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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
もし熊井ちゃんとりしゃこが核戦争後の荒廃した世界を当てもなくさすらう旅人だったら

1 :名無し募集中。。。 :2007/11/06(火) 00:13:17.16 0
興奮する!

208 :名無し募集中。。。:2007/11/07(水) 23:55:07.07 0
ノープランで進めていくといつか論争が起きそうでヒヤヒヤしてる

209 :名無し募集中。。。:2007/11/07(水) 23:55:42.53 0
「人がひどい目にあったのに笑うなんてひどいよ!ちーに謝って!」
「なに、別にいいじゃん、死ぬわけじゃないんだし」
熱くなっているリサコを嘲るミヤ
ミヤの態度が気に食わず飛び掛るリサコ
千奈美の心臓が急激に温度を下げた

倒され驚いた目でリサコを見るミヤ
「危ない・・・危ないよ・・・リサコ・・・ミヤだめ・・・!」
千奈美の怯え様が尋常ではない事に気づきミヤを見る熊井ちゃん

「な、に・・・すん、・・・の」
昨日守りたいと思った子が今日歯向かってきた
それはミヤの中でリサコが敵だと認識された瞬間だった
ミヤの意識が深い闇へと落ちていく・・・

リサコはふわりと宙に浮いた
次の瞬間褐色の腕に抱きしめられていた
熊井ちゃんが千奈美にリサコを投げ渡したのだ
ミヤの態度も熊井ちゃんも千奈美の荒い息遣いにすべてかき消された

210 :名無し募集中。。。:2007/11/07(水) 23:58:14.34 0
wktk!!

211 :名無し募集中。。。:2007/11/07(水) 23:58:40.96 O
>>201
再来週までスレ生かしておいてくれたら
終わっても俺がまた新しいのはじめるから安心してくれ

212 :名無し募集中。。。:2007/11/07(水) 23:59:28.36 0
死ぬ気で保全します

213 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 00:01:55.24 0
>>211
頼もしいなぁ・・・
今書いてる方が物凄く良くて見入ってしまってる

214 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 00:16:29.71 0
「ちー?ちーどうしたの?ねえ?」
「ミヤ、ミヤだめ、だめ、だめだめだめミヤだめぇ!!!」
服が裂けそうなほど強くリサコの肩を抱き締める千奈美の腕
呼ばれたミヤを見るとミヤではないものがそこにいた

「はぁああっ!はぁっ、はぁあっ!あぁあああ!」
むやみやたらにナイフを振り回すミヤ
冷静に刃先を読みつつかわしていく熊井ちゃん
大振りの攻撃は当たれば一気に死が近づくだろう
リサコの願いが叶えられなくなる
冷や汗をかきながらも冷静にかわす

「(でもなんで・・・いや、考えるのは後だ・・・今はミヤを・・・)」
ナイフを振り下ろした直後の手首を掴む
関節の不自然な方向へその腕を曲げるとミヤは苦しげな表情でナイフを落とす
ミヤの荒い息が次第に落ち着いていきようやく一息つく熊井ちゃん

215 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 00:18:54.93 0
キラーソーきてしまた

216 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 00:19:32.58 0
まじでワクテカしてきたw

217 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 00:23:42.83 0
「ちー、ちー、もう大丈夫だよ・・・」
千奈美の手にそっと手を添えるリサコ
はっと顔を上げるとそこにはいつも以上に不機嫌なミヤがいた

「ミ、ヤ・・・っ!熊井ちゃんは!?」
「なーにー?」
千奈美の背後で呑気な声で返事をする熊井ちゃん
「熊井ちゃん・・・無事だったんだ・・・よかった、よか、っ・・・」
涙が溢れて言葉にならない千奈美
そんな千奈美の頭を優しくなでる熊井ちゃん
「当たり前だもん!熊井ちゃんはすっごい強いんだよ!」
「フッフッフ・・・あの世でエンジョイするがいい!」
「もぉ、バカ・・・!」

「ちー、あの・・・」
泣きじゃくる千奈美にとても小さな声で話しかけるミヤ
一瞬怯えたような表情を見せるが熊井ちゃんに頭をなでられ肩の力が抜けていく
「・・・あの、っ・・・」
「ミヤ!」
「・・・わかってるよ・・・・・・ちー、ごめん」

とても小さな声だったが千奈美は確かに聞いた
ミヤの初めての自分への謝罪を・・・

218 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 00:25:06.55 0
決め台詞キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

219 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 00:28:46.93 0
わっふる!わっふる!

220 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 00:38:06.69 0
「よし!よくできました!」
腕の中からするりと抜けてミヤの頭をなでるリサコ
それも初めての光景で千奈美は夢でも見ているのかと思った

むすっとするミヤだが先ほどの行動の反省も踏まえて我慢することにした
カッとなってしまえばまた暴れてしまうのだろう
今度は熊井ちゃんに殺されてしまうかもしれない
ミントの姿が脳裏に過ぎりミヤはそっと目を閉じた

けれどこの頭を撫でられる感触はもう何年ぶりだろうか
千奈美は自分をどこか恐れているので簡単に触れてきたりはしない
遠い昔誰かに頭を撫でられるのが好きだったことを思い出す
その誰かが自分を酷い目に合わせた張本人だと思い出しミヤは気分が悪くなった

しかしさっき襲われたばかりのはずなのにリサコときたら特に気にした様子もない
普通ならば千奈美のように縮こまって震えるはずなのに・・・

「・・・リサコ、恐くないの?」
思わず聞いてしまったことに自分で驚くミヤ
すぐ近くで見ていた熊井ちゃんも少し顔を強張らせる
きょとんとした顔が意味を理解して笑顔に変わるリサコ

「んーん!全然!だってミヤはミヤだもん!」

答えになっていない答えに「・・・は?」と首を傾げるミヤ
満足そうに笑って千奈美の頭を再びなで始める熊井ちゃん

221 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 00:42:51.46 0
>>192
アレだよ街の残骸に自然と人が集まり集落のようになった感じ

>>193
いやいや礼を言うなら初期作者氏に

>>196
もちろん狙ったさ

>>197
ムスカ!

>>198
千奈黙!

>>199
ログたまったら作ってくれるのかよろしく

222 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 00:44:11.14 0
いきなり何かと思ったw

223 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 00:48:24.88 0
>>203
川*^∇^)||<プライスレス!

>>205
ところでもーんって実際に言ったの?

>>206
よろしくだぜ!

>>207
入れたぜ!

>>208
長寿でgdgdなスレ多いよね

>>210>>212>>216
d!励みになるぜ!

224 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 00:52:04.71 0
>>211
楽しみにしてるんだぜ!

>>213
そんなにすごくなんかないんだぜ!

>>216
ショボくてごめんね

>>218
この時の熊井ちゃんは決め台詞半笑いで言ってる

>>219
もういいじゃないか

>>222
すばらしいスレに出会えて嬉しくなってレス全部返したいなと思って
明日は多分しない

そして寝る!保全よろしく!

225 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 00:52:47.98 0
全レスとは珍しく親切な職人さんだな

226 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 00:53:36.71 0
おやすみ
おつかんな

227 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 00:58:39.84 0
>>225
みんなと仲良くやりたいからあとマサヲおめ

>>226
おつかんなあと美貴様おめ

228 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 01:26:10.14 0


229 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 01:30:17.81 0
クレイモアのイメージ?

230 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 01:56:58.89 0
登場人物イメージ

熊井ちゃんhttp://hellokids.info/cgi-bin/greentea/img/kids3_0392.jpg
りしゃこhttp://hellokids.info/cgi-bin/greentea/img/kids3_0860.jpg
ミヤhttp://fushigichan.net/miya/img/miyabi1560.jpg
ちーhttp://tokunagachinami.info/cgi-bin/upload/data/chinami2_1501.jpg
ママhttp://naruserv.ddo.jp:10703/maasa/img/maa046.jpg

231 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 01:58:34.15 0
熊井ちゃんかっけー

232 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 02:08:24.33 0
ママはこっちでも良いかも
http://berryz-kobo.jp/gazou/data/bkimg00094.jpg

233 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 02:27:25.31 0
どこのマリア様だよ

234 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 02:46:03.08 O
寝ずの番が要るかな

235 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 03:07:05.04 0
そろそろ寝るほ

236 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 03:16:11.72 0
おやすみやび

237 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 03:36:35.72 O
おはようサンフランシスコ

238 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 04:09:39.34 O


239 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 05:25:25.68 O


240 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 07:16:51.58 0
州*‘ -‘リ

241 :名無し募集中。。。 :2007/11/08(木) 07:38:16.63 0
南斗鳳凰拳奥義!天翔十字保ー!

242 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 09:23:48.17 O


243 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 09:44:59.79 O


244 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 10:15:52.21 0
ミヤの知る千奈美はいつも笑顔でいる・・・どんなときでも・・・

彼女は生まれた時から実の親から虐待暴行を受け幾度となく知らない人相手に売られたりした
物心つく頃からそれが当たり前の日常だった・・・
痛いということが当たり前なのだと・・・
散々な事をやられてきたが彼女にはそれが”普通の日常”だったのだ・・・


そう

ミヤが現れるまで・・・・・

ある日いつものように殴られ親に金を払い大柄な男が千奈美を引っ張っていく
いつものことであった千奈美は特ただ笑うだけ・・・

”嫌がるともっと酷い事される”

彼女が自然に覚えた身についた笑顔、処世術・・・
その光景を殺しをして逃げてきた直後のミヤは見た・・・

”じぶんとおなじ”

何かがミヤの中で弾けた
千奈美以外を殺した時のことはミヤは正直ハッキリとは覚えていない・・・
ただ泣いている千奈美を見て”今までウチのようにつらかったんだろうな”と思う


しかし千奈美は親の商売道具でありそれが普通だと思っていた
その涙は突然親や顔見知りが殺されたという悲しみの涙であった・・・・・

245 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 10:22:43.79 0
話の流れが途切れない具合に千奈美の生い立ち書いておいた
ぶっちゃけミヤより千奈美の方が酷い事されてるんだよなぁと書いてて思った

246 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 10:23:53.76 0
なぜだか涙が込み上げてきた

247 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 10:47:22.23 O
涙で部下の顔が見えない

248 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 10:48:57.27 0
ねえ笑って

249 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 11:02:16.78 0
もう千奈美しか愛せない

250 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 11:41:49.59 0
そのうち敵キャラとか出てくるのかね

251 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 12:01:59.09 0
wktk

252 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 12:44:56.88 0
「ねぇ、二人はどこか目指してるの?」
熊井ちゃんが千奈美とミヤに聞く
ミヤの左手をリサコが握り千奈美の右手を握り笑顔で歩くリサコ
そしてまだ自分の感情がわからないまま少し不貞腐れ気味だが
リサコに繋がれた手を振り払うことはしなかった・・・・

その時も千奈美は驚いた・・・”あのミヤ”が・・・

出会った瞬間に殺人鬼キラーソーのミヤを見ていた千奈美は昨日から驚いてばかりだ
頑なに自分以外を拒むミヤに千奈美はずっと一緒にいたがどこか距離感を感じていた・・・
不機嫌そうにミヤが口を開く

「目指すところなんてない ただ生き抜いてきただけだ」
「うん・・・あたし達は目的とかないんだ」
ミヤに続いて千奈美も答えた
「そうなんだ?りーはね、りーはねママを探してるの!」
無邪気に話すリサコ

「「ママ?」」
不思議そうな顔でに声が重なるミヤと千奈美
熊井ちゃんはリサコがミヤと千奈美に挟まれて手を繋いでるのを微笑ましく見ながら
「そう リサコは行方不明のママを探してるんだ・・・あたしは・・・
幼い頃にリサコと出会ってから一緒にいるの・・・」
熊井ちゃんはそこまで言って言葉を濁した
自分がこれまで何度ミントという獣になり無防備な人を殺してきたかは言えなかった・・・

「ママ、か・・・」
千奈美は少し寂しそうに呟いた
ミヤは嫌なことを思い出す・・・だけどこの繋がれた手は離さなかった・・・

253 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 13:15:32.91 0
イイヨイイヨー

254 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 14:06:50.60 0


255 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 14:59:05.23 0
保全

256 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 15:41:10.68 0


257 :名無し募集中゜゜゜:2007/11/08(木) 16:09:25.47 O


258 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 17:09:29.12 O


259 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 17:31:39.92 0


260 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 18:13:32.84 O
落とさねー

261 :名無し募集中゜゜゜:2007/11/08(木) 18:39:01.99 O


262 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 18:57:13.09 O


263 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 19:16:39.13 0
fo

264 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 20:03:31.24 O
今日は静かだな

265 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 20:15:50.41 0
保守

266 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 20:38:40.34 0
職人待ち

267 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 20:59:14.39 O
椿山はじまるな

268 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 20:59:45.08 O
続き書いたものですがちょっと今日は無理そうなんだよ
初代職人頑張ってくれ…

269 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 21:05:47.82 O
携帯で書くのは大変ですからね

270 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 21:31:08.58 O


271 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 22:20:10.36 O


272 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 22:26:56.28 O


273 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 22:31:35.70 0


274 :名無し募集中。。。:2007/11/08(木) 23:10:01.94 O
保全

275 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 00:02:14.94 O


276 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 00:25:47.65 0
>>1
スレタイいいね
くまいちょーに
ナウシカの森の人みたいにくらしてほしい

277 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 00:48:39.67 0
ふむ

278 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 00:52:16.82 O
惜しいかな熊井ちゃんの長所は背が高いだけじゃなく美しいから価値があるのであって
今後そこを生かす描写があるといいなとか

279 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 01:14:25.41 O


280 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 01:50:54.96 0


281 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 02:01:36.69 0
>>268
了解

>>278
それはこれからの流れで出していけたらなと思います
確かに熊井ちゃんの長所は背が高いだけじゃないですからね

282 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 02:12:42.76 0
楽しみにしてます

283 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 02:17:56.46 0
色々あったけど昨夜から今にかけて4人は和やかに歩を進めていた
ミヤは相変わらず不機嫌そうだけれどもリサコと手を繋いだままだった
千奈美は熊井ちゃんに色々話しかけたりとても楽しそうである
熊井ちゃんもこの時代に千奈美のようななつっこい人に出会えて戸惑いながらも話している・・・

「・・・ミヤは・・・ミヤも暴走しちゃうんだね」
ポツリとミヤに聞こえる程度の声でリサコが呟いた

「アンタが今までどう生きてきたかウチは知らないけど・・・ウチは親に売られたんだ
三つの時だったかな・・・・・・売られた先で散々な目にずっとあってて・・・ある日・・
我慢できなくなった・・・身体中の血が沸騰したような感覚になってそれから・・・」
「それから?」
「ずっと抑えていたものが爆発したみたいだった・・・ナイフがあった・・・それを握った瞬間
ウチは今まで酷い事してきたヤツらを皆殺しにした、後悔はしてない・・・・・・」
「・・・・・そうだったんだ」
ミヤは”らしくない”なと思いながら自分がキラーソーになるきっかけを話した。
それを聞いてリサコは同情してるようにも見えない
ただ話を聞きストンとそれを受け止めた・・・

ミヤはそんなリサコが不思議だった
こんな自分を恐くないと言う。こんな自分に自然に触れてくれる・・・
戸惑いは大きくなる一方だった・・・信じられるのは・・・・・?


           ――何?――


そうこうしている内に街らしきモノが見えてくる・・・

284 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 02:36:23.51 0
動乱の時代・・・治安が良いところなど無に等しい・・・・
たどり着いたこの街もどうやら危なそうな輩が多い

「とりあえず食料調達しようか、あとあたしは服も昨日のでボロボロだから・・・」
「わかった。あ、ミヤ達はどうするの?」
「同じだ食料とあとは武器屋でも探して弾丸も探さないと・・・ね?ちー」
「え?あ、うん・・・そうだった!」

「弾丸?・・・銃持ってるの?」
「ちーはね視力が人一倍スゴイでしょ?射撃の腕は確かだよ」
「ミ、ミヤがそんなこと言うなんて・・・・・・嬉しい・・」

ミヤの話した通り千奈美は銃が扱える
親やお客さんを皆殺しにされた千奈美に親を殺した張本人ミヤは生きる術を考え
千奈美には銃が合うと思った・・・そしてその考えは正しかった
細い目でも視力は誰にも負けない。それに銃の腕に磨きをかけた・・・

ナイフ使いキラーソーのミヤと500m先に置いたサイコロを打ち抜く千奈美
これまで何度か襲われたが二人のコンビネーションで何人いようが負けたことはない
これまで千奈美の活躍で難を逃れたことがあるミヤはお礼など言った事もなかった。

そうするのが当たり前のような心の距離があったミヤが自分を初めて誉めた・・・
千奈美は嬉しくて泣きそうになったがいつも通り笑顔を作った

285 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 03:24:23.99 O
ゲーム化決定

286 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 03:55:45.53 0
面白い

287 :357663007657772:2007/11/09(金) 04:53:13.77 O


288 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 06:04:09.69 O
朝ほ

289 :名無し募集中゜゜゜:2007/11/09(金) 06:48:35.51 O


290 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 07:27:43.29 O


291 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 09:02:30.76 O


292 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 09:03:08.18 O


293 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 09:24:11.42 0
いくつかの街を通ってきたリサコと熊井ちゃん
そしてミヤと千奈美も同じようなものであった”街”というモノは存在する
色んな街で共通するのは・・・いやこの時代では薄っぺらい紙幣や小さい貨幣は通用しない
物々交換で交渉して手にいれるのだ

しかしそれはスムーズに行く場合の話である大抵は子供だとなめられ・・・
商売人は「荷物置いて出て行け」「可愛いじゃねーか・・・どっかに売ろうぜ」
「俺達が充分楽しませてもらった後にな」

そんな言葉が飛んでくる
ミヤの場合は通ってきた街で必ず1度は数人惨殺してきた
彼女の場合「売られた」というトラウマが強く残っていて過剰に反応してしまう
だからこそキラーソーという名前だけは人づてで巷では噂になっていた・・・
その点千奈美は親から虐待は受けていたがそれが”当たり前”だった
だからミヤにスイッチが入ってしまう度にただ悲しく震えながら待っている・・・
ミヤが危ないと思ったら銃で援護もした・・・涙を流しながら


熊井ちゃんとリサコは”殺し”はなるべく避けた
殺されそうに何度かなる内に強くなっていったし熊井ちゃんの力は未知数だ
そしてリサコの力も・・・
本当に危ない時は二人の内どちらかが新しい能力を発動させた・・・
だが体力の消耗が激しいものもあるので交渉はなるべく穏便にすませたい


今着いた街の雰囲気はそう上手くいかせてくれるか期待できない雰囲気である・・・・・

294 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 10:10:11.99 0
wktk

295 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 11:14:33.52 0


296 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 11:46:45.19 0
戦闘フラグktkr

297 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 12:38:56.23 0


298 :名無し募集中゜゜゜:2007/11/09(金) 12:53:56.17 O
昼飯

299 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 14:12:53.48 0
州*‘ -‘リ

300 :名無し募集中゜゜゜:2007/11/09(金) 14:53:57.73 O
おやつ

301 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 15:43:11.60 O
間食

302 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 15:49:35.94 0
「おい!お前らヨソモンだろ?どっから来た?」
4人が会話をしている最中に数人の男共に囲まれていた・・・・
囲んでいる以外にも遠巻きに見て笑っている仲間であろう男達がニヤニヤ見ている

「あたし達は”傷の国”から来ました・・・そこ、通して下さい」
熊井ちゃんは聞かれたことを答えた
すると男共はニヤリと笑う・・・
「やはりなぁ・・・ガキだけでこんな街に来るなんて馬鹿だなぁ”傷の国”のモンか!
ギャハハハハハハハ!笑わしてくれるぜ”傷の国”は馬鹿が多いとは聞いていたが・・・
よくあの砂漠を越えられたな・・・・・・でもな、お前らはココで俺達の”オモチャ”になるんだ!!」

荒くれた街の住人の言葉に4人は不快感でいっぱいになる・・・・
すでにミヤの”キラーソー”へのスイッチが完全にオンになってしまった
後は誰かがミヤに触れればミヤはナイフを振り回し暴走するだろう

「ガキのくせに発育がいいな、これは核の残してくれた放射能のおかげかなぁ?
身体は大人じゃねーか・・・そこの栗色のガキなんか・・・ガキなん・・・」
集団の中で4人に近づいて話し続けていた男の言葉が止まる・・・
リサコはちょうど横にいて爆発寸前のミヤに声をかけた

「ミヤ・・・大丈夫だよ」
「・・・・・リ、サコ・・・・・」
顔を上げリサコを見る・・・不思議とミヤの憤りの震えがおさまっていく・・・・
「あんた、目・・・」
「ミヤもちーも熊井ちゃんもこの人達には指一本触れさせないから」
リサコはミヤにそう言った

周りで聞いている連中は大笑いした「このガキおかしくなったんじゃないか?」
そんな声が飛ぶ中最初に話しかけてきた側にいる男だけは笑っていなかった・・・
リサコの目はアーモンド色でもグリーンでもなく紫色の小さな炎のように光っていた・・・・・

303 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 15:51:27.16 0
カッケー

304 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 15:56:16.01 0
りーちゃんかっこかわいい

305 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 16:01:47.58 0
州*‘ -‘リ <核戦争を引き起こしたのは私

306 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 16:09:53.01 0
「リサコ!それはダメだよあたしがやるからそれは使わないで!!」
「・・・・・熊井ちゃん、りーは守りたいから・・・」
「ダメ!ダメだよリサコ!!」
リサコに話しながら熊井ちゃんは剣を抜いた
男共もザワッ・・・となりすぐに武器を出してくるナイフ・銃・チェーン・鉄パイプ・・・

「あたしが守るっ」
「リサコそれはダメ!」
熊井ちゃんは左手でトンッとリサコの首筋を打ち気を失わせた
「え!?」
「く、熊井ちゃん??」
ミヤとちーは驚く・・・そしてその言葉を遮るように

「ミヤ、ちー!リサコのこと頼んだ!!」
熊井ちゃんは大きな剣を構えそのまま近くにいる者を片っ端から片付けていく
殺しは好きじゃない・・・・・全て剣の柄や背中にしょっていた鞘で叩きまくる
そのメチャクチャな戦い方を気を失ったリサコをミヤが支えちーと影で見ていた

「すごい・・・熊井ちゃんって本当に強いんだ・・・」
「ウチが殺せなかった相手だ・・・強くて当然だと・・・思っていたけど・・・」
その壮絶な戦い方に二人はただ見守るだけだった
千奈美が援護射撃するまでもない30人近くの相手をほとんど熊井ちゃんは蹴散らした・・・


ミヤは自分が見たリサコの燃えるような紫の目は何だったのか・・・
リサコは一体何者なのか熊井ちゃんのあの尋常じゃない動きは?謎だらけだ・・・・・
気を失っているその顔は”天使ってこういうのかな・・・”なんて考えてしまった
今さら神なんて信じてもいないのに・・・

307 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 16:11:09.89 0
天使天使!

308 :名無し募集中。。。:2007/11/09(金) 16:27:00.07 0
数分で熊井ちゃんは男共を気絶させた・・・中には逃げ出す者もいた・・・・
(暴力なんて嫌いなのに)そう思いながら熊井ちゃんは誰一人殺すことなく
その場を鎮めた・・・・

「ハァ・・・ちー!ミヤ!もう大丈夫だよ」
気絶した男共をよけ熊井ちゃんは少し苦笑に近いような笑顔でそう言った
ちーは熊井ちゃんに駆け寄って「すごい!!」興奮していた

ミヤはリサコは抱え今まで無意識に千奈美の心配はしたことはあったろうが
リサコは大丈夫なのか心配になった。
今この瞬間にミヤはハッキリ”心配”という感情を自覚した。

「・・・く、熊井ちゃん・・・リサコ、リサコのこと何で気絶させたの?」
何故だろう?何故リサコの気を失わせなければならなかったのか・・・・
そしてリサコのあの目の色の変化・・・・
何よりも何故自分はこんな昨日会ったばかりのリサコを・・・

「・・・ミヤ?どこか痛いの?」
「・・・・・・・・・・・・ミヤ・・・・どうして・・・泣いてるの?」
「・・ぇ?」
気づかなかった目から溢れるように頬を伝う温かいモノ
言われて初めて気がついた目から涙が出ていることに・・・・・
感情というモノを押し殺し爆発させてきたミヤはいつの間にか泣けなくなっていた
それが(何で・・・・?)ミヤは自分で自分がわからなくなってきた。
だが何故かその答えをリサコが何故だかリサコがくれそうな気がした・・・

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