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もしもベリメンが隣の家の幼なじみだったら・・・

372 :名無し募集中。。。:2011/01/08(土) 00:59:41.61 0
第2話 『出会い』

おれは新しい街へ引っ越した。新しい街で中学生になる。不安が半分、希望が半分の日々の始まり。

引っ越した先はマンションの二階だった。新しいマンションで、部屋もちょっとだけ広くなった。
隣の家は空き家。で、その隣に…

「…こ、こんにちは」
「は、はじめまして…」

引っ越し作業を手伝っていたら、隣の隣の家から出てきた女の子と鉢合わせしてしまった。その後ろから女の人が出てきた。どうやら、彼女の母親らしい。
「あ、お騒がせしてすいません、この度引っ越してきた××と言います〜」
母親が…彼女の母親に挨拶をした。
「いえいえ…あ、どうもわざわざ…ほら、まあさ、ご挨拶なさい」
「…こ、こんにちは…とゆいたい」

なんか変な語尾になっていたような気がしたけど…それが、彼女との出会いだった。

引っ越し作業が終わって、おれは菓子折を持った母親に連れられ、もう一度隣の隣の家に挨拶に行った。表札には『須藤』って書いてある。
「あら、ご丁寧にわざわざ…」
彼女は奥に引っ込んだまま出てこない。彼女の母親が、彼女が『新・中学一年生』であることを教えてくれた。なんだ、おれと同じじゃないか…
訊いてみれば、行き先の中学校まで同じだという。よかった、とりあえず一人だけ知り合いができた、っぽい。
「よかったわね、お友達ができて」
「うん…」
おれは母親にそう答えはしたが、内心半信半疑だった。何より、あの子…がどうもおれのことをかなり警戒しているように見えたからである。

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0ch BBS 2005-12-31