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1つの画像からキモイ妄想をするスレ ３冊目

390 ：名無し募集中。。。：2008/01/17(木) 07:29:40.46 0
俺は超能力を持っている。所謂、読心術というやつだ。この若さで幹部にまで上り詰めたのはそのお陰だ。
俺は今、巨大なショッピングモールの建設プロジェクトを任されている。
建設に必要な土地の買収は残すところ廃校寸前の小学校のみとなっていた。ところが、この小学校の所有者の理事長が
頑なに売却を拒否しているらしく、早急に決着を着ける為、俺が出向くことになった。

学校に着くと、校舎の前に教職員がずらりと並んでいた。真ん中に立っていた理事長が俺に言った。
「お帰りください。ここは子供達を教育する場所です。あなたのようなヤクザが顔を出していい場所ではない」
こいつらは、俺を校舎に入れる気すら無いらしい。いいだろう。俺は大声で喋りながら職員達の心を探った。
「さすがに、教育者ってのは御立派ですねぇ！きっと、やましい事の一つも、隠し事の一つも無いんでしょうね！」
職員達の頭に自分の知られたくない秘密がよぎる。それをすかさず読み取り、俺は言った。
「まさか、生徒の親御さんと不倫したり、違法なわいせつＤＶＤを所持していたり、夜のお店でバイトしている先生などは居ませんよねぇ」
職員達の顔が青ざめる。今度は一人づつ、舐める様に思考を読み取り目を覗き込みながら言ってやった。
「先生はずいぶんと奇妙な趣味をお持ちで。ムチや蝋燭がお好きなようで。あなた万引きで捕まった事があるね。前科持ちなら我々の仲間ですね。
こいつは酷い！あなたの御主人が自殺した理由はあなたの浮気ですか！理事長！あなたの女装姿を生徒たちに見せてあげたらどうですか？」
職員達は凍り付いて、言葉を発する事も出来ないでいた。
「人に言えない秘密は誰にでもある。こんな事を生徒さんが知ったら、学校としては成り立たないでしょうね！」職員達の心はすでに逃げ出している。
「いかかです？理事長。悪い話ではないはずですよ。みなさんの退職金だって充分払える金額です」
理事長は涙を溜めて俺を睨んでいる。７０歳を越した老人の涙目は、何ともグロテスクだった。「汚い顔で見るな、ジジイ。早く決めろ」俺は耳元で呟く。
と、次の瞬間　俺の心臓が激しく鼓動した。目の前が暗くなり、視野が狭まった。俺はその場にしゃがみ込んでしまった。心臓に激痛が走る。
己の命が揺れているのが分かった。（お前の心臓は私の手の中にある）脳内に誰かの思念が響く。「誰だっ！」思わず叫んだ。俺以外に能力者がいる！
「止めろっ！お前らの秘密、全部ばらすぞっ！」心臓が潰れるのがわかる。激痛に俺は地面を這いつくばった。（帰れ、二度と来るな）脳内に思念が響く。
「わかった！わかったから、離してくれぇ！頼む！助けて！助けて！」（行け）まるで野に犬を放つようにそう言われ、俺は逃げるように校門から出た。

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0ch BBS 2005-12-31