スレ大杉なんで2chブラウザ推奨

これ参考にがんばって!!1 → 板追加手順

■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50
まだまだ寒いけど怖いコピペ貼ろうぜ

1 :名無し募集中。。。:2011/04/22(金) 23:50:24.73 O
356 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2008/08/16(土) 19:34:10 ID:02j3Vxqp0

昔ね、友達と海に行った時の話なんだけど。
砂風呂をやろうとして、あんまり人目が多い場所だと
ちょっと恥ずかしいから、あんまり人気のないところで
友達に砂かけて埋めてもらったんだ。
顔には日よけのパラソルがかかるようにしてもらって快適だったし、
すぐにウトウトし始めた。

その時、不意に誰かが近づいてくる気配がして
「オキテタラヤル」
と、若くはない女性の声でしゃべったのよ。
友達の声じゃなかったし妙に抑揚が無いしゃべり方だった。
かなり眠かったから無視したんだけど
結局、それきり声はかけてこなくて気配もすぐ立ち去った。

2 :名無し募集中。。。:2011/04/22(金) 23:51:38.45 O
しばらくして、砂から出て海で遊んでたんだけど、
人も少なくなった帰りの時間にパラソルをあの場所に
置いてきてしまったことを思い出して取りにいったのね。

言い忘れてたけど、
あの時、砂から出る際に人がまだいるかのように砂を盛り上げて、
パラソルも顔に当たる部分が見えないように配置していたわけよ。
友達を驚かそうとしていたんだけど、結局、待つのがめんどくさくて
すぐに別の場所で合流してしまったんだけどね。

3 :名無し募集中。。。:2011/04/22(金) 23:52:03.74 O
で、パラソルを取りに戻った俺が見たのは俺のじゃない別のパラソルが
砂の盛り上がった部分に何本も突き刺さっていたのね。
俺のパラソルは切り裂かれて、
顔があるべきはずだった場所に垂直に突き刺さっていた。
あと何故かカミソリが頭と胴体の間にめり込んでいた。
正直、怖かったし。
怖い話のテンプレみたいだなとも考える自分もいたけど。
とりあえずゴミはまずいから
自分の分のパラソルの残骸は持って帰ろうと思って
思いっきり深く刺さってたそれを軽い怒りと共に引き抜いたのね。

そしたらさ、遠くからなんか声が聞こえてきて。
視線を向けると結構長い砂浜の向こうからものすごい勢いで
走ってくる奴がいるのよ。
で、そいつがなんか叫んでるの。
まだ残っていた人たちが、そいつからあとずさっているのはよく見えた。
もう俺もすぐに走って車に戻って、
よくわかんない顔してる友達を車に乗せてさっさと逃げた。
焦ってはいたが、距離はかなりあったから結構余裕ではあったが、
笑いながら「オキテル」「オキテル」と走ってくる姿は忘れない。

4 :名無し募集中。。。:2011/04/22(金) 23:52:30.98 0
3行にまとめてからにしろ

5 :名無し募集中。。。:2011/04/22(金) 23:56:02.89 O
ひき逃げにあって入院してたんだけど、やっと退院できた
仲の良かった友達が家に遊びに来た。
「病院にお見舞いにいけなくてごめんな」
「気にしないでよ」
「犯人の顔見たのか?」
「いや〜、いきなりだったから覚えてないんだ」
「そうか」
「お前も気をつけろよ」
「あぁ、じゃあそろそろ帰るわ。今度はちゃんとお見舞いに行くからな」
「ありがとう」

6 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 00:00:56.76 O
64 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 07:10:53.77 ID:dju1I4Ms0
これは、私が小学生の頃の話です。学校からの帰り道、真っ黒な髪を腰まで
のばした女の子が、公衆電話の前に立っていました。その子が振り向いて
話かけて来た時に、その目が白く濁っていた事から、私は彼女が盲目である事
を知ったのです。その子は透き通った声で言いました「美加ちゃん、お葬式の
最中に悪いんだけど、私の代わりに電話をかけてくれる?」わたしは(何か
誤解されてるな)と思い乍らも、そこは突っ込まずに、それよりも彼女が何故
まよう事なく私の名前を言い当てたのか、知りたいと思いました。「どこか
で、会ったかしら?」すると彼女はクスクスと可笑しそうに笑い、本を
読むように饒舌に語り始めたのです。「クラスが違うから、知らなくても
無理はないけど、アナタの同級生よ。貴方は一組で私は六組。廊下の端
と端ですものね。でも私は、ずっと前からアナタを知っていた…。
目の悪い人間ほど、声には敏感なものよ。アナタはとても綺麗な声で、クラス
の人望も厚くて、よく皆の話題になってた・・・。だってアナタは優等生の
見本のような人ですものね。きっと私の頼みを聞いてくれると思ったの。
エゴイスティックな他の人たちとは大違い……」
なにかが狂ってるような気がしました。それでも私は、その少女の
いう通りに、ダイヤルを回し(当時はまだダイヤル式の公衆電話でした)、
少女のいう通りに、受話器を渡したのです。

女の子は、電話の向こうの誰かと声を潜めて話しては、時々こちらを見て、
にっこりと笑いました。その電話が終り、少女が去った直後でした。私が、
途方も無くおそろしいものに取り憑かれていた事に気付いたのは。

理由を詳しく説明する事はできません。私の
つまらない文章の意味を理解した者だけが、とり
かれる。そ
れが、この少女の呪いの
ルールなのですから。



7 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 00:01:17.52 0
難解でつね

8 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 00:10:05.01 O



























9 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 01:18:01.60 0
うれしい話じゃないか

10 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 01:22:31.90 i
いま寝台車でヒマなんだ
もっとくれ

11 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 01:40:51.47 O
人ごみにまぎれて妙なものが見えることに気付いたのは去年の暮れからだ。

顔を両手で覆っている人間である。
ちょうど赤ん坊をあやすときの格好だ。
駅の雑踏の様に絶えず人が動いている中で、立ち止まって顔を隠す彼らは妙に周りからういている。

人ごみの中でちらりと見かけるだけでそっちに顔を向けるといなくなる。最初は何か宗教関連かと思って、同じ駅を利用する後輩に話を聞いてみたが、彼は一度もそんなものを見たことはないという。

その時はなんて観察眼のない奴だと内心軽蔑した。
しかし、電車の中や登下校する学生達、さらには会社の中にまで顔を覆った奴がまぎれているのを見かけてさすがに怖くなってきた。

後輩だけでなく、何人かの知り合いにもそれとなく話を持ち出してみたが、誰もそんな奴を見たことがないという。
だんだん自分の見ていないところで皆が顔を覆っているような気がしだした。

外回りに出てまた彼らを見かけた時、見えないと言い張る後輩を思いっきり殴り飛ばした。
俺の起こした問題は内々で処分され、俺は会社を辞めて実家に帰ることにした。

12 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 01:41:49.62 O
俺の故郷は今にも山に飲まれそうな寒村である。
両親が死んでから面倒で手をつけていなかった生家に移り住み、しばらく休養することにした。

幸い独身で蓄えもそこそこある。毎日本を読んだりネットを繋いだりと自堕落に過ごした。
手で顔を覆った奴らは一度も見なかった。

きっと自分でも知らないうちにずいぶんとストレスがたまっていたのだろう。そう思うことにした。
ある日、何気なく押入れを探っていると懐かしい玩具が出てきた。

当時の俺をテレビに釘付けにしていたヒーローである。
今でも名前がすらすら出てくることに微笑しながらひっくり返すと俺のものではない名前が書いてあった。


誰だったか。

そうだ、確か俺と同じ学校に通っていた同級生だ。

13 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 01:42:57.09 O
同級生といっても机を並べたのはほんの半年ほど。彼は夏休みに行方不明になった。
何人もの大人が山をさらったが彼は見つからず、仲のよかった俺がこの人形をもらったのだった。


ただの懐かしい人形。


だけど妙に気にかかる。気にかかるのは人形ではなく記憶だ。
のどに刺さった骨のように折に触れて何かが記憶を刺激する。

その何かが判ったのは生活用品を買いだしに行った帰りだった。
親友がいなくなったあの時、俺は何かを大人に隠していた。

親友がいなくなった悲しみではなく、山に対する恐怖でもなく、俺は大人たちに隠し事がばれないかと不安を感じていたのだ。


何を隠していたのか。


決まっている。


俺は親友がどこにいったか知っていたのだ。

14 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 01:43:39.52 O
夕食を済ませてからもぼんやりと記憶を探っていた。
確かあの日は彼と肝試しをするはずだった。

夜にこっそり家を抜け出て少し離れた神社前で落ち合う約束だった。
その神社は、とうに人も神もいなくなった崩れかけの廃墟で、危ないから近寄るなと大人達に言われていた場所だ。

あの日、俺は夜に家を抜け出しはしたのだが昼とまったく違う夜の町が怖くなって、結局家に戻って寝てしまったのだ。
次の日、彼がいなくなったと大騒ぎになった時、俺は大人に怒られるのがいやで黙っていた。


そして今まで忘れていた。


俺は神社に行くことにした。

15 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 01:44:45.80 O
親友を見つけるためではなく、たんに夕食後から寝るまでが退屈だったからだ。

神社は記憶よりも遠かった。
大人の足でもずいぶんかかる。

石段を登ってから神社がまだ原形をとどめていることに驚いた。
とうに取り壊されて更地になっていると思っていた。

ほんの少し期待していたのだが神社の周辺には子供が迷い込みそうな井戸や穴などはないようだ。
神社の中もきっとあのときの大人たちが調べただろう。

家に帰ろうと歩き出してなんとなく後ろを振り返った。




境内の真ん中で顔を両手で覆った少女が立っていた。

16 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 01:45:38.59 O
瞬きした。


少女の横に顔を覆った老人が立っていた。


瞬きした。


少女と老人の前に顔を覆った女性が立っていた。


瞬きした。


女性の横に古めかしい学生服を着込んだ少年が顔を覆って立っていた。


瞬きした。


皆消えた。

17 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 01:46:03.00 O
前を向くと小学生ぐらいの子供が鳥居の下で顔を覆って立っていた。



俺をここから逃がすまいとするように。



あの夜の約束を果たそうとするように。

18 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 01:53:06.31 O
ある一人暮らしの学生Aがあまりに暇だったのでゲームでもしようと友達を電話で呼び出した。

しばらくすると、
「ガンガンガンガンガン」とドアを叩く音が聞こえ、Aは「ずいぶん早いな」と思いながらも玄関へ向かった。

「おい!ずいぶん早いじゃないか!呼び鈴ぐらい鳴らせよ〜」

外で待っているであろう友人に声を掛けるが返事が無い。
不思議におもったAが覗き穴を覗くと外には誰も居なかった。

隠れているのかと思いドアを開けようとした瞬間、突然、携帯が鳴った。
友人からだったので出てみると、

「お前!絶対ドアを開けるんじゃないぞ!」

「何でよ?」



「お前のアパートの階段を女が四つん這いで昇って行ったんだよ!!!」

19 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 01:59:10.53 O
幼馴染で、なんかの病気で体が小さいままのやつがいた。
高校生で身長130cm弱。がりがりにやせてた。
高2の夏休み、ソイツが「すげーバイト見つけたんだ」とうれしそうに言ってた。
なんでも、体の小さい奴にしかできない住み込みバイトだとかで、詳しいことは言えないが、やたら給料が良いって話で、大喜びだった。

が、ソイツは夏休みが終わっても戻ってこなかった。
数年後、あるイベントで、某社の人型ロボットのショーがあった。

入り口で1体、ロボットが入場者と握手をするのだが、オレの番になったとき、ロボットは両手でオレの右手をはさみ、何度も何度も上下して、頭を振った。

かすれた声で「オイ、オレだ。たすけてくれ」と言った気がするが、ハッキリとは聞き取れなかった。

「え?ちょ、な、何?」とあわてるオレを見て、係員がすっ飛んできて、あっという間にそのロボットは裏へ持って行かれてしまった。

数分後、代わりのロボットが来て、次の人からは普通に握手していた。


TVニュースであのロボットを見るたびに、思い出す出来事です。

20 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:01:43.74 O
頼んだ覚えのない出前が家にきても、うかつに玄関を開けてはいけない。
開けた人は首に自転車のチェーン鍵をつけられてしまう。

そしてチェーン鍵をつけた出前の人は品物を渡しこう言います、

「これが最後の晩餐です。」

出前の人は去って行き、ほどなく、



「パンッ」





首輪爆弾が爆発して首が転がり落ちる。

21 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:07:19.90 O
えっと、じゃあ次の話は私がするわね。
じゃあ私は死神の話しよっかなぁ。

あー、今笑ったでしょ?
死神なんてベッタベタの話なんか出してきてツマンネエの、っとか思ったりしてるでしょぉ?

え?思ってないって?
ホントぉに?別に傷つかないからホントのこと言ってくれてもいいよ。

―――違うって?

ふぅん。そお。
でもそんなこと思ってるよおな目してたんだけどなぁ。
あ、尚更気をつけてよね。
そんな目ばっかりしてたら、ホントに死神に殺されちゃうよ?きゃはは。

ま、いいや。続きね。
死神って悪魔とよく間違えられちゃうんだけど、全然違うんだよ。

あたしはよくわかんないんだけど、悪魔って、人間の魂を引き換えにして願い事を聞くって言うじゃない?
だから、契約して魂を悪魔に取られて哀しいなんて、自業自得ってか、当然だよね?ギブ&テイクにのっとってるんだもん。

だけど、死神は違うんだよ。
死を司る神様なんだよ。この森羅万象のなかで、死のパートを担当してるわけ。
よく、なんか事故とかあったりしたときとかさ、家族や恋人が死んじゃって『神様はなんでこんなことしたんだ』って悲しむじゃん。外人とかは特にさ。

22 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:08:10.33 O
しょうがないことなんだよ。死神に嫌われたんだもの。造った神様には嫌われてないけど。
あたしたちみんな死神に嫌われてないから生きてるんだよ。

え?なんかの宗教みたい?きゃはは。
しょうがないよね。
だけど私はそう思うんだよ。自分で経験して思ったことなんだからさ。

でね、死神に嫌われちゃったら殺されちゃうけど、逆に好かれるとさ、今度は力になってくれるんだよ。


―――力って分かるでしょ?

そう。誰かを殺してくれるんだよ。
死神の力ってそれしかないもんね。あはは。
ねぇねぇ、あなたは誰かを殺したいって思ったことある?正直に言ってよ。


――ふぅん。無いんだ。ひょっとして平和主義者ってやつ?へえ、そおなんだ。

23 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:09:09.80 O
でもそういう人って人とのイザゴザとか極力避けたりするべきなんじゃない?
人に誤解されるような視線送るなんて矛盾してない?

あ、別にさっきのこと気にしてないって。ジーョーダン。あははは。

え、私?私はあるよ。そっちのが自然じゃないかなぁ。

お母さんとか一回くらいは殺したいって思わない?反抗期とか言って便利な言葉で大人は誤魔化すけどさ、ホントの殺意だよあれは。

それで子供も誤魔化せるからいいんだけどね。『あの子は反抗期だから』って向こうから言ってくれるもんね。きゃはは。



話ズレちゃったね。

24 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:09:52.58 O
えっとね、私のクラスに八木原望ちゃんって子がいるの。

私の隣の席でね。友達誰もいなくって寂しかったから私から喋ったの。偉い?

でね、望ちゃんはいじめられっ子だったんだ。
顔もブーチャンじゃないし、バカでもないし、目立たなくって、普通の子。

だからそこが狙われたみたい。


マンガでよく描いてあるようなことされてたよ。あれ実際に生で見るとエグいねぇ。

机の上に落書きしたり、花瓶置いたりさ。鞄に猫の首いれたり。

25 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:14:07.32 O
でも望ちゃん、なんにも言わないんだよ。

最初は、何も言えないんだと思ったの。おとなしくしてて、納めようって思うじゃない。
火に油を注ぎたくないって誰でも思うじゃん。
あなただって人に下手な因縁つけられたくないでしょ?

だけどさ、望ちゃんは反応すらしないんだよ。怒らないし、泣きもしないし。
だからどんどんいじめはエスカレートしていったの。
あるときにはそれで授業が丸々一時間つぶれたこともあったよ。

ラッキーだろうって思う?授業中ずーっとかごめかごめ聞いていられる?

26 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:14:59.45 O
それにしても酷い話だよね。目立ったら目立ったでナマイキって言われるけど、目立つところが何一つなくても、ツマンナイっていじめられちゃうんだもん。

いじめるほうは理由なんかなんでも良いんだろうけどさ。
誰にもいじめられなくなるとしたら、いじめる側に回るか、ピエロになるかだよね。


私、人いじめるのは嫌だよ。偽善とかじゃなくて、メンド臭いもん。
これがばれたらどうしようって考えちゃう。そんな奴はいじめる方に向かないよね。あは。

ピエロはただのバカじゃん。うちのクラスにもいるけど。あれが一番なりたくないよ。
でもさぁ、流石にこれは酷すぎると私も思ったわけ。


ほら、友達だし?あはは。偽善じゃないってば。

27 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:16:01.78 O
で、放課後に望ちゃんに話しかけようとしたの。
そしたら、望ちゃんの机にはもう一人別の人がいたの。
赤川美奈子ちゃんって子。クラスの委員長さん。
美奈子ちゃんは前の中学でも生徒会長とかやったらしくってさ、根っからの委員長体質が染みてたのね。

入学式のホームルームで先生が『クラス委員になってくれる者はいないか?』って言ったら真っ先に手を挙げるような子だよ。

だから、自分のクラスにいじめがあるなんて嫌だったんだろうね。
彼女はこの学校でも生徒会長やりたいだろうから、あんまり先生に悪い印象を持たれたくないとも思っていたのかもしれない。

で、二人は何か話しているみたいだったの。
ま、一方的に美奈子ちゃんが喋りつけていたよ。

二人が一瞬私のほうをみたけど、また視線を戻したの。
私は、ちょっと離れたところから二人の、いや、美奈子ちゃんしか喋ってないんだよ。あはは。

美奈子ちゃんの話を聞いてたの。

28 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:16:27.62 O
美奈子ちゃんは望ちゃんにちょっと強い口調で話してたよ。

なんでも、それまでに何回もいじめグループに注意はしてたはずだけど、ちっとも収まらなかったから望ちゃんのところに来たんだって。

それはちょっとオカシイなっておもったけどさ、次の美奈子ちゃんの言葉聞いたらもっとびっくりしちゃった。



「ねぇ、あなた。誰か殺したいとか思わないいの?あんなことされてんのよ!?」

29 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:20:11.84 O
いくらなんでも言いすぎだよ。
クラス委員長が「殺したくないの?」だよ?

で、私は「えっ」て声出しちゃってさ、また二人が私を見たの。

そしたら望ちゃんがね、「思うわ」って言ったの。
望ちゃんがいじめに関して初めて喋った言葉が、殺したい奴がいるってことで、私はまたびっくりしちゃったんだけど、でも、いじめられてる側からしたらそれは当然かもしれないね。

「ねぇ、あなたは?」って望ちゃんが聞いてきたの。


何で私にって思ったよ。

30 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:20:49.10 O
だけど、「思うよ」って、望ちゃんに話したの。
そして、望ちゃんは私に何か言おうとしたんだけど、そこに美奈子ちゃんが間に入ってきて「ちょっと、今は私が八木原さんと話しているから邪魔しないでくれない?」って言うの。

私がなんにも言えないでいるとね、美奈子ちゃんは望ちゃんを連れてどっかにいっちゃったの。

ねぇ?美奈子ちゃんたちは何しに行ったか、分かる?
そう。ひとまず邪魔な私がいる所からはさっさと出て、落ち着く美奈子ちゃんの家で、じっくりと体制を整えようという、ま、妥当な作戦だよね。

なんで知ってるかって?ちょっと後をつけてみたの。

31 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:21:32.01 O
ストーカーかと思われるかもしんないけど、女の後ろを女が歩くんだよ?それでストーカーだって判断する人いないもんね。

で、二人が美奈子ちゃんの家に入っていくところまで確認したの。

私、しつこい?あはははは。
私も委員長の人に任せられるんならそっちのほうがメンドウじゃないしね。

その日はとっとと家に帰ったわけ。
でね、次の日学校に行くと二人とも来てないんだよ。お休み。

32 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:22:11.25 O
望ちゃんが学校休むのはさ、いじめられてたからね。
1日くらい学校休んでも、そっちのが全然自然じゃん。
今まで休まなかったのがおかしい位だよ。

でも、別の理由で毎日学校に来るべき委員長の美奈子ちゃんが来てないのもさ、あ、そりゃフツーのクラスメートは何にも思わないだろうけどね、私は昨日のことがあったからさ、なんか心配になっちゃって。

で、お見舞いに行こうとしたの。友達思いだからさ。あは。
でもね、あ、君さぁ友達多い?あんまり突然友達の家にお邪魔したりするの、あんまりよくないよー。ご飯食べてたり、友達がお母さんに叱られてるとこ見ちゃったりとかしてさ、そんなん最悪だよねぇ。



ちゃんとアポとってから行くようにしないと。

33 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:23:24.85 0
怖い話を考えようとしてオチがいまいち弱いのにこねくりまわしているのが透けて見える話ばっかりだな

34 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:25:03.39 0
いや結構面白い
もっとみたい

35 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:25:44.83 O
―――なんでそんなこと言うかって?さっきの例えで言えば前者のほうかな?

あたしは確かに美奈子ちゃんが昨日歩いた道を歩いたはずなのにさ、なんか違うんだよ。


なんていうか、道の感じが。

で、美奈子ちゃんの家に着いたんだけど、その家、空家なんだよ。もうボロボロの。

で、私はこっそり中を覗いてみたの。勇気あるでしょ?あは。
丁度黄色いカーテンが掛かっている窓があってさ、ちょっと千切れてて、部屋の中が覗けて、テーブルが見えたの。

なんか壷みたいなのがあるなぁ、って思ったの。


でも、よく見るとそれは違ったの。

36 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:26:36.38 O
だってぶらぶら横に揺れてるんだよ。



美奈子ちゃんの首だったの。
首をちょん切って逆さまにしてロープみたいなので吊ってあって揺れてるの。

ロープは多分背骨だよ。背骨ってポコポコへこんでるよね。脊髄だっけ?
なにかで固定されててぷーらぷーらしてる首。


で、美奈子ちゃんは、まだまばたきしてたんだ。


死んではいないみたいだったけど、あれは生きてないよ。

37 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:27:18.93 O
私のほうを見たんだよ。ジッと。怖かったー。


で、口だけ動かして、


「にげて」って言ってるの。


私は動けなかったよ。


カーテンだと思ってたら、それは美奈子ちゃんの背中の皮膚で、白い綿みたいなものがあって、あれって脂肪なのかなぁ。いっぱい転がってたの。


血はあったのかなぁ。


顔にも皮膚にも綿にも血ついてなくてさ。血は飲まれちゃったのかな?


体のパーツは食べられないもので、弄んでるって感じだったよ。

38 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:28:12.01 O
これで私の話は終わりだよ。


―――え?死神と何の関係があるんだって言いたい?


うーんとね。いま、学校には望ちゃんは来てるんだよ。
美奈子ちゃんは病気で倒れたってことになっててね。

クラスの委員長は望ちゃんがやってるよ。
もう、すっごく明るくっていじめられてたことなんか誰も覚えてないくらい。

すっごくいいクラスになってるよ。
私も副クラス委員として頑張ってるしさ。望ちゃんに頼まれたら断れないじゃん?あははは。

私クラスで一番望ちゃんと仲いいんだよ。今度紹介してあげるよ。
あ、今度望ちゃんが生徒会長に立候補したら一票お願いね。良いと思うよ。彼女が会長の学校ってさ。


そうそう、君さ、あんまり人との関わりを避けようったってあんまり意味無いよー。
避けたら避けたで、偽善者から声は掛かってくるし、積極的だったりしたら、馬鹿踏むかも知んないしさ。


ま、とにかく、死神には嫌われないほうがいいよ。



向こうは気まぐれだけどさ。きゃははは。

39 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:28:15.66 O
多分2ちゃんで見たけど
ラブホの風呂場に妙な扉があって
そこに彼氏が入って。。その話のコピペある?

40 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:30:27.03 0
>>38
どういう事でしょうか

41 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:40:40.98 O
>>39
ちょっと探してみる

>>40
多分いじめられッ子が死神に気に入られてる
殺したい相手はいじめッ子じゃなく委員長だった
みたいな感じ

42 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:48:37.49 O
先週の日曜、私の家に友達が子供と一緒に遊びに来ました。

お茶を淹れてお土産に持ってきてくれたシュークリームを食べながら、一連のアネハとかヒューザーとかの話を、とりとめもなく夢中で喋っていました。

子供(女の子、5歳です)はというと、家の中をちょろちょろしながら、ウチの犬(ラブラトール・レトリバー)と遊んでいました。

で、台所で私が何か他のお菓子を出そうと戸棚あさりをしていた時に子供がパタパタ走って来て、

「おばちゃん、へんなひとがいた」って言うんです。真顔で。
「どこにいたの?」って聞くと「ドアの向こう」だと。

43 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:49:23.98 O
すぐ玄関に行って覗き窓に目を当ててみたのですが、誰も居ません。
すると「そっちじゃない、こっち」と郵便受けの窓口を指差すんです。

ウチの郵便受けはドアから投げ入れるタイプなんです。女の子いわく、そこから覗いていたと。

いや、ここではよくある話になってしまいますけど、あまりに真顔で言うんです。

そこで「どんな人だった?」と聞いてみたら、

「○美が玄関でクウ(犬)と遊んでたら、ぱかっと開いたの」
「こんにちわ〜、あそぼ〜うって言ってたよ」

「めがはなれてたよ」

「おとこのひとだったよ」

「にこにこしてた」

話を聞いてみると、男がねこなで声で子供にドアを開けるよう誘ったようなんです。

44 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:49:50.06 0
連投しまくってる携帯気持ち悪い

45 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:50:00.43 O
私と友人はもう恐ろしくて恐ろしくて、話し合ってすぐ警察に電話しました。

ほどなく近くの交番から若い巡査さんが飛んできてくれて、色々と付近を見ていってくれました。

そして、巡査さんに「見たのは目だけなの?」と聞かれた子供が、

「うん、絵を描いてあげる」といって、



__________<・_>lll<_・>  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 目玉    目玉



こんな絵を描いたんです。

46 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:50:21.70 O
言葉は悪いですが、ものすごいロンパリでキツい目つきでした。

私と友人はもう震え上がってしまいました。

いや、子供の冗談や妄想で済めばそれの方がずっといいんですけど、何しろ最近物騒ですから。

こちらは墨田区です。付近の皆様、気をつけて。

47 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:52:06.64 0
長い
うざい
氏ね

48 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:52:50.40 0
長すぎる話は勘弁

49 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:54:32.01 0
もしもしがどうやって長文コピペしたのか気になるわw

50 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 02:56:01.35 0
もうちょいわかりやすい落ちのやつきぼん

51 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 03:00:08.63 O
全国的にずいぶん雪がふったね。

おれの住んでいる田舎町(はっきり言ってド田舎)も、ふだんはあまり雪は降らないんだけど、今回はずいぶん降った。

で、2年前の、同じように雪がひどく降ったときの話だ。


その日おれは2階の部屋で一人寝ていた。

おれの家はショボい専業農家で、50代の親父と母ちゃんと、おれの3人暮らしだ。
まだ明け方前だけど、下の階で親父がガダガタなにか音をたてて、玄関から出ていくのを、おれは布団のなかで、うつらうつらしながら聞いていた。
天気予報じゃ大雪になるって言ってたので、親父はビニールハウスが雪に潰されてないか心配で、まだまっ暗ななかを見にでかけたんだ。

都会のサラリーマンも大変なんだろうけど、こういうときは農家もけっこう大変なんだ。

もっとも、おれの方はこのクソ寒いなかを付き合う気にはなれず、親父には悪いけど、そのままぬくぬく布団のなかで寝つづけてた。

52 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 03:00:48.35 O
ところが、しばらくしたら家の前へギシギシと早足で雪を踏む音が近づいてきて、玄関がガラっとあいたかと思うと、ドタバタと家に駆けあがる足音が続き、親父が電話で、

「・・・そう●●橋の上、救急車!若い女が首やら手首やら切って血まみれで・・・」と叫んでる。
ただごとじゃないと思って、おれが下に降りて行くと、親父が血相かえて、
「橋のうえで女が首切って自殺しかけているから、すぐに戻るぞ」と言う。

おれは慌ててスウェットの上からジャンパーを引っかぶり、長靴に足を突っ込むと、親父といっしょに、まだ真っ暗で雪の降りしきる表に出た。
親父に、要領を得ないので説明してくれ、と言うと、親父は歩きながら次のようなことを話してくれた。

おれが思ったとおり、親父はビニールハウスを見にいくために家を出たそうだ。

53 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 03:01:49.93 O
ビニールハウスは、おれの家の近所の、小川に毛の生えた程度の川にかかった古いコンクリートの橋を渡った先にあるんだけど、この辺はド田舎なもんで、街灯は1キロに1本くらいしかなくて、夜は真っ暗闇に近いんだ。

都会の人にはわからないかも知れないけど、ド田舎の夜の暗闇ってのは、ホントに凄いものなんだ。
で、親父が橋の近くまできたとき、その辺に一本だけある街灯の薄暗い光のなかに、橋の上の欄干の脇で、誰かがうずくまっているのが見えたそうだ。

近づくと、それはコートを着た長い髪の女だった。
親父は、こんな時間にこんな所で何をしているのかといぶかしんだが、女が苦しんでいるようなので心配して、
「どうしたんですか?」声をかけたそうだ。

そのとき親父が女の足元をみると、雪のうえにヌラヌラしたどす黒い液体がひろがっているのが見えた。
驚いた親父が女の前に屈みこむと、突然女は苦しそうな呻き声とともに顔をあげた。

目をカッと見ひらいた女の顔は、口のまわりや首のまわりが血まみれで、右手に女物の剃刀がにぎられていたそうだ。
女は苦しそうな呻き声をあげながら、その剃刀を血まみれの首にあてて、そしてそれを一気にグイッと引いた。


湯気をたててどす黒い液体が噴きだし、女の胸元や足元の雪を染めていく。

54 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 03:02:57.24 O
親父は息が止まりそうになりながらも女から剃刀を奪い取り、それを川に投げ込んで、
「馬鹿なことをするな!」と怒鳴りつけて、急いで家まで救急車を呼びにもどってきたという訳だ。
だが、親父と二人で、闇の中を雪に足をとられながら橋にきてみると、街灯のうす暗い光のなかに、女の姿はなかった。

親父は「おーい、どこにいるんだ」と女を呼んだが返事はなく、おれもあたりの闇を見まわしたが、人の気配はない。
そして不思議なことに、女がうずくまっていたと言うあたりの雪には、親父の足跡しかなかった。

「川だ!」


おれは、女が川に飛び込んだんじゃないかと思い、雪に埋もれた土手の斜面をおりて探そうとした。
だが、土手下は足元も見えないほどの暗闇につつまれていて、危険で降りられなかった。

そうこうしているうちに、救急車が雪のなかをもがくように到着し、また、駐在所の警官も原付バイクで転倒しそうになりながらやって来た。
親父は警官に経緯を説明し、空もようやくしらみはじめたので、救急車の隊員も一緒に、周囲をさがしてみた。

だが、周囲にも、膝までの深さしかない川の橋の下にも、女の姿はなかった。
女の足跡もなく、それどころか、橋の上の雪には、わずかの血痕さえもなかった。

夜が明けてからも、止む気配もない雪のなかを1時間ほどさがしてみたが、女がいた形跡はなに一つ見つけられなかった。

55 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 03:04:00.17 O
らちがあかないので、救急車は来た道を戻り、親父は警官といっしょに駐在所へ行くことにした。
書類をまとめるために、事情をあらためて聞かせてほしいとの事だった。

おれは何ともいいがたい気分で、独り家へ戻った。家に帰ると、母ちゃんが台所で朝飯の支度をしていた。
体の芯まで冷えたおれは、すぐ炬燵にもぐりこみ、そのままの姿勢で先ほどまでの経過を母ちゃんに話した。
母ちゃんは「気味がわるいねえ」とか言いながら味噌汁つくっていたが、ふと、台所の窓から外を見ながら、「あれ、その女の人じゃないかね」とおれを呼んだ。

おれは台所の窓に飛んでいったが、窓からみえるのは降りしきる雪ばかりだった。

「私の見まちがいかねえ」とボヤく母ちゃんを尻目に、おれは再び炬燵に戻ろうとしたが、そのとき炬燵が置いてある古い六畳間の窓の外から、ガラスに顔をちかづけて、こっちを見ている女と視線がばったり会ってしまった。
女は細面の青白い顔で髪が長く、そして口のまわりと首のまわりにベッタリ血がついていた。
おれは体が凍りつき、頭のなかが一瞬まっ白になったが、気がついたときには女の顔は消えていた。あわてて窓をあけて表を見たが、女の姿も、足跡もなかった。

56 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 03:04:58.93 O
おれは迷った挙句、駐在所に電話をいれる事にした。

親子そろって頭がおかしくなったんじゃないか、と言われそうでためらったのだけど、おれが見たのが幻や幽霊であったとしても、見たことは事実なのだ。
受話器のむこうで何度か呼出し音がしたあと、聞きなれた声の警官が出た。
おれが自分の名を告げると、警官は開口一番、「なんだ、また出たってのか?」と言ったので、おれは気おくれして、親父はまだそこにいるんですか、とだけ聞いた。

親父はもう30分くらい前に駐在所を出た、との事だった。
おれは母ちゃんと、親父の帰りを待った。
30分前に出てるなら、もう着いていてもいいころだ。


だけど親父はなかなか帰ってこなかった。
おれは母ちゃんと二人で、冷めた朝飯を食いながら、親父はまっすぐビニールハウスを見にいったんだろう、と話した。



だけど、昼過ぎになっても戻ってこないので、おれはビニールハウスに親父をさがしに行った。

57 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 03:05:07.53 0
なげーのばっかだな
1レストで済む様な話にしてくれ

58 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 03:05:57.17 O
例の橋まできたとき、やや新い足跡がひとり分、橋のうえに続いているのが見えた。

その足跡を目で追うと、それは橋の途中の、例の女がうずくまっていたと言うあたりまで続き、そこで消えていた。
その欄干の上の雪は半分ほど欠けていた。


おれは欄干に近寄り、そこから川面を見下ろした。


まっ白な雪の土手にはさまれた川の、膝くらいまでしかない流水のなかに、黒いジャンパー姿の長靴をはいた男がうつぶせに倒れていた。


おれは土手を走り降り、川に入っていった。



うつぶせに倒れている男は、親父だった。


おれは必死に親父を土手にひきずり上げたけれど、すでに脈も呼吸も止まっていた。
降りしきる雪の中を見あげると、川の対岸に、髪の長い、コート姿の女が、口、首、胸のまわりを血で真っ赤に染めて、立っていた。


女はすぐに、雪のなかに消えた。


おれは母ちゃんと二人、まだこの家に住んでいるが、あれ以来、雪の降る日は一歩も外に出なくなった。

59 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 03:06:11.41 0
チラシの裏に書いてろ池沼電話

60 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 03:10:07.27 O
タクシー運転手の奥さんが、まだ五才になったばかりの子を残して亡くなった。
父親は仕事ででかけている時間が長く、そのあいだ隣の家に子どもを預けていた。
けれど、仕事で深夜になっても帰ってこないものだから、親切で面倒をみていた隣人もさすがにしびれを切らして、子どもをひとりの家に帰してしまうことも多かった。
子どもは寂しくて、父親が帰ってくるまで、父親の名を呼んで泣いていたそうだ。
ある晩、子どもの泣き声がぴたっと止まり、笑い声が聞こえてきた。
隣人は、「ああ父親が帰ってきたのだな」と納得したのだけど、そのしばらくあとに父親の帰宅する音が聞こえてきて、「父ちゃんおかえり」と子どもが出迎えている。
そうした夜が何晩かつづいて、不審になった隣人はある晩、子どもの様子をみにいった。
子どもは、暗い部屋でひとりで喋っては笑っている。
その様子が、だれかと話しているもののようなので、翌日、父親にそのことを話した。
父親は、子どもに毎晩だれと話しているのか、とたずねた。

「母ちゃんだよ。おいらが寂しくて泣いてると、母ちゃんがきて、だっこしたり、頬ずりしたりしてくれるの」

「それで母ちゃんはどっから入ってくるんだ?」
子どもは、土間の縁側を指さした。

「あの下から、にこにこしながら這ってでてくるよ」

それから父親は仕事をかえて、早く帰宅するようになったそうだ。

61 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 03:15:19.02 O
37 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:01/09/06 21:02
昭和四十九年の話て゛す。私は中学二年でした。
その年の新年、暮れから入院していた女子生徒が亡くなり、クラス全員が葬式に出席しました。
式が終わって数日たった後、担任の男性教師がこんな話を、教室でしました。

・・僕がクラスを受け持つ度たびに、女子生徒が死ぬ。今回もまた死んだ。僕は、
恨みを受けているのかもしれない。というのは・・・

以下は教師が語った内容です。

・・・僕は、教育大学の学生だった頃、知り合いに誘われて、屠蓄場でアルバイトを
したことがある。その頃は、まだ屠蓄の方法が確立されていなかったので、ハンマーを
手に、随分むごたらしい殺し方をしたものだ。小さな兎なども逃げ回るのを追い回すして、
潰して殺した。コンクリートの床が流れ出た血で、真っ赤だった。・・・

その教師とは、十数年前に同窓会で会いました。
今はどうされているのでしょうか

62 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 03:16:42.54 0
「ヤバい、Aの奴もう電車に乗りやがったって!あと30分もしたらここに着いちまうぞ!」
「クソ!このままじゃ間に合わん!」
今、俺たちは今日が誕生日であるAのためにサプライズパーティーを準備しているのだが、
それは予想より遥かに時間の掛かる作業だった。
「そうだ!」
何を思い付いたのかBがそう言って家を飛び出した。

しばらくして、ようやく準備が完了した。
さらにしばらく経ってからAがやってきた。
サプライズパーティーは大成功だった。
Aも喜んでくれたみたいで本当に良かった。

ところでBはどこで何やってんだか。

63 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 03:19:09.71 0
>>62
おもわずニヤっとしてしまったw

64 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 03:26:59.77 O
753 本当にあった怖い名無し sage 2010/12/11(土) 06:58:58 ID:yxKym2qR0
ある朝通勤中に事故現場に行き会った。
既に救急車は呼ばれた後で、到着を待っている状態。
何か出来ることは無いかと、被害者に目を遣って後悔した。
頭蓋骨らしき物が一部露出して、意識はあるのかないのか片足が地面を擦り続けていた。
足からも骨が飛び出していた。
堪える間もなく私は蹲って吐いてしまった。

ショックと自己嫌悪で1日ぼうっとして過ごし、帰りはその場所を通のが嫌で
違う道を使った。
数日後、その事故現場に花が供えられていて、被害者の方が亡くなった事を知った。
名前も知らない方だが、何かの縁だと思い私も花を供え手を合わせた。

事故から一ヶ月と少したった朝、家の郵便受けに枯れた花が突っ込まれていた。
特徴のある包装紙と、白いカーネーションを中心にした花束は私がお供えした物だった。
悪いいたずらかも知れないけど、亡くなった方が重傷者をみて吐いてしまった私の無礼を怒り
花束を突き返してきたような気がして怖かった。
ちょうど引っ越す寸前で、その後は何も無かったが道路に供えられた花を見るたび思い出す。
亡くなった方、吐いたりして本当にごめんなさい。
何も出来ずにすみませんでした。
ご冥福をお祈りします。

65 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 03:37:55.63 0
怖い話って、本当に体温を下げる効果が有るんだな(笑)
今年の夏は流行るんじゃないのか(笑)


66 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 03:42:09.25 O
これは俺の友達の話。怖いかどうかは分からないけど面白かったので。

友達のKの家はすごく古い家でいかにも幽霊とか霊現象おきそうな家である。
墓地も家の非常に近くにあると言ってた気がする。
そんなKの家はやっぱりというか、よく怪奇現象が起きる。
別段本人は霊感が強いわけじゃないと言っていたけど。

怪奇現象というのは、例えば女のすすり泣きとかラップ音とかで、これはもう日常茶飯事だそうだ。
あとは誰もいないはずの部屋で誰かが摺り足で歩く音とか…話を聞いているだけでも普通ならビビって生活できないが、昔からなのでKは慣れっこになったと言っていた。

そんな彼だが最近ものすごく驚いた現象があったそうだ。

ある日いつもどおりにベッドに入り寝たK。
彼は人と比べても割と寝つきが良い方である。
だが、その日に限ってなかなか寝付けなかったそうだ。
何回も寝返りをうって、やっとうとうとし始めたころにはもう3時を回っていたそうだ。

しかしそれからしばらくすると、急にドンっと体に衝撃を受けて、金縛りにあい、掛け布団がものすごく重く感じたと言う。
金縛りはたまにあるから、しばらくすれば元に戻るだろうと、目を閉じていたのだが、一向になおる気配がなくさすがのKも焦ってきた。
段々と冷や汗が噴出し、息苦しさも覚えてきた。

67 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 03:42:58.15 O
(いつもの金縛りじゃないな…)直感でそう感じた。

何とか動けないかと頑張ってみたが体はビクともせず、息苦しくなるばかり。

唯一動かせたのは目だけ。

Kは目だけ動かし部屋を見渡した。
特に変化もないし、体の上にも何か乗ってるのも見えない。
そしてその目をベッドの脇のテレビに向けた瞬間。パッとテレビが付いたのだ。

明るい光がKを照らす。

まぶしさに堪え目を細めて見ると、テレビには真っ白な画面の真ん中に時計が浮かんでいた。
まるでそれは時報の様に、ピッピッピッピと鳴る。
時計の針は、もうすぐ4時を指そうとしていた。

68 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 03:43:21.91 O



ピッピッピッピーン!


4時になった瞬間。
足の方のドアが、勢い良くバーンと開いたのだ。見たこともない婆さんが飛び掛ってくるやいなや、Kのベッドにまたがり、


「何時だと思ってんだ!!こらー!!!!!!」と叫んだ!


あまりのことにKはビックリして思わず悲鳴をあげたという。
ふと我に返ると、金縛りも解けて、ザーという砂嵐のようなテレビ画面になっていたそうだ。
果たしてKは夢を見ていたのだろうか…。

本人も「寝た記憶は全くないし、テレビもつけてないから夢じゃないと思うんだけど、寝ぼけてたのかなぁ」と言っていた。
この話を夜中Kから聞いたときは、すげー怖かったけど、落ち着いてみるとKに言った婆さんのセリフが笑えた(笑)

69 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 03:56:35.04 O
深夜1時半に家に帰ったときに電気のひも引っ張ろうと手を出したら
真っ暗な中からニュッと手が出てきて、俺より先に引っ張りやがった




2年前の実話
以来外出する時は電気つけっぱなしで行く



70 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 03:57:20.68 O
私は、俗に言う「見える人」です。ここ何日か金縛りにあう夜が続いています。
原因は、先週のお盆のお墓参りだと思っています。
昨夜も前日同様に、まったく面識の無い女性が私のアパートの部屋に現れました。
彼女はこの部屋が気にいっているのか、私と相性が合うのか・・・連日連夜現れます。特に、寝ている私の上に立つ訳でもなく、耳の元で囁く訳でも無いのですが・・・
ゆっくりと時間をかけ、部屋の中を這う(移動をする?)のです。
でも、どうやら彼女とはもうすぐお別れのようです。
昨晩、彼女が隣室との境の壁にゆっくりと手を入れました。多分、今夜か明日には隣室に移動してしまうでしょう。部屋の壁から、青白い手が伸びて女性が出て来ても驚かない下さい。1週間もすれば、隣に行きますから・・・・。

71 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 04:15:34.64 O
幽霊とかは怖くないね
実際にありえる話はハンパなくゾッとする

72 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 04:23:40.65 O
「田んぼの真中でひたすらくねくねしてるやつが云々…」って話があったのですが、他にも見た人いませんか?


俺は見ました。


高校の時、家に友達を呼んでくだらない話で盛り上がっていると玄関を勢いよく開けて母が転がり込んできました。
尋常ならざる様子に俺が駆け寄ると母は「お願い、お願いだから田んぼには行かないで」と繰り返しました。
買い物帰り、自転車で田んぼ道を走っていると見慣れない黒いものがうごめいているのが見えたそうです。
カカシかな、と思い自転車を止めてよく見てみると手足の細い人型の物体がその四肢を狂ったようにくねくねと動かしていたらしいのです。
とたんに得も言われぬ恐怖に襲われ、逃げてきたそうです。

その時は分かった、と一言いって母を落ち着かせたのですが、話のネタにも困っていた俺達はこっそり母の言った田んぼにいってみることにしました。


それはやはり居ました。風も無いのに、ひたすら手足を動かす黒いもの。しかもそれはゆっくりと移動していました。
しまった!と思ったときにはもう遅く、目からは涙があふれ膝はがくがくと奮え出しました。

友人も口元を振るわせながら目をうるませていました。
泣きながら逃げ帰ったのは言うまでもありません。

くねくね動くだけのものがどうして怖いのか?と問われると言い返しようがありませんが、まるで俺を飲み込むようなあの圧倒的な違和感はこの世のものとはとても思えません。



ほんとに怖かったんです。

73 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 04:40:12.07 0
最近は道でくねくねしてる人を見たっていう都市伝説が流行ってるんだよな

74 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 04:44:15.23 0
マンションに住んでいるんだけど、夜中にドアの覗き穴を見るのが怖い。
たとえばいまこの瞬間にドアのところに行って覗き穴を見た時に
ドアの向こうに鳥の着ぐるみを着た男が立っていたらどうしようか。

75 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 05:53:37.49 O
今日もバイト終りにいつものバスに乗る
23時39分の深夜バス意外と混んでるがいつものことそしていつものメンバー

次のバス停で若い男が乗り込んで来た見慣れない顔だ
乗り込んで来た男は乗客の顔を一人一人見渡し目の前の男にハッキリ通る声でこう言った
「34歳‥」

「えっ?なんで‥?」
そしてゆっくりと隣の女性の顔を見て
「27歳‥」

「うそっ‥!?」
次の男性に
「57歳‥」

「ん?君は見ただけで歳を当てれるのかね?」

男は返事をせず乗客一人一人の年齢をズバリ言い当てていった

おかしな行為だがその不思議な年齢当てゲームにバスの車内は少し和んでいった様に思えた


76 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 05:54:10.45 O
全員の年齢を当てられるのかと興味津々で見ていると

「44歳‥」

「ふふっ、惜しい残念‥まだ43歳だ明日が誕生日だからまぁ当たってると言えば当たってるが‥うん、まだ5分ある。正確にはハズレ、初めて外したね」
少し嬉しそうに時計を確認しながら言う明日誕生日の男

若い男は無言のまま真っ直ぐこっちを見据えて俺の前に立ち少し微笑んだ

「74歳‥」
「ハァ?」

車内がどっと湧く

「おいおいその学生さんはどう見ても10代だろ」
もうすぐ誕生日の男が言う
いや20歳だと言おうとすると若い男がゆっくり振り返り口を開いた

「いいえ、わたしが言った年齢は合っています


わたしが言ったのはあなた方の寿命です」

「!!!?」

次の瞬間バスは大きく傾き激しく揺れ凄まじい衝撃と共に俺は弾き飛ばされ‥それから記憶がない

病院のベッドの上で知らされた
乗っていたバスは大型トラックと正面衝突し生き残ったのは自分だけだったことを

77 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 05:55:52.76 0
改編されてんだな

78 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 05:59:38.66 O
こっちが面白いと思って勝手に改編したゴメンしかもコピペでもない

79 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 08:23:22.34 0
改変してつまらなくなったな
結末を読者に想像させるからおもしろかったコピペなのに
全部描写してどうすんの

80 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 09:43:00.06 0
むかし、むかし、アジアの片隅に日本という国があったそうな。
日本人はとても勤勉な国民性ゆえ経済発展したそうな。
しかしその勤勉さが仇となり日々の労働に追われるあまり、政治に無関心になってしまったそうな。

それでも平和だったある日、とある地方で大地震と津波が起こり数万人の命が奪われてしまったんじゃ。
ところが悲劇はそれで終わらなかったんじゃ。

その大地震と津波で都市圏の電力供給を担う原子力発電所も破壊され、
初動で廃炉を渋った電力会社の人災もあり、原子炉はメルトダウンして水蒸気爆発を起こし、
原発周辺に猛毒の放射性物質が飛散したのじゃが、政府は「ただちに健康に影響はない」とミスリードし、
放射性物質入りの食品や危険な被災瓦礫を国内に流通させ、
すでに危険性を認識していた諸外国の貿易封鎖で食品の輸入もできず、
諸外国のほとんどで日本人の入国は拒否されていたので逃げることさえ出来ず、
国民は次々に重い病気に罹って、やがて滅びたのじゃ。
滅んだ国民のほとんどは、ガンと白血病と餓死で死んだそうな・・・・
遠いむかしのお話じゃあ・・・

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                ヒエ〜結局、日本人って何のために生きてたの?
   ∧_∧        ||   ∧ ∧   :::::::::::
   ( ´Д`)      i    (・д・)∧ ∧:::::::::信じられな〜い。
  /::: Y i     ,-C- 、( y  (゚Д゚ ) ::::::::  ソビエト連邦よりヒドい・・・・、
 /:::: >   |    /____ヽ (___、|_y∩∩ ::::
 |::::: "   ゝ   ヽ__ノ   (__(Д` ) :::21世紀時代の日本人って
 \:::::__  )//    // っ⊂L∧ ∧      チェルノブイリの教訓が全く
                   (    );;;;;;    生かされなかったんだね。
             日本人にならないようにしないと。




81 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 13:29:09.29 O
寒い

82 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 14:17:37.60 O
ある日の夜11時頃、玄関脇の流し台の小窓から、女の人が覗いていた。
びっくりして凍り付いた
30才ぐらいの女性が立っていた
「な、なんか用ですか?」
僕は窓越しに話しかけた
「あのー、うちの子がお邪魔してますよね」
…はぁ?うちは子供なんかいないし
第一僕はまだ一度も部屋に他人を入れていない
「あ、あの、誰かと間違えてませんか」
「いえ、こちら●●区1*4*29平和荘の102号室、●●さんですよね?」
「は、はい…でも、僕知りませんけど…」
「そうですか。うちの子、まだ帰ってないんですよねぇ」
「はあ、、」
めっさ恐い

83 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 14:23:30.59 O
知らない番号から電話が来て
おばさんの声で「鈴木さん(仮名)?」って聞かれた。
でも自分は田中(仮名)。
いいえ違いますって答えたら「じゃあ誰?」って言われて
びっくりしたし少しイラッときたから
誰って言いませんよ、しかもいきなり失礼じゃないですか
って言ったら電話切れた。

なんだろうと思ってたら
数日後にまた知らない番号(多分↑の時と同じ番号)から電話
出てみたらまた同じおばさんが「鈴木さん?」って聞いてくるから
「違いますよ」って言って切ってその番号拒否した。

そして一週間くらい経ってから今度は別の知らない番号から電話。
最近変なの多いなと思いながらとりあえず無言で出たらあいつ。
「鈴木さん?鈴木さんでしょ?」って謎に嬉しそうに言ってきた。
もう気持ち悪いし無言で切る。
そしたら今度はすぐにかかってきた。
驚いたけどいい加減腹が立ったので
注意しようと思って出た。
「あっ鈴木さん?鈴木さんだね?」
また謎に嬉しそうな声。
「ちゃんと見てかけて下さい。違いますって。何回もしつこいですよ。」
って怒りながら言ったら
そのおばさんが男みたいな低い声で
「うん、だって田中だもんね」
って言ってきて電話切れた。
すごく怖くてその後しばらく電話来るたびにビクッてした。

84 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 14:24:19.09 O
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/14(木) 23:36:07.90 ID:WHX68L9s0 (PC)
風邪ひいてて寒気がするので、
大久保にある病院に行くため西武新宿線のつり革につかまってた。
で、あたまがぐわんぐわんと痛くて、目を閉じて眉間にしわ寄せて耐えてた。
そこで記憶が途絶えて、気がついたら夕方で、あたりは見知らぬ景色。
買ったことない服着てて、髪染めたこともなかったのに茶髪になってた。
パニクって近くのラーメン屋に入って、ここどこと聞いた。大阪市の福島駅の近くで、
時間が一年近く経ってた。ケータイの種類が変わってた。
アドレス帳には、「ま」とか「ひ」とか、一文字の名前で電話番号が10程度あったけど、
知り合いや実家の電話番号がない。
俺はなぜだか知らないがその知らない電話番号が恐ろしくて、川に捨てた。
警察から実家に連絡した。向こうもパニクってた。俺に捜索願が出てた。
とにかく、帰って、今もまだ月一で精神病院に通ってる。
仕事は元の会社には帰れないみたいだったので、今は派遣やってる。

85 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 15:25:37.35 0
>>8
宣ブラの表示範囲狭めてたからわけわからん

86 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 17:53:56.32 O
あげ

87 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 18:55:11.31 0
ムゥ〜おやつが食べたいな〜
あっ、シュークリームだ
おいしそう 食べよう
モグモグモグモグ おいしいな モグモグモグモグ
もう一個ある これも食べちゃえ
モグモグモグモグ モグモグモグモグ
あ〜おいしかった

ねえムーくん、ここにあったシュークリーム知らない?
知らないよ
変だなぁ 後でムーくんと一緒に食べようと思ったのに
おかしいな どうしたんだろう?
あんなおいしいシュークリーム どうしたんだろうね?
あんなおいしいシュークリーム?
それじゃまるでムーくん
あのシュークリームを食べたことがあるような言い方じゃないか?
ワッ しまった
さてはムーくん シュークリーム食べたでしょう?
知らないよ
ほら 白状しないと コチョコチョコチョコチョ
ムヒヒヒヒ 食べた 食べた
ほら やっぱりムーくんが犯人じゃないか
もう おしりペンペン
ムッヒーミンミンミン ムッヒーミンミンミン
ようし ムー汁にして食べちゃおうかな
ムッヒーミンミンミン ゴメンナサイ ムッヒーミンミンミン

88 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 19:27:36.95 O
Kさんという若い女性が、両親そしておばあちゃんと一緒に
住んでいました。おばあちゃんはもともとはとても気だての
よい人だったらしいのですが、数年前から寝たきりになり、
だんだん偏屈になってしまい、介護をする母親に向かってねちねちと
愚痴や嫌味をいうばかりでなく
「あんたたちは私が早く死ねばいいと思っているんだろう」などと
繰り返したりしたため、愛想がつかされて本当にそう思われるようになりました。
介護は雑になり、運動も満足にさせて貰えず、食事の質も落ちたために、
加速度的に身体が弱っていきました。最後には布団から起き出すどころか、
身体も動かせず口すらもきけず、ただ布団の中で息をしているだけ
というような状態になりました。はたから見ていても命が長くないだろうことは
明らかでした。

さてKさんの部屋は2階にあり、ある晩彼女が寝ていると、不意に外で
クラクションの音が響きました。Kさんはそのまま気にせず寝ていたのですが、
しばらくするとまた音がします。何回も何回も鳴るので、時間が時間ですし、
あまりの非常識さに腹を立ててカーテンをめくって外を見ました。
Kさんはぞっとしました。家の前に止まっていたのは大きな一台の
霊きゅう車だったのです。はたして人が乗っているのかいないのか、
エンジンをかけている様子もなく、ひっそりとしています。
Kさんは恐くなって布団を頭から被りました。ガタガタとふるえていましたが、
その後は何の音もすることなく、実に静かなものでした。

89 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 19:28:17.62 O
朝になってKさんは、両親に昨日の夜クラクションの音を聞かなかったかどうか
尋ねました。二人は知らないといいます。あれだけの音を出していて気づかない
わけはありませんが、両親が嘘をついているようにも見えないし、
またつく理由もないように思われました。朝になって多少は冷静な思考を
取り戻したのでしょう、Kさんは、あれはもしかしておばあちゃんを迎えに来たの
ではないかという結論に至りました。彼女にはそれ以外考えられなかった
のです。しかし、おばあちゃんは相変わらず「元気」なままでした。

翌日の夜にも霊きゅう車はやって来ました。次の夜もです。Kさんは
無視しようとしたのですが、不思議なことにKさんが2階から車を
見下ろさない限り、クラクションの音は絶対に鳴りやまないのでした。
恐怖でまんじりともしない夜が続いたため、Kさんは次第にノイローゼ気味に
なっていきました。

7日目のことです。両親がある用事で親戚の家に出かけなくてはならなく
なりました。本当はKさんも行くのが望ましく、また本人も他人には
言えない理由でそう希望したのですが、おばあちゃんがいるので誰かが
必ずそばにいなくてはなりません。Kさんはご存じのようにノイローゼで
精神状態がすぐれなかったために、両親はなかば強制的に留守番を命じつつ、
二人揃って車で出ていきました。Kさんは恐怖を紛らわそうとして出来るだけ
楽しいTV番組を見るように努めました。おばあちゃんの部屋には恐くて
近寄りもせず、食べさせなくてはいけない昼食もそのままにして放っておきました。
さて両親は夕方には帰ると言い残して行きましたが、約束の時間になっても
帰って来る気配がありません。
時刻は夜9時を回り、やがて12時が過ぎ、いつも霊きゅう車がやって来る
時間が刻一刻と迫ってきても、連絡の電話一本すらないありさまなのでした。
はたして、その日もクラクションは鳴りました。Kさんはそのとき1階にいたのですが、
間近で見るのはあまりにも嫌だったので、いつもの通りに2階の窓から外を見下ろし
ました。

90 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 19:28:48.41 O
ところがどうでしょう。

いつもはひっそりとしていた車から、何人もの黒い服を着た人達が下りてきて、
門を開けて入ってくるではありませんか。Kさんはすっかり恐ろしくなって
しまいました。そのうちに階下でチャイムの鳴る音が聞こえました。
しつこく鳴り続けています。チャイムは軽いノックの音になり、しまいには
もの凄い勢いでドアが「ドンドンドンドンドンドン!」と叩かれ始めました。
Kさんはもう生きた心地もしません。ところがKさんの頭の中に、
「 もしかして玄関のドアを閉め忘れてはいないか」という不安が浮かびました。
考えれば考えるほど閉め忘れたような気がします。Kさんは跳び上がり、
ものすごい勢いで階段をかけ下りると玄関に向かいました。ところが
ドアに到達するその瞬間、玄関脇の電話機がけたたましく鳴り始めたのです。

激しくドアを叩く音は続いています。Kさんの足はピタリととまり動けなくなり、
両耳をおさえて叫び出したくなる衝動を我慢しながら、勢いよく
受話器を取りました。「もしもし!もしもし!もしもし!」

91 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 19:29:10.83 O
「○○さんのお宅ですか」

意外なことに、やわらかい男の人の声でした。

「こちら警察です。実は落ち着いて聞いていただきたいんですが、
先ほどご両親が交通事故で亡くなられたんです。あのう、娘さんですよね?
もしもし、もしもし・・・」

Kさんは呆然と立ちすくみました。不思議なことにさっきまでやかましく叩かれて
いたドアは、何事もなかったかのようにひっそりと静まり返っていました。
Kさんは考えました。もしかしてあの霊きゅう車は両親を乗せに来た
のでしょうか?おばあちゃんを連れに来たのでなく?
そういえば、おばあちゃんはどうなったのだろう?
その時後ろから肩を叩かれ、Kさんが振り返ると、動けない筈の
おばあちゃんが立っていて、Kさんに向かって笑いながらこう言いました。

「お前も乗るんだよ」

92 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 19:45:16.56 O
俺小さい頃、多分幼稚園位の年20年位前くねくね見たわ。

親父と弟と俺で、たまに山にピクニックに行ってたんだよ
ピクニックっつても直ぐ近くの栗山、家の所有じゃなかったから
不法侵入ってやつか(笑)でさ、
俺、基本的に動くの面倒臭がって行きたくなかったんだけど
山に行く途中で親父がジュースを買ってくれるんだよ。
俺はコーラ、弟はコーヒー牛乳。それが目的で付いて行ってた訳。

山頂に向かいながら、親父が天狗の鼻とか何とか瓜?(赤い実)とか
指差して教え俺達を楽しませてた。

ここまでの記憶ははっきり覚えてるんだけど、その次の記憶は
親父が居ない。弟と二人っきり。親父が居ないのが不安で不安で
きっと先に頂上に向かったんだと泣きながら弟の手を引いて頂上を目指した。
もう少しで頂上という所で弟が何かを見つけた。
「まー君(あだ名)あれなぁに??」
弟の指先の先100m位離れた木の影にゆらゆらしているグレー?色の何かがいた
分からなかった、何回もこの山に入ったがあんな物見た事が無かった。
手足をジタバタしている。顔は見えない。
俺は思い出した。親父に誕生日プレゼントとして貰った双眼鏡が背中の小さな
リュックに入ってた。「あれ」が何なのか異常に知りたくなってリュックを下ろし
開き取り出した。弟も見せて見せてと言っていたが、「後でね」といい覗きこんだ
覗き込んだモノは想像を絶するモノだった。1、2、・・分、もう見たくもないのに
目が離せない。弟の「まーくん!!」の声がなかったら1人で見ていたら
どうなっていたか分からない。多分発狂してた。でもこれは言える断言できる。
あれは踊っているんじゃない。

93 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 19:45:40.75 O
苦しがってた。

顔も見た。色んな顔だった。男の子、女の子、若いわ男、女、年取った男、女
顔がドンドン変わっていく、まるで1秒毎にスライドしているかの様に。

だが全ての顔が同じ表情。「苦悶」

俺は荷物を投げ捨て弟と一緒に下を目指して走った、俺も弟も何度も転んだ。
でも、そんな痛みよりもアイツに捕まる方が何倍、何十倍も怖かった。
途中でお爺さんに会ったが、まず何よりもこの山から下りなければと思った。
数分後見慣れた鳥居が見えた、出口だ。その時、後から声がした。
親父だった、何故か怒鳴っている。2人して父親に駆け寄って泣きながら
くねくねしていた物の事を必死に説明しようとしたが伝わらなかった。
親父の話では少し目を離した瞬間に居なくなったらしい。
結局、俺が弟連れて山に入って行った事になった。
この日以来山には行ってない。また見てしまいそうな気がするから。

最後に一言、皆さんが「くねくね」と言ってるモノは確かに居ます。
おわり

94 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 19:46:31.06 O
一週間前の話。
娘を連れて、ドライブに行った。
なんてことない山道を進んでいって、途中のドライブインで飯食って。
で、娘を脅かそうと思って舗装されてない脇道に入り込んだ。

娘の制止が逆に面白くって、どんどん進んでいったんだ。
そしたら、急にエンジンが停まってしまった。

山奥だからケータイもつながらないし、車の知識もないから
娘と途方に暮れてしまった。飯食ったドライブインも歩いたら何時間かかるか。
で、しょうがないからその日は車中泊して、次の日の朝から歩いてドライブイン
行くことにしたんだ。

車内で寒さをしのいでるうち、夜になった。
夜の山って何も音がしないのな。たまに風が吹いて木がザワザワ言うぐらいで。

で、どんどん時間が過ぎてって、娘は助手席で寝てしまった。
俺も寝るか、と思って目を閉じてたら、何か聞こえてきた。

今思い出しても気味悪い、声だか音だかわからん感じで

「テン(ケン?)・・・ソウ・・・メツ・・・」って何度も繰り返してるんだ。

最初は聞き間違いだと思い込もうとして目を閉じたままにしてたんだけど、
音がどんどん近づいてきてる気がして、たまらなくなって目を開けたんだ

95 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 19:47:07.58 O
そしたら、白いのっぺりした何かが、めちゃくちゃな動きをしながら車に近づいて
くるのが見えた。形は「ウルトラマン」のジャミラみたいな、頭がないシルエットで
足は一本に見えた。そいつが、例えるなら「ケンケンしながら両手をめちゃくちゃに
振り回して身体全体をぶれさせながら」向かってくる。

めちゃくちゃ怖くて、叫びそうになったけど、なぜかそのときは
「隣で寝てる娘がおきないように」って変なとこに気が回って、叫ぶことも逃げることも
できないでいた。

そいつはどんどん車に近づいてきたんだけど、どうも車の脇を通り過ぎていくようだった。
通り過ぎる間も、「テン・・・ソウ・・・メツ・・・」って音がずっと聞こえてた。

音が遠ざかっていって、後ろを振り返ってもそいつの姿が見えなかったから、ほっとして
娘の方を向き直ったら、そいつが助手席の窓の外にいた。
近くでみたら、頭がないと思ってたのに胸のあたりに顔がついてる。思い出したくもない
恐ろしい顔でニタニタ笑ってる。

俺は怖いを通り越して、娘に近づかれたって怒りが沸いてきて、「この野郎!!」って
叫んだんだ。
叫んだとたん、そいつは消えて、娘が跳ね起きた。

俺の怒鳴り声にびっくりして起きたのかと思って娘にあやまろうと思ったら、娘が
「はいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれた」
ってぶつぶつ言ってる。

96 :名無し募集中。。。:2011/04/23(土) 19:47:51.94 O
やばいと思って、何とかこの場を離れようとエンジンをダメ元でかけてみた。そしたら
かかった。急いで来た道を戻っていった。娘はとなりでまだつぶやいている。

早く人がいるとこに行きたくて、車を飛ばした。ようやく街の明かりが見えてきて、
ちょっと安心したが、娘のつぶやきが「はいれたはいれた」から「テン・・ソウ・・メツ・・」に
いつの間にか変わってて、顔も娘の顔じゃないみたいになってた。

家に帰るにも娘がこんな状態じゃ、って思って、目についた寺に駆け込んだ。
夜中だったが、寺の隣の住職が住んでるとこ?には明かりがついてて、娘を引きずりながら
チャイムを押した。

住職らしき人が出てきて娘を見るなり、俺に向かって「何をやった!」って言ってきた。
山に入って、変な奴を見たことを言うと、残念そうな顔をして、気休めにしかならないだろうが、
と言いながらお経をあげて娘の肩と背中をバンバン叩き出した。

住職が泊まってけというので、娘が心配だったこともあって、泊めてもらうことにした。
娘は「ヤマノケ」(住職はそう呼んでた)に憑かれたらしく、49日経ってもこの状態が続くなら
一生このまま、正気に戻ることはないらしい。住職はそうならないように、娘を預かって、
何とかヤマノケを追い出す努力はしてみると言ってくれた。妻にも俺と住職から電話して、
なんとか信じてもらった。住職が言うには、あのまま家に帰っていたら、妻にもヤマノケが
憑いてしまっただろうと。ヤマノケは女に憑くらしく、完全にヤマノケを抜くまでは、妻も
娘に会えないらしい。

一週間たったが、娘はまだ住職のとこにいる。毎日様子を見に行ってるが、もう娘じゃないみたいだ。
ニタニタ笑って、なんともいえない目つきで俺を見てくる。
早くもとの娘に戻って欲しい。

遊び半分で山には行くな。

62KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
名前: E-mail(省略可)

0ch BBS 2005-12-31