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ケータイ小説家りさこ 2台目

83 :05004017472686_ev:2007/12/06(木) 04:42:13.54 O
「熊さんも千吉っつぁんも、そんなところで油売ってたら
女将さんに怒られるゆー」
「なあに、おりさがなんかへまやらかして、お目玉食らってる
隙にこっそり戻りゃあバレやしねえって」
「へまなんかしないもん、熊さんの馬鹿馬鹿馬鹿…」
「おりさちゃん、その包み、そんなに振り回して大丈夫かい?」
「あーっ!」
中のお重は真横になって、汁が風呂敷を茶色に染めている…。
「お遣いのお煮しめが…熊さんのせいだゆーっ!」
「おいおい、とんだとばっちりだねえ…って、もう居ないよ。
足の速さは天下一だねえ」
「いやしかし熊さん、おりんとおりさがいれば、話のネタが
尽きやせんねえ」
「ま、瓦版になるかならないかの違いはあるがな」
「違ぇ無ぇっす」
ハハハハ…
「おや、今度はおみやがお遣いいくみてえだな」
「女将さんも二度手間で大変だなあ」

一方、その頃、おりさは…
「染みが落ちないゆー…」
と、半べそかきかき、風呂敷をごしごし洗濯していた。
お遣いに行ったおみやが、まさかあんな目に会うとは、
今はまだ知る由も無いおりさであった。

「あー、風呂敷穴空いちゃたゆー!」
______ _____________
         ∨
   ☆ノハヽ  _
  州*‘ -‘リ / /
   /  つ//  カチカチ
        ̄

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0ch BBS 2005-12-31