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黒魔術師りしゃこ

1 :名無し募集中。。。:2007/06/26(火) 15:46:47.97 0
夏焼→いつもりしゃこをやさしく見守るお姉さん魔術師
   りしゃこより使える技は当然多い
くまぁず→実は何かと黒幕w

236 :名無し募集中。。。:2007/07/01(日) 14:05:12.56 O
ピーマッコ婦人の仕打ちに憤るサキとモモ

子供心によくわからないがなんとなく怒るりしゃことミヤビ

「絶対仕返ししてやるんだ!!」と鼻息の荒いチッサー

いつしか日も暮れようとしたので食堂を出ることにした

先に会計を済ませるために店主のところへ行くモモ

モモが会計を済ませたのを確認して店を後にするご一行

宿屋同様、憐れみの目で見られるご一行…

サキは理由を知っていたが敢えて何も言わなかった…
店でお別れの時、モモが急に「ギルドで仕事探しをしてきます〜ウフフ」と足早に一人立ち去っていった―

ここ数日のモモの働きをみて、信頼することにしたサキ

そしてりしゃこ達は宿屋へ帰って行く

が、何故かオ・カール姉妹もついてくる…

(きっと、途中までの道が偶然一緒なんだ…)と思い、すたすた歩いていくりしゃこ達…

だが、姉妹と別れることなく、宿屋に着いた…

「あれ?ねーちゃん達もここの宿屋なの?」
「…ひょっとして、チッサー達もここなの?」

偶然にも、同じ宿屋だったようだ

237 :名無し募集中。。。:2007/07/01(日) 14:53:40.08 0
州*゜ -゜リ

238 :名無し募集中。。。:2007/07/01(日) 15:21:21.18 O
そこでチッサーが両親を紹介する、という

隣の部屋に駆け込む。しばらくして人の良さそうな夫婦が出てきた。オ・カール夫婦だ

オ・カール夫婦はサキに丁重にお礼を述べ、立ち話もなんですから、とサキを部屋に招き入れた

その間、りしゃこ達は子供達同士で遊ぶことにした

オ・カール夫婦が言うには、ベリーナイスには、特産品『霊峰キノコ』を仕入れにやってきた、という。「マコーレ」に売り上げを奪われているが、『霊峰キノコ』だけはオ・カール夫婦店だけしか扱ってなかった
が、しかし、ピーマッコ婦人が仕入れ先を嗅ぎ付け、『霊峰キノコ』を二倍の値段で買い上げる上に独占契約を結ぼうとしてるのだ―
商売の世界は弱肉強食の世界だが、「マコーレ」には黒い噂も少なくない…

やりきれない気持ちのサキ
隣の部屋ではそんなことも知らず、無邪気に遊んでいる子供達

もし、今回の仕入れに失敗したら、オ・カール一家はどうなるだろう?

サキは小さな胸が締め付けられる思いに駆られた―

239 :名無し募集中。。。:2007/07/01(日) 15:36:42.98 0
川´・_・リ<みやはもっと小さいんデス

240 :名無し募集中。。。:2007/07/01(日) 15:44:18.36 0
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│ .ブックマーキングしとく課 │
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241 :名無し募集中。。。:2007/07/01(日) 16:21:58.87 O
長居をしたつもりだが、いつのまにか窓の外はすっかり暗くなっていた…

重い空気が漂う部屋の中、(自分に何かこの一家にしてあげられる事はないだろうか?)と考え込むサキ

ふと、窓の外で街の灯りをぼーっと眺めている内に閃いた―

「ちょっと待ってて下サイ」と言うなり、部屋に戻るサキ

遊んでいるりしゃことミヤビに手招きして呼び寄せる
「どうしたのサキちゃん?」「何か用かもん?」

せっかく遊んでいたのを中断されてちょっとご機嫌ナナメなミヤビとりしゃこ

「あのね…」と二人に耳打ちするサキ

「へぇ〜いいジャン!!」「何か面白そうだもん!」
とサキの考えにノリノリの二人

二人の意志を確認すると、オ・カール一家を呼び寄せるサキ

「これからオ・カールさん達にお見せしたいものがありマス」

と言うと、一家を街の外れに連れ出すサキ

そして誰もいない森の原っぱにくると、
「これからステキなショーが始まりマス!!」とサキが言った

だが、何もない原っぱで『ステキなショー』と言われて訝しがるオ・カール一家

242 :名無し募集中。。。:2007/07/01(日) 17:32:33.67 O
りしゃこが大したものだからギャップ感じて幼く見えるのかもしれん

243 :名無し募集中。。。:2007/07/01(日) 17:35:36.66 O
>>241
×長居をしたつもりが
○長居をしたつもりはなかったが

244 :名無し募集中。。。:2007/07/01(日) 18:24:00.98 O
ショーの始まりを告げた後、サキも森の中へ消えていく…

しばらくして

暗いはずの夜空が明るく照らされた…

花火だ―

滅多に見られない花火が次から次へと打ち上げられていく…

花火なんてとても高価なので、大きな祭ぐらいでしか使われない代物だ

興奮状態のオ・カール一家
そして10分ほどの短いショーが終わった後、汗だくのサキやりしゃこ達が森から帰ってきた

「わぁー!とってもステキー!!」
「りしゃこ、お前スゲーな!!」チッサー達も興奮醒めやらない

「でもどうやって花火なんて出来たんだ?」と聞くチッサー

事も無げにサキが
「…みんなにナイショだけど魔法だよ」と姉妹に耳打ちをする

「!!」言葉を失うオ・カール一家

それもそのはず、この世界では魔法が存在するとはいえ、使える人間はごく一握りだ。
そのため、王都・ハロモニアでは魔法の使える子供達をスカウトするという―

そんな珍しい魔法が見られたのだ―

245 :名無し募集中。。。:2007/07/01(日) 18:26:39.30 O
>>243

間違えました…orz

246 :名無し募集中。。。:2007/07/01(日) 18:34:57.52 O
花火が高価な世界観って素敵やん

247 :名無し募集中。。。:2007/07/01(日) 18:36:15.82 O
>>245
思考と指の動きについてこれない端末を作るメーカーが悪いのです

248 :名無し募集中。。。:2007/07/01(日) 19:17:47.17 0
☆ノノハヽ
州*^ -^リ

249 :名無し募集中。。。:2007/07/01(日) 20:17:52.18 0
イイヨイイヨー

250 :名無し募集中。。。:2007/07/01(日) 20:24:50.94 O
オ・カール一家が元気になったことで森から街へと帰り道をたどるりしゃこ達ご一行

ちょうど街の入り口に差し掛かってきた時だった

りしゃこがモモの存在に気付いた

そしてモモを呼び止めみんなで宿屋へ向かった途中チッサーから花火の話を聞いて本気になって梅しがるモモ

それよりモモが驚いたのはり3人が魔法使いだったことだ

今までナイショにされてたことに拗ねていたが、秘密を打ち明けてくれたことは素直に喜んでいた

サキはモモにギルドで仕事が見つかったか聞いてみた
「見つかったんですけどぉ、夜のお仕事なんですよぉウフフ」

と嘆いているのか嬉しいのかよくわからない返事だった

宿屋に帰ってきたりしゃこ達は魔法の使い過ぎに疲れたのかベッドに寝転がるなり寝息をたて始めた…

サキは寝付いたりしゃことミヤビをじっと見つめて、これからの旅のことなど物思いに耽っていた

251 :名無し募集中。。。:2007/07/01(日) 20:25:20.87 0
冒険小説らしく面白くなってきたぜ

252 :名無し募集中。。。:2007/07/01(日) 20:48:30.92 0
   |\
  /:: \
 <::::_____>
 州*‘ o‘リ  ☆ せなかがかゆいのおさま〜れ
  ノ つ つ/   ゚ .。.:*・゜☆
 /___|
  ∪∪


253 :名無し募集中。。。:2007/07/01(日) 21:29:57.49 0
州;‘ o‘リ ABABABABABABA

254 :名無し募集中。。。:2007/07/01(日) 21:32:04.64 0
   |\
  /:: \
 <::::_____>
 州*‘ -‘リ  ☆ りーたんを好きにな〜れ
  ノ つ つ/   ゚ .。.:*・゜☆
 /___|
  ∪∪

255 :名無し募集中。。。:2007/07/01(日) 21:34:37.80 0
もう十分好きだから大丈夫

256 :名無し募集中。。。:2007/07/01(日) 21:49:18.81 O
「?」

サキが何かの拍子に目を覚ますと窓の向こうの屋根づたいにピンク色の物体が走り抜けていくのを目撃した…ような気がした

しかし、屋根を移動する動物なんてネコぐらいしかいないし、ましてやピンク色のネコなんて見たことがない…

…サキは気のせいにすることにした…

ほどなくして、モモがこっそりと物音を立てずに帰ってきた

真夜中の仕事とは聞いていたが、こんなに遅いのにはびっくりした

「ふぁぁ…遅かったわね…一体、何の仕事だったの!?」

サキが起きてたのに驚いたモモ

そして酒場で働いていたことを明かす…

モモが無事帰ってきたことで急に猛烈な睡魔がサキに襲いかかってきた…

目を覚まして、気がつくと、サキのベッドにモモが潜り込んでいた―

夜遅くまで働いていたモモを労って寝かしてやることにしたサキ

だが、その時すでに事件が起きていた―

257 :名無し募集中。。。:2007/07/01(日) 22:02:14.94 0
   |\
  /:: \
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 州*‘ -‘リ  ☆ 好きな人と結婚出来ますように
  ノ つ つ/   ゚ .。.:*・゜☆
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  ∪∪


258 :名無し募集中。。。:2007/07/01(日) 23:01:51.02 O
目が覚めたサキは宿屋を出て、散歩がてらに朝のベリーナイスの街並を散策することにした

サキ達の宿屋のある東地区から一番の繁華街の中央地区まで歩く。8時だというのに賑わっている

この街で一番豪華な宿屋に差し掛かってきた時だ―

「ぎゃああああ〜〜〜〜〜!!」
とこの世のものとは思えない叫び声が聞こえてきた

豪華な宿屋からだ!

事件の匂いとお金の匂いを感じとったサキは宿屋のお手伝いさんをスルーしながら叫び声の元へと急いだ

そして部屋を探り当て、挨拶も無しに飛び込んでいった―

そこには笑撃の光景が広がっていた

叫び声の主・ピーマッコ婦人だが、厚化粧がグロテスクなものになっている上に、額に何故か『肉』と書かれていた―

きっと、朝一番に鏡を見て悲鳴をあげたのだろう…

笑いをこらえるのに必死なサキ

きっと、盗賊が入ったのに違いない…

根っからの商売人のピーマッコ婦人は素早く他に被害がないか、部屋の中をキモい厚化粧を落とすことなく調べてまわった―

そして、またしてもピーマッコ婦人がこの世のものとは思えない叫び声をあげた―

259 :名無し募集中。。。:2007/07/01(日) 23:23:30.16 0
   |\
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 州*‘ -‘リ  ☆ 週間1位にな〜れ
  ノ つ つ/   ゚ .。.:*・゜☆
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260 :名無し募集中。。。:2007/07/01(日) 23:37:02.91 0
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261 :名無し募集中。。。:2007/07/01(日) 23:56:45.29 0
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 州*‘ o‘リ  ☆ せなかがいたいのなんとかな〜れ
  ノ つ つ/   ゚ .。.:*・゜☆
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262 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 00:01:40.87 0
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 州*‘ o‘リ  ☆ 作者のネタがあふれ出るようにな〜れ
  ノ つ つ/   ゚ .。.:*・゜☆
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263 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 00:10:16.89 0
   |\
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 州*‘ -‘リ  ☆ ポツーン
  ノ つ つ/   ゚ .。.:*・゜☆
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264 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 00:46:25.92 O
すぐさまサキがピーマッコ婦人のところへ駆けつける
「…チャールズ!!チャールズ!!」

サキが見たのは、変わり果てたチャールズの姿

ふさふさだった自慢の毛並みは無惨にも羊のように刈り取られ、まるでチワワのようだ

「…一体誰ザマス!?ワタクシにこんなことする愚か者は!?」

鼻息荒く、報復を誓うピーマッコ婦人

ここでようやくサキの存在に気付いたピーマッコ婦人
早速、サキに
「あらアナタ!いいところにいたわ!ワタクシのチャールズをこんな目にあわせた犯人を捜し出して頂戴!!」とヒステリックに言い放つ

笑いをこらえるのに精一杯のサキだが、ちゃっかり
「じゃあ前金で…」と応酬する

「ンモー!!がめつい子ね!!いいわ!!これで十分ザマショ!?」と金貨の袋を投げてよこす

「毎度あり!!」と中身をあらためる現金なサキ

だが、途中で笑顔が鬼の形相に変化する―

265 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 01:17:46.38 O
サキがピーマッコ婦人に
「…オバサン、こんなのいらないわよ」と貰った金貨の袋を足元に投げてよこす
「…アラ、これでは不満なの?どんだけがめついのよ!?」と言いつつも、金貨の袋を拾うピーマッコ婦人
が、何かおかしい…

不審に思った婦人が袋の中身をあらためる
みるみると顔色が青ざめていく―

袋の中身は全部鉄クズと石ころだった―

慌てて他の袋の中身もあらためてみるピーマッコ婦人
予想通り、残りの金貨の袋もがらくただった―

「ムキー!!」と言うなり、泡を吹いて倒れてしまったピーマッコ婦人…

『金の切れ目が縁の切れ目』とピーマッコ婦人の部屋を後にするサキ…

266 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 01:30:54.10 0
   |\
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 州*‘ o‘リ  ☆ みやのおっぱいがおおきくにな〜れ
  ノ つ つ/   ゚ .。.:*・゜☆
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  ∪∪

267 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 01:57:47.11 O
ピーマッコ婦人が泥棒にあったことを早く言いたくて、早足で宿屋に戻るサキ

ちょうど、ミヤビとりしゃこが目を覚ましていた

「…ねぇ、チョット、聞いて聞いて!!」と人の不幸を嬉しそうに話すサキ

ピーマッコ婦人に天誅が下ったことに大喜びするりしゃことミヤビ

早速、二人は隣のオ・カール一家の部屋へ飛び込んでゆく

朝っぱらから迷惑をかけては…と二人の後を追って部屋に駆け込むサキ

ちょうど、オ・カール一家も目が覚めたところらしい
「チッサー、ニュースニュース!!」と嬉しそうにしてる二人

ただ、興奮のあまり、何を言ってるのかわからない…
仕方なく、目撃者のサキが事の顛末を話すことにした
思わぬ吉報に早速、身支度を整え、仕入れ先へ向かうオ・カール夫婦

その間、チッサー姉妹はりしゃこ達と遊んで待つことにした―

2時間後、満面の笑みを浮かべたオ・カール夫婦が帰ってきた

予想通り、霊峰キノコの仕入れを契約できた、と言う
オ・カール一家の苦労を知ってるだけに、りしゃこ達はまたも大喜びだ


268 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 06:01:30.11 O


269 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 06:04:13.97 0
ほぜん

270 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 06:29:46.37 O
大喜びのりしゃこ達だったが、いつの時代も出会いがあれば別れもある―

ピーマッコ婦人の盗難騒ぎで大逆転したオ・カール一家がすぐさまキュートの街へと戻る、というのだ―

商売の世界は弱肉強食、とサキは理解できても、子供達には理解できるものではなかった…

夕方にはベリーナイスを発つ、ということで、サキと子供達とで街に遊びにいくことにした―

一方、モモもようやく眠い目をこすりながら起きてきた

サキがオ・カール一家とのお別れの件を伝えて、最後に子供達と街へ遊びにいくのでモモを誘ったのだが、「仕事が残っているからゴメン」と断ってきた

仕方なく、子供達と遊びにいくサキ

お腹いっぱい思い出いっぱいみんなで遊び回った



そしていよいよお別れの時がきた―

271 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 07:50:26.50 O
沢山の霊峰キノコを積んだ馬車がベリーナイスを発とうとしている

りしゃこ達とオ・カール一家はたった2日間だったが、とてもステキな時間を過ごすことが出来た

名残惜しむ両者

不意にモモからチッサー姉妹にプレゼントがある、という

「わあっ!とっても可愛い!!」「可愛いじゃん!」
それは手作りのピンクの熊のぬいぐるみだった

(仕事が残っているから、ってこの事だったのね…)とサキは感心する

272 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 08:35:33.74 0
   |\
  /:: \
 <::::_____>
 州*‘ -‘リ  ☆ みやのおっぱいがおおきくにな〜れ
  ノ つ つ/   ゚ .。.:*・゜☆
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  ∪∪

273 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 09:26:56.77 O
朝早くからワオキツネザル

274 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 11:44:39.21 0
   |\
  /:: \
 <::::_____>
 州*‘ -‘リ  ☆ みやのおっぱいがおおきくなりにくくな〜れ
  ノ つ つ/   ゚ .。.:*・゜☆
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  ∪∪


275 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 11:45:40.89 O
そしていよいよ本当にお別れの時がきた

「今度はオレん家に遊びに来いよ!じゃあな!!」

「うん…きっと遊びに行くもん!!」

子供達同士の可愛いらしくてまぶしい友情物語―

みるみるうちに馬車が遠く…そして見えなくなっていく…

いつしかりしゃこの目に涙が光っていた…

「ねぇ泣いてるの、りしゃこ?」とミヤビが声をかける

「…泣いてないもん!泣いてたらチッサーたちが帰れなくなるから泣かないもん!!」

ちょっと強がっているりしゃこがいじらしくて、ミヤビは何も言わず、ぎゅっと抱き締めた…

強がっていたりしゃこも寂しかったのをこらえきれず、ミヤビの胸で泣き始めた…

そんな光景を見て、お母さん気分のサキ

276 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 11:58:02.97 O
「…行っちゃったね…」
とポツリと言うモモ
「あのぬいぐるみ、大事にしてくれるかな…?」

「…大事にしてくれるよ、きっと」と答えるサキ

「そうだよね!?そうじゃなかったらチャールズも浮かばれないものね!!」

「チャールズ?」

「…ううん、独り言独り言…」

怪訝そうな顔をするサキ



一方、その頃、オ・カール一家の馬車の中でも、とんでもない事件が発生していた―

街へ帰る道中のオ・カール一家が野宿をしていると、食料袋の中から小さな重い袋が4つ出てきた

早速、中身をあらためてみると金貨がぎっしり詰まっていて、ピンク色のメッセージカードが入っていた―


『M.P参上』―

277 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 12:24:12.89 0
モモw

278 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 14:19:41.18 0
( ;∀;)イイハナシダナー

279 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 14:44:20.18 O
オ・カール一家が去って、りしゃこ達もベリーナイスを後にすることにした

結局、戦力補強がうまくいかなかったので、滞在する理由が減ったのだ

また、モモが『夜の仕事』をしてくれたおかげで資金的なゆとりが出来て、次のキュート地域に旅立つ準備が出来たのだ

「ねぇ〜?これからど〜するのぉ〜!?」

今までの居候の立場はどこへやら、すっかり仲間のポジションに収まったモモがサキに訪ねる

「とりあえず、この森を抜けた方が近道だと思うの」
と、サキが地図で森の位置を指す

サキの指した場所をみて、モモが血相を変えて大反対した
「そこは『妖精の森』。だけど、今では『迷いの森』なのよ〜」

モモが言うには、最近になって妖精の森で遭難者が多発してると…

ただ、大人のサキを説得できても、「妖精さんに会いた〜い!!」と駄々をこねるりしゃこを説得するのはさすがのモモでも無理だった…

りしゃこ一行は妖精の森へと進路をとった―

280 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 16:03:29.50 0


281 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 16:39:47.35 O
モモの助言をスルーして妖精の森へ向かうりしゃこ一行

かく言うモモも内心、妖精には興味があった。むしろ、誰よりも妖精さんに会いたい、と思っていたのだ―
わざと、逆の助言をして妖精の森に進路をとらせてしまったモモ、さすがプロである―

森の入り口の段階で、妖精話で盛り上がるりしゃこ達
「ねぇねぇ、妖精さんってどんな格好してるのかな?」とミヤビ
「いろんな妖精さんがいるらしいよ」とサキ
「けっこう美しい、って言うよね〜」と再びミヤビ
「可愛い妖精さんがいいもん!」とりしゃこ

「でもぉ、ムキムキマッチョの妖精さんだったらヤですよぉ〜ウフフ」とモモ

一瞬、想像して凹んでしまうりしゃこ達

「モモ〜!そんなこと言わないでよもう!」とせっかくの妄想が台無しになり、ちょっぴりご立腹のミヤビ
「ホント、夢が無いわねぇ〜」とサキ

「でも強そうだもん!」とマッチョもまんざらでもないりしゃこ

そんな調子で妖精の森に入り込んだ―

282 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 16:59:50.81 O
妖精の森は『迷いの森』のイメージと違って、木漏れ日の差し込む、おとぎ話に出てきそうな森だった

妖精さん見たさで森に入ったりしゃこ一行にすれば、妖精どころか動物一匹すら出て来ない森にはガッカリしていた

「…妖精さん、出て来ないねー」
「…うん」
「せっかく楽しみにしていたのにー」
「モモもですぅー」
「あんたは反対しとったやん!?」
「えへへ、やっぱりモモも見たかったですよぉ〜」

そんなおバカな会話の中、ずっとりしゃこが黙り込んでいる―

異変に気付いたミヤビが
「りしゃこ、どうしたの?気分が悪いの?」と問いかけるが、
「…ううん」と首を横に振る

「お腹が空いたの?」とサキの問いかけにも首を振る
「じゃあ、どうしたの?」とモモが優しく問いかけると、我慢しきれなくなって
「…りーちゃん、おしっこ!!」と恥ずかしそうに言った…

283 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 17:49:23.48 0
りしゃこは愉快だな

284 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 19:21:45.72 0
州*‘ o‘リ<ほ

285 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 20:08:36.24 0
川´・_・リ<の

286 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 20:09:37.09 0
ル*’ー’リ<ま

287 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 20:10:23.54 0
ノノl∂д∂'ル<ら!

288 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 20:23:42.86 0
>>284-287

ゴゴゴゴゴゴゴ…

遠くで地鳴りのような音が聞こえた

289 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 20:46:22.53 0
どんな呪文だよ

290 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 20:55:10.65 O
>>288の続き

ゴゴゴゴゴ…

馬車から降りて用を足そうとしたりしゃこだったが、突然の地鳴りに少し先走ってしまった…

ようやく地鳴りが止んで、あらためて用を足して、ホッと一息つくりしゃこ

と、その時、茂みががさがさっと揺れた

尻もちをついてアバるりしゃこ

だが、茂みから出て来たのは、可愛いらしい、栗鼠のような生物だ

思わず、その栗鼠のような生物の後を追いかけるりしゃこ

りしゃこの帰りを待ちわびるサキ達
あまりに遅いのでりしゃこを手分けして捜すことにした―


291 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 20:59:28.69 0
栗と栗鼠

292 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 21:00:16.14 0
>>289
スッペシャルジェネレーション

293 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 21:00:58.04 0
>>16
>明神 貧乏暮らしをしているが実は皇女..

って誰ですか?

294 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 21:09:50.52 0
州*‘ -‘リ<ほ

295 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 22:32:17.64 0
>>293
ネタに釣られるな

296 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 23:28:35.53 O
栗鼠のような生物を追いかけているうちに、馬車から離れてしまい、帰り道がわからなくなるりしゃこ―

街とは違って、道を尋ねることは出来ないし、目印になる建物もない…

見渡す限り、樹木ばかり…
心細くなり、サキ達の名前を叫ぶが返事が返ってこない…

途方にくれて座り込み、泣きべそをかくりしゃこ―



どれくらい、独りぼっちで泣いたのだろう…

ふと、気がつくと、りしゃこが追いかけていた栗鼠のような生物がりしゃこの傍に近寄っていた

すがるような思いで栗鼠のような生物に手を差し出す―

栗鼠のような生物は、しばらくはりしゃこを警戒していたが

その後、りしゃこの肩の上に飛び乗り、座り込んだ

懐いたのだ

顔をすり寄せてくる栗鼠のような生物

和んでいたのもつかの間、再びりしゃこの前に予期せぬ来訪者が現れた―

297 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 23:41:54.87 O
茂みから、一際大きな物音がする―

さっきの生物の比ではない…

りしゃこの肩に乗っていた生物もりしゃこから飛び降り、再び茂みの中へ消え去ってしまった…

また独りぼっちになり、不安が募る

茂みからの物音がだんだんりしゃこに近づいてきているのがわかる…

今までりしゃこは魔法を生きてない対象物に使ったことはあっても、生き物相手に使ったことはない…

誰よりも寂しい思いをしているから、誰よりも優しい子なのだ

茂みの向こうの生き物に魔法を使うのはしたくない―
でも、使わなきゃ自分の身が危ないことは本能でわかる―

初めての実戦での魔法に足元が震えるが、りしゃこは決心した



茂みからの物音がもうすぐ側まで来ている

ようやく物音の主が顔を出した

298 :名無し募集中。。。:2007/07/02(月) 23:50:17.53 0

    /\___/ヽ
   /''''''   '''''':::::::\
  . |(●),   、(●)、.:| +
  |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
.   |   `-=ニ=- ' .:::::::| +
   \  `ニニ´  .:::::/     +
,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、.
:   |  '; \_____ ノ.| ヽ i
    |  \/゙(__)\,|  i |
    >   ヽ. ハ  |   ||


299 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 00:08:21.97 0
ちょwwwwwwwww

300 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 00:50:42.04 O
茂みから顔を覗かせたのは全身毛むくじゃらのゴリラみたいな化け物だった

その毛むくじゃらの化け物がりしゃこに無防備に近寄ってくる
その威圧感にアバってしまうりしゃこ

さっき用を足したばかりなのにおもらしをしてしまいそうだ…

だが、りしゃこは無我夢中で化け物に火の玉の魔法を放つ―

化け物に一直線に飛んでいった…

成功した!

見事に化け物にヒット!



したかに思えたが、なんと化け物はりしゃこの魔法を素手で払いのけた

打つ手がなくなったりしゃこ。思わず脱力して、その場にへたり込む…

化け物は一歩、また一歩とりしゃこに近寄ってくる…
もうダメだ…りしゃこに大声で泣き叫ぶ暇すらなかった

化け物がりしゃこの頭をむんずと掴む―

301 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 01:08:20.24 O
りしゃこの頭をむんずと掴んだ化け物

りしゃこの頭の中では、きっとこの化け物が、りしゃこに味噌かマヨネーズでもつけて、頭からボリボリ食べると思っていた

このままだと死んでしまう…ママにも会えなくなる…
頭を化け物に掴まれたまま、りしゃこは大声で泣き叫ぶ

すると、化け物が予期せぬ行動に出た

りしゃこの頭を掴んでいた手を降ろし、りしゃこをぎゅっと抱き締める―

泣きじゃくっていたりしゃこが化け物の胸に収まった格好だ

化け物を通じて伝わってくるぬくもり―

ふと、りしゃこは
「…ママ…」と口にした…
それを聞いた化け物が以外なことに
「…ママが恋しいのか?とゆいたい…」
と人間の言葉をしゃべるではないか!

呆気にとられるりしゃこ…

302 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 01:23:59.32 0
イイヨイイヨー

303 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 01:26:34.99 0
ここで茉麻かよw
誕生日記念か

304 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 02:21:32.44 0
ママ登場

305 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 05:08:05.57 0


306 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 06:00:21.33 O


307 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 06:55:14.86 O
人間の言葉をしゃべる化け物にびっくりしていれりしゃこに対し、
「…ちょっと待てとゆいたい」といって、抱きつくりしゃこを一旦離し、なにやら呪文を唱える化け物…

すると、一瞬、化け物がまばゆい光に包まれたかと思うと、あっという間に人間に早変わりした―

突然の出来事にまたもアバってしまうりしゃこ

「びっくりしたか?とゆいたい」と元・化け物

うなずくりしゃこ

続けて「…ウチの名前はマァ=サ。妖精の一族。今後ともよろしくとゆいたい」と元・化け物が自己紹介をした

はからずも、『妖精さんに会いたい』という希望が叶ったりしゃこ。ご丁寧にムキムキマッチョの条件も満たしている…

「…迷子になったのか?とゆいたい」とマァが尋ねると、黙ってうなずくりしゃこ

「ちょっと待つがいい、とゆいたい」
いつの間にか、マァの傍に例の栗鼠のような生物が待機していた

「マイハ、頼んだ、とゆいたい」というと、栗鼠のような生物・マイハは茂みの中に再び消えていった―

「大丈夫、とゆいたい」といって、また優しくりしゃこを抱き締めるマァ

308 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 08:46:47.91 O


309 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 08:47:51.17 0
州*‘ o‘リ<ほ

310 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 08:47:53.55 O
一方、りしゃこを手分けして捜しているサキ達

お互い声を掛け合いながらの作業だったので、りしゃこのようにはぐれることはなかった

「どう?手掛かりは?」
「…ううん、何にも…」
「ホントにどこ行ったのかしら?」
「見つけたら、モモがくすぐりの刑にしてやるんだから!」と重い気分を紛らわせながら捜索作業を続ける

と、3人の前にマイハが現れ、手招きをするではないか―

道をひょいひょい進むマイハの後をついていく3人

311 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 09:33:14.41 0
州*‘ -‘リ<ぜ

312 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 09:42:33.19 0
州*‘ -‘リ<ん

313 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 10:26:02.64 O
州*‘ -‘リ<ほぜんだもん

314 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 10:45:59.52 0
州*‘ -‘リ<だ・もーん

315 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 11:12:16.27 O
☆ノノハヽ
ノノl∂3∂'ル<Hold on my love

316 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 11:43:29.34 0
州*‘ -‘リ<恋がメラメラ♪

317 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 11:48:12.33 O
☆ノノハヽ
ノノl∂д∂'ル<キャーリーオーンッ!

318 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 11:59:26.93 O
栗鼠のマイハの後をついていくと、やや大きめの広場で、りしゃこと見知らぬ女性が抱き合っているのを発見する3人…

りしゃこを見つけた嬉しさから、思わずミヤビが
「りしゃこ〜!!」
と叫ぶ

ミヤビに気付いたりしゃこも顔をくしゃくしゃにして「みや〜!!」
と叫ぶ

そして抱き合って、大声で泣き出す…

サキとモモは敵ではないと思ってはいるが、用心のため、女性に素性を尋ねた

マァが妖精である、と明かすとサキとモモは不謹慎にも
「プッ!」
と吹き出してしまった…
みんなで会話してたムキムキマッチョの妖精が、本当に実在してたからだ…

みるみるうちに機嫌の悪くなるマァ…

やがて

从#゚ー゚从<お前ら、マヨネーズをつけて頭からボリボリ食べてやるぞ!とゆいたい

とへそをまげてしまった…

319 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 12:23:15.31 0
                     ヽ_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ノ
              m       )                       (
              ノ    r 、  )  まあさあああああぁぁぁぁぁぁぁ! (
    l^ヽ'"'"~/^i'ツ'∧_∧ /    )                       (
  ヽ゛        'ミ,    )   __Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y
  ミ o ゚ ー ゚   と,   ヽ ==--- ̄ ̄
  ッ       _   "ミ__>  ====----
 (´彡,.     (,,_,ノ  _ヽ_)_)
     "'"'゛''""''''゛""´
            ばふっ

320 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 12:25:06.21 0
    |^ヽ'"'"~/^i'ツ'
   ヾ        'ミ
   ミ  # ゚ ー ゚   "ミ <お前ら、マヨネーズをつけて頭からボリボリ食べてやるぞ!とゆいたい
   ッ       _   "ミ  
  (´彡,.     (,,_,ノ  _'ミ
      "'"'゙''""''''゙""´


321 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 12:25:39.26 O
へそをまげてしまったマァ
申し訳ない気持ちのサキとモモ

そんな時、

ぐぅ〜〜ぐぅ〜〜〜〜〜

と大きな腹の虫が聞こえてきた…

サキとモモは思わず
『誰だ!?ここで石臼をひいているのは!?』

とボケようとしたが、味噌をつけられて、頭からボリボリ食べられたくなかったので必死にスルーした…

从o゚ー゚从<…腹がへったとゆいたい

とマァが言ったので、絶好の仲直りの機会だと思い、一緒にお昼ご飯を食べることにした―

322 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 12:27:30.51 0
>>40
フィーバーゴーストかよ

323 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 12:39:20.85 0
                    .・。゚・.・。゚゜。゚・。.
              。・゚・゚          ・゚.
             。・             。・。
             。・               ゚・゚
           。・               。・。・゚・
          。・                。・ 。・゚・
         。・               。・゚・ ゚・。・゚・
         。・            。・゚・。・゚・。・゚・・゚・。・゚・
         。・        。・゚・。・゚・ 。・゚・。・゚・ 。・゚。・゚・
   ∧,,∧   。・   。・゚・。。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・゚ ・。・゚・。・゚。
  (;`・ω・) 。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・ 。・゚・。・。・
  /   o━ヽニニニニニニニニニニニニニニニニニニフ
  しー-J
         みんなのためにチャーハン作るよ!

324 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 13:11:25.76 O
☆ノノハヽ
州*‘ o‘リ<むしゃぱくごくり

325 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 13:15:25.07 O
早速、お昼ご飯を用意することにした

妖精のマァにすれば、街の食材などは珍しいものばかりだった…

いざ、ご飯となると、人一倍どころか二倍、三倍の食欲のマァ…

あっという間に一日分の食料がマァの胃袋に消えていった…

すっかり機嫌が良くなったマァが自分のこと、森のことを話し出す

326 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 13:51:14.54 O
高くついたな

327 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 14:26:02.99 O
☆ノノハヽ
州*‘ -‘リ<雲に乗ってお昼寝するもーん

328 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 14:39:54.63 O
☆ノノハヽ
ノノl∂_∂'ル<ほのまら

329 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 15:58:43.75 0
ゴゴゴゴゴゴゴ…

330 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 16:14:30.07 0
パルプンテなのかバルスなのかわあらんがあぶない呪文のようだw

331 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 17:50:07.25 0
ワロス

332 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 18:21:01.58 O
マァが言うには、この『妖精の森』には、複数の妖精の種族がお互いの利点を活かしあって生活してる

マァの種族は魔法よりかは身体能力に優れているため、守人みたいな役割だと言う

また、森に入ってきた人間に危害を加えるつもりがないので、わざと化け物の姿に変化しているのだ―と

「へぇ〜!わたし、てっきり化け物の方が本物って思ってたの!」
とうっかり本音を言ってしまったモモ



その直後、モモにマヨネーズが塗られたのは言うまでもない…

333 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 18:34:24.29 0
ワロタ

334 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 18:52:02.58 O
気を取り直して、再び話し出すマァ

ただ、最近では妖精の中でも人間の生活に興味を示して、人里に降りてくるものも少なくないと言う

かく言うマァも、人間の食べ物に興味があり、一度は人間の生活をしてみたいのだ―と熱く語る

「別にいいんじゃないのぉ〜?」とマヨネーズを拭きながらモモが言う

「そうはいかない、とゆいたい」とマァが答える

なんでも、マァは意外なことに、一族の長の娘だったのだ―

「じゃあ、さしずめマァ=サ王だよね、マァ=サ―王…」

華麗にギャグが滑ったサキ…



その直後、サキの頭の上に味噌がのっけられたのは言うまでもない―

335 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 19:26:39.98 0
マヨネーズ好きなんだね

336 :名無し募集中。。。:2007/07/03(火) 20:14:36.43 O


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