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続・1つの画像からキモイ妄想をするスレ
904 :
名無し募集中。。。
:2008/01/09(水) 23:31:21.96 0
ttp://sageuploader.if.land.to/cgi-bin/1upload/src/sage1_3330.jpg
「私達はレインボー星からやってきました。地球の皆さん仲良くしましょう」
ある日、非常にかわいらしい宇宙人がやってきた。
科学や文明は地球とは比べ物にならないほど発達しているらしく、奥歯に埋め込まれた万能翻訳機を使って色んな星の生物と交流を深めているのだそうだ。
「この星の主導権を握っている、最も優れた生物の形に似せています。どこかおかしいでしょうか?」
どんな姿にも変形できる彼女達は地球を支配している生物、すなわち人間の、それも運動性や外見、
相手への印象も考慮した上で最も有効だと思われた"年頃の女の子"に姿を似せているらしい。人間の好みを調査しルックスも上々だ。
「確かに私達の星の方が文明は進んでいますが、『歌』というものをこの星で初めて知りました」
とても楽しいものなんですね、と微笑みながら彼女達は精力的に『歌』を集めて回った。
地球で初めて知った『歌』がいたく気に入ったようで、地球に来てからというもの彼女達の間では
歌がひっきりなしに歌われ、また歓迎してくれた人間達と宴を開き夜通し歌や踊りを楽しんだ。
「どうなされたんですか? どうやら体調を崩されているようですが……」
おりしもインフルエンザの季節。多くの人が同じような症状で苦しんでいる様子が彼女達には奇妙に映ったらしい。
どこの誰かは知らないが、彼女達に詳しくインフルエンザのことを説明したようで、それを聞くや否や
世界中に散らばっていた彼女達はやってきた宇宙船に集結し、何やら話し合いを始めたようだった。
「どうやらこの星で最も優れていたのは、人間ではなかったようですね」
生物に宿り、時に殺し、毎年その姿を変え、特効薬に対抗し、世界中に広がっているインフルエンザウイルスをこの星の支配者と断定したらしい。
宇宙船から降りてきた彼女達は次の瞬間、その体を風化させたかのように外側から砂よりも細かく崩していくと、風に乗ってどこかへ飛ばされていってしまった。
その年、世界中で新種のインフルエンザが大流行し人類は恐怖に怯えた。
有効なワクチンなどもちろんなかったのだが、ある研究機関が感染に関してある奇妙な、希望と絶望の入り混じった研究結果を報告した。
それは"歌を歌う者に感染する"というものだった。大声はもちろんのこと、どんなに小さな鼻歌を歌った者にもということだった。
報告を瞬く間に世界中に広がり、その瞬間、この地球から歌声が絶滅したのだった。
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0ch BBS 2005-12-31