 815Tのコラボモデルでないかなあ
929 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 22:15:02.52 0: これをりさこがｶﾁｶﾁ書いて雅や佐紀ちゃんが読んでるという設定がワンクッションがあるから
ある意味ほほえましく読める
もっともっと不幸になってもまだ大丈夫
930 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 22:37:26.78 O: 不幸は幸せの栄養なんだ！これがきっかけでいいことあるかもしれないし
931 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 22:45:00.45 0: そう思う
932 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 22:48:10.43 0: これ以上死ぬのは･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･
933 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 22:58:58.58 0: あの日からりさこはもものお見舞いに毎日出かけました。
なぜももは手を振り払ったのか。
なぜももは本当のことを言ってくれなかったのか。
なぜりさこはあんなことを聞いてしまったのか。
なぜ二人きりになったのか。
なぜあの場所に行ったのか、居たのか。
りさこは答えの出ない問いをずっと考えていました。
少しでも答えが欲しくてりさこは毎日病院に行きました。
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934 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 23:00:58.24 0: りたんかわいそ
みんなかわいそ
佐紀ちゃんはかわうそ
935 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 23:02:05.51 0: 川´・_・ﾘ＜・・・
936 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 23:04:19.14 0: ちなみやもものお母さんからりさこは様態を聞きました。
出血はなんとかなったけれど、
頭蓋骨の一部が大きく損傷していて
回復が見られない限り目を覚ますことはないのだと聞きました。
ももはいつも眠っているように目を閉じていて
起きればいつでも「おはよ」と言ってくれるように思えました。
白いももの顔に触れるたびに胸が締め付けられる思いになりました。
でも暖かいからももはここにいるのだと感じることができて
りさこは毎日安心するのでした。
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937 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 23:09:51.48 0: りさこは毎日お昼に病院にいきました。
病院にいくとちなみがいつもいました。
りさこがくるとちなみは帰っていきました。
ちなみはあの日からりさこを責めることはしなかったし
りさこを避けるようなこともしませんでした。
ただりさこが病院に行くと「じゃああと頼むね」と
帰ってしまうのでした。
お昼から夕方までりさこはずっともものそばにいました。
いろんなことを話しかけました。そばで宿題もしました。
でもももはただ目を閉じているだけでした。
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938 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 23:10:13.48 O: >>1000でbyebyeまたね聴こうと思ってたけど悲しすぎる
939 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 23:13:05.89 0: 夕方になるとみやがりさこを迎えに来ました。
ももに少し話しかけてみやとりさこは家に帰りました。
もものお母さんは働いているから平日はお見舞いに来れません。
だからりさこたちは毎日ももに会いに行くのです。
みやは黙ってりさこと手を繋いでくれました。
苦しくて崩れそうなときもいつも手を繋いでくれました。
りさこはみやに甘えていたのです。
その行為はすごく心地よくてりさこはみやを頼りきっていました。
みやもりさこに何も言わずただ甘えさせてくれていました。
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940 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 23:20:14.33 0: ある日の帰り道みやが言いました。
・・・さきちゃんの好きな人って誰だったのかな、と。
りさこは全然わかりませんでした。
だからわかんないよと言いました。
あ・・・りさこはあの日のあんまんを思い出しました。
あ、あのね、さきちゃんの好きな人ってね・・・
あんまんでもにくまんとか言ってたらしいよ
詳しくは覚えていないけど覚えていることを告げました。
へぇ・・・誰だろうね、みやは不思議そうな顔をしました。
りさこは、まだ好き？と聞こうとしました。
でも聞けませんでした。みやが困らせたくなかったからです。
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941 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 23:24:06.32 0: りさこが病室を開けるとちなみではなくくまいちゃんがいました。
ももになにか話しかけていました。
ももち？あのね、謝りたいの、ごめんね
あの日さ、抱きしめちゃったりして・・・ごめんね
もっと早く謝るべきだったよね・・・だってももちは・・・ｸﾞｽっ
・・・ももち・・・起きてよ・・・ねぇってば・・・
ももの手を握ったままくまいちゃんは泣き出しました。
りさこは声をかけようか迷ってそっと病室を出ました。
りさこはくまいちゃんを勘違いしていました。
りさこはくまいちゃんを許したのです。
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942 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 23:25:58.93 0: りさこはやさしいなぁ
943 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 23:39:40.32 0: 夏が終わりました。
学校が始まりました。
さきちゃんの席にはお花がありました。
ももの席は誰も座っていませんでした。
その二つを見る度、りさこの胸は張り裂けそうでした。
夏休みが終わったので毎日お見舞いにはいけませんでした。
だからいける日はみやとちなみと３人でいきました。
ももの顔は相変わらず眠っているようだったけど
まだまだ暖かくてりさこはそのたびに安心するのでした。
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944 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 23:40:06.28 0: 更新キター
945 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 23:41:39.80 0: 桃子が書いてる上の方のヤツ読んだら目から汗が
946 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 23:44:46.84 0: 汗じゃないよそれは
947 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 23:46:33.57 0: >>945
血なんだよ
948 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 23:48:41.70 0: また桃子のｶﾁｶﾁが見られますように・・
949 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 23:54:04.26 0: ももは言いました。
りーちゃんが好きだよ、大好きだよと言いました。
ごめんね、本当にごめんねと謝りました。
りさこはわけがわからなくて泣きました。
ももの手を握ってひたすら涙を流していました。
ももは穏やかな顔でりさこを見つめていました。
りさこは悲しかったから泣いたのではありません。
嬉しかったのと混乱とごっちゃになったのだと思います。
でもなんにせよりさこはずっと泣いていました。
ももはそんなりさこをずっと見ていました。
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950 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 23:57:30.06 0: 目が覚めたら真っ白な天井がありました。
どこかわからなかったけど妙に消毒臭くて、
あぁ、病院なんだ、とすぐに気付きました。
目が覚めたけど誰もいませんでした。
だからももはぼーっとする頭でなぜここにいるのか考えました。
初めは頭が痛んで思い出せなかったけど
徐々にあの日のことが思い出されました。
ももは・・・りさこを突き放したそんな事実まで思い出しました。
そんなとき誰かが病室に入ってきました。
目が霞んでよく見えなかったけどそれが誰なのか
ももはすぐにわかりました。愛しいあの人でした。
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951 ：名無し募集中。。。：2007/12/03(月) 23:58:10.38 0: ももふっかつしてくれたああああああああああああああああ
952 ：名無し募集中。。。：2007/12/04(火) 00:00:34.01 0: りさ・・・こ？震える声でそういいました。
りさこは初め気付いていませんでした。
だからもう一度、りさこ、と呼びました。
りさこはももを見つめました。
もも・・・もも・・・！ようやく気付いてももそばにやってきました。
りさこの心配そうな顔が目に入ります。
その顔を見ていたらももは咄嗟に・・・
好きだよと口走っていました。
そしてあの日のことを謝りました。
りさこは泣き出してしまい、少し困ってしまったけれど
ももはりさこの手を握ってじっとりさこを見つめていました。
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953 ：名無し募集中。。。：2007/12/04(火) 00:00:53.18 O: もも起きたぁぁぁぁぁ！

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