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ケータイ小説家りさこ 5台目

1 :名無し募集中。。。:2008/01/10(木) 23:21:51.28 0
          .    _________
          ∩ ∩   |只今充電中・・  .  . |
         | ∪ |   . |少々お待ち下さい・・.|
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ケータイ小説家りさこ 4台目
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1197797774/
まとめサイト
ttp://natsuyaki.hp.infoseek.co.jp/wolf/hokan.html

703 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 02:10:10.09 O
州*‘ -‘リ<力の限りほだもん♪

704 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 02:33:59.99 0
「ももっ!」
「あぁ、りさこ・・・・ごめんね」
みやがりさこに申し訳なさそうな顔で言いました。
「・・・りさ・・・こ・・・グス・・・ヒック・・・うわーん!」
りさこの姿を見ると、ももは余計に泣いちゃいました。
「どうしたの・・・?なんか、あった?」
ももを抱きとめ、髪を撫でてあげると、
ももは鼻水をすすって
「ちなみが・・・・ちなみが・・・」
とちなみの名前を繰り返しました。
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   ☆ノハヽ  _
  州*‘ -‘リ / /
   /  つ//  カチカチ
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705 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 02:39:05.80 0
「あのね、りさこ・・・ももは・・・」
「いいのっ・・・みーやん・・・ももが話すから、グス」
「あ、うん・・・」
みやを遮ってももは話し始めました。

小さい声で呟くように詳細を話してくれました。
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   ☆ノハヽ  _
  州*‘ -‘リ / /
   /  つ//  カチカチ
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706 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 02:47:11.30 0
ももがちなみの病院を訪れたのは夜になってからでした。
家に帰って片づけを済ませて、
お土産を持って急いで病院へ向かいました。
寂しいかなって思って出来るだけ早く行ってあげたかったし
ももも、早くちなみに会いたかったのです。

そして、エレベーターで目的の階まで行き、
降りるといつものようにナースセンターに挨拶に行きました。
一言挨拶をしてから行くのがももの通例でした。
だからお土産ももちろん持っていくのでした。
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   ☆ノハヽ  _
   ル*’ー’リ / /
   /  つ//  カチカチ
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707 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 02:49:57.20 0
「こんばんはー・・・嗣永です。」
入り口で挨拶をすると、ちなみの担当のナースさんが
出てきました。
「こんばんは、あら、ちょっと黒くなったわね?」
「あ、はい、海で泳いで・・・あ、これお土産です!」
カバンから取り出して手渡すと
「ありがとう」と喜んでくれました。
「・・・あのね、嗣永さん・・・ちょっといいかしら?」
笑顔が消えて何かと思ったら
真剣な顔でナースさんは言うのでした。
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   /  つ//  カチカチ
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708 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 02:54:26.45 0
「え、はい・・・」
ももが返事をすると、ももはナースセンターの
休憩所に通されました。
ソファに座らされ、話を聞きます。
「あのね、・・・・徳永さんのことだけど、
これは徳永さんのお母さんにも今朝お話したし、
あなたに言ってあげてと言われてるんだけどね
・・・徳永さん、昨日の朝から様子がおかしいのよ。」
すごくまじめな顔でナースさんが言うから、
ももは座りなおしてきちんと聞きました。
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   /  つ//  カチカチ
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709 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 02:59:29.24 0
「なんていうか・・・ぼーっとしているというか・・・
考え事をしているみたいで・・・。
お昼過ぎには眠っていて安心したんだけど、
夕方ごろ部屋を見に行ったらいないのよ。
それで探し回っていたら、中庭で・・・
ポツンと一人、車椅子に乗ったまま、またぼーっとしているの。
言葉数もすごく少なくて・・・。
部屋に連れ戻して、夕食食べてねって言って出て行って
しばらくしたら、絶叫・・・かな。大声が聞こえてきたの。
慌てて部屋に向かったら夕食は全てベッドの前の壁に
撒き散らされてて、本人は錯乱状態で・・・
なんとか薬を打って落ち着かせたのよ・・・・。
・・・嗣永さん、心当たりはない?」
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710 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 03:02:24.02 0
ももは呆然とその話を聞いていました。
錯乱・・・絶叫・・・。
笑顔の眩しい千奈美には全く似合わない言葉。
「あ、ありません・・・そんな・・・」
「そうよね・・・。私たちもわからなくて・・・
今朝からは落ち着いているみたいだけど、
食事は一切食べないし、ベッドに座ったまま考え込んでいるの。」
「そんなっ・・・」
「だから、あなたが病室に行ったらきっとなにか
感じることがあるかもしれないし
そういうことがあれば教えて欲しいの・・・・。」、
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711 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 03:04:20.28 0
「はい・・・でも・・・そんなっ・・・
ももが・・・ちなみを放って旅行に行ったからですかね・・・?」
「いいえ、それはないわ。寂しいとは言っていたけど
それくらいであんな風にはならないもの・・・
・・・もしかしたら記憶が混雑しているのかもしれないし」
「記憶・・・思い出した・・・?」
「いえ、それはわからないけれど・・・」
「そう・・・ですか・・・。」

ももは衝撃的な話を聞いて、ナースセンターを出ました。
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712 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 03:06:31.11 0
錯乱だなんて。
ちなみにいったい何が起こったのか。
ももが旅行に行って怒っているのかな。
それとも、記憶が戻って・・・・
でもっ・・・ずっと思い出せなかったの急にそんなこと・・・
ありえないよ・・・・じゃあいったいなに・・・。

ももは混乱していました。
でも、ちなみの病室の前に着いて
入るために、深呼吸をしてドアを開けました。
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   ル*’ー’リ / /
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713 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 03:09:56.04 0
「ちな・・・み?ももだよ、帰ってきた、お土産・・・」
病室に入ると、
ちなみは入り口とは逆の窓側を向いていました。
「・・・ごめん、もも、今すぐ帰って」
聞いたことのない、低い声でした。
「え、っ・・・」
「帰ってって言った」
こっちを向きもせずちなみは言いました。
ももは頭の中がパニックを起こしていました。
さっき聞いた話と、このちなみの態度。
どうすればいいのかわからず、入り口で立ち尽くしていました。
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   ル*’ー’リ / /
   /  つ//  カチカチ
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714 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 03:13:27.43 0
「早く出て行って」
「な、なんで?せっかく会いに来たんだよ?
旅行から帰って休む間もなく会いに来たんだよ?
ちなみに会いたかったから・・・なのに・・・」
ももがそうやって言い返すと、
「・・・帰って」
ちなみはそれだけ言いました。
「いやだよ、ちなみ顔見せてよ・・・」
「嫌・・・早く出て行って、頼むから」
「ちなみ・・・・グスっ・・・なんでっ・・・・
怒ってるの?ももが旅行に行ったからなの?グス」
とうとうももは冷たい物言いのちなみが怖くて
泣き出してしまうのでした。
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715 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 03:15:10.91 0
「そんなのどうでもいい・・・何回も言わせないで」
「ちなみっ!」
「うるさいなぁ!!出て行けって言ってるじゃん!!
いい加減にしてよ!」
ちなみはこっちを向き、大声でももを怒鳴りつけました。
「ちなみ・・・・グス・・・・ごめん・・・ごめんなさい・・・」
ももは泣きながら何度も謝って
走って病室を後にしました。
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716 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 03:17:21.34 0
会いたかっただけなのに。
おかえりって言ってほしかったのに。
お土産のお菓子を一緒に食べたかったのに。
思い出話を聞かせてあげたかったのに。

ひどいよ・・・・

ももは泣きながら病院を出ました。
バスに乗り込んでやっと泣き止んだけれど
みやに電話したらまた泣いてしまって
それからは涙は止まりませんでした。
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717 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 03:20:20.72 0
なんでちなみは錯乱状態になったのだろう。
なんでちなみはももを怒鳴りつけたのだろう。

ちなみに、なにがあったのかな・・・・。

ふと、海で遊んだ日のことを思い出しました。
ちなみが階段から落ちたという話を聞いてきました。
血は出ていたのか。
りさこはそこにいたのか。
血は額からだけで、りさこもいなかったとももはウソを言いました。
・・・まさか。
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   ル*’ー’リ / /
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718 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 03:21:59.79 0
ちなみは記憶を取り戻したのでしょうか。
だからりさこを刺したことを悔い、錯乱し、
ウソをついたももに冷たく当たったのでしょうか。

でも、これはかなり現実味のないことだと思いました。

だってそんな急に思い出すなんて・・・。

ももはこの可能性を信じることは出来ませんでした。
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   ル*’ー’リ / /
   /  つ//  カチカチ
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719 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 03:24:43.47 0
「もも・・・」
ももの話を聞いてりさこはびっくりしました。
みやもそうだと言いました。
「なんでっ・・・かなぁっ・・・グス」
泣いているももがかわいそうでたまりませんでした。
「許せない・・・うち、ちぃのこと許せない!」
みやは拳を握り締めて言いました。
「もものこと泣かせるなんて・・・!
うち、明日会いに行って来る!怒ってやる!」
みやはすごく怒っているのでした。
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  州*‘ -‘リ / /
   /  つ//  カチカチ
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720 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 03:31:23.42 O
「いいよっ・・・そんな・・・」
ももは遠慮がちに言います。
でも、
「だめ!うちが納得できないもん!
こないだまでラブラブだったじゃんか、二人とも!
おかしいよ、なんかあったんだよ!
りさこもおいで、いいよね!?」
「あ、うん!ももを泣かすのは許せないもん!」
りさこもみやに感化されて怒っていました。
ももは「ありがとう」と言ってりさことみやを抱きしめてくれました。

そして次の日、みやとりさこは病院へ向かいました。
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   ☆ノハヽ  _
  州*‘ -‘リ / /
   /  つ//  カチカチ
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721 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 03:34:32.17 O
さるさんになってしまいましたw

こんばんは

気分の悪さも何とか払拭しつつ

更新しました。

ももが可哀相かなぁ・・・と思ったりして。

では、おやすみなさい

722 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 03:37:29.03 O
乙ですm(_ _)m

723 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 03:39:08.49 O
ちなみぃ…

724 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 03:49:10.09 0
お疲れ様です
胸が締め付けられます・・・

725 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 04:59:05.52 0
おおおおおお乙!!!!!!!!!!

726 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 06:53:09.23 O
州*‘ -‘リ<ほだもん♪

727 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 09:38:33.13 O
州*‘ -‘リ<とりあえずほだもん♪727

728 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 11:43:15.61 0
あー

729 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 13:02:56.28 O
ほっ

730 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 13:41:12.37 0
ももあああああああああ

731 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 14:43:38.35 O
ル ’ー’リ<ほぜんですぅ

732 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 15:53:19.95 O
ほしゅ

733 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 16:40:49.83 0
ももち・・・

734 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 17:45:58.28 O
ル*’ー’リ<力の限り保全しますぅ〜♪

735 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 19:14:08.84 0
州*‘ -‘リ<ほだもん♪

736 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 19:50:49.66 0
せつないね

737 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 21:15:12.66 0
州*‘ -‘リ<やだもん♪

738 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 22:33:13.28 0
州*‘ -‘リ<職人さま待ちほ

739 :名無し募集中。。。:2008/01/30(水) 23:14:39.07 0
カチカチ

740 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 00:01:17.44 0
州*‘ -‘リ<ほだもん♪

741 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 00:53:18.55 O
ル*’ー’リ<保全しますぅ〜♪

742 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 01:46:30.98 O
川*^∇^)||<力の限りほだよ♪

743 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 02:20:49.41 0
病院に着いて、ちなみの病室へ向かいました。
ドアを開けるときちょっと緊張したけど
怒っているみやは「バン!」って大きな音を立てました。
ちなみはビックリしたのか、寝ていた身体を起こしました。
「ちょ、ここ病院・・・」
ちなみが注意しようとすると、みやがそばに寄って
ちなみの胸倉を掴みました。
「何考えてんの、何してんの!」
みやは怒鳴りました。
こんなに怒っているみやを見るのは久しぶりで
りさこもちょっぴり怖かったです。
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  州*‘ -‘リ / /
   /  つ//  カチカチ
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744 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 02:23:12.16 0
「・・・うるさい、帰って」
「ちぃ!どうしたの!?なんでももに怒ったわけ!?」
「みやには関係ない。帰って」
ちなみも負けずとみやを正面から睨みつけました。
「ちぃ!!」
「・・・・うるさい。」
ちなみが吐き捨てるように言うと、
みやはちなみから手を降ろしました。
「・・・りさこ、帰ろう。無駄だったよ」
みやは入り口にいたりさこに声をかけました。
「え、う、で、でも・・・」
りさこはどもって言いたいことが言えませんでした。
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  州*‘ -‘リ / /
   /  つ//  カチカチ
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745 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 02:28:28.02 0
「あ、あの・・・・ちぃ?もも、泣いてた・・・可哀相で・・・
で、でね・・・りさこ・・・理由聞きたいなって・・・」
ちなみが怖くて正面を見られなかったけど
下を向いて言いました。
「・・・りさここっちに来て」
「え、ちょ・・・」
ちなみの言葉にみやは納得が行かないようでした。
「りさこだけ残って、みや、ごめん」
「・・・・なんだよそれ・・・」
と言いつつもみやは一人で病室を出て行きました。

病室にはりさことちなみだけがいました。
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  州*‘ -‘リ / /
   /  つ//  カチカチ
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746 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 02:31:53.86 0
あぁ、だめだ・・・なんか書けないです

ごめんなさい、今夜はこれで勘弁してください

すいません、おやすみなさい

747 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 02:52:50.89 0
「今度こそ・・・必ず・・・。あの時はゴメンね・・・チャントコロシテアゲラレナクテ」
あの時と同じ・・・でも今度は喉に熱いような、冷たいような感覚です。
声も出ません。すぐに呼吸もできなくなりました。溺れた感覚です。
ああ、今度こそ死んじゃうんだ・・・。でも悪いのはきっとりさこだからしようが無いよね。
言葉にできないけど、ちなみのこと恨んでないって伝えたかったから、
苦しかったけど笑顔を作った。

さようなら・・・みや。大好きだった。でもこれは、ももとちなみの間を引き裂いた
りさこへの罰なのです。お父さん、お母さん、生まれ変わったらまた、お父さんと
お母さんの子になりたいです。みんなみんな、さようなら。
もうすぐ何も見えなくなりそうです。ホントにさよなら・・・


…っていう続きがアップされてたらみんなびっくりするよな?
俺はびっくりするよ

748 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 03:03:47.70 O
ちょッ焦ったWWW

749 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 03:04:41.86 O
>>746
そんな時もありますよ
無理せず頑張ってください

>>747
マジでビックリさせないでよw

750 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 03:05:34.69 0
びっくりというか俺が泣く

751 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 05:16:32.95 0
州*‘ -‘リ<ほだもん♪

752 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 05:18:17.11 O
梨沙子はどうするんだろうね・・・
中の人お疲れさまです

753 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 07:34:52.17 0
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       __|★ノノハヽ   Zzz・・・
 ┌┐   | \州*´ ー`リ、カチカチスヤスヤ
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 └. ̄     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

754 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 08:27:46.65 0
お疲れ様です
期待sage

755 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 09:11:37.27 O


756 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 10:18:16.30 O
从o゚ー゚从<保全です

757 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 11:56:37.94 O
州*‘ -‘リ<ゆゆー

758 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 12:53:06.17 O
まったりいきましょ

759 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 14:22:23.88 O
州*‘ -‘リ<ほだもん♪

760 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 15:02:23.99 0
気付けば夕方になっていました。
確か、夕方ごろにはこっちに帰ってくると聞いています。
「もも・・・来ちゃうな・・・」
会いたくないわけがない。
大好きな人。大切な人。
だけど、なんて顔で会えばいいのかわからない。
もものついたウソも、気持ちも、
全部わかってしまったから。

今までどおり、接するなんてできない・・・。
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  ★ノノハヽ  _
  从*´∇`) / /
   /  つ//  ジャンジャカ 
        ̄

761 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 15:07:40.63 0
記憶が戻ったと言えばももはどんな顔をするだろう。
喜んでくれるのか、それとも苦々しい顔をするか・・・。
ちなみがりさこを刺したことに責任を感じ、
そんなちなみに同情してそばにいてくれるもも。
ウソまでついてそばにいてくれるもも。
それ全てが欺瞞に感じてしまう。
本当にすきなのはりさこで
うちはももにとって憐れみの存在なのです。

そう考えるとたまらなく腹が立ちました。
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  ★ノノハヽ  _
  从*´∇`) / /
   /  つ//  ジャンジャカ 
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762 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 15:10:13.81 0
「会えないな・・・会ったらきっと・・・」
ひどいことを言ってしまうかもしれない。
辛い言葉をかけてしまうかもしれない。
だから、会えない。
傷付けたくはないからです。
同情されているのは腹が立つけれど
だからと言ってももを傷付ける理由にはならない・・・。
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  ★ノノハヽ  _
  从*´∇`) / /
   /  つ//  ジャンジャカ 
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763 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 15:13:25.79 0
ももの顔も、ももの身体も、ももの唇も、
全部が愛おしい。
もももそうなのだと、同じなのだと・・・
一昨日まではそれを信じて疑わなかった。
だけど、今はそんなことを考える気にもならない。

好きだから、大切だからこそ許せない気持ちがある。
それはどうしようもない感情の高ぶりで。
でも・・・傷つけることを躊躇うならば、
会わなければいい、顔を見なければいい。

そう結論づけ、うちはももが来ても追い返そうと決めるのでした。
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  从*´∇`) / /
   /  つ//  ジャンジャカ 
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764 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 15:17:09.16 0
そして夜、運ばれてきた夕食には手もつけず
ももを待ちました。
「ちな・・・み?ももだよ、帰ってきた、お土産・・・」
ももがそっとドアを開けて入ってくる音がしました。
ももの声を聞くと安心しました。
あぁ、うちの大好きな人の声だと思ったのです。
だけど、握り締めた拳を解くことは出来ませんでした。

うちがももをあんなノートのせいで縛っている。
だからここにももがいる。
うちはこのとき、そうとしか考えることが出来ませんでした。
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  从*´∇`) / /
   /  つ//  ジャンジャカ 
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765 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 15:19:34.39 0
うちが感情に流されてひどいことを言わないように、
冷静に、低い声で言いました。
「・・・ごめん、もも、今すぐ帰って」
こう言うのが精一杯でした。
「え、っ・・・」
ももの戸惑いを含んだ声が聞こえてきます。
「帰ってって言った」
唇をかみ締めて言う。

どうしてこんなに胸が痛いんだろう。
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  ★ノノハヽ  _
  从*´∇`) / /
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766 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 15:22:30.40 0
何度も帰れと言うと、ももは「せっかく会いに来たのに」
と言いました。
記憶なんか戻らなければ「おかえり」って
笑顔で迎えられたのに。
お土産をもらって、色んな話をして・・・
ももが旅立つ前はそう出来ることを想像していたのに。
それを望んでいたのに。
でも、そうすることができない自分の気持ち。

すごく気分が悪くて、気持ち悪かった。
だけどどうしようもないことで。
うちはただ早くももに帰って欲しかったのです。
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  ★ノノハヽ  _
  从*´∇`) / /
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767 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 15:24:20.10 0
ももが泣き出しました。
泣かせたくなんかないのに。
抱きしめて「ごめん」と言いたいのに。
なのにそれはできない。
今抱きしめたって、うちの気持ちは何も動かない。

ももがうちの名前を呼びます。
大きな声で。
哀しい、声だった。

うちだって、辛いのに。
苦しいのに。
ももは何も知らないくせに。
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768 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 15:26:28.28 0
「うるさいなぁ!!出て行けって言ってるじゃん!!
いい加減にしてよ!」

自分は被害者だと言わんばかりのももには
さすがに腹が立ってももを見て怒鳴りました。
久しぶりに見たももは、少し黒くなっていて
それでも・・・いつものももで。
だけど、目を真っ赤にして涙をポロポロ流していて。
「ごめんなさい・・・」と言うとももは何度も謝って
病室を出て行きました。
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769 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 15:28:16.93 0
ももが出て行ったあと、うちは呆然としていました。

傷付けたくないから、顔を見ないでおこうと思ったのに。
何で怒鳴ったりしたんだろう。
何で怒ったりしたんだろう。
ももは悪くないのに。
・・・そうだよ、悪いのはうちだ・・・。

被害者・・・そうだよ、ももは被害者だ。
恋人に会いに来て怒鳴られて追い返されたんだもん。
あぁ・・・何をしてるんだろう。
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770 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 15:34:09.00 O
何が傷付けたくない、だ。
思いっきり傷つけてしまった。
やってしまったことと、考えていることがあまりにも違う。
その違いが気持ち悪い。
同情されているのだと思って
ひどいことを言ってしまう自分を抑えたかったから帰って欲しかったのに。
縋るももを突き放してしまった。
自分を抑えられなかった。
もう・・・・わかんないよ・・・・わかんない・・・。
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771 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 15:38:28.03 O
どうすればいいのかわからない。
どうしたらいいのかも、わからない。
自分が何を考えているのかもわからない。
うちはすごく混乱していました。

頭には泣いていたももの顔と、
ノートと、意識を取り戻してからいつもそばにいてくれたももと
りさこを見つめていたももと、
いろんなももが巡っています。

どれが本当のももなのか、わからない。
ももの気持ちも、今は、全然わかりませんでした。
そして、自分の気持ちさえもうわからなくなっていました。

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772 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 15:40:22.13 O
さるさんorz

昨日書けなかったちなみ視点を書いてみました

混乱し、戸惑い、なんて雰囲気が伝われば幸いです

ではまた夜中にでも

773 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 15:42:28.47 0
おおおおおおおおお乙!!!!!!!!!1
切ない

774 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 16:11:09.82 O
読みやすいし、何を伝えたいのかっていうのがすごい伝わってくるから作者さんの書く小説はマジで最高っす

文章に書いてる部分でも書いてない部分でも千奈美はこおいう風に思ってるんだろうなってすごい想像しやすいし

ともかく乙です!!!!!!!!!!!!!

775 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 16:26:38.00 0
職場なのに軽く泣いてしまったよ

776 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 16:31:48.82 O
乙ですm(_ _)m

切なすぎる…

777 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 17:16:19.92 O
お疲れ様です

778 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 19:04:34.16 0
州*‘ -‘リ<ほだもん♪

779 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 20:00:12.23 0
州*‘ -‘リ<もんもん♪

780 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 21:16:51.64 O
ノノl∂_∂'ル<ほ、ほぜん

781 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 21:20:28.31 O
これ
単行本にならないかなぁー
かなりおもしろいから
うれるとおもうんですけど、
どうやったら本になるの?
なってほしい

782 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 22:46:16.52 0
ほぜん

783 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 23:03:41.13 0
何回読み直しても感動できるわw

784 :名無し募集中。。。:2008/01/31(木) 23:21:53.34 0
ほんと最高だよ

785 :名無し募集中。。。:2008/02/01(金) 00:20:41.48 O
保全します

786 :名無し募集中。。。:2008/02/01(金) 00:23:29.31 O
こんなに続きが気になる作品は久しぶりだ

787 :名無し募集中。。。:2008/02/01(金) 01:20:06.41 0
          .    _________
          ∩ ∩   |只今充電中・・  .  . |
         | ∪ |   . |少々お待ち下さい・・.|
         |  〜    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       __|★ノノハヽ   Zzz・・・
 ┌┐   | \州*´ ー`リ、カチカチスヤスヤ
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 └. ̄     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

788 :名無し募集中。。。:2008/02/01(金) 02:01:16.77 0
ちなみと二人きりになって、沈黙になりました。
りさこはどうしたらいいのかわからなくて、
とりあえず、ちなみのベッドの横にあるイスに座りました。
下を向いてどうしようって考えていたら、
ちなみが、りさこのお腹にそっと手を伸ばしました。

「・・・・ねぇ、りさこ・・・もう、痛くない?」

ちなみが小さな声でそう言いました。
りさこはびっくりしてドキっとしました。
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  州*‘ -‘リ / /
   /  つ//  カチカチ
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789 :名無し募集中。。。:2008/02/01(金) 02:04:18.79 0
「え、・・・ちぃ・・・えっ・・・なんで・・・」
「・・・・傷、残ってる?」
お腹を何度も擦りながらちなみは言いました。
「・・・ちょ、っとだけ・・・残って・・・え、・・・ちぃ、なんで・・・」
りさこが目を見開いて口をパクパクさせていると、
ちなみは手を離し、言いました。
「・・・・思い出した、全部」

その声はなんだか悲しくて、辛くって、苦しそうでした。
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  州*‘ -‘リ / /
   /  つ//  カチカチ
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790 :名無し募集中。。。:2008/02/01(金) 02:12:29.41 0
「ごめん・・・なんて謝ればいいのかわからないけど・・・ごめん」
ちなみは何度も頭を下げて言いました。
「最低っ・・・だよね・・・ともだち、傷付けるなんて・・・グス・・・
辛かった・・・ごめんっ・・・りさこ・・・ごめんなさい・・・ヒック・・・」
涙を流しながら、精一杯ちなみは謝りました。
りさこの手を握って、ごめん、ごめんって何度も何度も。
「ちなみ・・・・いいよ、りさこは気にしてない。」
「で、でもっ・・・」
「いいの、ほら、りーは生きてるし!ね?」
ニッコリ笑ってピースしても、ちなみは泣いたままで。
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791 :名無し募集中。。。:2008/02/01(金) 02:16:32.80 0
「・・・いいんだってば。詳しいことは知らないよ?
でもね・・・ちぃ、言ったでしょ?りさこなんか嫌いだって。
・・・あれでね思ったの。嫌われるようなことしちゃったんなら
しょうがないって・・・だから、謝るのはむしろ、りさこなんだよ?」

ずっとそう思っていました。
謝らなければならないのはりさこなんだって。
痛かったけど、きっとちなみはもっと痛かったんだと思う。
そんな風になるまで痛めた心と、自ら飛び降りて痛めた身体と。

だから責めようなんて思わない。
もう、済んだことだ。
そんなことで、泣いてほしくなんかないよ。
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792 :名無し募集中。。。:2008/02/01(金) 02:21:04.50 0
…ねぇ、梨沙子は天使なの?なんでそんなにいい子なの?

793 :名無し募集中。。。:2008/02/01(金) 02:24:52.86 0
さるさん回避のためにカットインした方が良い?

794 :名無し募集中。。。:2008/02/01(金) 02:26:17.92 0
『謝って、ごめんねって言って、何が悪かったのか聞いて、
ちゃんと悪いことこは直すから、嫌わないで、って』

と、いつだったか考えていたことを思い出しました。
うん、だからりさこもちゃんと謝らないと。
ともだちだもん。
ちなみは大切なおともだちだから。

許すとか許さないとかじゃないんだよ?
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795 :名無し募集中。。。:2008/02/01(金) 02:26:40.49 0
>>793
そうですね、ありがたいです

796 :名無し募集中。。。:2008/02/01(金) 02:29:55.44 0
「ごめんね、ちなみ。ちなみを追い詰めたのはりさこなんでしょ?
りさこにいけないところがあったんだよね。
できれば言ってほしいなぁ。
そしたらね、えっとね、りさこちゃんと直すから、だから・・・
・・・りさこのこと、嫌わないでね・・・・?」

ずっと伝えたかったこと。
言いたくても、記憶のないちなみには言えなかったこと。

やっと言えた。

りさこはとてもほっとするのでした。
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797 :名無し募集中。。。:2008/02/01(金) 02:34:29.62 0
「ばかじゃん・・・・りさこ・・・ヒック・・・ばかだよ・・・」
ちなみはわんわん泣きながら、言いました。
「悪いことなんかないよ・・・ない・・・ばかっ・・・グス・・・」
そしてりさこの腕を引いてベッドに腰掛けさせると、
横からぎゅっと抱きしめてくれました。
「嫌ったりしない・・・大好きだよ、りさこ・・・ごめん・・・」
「だからぁ、もういいんだよ?いひぃ〜♪」
とっびきりの笑顔でそう言うと、ちなみは何度も頷いていました。
「いつ・・・・思い出したの?」
「一昨日の・・・・夕方・・・くらいかな」
ももの言っていた話と、ぴったり符合していました。
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798 :名無し募集中。。。:2008/02/01(金) 02:37:51.81 0
抱きしめられたまま、頭を撫でてあげると
ちなみはゆっくり泣き止んで、話をしてくれました。

「だめなんだ、頭が混乱するんだ・・・
全部・・・なんか・・・よくわかんないんだ・・・」
「うん。」
「うちは・・・階段から落ちたってことになってる・・・
でもそれは全然違う・・・みんなウソをついてた・・・
そのことにすごく腹が立って・・・なんでだよって思って・・・」
「うん。」
「だけどっ・・・それはうちのためでもあって・・・・
でも、・・・・頭がそれを理解できなくて・・・
ウソつかれたんだって、みんなひどいんだって・・・思って・・・」
「うん。」
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799 :名無し募集中。。。:2008/02/01(金) 02:41:17.35 0
「りさこ・・・みやには・・・謝っておいてほしいな・・・
うち、ひどいこと言っちゃったよ・・・」
「うん・・・で、でも・・・ももは・・・」
「ごめんりさこ、ももの話は聞きたくない」
小さく首を振ってちなみは言いました。
「えっ・・・なんで?」
「お願い・・・今は何も聞かないで。
思い出したことでいっぱい歯車が狂ったんだよ・・・。
言葉にして、話すほど、整理・・・できてないから。」
「ちぃ・・・うん、わかった・・・」
もちろん納得したわけじゃないけど
苦しんでいるちなみにそれ以上は聞けませんでした。
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800 :名無し募集中。。。:2008/02/01(金) 02:43:02.42 0


801 :名無し募集中。。。:2008/02/01(金) 02:50:16.70 O
「それと・・・思い出したことはみやにも、ももにも、・・・
みんなには言わないでね・・・」
「え、どうして・・・?」
「ほら・・・混乱中だし、まだ・・・言いたくないんだ・・・」
「う、うん・・・わかった・・・・」
「だけどね、りさこには言わなきゃって・・・だから・・・」
「ありがとう・・・ありがと、ちぃ」

ちなみの腕を解いて、今度はりさこが抱きしめてあげました。
傷ついた心が早く癒えるように。
そう、願って。
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802 :名無し募集中。。。:2008/02/01(金) 02:58:31.42 O
「ももを泣かせたことは・・・すごく後悔してる・・・
でも、でもね・・・それにはちゃんと理由がある・・・」
「じゃ、言ってあげなきゃ・・・もも、可哀相で・・・」
「だめなの・・・きっと今会っても、昨日と同じことになる・・・
泣かせたり、傷つけたりしたくない・・・
だから、時間が欲しい・・・ももには、そう伝えてあげて?
・・・それと、しばらくは来ないでって」
「ちぃ・・・」
「ごめん、でも、今は・・・しょうがないんだよ・・・」
ちなみが下を向いて言いました。
それ以上は何も言えなくて、
「わかった」
とだけ返事をするのでした。
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803 :名無し募集中。。。:2008/02/01(金) 03:03:54.50 O
「・・・じゃあ、また来るから」
「うん・・・ありがとう」

ちなみに手を振って、病室を出ました。
みやを探したけどいなくて、
帰っちゃったのかなって思ったけど
中庭で待ってるってメールが届いていて、
りさこは中庭へ急ぎました。

ちなみの辛い気持ちと苦しい現状を知った今、
りさこができることは何だろう
りさこはそんなことを考えていました。
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