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これ参考にがんばって！！１　→　板追加手順
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川*^A^)ﾉ＜道重さん可愛いデス　３．３さゆみん

243 ：名無し募集中。。。：2009/12/25(金) 23:33:19.25 O
「予約していたケーキ、ください！」

閉店ギリギリに間に合った。呼吸が乱れた。
こんなに走ったの、久しぶりかもしれない。

「メッセージは“Merry Christmas!”でよろしいですか？」
「はい。あと、文末に“リンリン”って書いてもらえますか？カタカナで」


さゆみの家でクリスマスパーティーをしよう。
そう言うとリンリンは嬉しそうに笑って、ハイ！と頷いた。
鍵を預けておいた。仕事が終わったらすぐ帰るから待っててもらう約束で。
ケーキ屋さんを出て、コンビニでチキンを買い、電車に乗った。
しばらく揺られて家の最寄り駅に着いたとき、時計を見ると23時をさしていた。

走る。今すぐにも会いたいから。冷えきった体を、暖めてほしいから。

インターフォンを押す。パタパタ…とリンリンの足音のあと、ドアが開く。

244 ：名無し募集中。。。：2009/12/25(金) 23:35:53.01 O
「リンリ…」

パンッ

「メリークリスマスデース!」

クラッカーを持って、笑うリンリンが立っていた。
たまらずに抱きしめた。すごく、嬉しい。

「間に合って良かった」
「お仕事お疲れさまデス」
「待たせて、ごめんね」
「大丈夫デスよー」

冷たいデスねー、とリンリンはあたしの手を握りしめる。温かい。
「ケーキとチキン、買ってきたよ」
「ありがとうございマス！リンリンも、シャンパン買ってきました」

あんた未成年でしょ、と言おうとする前に、ジャジャーンと
リンリンはテーブルの上にポケモンの包装に包まれたシャンメリーを置いた。
棚からワイングラスを取りだし、それを注いだ。お互い、手に持つ。

「来年はほんとのシャンパンを飲もうね」
「ハイ！」
「じゃあ…」

「「かんぱい！」」

クリスマスに浮かれるのはかっこ悪いと思っていたけれど、
たまにはこういうのもいいかもしれない。
メリークリスマス、リンリン。

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0ch BBS 2005-12-31