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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
もしもガキさんが田舎に住む親戚のおねえさんだったら

1 :名無し募集中。。。:2007/04/04(水) 08:10:21.19 0
古い日本家屋の縁側におさげ髪でたたずんでいるんだ

401 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 03:23:05.06 0
小さい頃沈む夕陽を眺めに里沙ねえちゃんと海辺によく行ってたな
でも俺はそれよりも夕陽に紅く染まる里沙ねえちゃんの横顔ばっかり見てた
時々咳き込む里沙ねえちゃん
バカガキだった俺はてっきり潮風でむせたんだと思ってた
何も知らずにこんな日がずっと続けばいい・・・なんて思ってた

402 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 03:27:43.21 0
・゚・(つД`)・゚・ こんなことって・・・こんなことって

403 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 03:40:45.86 0
暑い日差しの中、俺は小川に架かる橋に腰掛けて一人水面を眺めてた

もう何年前になるだろうか
夏しか会えない友達とこの小川でザリガニを獲ったなあ
ハサミのデカイアメリカザリガニを釣り上げた俺はそれを持って女の子を追い掛け回したっけ
あんまりしつこく追い掛け回したから女の子が泣いちゃって
そういえばその時だったかな、「コラー!女の子を泣かすんじゃないの!」ってこっぴどく叱られたのは
すごい勢いで駈けてきたから、お気に入りの白いつば広帽が飛んで田んぼに落ちちゃって
でもそんなこと気にせず俺を叱ったんだよな…

俺は首を締め付ける黒いネクタイを緩めると
空を見上げ溢れ出るものを必死にこらえた

404 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 03:43:57.99 0
そうキタかw
うまいぞ



ただ小川が小川に見えて・・・・なんでもない

405 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 03:52:11.45 0
田舎の親戚の家に春休みの間泊まりに行ったときのことだ
なにが切っ掛けだったか覚えていないが大人がいない時
こっそり伯母さんの化粧品を悪戯している里沙ねえを見つけた
声をかけると彼女はチョツト驚いてそれでも僕を手招いてベットの端に座らせた
ルージュを引いた里沙ねえはいつもの元気でボーイッシュなイメージと違っていて
ドギマギしている僕の顔を覗き込んで「ねぇキスしてみよっか」と不意につぶやいた
うむを言わせず柔らかな唇が押しつけられ次いで甘ーい香水のにおいに包まれた
ボーゼンとしている僕を残して「これで二人だけの秘密だからねっ」といって里沙ねえは出て行った
そしてその晩には彼女はいつもの元気で明るい里沙ねえに戻っていた、それはその後も変わることなく
あの日の出来事はまるで春の幻の様に僕の記憶の中に残っていた・・・僕が小5、里沙ねえが中1の時のことだ

何年かして思いきって真相を確かめたところ「いゃーあの時は香水に酔っちゃってたからねぇ」
と頭を掻きながらペロッと舌を出した相変らずの彼女だったが、しゃくだったのでお返しに唇を奪ったら
「こっ、コラー」って叫んで真っ赤になってくれた

406 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 03:53:51.74 0
>>404
書いてる俺もそう見えてしかたなかったww

407 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 03:54:30.50 0
おおかみだなあ

408 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 06:10:41.19 0
みーん みーん

409 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 06:32:09.42 0
夏だな

410 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 07:42:57.54 0
夏なんです

411 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 08:10:51.49 0
あま夏なんです

412 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 08:12:51.28 0
あまずっぱい夏の思い出なんです

413 :【設定】僕…10歳 里沙…18歳:2007/04/11(水) 08:25:08.62 0
昼寝をしようとしたら突然のにわか雨
都会では見たこともない大きな雷に驚いていると
里沙ねえちゃんが「怖くないかい?一緒に寝てあげようか」って毛布を持ってきた
一緒の毛布に包まると平気そうなねえちゃんの心臓も本当はバクバクしてたけど
僕はうれしくって雷の音と里沙ねえの鼓動を子守唄にして眠りについたんだ

414 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 10:46:09.14 0


415 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 13:16:00.38 O


416 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 16:07:38.68 0


417 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 16:51:16.08 0
チャゲがいるな

418 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 16:55:44.79 0


419 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 17:03:53.24 O
僕の血はよっぽど美味しいのか、しょっちゅう2、3ヶ所蚊に喰われてた

見事なまでに膨らんだその跡を見つけるやいなや

『見せて見せて!…痒そうだねぇ〜♪』

なんて言いながらも、それが同情では無い事は里沙ねえの顔を見れば明らかだ

目が無くなるっつーか、顔をクシャクシャにした笑顔で嬉々として…

たちまちの内に僕の膨らみは、里沙ねえがこしらえた×(バッテン)だらけになる

420 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 17:06:30.39 0
お題 『夏祭り』

って誰が書くっちゅーねん

421 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 18:35:27.53 O
↓頼んだ

422 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 18:38:06.40 0
君がいた夏は

423 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 18:47:49.33 0
そう君がいた夏は

424 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 19:30:32.95 0
>>419
おれも×つけてほしいいいいいい

425 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 20:45:57.17 0
夏ガキさん

426 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 21:56:05.23 0
いつもは静かな境内も今日ばかりは人で溢れかえってる
ボクはたくさんの夜店を前に興奮していた

「里沙ねえちゃん、わたあめ買ってぇ」
「里沙ねえちゃん、金魚すくいしたい」
「里沙ねえちゃん、射的だってぇ」
あれこれとせがむたび里沙ねえちゃんは優しくたしなめる
でも、人込みを縫って歩くほどに里沙ねえちゃんの荷物は増えていく
ボクが不信の眼差しを向けると
「ほ、ほら、これはお土産だから」
と言い張る里沙ねえちゃんだった

427 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 21:57:10.69 0
ずるいなw

428 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 22:02:17.82 0
叙情はたりないが好きだな

429 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 22:05:36.79 O
>>426
この適度な自分勝手さが良いなw

430 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 22:06:20.96 0
>>426は変に狙ってない分だけさらりとしてて好感持てた
「〜したんだ」っていうわざとらしい文句を見ると寒気がするもんで

431 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 22:14:48.61 0
「〜したんだ」は使い方による

432 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 22:15:29.96 0
悔しくてしたんだ踏んだ

433 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 22:22:09.45 0
紫檀とはマメ科の常緑広葉樹の総称

434 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 22:23:08.07 0
>>431
いやぁそりゃ書いちゃった作者さんはそう自己弁護するだろうけどさ

435 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 22:34:37.78 0
( ・e・)<き〜にしな〜い

436 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 22:37:18.72 0
言われてざっと全部読み直してみたら確かにw
最初の方のはかなり鼻につくw

437 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 22:39:13.63 0
わさびみたいなもんでつけすぎは良くないようだ

438 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 22:41:27.33 0
ニタニタゴリラフェイス新垣

439 :【夏祭り】叙情編  :2007/04/11(水) 22:50:51.19 0
夏祭りの晩僕は里沙ねえと二人で花火見物に出かけた
綿アメにたこ焼きお面にくじ引き里沙ねえは気前良く僕の好きなものをなんでも買ってくれた
特に金魚すくいは一番尾びれが綺麗なやつを狙って何度も失敗した僕の代わりに彼女が自慢の腕前を披露してくれた
花火がいよいよ盛り上がる頃僕たちはは見晴らしの良いところを目指して神社の階段を登った
境内にはすでに何人もの人がいたが里沙ねえはちょっと立ち止まると
「悪いけどここで少しだけ待っていてくれないかな?友達を見かけたんだ、追いかけてって挨拶してくるから」
と僕に言うと境内の裏の方に駆けていった、ポツンと取り残された僕はしばらくひとりでいたけど
我慢が出来ず彼女を探しに境内裏に向かった、時折あがる花火の明かりに薄っすらと人の気配を感じ
「里沙ねえ?・・・」っと声を掛けようとした瞬間その日一番大きな花火が上がった
花火の明かりに照らされて里沙ねえが知らないお兄さんと抱き合ってキスしているのが僕の目に映った
それからのことは良く覚えていないボーゼンとしながらもなんとか動かずに待ち続けたふりをしたけど
急に無口になった僕は不思議がる彼女を急かして祭りの途中で帰宅の道についたのだ

あの夏を最後に里沙ねえとふたりで夏祭りに出かけたことはない、あの日の金魚は元気に僕の家の水槽を泳いでいる  
けれどもあの日ひそかに「リサ」と付けるつもりだった、金魚の名前はまだ・ない

440 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 23:03:38.73 0
チュッチュっていう名前にするといいよ
可愛いし

441 :名無し募集中。。。:2007/04/11(水) 23:51:29.62 0
( ・e・)<コラー!保守ダー!

442 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 00:05:28.73 0
みんなエロスレにいっちゃった〜

443 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 00:09:21.33 0
ホントは「温泉」や「若妻」スレでHな妄想を書き散らかしたいんだけど
「僕の中のガキさん」がそんなの書いちゃ嫌だって涙目で訴えるんだ

444 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 00:09:59.54 0
お前は何も間違っちゃいないさ

445 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 00:11:26.90 0
おまえは一生禁欲する気なのか
ガキさん以外でオナッたらそのほうがガキさんは悲しむとなぜ気がつかない

446 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 00:12:36.52 0
それとこれとは別だ

447 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 00:16:19.05 0
ごめんウソです明日には「若妻」スレあたりで駄文を書いていますたぶん

448 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 00:22:15.18 0
威勢のいい掛け声と共にこども神輿が村を練り歩く

ボクも混ぜてもらって一緒にワッショイワッショイ
そしたら里沙ねえちゃんも一緒に混ざってワッショイワッショイ

でも高校生はダメだと怒られ里沙ねえちゃんションボリションボリ

449 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 00:29:46.01 0
親戚のお姉さんていうシバリのために話を膨らませることができず書けましぇん

450 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 00:33:03.65 0
それをシバリと感じるお前にいい文が書けるわけねえし
期待もしてないから書かなくてもいいよ

451 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 00:37:09.94 0
>>449
よその子が出来てるんだから、あなたも出来るでしょ

452 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 00:37:57.93 0
>>450
じゃあそれぞれ書いてみない?

453 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 00:38:30.57 0
449は褒めれば伸びるタイプ

454 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 00:46:50.33 0
>>452
何がそれぞれなのかサパーリ

455 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 00:49:32.30 0
田舎の親戚の里沙ねえからメールが来た
最近付き合い始めた彼氏の趣味で洋楽を聴くようになったんだって
ちぇっ本当は℃-uteの桜チラリとかが好きなくせにさっ

短いのに挑戦してみました

456 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 01:11:52.13 0
>>454
サパーリって?

>>455
かわいい文でGJ!

457 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 01:25:51.59 0
何がそれぞれなのかサファリパーク
と言いたいのかもしくは
何がそれぞれなのかサッパリ
と言いたいんじゃないか

458 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 02:52:27.47 0
「お墓参り」

じいちゃんとばあちゃんはお墓の掃除をしてる
ボクも草むしりを手伝った
お墓もキレイになって少し休んでたら
遠くに里沙ねえちゃんの白い帽子が見えた
ボクはビックリさせようとこっそり追いかけた
里沙ねえちゃんは新しいお墓の前に花を飾ると手を合わせなんか言ってた
あんまり真剣な顔してたから
ボクは驚かしちゃいけないと思ってじいちゃん達のとこに戻った
それから…



あの時の里沙ねえちゃんの顔がいまだに忘れられない
後々祖母に聞いた話だと里沙ねえちゃんの親友の絵里さんのお墓だそうだ
なんでも不治の病とかで若くして亡くなったそうで里沙ねえちゃんは酷く悲しんだらしい

帰省ラッシュの渋滞の中、俺はそんなことを思い出していた

459 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 02:54:33.21 0
えりりんはお星様になったんだね・・・

460 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 03:03:12.70 0
気分を害した亀ヲタがいたらゴメン

461 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 03:05:58.40 0
いや 里沙ねえの悲しみ具合で相殺されたよ

462 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 06:28:00.08 0
 ノハヽ
ノノ*^ー^)
    つ☆

463 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 09:03:50.26 0
(`・ω・´) りさ姉ぇ!

464 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 13:32:10.09 0
落ちるよ

465 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 15:10:31.82 0
ボクが道端でカエルを追っかけてたら
もの凄いスピードで自転車が駆け抜けていった

たぶん里沙ねえちゃんだろう
ボクは再びカエルを追いかけた

466 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 15:12:00.27 0
絵が浮かぶ

467 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 16:38:28.87 0
今日は里沙ねえの運転で海に連れてってもらった
真夏の太陽の下で真っ赤なビキニを着た里沙ねえがお日様に負けない笑顔で笑っている
でもヘンだな水着姿の里沙ねえは僕と同じくらいの歳に見える   不思議だな・不思議だな

468 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 16:48:00.94 0
駄文

469 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 17:30:36.68 0
ああ・・・ここのスレの文章をはっぴいえんどに唄ってほしい・・・・

470 :【春うらら】編:2007/04/12(木) 17:47:13.79 0
春休み田舎の親戚とお花見をした
さっきまで梅酒に酔っ払って歌って騒いでいた里沙姉ちゃんが
急にコテンと僕に倒れこんで膝の上に頭をのっけてスヤスヤ眠り込んでしまった

やわらかな寝息が僕の膝をくすぐるから足がしびれても動かすことが出来なかったんだ

471 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 18:36:38.30 0
うららー!

472 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 18:51:43.10 0
ジェロニモがいるな

473 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 18:56:29.07 0
>>472
ありがたい!
そのレスを引き出したかったんだ

474 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 18:56:41.45 O
>>470
僕は胸の隙間から見えるブラジャーに目が釘付けになった。
視線をその隙間と里沙ねえの顔に何度も往復させた。
痛いほどおちんちんが固くなった。

その夜僕は初めてオナニーをした。

ごめんよ、里沙ねえ。

475 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 19:04:17.67 0
文才の無さを品の無さでごまかしてしまおうとしてる能無し携帯がいるな

476 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 19:28:42.74 0
( ・e・)<批判は気にしないのがルールなのだ

477 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 19:56:40.52 0
そろそろ良作来ないとな

478 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 21:31:00.13 0


479 :【青春の蹉跌】編:2007/04/12(木) 22:34:57.62 0
学校でいじめにあい不登校になった僕は親戚に気分転換を進められて半ば強引に田舎に泊まりに来させられていた
親戚の人は皆やさしく特に一人娘の里沙姉さんは僕を元気づけようと何かとうるさいほど気を使ってくれたけど
そこでも僕は無気力なまま部屋に閉じこもりっきりの生活を続けていた
ある日のこと特に気分がくさっていた時に里沙姉さんが部屋に入ってきた、いつもの明るい声が妙に癇に障って怒りがこみ上げてきて
急に彼女をむちゃくちゃにしたくなって、僕は里沙姉さんをベットの上に引きずり倒しその首筋にむしゃぶりついた
もっと大声を上げて抵抗されるのかと思っていたので思わず動きを止めて彼女の顔を覗き込むと
里沙姉さんは怒るでもなく蔑むのでもなく透明な優しさに満ちた表情で
「それで本当に気が済むの?、君が嫌いな人たちと同じになっちゃうんだよ」と言って涙を流していた
急に冷静になった僕が土下座をして謝ると、里沙姉さんは僕の頭を抱いて「ゴメンねあたしも強引すぎたかも、ゴメンね・・・」と泣きながら謝った
その時になってやっと心の中で防波堤が切れて僕も大声を上げて泣きながら謝罪の言葉を繰り返した

そのことを切っ掛けにして僕は立ち直ることが出来た同じ学校に戻ることはしなかったけど
もう一度他人と関係を持ってみる気持ちになることができたんだ
実は里沙姉さんも中学の頃ひどいイジメにあい、それでも立ち直ったということを知ったのはそれからさらに後のことだった

480 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 22:41:36.64 0
>>479
読む前に言わせて

ここ狼だけどさすがにこれは句読点欲しいとこだな・・・

じゃ読ませてもらいます

481 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 22:56:20.76 0
らつて句読点つけたらつけたで「うざい、ルール知らず」とか一言で切り捨てるやつがいるんらもん

482 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 22:58:09.30 0
>>479
言いたい事はよく分かる

なんかグッときた。

483 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 23:03:01.36 0
>>481
おk
とにかくGJだ

484 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 23:52:11.30 0
庭の松の枝が折れた
引っ掛かったボールを取るために里沙ねえちゃんが登ったから折れた
登った里沙ねえちゃんが折れた枝と一緒に落ちてきた
里沙ねえちゃんは上手に着地したけど松の葉っぱがお尻に刺さった

今里沙ねえちゃんはお尻に軟膏を塗ってもらいながら怒られてる
ボールもまだ松に引っ掛かったままだ

485 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 23:56:25.62 0
「ちょっと、あんたお薬塗ってよ。」と里沙ねえが言うんだ。
「え?」
「まだ、痛むのよ。お薬もう一度塗りなおそうと思って。お願いね。」
と言って里沙ねえはペロンとお尻を出して横になった。
僕はお尻に丁寧に塗ってあげたんだ。

486 :名無し募集中。。。:2007/04/12(木) 23:58:17.15 0
密かなドキドキ感が足りないよ

487 :名無し募集中。。。:2007/04/13(金) 00:03:25.23 0
手厳しいですね

488 :四月の雨 ◆moMK.HYLpo :2007/04/13(金) 00:16:40.95 0

里沙ねえからの一通の手紙、結婚式への招待状が私を古い街へと引き戻す。
私は二日の休暇を取り、実家へ久しぶりの帰省の連絡を入れる。
母は電話口で嬉しそうな声をあげる。
なんだかすり減ってしまった自分を、取り戻そうとしているような不思議な気持ちだ。

雨が申しわけなさそうに降る四月の朝、私は旅行カバンにざっと身のまわりのものを詰め、
列車に乗る。
窓際の席に座り、読みかけの本のページを開き、均一なスピードでそれぞれの文字を追い、
少しだけ眠って、最後にはあきらめて外の風景を眺める。
列車の窓を過ぎていく風景は、私が街を出た年と同じだ。
車窓をかすめる雨音も、かさかさに乾いたナッツの味も、
ときどき退屈そうに通ってゆく添乗員の草臥れたワゴンだってきっと変わっていない。


489 :四月の雨 ◆moMK.HYLpo :2007/04/13(金) 00:18:03.98 0

何年か前、私は街に里沙ねえを持っていた。
持っていたという言い方は、恋愛に誠実で傷つきやすい年齢の子にでも聞かせたらショックを与えてしまうかもしれないが、
とにかく私は里沙ねえを恋人として街に持っていたのだ。
少なくともその言い方はあのときのふたりの関係としては、合っている。
大学の休みがやってくると私は旅行カバンに荷物を詰め、朝いちばんの列車に乗った。
窓際の席に座り、本を読み、風景を眺め、ナッツを食べた。
街に着くのはいつも昼前だった。
どうしてか私が帰省する日はいつも雨が降っており、列車を降りるとまず最初に雨の匂いが感じられた。
街の隅々にはまだ消えずに朝のざわめきが残っていた。
私は大きな旅行カバンを抱えたまま、駅前の喫茶店に入って濃いコーヒーを頼み、
里沙ねえに「着いたよ」と電話をかけた。
そんな時刻の街の姿がたまらなく好きだった。
うっすらシアンブルーの混じった灰色の雨、コーヒーの香り、人々の眠た気な目、まだ始まったばかりの一日。
誰にも若いころの貴重な時間というものが均等に与えられていたのと同じように、
僕にだって愛惜すべきものは少なからずあったということだ。


490 :名無し募集中。。。:2007/04/13(金) 00:19:19.72 0
続くのか?

491 :四月の雨 ◆moMK.HYLpo :2007/04/13(金) 00:21:44.28 0

街が近づき雨の匂いがする。微かな雨の匂いだ。
もちろん本当に雨の匂いがするはずはない。
ふとそんな気がしただけのことだ。
私は膝に掛けていた上着に袖を通し、網棚から旅行カバンと傘を取り、列車を下りる。
そして本物の雨の匂いを吸い込んで体に馴染ませる。
反射的に里沙ねえの顔が私の頭に浮かぶ。
二〇〇七年、真っさらなウェディングドレスを身に纏う綺麗な里沙ねえの姿が。
想像しているだけで、夕方の結婚式がはじまる前に里沙ねえに巡り会えそうな気がしてくる。
そうしたら昔よく通ったレストランの小さなテーブルをはさんで、もう一度語り合うことになるかもしれない。
テーブルにはチェックのクロスが敷かれ、窓際にはゼラニウムの鉢が置いてある。
私は言う。
「やあ、何年ぶりかな。本当にあっという間に時間は過ぎちゃったね。里沙ねえが結婚だなんて」
違う、こうじゃない。
「最後に里沙ねえに会ってから、どれくらい経ったんだっけ。もう死ぬまで会えないのかと思ったよ。
いや大袈裟じゃなく。あ、ところで結婚おめでとう」
もっとひどい。
蛇口をひねってコップに水をそそぎ、はいどうぞというようなやり方ではいけないのだ。
「いろんなことがあったよね」
そうか、これで良いかもしれない。
だって本当にいろんなことがあったのだから。


492 :名無し募集中。。。:2007/04/13(金) 00:21:57.33 0
持ってたが気になって集中でけへん(;´д⊂ヽ

493 :四月の雨 ◆moMK.HYLpo :2007/04/13(金) 00:22:49.59 0

私は五年も前に結婚していた。
子どもが二人いて、高校の教師をしていて、ずいぶん長期に渡るマンションのローンを抱えている。
あるいはそんな話をすることになるかもしれない。
「子どもはかわいい?」と里沙ねえは訊ねる。
「かわいいよ」と私は答える。
里沙ねえは笑って「いいね」と言う。
今度は結婚相手のことを私が訊ねる。里沙ねえは「いい人よ」と答える。
沈黙。
やがて覚悟を決め、結局のところずるいのは私だったのだ、と彼女に伝える。
もしも損なわれた何かがあるのだとすれば、それはすべて私の責任であったのだ、と。


494 :名無し募集中。。。:2007/04/13(金) 00:23:53.92 0
狼にしてはちょっと難しくなってきたのら><

495 :四月の雨 ◆moMK.HYLpo :2007/04/13(金) 00:25:04.97 0

ぼんやりと思いを廻らせているうちに私は無性にあのレストランに行きたくなった。
急いでランチタイムの前に着けば窓際の席は空いているかもしれない。
そして窓際の席でコーヒーを飲みながら、
昔の里沙ねえを微かに感じとることができるかもしれない。

雨は糸のように細く、そして長く降っていた。
路地裏の猫が自分だけの抜け道をするりと上手く通っていくみたいに、レストランまでのショートカットを私の体はちゃんと覚えていた。
中に入り、おそらく数年前にもいたウェイターに傘と旅行カバンを預け、店にひとつしかない窓際の席を用意してくれるよう頼んだ。
ウェイターはエプロンの前掛けの部分をしゅっと伸ばし、埃を払うような口ぶりで、
「申しわけありませんが窓際の席は空いておりません」と言った。
私はどうしても窓際の席がいいんだと訴えた。
ウェイターは困ったふりをしながら、体の良い断り方を考えているようだった。
私が痺れを切らせて衝立の向こうをひょいと覗くと、店内にいる客はひとりだけで、
窓際の席に座っていた。
「申しわけありません。あちらのお客様も窓際の席をご所望で……」
「いや、いいんだ。ぜんぶ解決したから」
私はウェイターにそれだけ言って、小さなテーブルをはさんで、彼女の前に座る。
テーブルにはチェックのクロスが敷かれ、窓際にはゼラニウムの鉢が置いてある。


496 :名無し募集中。。。:2007/04/13(金) 00:25:05.89 0
まさかこんな本格的な小説が読めるとは

隣の若奥様が石川だったら以来だ

497 :四月の雨 ◆moMK.HYLpo :2007/04/13(金) 00:27:29.53 0

「遅かったじゃん」
「思い出すのに少し時間がかかったんだ」
「駅前の喫茶店で待ってようかと思ったんだけど」彼女は言った。
「ここのほうがいいかなと思って」
私は黙って頷いた。
「何か頼む?」
「コーヒーだけ」
里沙ねえはウェイターを呼んでコーヒーを頼んだ。
昔みたいだ。
釈然としない顔でことの成行きをを窺っていたウェイターも、注文を聞いたあとなにかしら納得した様子で奥に引っ込んだ。
実際のところはわからないけれど、私と里沙ねえのことを知っている風な顔をしていた。
ウェイターがコーヒーを持ってふたたび現れるまで私たちは窓の外の雨を黙って眺めていた。
ときどき雨は窓をかすめた。


498 :名無し募集中。。。:2007/04/13(金) 00:27:57.02 0
改変臭いな
でもどうでもいいかw

499 :四月の雨 ◆moMK.HYLpo :2007/04/13(金) 00:29:07.39 0

「いろんなことがあったよね」と私は言った。
それを皮切りに、最後に里沙ねえと会ってから今日までの日々をなるべく丁寧に語った。
ささやかな生活を、点字をなぞるように語り聞かせた。
里沙ねえも断片的に彼女のことを話したが結婚相手のことは何も言わなかった。
それから彼女は「子どもはかわいい?」と訊ねた。
「かわいいよ」と私は答えた。
里沙ねえは笑って「いいね」と言った。
結婚相手のことを私が訊くと、里沙ねえは「いい人よ」と答えた。
それから「本当にいい人よ」とつけ加えた。
そして沈黙。
なにもかもが私の想像したとおりに進んでいく。


500 :名無し募集中。。。:2007/04/13(金) 00:30:51.85 0
どうでも良いがどの順番で読んでいいんだ?

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