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村上春樹風に桃子のプリケツについて語るスレ

1 :名無し募集中。。。:2007/10/28(日) 21:28:49.64 0
「どうせ桃子のプリケツの話だろう」とためしに僕は言ってみた。
言うべきではなかったのだ。受話器が氷河のように冷たくなった。
「なぜ知ってるんだ?」と相棒が言った。
とにかく、そのようにして桃子のプリケツをめぐる冒険が始まった。

2 :名無し募集中。。。:2007/10/28(日) 21:29:35.22 0
「僕はね、ち、ち、桃子のプリケツの勉強してるんだよ」と最初に会ったとき、彼は僕にそう言った。
「桃子のプリケツが好きなの?」と僕は訊いてみた。
「うん、大学を出たら国土地理院に入ってさ、ち、ち、桃子のプリケツを作るんだ」


3 :名無し募集中。。。:2007/10/28(日) 21:30:27.09 0
「ずっと昔から桃子のプリケツはあったの?」
 僕は肯いた。
「うん、昔からあった。子供の頃から。
 僕はそのことをずっと感じつづけていたよ。そこには何かがあるんだって。
 でもそれが桃子のプリケツというきちんとした形になったのは、それほど前のことじゃない。
 桃子のプリケツは少しずつ形を定めて、その住んでいる世界の形を定めてきたんだ。
 僕が年をとるにつれてね。何故だろう? 僕にもわからない。
 たぶんそうする必要があったからだろうね」


4 :名無し募集中。。。:2007/10/28(日) 21:31:16.11 0
「君の着るものは何でも好きだし、君のやることも言うことも歩き方も酔っ払い方も、なんでも好きだよ」
「本当にこのままでいいの?」
「どう変えればいいかわからないから、そのままでいいよ」
「どれくらい私のこと好き?」と緑が訊いた。
「世界中の桃子のプリケツがみんな溶けて、バターになってしまうくらい好きだ」と僕は答えた。
「ふうん」と緑は少し満足したように言った。「もう一度抱いてくれる?」


5 :名無し募集中。。。:2007/10/28(日) 21:32:04.99 0
「ね、ここにいる人たちがみんなマスターベーションしているわけ? シコシコッって?」と緑は寮の建物を見上げながら言った。
「たぶんね」
「男の人って桃子のプリケツのこと考えながらあれやるわけ?」
「まあそうだろうね」と僕は言った。「株式相場とか動詞の活用とかスエズ運河のことを考えながらマスターベーションする男はまあいないだろうね。まあだいたいは桃子のプリケツのことを考えながらやっているんじゃないかな」
「スエズ運河?」
「たとえば、だよ」


6 :名無し募集中。。。:2007/10/28(日) 21:32:50.14 0
桃子のプリケツなんて・みんな・糞くらえさ

7 :名無し募集中。。。:2007/10/28(日) 21:33:12.15 0
六月にデートした女の子とはまるで話があわなかった。
僕が南極について話している時、彼女は桃子のプリケツのことを考えていた。


8 :名無し募集中。。。:2007/10/28(日) 21:34:04.82 0
他人とうまくやっていくというのはむずかしい。
桃子のプリケツか何かになって一生寝転んで暮らせたらどんなに素敵だろうと時々考える。


9 :名無し募集中。。。:2007/10/28(日) 21:34:13.74 0
良スレ

10 :名無し募集中。。。:2007/10/28(日) 21:34:25.73 0
やれやれ

11 :名無し募集中。。。:2007/10/28(日) 21:35:27.17 0
「……私のことを怒ってる?」
「どうして?」
「ひどいことを言ったからよ。それで謝りたかったの。」
「ねえ、僕のことなら何も気にしなくていい。それでも気になるんなら公園に行って桃子のにプリケツでもまいてやってくれ。」


12 :名無し募集中。。。:2007/10/28(日) 21:35:35.26 0
僕はカリカリに焼いたベーコンを胃に流し込んだ。
そして桃子のプリケツに射精した。

13 :名無し募集中。。。:2007/10/28(日) 21:35:42.54 0
その夜、フリオ・イグレシアスは一二六回も『ビギン・ザ・ビギン』を唄った。
私もフリオ・イグレシアスは嫌いなほうだが、幸いなことに桃子のプリケツほどではない。


14 :名無し募集中。。。:2007/10/28(日) 21:36:22.20 0
「ある意味では、ね。」

15 :名無し募集中。。。:2007/10/28(日) 21:36:26.35 0
「それはそれ、これはこれ」である。
冷たいようだけど、地震は地震、野球は野球である。
ボートはボート、ファックはファック、桃子のプリケツは桃子のプリケツである。


16 :名無し募集中。。。:2007/10/28(日) 21:37:12.22 0
「桃子のプリケツ?」と僕は聞いた。
「知らなかったの?」
「いや、知らなかった」
「馬鹿みたい。見ればわかるじゃない」とユキは言った。
「彼にその趣味があるかは知らないけど、あれはとにかく桃子のプリケツよ。完璧に。二〇〇パーセント」


17 :名無し募集中。。。:2007/10/28(日) 21:38:44.28 0
そして今日でもなお、日本人の桃子のプリケツに対する意識はおそろしく低い。
要するに、歴史的に見て桃子のプリケツが生活のレベルで日本人に関わったことは一度もなかったんだ。
桃子のプリケツは国家レベルで米国から日本に輸入され、育成され、そして見捨てられた。それが桃子のプリケツだ。


18 :名無し募集中。。。:2007/10/28(日) 21:41:55.63 0
完璧な桃子のプリケツなどといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。

19 :名無し募集中。。。:2007/10/28(日) 21:47:54.97 0
昨年の九月に桃子のプリケツ狩りに千葉へ行ったまま消息の途絶えていた伯父から、
やっと一枚の絵葉書が届いた。
「誠に残念なことだが、昨今は当地でも大物と呼べる桃子のプリケツは姿を消してしまったようだ」

20 :名無し募集中。。。:2007/10/28(日) 22:11:14.01 0


21 :名無し募集中。。。:2007/10/28(日) 22:15:57.32 0
oノハヽo
从*・ 。.・)<滋賀くん好きなのしたいの♥

22 :名無し募集中。。。:2007/10/28(日) 22:19:01.97 0
(:・.;゚;(Д);゚;;.:)

23 :名無し募集中。。。:2007/10/28(日) 22:52:21.20 0


24 :名無し募集中。。。:2007/10/28(日) 22:52:23.86 0
1973年、桃子のプリケツが本当に存在するなんて考えたこともなかった。
そう思うと何故か無性におかしくなった。

25 :名無し募集中。。。:2007/10/29(月) 00:01:25.82 0
 

26 :名無し募集中。。。:2007/10/29(月) 01:05:30.86 0


27 :名無し募集中。。。:2007/10/29(月) 04:39:28.91 0


28 :名無し募集中。。。:2007/10/29(月) 09:04:37.76 0
作家щ(゚▽゚щ)コイ

29 :名無し募集中。。。:2007/10/29(月) 11:45:38.73 0
ル ’ー’リ

30 :名無し募集中。。。:2007/10/29(月) 13:06:56.28 0


31 :名無し募集中。。。:2007/10/29(月) 14:53:02.69 0


32 :名無し募集中。。。:2007/10/29(月) 15:35:56.90 0
桃子のプリケツは盲のいるかみたいにそっとやってきた。

33 :名無し募集中。。。:2007/10/29(月) 15:36:34.57 0
僕はなんだか自分が桃子のプリケツにでもなってしまったような気がしたものだった。
誰も僕を責めるわけではないし、誰も僕を憎んでいるわけではない。
それでもみんなは僕を避け、どこかで偶然顔をあわせてももっともらしい理由を見つけてはすぐに姿を消すようになった。


34 :名無し募集中。。。:2007/10/29(月) 15:37:07.66 0
桃子のプリケツには優れた点が二つある。
まずセックス・シーンの無いこと、それから一人も人が死なないことだ。


35 :名無し募集中。。。:2007/10/29(月) 15:37:59.91 0
泣いたのは本当に久し振りだった。
でもね、いいかい、君に同情して泣いたわけじゃないんだ。
僕の言いたいのはこういうことなんだ。一度しか言わないからよく聞いておいてくれよ。

 僕は・桃子のプリケツが・好きだ。

あと10年も経って、この番組や僕のかけたレコードや、
そして僕のことを覚えていてくれたら、僕のいま言ったことも思い出してくれ。



36 :名無し募集中。。。:2007/10/29(月) 17:51:02.96 0


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