スレ大杉なんで2chブラウザ推奨
これ参考にがんばって!!1 →
板追加手順
第一倉庫はこちら →
/wolflog/
第二倉庫はこちら →
/wolflog2/
第三倉庫はこちら →
/wolflog3/
第四倉庫はこちら →
/wolflog4/
第五倉庫はこちら →
/wolflog5/
第六倉庫はこちら →
/wolflog6/
第七倉庫はこちら →
/wolflog7/
■掲示板に戻る■
全部
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
最新50
レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
ついに兄重降臨キタ━━━ωωω━━━ !!!
138 :
名無し募集中。。。
:2007/11/25(日) 21:06:48.88 0
『―――僕は先天的に色素が欠乏している障害(=アルビノ)を持って生まれました。
肌が白いことを妹は羨みますが、紫外線にとても弱く、日傘が手放せません。
瞳に色素がないために視力にも障害があり、物がよく見えないのでよくつまづいたりします。
妹にもドジだとよく笑われます・・・でも一番つらいのは、やっぱり見た目のことです。
真っ白な髪の毛は、色を染めることもできますが、赤い瞳はどうにもなりません。
普通の人なら黒目の部分が、色素がないために唇と同じ血の色をしているのです。
僕の場合、弱視のためカラーコンタクトなどを入れることができませんでしたから、
僕の瞳はウサギのように真っ赤なままでした。
そして、人間の奇異なものへの関心というのは、残酷なほど正直です。
―――僕が鏡の前で泣いているのはたびたびあることでした。
僕が晩ご飯にも降りてこないので、妹が心配して部屋まで様子を見にきました。
いつもは妹も察してそっとしておいてくれるのですが、その時は、そっと、静かに隣に座ったのを覚えています。
「ねえ、おにいちゃん」、妹が弾んだ声で私を呼んだので、僕ははっとして顔をあげ、鏡越しに妹を見ました。
妹は、両手にじゃんけんのチョキを作ると、それをウサギの耳のように、頭に当てました。
「ほら、さゆみもウサギさんだよ?私たち、うさちゃん兄妹だね!」
また涙があふれてきました。
でも、先ほどまでとは違う、暖かいぬくもりをもって頬を伝うのを、僕は感じていました。』
(「さよなら、ブラザーラビッツ。」より抜粋)
128KB
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
0ch BBS 2005-12-31