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黒魔術師りしゃこ(8)

1 :名無し募集中。。。:2007/10/08(月) 21:20:04.99 0
サキに攻撃をクリーンヒットさせたマイミン…
だが、その代わり、追い討ちをかける際にサキの錫杖による一撃を食らってしまった…

しかしながら、サキもマイミンもダメージ自体はそれほど受けてないように思える…


「…けっこうやるじゃないの?…オレに一撃食らわせるなんて…」
「…これでも、オールラウンドプレイヤーのつもりなんで…ね…
それよりマイミン…あなたの心配をした方がいいわよ…」
「…それは…コッチのセリフ…だ!」
そう言い終わるなり、再びサキに向かってダッシュしたマイミン…

だが…

不意に足がもつれて、片膝をついてしまう…
「…な、な…」
突然の身体の変化に、動揺するマイミン…
その隙をサキは見逃さなかった…

マイミンに考える余裕を与えさせず、錫杖による連続攻撃を繰り出すサキ…
力強さはないが、的確に相手の急所を狙ってくる
マイミンもなんとか錫杖を捌いて攻撃を躱すが、それだけで精一杯だ…

(…どうしたんだ、オレの身体!?…動け…動け!)

黒魔術師りしゃこ(7)
http://ex23.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1191179404/

201 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 02:15:30.04 O
ほこだて仏光堂!

202 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 03:01:20.45 O
 

203 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 04:01:47.85 O


204 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 05:46:09.75 O


205 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 06:51:23.29 O
只今準備中。。。

206 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 08:12:34.50 O


207 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 09:21:53.29 O
そして一方、ユリーナ達は、というと…


アクセサリーを買いに来ていた…

だが、ナッキーの参加で、更に混沌に拍車がかかってしまった…
特に、チナリがナッキーをライバル視するものだから、ギクシャクした空気が流れていた…

その雰囲気のまま、アクセサリー屋に雪崩込んだ…


「…へぇ〜!けっこう広いんだね〜!」
と、能天気に驚くユリーナ…
その陰で、“女の戦い”が繰り広げられているとは知らずに…

「…ねぇねぇねぇねぇ!コレなんて、どうどうどうどう!?」
と、チナリが、手に一杯のアクセサリーを持ってユリーナの下に駆け寄る
「…ちょっと…こんなにたくさんはいらないよ…」
と、チナリをたしなめるユリーナ…

「…ねぇ…コレって…どうかな?」
と、ナッキーもいくつかアクセサリーを持ってきたのだが…
「…」
「…ねぇ…ユリーナ…?…どうしたの?急に黙り込んで…」
「…ちょっと…コレは…どうかな…アハハ…」
と、力なく笑うユリーナ…
仕方ない…ナッキーの持ってきたアクセサリーは、何故か髑髏や目玉のデザインだったのだ…

(…まさか、こんなのが好みなの!?)

208 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 11:53:58.18 O


209 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 12:16:58.79 0
          ,..0ヽ
         ,:'゚,::.`!_!_ シャワァァァァァァ
        :,:'。;:': | |┘
        ;: .' :'::. | |
    。:。o゚o ::::: | |o。:。
  〃ノノハヽ
 ゚。州*‘ -‘リっ ゴシゴシ
  o .:(  ノ。  o゚ 。 o
  。(( o゚ 。 o゚ o゚ 。 ゚。))

210 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 12:53:22.58 0
       ∠今日のお風呂係はみやだゆー
    ☆ノノハ  ☆ノノハ 
   州*´ ー`リ ノノ;∂_∂'ル<っていうかいつもうちじゃん
    (つ つ   ∪  )   中学生なんだからもう一人で入んなよ
     u-u     し‐J


       ∠・・だって1人じゃ頭洗えないゆー
    ☆ノノハ   ノノハ☆ クルッ
   州*;‘ -‘;リ (∂_∂;'从<そうやっていつまで子供なの?
    (つ と)  (  ∪
     u-u    し‐J


だってみやがすきなんだゆー
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ☆ノノハ
  ☆ノ_,ハ,_ヽユーユー        ノノ;∂_∂'ル<な、泣いてる暇があったら
。・゚州つ-⊂リ・゚・。          ∪  )   さっさと入ってきなさい
   ( ∩∩)             し‐J


 みやも入る・・?
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄         ☆ノノハ
  ☆ノ_,ハ,_ヽ            ノノ;∂_∂'ル<入らないっ!もう中学生なんだから!
  州つ -‘;リ            ∪  )
   ( ∩∩ゝ             し‐J

211 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 12:54:07.20 0
でもみやもおっぱいは子供だゆー
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ノノハ☆
  ☆ノ_,ハ,_ヽ                (∂_∂#'从<もう寝るから!おやすみ!
  州つ -‘;リ                (  ∪
   ( ∩∩ゝ                 し‐J


待ってゆー!一緒に入ってくれたら巨乳になる方法教えるゆー
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ☆ノノハ
  ☆ノ_,ハ,_ヽユーユー                             ノノ;∂_∂'ル<・・・
。・゚州つ-⊂リ・゚・。                               ∪  )
   ( ∩∩)                               。。。し‐J



 |/!/!/!/!/!/!/!___!___!___!___!___!___!___!___!___!___!__
 |/!/!/!/!/!/!/!___!___!___!___!___!___!___!___!___!___!__
 |/!/!/!/!/!/!/!___!___!___!___!___!___!___!___!___!___!__
 |/!/!,ィ()/!/!/!/!___!___!___!___!___!___!___!___!___!___!__
 |/!/!lソ !/!/!/!/!___!___!___!___!_∫.__!___!___!___!___!__
 |/!/!┃!/!/!/!/ ∬ =-   -=  ∫  .フ/i___
 |/!/!┃!/!/!/----------------------'/  |_____
 |/!/!┃!/!/i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i.  /
 |/!/!┫!/!/| ☆ノノハ ________ |/
 |/!/!/!/   ノノ∂_∂'ル <まったく・・それ嘘でしょ?もうりさこは・・・
 |/!/!/   o゚ (つ゚ハo:と)o゚ゴシゴシ
 |/!/    o゚ 。州*´ ー`リ   <イヒィー巨乳になる方法はりさことずっと一緒に
 |/     占o゚o゚ (つ と) o゚ 。 __ お風呂に入ることだもん!みやー♪
     〔[]〕占   i○ハ○ノ     [ ∩]
             └‐┘

212 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 13:24:48.07 O
アクセサリー屋に買い物に来たのはいいが…
チナリが山ほど商品を持ってきたり、
ナッキーの選んだ商品が、強烈なセンスだったり…
と、なかなかまともな買い物になってないのが現状だ…
当の本人達が至って真剣なだけに、止める訳にもいかない…


そんなこんなで、かれこれ1時間くらいは経っただろうか…
かなりのんびり屋のユリーナも、二人のアクセサリー選びに辟易し始めていた
また、マァとマイハも店内で別行動をとってから、今まで顔を合わせていない…
次第に、苛立ち始めるユリーナ…

そんな中、マイハが戻ってきて、
「…あの…コレ…」
と言って、ユリーナにアクセサリーを手渡す…

手にとって見てみると、幾つかの『石』を埋め込んだ、ロザリオのネックレスだ…
それを、チナリにも手渡している…

「…あの、コレは?」
と、ユリーナが尋ねると
「…お守りなの…」
とマイハが答えた…

213 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 13:29:03.00 0
      |    ゝ,,__ノ    γ;)____
      |           || |゚    ゚|
      |       (;´⌒.   || | 〃.  |
      |      (: ) )   リ |。  〃。|
      |       ノ  ノ   ̄ ̄
      |_☆ノノハヽ____屯==、
       /と 州*´ -`リ つ <それからそれから?
     / .,' `Y,,.. .,. .Y´.`i |{ |_
    / .,' ,; ~      ';i |L/_ 占占__
.   / ,' ,;〜  ~ 〜.  i |/

214 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 13:55:49.80 O
1時間くらい経って戻ってきたマイハが、ユリーナやチナリに、ロザリオのネックレスを手渡す…

マイハが言うには、『お守り』だと…

そこへ、少し遅れてマァも戻ってきて、
「…けっこういい出来映えだとゆいたい」
と、顔をほころばせている…

続けて、
「…ユリーナ、このネックレス、マイハが作ったんだ…とゆいたい」
と、驚きの事実を語る…
「…マァ…そんな…大袈裟だよ…」
と、照れくさそうに答えるマイハ…
「…でも、デザインしたのはマイハだとゆいたい」
と、マァが言う…

つまり、このネックレスのデザインはマイハのものなのだ…
そして、よくよく見ると、ロザリオにはめ込まれている『石』の色は、七色と透明の合わせて八つだ…
ここで、ユリーナはふと思い出す…
自分達の持つ、『護神石』の色の数と一緒なのだ…

「…ひょっとして、コレ…」
ユリーナの問いに軽く頷くマァ…
「…明日の『大会』にはすぐ側には居られないけど…『側にいるよ』との願いを込めて…作ったの…」
と、少し恥ずかしそうに話すマイハ…


215 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 14:34:38.57 O
只今準備中。。。

216 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 15:21:40.04 0
只今準子中。。。

217 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 15:50:32.26 O
自分でデザインしたアクセサリーをみんなに手渡すマイハ…
その一つ一つに想いを込めながら…

受け取ったネックレスをじっと見つめるユリーナとチナリ…

そして…
「…ありがとう!…きっと…大事にするから!」
と言って、マイハをギュッと抱きしめたユリーナ…

『プレゼント』は誰だって嬉しい…
それも、そこに『想い』があったならなおさらだ…
マイハのネックレスには、『仲間』という、見返りを求めない、純粋な想いと願いがあった…

だから、ユリーナは嬉しかった…

「…ありがとう…あたしも喜んでくれて嬉しい…」
と、マイハも少しはにかみながら微笑んだ…


そんな二人の姿を見て、チナリは思い知らされた…
いつも、自分はユリーナに見返りを求めてばかり…

そう思うと、自分が情けなかった…
そして、手に一杯持ってきたアクセサリーを、元の位置へ戻そうとしている自分がいた…

『自分の想いを伝えよう!』と、走り回った…

チナリが姿を消して15分後…

218 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 16:09:02.07 O
15分たったな

219 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 16:48:51.56 0
      |    ゝ,,__ノ    γ;)____
      |           || |゚    ゚|
      |       (;´⌒.   || | 〃.  |
      |      (: ) )   リ |。  〃。|
      |       ノ  ノ   ̄ ̄
      |_☆ノノハヽ____屯==、
       /と 州*´ -`リ つ <只今料理中。。。
     / .,' `Y,,.. .,. .Y´.`i |{ |_
    / .,' ,; ~      ';i |L/_ 占占__
.   / ,' ,;〜  ~ 〜.  i |/

220 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 17:13:03.46 O
>>218

違うの!違うの!
ストーリーの中での15分なの!

すぐ書きます…

221 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 17:14:44.12 O
>>219

ひょっとして…出汁?
りーちゃん(;´Д`)ハァハァ…

222 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 17:32:30.02 O
チナリが突然姿を消して15分後…


「…遅いね…チー…」
と、マイハが呟けば、
「…心配だとゆいたい」
と、マァがこぼす…

「…きっと大丈夫だよ」
と、楽観的に見てるのは、意外にもナッキーだった
「…どうして…そう思うの?」
根拠を聞いてみるユリーナ…
「…ん、何となく…。でも、あの子…見かけによらず、けっこう負けず嫌いだと思うから…
ユリーにスゴいアクセサリーを持ってくるって、予感がするの…」
と、ナッキーは言った…


そうこうしてる内に、
「…ひゃあ〜!おまたせ〜!」
と、息を切らせてチナリが駆け込む…

「…ハイ、ユリー!…コレ…受け取って!」
と、手に持った小さなアクセサリーを手渡す…

ユリーナが手を開いてみると、そこには鎖の付いた『鍵』が…


意味がわからず唖然とするユリーナ…
「…何これ?…これでウチにどうしろと?」
と聞くしかなかった…

223 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 17:34:08.82 O
只今準備中。。。

224 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 17:35:48.41 O
只今準備中。。。

225 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 18:58:11.07 0
(-o-)<かせろ!

226 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 19:13:07.14 O
>>225

つ【ハヤシライス】【ツナサラダ】

227 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 19:37:46.28 O
突然チナリから、鎖の付いた『鍵』を手渡されたユリーナ…
チナリの行動の真意を理解出来ず、ユリーナは唖然とするしかなかった…

唖然としてるユリーナに、チナリが解説をする…

「…実はね、その『鍵』は、これとペアなの!」
と言って、懐から鎖の付いた『錠前』を取り出した…
「…アタシ、おバカちゃんだから、あまり上手く言えないけど…」
と、前置きしながらチナリが語る…
「…明日から、大事な『魔導大会』があるじゃん?
ぜぇ〜ったい!勝たなきゃいけないから、弱いアタシにサヨナラするの!
…で、これはおまじない。アタシの弱い心を扉の中に閉じ込めて、『鍵』と『錠前』で封印するの!
…だから、その『鍵』を、ユリーに預かってて欲しいの…」
最後まで話終えたチナリは、すっかり息が切れていた…それだけ一生懸命だったのだ…

ひとしきり、チナリの話を聞いたユリーナはクスリと笑って、
「…わかった!…これ、大事に預かるからね!」
と、言った…

228 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 20:08:33.51 O
只今準備中。。。

229 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 20:40:54.31 0
兄今準備中。。。

230 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 20:52:26.29 0
(7)のdatがないんだがどうすればいい?

231 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 21:01:22.44 O
只今準備中。。。

232 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 22:19:01.52 0
>>230
33ドルでメルアドとパスワード登録しろ

233 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 22:19:32.76 0
>>230
216レスで終了してるよ

234 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 22:31:40.71 O
明日の『魔導大会』に向けて、弱い自分にサヨナラする決意をしたチナリ…
チナリはおまじないの『鍵』をユリーナに託し、ユリーナはそれを笑顔で引き受けた…

「…ユリー!ありがとう!」
嬉しくて、思わず抱きついてしまったチナリ…

そんな二人を見て、羨ましく思ったのか、
「…いいなぁ…」
と、こぼすナッキー…

それで、何かを閃いたのか、急にナッキーの顔が明るくなった

235 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 22:41:08.17 0
ぬっきー

236 :名無し募集中。。。:2007/10/13(土) 23:34:57.67 O
只今準備中。。。

237 :名無し募集中。。。:2007/10/14(日) 00:30:19.52 0


238 :名無し募集中。。。:2007/10/14(日) 00:49:06.77 0


239 :名無し募集中。。。:2007/10/14(日) 01:50:24.64 0


240 :名無し募集中。。。:2007/10/14(日) 04:45:38.39 0


241 :p8073-ipbfp502tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp:2007/10/14(日) 04:51:23.99 0
州*‘ o‘リ<ほ

242 :名無し募集中。。。:2007/10/14(日) 04:56:20.00 0
☆ノノハヽ
州*‘ -‘リ<ほ

243 :名無し募集中。。。:2007/10/14(日) 05:28:43.20 O
明日の『魔導大会』を控えて、気持ちが一つになったユリーナとチナリ…

そんな二人をとても眩しく、そして羨ましく思っていたのは、他ならぬナッキーだった…
(…アタシだって、ユリーに何かしてあげたい…。でも…)


すると、その時、ナッキーの頭に閃きが…

「…ねぇ、ユリー!…アタシもユリーの…ううん、みんなの応援をさせて!」
と、立候補する…

突然のことに、全員が驚く…
だが、ナッキーは至って真剣だった…
「…みんなが明日から『魔導大会』で頑張るのに、ワタシも何かしたいの…」

みんなの顔がほころぶが
「…ナッキー、ありがとう!…ウチら、頑張るけど…でも…」
と、言いかけたところで
「…大丈夫だよ!…ワタシだって、魔法が使えるもの!」
と、言い放つ

みんなが唖然とする…
ナッキーが魔法を使えるなんて、聞いたことがないからだ…
驚く一同に
「…まぁまぁ、だったらみんなついてきて!」
と、ナッキーがみんなを引っ張っていった…

244 :名無し募集中。。。:2007/10/14(日) 06:42:09.75 O
只今準備中。。。

245 :名無し募集中。。。:2007/10/14(日) 07:57:42.64 O


246 :名無し募集中。。。:2007/10/14(日) 09:13:46.86 0
230だが7の途中から読んでないんだ
見る方法ないかな

247 :名無し募集中。。。:2007/10/14(日) 09:46:22.61 O
明日から『魔導大会』を控えているみんなに、魔法でおもてなしをする、と言ったナッキー…

だが、その場の勢いで言ったものの、本当は魔法なんか使える訳がなかったのだ…

(…どうしよう…?)
と、平静を装いながらも、内心ハラハラ状態のナッキー…

と、そこへ、ナッキーに声をかける人影が…


「…おーい!ナッキー!…どうしたんだ?今日はデートじゃなかったのかい?『
声の主は、ナッキーのご主人様・大富豪のアリ氏と、娘・カンニャ、メイド仲間のオ・カール姉妹だ

「…今日はユリーナくんとデートだった…」
「…あ!わ、わ、わ!」
慌ててナッキーがアリ氏の言葉を遮る…
「…『ユリーナくんとデート』…って何のこと?」
と、チナリに突っ込まれるナッキー…

「…え?な、何の事?」
と、しらばっくれるナッキー…
「…偶然を装ってユリーを待ち伏せしてたんだ…」
のマイハの突っ込みに、
「!…そ、そんな事ないってば!…ア、アハハ…」
と、明らかに動揺しているナッキー…

(…図星みたいね!)
声には出さなかったが、ユリーナ達全員はそう思った…

248 :名無し募集中。。。:2007/10/14(日) 10:24:59.46 0
( ̄ー ̄)ニヤリッ

249 :只今準備中。。。:2007/10/14(日) 11:34:53.95 O
只今準備中。。。

250 :名無し募集中。。。:2007/10/14(日) 13:06:35.01 O
引き続き準備中。。。

251 :名無し募集中。。。:2007/10/14(日) 14:23:42.59 0
もうちょい準備中。。。

252 :名無し募集中。。。:2007/10/14(日) 14:40:32.38 O
偶然を装って、ユリーナに会いに来たことがバレたナッキー…

しかし、その場にいた誰もが、ナッキーの涙ぐましい努力に突っ込まなかった…

そんな周囲の考えとは裏腹に、まだ動揺しているナッキーは、何とか話題を変えようと必死だった…
(…ええと、ええと…)

何か話題転換できるものを探すナッキー…

「…あ、あの、ご主人様…今日はどちらまで…?」
ふと、アリ氏達の方に目をやると、カンニャやオ・カール姉妹の手には、袋で一杯だった
「…あぁ、今日はみんなで食事をしようと思ってね…。そこで食材を買い込んでたんだよ」
と、アリ氏が答える…

(…食材!?)
何かを閃いたナッキー…
すぐさま、チッサーの元へ行って、
(…ねぇ、チッサー?…コレと、コレと…あと、コレとコレ…って、今日の食材の中にある?)
と、耳打ちする…
「…うん!あるあるあるある!」
と、嬉しそうに答えるチッサー…

それを聞いて安心したナッキーが、
「…ねぇ、みんな!…どうやらワタシ、魔法が使えるみたい!…だから、楽しみにして!」
と、ユリーナ達に向かって、自信たっぷりに話す…

253 :名無し募集中。。。:2007/10/14(日) 15:18:26.11 0
(`・ω・´) シャキーン

254 :名無し募集中。。。:2007/10/14(日) 15:28:56.12 O
>>253

州*‘ ー‘リ<いらっしゃいませだもん!!

255 :名無し募集中。。。:2007/10/14(日) 16:17:54.44 O
只今準備中。。。

256 :名無し募集中。。。:2007/10/14(日) 17:20:25.61 O


257 :名無し募集中。。。:2007/10/14(日) 18:32:18.59 O
只今食事中。。。

258 :名無し募集中。。。:2007/10/14(日) 18:34:05.56 0

            ∫
              ∫
       ☆ノノハヽ  
       .州*‘ o‘リ ハフハフ
        (つ=||||_
         U\_/

259 :名無し募集中。。。:2007/10/14(日) 19:04:31.11 O


260 :名無し募集中。。。:2007/10/14(日) 19:27:32.95 0
(*`Д´)b シーッ

261 :名無し募集中。。。:2007/10/14(日) 20:12:40.92 0
☆ノノハヽ
州*‘ -‘リ<ほ

262 :名無し募集中。。。:2007/10/14(日) 21:34:11.18 O
はたまた一方のりしゃこ達は?というと…


ハロモニアの街を出発して、北部の『双子山』付近の高原に来ていた…
ちょうど天気も快晴で、絶好の行楽日和だ…
今日の目的、りしゃこのお絵かきにはうってつけ、とも言える…

「…さぁ〜!着いたよ〜♪二人とも〜!早く降りて〜♪」
かなりハイテンションな様子のヤグー…
そのヤグーのテンションそのままに、
「…えーい!」
「…でやー!」
と、馬車から飛び降りる…
「…ほら!ここがオイラのお気に入りの場所なんだ!ここから見渡すハロモニアの景色がサイッコーでさー!」
と、興奮しながらまくし立てる…

ヤグーに言われた通りに、小高いところからハロモニアの街を見下ろす…

すると、ハロモニア城を中心に、綺麗な幾何学的模様に並んだ街並みが、とても美しい…
「…すごい…!」
「…ふあああ…!」
と、感動してる二人に、
「…でしょ!?でしょ!?でしょ〜♪」
と、同意を求めるヤグー…
「…うん!」
「…うん!」
と、頷く二人…

二人の反応に満足そうなヤグー…

263 :名無し募集中。。。:2007/10/14(日) 22:23:42.22 O


264 :名無し募集中。。。:2007/10/14(日) 22:59:01.75 0
          ,..0ヽ
         ,:'゚,::.`!_!_ シャワァァァァァァ
        :,:'。;:': | |┘
        ;: .' :'::. | |
    。:。o゚o ::::: | |o。:。
  〃ノノハヽ
 ゚。州*‘ -‘リっ ゴシゴシ
  o .:(  ノ。  o゚ 。 o
  。(( o゚ 。 o゚ o゚ 。 ゚。))


265 :名無し募集中。。。:2007/10/14(日) 23:32:15.56 O


266 :名無し募集中。。。:2007/10/15(月) 00:37:15.30 0
☆ノノハヽ
州*‘ -‘リ<ほ

267 :名無し募集中。。。:2007/10/15(月) 01:20:37.72 0
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268 :名無し募集中。。。:2007/10/15(月) 01:54:29.82 0
☆ノノハヽ
州*‘ -‘リ<ほ


269 :名無し募集中。。。:2007/10/15(月) 05:29:57.32 O


270 :名無し募集中。。。:2007/10/15(月) 06:39:33.08 O


271 :名無し募集中。。。:2007/10/15(月) 08:06:52.03 O
最後の休日…ヤグーに連れられて、気分転換に遠出をしたりしゃこ達…


小高い丘からハロモニア城を見下ろす景色は、とても美しい…
どうやら、ヤグーのお気に入りの場所のようだ…
「…どう?とっ〜ても良いところでしょ!?」
と、問いかけるぐらいなのだ…


そして、ようやくりしゃこのお絵かきが始まろうとしていた…

「…約束通り、まずオイラから描いてよ♪」
と、早速リクエストをするヤグー…
「…うん…」
と、頷くりしゃこ…

そこで、ハロモニア城をバックにヤグーを描くことにした…

…ただ黙々とヤグーと背景を見ながら絵を描き続けるりしゃこ…
手持ちぶさたなミヤビが絵の進み具合を後ろから覗き込む…

普通なら、後ろから覗き込まれたりしたら集中力が切れるのだが、全く意に介さず描いていく…

272 :名無し募集中。。。:2007/10/15(月) 09:22:49.69 O


273 :名無し募集中。。。:2007/10/15(月) 10:14:03.87 O
お昼辺り予定。。。

274 :名無し募集中。。。:2007/10/15(月) 11:40:06.18 O
只今食事中。。。

275 :名無し募集中。。。:2007/10/15(月) 12:20:24.90 O
ミヤビが後ろから覗き込むのも構わずに、抜群の集中力で絵を描くことに没頭しているりしゃこ…


そして30分後―
ようやくりしゃこが絵を描き上げた…

ただ、描いたりしゃこは不満そうな顔をしている…

「…へぇ〜、どれどれ…」
ヤグーがりしゃこの描いた絵を手に取ってみてみる…
最初は嬉しそうな顔のヤグーだったが、次第に表情が曇っていく…
その様子をみたミヤビが、ヤグーの手に持った絵を覗き込んでみる…

…ミヤビも怪訝な顔になってしまった…


ヤグーが、つい、
「…ねぇ…りーちゃん…ちょっと、これ…ひどいよ〜!」
と、洩らしてしまう…

と、言うのも、りしゃこの描いたヤグーは、まるで昆虫のように、目が大きかったからだ…
しかし、その反面、背景の丘から見下ろすハロモニア城などは、とても上手に描けていた…

白亜の城壁、赤いとんがり屋根、そして、澄んだ青い空…
その色使いがとても美しいのだ…

ヤグーも、背景の美しさがあっただけに、しばらく呻いていた…

276 :名無し募集中。。。:2007/10/15(月) 13:45:42.90 O


277 :名無し募集中。。。:2007/10/15(月) 15:06:57.58 O


278 :名無し募集中。。。:2007/10/15(月) 16:30:31.95 0


279 :名無し募集中。。。:2007/10/15(月) 17:03:58.51 O


280 :名無し募集中。。。:2007/10/15(月) 18:47:45.26 O
只今準備中。。。

281 :名無し募集中。。。:2007/10/15(月) 20:02:10.01 O
只今準備中。。。

282 :名無し募集中。。。:2007/10/15(月) 20:36:49.91 0
       ∫
 ☆ノノハヽ  ∫
 州*‘ o‘リ ハフハフ
  (つ=||||____
  ('⌒)\_/


283 :名無し募集中。。。:2007/10/15(月) 20:55:31.08 O
りしゃこの絵に呻いているヤグーを尻目に、再び、絵を描き始めるりしゃこ…

黙々と描き続ける…

りしゃこが絵を描いている間、手持ちぶさたなミヤビは、しばらくりしゃこの傍で様子を見守っていた…

すると、ミヤビの傍に、ヤグーがちょこん、と座る…
「…けっこう…ヒマだよね〜」
「…ヒマですよね…」
「…どうしよっか…?」
「…そんなこと言われましても…」

することがなくて困っているヤグーとミヤビ…

「…あの、前から気になっていたんですけど…ヤグーさんって魔法、使えるんですか?」
「…ちょっと…何よ?…まさか、オイラが魔法を使えないとでも?」
「…あ!…い、いえ…魔法を使ってるとこ、見たことないんで…」
「…使えますよ!使えますってば!」
「…へぇー!…じゃあ、見せて下さい!」
「…ダメだって!…だって、疲れるし…」
「…え〜っ?…見たいなぁ…。ヤグーさんの魔法…。…カッコいいんだろな〜」
この会話のやりとりに、すっかりおだてられて、気分のよくなったヤグー…

「…んじゃあ…やりますか!?」


284 :名無し募集中。。。:2007/10/15(月) 21:20:32.33 0
ヤグーの見せ場くる!

285 :名無し募集中。。。:2007/10/15(月) 21:21:44.06 0
☆ノノハヽ
州*‘ -‘リ<ほ

286 :名無し募集中。。。:2007/10/15(月) 21:22:32.65 0
>>282
それ佐紀ちゃんが作ったやつならやばいぞw

287 :名無し募集中。。。:2007/10/15(月) 22:08:05.03 O
うう…大風呂敷を広げてしもうた…

288 :名無し募集中。。。:2007/10/15(月) 22:22:11.73 0
      |    ゝ,,__ノ    γ;)____
      |           || |゚    ゚|
      |       (;´⌒.   || | 〃.  |
      |      (: ) )   リ |。  〃。|
      |       ノ  ノ   ̄ ̄
      |_☆ノノハヽ____屯==、
       /と 州*´ -`リ つ . /|
     / .,' `Y,,.. .,. .Y´.`i |{ |_
    / .,' ,; ~      ';i |L/_ 占占__
.   / ,' ,;〜  ~ 〜.  i |/

289 :名無し募集中。。。:2007/10/15(月) 22:50:59.93 0
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290 :名無し募集中。。。:2007/10/15(月) 23:41:41.46 0
7保管してくれーーーーーーーーーーーーーーー

291 :名無し募集中。。。:2007/10/16(火) 00:18:33.82 0
☆ノノハヽ
州*‘ -‘リ<ほ

292 :名無し募集中。。。:2007/10/16(火) 00:53:34.18 O


293 :名無し募集中。。。:2007/10/16(火) 00:55:20.98 0
7保管しろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

294 :名無し募集中。。。:2007/10/16(火) 01:31:05.18 0


295 :名無し募集中。。。:2007/10/16(火) 04:16:52.39 0
☆ノノハヽ
州*‘ -‘リ<ほ

296 :名無し募集中。。。:2007/10/16(火) 05:19:37.82 O
ついついミヤビにおだてられて、魔法を使う気になったヤグー…


「…それじゃ、やってみよっか!?」
と、すっかりやる気モードになってる…

「…その前に…りーちゃんの邪魔しちゃ悪いから、ちょっと離れた場所でやろっか?」
と、けっこう神経の細かいヤグー…


りしゃこのお絵かき現場から100mくらい離れたところで、いよいよヤグーが準備を始める…

いつものにこやかな顔から、真剣な表情へと変わり、ゆっくりと呪文を詠唱する…
やがて、ヤグーの周りを取り巻く空気が張り詰めていくのがわかる…
凄まじいプレッシャー…
元・『暁の乙女』は伊達ではなかった…


だが、ヤグーを邪魔するかのように、乱入者が現れた!

297 :名無し募集中。。。:2007/10/16(火) 06:14:52.29 O
只今準備中。。。

298 :名無し募集中。。。:2007/10/16(火) 07:08:00.40 O
ヤグーが魔法を詠唱中に、突如として現れた乱入者…

それは…フードを被った『二体の人型の生物』…
現段階では、それが人間なのか、それとも妖精のような亜人種なのか、判別がつかない…

唯一つ、わかっていることは、ヤグーに対し、悪意を持っていること…
『二体の人型』が、手に『処刑人の剣(エグゼキューショナーズ・ソード)』を持っていることからわかる…
…ヤグーを『処刑』するつもりなのだ…!

ヤグーとミヤビは乱入者の出現に、唖然とするしかなかった…
こんな、何もない高原に、突如、暗殺者が現れるなんて…考えられなかった…

だが、唖然としていても仕方がない…相手はこちらを襲おうとしているのだ…
降り掛かる火の粉は払わねばなるまい…

そう決心したヤグーは、魔法の標的を、『二体の人型』に絞った…
(…オイラだって、痩せても枯れても、元・『暁の乙女』の親衛隊長!…後悔させたげるよ!)

無防備に、『二体の人型』がヤグー達に近づいてくる…
一歩一歩、間合いを詰めてくる…
間合いが10mぐらいになった時、『二体の人型』が、ヤグー達に向かって突撃してきた!

299 :名無し募集中。。。:2007/10/16(火) 08:16:48.59 0
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300 :名無し募集中。。。:2007/10/16(火) 09:29:09.33 O
ヤグー達の前に、突如として現れた『二体の人型』…
そして、ヤグー達に向かって突撃してくる!


勿論、ヤグー達も手を拱いてやられるほど、お人好しではない…
すでに、存在に気付いてからの迎撃体勢は整っていた…

「…でやぁぁぁー!」
ミヤビが手に持った杖を真一文字に水平に振り抜く!
杖の振り抜いた残像を追いかけるように、炎が草花を薙いでいく…
そう…近距離格闘用魔法・『キラーソー』だ…
炎の鋸が『人型』を直撃する…!

「…!」

…確かに手応えはあった…だが、それにも構わず『人型』達は突進を止めない!
『人型』達の突進を、辛うじて躱すミヤビ…
だが、その後ろには、ヤグーがいるのだ!
呪文の詠唱中で無防備な状態であれば、いくらヤグーが歴戦の強者でも、タダでは済まないだろう…

次第にヤグーと『人型』達との距離がほぼゼロになった…


だが、ヤグーは不敵になった微笑む…
「…よし!準備完了!」

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