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最新50
【ショミキ】処女なのに非処女の振りするミキティ
1 :
名無し募集中。。。
:03/11/20 20:40
川VoV从<ミキもう大人だもん
51 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 00:21
>>50
乙乙
おれのズッコケ君があんなことするなんて正直ショックでした
しっかり勃(ryしましたがw
52 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 00:44
>>51
ノノノハヽ
川VvV) <おまいのズッコケかよ!
/ U つビシッ
し'⌒∪
53 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/22 01:00
校舎から人影が消えた頃、俺と石川さんはお隣の教室のドアを空けた。
石川さんは俺の手を引いて、机の上に腰をかけた。
そして俺の手を持ち上げて、愛しそうに頬擦りすると、俺の顔を見て微笑した。
……エロいな。
笑みを浮かべた口元が、妙に官能的だった。
わかってやってんだろーか。
石川さんは俺の手を静かに自分の胸へ当てた。
「ねぇ? ……好きにしていいんだよ」
……なにを言い出すんだか。
「私、あなたのこと好きだから。
……他のひとが許さないことでも、私は許すから……だから……」
すすっと、石川さんはジャケットのボタンを外し始めた。
そしてブラウスのボタンも外すと、そこから豊潤な双丘の谷間があらわになった。
……石川さんは、ノーブラだった。
俺は驚いて石川さんの顔を見つめると、石川さんはじっと俺を見つめ返して、言った。
「私を丸ごと、愛して?」
54 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/22 01:03
『キモイ!』
美貴スケが石川さんに、ビシッとツッコミを入れる光景が頭をよぎった。
だけど俺は、背筋をぞわぞわさせられながらも、石川さんの身体から匂いたつ色気を拒否できなかった。
俺は石川さんの脇の下に腕を通し、机に手をついて、石川さんの顔に俺の顔を寄せると、
むしゃぶりつくように唇を吸った。
「んぅっ……」
わずかに開いていた歯の隙間から舌を割り込ませて、奥に潜んでいた石川さんの舌をつつく。
石川さんの身体が歓喜で震えて、それから俺に応えるように舌を絡ませてきた。
息が苦しくなるほど、お互いの舌を舐めあい、吸いあった。
「んっ……ふぅっ……んんっ……」
互いの吐息と、クチャクチャと唾液が絡まる音だけが、夕暮れの教室に響く。
舌を絡ませたまま、俺は石川さんの両腕を掴んで、机の上に寝かせた。
だんだんと意識が朦朧としてくる。
それでも俺たちは、舌だけがなにか別の生き物であるかのように、うねうねと絡み合わせていた。
55 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/22 01:06
ようやく離れたときには、混ざり合った互いの唾液が、俺たちふたりの間に糸を引いた。
俺の下で仰向けになった石川さんの頬は上気して、目は既にぼうっとしていた。
制服のジャケットから、石川さんの胸の膨らみの谷間が覗き見えている。
俺は手を伸ばして、石川さんの汗ばんだ両乳房を荒く掴んだ。
「はぅぅっ!」
机に顔を擦り付けるようにして、石川さんが喘いだ。
「あんまり強いと、いたいよ……」
「わりぃ」
謝ってはみたものの、力を弱める気はなかった。
もはやそんな制御がきくほど、俺は冷静じゃない。
汗ばんで弾力のある膨らみを、その感触を確かめるように、俺は何度もこねくりまわした。
石川さんは苦痛に顔を歪ませ、呼吸はいっそう荒くなった。
俺の荒い愛撫に耐えるように、両手をぎゅっと握った。
乱れるほどに、石川さんはエロくなっていく。
汗ばんだ肌も、悩ましげな眉も、そして甘い喘ぎ声も。俺を誘ってるふうにしかみえなかった。
俺の勝手な思い込みかもしれない。
だけどそれは、そう思い込ませる石川さんが悪い。
今はそう思った。
56 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/22 01:10
石川さんの太ももを持ち上げて、とっくに息づいて湿めそぼったそこに触れた。
ニ、三度擦りあげると、石川さんはいい声で鳴いた。
「石川さん……もうここ、すごいことになってるぜ」
「あぁ……やぁ……」
いやいやをしつつ、石川さんは熱のこもった目で俺を見上げてきた。
ああ、もうだめだ。
石川さんを、ぶっ壊したい。
俺は石川さんの下着をずり下ろして、少し荒っぽく両股を掴んで開脚させると、
ヒクヒクと動き始めたそこに容赦なく俺自身をブチ込んだ。
「あぁッ、ぁああぁぁッ!!」
石川さんの目が見開かれて、そして苦悩に歪んだ。
我を忘れたように腰を動かすと、机がギギッギギッと軋んだ。
机の上に髪を広げて、石川さんは嬌声を上げた。
「はぁっ、あぁんっ……あぁぁッ! つっ、いぃッ……気持ちいいよっ……はぁぁッ」
堪らない、という顔で石川さんは身を震わせた。
何度も何度も、俺は腰を突き出して、縦横無尽に石川さんの中を暴れ回った。
石川さんと俺の結合部からは、粘りけのある液体がにじみ出てきて、机や床をぬらした。
57 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/22 01:13
俺の律動に合わせて、徐々に石川さんも腰を動かし始める。
後ろ手に机の端を掴むと、腰を持ち上げて快感を得ようとしてきた。
その動きが、またエロい。
腰を俺に擦り付けてくるかのように、くにゅくにゅと動いた。
俺はゾクゾクと背筋が震えるのを感じながら、さらに強く石川さんの奥を突いた。
「ひゃぁッ!!」
「石川さん、エロすぎ…」
「う、んうッ! はぁっ! あああんッッ! つ、ううっ……」
「石川さんがエロ過ぎるから、手加減できね」
「あぁんんッッ……!! んんッ!! お、おくッ! い、いまのっ、すごいぃっ…」
「今の? いまのがいーのか?」
「う、んッッ……ぁぅッ……はぁっ……そうっ、それっ……そこッ…!」
グチュ、ジュポッ、ジュッ、グチュ……
ギシッ、ギシッ、ギィッ……
卑猥な音が教室に響いた。
聞いてるだけで、頭に血が上ってくる。
58 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/22 01:14
「すげー音してる。聴こえる? ぐちゅぐちゅ言ってるぜ」
「きっ、聴こえるよぉッ……ひぃぁっ……いやっ、そんなの、言わないでッ!!」
「ぐちゅっぐちゅ」
「いやあッ……」
「うあっ……すげー、きつくなった」
石川さんは両手で顔を覆ってしまった。
だけど、締め付けはさっきよりずっと強くなったし、
そして石川さんの膝は俺の腰に絡み付いて、俺を離してくれなくなった。
これはもう、冷静な判断力を失ってる俺からは、悦んでるんだと解釈するしかない。
石川さんの荒い呼吸に合わせて上下に動いている乳房に顔を伸ばして、俺は突起をなめた。
石川さんの身体がビクンと跳ねる。
舌でねちねちと愛撫して、そして吸い上げた。
「っひゃぁああんっ!!」
石川さんの身体が弓なりに反った。
そうしている間にも、下半身の動きは止まらない。
ぐちゃぐちゃ、ぎちっ、ぎゅちゅっ
ギギッ、ギシッ、ギギギッ
俺の動きにあわせて、石川さんごと机がずれた。
普段授業をやってる教室で、石川さんとこんなことしてるっつーのは。
なんだかすげー俺を興奮させた。
59 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/22 01:16
石川さんは俺の頭を抱きかかえて、しきりに甘い声で鳴いている。
俺はしつこいぐらいに擦り上げて、そして乳房を舌で舐め上げた。
石川さんの膣壁が生き物のように蠢いている。
俺から精液を吐き出させようと、石川さんの身体の動きが変化し始めた。
それは、本能の動き。
石川さんというオトリを使って、アノ手コノ手で俺を惑わし、
俺が持つ全てをねぎ底吸い取り、搾り取り、自らの糧にしようとする、本能の仕業。
よがっている石川さんは、自分の身体が何をしようとしているか、わかってないだろう。
俺は石川さんの本能に、求められていた。
欲しい、と。
「はぁぁん……ふぁぁッ……ああっ、ぁぁッ、ぁあッ!!
なんかッ、くるッ! くるよっ! あぁっ! いっ、やぁッ!!」
石川さんの身体が絶頂に達しようとしている。
身体はピンク色に染まり、じっとりと汗ばんでいた。
結合部からは、とめどなく液が流れ出てきて、床に池を作っていた。
俺の腰は石川さんの膝に抑えられて、後ろに下がれない。
60 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/22 01:19
俺は石川さんの背中を抱いて、持ち上げた。
俗に言う駅弁ってやつか。
「ふぁぁあッ…」
重力に従って、石川さんの身体がずり落ちて、俺の先が石川さんの奥を叩いた。
「あ、か、顔……かお……」
石川さんはとろんとした目をして、俺の顔に手を伸ばすと、
唇を求めてきた。俺はちょっと首を伸ばして、石川さんの唇を吸った。
石川さんの尻をスカートごしに支えて、俺はずっ、ずっと跳ねた。
そのたびに唇が離れて、石川さんは再び吸い付いてきた。
「イく? そろそろイクか?」
「うっ、んッ…」
俺の首に手を回して、石川さんは必死に俺とキスしようとしてきた。
そんな愛しい一生懸命な姿は、俺の嗜虐心を煽るだけだ。
俺はよけいに石川さんの身体を跳ね上げて、ガクガクと揺らした。
61 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/22 01:21
「あぁっ、なんかっ……はぁぅっ……ああぁっ! なんかっ、すごいっ……よぉっ!!」
「いっちゃえよ、石川さんッ!」
「ぁんッ! ひぁぁ、あああぁぁッ…………………………!!!」
三回大きく突き上げると、石川さんは身体をピーンと硬直させて、そして痙攣し、
俺の身体をぎゅーーーっと締め付けた。
俺ももう、限界だった。
それまでためていたものを石川さんの最奥に叩き込んで、俺は石川さんの身体を強く抱き締めた。
62 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/22 01:24
「避妊はしといたから、たぶん大丈夫だと思うけど」
石川さんがジャケットのボタンを止めながら言った。
「できちゃったら、ズッコケ君、責任とってね♥」
……真剣にやべーな。これからは用心しよう。
時計を見ると17時30分を過ぎたくらい。
そろそろ風紀委員会の会議も終わる頃だろう。
俺は石川さんと別れて、風紀委員会の委員室に向かった。
「あれ?」
委員室に美貴スケはおろか、委員もいなかった。
ただひとりいたのは、副委員長席に座って書類を書いていた紺野だけだった。
「アイツはどこいったんだ?」
「生徒会長……松浦先輩に連れて行かれてました。
多分、来年度の委員長選出のための会議だと思います」
紺野がいった。
「他の委員は?」
「もう帰りました。私は先輩が来るかと思って、待っていたんです」
「んぁ? なんで?」
63 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/22 01:26
「はい。藤本先輩の行き先を教える人が残っていないと、先輩が困るかと思ったので……」
「ああ、そっか。ありがとな、紺野さん」
「いいえ」
紺野が少しだけ表情を崩して、首を振った。
それにしても、美貴スケも忙しいこった。
アイツが帰ってくるまで、紺野に話し相手になってもらうかな。
64 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/22 01:28
石川終わり。
次回紺野です
ストック切れたんで次回は少し時間掛かるかもしれませんデス
ノッて書けたらすぐうpるかもですが
65 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 02:29
神だな
66 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 02:44
こんなのズッコケ君じゃない_ト ̄|○
67 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 02:45
悪ズッコケ
68 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 03:14
紺野は和田君だと思ってたのだが
69 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 03:16
>>68
作者たんの
>>50
をよく嫁
エロパロディってことだろ
70 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 03:22
このあとれいな、マコもいくのか?
すごいな悪ズッコケは
71 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 03:25
おまいらそんなに幼なじみスレのズッコケ君のファンだったのか
72 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 03:31
従姉妹マコにまで手を出すのかよ_ト ̄|○
73 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 03:38
神に感謝
74 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 03:43
俺もダークサイドズッコケになりたいよ・・・_ト ̄|○
75 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 03:48
うおおおおおお!すげぇ!神!!!
76 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 03:54
>>71
ぁゃゃだろ ゴマキさん石川紺野松浦藤本 と予想
77 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 03:56
>>76
>>16
78 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 05:23
おはようございます
79 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 08:18
ほぜ
80 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 08:21
紺野、れいな、マコはマニアック過ぎだろ・・・_ト ̄|○
81 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 09:24
これは向こうではできないわな。
82 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/22 11:23
もしかして引かれてる?
この話やめたほーがいいんでしょーか?
幼なじみスレでは主人公の本能全開な部分は出してないので
アホなくらい全開になったヤツを書いてみたいっつーのがあったんですが。
ちなみに順序は後藤・石川・紺野・田中・小川の予定です
オオトリで藤本。
83 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 11:24
涼平に処女膜破られ今は赤西にズッポリ
84 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 11:28
>>80
れいなをマニアックって言うな!!!
85 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 11:28
>>82
全然引いてないので続けてくらさい…
86 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 11:47
松浦さんは無いのか_| ̄|○
あ、マニアック言ったけど気にしないで続けて
ある意味楽しみw
87 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 14:33
>>82
いや〜、凄いですね〜別枠は。
正直ゴマキさんはたっちゃいますたw
引いてはいませんが正直、トリの美貴スケは幼なじみスレでやって欲しいというのがあります。別枠の流れとかじゃなくて。
やっぱり二人はまだHしてない設定なので、やはり初はいやらしい感じじゃなく綺麗な感じにして欲しいかなというのがあります。
まぁこれは作者さんのTVでいうところのスペシャル月間みたいなもんですね。スペシャルが終わったらまたレギュラーに戻るみたいな。
だから本編はゴマキさんとのデート編で止まってると見ていいんですよね?
できれば読む側の切り替えをしやすくする為にこの1日が夢だった。なんてオチを付けてくれるといいかも。前もそんな話はありましたけど。
88 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 14:48
長文レスうざい
作者たんの好きにやらせてやれよ
89 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 15:57
期待ほぜん
90 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 17:53
91 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 18:39
引いてはいないよ。
モー娘。とシャイ娘。のようなものかと。
92 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 20:39
93 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 20:52
ショミキなのかクロマティなのかはっきりしろよ
94 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 21:07
R.P.G.キター
95 :
名無し募集中。。。
:03/11/22 21:42
ごちん「おとーさん」連呼でおもろい
96 :
名無し募集中。。。
:03/11/23 00:26
いく保全
97 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/23 00:42
紺野書けたんでうpします
ろくに推敲しておりませんが
藤本処女の設定はたまたまこのスレがショミキスレだったんでつけ足しただけで
幼なじみスレは全く違う設定の予定ッス。つーか当初の通り。真剣には考えてませんが。
完全別話なんで夢落ちにはしません
98 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/23 00:43
ドサッとソファに座り込んでひとつ息をつくと、紺野が顔を上げて声を掛けてきた。
「だいぶお疲れのようですね」
「ん……ああ、受験生だからな」
実は石川さんとやりよってたから疲れてるんだとか、言えるはずがない。
勉強疲れだ、勉強疲れ。
……やべーな。今日、ろくに勉強してねーぞ、俺……。
紺野はかけていた眼鏡を外した。
「傷のほうはもう、よろしいんですか?」
「ああ、だいぶな。もう問題なくなってるよ」
「そうですか……それはよかったです」
紺野がわずかに笑った。
そしていきなり真面目な顔になると、俺を仰天させることを言った。
「でも、屋上でああしたことをされるのは、感心できません」
「ん!?」
99 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/23 00:46
屋上でああしたことをされる?
『屋上で』最近『ああしたこと』といったら、ゴマキさんと『ああしたこと』くらいしか思い浮かばない。
俺はサーッと血の気が引いていくのを感じた。
紺野は少し冷ややかな視線を俺に投げた。
「バレバレです」
「ぐっ……マジでか……」
「はい。藤本さんは知らないと思いますが。
教師連に見つかると大事になりますので、せめてご自宅かそういった場所でお願いします」
「…………スイマセン」
「それと、ちゃんと避妊はしてください」
「……ハイ」
「はぁ。……あの。質問してもいいですか?」
「ナンデスカ?」
「男のかたは皆、相手が誰でもああしたことができるものなんですか」
「はぁ?」
なにを聞いて来るんだ、この次期生徒会長は。
怪訝な顔をして紺野の表情をうかがったが、案外真面目な質問だったようで、
紺野は俺を黒目がちな瞳でじっと見つめてきている。
「……どっかしらで惚れてねーと無理だと思うけど」
少なくとも、俺は。抱きたいと思った相手しか、抱きたいとは思わない。
100 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/23 00:48
「では、先輩は後藤さんを愛されてるんですか。藤本さんがいるのに」
じっと無垢な瞳で俺を見つめてくる。
口調は決して強いわけじゃなかったが、俺をなじっているのはよくわかった。
……痛いところだ。
美貴スケは言うに及ばず、ゴマキさんは……
俺を慕ってきてくれるゴマキさんは、やっぱり大切な存在だった。
もちろん、石川さんも。
愛は量に限りがあるわけじゃなく、湧いて出てくるもんなんだぜ…なんてことを言ったら、
紺野に投げ飛ばされるかもしれねーな。
倫理的、道徳的にどうなんですかと。
俺が押し黙っていると、紺野は目を伏せて語り出した。
「……私の父には、愛人と呼ばれる人が幾人もいます。
父が持つ権力や財産の虜になった、
あるいは政略の駒として誰かに利用されて父と関係を持った、哀れな人たちです」
俺は突然のスケールの違う話に驚いて、紺野の顔を見つめた。
紺野の親父さんがそーとーな権力者らしいとは、噂で聞いていたが。
101 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/23 00:51
「父もまた、そういった人たちを自らの保身のための駒としている…。
相手が自分を愛しているわけではないことを分かっていながら、進んでそういう関係になるんです。
愛人といえど、そこに愛なんかない。ただ、自分の保身と欲のためだけに女性を囲うのです」
紺野は続けた。
「その人たちの中には、母よりも長く連れ添っている女性もいます。
……私よりも年上の子供もいるようです。
愛なんかないのに。正式な子供として、満足な扱いもできはしないくせに。
なぜ、そんな哀れな人を無闇に増やしてしまうのか……。
……私は、父を軽蔑しています」
そういって、紺野はじっと俺を見た。
「私は先輩に、父のようになってもらいたくないんです」
「俺は……紺野さんの言うようには、ならねーよ」
置かれている状況も違うしな。
「それに、今の紺野さんの話を聞くだけじゃ、親父さんは完全に悪者だけど。
親父さんは、どっかしらでみんな愛してるのかもしれねーぜ」
「……ありえません」
102 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/23 00:56
「紺野さんがそう言うなら何も言えねーけど。
でも、全員捨てたりせずに、世話してるんだろ? 愛人さんだって、嫌なら離れていくだろ。
でも……十何年近く、離れられずにいるんだろ?」
「でもそれは……」
「そんなの、金があるからできるとかいう問題じゃねーと思うぞ」
執念とか、愛憎とか、ここで話しているだけじゃ理解できるはずもない感情が、
紺野の親父さんと、女たちの周囲に渦巻いているのは確かだと思う。
俺たちの会話に圧縮された、俺たちの知らない現実は、
紺野の話だけですっぽり済まされるような、簡単な話ではないんだと……俺は思った。
「俺は憶測でしか意見を言えねーから、反論されても困るけど。
紺野さんの親父さんなら、全部わかってて、愛してるんじゃねーのかな。
……喧嘩で刺されて入院したバカな先輩に毎週花を届けてくれるような、
律儀で優しい娘さんを育てたんだぜ。立派な親父さんだよ」
紺野は言葉をつまらせた。
「もっと大人になったら、別の見方で親父さんを見れるかもしれねーよ。
俺たちはまだ、ガキだからな」
103 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/23 00:59
俺はソファーから立ち上がった。
「俺教室に戻ってるわ。悪りぃけど、アイツが来たら、そっちに来るように言ってくんねーかな」
「待ってください」
出口に進みかけたところで、紺野に止められた。
「……じゃあ、先輩は私を愛してくれますか?」
なんだそりゃ。
だいぶ、話が飛躍した気がした。
「父があの人たちをちゃんと愛していたというのなら……
それを私に証明してください。そんなことが可能なのかどうか」
「なんだよ、それは」
「……ダメ、ですか?」
和田君のことで、自暴自棄になってねーか?
「……和田君のことは、もういいのか?」
紺野はじっと床を見つめて、首を横に振った。
「忘れることなんかできません。
でも、記憶の片隅で風化させることはできます。新しい思い出で埋めることができれば」
104 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/23 01:02
紺野は心の安定のために、拠り所が欲しいだけだ。
それを今、俺に求めている。
俺が拒絶すれば、紺野はさらに落ち込んで、安寧を求めて彷徨うことになるんだろう。
俺が受け入れたら……紺野は、救われるんだろーか?
…………刹那的には、救われるかもしれない……けど。
後でもっと、苦しくなるだけだと思った。
「辛くなるだけなのは、わかっています」
俺の困惑を悟って、紺野は声を搾り出すように言った。
「でも今は……先輩の温かさに、すがりたいんです」
大きな真っ黒な瞳にじっと見つめられた。
その瞳は、思いつめて不安に揺れている。
紺野こそ哀れな存在だと……俺は思った。
ドサッと委員長席の椅子が揺れた。
紺野の不安げな瞳に見つめられながら、俺は委員長席の椅子に紺野を座らせた。
この椅子には、普段は美貴スケが足を組んで座っている。
黒い合成皮革の高級そうな、大きな椅子だった。
ソファーといい、この椅子といい、ここにある家具はみんな高そうなもんばっかりだな。
105 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/23 01:04
「せん、ぱい……」
「……」
じっと見つめ合う。紺野はふっと目を逸らした。
俺は紺野の頬を軽く手で押さえて、目を伏せた紺野の唇に自分の唇を押し当てた。
「っ……」
紺野が小さく身をすくませた。
……もしかして、これが紺野の初キスだったのかもしれない。
俺は石川さんの時のように荒々しいことはせずに、唇で紺野の唇を軽く挟んだり、舐めたりした。
紺野は身を軽く捩じらせるだけで、自分から動いてはこない。
俺は紺野の表情を確認するために、一度離れた。
離れたことで、静かに紺野が目を開けた。どこかぼうっとしている。
俺は今度は右手で紺野の後頭部を、左手で耳から首のあたりをしっかりと押さえた。
押さえると同時に唇に吸い付き、強く吸った。
「んむぅっ…!」
紺野が強く身体を強張らせて背中を引き、背もたれにぶつかった。
俺は紺野の両脚の間に片膝を割り込ませて椅子に乗せ、身を乗り出して紺野の唇をもてあそんだ。
息を苦しくさせながら、紺野は俺の両腕を、切なそうにぎゅっとつかんだ。
106 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/23 01:06
「……紺野さん、キスしたのこれが初めて?」
「…………」
紺野が頬を上気させて、唇を恥ずかしそうに引き結ぶと、無言でコクリと頷いた。
かわいい。
すげー、かわいかった。
俺はもう一度紺野に口付けて、それから右手を下げて首をなぞり、制服のボタンを外し始めた。
紺野の手が俺の手に添えられる。
手を止められるのかと思ったが、そういうわけでもないらしい。
外し終えて、俺は紺野の手をぎゅっと握った。
「……いいんだな?」
はい、と、ほんの小さな声で、紺野は答えた。
シュル、とリボンを解いて、それからシャツのボタンをゆっくりと外す。
紺野の顔に唇を押し当ててキスをすると、紺野は
「はぁ…」
と吐息を漏らした。
全部のボタンを外し終え、俺は紺野を椅子から立たせた。
そしてジャケットとシャツを脱がせて、床に落とす。
それから下着とスカートだけになった紺野の身体を抱きしめた。
……細い。肩とか、腰の周りとか。細すぎる。
それなのに、胸の膨らみは豊かで、抱きしめた俺の上腹を圧迫した。
107 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/23 01:09
「先輩も、脱いでください。私だけじゃ、恥ずかしい…です」
紺野が俺の学生服のボタンに手をかけた。
ぷちっ、ぷちっ……と外していき、前かがみになって一番下のボタンも外した。
前かがみになった紺野のブラジャーの隙間から、胸の谷間が見えた。
紺野が身じろぎをするごとに、それが少し揺れた。
……意外にエロイ体だったんだな。
学生服を脱ぎ捨てて、シャツも脱いだ。
上半身裸になると、紺野は恥ずかしそうに目を伏せて、唇を噛んだ。
俺は紺野を引き寄せて、もう一度抱きしめた。
お互いの素肌が擦れあって、相手の身体の温度がリアルに伝わってくる。
紺野の白い肌は、すべすべとして弾力があった。空手をやってるだけあって、全体的に引き締まっている。
抱きしめたときに背中に回した手で紺野のブラジャーのホックを外し、それも床に落とす。
お互いに、上半身裸になった。もう一度抱き合うと、紺野の可愛らしい突起が俺の上腹に当たり、
豊かな乳房はムニュッと形を変えた。
「……美貴スケなんかより、全然あるな」
「ないです。そんなこと、ないです……」
108 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/23 01:11
「あるよ。すげー弾力があって、柔らかい」
「……よく、そんなこと、真顔で言えますね」
身体を擦り合わせるように動かしながら、最後の仕上げとばかりにスカートのホックを外し、ファスナーを下へ引いた。
バサリ、とスカートが床に落ちる。
そして紺野の身体を軽く突き飛ばすと、紺野は細い声で悲鳴を上げて、椅子に尻餅をついた。
おびえた目で俺を見上げてくる。怖くねーよ、なんて言葉は、おそらく未経験の紺野には通用しないだろうな。
俺は跪いて、紺野の両脚の間に割り込み、真っ白な下着の上から紺野の割れ目を擦った。
「んんっ……先輩……」
身を強張らせて、紺野が俺の肩を押さえた。
今度は顔を近づけて、舌でなぞった。
「ひゃああ! せ、先輩っ!!!」
紺野の身体が跳ねた。
「そ、そんなとこっ……舌でなんか……っ!」
俺の頭を手刀でボコッと殴った。
だけどそれは、余計に紺野の股間に俺の頭を埋め込んだだけだった。
「せ、ん、ぱいっ……」
109 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/23 01:14
下着の隙間から舌を侵入させて、直接盛り上がった部分を舐める。
「えっ!? ちょっ…ぁああっ!」
さすがに下着が邪魔だった。舌が攣りそうになる。
俺は顔を上げて、紺野の下着を脱がすために、腰に手を掛けた。
「待ってください……せ、んぱいも……下…脱いでください」
「ん……」
そうか。
俺はベルトを外して、全部を脱ぎ捨てた。
紺野が椅子に寄りかかって息を乱しながら、目を見開いて俺を凝視した。
……紺野の真っ黒な瞳に見つめられると、なんだか恥ずかしくなってくる。
「これでいいか?」
「あ、は、はい……」
「脱がすぜ?」
「は、い……」
紺野の太ももをつかんで少し腰を浮かせる。そして秘所を覆い隠していた下着を剥ぎ取った。
露になったそこに、俺は手を伸ばして触れた。
「う、うぅんっ……」
「濡れてる……」
紺野が身をよじった。そこは、じっとりと熱を持ち、わずかに濡れていた。
110 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/23 01:16
俺はそのまま指で、茂みに包まれた開きかけの襞をゆっくり摩った。
そして再び跪いて、覆いの無くなったそこを、舌で舐めあげた。
「いやっ、ちょっ! 舐めないでくださいっ……! う、くあぁぁっ!」
ぎぎっ、と椅子が揺れた。紺野は肘掛をぎゅっとつかんで、俺の愛撫に耐えた。
「つっても、このままだと痛いぜ多分」
「はぁ…う、うぅ……」
「今のうちに、広げておかねーと」
「ひ、広げる……んっ、う!?」
割れ目の先にある、包皮に覆われた小さな突起を舌で探り当てて、刺激をすると紺野の体が大きく跳ねた。
紺野の両脚を肩に乗せて、太ももの付け根に顔が挟まるようにして紺野の尻を押さえた。
その体勢だと、目の前に花弁があって舐めやすかった。
そして舐めても、紺野は逃げることができない。
しばらくそのまま愛撫を続けていると、そこは徐々に変化し始め、充分に湿り始めた。
その時になって、俺はようやく紺野を解放し、椅子に片膝を乗り上げた。
勃起して首をもたげた先を、ぐったりと椅子に倒れこんだ紺野の柔らかい肌につん、と押し当てた。
111 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/23 01:18
「……紺野さんの肌、すげーすべすべ」
「う、うあぁ……」
俺のモノを間近で目の当たりにして、紺野はとろんとした目を見開いた。
「そろそろいいか……?」
「ふぁ、は、い……」
紺野の片方の太ももを持ち上げて、狙いを定める。一、二度、俺の先で割れ目をなぞった。
「くぅ…」
それだけでゾクゾクと快感が駆け上ってくる。
紺野がごくっ、と唾を飲んだのがわかった。
不安そうな瞳で、まさに繋がろうとしている、お互いの敏感な部分をじっと見つめていた。
……俺はぴとっと亀頭を膣口にくっつけ、そしてぐっと腰を進めた。
「いっ……! つ、いぃっ……!!」
少し進んだところで、苦痛に紺野の顔が歪んだ。
俺は動きを止めて、紺野の呼吸が整うのを待った。
「大丈夫か? やめてもいいんだぜ?」
「いえ……だい、じょうぶ、です」
はぁはぁと荒い呼吸を繰り返して、紺野が言った。目からは涙がこぼれていた。
112 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/23 01:20
「気にせず……一気に、お願い、します」
俺の首に両手を回して、紺野はぎゅっと目をつぶった。
その仕草が愛しくて、俺は強く紺野を抱きしめると、紺野の腰を引きよせて一気に奥へと進めた。
「あぁぅぅぅぅうッ、ぅぅぅあぁぁああッッ! せ、先輩ッ、せんぱぃぃいっ!!
あはっ、あっ、うぅぅっ!!!」
プチプチと処女幕を破って、鮮血が散った。
俺は、これまで何者も入り込んだことの無かった、紺野の最奥に到達した。
「ぐっ……繋がった……ぜ……紺野さん」
「はぁっ、はぁっ、いっ、うっ……は、い……」
呼吸を乱しながら、紺野がわずかに微笑んだ。
「すご、い……あ、あついっ……!」
「紺野さん…」
「あ、はあぁぁ……先輩……せんぱい……」
紺野の涙を指で拭ってやると、紺野は俺の手に手を添えて、目を伏せた。
「私にたくさんの……先輩の、愛をくだ、さい」
その手は、震えていた。
紺野の心の震えが、全身から伝わってきたように、思えた。
113 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/23 01:22
親父さんを信じきれず、和田君に完全に拒絶されて。
紺野は拠り所を失ったまま、それでもなんとかひとりで耐えて、今まで歩いてきたのか。
俺は胸が締め付けられた。
嘘でもなんでもなく、俺は純粋に、紺野が愛しいと思った。
どうしたら、紺野を愛せるんだろうか。
どうしたら、俺のこの気持ちが、紺野に伝わるんだろうか。
……俺は男だから、男としてしか、紺野に表現できない。
「紺野……愛してる」
「ふぁぁ……あ……せんぱいっ……!」
俺が身体を動かし始めると、紺野がぎゅっと目をつぶって、声にならない声を発した。
俺は痛みに強張る紺野の小さな身体を抱きしめて、口付けした。
太ももを持ち上げ、俺が腰を突き出す動きにあわせて、紺野の身体を引き寄せた。
紺野の背中が椅子の背もたれをずり落ちた。
紺野の身体が45度くらいの角度になる。腹筋使うんじゃねーだろうか。
114 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/23 01:24
でもその角度になって、紺野から俺と紺野の結合部がよく見える位置になった。
紺野はぼうっとした目で、血と粘り毛のある液体にまみれた結合部を凝視した。
「ふぁぁあ、あ、ああ……はぁぁ…!」
「見えるか? 俺と紺野が繋がってるところ」
こくこくっ、と紺野が頷いた。
「繋がってるぜ。今、俺たち。紺野のなか、すげー熱い」
「は、い……先輩の…が……お腹に、いっぱいになって、ます」
「今はひとりじゃねーぞ」
はい、と涙目になって、紺野が息をついた。
俺は紺野の汗のにじんだ腿を持ち直して、ゆっくりと腰を引き、そしてまた滑り込ませる。
初めてだと、快感よりも痛みが先行していることだろう。
俺はともすれば急ピッチで動きそうになる自分を必死に押さえつけて、ゆっくり静かに、挿入を繰り返した。
だんだんと紺野の膣壁が、俺に絡み付いてくるようになった。
溢れ出てくるねばねばとした愛液が、俺たちふたりの間を包んで、滑りをよくした。
徐々にピッチが速くなる。律動に合わせて、紺野の胸がゆさゆさと揺れた。
115 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/23 01:26
「あぁ……あぁぁっ、ああっ! ひぅぅっ! んふぅっ!」
「紺野、感じてる? よくなってきた?」
「あ、あぁぁ、はっ、はぁぁっ! わっ、わかりませんっ! んんっ!
でもっ……なんかすごい……せんぱいっ、はや、い……!!」
ぱくぱくと口を鯉のように動かして、悩ましげな表情を浮かべている。声にも艶っぽさが増してきた。
紺野が乱れてきた。少しずつでも、快楽が得られるようになってきたのだろうか。
俺にも余裕がなくなってくる。
結合部に手を伸ばして、押し広げられた襞の部分を指でぐちゃぐちゃとなぞった。
短い悲鳴とともに、紺野がビクンッと身体を反らせる。
「はぁっ、いやぁぁっ! んぐぅぅぅっっ!」
「ぐっ、ああっ、きつ…」
紺野が焦点の合わない目をして、爪を噛んだ。
紺野の膣が収縮を始めて、俺をぎゅうっと締め付けてきた。
じわじわと紺野の痛みが、快楽に変わっていくらしいのがわかった。
俺は本格的に腰を大きく動かし、強く紺野を突き上げた。
116 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/23 01:26
「ふぁぁっ! ああっ!! せんぱいっ、せんぱいっ、せんぱいぃぃっっ!!!」
「うぁっ!」
紺野の襞が絡みついてくる。
もう、やばい。
俺は急いで引き抜くと、荒い呼吸を繰り返す紺野の真っ白な腹の上に、
白濁した液を吐き出した。
「ただいまー……って、何で窓開けてんの?」
美貴スケが委員室のドアを空けるなり、ツッコミを入れてきた。
「換気中です」
「締めっぱなしだと空気が乾燥して風邪ひくからな」
俺と紺野はふたりでうんうんと頷きあった。
フーンと美貴スケが言った。
「寒くない?」
「だな。そろそろ締めるか、紺野」
「そうですね。締めましょうか……先輩」
カラカラカラ…と、紺野が窓を閉めた。
117 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/23 01:30
「もー19時近いね。全く亜弥ちゃんにも困ったよぅ。明日にしてくれればいいのに」
「お疲れ。んじゃ帰るか?」
「うん。紺野も帰る?」
「いえ。私はもう少し残っていきます」
「そっか。じゃあ、先帰るね。お疲れ〜」
「はい。お疲れさまです」
「……またな」
「……はい」
僅かに表情を崩して、紺野が手を振った。
「お腹すいた〜〜!!」
昇降口で靴を替えながら美貴スケが叫んだ。
「ねぇ、なんか食べて帰らない? 久しぶりに」
「そうだな……」
喉乾いたし、ちょっと休憩したい気分だな。つーか、眠い。
そのとき、俺たちの後ろから声を掛けてきた人物が居た。
「おとーさんたち、今帰り?」
ゴマキさんだった。
ゴマキさんはやっほー、と俺に手を振って、フニャッと笑った。
「真希じゃん。昼休みの後からいなくなってたけど、どこにいってたの?」
「んぁ、保健室。ベッドで寝てたらさぁ、18時過ぎててびっくりしたよぉ」
……あの後ずっと寝てたのか。
118 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/23 01:32
「あ……ズッコケ君」
その後ろから、驚くべきことに、今度は石川さんがやってきた。
「石川さん、随分遅いんだね」
「うん。ちょっと、久々に部活に顔出してて」
美貴スケの問いかけに、石川さんが微妙な笑顔を浮かべて答えた。
髪が少し濡れていた。……体育館のシャワー室でも使ってたのかな。
「みんな同じ時間になるなんて、偶然だね」
石川さんが笑った。偶然って恐ろしい。
石川さんは突然思いついたように手を打つと、こんなことを提案してきた。
「ねぇ、すごい偶然だし、これからみんなでカラオケにでも行かない?」
「え、カラオケ?」
「んぁ〜……いいかもね。ヒサブリに歌いたいかも。
おとーさんが行くなら、あたしも行く」
「ズッコケ君、どうかなぁ?」
119 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/23 01:35
石川さんが笑顔で聞いてきた。ゴマキさんも虚無な目で見つめてきた。
……なんだろな、この状況は。
「……美貴スケに任せる」
「えっ? うーん、お腹空いたからぁ……とにかくなんか食べたいな。
ま、この4人でカラオケ行ったことないし、行ってもいいかな」
「じゃ、決まり」
石川さんがノリノリで腕を上げた。
4人で固まって歩き出すと、突然俺の携帯が鳴った。
画面を見ると、『着信 田中れいな』の文字。
俺は通話ボタンを押して、耳に押し当てた。
「もしもし」
『あ、ズ、ズッコケ!? あ、あたし、れいな……』
「ああ、どうしたんだ」
『どうしよう! どうしようっ!? 財布落とした!!』
え。マジか。
「交番に届出したか?」
『ま、まだ……』
「行けよ!」
120 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/23 01:37
『うん、いや、そう。そうやけど……その……ズッコケ、一緒に行ってくれん?』
「なんだよ? 心細いのか?」
『ち、違う!! 違うぅ!! そんなわけないっ……! けど……ダ、ダメ……?』
いつもどおり、精一杯とんがってるな。空回りしてるけど。
……しょうがねーな。
「今オメーどこにいるんだ? ああ……うん。わかった。わかったから、そこで待ってろ!」
ピッ
「なに? 田中?」
「れいなが困ってるらしい。ちょっと俺、今からアイツのとこ行ってくるわ」
「んぇ? おとーさん、カラオケは?」
「後から行く。電話するから先行っててくれ」
携帯を鞄にしまって、俺は駆け出した。
石川さんの「そんなぁ」という声が背後で聴こえたが、あのメンツでカラオケというのは
今の俺には地獄でしかない、気がする。
ある意味、れいなからの電話はラッキーだった、かな。
……さて、交番にひとりで行けない美貴スケ2号を救いに行くとすっか。
121 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/23 01:38
紺野終わり。
次回田中です
122 :
名無し募集中。。。
:03/11/23 01:53
まったく!悪ズッコケは周りの女を全部姉妹にしやがって
うらやましいじゃねーかヽ(`Д´)ノウワァァン
123 :
名無し募集中。。。
:03/11/23 02:22
神光臨
124 :
名無し募集中。。。
:03/11/23 02:24
ごいしとうカラオケか・・・
やはり現実と同じで微妙な雰囲気なんだろうな
125 :
愛玉子
◆AiAngelc6I
:03/11/23 04:17
神が現れたな
れいな編期待してるよ(*´д`*)ビクンビクン
126 :
proxy206.docomo.ne.jp
:03/11/23 07:58
れいな編期待あげ
127 :
名無し募集中。。。
:03/11/23 10:16
保全しとくか
しかし、クンニしてるズッコケに手刀を食らわせる紺野・・・・・
ハアハアしてる最中なのに思わず笑っちまった
128 :
名無し募集中。。。
:03/11/23 10:47
藤本とヤった後は姉妹全員でハレームキボン(*´Д`)ハァハァ
129 :
名無し募集中。。。
:03/11/23 12:37
130 :
名無し募集中。。。
:03/11/23 14:59
131 :
名無し募集中。。。
:03/11/23 17:22
ho
132 :
名無し募集中。。。
:03/11/23 20:00
je
133 :
名無し募集中。。。
:03/11/23 20:44
神待ち保全
134 :
名無し募集中。。。
:03/11/23 21:54
おれの妹に何する気だ
135 :
名無し募集中。。。
:03/11/23 22:00
れいなのお兄さんですか
136 :
名無し募集中。。。
:03/11/23 22:07
とりあえずハロプロの小説とか書いてる奴は地獄に堕ちろ
137 :
名無し募集中。。。
:03/11/23 22:09
>>136
本物?
138 :
名無し募集中。。。
:03/11/23 22:23
>>136
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4812410681/
こーゆー奴のこと?
139 :
名無し募集中。。。
:03/11/24 00:18
れいな待ち
140 :
名無し募集中。。。
:03/11/24 02:31
141 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/24 02:46
田中もう少し時間クダサイ
エロ描写どうッスか?よろしければご意見ください
書いてるときはノって書いてるんですが
読み返すとたいして迫ってくるものがないんで……
エロって難しいッスね
142 :
名無し募集中。。。
:03/11/24 02:55
>>141
贅沢を言えば女のエクスタシー視点なんかをえっちねたとか毒女とかそのへんのをgoogleってきて観察してほしいかも。
なんか単調に攻めてるだけっぽい。
女からの反撃的要素も欲しい。
143 :
名無し募集中。。。
:03/11/24 03:00
紺性ヽ(`Д´)ノ
144 :
名無し募集中。。。
:03/11/24 03:08
6人それぞれ違う感じで書くのは大変だろうな
145 :
名無し募集中。。。
:03/11/24 03:23
まあ俺はマターリオナ禁して待ってるか
146 :
名無し募集中。。。
:03/11/24 03:26
>>141
エロ描写いいスよ。 ただ、本編(表)で掘り下げられたキャラクターほど興奮する図式が・・・
単純に読者のキャラへの思い入れの違いでは。
なのでゴマキさんはすごい興奮ですた。デートの直後だったし。対して石川さんはそれほど・・・
あんま登場してないからね。
そういう意味では美貴スケの時はどうなってしまうのだろう?(*´Д`)ハァハァ
みんな二人の恋愛をずっと見守ってきてるからな・・・
147 :
名無し募集中。。。
:03/11/24 03:29
>>141
贅沢を言うなら全員分を
本編も書いて下さいね
148 :
名無し募集中。。。
:03/11/24 04:59
ほざん
149 :
名無し募集中。。。
:03/11/24 10:21
从VvV从<ほぜん
150 :
名無し
◆3VSP.uZ9wU
:03/11/24 10:21
どうもッス。石川さんあたりにもっと動いてもらってもよかったかも。
キャラの思い入れは読んでくれる人にお任せするしかないッスね
>>147
全員というのは保田と松浦ッスか?
151 :
名無し募集中。。。
:03/11/24 10:58
保田と松浦はあんまり・・・w
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