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マーサー王物語

1 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 05:57:05.27 0
そして13人の円卓の騎士

2 :乙女チック ◆7x64//iP8U :2007/06/07(木) 05:58:40.12 O
マーさー

3 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 06:02:47.08 0
    i^Y^Yi
  ★ ノノハヽ     
  ┃从o゚ー゚)<スレを立てたはいいけど実は完全な見切り発車だとゆいたい
  とヾミ彡ミフつ  
  ┃ノ: : 《》:ヽ     
  く;_;_;_人_;_;ゝ  

4 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 06:05:08.74 0
マーサー王を守る事を生きがいとしている側近クマイチャン・ピリリマデ・ユリーネ
そしてそのクマイチャンの永遠のライバルであるナカサキ・キュフフ

5 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 06:07:31.71 0
クマイチャン・ピリリマデ・ユリーネはその長身を活かして名刀「アンゼンピンヲノバシタヤツ」を力強く扱う事が出来るのだ

6 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 06:12:45.60 0
正統派の戦闘スタイルのクマイチャンとは対称的にナカサキ・キュフフは技巧派
普段はブースカにしか見えない容姿をしているが戦場に立った時には王国一の舞闘師となるのだ
鮮やかに曲刀「レイトウバナナ」を振り回す姿は「キュフフの確変」とも呼ばれる

7 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 06:19:10.14 0
ちなみにクマイチャン・ピリリマデ・ユリーネとナカサキ・キュフフの決闘の戦跡は100戦50勝50敗である

8 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 06:27:26.84 0
そして今日、巌流島でクマイチャンとナカサキの101戦目が行われるのであった

9 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 06:29:22.99 0
食卓の騎士?

10 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 06:30:01.15 0
    i^Y^Yi
  ★ ノノハヽ     
  ┃从o゚ー゚)<腹減ったとゆいたい
  とヾミ彡ミフつ  
  ┃ノ: : 《》:ヽ     
  く;_;_;_人_;_;ゝ  


11 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 07:55:39.05 0
「いざ勝負!!!」
ナカサキに一気に突進していくクマイチャン
しかしナカサキはヒラリとかわす
「相変わらずクマイチャンはピリリマデだなぁ」

12 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 08:11:48.36 0
クマイチャンのふところに潜り込むナカサキ
「クマイチャン、クマイチャンは手足が長いから接近戦に弱いよね」
そう言ってクマイチャンの首を切り落とそうとするナカサキ

13 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 08:20:43.67 0
(完全に捕えた!!!今日こそクマイチャンには死んでもらう!!!)
渾身の力で曲刀レイトウバナナを振り下ろすナカサキ
しかしそのナカサキのぽっこりお腹に強烈な勢いで衝突する謎の鉄球
「キュフッ!?」
「だ、誰が!?・・・・ああっ!」

数メートル先に二人の戦士が立っていた
ナカサキを狙撃した張本人チナミ・エナリズム・レッドウエスト
そして王国きっての実力者ミヤビ・アゴロングであった

14 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 08:29:56.99 0
吹っ飛ばされるナカサキを見て怒り狂うクマイチャン
「ナ、ナカサキをいじめていいのはあたしだけなんだよ!!!」
名刀アンゼンピンヲノバシタヤツで二人に切りかかるクマイチャン
しかし猛虎・・・いや猛熊の如きクマイチャンをいとも簡単になぎ倒すミヤビ・アゴロング
クマイチャンの名刀が金属音とともに遠くへ飛ばされてしまう
「勘違いするなよクマイチャン、今夜我らがマーサー王が狙われるという情報が入ったんだ
 お前達が決闘して死ぬのは勝手だが・・・それはマーサー王国が平和になる日までとっておけ」

その一連の光景を見て信じられない顔をするナカサキ
「あ、あのクマイチャンの突進を素手で!?・・・
 いや確かに金属音はしたはず・・・しかしミヤビは武器を持っていない・・・何故だ!?」
「そりゃあミヤビはベリーズ6戦士の中で一番強いからだよ」
ナカサキを手当てしながら言うチナミ・エナリズム・レッドウエスト

15 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 08:42:18.71 0
手負いの二人を担いでいくミヤビとチナミ
「では本題に入ろう」真剣な顔で口を開くミヤビ
「マーサー王に対して脅迫状が届いたのだが誰から届いたのかも何人で攻めてくるかもわからぬのだ
 しかもベリー6戦士のうち今日城下町付近に居るのは私とチナミとクマイチャンのみだ」
「キュート7戦士もほとんどが遠征に行ってるから私とオカールとウメサンしかいない・・・」
「そう、だから全員が力をあわせてマーサー王を守るべきなのだ
 ベリーズ6戦士とキュート7戦士がつまらない事で争っている状況ではない」

16 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 08:55:34.19 0
「でも待って!」
大声でミヤビを制するナカサキ
「私は正直クマイチャンと組みたくないがマーサー王の命に関わるなら全力でベリーズと共に戦う
 おそらくウメサンもベリーズと仲がいいから共闘になんの問題もなく賛同してくれると思う
 しかしオカールは・・・オカール・ブラウンコッチェビはベリーズと共に戦いたがらないと思う
 彼は貧民街からの出身だから上流階級揃いのベリーズ6戦士を嫌ってるのよ・・・」

17 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 09:12:58.63 0
「ウチらも全員が全員上流階級ってわけじゃないんだけどなぁ・・・」困り顔のチナミ
「とにかく戦力はオカール抜きの5人だと覚悟したほうがいいわ
 残念だけど私とウメサンには彼を説得できそうにないから・・・
 今の彼が尊敬してるのはキュート戦士団長のあの人くらい・・・それほど警戒心が強いの」申し訳なさそうな顔をしながらナカサキ
「キュート戦士団長は遠征の要だから仕方ないよね〜・・・せめてマイハさえ見つかれば・・・あっ」途中まで言いかけて自分の口を塞ぐチナミ
「チナミ、マイハの話は禁止だと言ったはずだ」怖い顔で睨むミヤビ
「ご、ごめんなさい」

18 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 09:41:48.62 0
「納得いかないよそんなの」ボソッと言うクマイチャン
「クマイチャン?・・・」
「マーサー王の命が危ないってのに自分勝手に戦いたくないなんて許せないよ!
 口で言って聞かないなら私が力づくでも戦場に連れてきてやる!!!」興奮しながら熊井ちゃん

そんな熊井ちゃんを見て呆れるミヤビ・アゴロング
「クマイチャン、もしクマイチャンがオカールに勝ったとしてもボロボロになったオカールを連れてきてどうする?
 しかもクマイチャンだって無事じゃ済まないはずだ・・・そしたら逆に戦力が下がると思わないのか?」
「えっ・・・そっかぁ」感心するクマイチャン
「だったら刀を使わず拳で説得する!それなら戦場に来れるでしょ」

19 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 09:55:25.54 0
「何を言ってるの!!オカールに素手で挑む馬鹿なんて聞いた事ない!」
「クマイチャンそりゃ無理な話だよ!オカールってキュート7戦士の中で一番すばしっこいって聞くし」
「クマイチャン冷静になるんだ・・・クマイチャンは今夜の襲撃まで体を休めるべきだ」
呆れたようにモノを言うナカサキ、チナミ、ミヤビ
しかし反論もクマイチャンには熊耳東風、自分の意見を曲げないのであった
「大丈夫だって大丈夫だって、この長い腕があれば一撃も喰らわずフルボッコに出来るはずだから」

「ケッ、誰がフルボッコになるって?舐められたモンだな」
4人はドキリとした、なぜなら声の先には何故かオカール・ブラウンコッチェビが立っていたからだ

20 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 10:47:20.52 0
「逆に俺がてめーをフルボッコにしてやんよ」
右手に取り付けた鋭いジャマダハル、その名も「ケーキノアルミホイル」をクマイチャンに向けるオカール
「前々からベリーズ6戦士は痛い目に合わせたいと思ってたんだよ、おいデカブツさっさと剣を取りな」

「いや、剣は使わない!オカール、お前を戦場に連れて行くために拳ひとつで適度にボコる!」

21 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 11:47:10.99 0
ぶちギレたオカール、目にも止まらぬ速さでクマイチャンの人体急所5箇所をジャマダハルケーキノアルミホイルで突く
そして何事も無かったかのように元の場所へ戻っていく
「ベリーズ6戦士も所詮はこんなもんか、こりゃキュート7戦士だけに任せて解散したほうがいいんじゃねえのか?」
心の底からクマイチャンを馬鹿にするオカール

クマイチャンに駆け寄るチナミ、オカールを睨みつけるミヤビ、そして複雑な心境のナカサキ

22 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 12:20:49.95 0
「ここまでする必要は無かったはずだ、例えお前が認めなくても私達はマーサー王に選ばれし食卓の騎士なのだぞ?」
冷静を装いつつも静かな怒りが見え隠れするミヤビ
「そんな弱いやつ足を引っ張るだけだからさっさと抜けちまったほうがいいだろ
 食卓の騎士は戦力外は抜ける規則があるんだろ?だからマイハもお前らが抜けさせたんだろ?」
「マ、マイハの事は言うな・・・!」
拳を握るミヤビ、いつの間にか戦闘の構えを取ってしまう
「なんだお前も素手で俺に挑むのか?あのデカブツの用に一瞬でおねんねさせてやるよ」
「素手ではない、武器は私の身に常に携えている!」
対峙するミヤビ・アゴロングとオカール・ブラウンコッチェビ

23 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 12:43:47.14 0
「お前も脱退させてやる!」クマイチャンにやったのと同じように5つの人体急所を突くオカール
しかし顎と胸を突いた時点でケーキノアルミホイルが折れてしまう
「な、なにぃ!?」
「残念だったな、私の顎と胸には鉄板が埋め込んである・・・これが私の武器であり防具だ
 私の鋼鉄の胸を貫いた者は今までに一人もいないし私の刃の顎の一太刀を喰らって立っていた者もいない!」
仕込み刀「猪木辻本」でオカールに峰打ちをするミヤビ

24 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 13:34:45.49 0
ふと目覚めるクマイチャン、どうやら休憩室で寝ていたらしい
「ば、馬鹿な・・・俺の突きを喰らったら死ぬか1週間は生死をさまようはず・・・」
ねぼけ熊さんなクマイチャンの目の前には驚いた顔のオカール、そしてナカサキとキュート戦士の一人であるウメサン
「そりゃそうよ、クマイチャンは私のライバルなんだからいくら素手とは言えオカールなんかに殺されるはずがないんだから」
心なしか喜んでるように見えるナカサキ・キュフフ
「クマイチャンは身長が高いからきっとオカールの人中突きが届かなかったのね」
そう言ってクマイチャンの汗を優しく拭いてあげるウメサン・アラブ・ソイビーン

25 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 13:41:58.29 0
「あ!そういえばオカール結局マーサー王を守るの!?守らないの!?」思い出して必死になるクマイチャン
「お前には圧勝だったけどミヤビのやつには負けちまったからな、約束は守るよ」
「圧勝じゃないじゃない!クマイチャンは剣を持てばオカールなんかちょちょいのちょいだよ!リーチが圧倒的なんだから!」
クマイチャンをフォローするナカサキ

「それよりさっきマーサー王が呼んでたよ、今城内に居る食卓の騎士は全員集合らしいから早くいかないとね」
優しい口調で言うウメサン

26 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 13:45:21.74 0
これかなり面白いな
作者さん頑張ってくれ

27 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 14:24:38.56 0
>>26
サンクス(*^-^*)


マーサー王の間に集結する6人
「ミヤビ・アゴロング、チナミ・エナリズム・レッドウエスト
 クマイチャン・ピリリマデ・ユリーネ、ナカサキ・キュフフ
 ウメサン・アラブ・ソイビーン、オカール・ブラウンコッチェビよ今日はよろしく頼むとゆいたい
 相手の目星はまるでついていないがお前達が力を合わせれば確実に撃破できるとゆいたい」
「分かりましたマーサー王、全員ではありませんがベリーズとキュートが共闘すれば倒せない敵などございません」

28 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 14:42:28.79 0
「配置は・・・どうしようか?」ミヤビに聞くウメサン
「城外にも兵は多くいるだろうし私達食卓の騎士は王の間の前に集結したほうが良いと思う
 例え兵達が決壊しても私達が最後の砦として王の間を死守すれば問題ない
 敵が王を殺すにはそこしか入り口はないのだから」

「でも私とチナミの武器なら室内より室外向きだから空から兵を援護した方がいいんじゃないかな?
 私とチナミを守りながら戦うのも大変でしょ?」
「それもそうだな、ではウメサンとチナミには別行動してもらおう」

29 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 14:46:46.14 0
小説スレ久しぶりに見た

30 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 14:49:03.25 0
自分で言うのもなんですが小説って呼べる代物では決して無いので
まぁ生暖かく見守るなり見限るなりしてください

31 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 14:56:51.42 0
ミヤビとウメサンがなんか難しい話をしてるので退屈なクマイチャン達
「そういえばウメサンって強いの?いつもおっとりしてる感じでそんな強くなさそうなんだけど」
そんなクマイチャンの何気ない発言にびっくらこくナカサキとオカール
「強いに決まってるでしょ!たぶんベリーズで言う所のミヤビくらい強いんだから!」
「ありゃ強いなんてレベルじゃねーよ!!俺なんか100回くらい模擬戦したけど1回も勝てなかったての!」
二人が怒鳴るのでちょっとビビっちゃうクマイチャン
「そ、そうなんだ・・・ナカサキとオカールがそんなに言うなら強いのかもね・・・」
「当然だよ!しかも隊長とウメサンが組んだ時なんかそりゃもう凄いんだから」

32 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 14:56:56.58 0
かなり期待して見守ってるよw
でも気にせずに気楽に書いて下さいな〜

33 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 15:20:26.23 0
なんやかんやで夜になり本格的に兵士達は自分達の配置へ
そしてウメサンとチナミは城の城壁上へ、残りの食卓の騎士は王室前へ
「ねぇナカサキ、どっちが多く敵を倒せるか競争しない?」こんな状況なのに勝負をけしかけるクマイチャン
「どうせ勝負しても無駄よ、だってクマイチャンの武器じゃ一人づつしか倒せないけど私の武器ならいっぺんに倒せるもの」
「おい面白そうじゃん!俺も混ぜて混ぜて」はしゃぐオカール
注意をしようか迷ったが騎士達のモチベーションが上がるのなら、とほっとく事にしたミヤビ

34 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 15:45:43.01 0
賭けようと意気込んだものの敵は全く侵入してくる気配なし
あんまり集中力の持続するほうじゃないクマイチャンは不満を言い出す
「もう夜中だよー?なんで誰もこないのさー」
「誰も来ないのが一番だ、ここから外は見えないがおそらく敵なんて誰も来てないのだろう
 イタズラ目的の手紙に本気で取り組んでしまったのは悔しいが臨時の訓練だと思えば良い」
クマイチャンとは違って大人なミヤビ
しかし血の気の多いほかの3人は納得できるはずもなく暇をもてあましていた

もうこのまま何も無いのかなと思っていた時4人の居る間の扉が大きな音を立てて開く
現れたのは味方の兵士、それもかなりボロボロになった兵士だった
「敵襲です!外はもはや壊滅状態です!」
「なんだと・・・敵は何百人だ!」
「それが・・・たった3人なんです」

35 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 16:59:32.49 O
楽しみだw

36 :...:2007/06/07(木) 17:55:51.90 0
美勇伝か..

37 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 18:55:23.47 0
チナミは作戦通り侵略してきた相手に愛用している小型大砲「ビービーダン」を撃っていた
連打は出来ないが威力の高い小型大砲・・・だが既に15発も20発も撃ってるのにそいつはビクともしないのだ
同じ食卓の騎士であるナカサキでさえ一撃で動きを止める事が出来たのにヤツの動きは止められない
そう、バニーの格好をした人間戦車オカダ・キュッ・デカメロンの破壊活動を止める事が出来ないのだ
「やめてよぉ!お城壊さないでよぉ・・・もう死んでってば!」
そう言うが速いか既にチナミの足場は巨大なハンマーで破壊されてしまっていた・・・

38 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 19:45:16.56 0
地上に落ちそうになるチナミの手をガシッと掴むウメサン
「う、ウメサンありがと・・・そっちは倒した?」
「全然駄目、まったく見えないから狙えない」
「ウメサンでも倒せないなんて・・・」
あまりにも恐ろしすぎる強敵相手に戦慄するチナミ

「しぶといなぁ・・・あんたらのハジキ全然痛くないから死んでくれへん?」
ハンマーで更に城を破壊するオカダ

39 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 20:40:07.97 0
「チナミ、はやくあっち行こう!ひとまず体勢を整えないと」
そこでウメサンの体中に弾丸がかすったと思われる傷が無数にある事に気づくチナミ
それも古傷ではなく数分前に負ったと思われる傷ばかりだ
「ウメサン・・・これは?・・・」
「あいつね、姿が見えないうえに撃ってくる弾丸までまったく見えないの
 それで避けきれなくて・・・さすがにちょっとキツいかな」

40 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 21:02:34.33 0
今現在攻めてきているリカチャン・ノオカゲデ・4714世には二人の直属の部下がいる
一人はオカダ・キュッ・デカメロン、野人とも形容されるパワーと耐久力を兼ねそろえた人間戦車だ
もう一人は機械に精通している所を見込まれスカウトされたミヨシ・ハッチ
しかし彼女には一つ問題がある
それはリカチャン軍団の制服であるバニースーツを着るのが嫌で嫌でしょうがない事だ
何故リカチャンとオカダがバニースーツを好んで着ているのか毎日毎日理解に苦しんでいた
あまりにも恥ずかしすぎるので数年前、彼女はわざと泥水に入り体を汚したのだ
ハイレグのバッチリ決まったスーツで戦うよりは泥だらけのがマシだと踏んだのである
その時だった、これは偶然だが敵は茶色に染まったミヨシと地面を見分ける事が出来なくなったのだ
戦場では普段より興奮するので冷静な判断が出来なくなるためだ
その偶然こそが今のミヨシ・ツボハッチのカメレオンゲリラ戦法の原点であると言えるだろう


41 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 22:07:15.04 0
期待保全

42 :名無し募集中。。。:2007/06/07(木) 23:41:07.64 0
あげ

43 :名無し募集中。。。:2007/06/08(金) 00:50:04.52 0
寝前保

44 :名無し募集中。。。:2007/06/08(金) 00:54:09.74 0
まあさー王がエクスカリバーを引き抜く日は来るのかどうか

45 :名無し募集中。。。:2007/06/08(金) 02:19:51.75 O
あげ

46 :名無し募集中。。。:2007/06/08(金) 06:19:58.26 O
エクスカリバー=なんでも切れる万能包丁?

47 :名無し募集中。。。:2007/06/08(金) 07:07:17.39 0
まさかこのスレを保全してくれるとは・・・寝落ちしちゃった時はアウトと思ってたのに
泣きそう

48 :名無し募集中。。。:2007/06/08(金) 07:23:21.93 0
ボロボロの兵士に詳しく事情を聞くミヤビ
「3人とはにわかに信じられんが事実そうなのだろうな、相手の特徴はどうなっている?」
「はい!やつらは剣を持った親玉らしき者とハンマーを持った太った者、そしてもう一人は透明なんです」
透明と聞いてざわつく食卓の騎士達
「透明だぁ?魔法でも使えるってのかそいつは」呆れた感じに言うオカール
「いえ、それが本当に透明なのです・・・我々も何も無い所から銃で撃たれて・・・被害の5割はその透明人間から被りました」
「と、透明だったらいくらウメサンでも倒せないんじゃ・・・」真剣な顔で言う兵士の言葉に恐れるナカサキ
「それともう一人やっかいなのが太った者なのですが先ほどから城を壊しています!」
「えっ!?」
「しかもそいつはいくら攻撃を受けても全く効かないようで・・・我々一般の兵には倒せるとは思えません・・・」
「ウメサンとチナミが援護にまわっているはずだがそれでも駄目なのか?」
「はい、ウメサン様とチナミ様もこのままでは・・・」

49 :名無し募集中。。。:2007/06/08(金) 08:04:19.69 0
適度にゆるくておもろいな

50 :名無し募集中。。。:2007/06/08(金) 08:25:08.22 O
キャプ・桃・ヤジ・舞・愛理・カンナと遠征軍の陣容は曲者揃いだなw
さぞかし強大な国(まさか本体?)を相手にしたのかな?

51 :名無し募集中。。。:2007/06/08(金) 10:16:27.59 0
「やむを得ない、出来れば4人で固めて置きたかったが何人か外を援護しに行ったほうが良さそうだな」
ミヤビのその言葉を聞いて大喜びのクマイチャン
「やったあ!これ以上待ってろって言われたら首が伸びる所だったよ」と首以外も十分長いクマイチャン
しかしナカサキとオカールはあまり喜んでいない様子
それどころかどこか不安げな表情
「あのウメサンでも苦戦するなんてどれだけ強い敵だというの?・・・」
「安心しろ、いくら苦戦と言っても盾となってくれるお前らがいれば形勢を十分変えられるはずだ
 ここは私が一人で守るからお前達3人はウメサンとチナミを援護しに行くんだ」

52 :名無し募集中。。。:2007/06/08(金) 10:18:39.35 0
>>50
キュートは確かに遠征ですがベリーズはそれぞれ別の理由でどっかいってます
この二組はあまり共闘はしてこなかったという設定なので

53 :名無し募集中。。。:2007/06/08(金) 10:51:13.98 0
城外に着き数百の兵が疲弊し尽くし倒れている惨状を目撃するクマイチャン達
「こりゃ酷い・・・かつてここまでの痛手を受けたのは帝国との大戦以来じゃないか?」
「その時よりずっと酷いよ、なんせ相手はたった3人なんだから・・・」
目の前で城を破壊している真っ最中のオカダの元へと走るクマイチャン達
「でもおかしいな、敵は3人って聞いてたのにこの人しか見えないよ?透明人間って二人もいるの?」疑問に思うクマイチャン
「そんなのどうでもいいんだよ!とっととこいつ殺しちまおうぜ」
そう言ってオカダの懐に瞬時に立ち寄りすぐさま人中・顎・喉・胸・水月をジャマダハルケーキノアルミホイルで滅多突くオカール
巨体を誇るオカダだがさすがに倒れこんでしまう
「たぶんこいつは一番雑魚だな、次は透明人間探してぶっ倒さないと」

54 :名無し募集中。。。:2007/06/08(金) 12:26:17.32 0
保守

55 :名無し募集中。。。:2007/06/08(金) 14:11:00.77 0
>>47
書いてくれるならいくらでも保全するお

56 :名無し募集中。。。:2007/06/08(金) 14:39:30.55 0
透明人間を探そうとキョロキョロするオカール
「どこにもいねぇじゃねぇか、しかもウメサンとチナミも居ないし」
視力2.0なのに見つからないのでイライラするオカール
するとそのオカールの横っ腹に激痛が! なんと生きていたオカダが全身全霊の力でハンマーを振り上げたのだ
「な・・・なんっ・・・だと・・・」
「さっきのはちょっとビックリしたわぁ、でもな全然効かん」
実はオカダの防御力の秘密はその脂肪にあったのだ
ただでさえクッション性のある防具に加え自身の脂肪、これによりオカダの急所を突くのはとてつもなく難しい
どんな弾丸も脂肪のとちゅで止まってしまうしオカールのような短い刃なら内臓まで攻撃が届く事が無いのだ
特に今までの19年間、胸から血を流したことは一度も無かった
胸についた脂肪は並みの人間のざっと10倍だと言う

57 :名無し募集中。。。:2007/06/08(金) 15:51:56.69 0
ほじぇん

58 :名無し募集中。。。:2007/06/08(金) 17:22:31.58 0
待つ

59 :名無し募集中。。。:2007/06/08(金) 17:40:43.83 0
「たぶんあんたらのも痛くないんやろなぁ、今までに痛いと思ったのはリカチャン様の駄目出しくらいやわ」
そう言ってクマイチャンとナカサキを小馬鹿にするオカダ
「特にそこのブースカみたいな子はえらいちっちゃいおっぱい持っとるなぁ、肩凝るから羨ましいわほんま」
「え・・・う・・・そんなの関係ないのに」
身体的特徴を馬鹿にされ悔しくて苦やしくて涙が出ちゃうナカサキ
オカダの相手の戦意を喪失させる作戦にまんまと引っかかってしまったのだ
しかしナカサキの涙を見てクマイチャンの剣を握る拳に力が入る
「ナ カ サ キ を 虐 め て い い の は あ た し だ け な ん だ よ !!」
猛熊の勢いでオカダの胸に向かって名刀アンゼンピンヲノバシタヤツを突きつけるクマイチャン
(攻撃しても無駄ちゅうのわからんのかなこのノッポさんは、返り討ちにしたるわ)
そう思い余裕で待ち構えるオカダ
しかしオカダの思惑とは裏腹にオカダの胸に刺さったアンゼンピンヲノバシタヤツはぐんぐん伸びていきついには背を貫通してしまったのだ
「な・・・そんな・・・」
オカダは近づいて初めて気づいたのだ、クマイチャンの身長がとても大きい事に
そしてそのクマイチャンの扱う剣が身長に比例して普通の剣よりとても長い事に気づいたのもその時だった
しかしそれももう遅く、胸から血を流しながら気を失ってしまうのであった

60 :名無し募集中。。。:2007/06/08(金) 18:26:08.86 0
「オカール大丈夫?戦える?」オカールのほっぺたをペチペチするクマイチャン
「気を失ってるみたいね、あんな強烈なの貰ったからそこに寝かしておいた方が良いかも」
とりあえず城壁辺りにオカールを寄りかからせておくナカサキ
そして残りの敵を探すために移動を始めるクマイチャンとナカサキ
「とりあえずウメサンとチナミを探して合流した方が良いと思う」
そのナカサキの意見に反論するようにクマイチャン
「いやちょっと待ってよ探してる間に敵がお城の中に入っちゃったら大変じゃない?だからこの辺で待ち構えて・・・」
クマイチャンが言い終わる前に何も無いとこから放たれる弾丸
クマイチャンは反応仕切れずお腹で受けてしまう・・・
「ど、どこだ!?」お腹を抑えて辺りを見回すクマイチャン
「居ないよぉ・・・敵なんてどこにも居ないよ」焦るナカサキ

61 :名無し募集中。。。:2007/06/08(金) 19:20:25.15 0
一点に留まらず四方から発射される弾丸に避けるのが精一杯なクマイチャンとナカサキ
しかし数発に一発はどうしても受けてしまう・・・
「避けてるだけじゃ駄目だ!ちゃんと見極めてはじき落とさないと!」
そう言って曲刀レイトウバナナで弧を描くように空を斬るナカサキ
だんだんとコツを掴み何個かはじき落とせるようになった所でナカサキは意外な発見をする
「タマが見えないはずだわ、この弾丸茶色なんですもの」
「なるほど、だから見えなかったのかぁ・・・ってことは撃ってるやつも茶色なんじゃないの?オカールよりも」
「そうだわ!きっとそうに違いない」
大発見に大はしゃぎのクマイチャンとナカサキ、そして更に事態は好転する
どこかへ行ったか不明だったウメサンとチナミがやってきたのだ
「ウメサン!チナミ!」
「ナカサキはヤツの弾丸を弾き続けて、対策なら練ってきたわ」
いつものほんわか顔からは考えられない真剣な顔をするウメサン

62 :名無し募集中。。。:2007/06/08(金) 20:32:48.23 0


63 :名無し募集中。。。:2007/06/08(金) 20:38:06.24 0
たもつ

64 :名無し募集中。。。:2007/06/08(金) 21:23:51.24 O
携帯から保

65 :名無し募集中。。。:2007/06/08(金) 22:01:59.55 0
ゴゴゴゴゴゴゴゴ

66 :名無し募集中。。。:2007/06/08(金) 22:21:43.09 O
頑張れ語りべ

67 :名無し募集中。。。:2007/06/08(金) 22:26:12.08 0
乙!期待してるよ☆


遠征中の戦士団長に期待
岩盤帝とかにガクブル



68 :名無し募集中。。。:2007/06/08(金) 23:02:34.06 0


69 :名無し募集中。。。:2007/06/08(金) 23:29:10.58 0
ベリがライトで℃がレフトでOK?

70 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 00:18:02.46 O
就寝前保

71 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 00:44:09.25 0
大型の拳銃「マメデッポー」を取り出すウメサン
この拳銃マメデッポーは連射性能に優れているうえに着弾と同時に炸裂する"ショットガン"だ
更にウメサン本人の実力によってどんな素早い相手にも百発百中の命中率を誇る、敵が見えてればの話だが
「チナミ、自分が撃たれてる時は相手がどこにいるか分からなかったけど今はナカサキがタマを弾いてくれる
 だから大体の相手の位置はわかるでしょ?・・・当たらなくてもいいから撃ちまくるんだよ」
そう言って自分も命中を気にせずショットガンを撃ちまくるウメサン
「相手の銃は連射が効かないし私達の猛攻をよけ続けないといけない、完全に詰みね」
ショットガンを打ち続けるウメサン、鉄球を打ち続けるチナミ、相手の弾丸を弾き飛ばすナカサキ、何もしてないクマイチャン
そうしているうちにやがてチナミの鉄球がミヨシの肩に当たってしまう
(くっ・・・だが向こうもほとんど満身創痍なんだ、一発くらった程度でひるんでたまるものか!」
気合を入れなおすミヨシ、しかしその瞬間ウメサンの10連射が全てミヨシにヒットする
しかも全ての弾丸がチナミを負わされた傷の中に入り込み体内で炸裂したのだ
「なっっ!!!・・・透明なはずなのに何故・・・」
ミヨシは何も分からぬままその場で倒れてしまう
「凄い、ウメサンの言うとおりだ!!一発でも当たればヤツの血が目印になるってね」
自分も少しは役に立ったので大はしゃぎのチナミ

72 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 00:48:04.52 0
チナミを負わされた→チナミに負わされた でした
それと保全してくれる人達本当にありがとうございます!

>>69
? 実はあんまり戦争とかに詳しくないのでそういうのは無知だったりするんです><

>>67
><;;

73 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 00:49:56.58 0
俺はマーサー(マーサー) 白馬の王子(おうじー)

74 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 00:55:51.93 0
>>69
最終回は作者死んだときか

75 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 00:56:40.69 0
マサヲスレじゃないのか

76 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 02:17:53.45 0
エースは追い出されたわけか…

77 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 02:28:58.93 0
王室の前で一人待つミヤビ
自分以外の3人を行かせたのは二つの理由がある
一つは自分一人でも侵入者を倒せるという自信
そしてもう一つは自分以外の5人の実力ならどんな敵だろうとこの間に通す事は無いだろうという安心感だ
ベリーズとウメサンの実力は熟知しているしオカールともさっき手を合わせたばかり
そしてナカサキがクマイチャンと互角の実力と言うなら5人揃えば十分すぎる戦力だからだ
おそらく多少怪我を負ったとしてもクマイチャンやチナミが笑顔でその扉を開いてくるのだろう
なので完全に気を抜いて無いとは言えいつもの5割ほどの緊張感で待ち構えてるのであった

しかし数分後に扉を開いて中に入った者は今までに見たことのない輩・・・つまりは敵であった
恥の感情を捨てたとしか思えないバニースーツ、そしてミヤビにも負けぬ屈強な顎を持った女性であった
「き、貴様!!・・・まさか外の騎士達を全員倒したというのか!?」古武術の構えを取り警戒するミヤビ
「いいえ、なんか必死で戦ってて誰も私の事に気づかなかったみたい」すました顔で言う侵入者
「そうか、お前が透明人間か」
「透明人間はミヨシちゃん、まぁミヨシちゃんも凄いけどまだまだね
 だって私ほどの達人になるとあんな小細工しなくても気配と足音を消すだけで誰にも気づかれないんですもの」
相手がよほどの手練という事はミヤビも気づいていた
何故ならこの侵入者が間に足を踏み入れた途端ミヤビの足がすくみ汗な流れ全身が震え始めたからだ
「貴様…名はなんと言う?」
「リカチャン・ノオカゲデ・4714世よ、ミキティのお友達って言えば話は早いかしら?」
ミキティ、その名を聞いた途端完全にミヤビの腰は抜けてしまった

78 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 02:29:47.73 0
名前もじろうと思ったけど面倒になって投げた

79 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 02:47:28.03 0
>>78
ちょっ、まるで俺のレスのように言わないでよ><
一応ミキティにもセカンドネームとかありますから・・・

80 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 03:10:23.71 0
「ミキティの名前を聞くだけでそんななっちゃうなんて…まるで犬っころね」
腰が抜けてるミヤビを見てニヤニヤするリカチャン
なんとか立てたは良いものの今にも恐怖の重圧に押しつぶされそうになるミヤビ
しかしミヤビはいくら体が負けそうでもせめて意思だけは敵を制しようと強く思った
「ミキティが各国の強い戦士を集めてるのくらいは聞いた事あるでしょ?それが私
 あぁ、そういえばミキティの選んだ戦士の中に元食卓の騎士って子もいたなぁ」
その言葉を聞いた瞬間ミヤビの体は恐怖に打ち勝ち格上であるリカチャンの喉元に仕込み刀「猪木辻本」を突き刺していた
「お前達だったのか…メグをたぶらかしたのは…」
怪訝な表情をして喉を後ろに引くリカチャン
「なにそのアゴ?面白い体してんのね……でも弱い」
そう言って自慢の顎でミヤビの仕込み刀を乱暴に打ち砕くリカチャン
おまけにミヤビの鋼鉄の胸もリカチャン愛用の剣オルファノカッターで貫かれていた

81 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 07:36:19.63 0


82 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 08:23:51.15 0
顎対決イイヨイイヨー

黒褐色の保護色で見えなくなるのかと思てた>リガヂャン

83 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 08:25:12.91 0
4714世って長続きにも程があるな

84 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 08:27:30.16 0
マロリースレかと思えば…

85 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 10:30:39.06 0
もう一人がどうしても見つからないのでひとまず城内へと戻るクマイチャン達
「なんだよ敵強いけど結構余裕じゃん」な雰囲気だったが床で寝転がっているミヤビを見てそんな気では居られなくなった
「ミヤビ!?ミヤビ!だれにやられたの!」すぐさまミヤビに駆け寄るクマイチャン
「お前達は早く王のもとへ・・・急ぐんだ」虫の息で4人に指示するミヤビ
全身が刃物に斬られたような傷で覆われており鋼鉄の顎も破壊されている、誰がどう見ても重傷だ
だがミヤビの指示を聞いたからには彼らも食卓の騎士だけあってミヤビを気にする事なく王室へと向かった
彼らの第一の目的は王を守ることだからだ
王に何かあってからでは遅いのだ

86 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 11:12:41.84 0
熊井ちゃんがんがれ超がんがれ熊井ちゃん

87 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 12:11:21.32 0
王の間に着くとマーサー王が玉座の下に倒れこんでいた
そして王を見下すように立っているリカチャン・ノオカゲデ・4714世
「お、王!」倒れている王を見て絶望するクマイチャン達
「あ、王様は死んで無いから安心してね、ただちょっと拉致らせてもらうけど」
そう言ってマーサー王をかつぎだすリカチャン、華奢な腕をしているがマーサー王を片腕で持ち上げるほどの力があるらしい
だが王が攫われるのを当然食卓の騎士達は黙って見逃すわけにはいかない
散弾銃マメデッポーを構えリカチャンの顔面を狙い一瞬にして5発もの弾丸を撃つウメサン

88 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 13:46:00.13 0
しかし全ての弾丸がリカチャンのオルファノカッターにより弾き飛ばされる
並の人間なら反応できず大怪我を負う事必至なのだがリカチャンの超反応の前ではそれすらないのだ
「しょうがないなぁ・・・さっきの顎の子だけ痛い思いをするのは不公平よね
 貴方達もあの子のように綺麗に刻んであげる」
そう言ってウメサンの背後に目にも止まらぬ速さで駆け寄り一太刀で薙ぎ倒すリカチャン
ここまで来るとリカチャンの猛攻は止まらない、クマイチャンとナカサキの斬撃を華麗に避けお返しにと二人の脚を斬り裂く
最後のチナミの腕を斬り付け小型大砲ビービーダンも破壊
ここまで合計してたった30秒程度の出来事であった
「ミヨシちゃんとオカダちゃんがやられた時はちょっと冷や汗出たけどやっぱり大した事なかったわね
 じゃあ心置きなく王様は拉致らせてもらうからよろしくね」
リカチャンはマーサー王とミヨシ、オカダの3人をかついで夜の森へと消えていく

89 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 14:49:52.04 0
夜は明け次の日に
食卓の騎士の中で最も重症なミヤビの寝ている病室に皆が集まる事になった
「ミヤビ、早くマーサー王を取り戻そうよ!早くしないと殺されちゃうよ!」
気持ちが早まってミヤビの襟元を掴み大声を出すクマイチャン、そしてそれを制するチナミ
「クマイチャン落ち着いて、ミヤビは全治半年の重症なんだよ!?」
「クマイチャン、確かに早く連れ戻さなくてはならないが私どころかお前達皆が重症なんだ
 このまま相手のもとへ乗り込んでも何も出来ないまま終わるだろう」
叱られてシュンとしちゃうクマイチャン、しかし理屈は分かっているが不安感は抑えられない
「で、でも・・・このまま何もしないわけじゃないでしょ?」
「ただ一つ安心してもいいのはマーサー王は捕らわれられてはいるが殺されはしないという事だ
 殺すのが目的なら王室の時点で殺されていただろうしヤツの口ぶりでは生かしておくような事をほのめかしていた」
それを聞いてちょっと安心感なクマイチャン

90 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 15:08:48.69 O
頑張れ語りべ!!

よかったら伝家の宝刀『パンノミミヲアゲタヤツ』を登場させてもらえないだろうか!?

91 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 15:20:58.86 0
「あとは…手がかりがまったく無いという事ではない・・・」
ミヤビはリカチャンがミキティの友達と言った事から推理できる相手の事情を皆に説明し始めた
ミキティ・ロマモ・トレインランチ元帝王、彼女はこの世で最大の勢力を誇るモーニング帝国の5代目帝王まで登りつめた女性だ
しかし帝王になって一ヶ月もしないうちに謎の失踪事件を起こしたという
先代の4代目帝王ヨッスィー・フットチェケラの時代を支えた腕の立つ剣士なので邸国民の誰もが期待していた所での失踪事件だ
しかも奇妙な事にミキティが各国の優秀な戦士を集めているという噂も立ち始めた
何が目的なのかは一切わからないが確かにミキティの失踪した時期と各国の戦士が消え始めた時期が一致している
そのミキティが今回のマーサー王拉致事件に絡んでいるとしたらとても強大な存在を敵にまわしている事になる
「そして、メグもミキティ側についているとヤツは言っていた」
「「「えっ!?」」」驚くナカサキ、ウメサン、オカール
「ミキティが強い戦士を集めてると言うならメグが誘われても不思議ではない
 悔しいが・・・メグは我々よりミキティを選んだらしいな」
一気に暗い雰囲気になる室内



>>90
別に構いませんよw
じゃあ次に剣使う人に持たせます

92 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 16:49:04.70 0
ほじぇん

93 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 16:49:12.75 O
これを読んだら岡田がドラクエの“はかいのてっきゅう”を2つ振り回してる姿が見えたw

94 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 16:51:49.65 0
>ミキティ・ロマモ・トレインランチ元帝王
ワロタw

95 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 17:06:28.62 O
>>91

ありがとう

でも『パンノミミヲアゲタヤツ』はクマイチャン専用の武器になるんで…

96 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 17:20:29.45 0
駅弁w

97 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 18:44:37.59 0
ぽぜん

98 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 20:10:27.05 0
「とりあえず今は私達の出来る事をやるしかない、皆ショックだろうが耐えてくれ」
ミヤビの言葉を聞きハッとするウメサン
「そうね、私達キュート7戦士はメグの旅立ちを受け入れているはず
 例えミキティの所へ行ったのが本当だろうが嘘だろうが覚悟しないといけないよね」
その決意を思い出し頷くナカサキとオカール
キュート達の間に何があったのかはよく分からないけど仲良いなぁとほっこりするクマイチャン
「そこでだ、私達に出来る事は大きく分けて二つある
 一つはミキティ達の本拠地を掴むための情報収集だな、モーニング帝国は敵国だが停戦の必要があるかもしれない
 そしてもう一つはミキティに対抗するための戦力の強化だ、各地に散らばっている食卓の騎士を集結させる必要があるだろうな」
「だったら遠征軍に連絡して引き返すようにしたほうがいいよね、これでキュートが全員揃うし」
「ベリーズはリシャコをまず呼ぼうと思う、ピチレモン国の安定のために送り込んだがあの国はもう大丈夫だろう
 リシャコの力は必ず我々の助けになるはずだ」

99 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 20:17:56.11 0
>>95
Σ
結構ライトなハロヲタなんで気づきませんでした・・・

100 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 21:04:42.92 O
100の保。。。
職人さんがんばれー!

101 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 21:54:33.27 O
>>99

熊井ちゃんちのおやつは『パンの耳をあげたやつ』に由来

でも『安全ピン…』もスゲーCOOLかと…

102 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 23:11:55.45 0
ほー

103 :名無し募集中。。。:2007/06/09(土) 23:19:53.67 0
ホケキヨ

104 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 00:44:49.06 0
狼落ちて復活か
びびった

105 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 00:47:16.83 O
川*^∇^)|つ∈―――→
<必殺!!Final-P!!

106 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 02:57:50.65 0
その後食卓の騎士達は3つに別れて行動する事になった
クマイチャンとチナミは食卓の騎士の一人であるリシャコを呼び戻すために友好国であるピチレモン国へと遣外
ナカサキとオカールは遠征に行っている残りのキュート戦士に戦争を一時中断させるためにとある大国へ
現在最も重症であるミヤビとウメサンの二人は更なるミキティの手がかりを求めるために過去の文献を調べる事に
そしてここではクマイチャンとチナミの道中を追う事にする

「疲れたー・・・もう3日も歩いてるんだよ?ピチレモン国って近隣諸国じゃなかったの?」
ただでさえ棒のような足が棒になったので愚痴をタラタラ言うクマイチャン
「しょうがないよクマイチャン、いくら隣の国でも馬も車も無かったら結構歩くよ
 だけどこの前のオカダとか言うやつが兵士達じゃなくて馬も車も傷つけたからねぇ・・」
「わかってるけどさー・・・私たちも食卓の騎士なんだから名馬サトタとかに乗らせてもらってもバチは当たらないと思うのになぁ」

107 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 03:09:48.96 0
サトタは馬なのかよ!

108 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 03:17:46.40 O
名馬サトタは間違った使い方だろうけど人間のことばを使う馬なんだよきっと



109 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 03:21:06.75 0
カントリーは犬と馬とハゲの人外魔境だったからな

110 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 04:33:54.16 0
早くうちのかんなをだして

111 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 05:13:02.42 O
州*‘ ー‘リ<>>111ならりーちゃんの武器は槍なんだもん!!

112 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 06:37:04.88 0
ピチレモン国、かつては滅亡しかけたが周辺国の手厚い援助によりほぼ以前の状態まで復興した国だ
現在は若い兵の育成が盛んであり意欲のある若者達が日夜稽古に励んでいる
そしてその兵力を底上げするために臨時コーチとして派遣されたのがリシャコ・ピザハブだ
その理由としてはリシャコは食卓の騎士に選ばれる前にピチレモン国に住んでいたからだ
三叉のリシャコ、その通り名を聞いて恐れない悪人はいないほどの優秀な保安官であったのだ
三叉に出くわしたら彼女がアバるのを期待するしかない、さもなくばお縄になってしまう…そんな格言まであったらしい

そして今日もリシャコは若手の兵達への指導に熱を入れていた
「いいんじゃないかな、とにかく気合を入れればなんとかなるもんだよ…多分
 あっ君はもっと胸鍛えたほうがいいよ、この前ミヤビって人がね、女の人は戦うならおっぱいも固くないとって言ってたし」
そんな中練習場には滅多に現れないピチレモン王がやってきてリシャコに近づき
「リシャコよ毎日よく教えてくれて本当に有難いよ、それで今日はどうやらお客さんが来てるらしいぞ」

113 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 07:58:00.57 0
おはぽ

114 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 09:30:16.61 O


115 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 10:07:58.74 O
ほほほ

116 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 12:05:28.36 0
お昼です

117 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 13:14:26.48 0
ごはんたけた

118 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 14:13:08.33 O
りしゃこの『槍』の件は

モデル…りしゃロボ(奈理友スレ)

━州#‘ ー‘リ━━━━━>
でリクエストした次第です

119 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 14:15:08.77 0
ピザハブとかwww

120 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 15:12:22.94 O
この作品はネーミングや武器が絶妙なバランスなんだよ
だからあれ出せとか言わず作者にまかせた方が面白そうなんだがな


と落ちないように保全したる

121 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 16:19:42.18 0
王に呼ばれてやってきたのはなんとクマイチャンとチナミ
懐かしい顔ぶれを見て涙が出そうになるリシャコ・ピザハブ、クマイチャンに抱きつく
「クマイチャン久しぶり〜♪会いたかったよー」
ミヤビとは大違いの豊かな胸を持つリシャコを抱きしめつつなでなでするクマイチャン
そこにチナミも抱きついて3人そろって朗らかな時を過ごす
今までリシャコに指導を受けていた兵達も「やっぱりあの人も友達と居る時は可愛い女の子なんだなぁ」と自然に笑顔に
「でも二人ともどうしたの?ひょっとして二人もここで教えるとか?」
まだ何も知らないリシャコに先日起こった事件の全てを話すクマイチャンとチナミ
マーサー王がさらわれたと知って顔が真っ青になっていくリシャコ・・・
「だからリシャコの力が必要なんだよ、今度の相手は食卓の騎士が全員揃わないと倒せないんだ」
「でも・・・」
リシャコには気がかりがあった、それはピチレモン国の事だ
食卓の騎士になる前に様々な面で面倒を見てくれたピチレモン国、その復興をほっといて自分だけ帰って良いものかと
だがそんなリシャコの懸念を見透かしていたのかピチレモン王はこう言った
「リシャコ安心しなさい、我が国はもう以前の敗戦国ではないのだ
 君が育ててくれたおかげでテンカリンもアイスもエレーナも今や中堅所の戦士だ
 我々はもう支えなしで十分立てるんだ、君は安心して国に帰りなさい」
王の言葉に賛同するように声援をあげるピチレモンの兵達
そこには昔のような弱弱しい姿はもう無かった

122 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 17:50:29.73 0
マーサー王が最強じゃないのか

123 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 19:00:16.97 0
ま〜

124 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 19:36:52.53 0
騎士団長が無敵にフィジカル勇者っぽい予感

・・・江田島平八みたいだったらどうしよう

125 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 19:41:34.57 O
>>124
団長が鬼柴田
愛理が半兵衛
栞菜が官兵衛

ってイメージだがこれだと西洋じゃないしな

126 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 20:43:48.31 0
「うんわかった!私帰るね」
全ての兵士に温かく見守られ帰郷を決意するリシャコ
「リシャコ頑張ってね!」「また遊びに来てねー」「ピンチになったら駆けつけるから!」
数々の声援を聞いてまた別れが辛くなるリシャコ、でもここで発たない訳にはいかない
いつもは意志の弱いリシャコだが今は決意の時、前に居るクマイチャンとチナミの手を強く掴み
「早くいこっ!マーサー王を助けなきゃ」と言って二人の間に入る

そうしてピチレモン国を発とうとしている3人を見てある提案をするピチレモン王
「さっき仲間が重症だと言っていたな?ならば我が国の秘薬を持っていってはいかがだろう?
 この国の復興が早かったのは他国から援助を受けたのもあるが最大の理由は怪我人の早急な治療だったのだ
 一度塗れば一晩で回復する魔法の薬・・・とはいかんがそのまま寝ているよりはずっと良いと思う、どうか役立たせてくれ」
ネックだった重症人の問題が解決して大喜びのクマイチャンとチナミ
おまけに大量の薬を運ぶために馬車まで用意してもらう事に
「王様・・・本当にありがとう、また平和になったら戻ってくるね」

127 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 21:33:09.26 0
マーサー王が次に出てくるのは相当先か

128 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 21:42:26.16 0
ピチレモン国から帰りの道中、行きは歩きなので一週間ほどかかったが帰りは馬を貸してもらったので倍の速度で帰れる見込みだ
「あ〜やっぱり楽だねぇ、明日には到着かな?」
「さすがにそれは無いよ、だってまだピチレモン国の領土だもん」
「いやぁでもこの馬凄い速いよ、伝説の名馬サトタくらい速いんじゃないの?」
ピチレモン国の馬は「サトタよりも速く」を目標を掲げて育成させられている
国の復興には物資の運搬が必要不可欠なので一番ポピュラーな輸送手段である馬の育成が重要課題だったのだ
結果伝説のサトタには敵わないものの国の全ての馬が競走馬並の脚力を持つようになったのだ
「速いし乗り心地も良いし最高だね」
歩きに愚痴ってたクマイチャンはご満悦のご様子

しかしピチレモン城を出発して3日目の深夜、事件は起こった
なんと数十名の悪漢がクマイチャン達の乗っている馬車を取り囲んでいたのだ
「リシャコ居るんだろコラ?今日こそは今までの恨み晴らさせてもらうぜ」
リシャコが保安官だった頃にとっ捕まえた暴漢達がお礼参りのやってきたのだ

129 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 21:43:26.70 0
あらかじめ言っておきます
正直マーサー王の出番は滅茶苦茶少ないです><;

130 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 22:20:10.88 O
楽しみにしつつ保全

アイディアに困ったときはみんなに呼び掛けてもらえたらと

それ以外はフリーで書いてもらえたらと

131 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 22:25:16.67 0
>>129
ええええええええええええええええええええええ

132 :名無し募集中。。。:2007/06/10(日) 23:48:59.71 0
「リシャコ、この人たち強いの?」小型大砲の用意をしつつ質問するチナミ
「ん〜、ずっと前戦ったけど余裕だったよ」馬車から三叉の槍を取り出すリシャコ
「そっか、じゃあなんとかなるね」二人に倣い長剣を構えるクマイチャン
余裕ぶっかましてる3人を見てイライラする悪漢達
とうとう我慢出来ず準備している最中の3人に斬りかかる
しかしそこは食卓の騎士である3人、軽くあしらってしまう
クマイチャンはその長い剣を振り回しながら敵の密集している地帯に突撃
敵も剣術を心得ているわけないのでクマイチャンの斬撃を捌ききれず薙ぎ倒されてしまう
チナミは敵の中でもあまり積極的に攻めてこない者を見抜き鉄球を投げつけた
基本的にこの悪漢達は特に仲間意識がある訳ではないので簡単に逃げてしまうのだ
倒すのが目的ではないので逃がすだけで大成功なのである
最後にリシャコだが通り名の由来となった三叉槍「パスタセンヨウフォーク」を敵の喉下に軽く刺しては次の敵を狙っていた
リシャコの実力なら敵の首を貫く事は易いのだが先に述べた通り倒すのが目的ではないのでその程度にしておいたのだ
当然ただの人間なら首に小さな穴が開くだけで大騒ぎなので後はただほっておけばいい
そうこうしているうちに10分たらずで戦意の残っている敵はいなくなってしまった
クマイチャン、チナミ、リシャコ、誰一人実力の50%も出してないと言うのにだ



>>130
ネタに困った時はお言葉に甘えて募集させていただきます
あと100%叶えなくてもいいという前提なら要望とか色々言って頂いても構いませんよ
基本的に話は固まってるのでサブ的なものなら使えるかもしれません

133 :名無し募集中。。。:2007/06/11(月) 00:24:45.16 0
キャプテンどこにいるんだよ〜ぉ

134 :名無し募集中。。。:2007/06/11(月) 00:44:33.25 O
>>133 純和風顔だから ダメ

135 :名無し募集中。。。:2007/06/11(月) 01:06:06.83 0
クマイチャンとチナミがリシャコを呼び戻すため出発してからちょうど十数日
ようやくクマイチャン達は王国へと戻る事が出来たのだ
「ついたー!!結構な長旅だったねぇ」大きく伸びをするチナミ
「早くミヤビのとこ行こうよ、早く早く」久々の王国なので大はしゃぎなリシャコ
「良いけどミヤビは怪我してるんだから抱きついたりしちゃ駄目だよ」
「わかってるよ〜」頬っぺたを膨らましながらリシャコはチナミの背中をバシバシ叩く
そうしてなんやかんや言いながら3人は城へ入っていった
すると城の中には自分達より遠出しているはずのナカサキとオカールがもう居たのだ
「あれ?二人ともメロニアに行ったんじゃなかったの?」
明るく質問したチナミだがナカサキは暗い表情で黙りこくったまま
「なんなのなんなの?あ!ひょっとして行かなかったとか?」
チナミの大声を聞いたからか扉を開けて3人の若者がこちらにやってきた
「あ!」「お前達は!!!」
なんとやってきたのは3人ともキュート7戦士であった
「アイリ・カッパー・ダボトール」、「マイマイ・チチハエ・タラステル」、「カンナ・ディスライクハンド」
遠征に行っていたはずの彼女らが何故王国にいるのかチナミには分からなかった
そして、彼女らがここにいるなら何故マイミ隊長はどこにも見当たらないのか・・・それも分からなかった

136 :05004014742177_ee:2007/06/11(月) 02:28:16.39 O


137 :名無し募集中。。。:2007/06/11(月) 03:43:56.08 O
マーサー王保全

138 :名無し募集中。。。:2007/06/11(月) 06:29:47.69 O
イイヨイイヨ-

139 :名無し募集中。。。:2007/06/11(月) 08:36:49.00 0
寝起保

140 :名無し募集中。。。:2007/06/11(月) 10:17:37.35 O
州*‘ ー‘リつ━━━━∈ほ

141 :名無し募集中。。。:2007/06/11(月) 10:21:14.82 0
おー狼でやるか
ガンガンレ

142 :名無し募集中。。。:2007/06/11(月) 11:31:28.79 0
マイマイに乳生えたら捨てるってw

143 :名無し募集中。。。:2007/06/11(月) 12:23:38.28 O
お話中、ダジャレでスマヌが


滝川ヤり捨てる
by 庄司

144 :名無し募集中。。。:2007/06/11(月) 12:38:23.11 0
マサオ物語
by メロン記念日

145 :名無し募集中。。。:2007/06/11(月) 13:05:12.49 O
昼飯中保

146 :名無し募集中。。。:2007/06/11(月) 14:26:15.21 O
今一気に読んだ
面白いw

147 :名無し募集中。。。:2007/06/11(月) 16:35:53.76 0
ミヤビとウメサンの休んでいる病室に集まったベリーズ戦士4人とキュート戦士6人
当然今回の遠征で何が起きたのかをアイリ、マイマイ、カンナに聞くためだ
「それでは私の方から全て話させていただきます」
アイリ・カッパー・ダボトール、キュート7戦士きっての「天才」と呼ばれる逸材だ
しかしその天才ですら体を汚して帰ってきた事に誰もが不思議がっていた
「では長くなりますが順を追って・・・」


時は数日前
マイミ・バカダナー戦士団長率いる遠征軍が近々王国を狙っているという話があるメロニア国を討伐しに行った時の話だ
キュート7戦士の中でも誰もが認める"最強"マイミ・バカダナーを筆頭に
"天才"アイリ・カッパー・ダボトール、"知将"マイマイ・チチハエ・タラステル
そしてメグの抜けた穴を埋めるように新しく加入した新人カンナ・ディスライクハンド
この4人が軸になって戦争をするなら安心だと遠征軍の誰もが思っていた
メロニアの四天王に出会う前までは・・・


148 :名無し募集中。。。:2007/06/11(月) 17:23:00.62 0
良スレ発見!

149 :名無し募集中。。。:2007/06/11(月) 18:41:51.97 0
舞美は馬鹿だなぁ

150 :名無し募集中。。。:2007/06/11(月) 19:15:05.91 0
 ,,,,,,,
<o o>
<_O_>  ドモー
/| |>
//|_|


151 :名無し募集中。。。:2007/06/11(月) 20:06:42.11 O
ダボトールで堪えたがバカダナーで完全に吹いた


152 :名無し募集中。。。:2007/06/11(月) 20:11:47.12 O
ダボトール…はんぺんや!

153 :名無し募集中。。。:2007/06/11(月) 20:49:12.29 0
舞美はバカだからなぁ
メロニア=メロンかな

154 :名無し募集中。。。:2007/06/11(月) 20:51:31.94 0
「敵は目前だ!我が王国を脅かす敵はなんびとたりとも生かしておけない!」
マイミ戦士団長の雄々しい号令と共にメロニア城へと突撃する遠征軍たち
マイミが先頭になって進撃し後方をアイリ、マイマイ、カンナが守るという形となった
アイリ達から見て前方は遠く、何が起きてるのか分からぬがマイミが負ける姿なんて見た事無いので安心しきっていた
いくらアイリが天才とは言えマイミの超身体能力の前では赤子も同然、それくらいマイミの強さは圧倒的だったのだ
しかしどうもこの日は様子がおかしかった、前方の味方たちがどんどん倒れていっている
それどころか二人の戦士がこちらの軍を薙ぎ払いつつ強行突破してきたのだ
後に名を知ったがシバチャピン・ポコミュン、マサオ・ダチナイというメロニア四天王のうちの2人であった
しかし本来ならそう言った「強豪」の存在をマイミがほっておく訳がなく早急に退治に向かっていたはずだ
それが無いという事はマイミは前線で他の猛者と戦っている最中だったのか
それともすでに倒されてしまったのか・・・どちらかしか考えられなかった

155 :名無し募集中。。。:2007/06/11(月) 20:52:04.66 0
>>129
リアルのアーサー王もけっこう出番少ないね

小春も使って欲しい☆カナ

156 :1:2007/06/11(月) 20:53:40.04 0
小春は出るけど出番はまだまだ後☆カナ
でも結構活躍する予定ですよ

157 :名無し募集中。。。:2007/06/11(月) 21:57:30.29 0
保守

158 :名無し募集中。。。:2007/06/11(月) 22:17:22.18 O
小春はマーリン役☆カナ

159 :名無し募集中。。。:2007/06/11(月) 22:29:35.27 0
シバチャピンとマサオの登場に身構えるアイリ、マイマイ、カンナ
「どうやってマイミ団長の攻撃をかいくぐって来たのですか?」
棍棒「ソノヘンノボウ」を構えつつ二人に探りを入れるアイリ
するとシバチャピンとマサオは大笑いし始める
「かいくぐってきた?笑わせるな、お前達の団長は我々メロニア四天王に倒されたんだよ!」
「まさにその通り、少々手ごわかったが我ら4人にかかれば無力であった」
その言葉を聞きショックを受けるアイリ達
「そんな・・・マイミ団長がやられるなんて・・・」
「惑わされないでアイリ、団長がこんな死臭を発している人達に負ける訳無いのはキュート7戦士全員が知っているはず
 たぶん私達を同様させて士気を下げる作戦・・・今すべき事はこの人達を瞬殺して普段通りの仕事をするだけだよ」
そう言ってサングラスをかけたマイマイは自分の体より大きく見える斧を敵に向かって振り下ろした
マイマイの斧「パリパリナッタワイシャツ」は特注製で大の男が3人揃ってようやく持ち上げられる重量なのだ
しかしシバチャピンは破壊力満点の斧にも恐れずむしろ自らのフレイルで弾き返した
「その程度の力しかないのか?情報ではマイマイは食卓の騎士の中で最も怪力と聞いたが・・・買いかぶりすぎのようだな」

160 :名無し募集中。。。:2007/06/11(月) 23:30:50.61 0
食卓の騎士達の危機を察知した周りの遠征軍達はいっせいにシバチャピンとマサオに襲い掛かる
いくら強くても大勢でかかれば制せられると思ったのだろう
しかし一国の猛者がその程度でひるむはずもなく、マサオは愛用している鎖鎌で周囲の遠征軍を一瞬にして蹴散らしてしまった
乱戦に不向きなフレイルを扱うシバチャピンに立ち向かう大群をマサオが一掃する、これがこの2人の常勝パターンなのだ
この2人の本気の実力を見せられて完全にひるんでしまうアイリ、マイマイ、カンナ
これほどの力を持っているならマイミも本当に倒されたのかもしれない・・・そう思うとアイリは震えが止まらなかった
「アイリ、確かに敵は強いけどアイリがいつも通り見ればなんとかなるでしょ?天才なんだから」
怯えてしまっているアイリを勇気付けるようにアドバイスするマイマイ
しかし今までマイミより強い者を見た事がないアイリの恐怖心は並みのソレでは無かったようだ
「だ、だめ・・・見えません・・・全く見えないんです・・・」
弱気なアイリを見て焦るマイマイ、しょうがないのでここはカンナと二人で乗り切る事に決める
「カンナはそっちの派手な髪型の人を倒して、私は足が太いほうを倒すから」
こくりと無表情で頷くカンナ
(いつも何考えてるかわからないけどこういう時動揺しないからカンナは強いな・・・)そう思うマイマイ

161 :名無し募集中。。。:2007/06/12(火) 00:26:40.53 0
果たしてカンナは活躍するのか

162 :名無し募集中。。。:2007/06/12(火) 00:28:42.08 0
「誰が足の太いほうじゃコラァッ!」
身体的特長を馬鹿にされて怒り狂うシバチャピン、勢い良くフレイルを振り下ろす
しかし何度もやられたままなマイマイではないので素早く身をかわす
「へぇ・・・そんな重い斧持ってるから避けきれないと思ったら」
「戦場でのろのろしてるような戦士は食卓の騎士には選ばれないんで」
お返しにと巨大な斧でシバチャピンに斬りかかるマイマイ
さっきは防がれたが今度はシバチャピンの体勢が不安定なので当たる確率は数倍高くなったと踏んだのだ
しかしそこはメロニア四天王の一人であるシバチャピン、無理のある体勢からでもフレイルを振り斧を防ぐ
シバチャピンのフレイルは重量ではマイマイの斧には敵わないが先端の棍を長くする事で衝撃力を増す事が出来る
おまけに空を切るほどの勢いで振る事で巨大な斧にも匹敵する破壊力を生む事も可能なのだ
さすがのマイマイも予想外の反撃によろけてしまう
そしてその隙をつかれシバチャピンの渾身の一撃をサングラスで受けてしまい・・・

163 :名無し募集中。。。:2007/06/12(火) 01:45:44.48 0
いいとこでとめるなよ!

164 :名無し募集中。。。:2007/06/12(火) 01:47:57.59 0
今書いてるんで><

165 :名無し募集中。。。:2007/06/12(火) 02:07:38.40 0
もう一方で戦っているカンナとマサオ
劣勢なマイマイとは違いカンナは善戦していた
四方八方から繰り出されるマサオの鎖鎌を全て紙一重で避けていたのだ
更に避けると同時にマサオの懐に入り剣で斬りつけていた、これが先ほどから3回は繰り返されたのでマサオも軽症では済まない
おまけにカンナは完璧とも呼べるポーカーフェイスなのでマサオも相手が次にどう出るのか読めずにいた
「なるほどそれが貴様の戦闘スタイルか、新人だと思って舐めてたが流石は食卓の騎士」
一旦鎖鎌を回収し間合いを取り始めるマサオ
「ならばこちらも同じ戦法を取らさせてもらおう、静かな戦いになるだろうな」
そう言って完全に静止するマサオ、鎖鎌も鞘にしまい傍から見れば無防備そのものだ
だが簡単には攻め入れない、少しでもマサオの射程距離に入れば恐ろしい反撃が待っているのだろう
それに鎖鎌と剣の射程はどう見ても鎖鎌の方が長い、カンナはどう出るのか・・・周りの遠征軍は皆がそう悟った
しかしカンナはそんな状況でも顔色ひとつ変えず剣を構えた
危険を恐れずマサオの射程に入り込むのかと思いきやそうではなかった
なんとカンナの剣から弾丸が発射されたのだ、その意外な攻撃方法に対処できるはずもなくマサオは額で受けてしまう
カンナの武器はただの剣ではなくこの時代開発されてまだ日の浅い銃剣だったのだ
銃剣「ロケットエンピツ」と相手の攻撃を見切る判断力、次の行動を悟らせないポーカーフェイス
この3つがカンナを食卓の騎士にまで押し上げたのだ

166 :名無し募集中。。。:2007/06/12(火) 02:59:51.29 0
額から大量の血を流し膝をつくマサオ
「貴様よくも…よくもこんな仕打ちを…」
怒りは込みあがってきてるもののまったく立てない、体が言う事を効かないのだ
それを確認し今度こそ剣を構え斬りかかるカンナ、まるで機械のように冷徹に…
しかしそれを邪魔するようにカンナに謎の物体がが投げつけられる、よく見たらその物体はマイマイだった
マイマイはシバチャピンの攻撃であわや失明かと思いきや咄嗟に体を後ろに傾けてたので大事には至らなかった
だがそれでも重症なので動けるものではない、そこでマサオのピンチを察したシバチャピンがマイマイをカンナに投げつけた…という訳だ
トドメを刺せれなかったので内心不満だったがそもそもマサオは戦闘不能なのでターゲットをシバチャピンに切り替える事にしたカンナ
シバチャピンも実力はせいぜいマサオ程度、しかも武器の射程はマサオ以下なので余裕だと思っていた
だがシバチャピンの隣に新たな敵が並んできたのだ
「なるほどなるほど貴方は銃剣を使うのですか、食卓の騎士も人材が豊富ですなぁ・・・良いデータが取れました」
博士風の格好をしたメガネの新手、後に知る名はムメ・アラドーテ・コマリマス
いかにも弱そうだし持ってる武器もただのナイフなので突っ切れると思ったが一応警戒するカンナ
するとムメはとんでもない事を言い出した
「そこのアイリさんはとても弱かったので大したデータは取れませんでした、貴方からは素晴らしいデータが取れるよう期待しますよ」
なんと気づかぬうちにアイリまでもがボロボロになって地面に寝ていたのだ
いくらなんでもマイマイとアイリを倒した二人を相手に涼しい顔してるほどカンナに余裕はない
今まで無表情で通してきたが少しカンナの表情が曇りだした


167 :名無し募集中。。。:2007/06/12(火) 06:17:24.64 O
作者ガンバレ作者

168 :名無し募集中。。。:2007/06/12(火) 08:31:36.60 O
作者いい意味であほだな

169 :名無し募集中。。。:2007/06/12(火) 08:34:49.83 0
州*‘ o‘リ<この人アフォだゆー

お前には言われたくないでも言われたい

170 :名無し募集中。。。:2007/06/12(火) 09:23:13.76 O
今全部読んだ
面白い

171 :名無し募集中。。。:2007/06/12(火) 09:37:52.15 O
岡田と大谷は実力による負けと言うより己の過信と不意をつかれてだから
もう1度リベンジの機会がありそうな気もするしそこは何も考えてないような気もする

と真面目に考察したら負けかw

172 :1:2007/06/12(火) 09:41:32.63 0
いや、考察とかしてもらったら結構嬉しいですw
半ば勢いで書いてるだけなんで面白いとか言われて舞い上がるほど嬉しいですね
んじゃこれから続き書きます

173 :名無し募集中。。。:2007/06/12(火) 10:21:33.76 0
カンナの眉が動いた事に気づきニヤリとするムメ
「さすがに恐れているようですね?3人も居たお仲間が皆居なくなったので当然と言えば当然でしょう」
自分の表情に気づきハッとするカンナ、すぐさま表情を元に戻す
かと言って戦況が変わるはずもなくシバチャピンとムメは臨戦状態に入っていた
「その銃みたいな剣やっかいだな・・・ムメ、なんか手はないの?」
「そうですねぇ、ここはいっその事やけくそで突っ込んでみてはどうでしょうか」
そう言ってカンナに素早く近づくシバチャピンとムメ、このヤケクソとも思える作戦は実は最も有効な手段なのだ
銃剣の射程は文字通り銃と同じだ、しかし接近戦では銃を撃っていられないため剣の射程…そこまで近づけばシバチャピンのフレイルの世界だ
さすがにカンナにも焦りの表情が見え隠れし始める
近づかれては困るので遠いうちに銃で撃ち殺そうとするが既に手の内が知られているため簡単には当たらない
カンナが10発は撃った頃にはついにシバチャピンとムメに近づかれてしまった
しかもシバチャピンとムメはカンナを間に置くように対角線に陣取ったのである
「貴方は攻撃を見抜くのが得意みたいですが後ろに目がついてる訳はありませんよね、ここをどう切り抜けますか?」
確かにシバチャピンを向けばムメにやられムメを向けばシバチャピンにやられる、この窮地にカンナの表情はますます曇ってしまう
まさに絶体絶命のピンチ、勝利を確信したシバチャピンがフレイルを力強く振り上げた
が、その時ことは起こった
なんと周りに居た遠征軍達が至近距離にまで迫ってシバチャピンとムメを囲んでいたのだ
周囲の敵を一掃する能力を持たないシバチャピンとムメは簡単に取り押さえられてしまう
いつもはこんな事が無かったので混乱するシバチャピンとムメ
そう、いつもならマサオが鎖鎌で一掃してくれたはずだが今回はマサオが戦闘不能だ
おまけにカンナの弾を避けるのに必死だったのと銃声の大きさにより遠征軍の接近に全く気づく事が出来なかったのだ
悔しがるムメ、そして気づけばカンナの口元はニヤリとしていた
「騙してたんですね…いや、これは私達が馬鹿でしたか」
1対2ならムメの作戦は完璧だった、しかし今回は100対2だ
周りの兵を雑魚と切り捨て最初から計算に入れなかったムメに勝ち目は最初から無かったとも言えるだろう

174 :名無し募集中。。。:2007/06/12(火) 12:25:12.67 O
水じゃ潤せぬ保

175 :名無し募集中。。。:2007/06/12(火) 12:33:10.52 O
現在戦いを放棄して某国の学府にいる某メンがやりそうな策だなw



176 :名無し募集中。。。:2007/06/12(火) 12:35:30.23 0
侮っては困りますよ

177 :名無し募集中。。。:2007/06/12(火) 14:21:35.19 O
夜が楽しみ

178 :名無し募集中。。。:2007/06/12(火) 15:50:20.96 O
イキマスイカセマス

179 :名無し募集中。。。:2007/06/12(火) 17:45:45.77 O
そう言えばまだメロニアの獅子(仮)が出てないな

180 :名無し募集中。。。:2007/06/12(火) 19:21:21.73 0
舞美はどうなったのか楽しみ

181 :名無し募集中。。。:2007/06/12(火) 20:48:38.71 0
朝が楽しみ

182 :名無し募集中。。。:2007/06/12(火) 21:48:07.73 O
楽しみやびちゃんみやびちゃん

183 :名無し募集中。。。:2007/06/12(火) 22:20:46.49 O
夕食中保

184 :名無し募集中。。。:2007/06/12(火) 22:22:02.09 0
ってか騎士団長が気になる・・・

185 :名無し募集中。。。:2007/06/12(火) 22:38:32.90 0
獅子(仮)とタイマン中かね?

186 :蕎麦:2007/06/12(火) 22:51:54.12 O
おもしろいおもしろいおもしろい
どっかの部分をぱくって、羊でねたにしようかな[もちろん冗談]
がばてください

187 :名無し募集中。。。:2007/06/12(火) 23:45:08.97 0
ごめんなさい、今日は帰宅が遅くなっちゃいました
ボチボチ書き始めますね
あと本当に保全有難うございます!

188 :蕎麦:2007/06/12(火) 23:59:51.81 O
保ーほっほっほ

189 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 00:22:16.03 0
シバチャピン、マサオ、ムメを縛っておきある程度痛めつけるカンナ
強敵だったが縛られれば身動きが取れないので少し一安心して体を休める
本当なら一刻も早くマイミの安否を知りたい所だが今の状態で行っても無駄になるだけなの休息が必要なのだ
そうして休んでるうちにマイマイも動けるようになり、アイリも目を覚まし始めた
だがどうも浮かない顔をしているようだった
「私・・・何も出来ませんでした・・・こんなので天才なんて笑っちゃいますよね」
実力の半分も出せず怯えてばっかりでムメに負けたのを気にしているようだ
そんなアイリを元気付けるよう励ますマイマイ
「大丈夫だって、私も結局足の太い人に負けちゃったから・・・それも力勝負で
 でもカンナと兵隊さん達が助けてくれたんだよ、私達は一人じゃないんだから助け合えるんだよ
 だから自分ひとり負けそうでももう怯えたりしないで、皆なら倒せるから」
「そ、そうですよね・・・!」
不思議と力が湧き出すアイリ、カンナや遠征兵達にペコリとおじぎをする
「それにこの人達が本当にマイミ団長を倒したと思う?確かに強いけどこのくらいの敵なら団長は軽くひねっちゃうはず
 たぶん団長は今でも前線で馬鹿みたいに戦ってるはずだよ」
確かにそうだ、と再認識するアイリ、カンナ、遠征軍達
シバチャピンやマサオ、ムメは強いしチームプレイを得意とするが束になっても"最強"マイミに対抗できるとは思えないのだ
何故ならマイミは数年前たった一人である国を滅亡寸前まで追いやったという過去を持つのだ
そんなマイミ団長を脅かす者などそう居るはずがない、そう思うと安心感に包まれるのだ

数分後、ヤツがやってくるまでは・・・だが

190 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 00:44:17.03 0
お話しがとっても面白くてよい
ちなみにここまでで一番笑ったのは舞美の名前だった
スラヴ系で本名は マイミスキー・バカダナヴィッチ・ゼツリンホフ とか(w 

191 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 00:54:41.89 0
凄い文章が上手いって訳ではないのだけど
読みやすいし何より話の中に引き込まれる

192 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 01:16:16.22 0
急に体が震えだすアイリ
「あ、あれ?・・・もう勇気をもらったはずなのに・・・あれ?・・・あれ?」
先の戦いで怯えて役に立たなかった事を悔いたはずなのに
団長を越える敵なんていないと理解しているはずなのに
何故か指先から骨の隋まで震えが止まらないのだ
もう足手まといにはなりたくないのに理由のわからない恐怖が自分を締め付ける
自分は天才なはずなのにまた人の足を引っ張る事になるかと思うと自責の念に駆られずにいられなかった
だが震えていたのはアイリだけではなかったのだ
マイマイも、あんなに強いカンナでさえも立てないほどに震えている
シバチャピン、マサオ、ムメでさえ半笑いしながらも冷や汗をかいている
いったい何が自分達をこうさせるのか?その正体に気づくのに時間はいらなかった
ああ、あいつか 誰もがすぐ気づいたのだ
「おうお前ら、ちょっと不甲斐なさすぎやしないか?」
いつの間にこの人はこの場に居たのだろう、いや、おそらく震えが始まった頃には既に居たのだと思う
シバチャピンより太い足、マサオより派手な風貌、ムメより得体の知れない存在感
ヒトミ・ボス
ヤツがメロニア最強、その場にいる誰もがそれを理解した

193 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 01:33:02.72 0
一瞬、それは一瞬だった
いつの間にかカンナの背後にいたヒトミは素手で鎧を突き破りカンナを地に沈めていた
カンナも銃で応戦しようと構えていたのだが撃つより速く迫れてはなんの意味もない
そしてさっきシバチャピンとムメを取り押さえたようにしようにもそれも出来なかった
あの強靭な肉体を誰が取り押さえられると言うのだろう?100対1でも負けるのはでないだろうか
全ての兵がそれを肌で感じていたから誰も取り押さえに行けなかったのだ
もちろん実際取り押さえにいったところで動きを止められる訳も無い
この感覚、まさにマイミと似ている
アイリとマイマイがマイミと初めて出会った時に感じた圧倒的なレベルの違い
それと似た感覚がヒトミ・ボスからも感じられたのだ
「た、退却だ!全軍退却!!!」
マイマイはそう号令を出さずにはいられなかった
この場にいれば必ず死ぬ
さしずめ「小学生でもわかることよ」と言ったところだろう

194 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 01:55:53.21 O
バカダナー早く出てこいバカダナー

195 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 02:42:53.31 0
蜘蛛の子を散らすように逃げる遠征軍達
歩けそうにないマイマイやカンナをおぶって走る者もいるがほとんどが武器を捨てて走って逃げている
しかしヒトミ・ボスが逃げる遠征軍を黙ってみている訳が無かった
「逃がすわけねぇだろ、王国侵略のために少しでも殺しとかなきゃな」
そう言ってマイマイをおぶっている兵に近づき仕留めようとするヒトミ
ヒトミの鉄のような拳がマイマイに振り下ろされる
しかしその時ヒトミの膝に電撃が走った
なんと震えて怯えて小さくなっているはずのアイリが棍棒「ソノヘンノボウ」でヒトミの膝に渾身の一撃を加えたのだ
「見えました!あなたの電源は膝にあります!」
意思とは反して地に膝をついてしまうヒトミ、だがすぐ起き上がり
「そうか、自殺志願者か」
アイリの柔らかい腹に像でも一撃で気絶するようなボディーブローを放ったのだ
「てめぇが噂に聞いてたキュートの天才だな?ここで完全の息の根を止めてやるよ」
もう意識の無いアイリに二撃目三撃目を繰り出そうとするヒトミ
しかしそのヒトミの腕を何者かが掴み制した
なんとその者こそキュート戦士最強のマイミ・バカダナー戦士団長だったのだ
頭から血が出て今にも死んでしまいそうな重症だが目だけはいつものままだ
「生きてたのか、10発はぶん殴ったはずだがかなりタフなんだな」
「仲間が殺されるというのに黙ってはいられないからな」

196 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 03:10:15.87 0
「だ、団長!」
マイミが生きていた事に安心と喜びを感じたマイマイとアイリが駆け寄る
しかしマイミは「お前達は来るな!今すぐ逃げろ!」と怒鳴りつける
「で、でも団長が来たなら皆で協力すればそいつにだって勝てますよ・・・」
そう言って棍棒を構えなおすアイリ
しかしマイミは怖い顔をしてもう一度言う
「勝てないから言ってるんだ!悔しいがこいつの強さは想像以上だ
 お前達は王国に戻って援軍を呼んでくるんだ、私がこいつを抑えている隙に!」
ヒトミを羽交い絞めにするマイミ、だが力はヒトミの方が強く解かれてしまうのも時間の問題
「で、でも隊長をほっておく訳には・・・」
「私は絶対ここで生き延びる!どんな拷問を受けようがどれだけ殴られようが絶対生きてみせる!
 もし生き残れなかった時は私が最強ではなくなる時だ、私を最強だと信じてるなら王国に戻ってくれ!」
「・・・!!」
ハッとするマイマイとアイリ
そうだったのだ、マイミが最強と呼ばれる所以はその生命力にあったのだ
確かに攻撃力や身体能力にすぐれているが特筆すべきは他を圧倒する「生きるという力」
いくら破壊力のある武器を持っていようが長時間戦っていたらそのうち怪我を負って死んでしまう
しかしマイミの生への執着心は尋常ではない、大国を一人で滅亡寸前まで追いやったのもその生命力があったからだ
マイマイとアイリはマイミ戦士団長を信じる事にした
メロニアに戻るまでに数週間はかかるかもしれない、だがマイミは生きているはずだと

197 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 05:41:41.88 O
おはよう保

198 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 07:38:32.38 0
騎士団長、漢だな 
娘。塾大鐘音エールを送るよ

199 :1:2007/06/13(水) 07:54:44.24 0
今気づいたけどなんでアイリはボディーブロー喰らって気絶してんのにすぐ意識を取り戻してるんだろ
失敗した><

200 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 08:28:49.67 0
「そうして退却している途中でナカサキとオカールに出会ったのです
 二人に会った時点でまたメロニアに戻ろうとも思いましたがヒトミ・ボスの力は強大です
 ベリーズの力も借りたいと思い王国まで戻りました、どうか力を貸してもらえませんでしょうか?」
全ての事情を話し終えたアイリ、切実な思いでベリーズに嘆願する
クマイチャンとチナミの性格から考えて断るはずもなく
「当たり前だよ!今すぐ行こう、今もマイミは拷問を受けてるんでしょ?一刻も早くいかないと」
「ヒトミってやつがどんなに強くても私やクマイチャン、リシャコ、そしてオカールやナカサキが居るから絶対勝てるよ!」と協力的だ
ナカサキとオカールも最初はマイミより強い者が居るとはにわかに信じられなかったが今は武器の準備を始めている
馬鹿だけどいつも的確な指示を出してくれた団長、その団長を見捨てるなんて心は持ち合わせていないのだ
「ただ心配なのは・・・マイミ団長を人質に取られている状態で私達がどれだけ戦えるか・・・」
マイマイが言った事はもっともな事だった、前戦った時とは違い今回は人質がいるのだ
もしマイミの首にナイフでも突きつけられたら何も出来ないのかもしれない・・・
しかしベッドで寝ているウメサンは心から安心しきったような顔でこう言った
「ううん、マイミが人質でよかったんだよ、マイミは銃を突きつけられても逆に殴り飛ばしちゃうような性格だよ
 これほど強い人質ってそうそう居ないんじゃないかな」
確かにそうだと緊迫していたキュート戦士達に笑顔があらわれた

201 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 09:36:56.28 O
>>175
伝説の粗末な軍師(仮)よりマリッペ・リトルマロンビッチ(仮)がやりそうな策だな

202 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 11:23:48.28 O
この強さのレベルでいくとマーサー王が
最強のような気がするんだがw

203 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 13:29:58.45 0


204 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 13:30:13.26 0


205 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 14:54:05.42 0


206 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 15:05:22.74 O


207 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 15:09:12.54 0


208 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 15:10:03.69 0


209 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 15:11:34.30 O


210 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 15:11:50.21 0
!!

211 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 16:13:09.54 O
ノルウェー風

212 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 17:59:42.62 0
今夜も期待

213 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 19:05:01.53 0
このあとすぐ

214 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 20:15:23.62 0
時を同じくしてメロニア城のある室内
白衣を着たムメが壁に開いた穴を見てため息をついていた
「また脱走したみたいですね…こんなに落ち着きのない人質もう嫌ですよ・・・」
そんな呆れているムメの後ろからピザをかじりつつ現れるマイミ
「ため息をつくと寿命が縮むらしいぞ?何があったか知らないが前向きに生きないと」
「貴方が脱走ばっかりするからため息も出るんでしょう・・・ていうか断食の刑なんだから物を食べないでもらえませんか」
「いやそれは御免だ、なぜなら2週間も何も食べなければ人間は死んでしまうからな」
「だから大人しく死んでくださいよ・・・泣けてきますよ本当に」
実はマイミ団長は最初の3日ほどは普通に拷問を受けてきたのだ
しかし何故か拷問器具を使えば使うほど壊れていくうえにマイミ団長に大したダメージは与えられない
そもそも縄で縛ろうにも引きちぎってしまうしシバチャピン、マサオでリンチにしようにも返り討ちされてしまう
ヒトミにお願いしようにもめんどくさがって何もやってくれない
そこで鉄格子で囲まれた部屋に閉じ込め飢え死にさせようと思ったのだがご覧の通りぶち破ってしまう
もうお手上げなのだ
「しかし不思議なんですが何故逃げて帰ろうとはしないのですか?悔しいですが私に貴方を止める事は出来ないのですけど」
「ああ、私達の最終目標はメロニアを屈服させる事だからな
 私が捕らわれていると思えばキュート戦士達は燃え上がるだろう、ヒトミを倒すにはそれほどの闘志が必要不可欠だ」

215 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 20:44:54.75 O
wktk

216 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 20:50:43.31 0
>>202
俺もそう思った(w

ベリキュー戦士が皆虫の息になり、勝利を確信したミキティがマーサー王を
殺そうとした瞬間、聖剣エクスカリバーをつかんだマーサー王が快刀乱麻を断つがごとく
敵共をばっさばっさとなぎ倒して敵も味方もポカーン で幕とか

217 :蕎麦:2007/06/13(水) 21:32:31.48 O
(なんかモンスターの集団みたいだ)
関○電気保〜全協会♪

218 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 22:04:15.57 0
「なるほど…ですがそう簡単に私達も負けたりはしませんよ
 以前の戦いでキュート7戦士全員分のデータが揃いましたからね、貴方抜きなら私達に勝てないという計算も出ています」
大量の資料を持ち出しマイミに見せるムメ、パラパラと目を通すマイミ
確かにそのデータは実際に限りなく近かった、扱う武器といい好む戦闘スタイルといい忠実な情報だ
「正確でしょう?その資料は我がメロニア軍全員に行き渡っています、シミュレーションも何度もしましたし勝率は100%ですね」
だがマイミは落ち着いた様子でムメに問いかける
「ではそこにベリーズが加われば勝率は何%になるんだ?」
意外な質問に面食らうムメ
「ベリーズとキュートはあまり共闘しないのでしょう?そんな事を聞いて何になるのですか」
「いいから質問に答えろ、何%になるんだ?」
睨みをきかせるマイミにビビるムメ、か細い声で答える
「あ・・・それは・・・ベリーズ全員が加勢したと仮定すれば・・・20%です・・・」

219 :名無し募集中。。。:2007/06/13(水) 22:59:36.61 0
数多すぎるな

220 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 00:02:49.53 0
深夜が楽しみ

221 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 01:00:00.45 0
。。。。。。

222 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 01:07:10.78 0
また明日かな

223 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 01:31:30.13 0
時は経ち食卓の騎士達はマイミが捕らわれているメロニア領土へと到着する(実際はマイミにタダで飲み食いされてる)
リカチャンの襲来、メロニアでの戦争によりほとんどの王国兵が負傷しているので馬車を操る一般兵のみを連れた少数精鋭だ
ベリーズはクマイチャン、チナミ、リシャコの3人
キュートはナカサキ、マイマイ、オカール、アイリ、カンナの5人、つまり計8人で敵国に対抗する事になる
ミヤビやマイミなど指揮をする立場の人間を欠いているのでひとまずマイマイが臨時的に総指揮を取る事になった
「メロニア四天王で気をつける必要はあるのはヒトミだけ、残りの3人はこれだけの人数揃えてるので容易に倒せると思う
 ただこちらには兵が馬車兵しか居ないから四天王よりむしろ敵の大群の方が恐ろしいの
 だけど全員で相手してたらキリが無いからここはアイリ、オカール、リシャコの3人で1000の大群を相手して欲しいけど出来る?」
こくりと頷くアイリとリシャコ、一人ぽかんとしているオカール
(ま、まじかよ・・・いくらなんでも333人も相手するなんてキツくないか?・・・)
今までそんな大勢の敵を相手した事ないのでビビっちゃってるのだ
そんなオカールを見て瞳をウルウルさせながら困った顔をするマイマイ
「オカール出来そうにない?・・・だったら他の人に代わってもらう?」
マイマイにそんな目で見られてキュンとしちゃうオカール
「い、いや余裕だよ!なんなら俺一人で1000人相手にしてもいいんだけどさー、まぁアイリとリシャコにも見せ場作ってあげないとな」
かなり調子に乗ってるオカール


224 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 01:52:05.14 0
調子に乗ってるオカールはひとまず置いといて次の作戦を説明するマイマイ
「それでね、残った5人で四天王を相手にする形になるんだけど出方が分からないから皆で固まって戦うべきだと思う
 一人づつ現れたら全員で協力して倒すし、4人同時に現れたらその場で臨機応変に割り振って行きたいの
 とにかくこっちの人数が相手より少なくなる事だけは避けないといけないからね」
マイマイの言葉を聞いて疑問が浮かぶチナミ
「ちょっと待って!シバチャピンとマサオとムメには一人づつつけばいいけどヒトミって物凄く強いんでしょ?
 5引く3したら2人しか残らないじゃん!たった2人でヒトミに勝てるの?」
チナミの質問にもっともだと賛同する戦士達、だけどマイマイはその質問を待っていたかのように答え始めた
「そのためにアイリとオカールとリシャコには早めに兵達を一掃してほしいの、そうすればヒトミに5人でかかれるでしょ?
 出来れば一人辺り5秒くらいで仕留めてもらいたいかな、3人とも出来るよね?」
こくりと頷くアイリとリシャコ、プレッシャーを感じて胃が痛くなるオカール
そんなオカールを見て目をウルウルさせて上目使いで見上げるマイマイ
「オカールどこか傷が痛むの?・・・」
「い、いや全然痛くないよ!ピチレモン国の薬って滅茶苦茶効くよなぁ、2週間でここまで回復したさ!」
オカールが苦し紛れに言ったピチレモン王に貰った薬、この薬は実際かなり重宝していた
リカチャン達に負わされた傷、メロニア四天王に負わされた傷、完全回復とは言わないがほとんど治りかけていたのだ
さすがにミヤビやウメサン程の重症はすぐには治せないがここにいる騎士達の怪我は軽かったので2週間で治癒できたのだという

225 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 02:27:01.14 0
本当にキタよ乙

226 :05004014742177_ee:2007/06/14(木) 02:37:16.97 O
ピチレモン国 最強だな

227 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 02:41:53.62 0
「という訳でおおまかな作戦は以上!後はメロニア城に着くまで皆よく体を休ませてね」
天使のような笑顔を見せるマイマイ、オカールならずとも可愛いと思ってしまう
マイマイは王国NO.1の怪力、且つ王国NO.2の策士ではあるがそれ以前にとても可愛いのだ
一般兵の中にはマイマイのファンクラブまで作っている者も居るという噂もあるがそれはまた別の話

待ち時間が結構あるのでそれぞれが各々体を休め到着に備える事にした
そんな中リシャコの隣に座り接触するアイリ
「いっしょの戦場に立つのは初めてですよねリシャコ」
フレンドリーに話しかけてくるアイリに気をよくするリシャコ
「うん!頑張っていっぱい倒そうね」と笑顔で返す
しかしアイリは急に雰囲気を変える、その目はライバルを見るような目に変わったのだ
「リシャコはなんでもベリーズきっての天才だと聞きましたが…実は私もキュートの中では天才と呼ばれてるのですよ」
アイリの豹変を肌で感じるリシャコ、負けずと睨み返す
「こっちだってアイリの事知ってるよ、人の体の中に雷を起こす事が出来るって聞いたよ…どうやって起こすの?」
「そういうリシャコは本気を出したら敵を深海の底に沈める事が出来るそうじゃないですか、しかも陸地で」
二人の目と目の間には火花がバチバチ出ていた
それもとびっきり熱そうな火花が

228 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 02:42:54.26 O
まあレモンのクエン酸は疲労回復につながるしビタミンCはお肌…ってみのかw

229 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 02:47:24.28 O
おそらく みのがいるなピチレモン国には

230 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 03:15:41.87 0
言い合ってるうちにそれぞれ武器を持ち出すリシャコとアイリ
リシャコは三叉槍パスタセンヨウフォークをアイリの胸元に
アイリは棍棒ソノヘンノボウをリシャコのわき腹に突きつけた
そしてニヤリと笑い構えてた武器を仕舞う二人
「リシャコ…やはり貴方も見えてるのですね、さすが天才と呼ばれるだけあります」
「アイリだって見えてるじゃない、雷を起こすってのもなんとなくわかったかも、かも」
その様子をただぼーっと見ていたオカールにはさっぱり意味がわからなかった
(なんだなんだ?喧嘩でもおっ始めると思ったら見えるとかなんとか・・・何言ってるんだこいつら?)
そんなオカールが見ているとは気づかず話を進める二人
「大群相手は骨が折れますが2人で頑張りましょう、私とリシャコならすぐ倒せるはずです」
「うんわかった!一人3秒くらいで倒せば皆を助けにいけるよね」
わいわい楽しく話すアイリとリシャコ、しかしその話を聞いて面白く思わない者が居た、もちろんオカールだ
「おいおいおいおい2人ってなんだよ!雑魚は俺も倒すっての!」
オカールからしたら全くもって不愉快だろう、自分は数にも入れられないのだから
しかしいくらオカールが必死になろうともアイリは軽く流してしまう
「あ、オカールは適当にやってください、出来れば邪魔にならないようにお願いしますね」
それを聞いてプッツンしちゃうオカール
「だいたいなぁっ!俺はベリーズが嫌いだけどアイリ!おめーも大っ嫌いだったんだよ!!!
 いちいち鼻につく喋りしやがってよぉ、そもそも食卓の騎士は良いとこのお嬢様が道楽でやっていいもんじゃねーっての!」
この後マイマイがオカールに駄目駄目!と止めなければ大変な事なってただろう事は想像に難く無い

231 :1:2007/06/14(木) 03:23:16.35 0
眠いのでもう寝ます
ではまた明日〜(保全してくださる方々本当に感謝です)

232 :1:2007/06/14(木) 03:26:51.24 0
あ、そうだ
ピチレモン王の名前は「ミノ・アサズバー」にします
もう二度と出番ないでしょうけどw

233 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 03:43:31.25 0
おやすみなさいおれもねよっと

234 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 04:33:48.56 0
じゃあ俺も寝るわ

235 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 05:42:31.05 O
俺は起きたよw

236 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 06:09:12.62 O
>>166でムメにだけ愛理の電撃が通じなかったのは
博士風の風貌から鎧でなくレザーかラバーをまとってたと言うことか

影の声)<ボス・サイトウはまぎれもなく勇者であろうただし石器時代のな

237 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 07:20:02.14 0
中世ならまだ勇者でいられるんでね?

238 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 08:30:03.74 0
期待ほ

239 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 09:33:55.51 0
>>232
王様なんだからもっと長い名前でもいいと思うたとえば
「ミノ・オモイッキリ・ガッコウエ・キソウテンガイ・ミリオネ・アサズバー」とか

240 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 11:08:49.48 O


241 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 13:11:25.43 0


242 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 15:30:39.87 0


243 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 16:50:35.79 0
オカール可愛いよオカール

244 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 17:55:25.33 0
チナミもっと暴れてよチナミ

245 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 19:19:58.28 0
桃子の登場シーンに期待

246 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 20:34:12.45 0
今夜は進展するのかね

247 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 21:11:58.12 O
のんびり行こうよ

248 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 21:29:40.26 0
作者さんあわてずのんびり書いてくらさい
一晩であまり進んでレスが伸びすぎるとかえって読むのが面倒になる
嫌みでもなんでもなくこれくらいのペースの方が読みやすくていいとゆいたい

249 :1:2007/06/14(木) 21:56:57.09 0
う〜ん、とは言っても8時〜2時とコンスタントにPCに向かえる訳がないのでどうしても深夜に更新が集中しちゃいます
その日の仕事中に考え付いた大まかな展開はなるべくその日のうちに書いちゃいたいので減らすという訳も・・・
今までの更新をまったく負担と思った事はないので心配は不要です
ただ一気に更新されるのが見難かったら考えますけど

250 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 22:00:28.17 0
のんびりはいいけど
保守のタイミングがわからんから教えてくれ

251 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 23:09:53.29 0
思い立ったときが保守DOKI

252 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 23:49:30.75 0
sageとか全然わからんまだ全然大丈夫なのか?

253 :名無し募集中。。。:2007/06/14(木) 23:57:53.58 0
読者の都合など考えずにどんどん更新しておくれ
一気に更新してもok
とにかく続きが読みたい!

254 :名無し募集中。。。:2007/06/15(金) 00:00:27.93 0
0時過ぎたよ保

255 :名無し募集中。。。:2007/06/15(金) 00:40:54.26 0
また調理場からリンゴをくすねて牢獄で食べ始めたマイミ
するとムメが真剣な面持ちでやってくる
「どうやら来たようですよお仲間達が」
それを聞いて喜ぶマイミ、来るとは信じてたがやっぱり助けられるというのは嬉しいものなのだ
「そっかぁ来たかぁ、ところでベリーズは来たのか?だとしたら勝率はかなり下がっているのだろうな」
しかしムメはニヤニヤしている、不気味に思うマイミに結果を話し始める
「確かにベリーズは来ていましたがたったの3人ですよ、しかもキュートもウメサン以外の5人のみです
 カンナ・ディスライクハンド、ナカサキ・キュフフ、アイリ・カッパー・ダボトール、オカール・ブラウンコッチェビ
 マイマイ・チチハエ・タラステル、そしてチナミ・エナリズム・レッドウェスト、クマイチャン・ピリリマデ・ユリーネ
 リシャコ・ピザハブの計8人ですね、これでは勝率は90%以上なので焦る必要など無いのですよ」
衝撃を受けるマイミ、膝をついてうなだれてしまう
(そ、そんな・・・ウメサンが居ないなんて・・・連絡しなかったから怒ってるのだろうか・・・)

256 :名無し募集中。。。:2007/06/15(金) 00:41:50.09 0
そこかよw

257 :名無し募集中。。。:2007/06/15(金) 01:35:09.45 0
メロニア城の目前にまで到着するクマイチャン達
城の周辺には当然のごとく大勢の兵士達が待ち構えていた
リシャコ、アイリ、オカール作戦通り兵士達を引き受けるため馬車を降りる
「3人とも頑張ってね、私達は正面突破するからね」
そう言うと馬車馬は全速力で城へ向かって走っていった
途中それを止めようと向かってくる兵士もいたがチナミとカンナの狙撃により寄せ付けることも無かった
(さて・・・速攻でこいつら倒してアイリとリシャコのやつらをあっと言わせてやるぜ)
若干よこしまな考えをしながらも勇敢に1000の大群へ立ち向かうオカール
以前クマイチャンを倒したように対峙する全ての兵士の急所5点をジャマダハル「ケーキノアルミホイル」で突くオカール
素早い移動と素早い連撃で一人あたりノルマの5秒で仕留める
(見たか!俺だってやればこれくらい出来るんだぜ!)
そう思いアイリとリシャコの方を見るオカール
するとなんとも信じがたい事がオカールの視界に入ってきた
オカールは一人を倒すのに5発入れなくてはならないと言うのにアイリとリシャコはそれぞれ一発しか入れてないのだ
しかも立ち回りも良く一人あたり2、3秒で仕留めている
「な・・・そんな馬鹿な・・・」
オカールは自信を喪失しそうになってしまう

258 :名無し募集中。。。:2007/06/15(金) 03:55:53.11 O
この物語のオカールは将来二刀流にすべきだと思う保全

259 :名無し募集中。。。:2007/06/15(金) 04:16:23.62 0
リシャコ、アイリ、オカールに任せて城まで直行した馬車
出発から数分で城門まで到着したは良いのだが城の入り口は巨大な鉄扉により閉められていたのだ
早く開けないと後方からやって来る兵士達を相手しなければならないので体力のロスだ
なるべくこの5人での戦闘は四天王だけに絞りたかったので悩みこむマイマイ
「駄目だよこの扉、鉄で出来てるから斬れないし…そもそも刃こぼれしちゃいそう」
不安そうなクマイチャンにさらにかぶせるように言うナカサキ
「それに固い物を斬ると腕がに響くのよね・・・どうする?裏口を探す?」
マイマイは最後の手段として自慢の斧で扉を斬ろうと思ったがナカサキの言う通り体に負担がかかりすぎる
特にマイマイのような小さな体だと反動が全身に来かねない、これから強敵を相手にするというのに戦闘以外で故障は最も避けたい
皆がどうしようか深く悩んでいるとチナミが「ハイハイハイ!」と挙手し始めた
「実は内緒にしようと思ってたんだけどね、今回はず〜っと改良してきたこの大砲の威力を見せてあげる!」
チナミは馬車に乗っている間誰ともコミュニケーションをとらずずっと機械弄りをしていたのだ
オカダとの戦いで何発撃っても少しもダメージを与えられなかった事にショックを感じ威力を増加させようと苦心してきたからだ
「みんなちょっと離れててね…こうやって狙いをつけて」
いつも以上に強く小型大砲「ビービーダン」を握り締めるチナミ
引き金をより長く、強く、慎重に引く
そしてドカンという轟音と共に大砲が発射される
立派なのは音だけではない、あんなに大きくて固そうな鉄扉が音を立てて崩れたのだ
そのスピード、威力、もはや決して小型大砲と呼べる代物ではない
「す、すごい!!!チナミってこんな凄いの作ってたんだ!!!」子供のようにはしゃぐクマイチャン
キュート達も目を丸くして驚く、いつもは無表情なカンナもちょっとビックリした顔をする
「これ引き金が重いから一発撃つのに10秒くらいかかっちゃうけどね、でもこれで私も足を引っ張らないですむかな・・・」

260 :名無し募集中。。。:2007/06/15(金) 05:59:26.78 0
ひゃっほー

261 :名無し募集中。。。:2007/06/15(金) 07:14:25.86 0


262 :名無し募集中。。。:2007/06/15(金) 08:39:30.36 0
寝起保

263 :名無し募集中。。。:2007/06/15(金) 08:40:05.81 0
保全のタイミング頻繁すぎないか?w
550くらい落ちてからでいいと思うけど

264 :名無し募集中。。。:2007/06/15(金) 09:34:10.15 0
もう2度と来ない

265 :名無し募集中。。。:2007/06/15(金) 10:49:30.49 O
そう言わずに

266 :名無し募集中。。。:2007/06/15(金) 11:05:21.25 0
今更なんだがマイマイはやっぱ「でしゅ」の方がしっくりくるんだが・・


267 :名無し募集中。。。:2007/06/15(金) 11:32:13.75 0
機械的にベストなことと対人間的にベストなことは違う

268 :名無し募集中。。。:2007/06/15(金) 15:05:54.04 0
チナミー可愛いよチナミー

269 :名無し募集中。。。:2007/06/15(金) 16:21:21.48 0
モモコとサキはまだかw

270 :名無し募集中。。。:2007/06/15(金) 16:54:21.79 O
多分カンナは誰とも握手しない背後を取らせない懸賞金の振込みはスイス銀行だろうな保全

271 :名無し募集中。。。:2007/06/15(金) 19:03:56.84 O


272 :名無し募集中。。。:2007/06/15(金) 20:34:24.23 0
適当に保全

273 :名無し募集中。。。:2007/06/15(金) 20:42:43.48 0
壊した城門からは城内がよく見渡す事が出来た
そして入り口から広がる大広間、その奥の奥にシバチャピンとマサオが立っていたのだ
轟音をあげてボロボロに崩れ落ちた扉を見て驚きを隠せない表情だ
「ば、馬鹿かお前らは!?親から扉は壊せって教わったのかよ!」
「まったく非常識だ…弁償してもらわないといかんな」
叱られてポリポリと頭をかくチナミ、あまり反省の色が見えない
そこでマイマイがシバチャピンとマサオに聞こえないように小声で囁く
「みんな、これはチャンスだよ!こっちは5人だけど相手はたったの2人
 上手く立ち回っていけば誰も犠牲にしないで切り抜ける事が出来るから指示をちゃんと聞いてね」
マイマイの言葉に頷く仲間達、マイマイは馬鹿な団長と副団長の代わりに戦士たちを指示する役割を担ってきたのだ
「よし、じゃあ敵の攻撃は私が引き受けるね!おりゃー!」
そう言って無計画にシバチャピンとマサオの方へ走っていくクマイチャン
「あ、ちょっと話聞いてたの!?」焦って呼び止めるマイマイ
しかしもう遅かった
なんとクマイチャンが仕掛けられていた落とし穴にまんまとストーンと落ちてしまったのだ
「うわああああぁぁぁあぁぁぁぁ・・・・・」
クスクスと笑い出すシバチャピン
「かかったな、我々の一番恐れてるのはお前達が固まって行動する事だからな
 この大広間にしかけられてる数え切れないほどの落とし穴で貴様らを分散させてやるぜ」


274 :名無し募集中。。。:2007/06/15(金) 21:47:19.55 0
クマイチャン・・・

275 :名無し募集中。。。:2007/06/15(金) 22:12:38.76 0
くまいちゃんは脳から末端に指令が届くのが一番遅いから仕方ないな

276 :名無し募集中。。。:2007/06/15(金) 22:49:13.32 O
哀戦士くまいちゃん

277 :名無し募集中。。。:2007/06/15(金) 22:58:37.64 O
でも自慢の背丈で落とし穴から自力ではい上がるクマイチャン

278 :名無し募集中。。。:2007/06/15(金) 23:18:31.84 0
クマイチャンの馬鹿さ加減にチナミは酷く呆れる
「ご、ごめんね皆・・・あんなクマイチャンで」
しかしキュート戦士達はあんまり気にしてない様子
「まあ、あれくらいのボケならいつもマイミ団長がやってくれてるから・・・」
「だよね・・・団長なら罠って知ってても何故かひっかかるものね」
はぁ・・・とため息をつくキュート戦士達、(みんなも大変なんだなぁ)と哀れみの視線を送るチナミ
いまいち危機感を感じてくれない戦士達を見てシバチャピンはイライラし始める
「お前ら状況わかってるのかよ!俺達はどこに落とし穴があるかわかってるから絶対有利なんだぞ!!!」
そう言って大広間をクネクネと罠を避けながら戦士達の元へ駆け寄るシバチャピン、マサオも同じくついていく
だがそれを見てマイマイは何かに気づき、隣にいるカンナに指示をする
「カンナ、あの人達が避けてるとこを銃で撃ってくれない?」
こくりと頷き銃剣で指示通り床を撃ちまくるカンナ
「そしてチナミは広いとこになんでも良いから大きいのをぶつけちゃって!とびっきり凄いやつを」
「う、うん!…よくわからないけどわかった!」
チナミも小型大砲ビービーダンを言われた通り広いスペースにぶちまける
すると仕掛けられていた落とし穴が全て完全に燃え尽き、どこに穴が開いてるのか丸分かりになったのだ
「あとはちょっと穴に気をつければ対等に戦えるよね」ニッコリと笑うマイマイ
「な・・・まずいぞこれは・・・」
「うろたえるな、まだ負けた訳ではない…」冷や汗をかくシバチャピンとマサオ

ちなみにクマイチャンは天井がドカンドカンうるさいので半泣きになっていた

279 :1:2007/06/15(金) 23:20:42.39 0
ちなみにチナミの持っている小型大砲・改のイメージはラピュタの終盤でパズーが持ってる大砲です

280 :名無し募集中。。。:2007/06/15(金) 23:46:19.99 O
何気にタイムリーだなw

281 :名無し募集中。。。:2007/06/15(金) 23:58:25.34 0
 ギャーギャー
    ■       ワーワー    ■
    ■                ■
    ■                ■
    ■ ノハハヽ        .■
    ■川*T∇T)||<バルス ■
    ■ (⊃ へへ       .■
    ■ ヽ人___)__)      ■
    ■■■■■■■■■■

282 :名無し募集中。。。:2007/06/16(土) 00:01:10.65 O
また0時だ保

283 :名無し募集中。。。:2007/06/16(土) 00:02:57.43 0
クマイチャン可愛いw

284 :名無し募集中。。。:2007/06/16(土) 00:11:06.83 0
>>281
ワロタ

285 :名無し募集中。。。:2007/06/16(土) 01:04:06.48 0
ほほほほほ


286 :名無し募集中。。。:2007/06/16(土) 01:09:24.41 0
洗濯板の騎士

287 :名無し募集中。。。:2007/06/16(土) 02:28:04.97 0
バルスってwww

288 :名無し募集中。。。:2007/06/16(土) 05:24:09.37 0
それぞれ武器を構え臨戦状態に入る戦士達
とくにマイマイとカンナは一度シバチャピン、マサオと剣を交えた事が有るので気合は通常以上に入っている
だがシバチャピンとマサオも同様に、いやそれ以上に気合が入っていた
以前のマイマイカンナとの戦いでは油断もあったとは言え明らかに競り負けていたのは事実
今回はマイマイとカンナに加えチナミとナカサキとも戦う事になるので圧倒的に不利な状況だ
しかしそれを言い訳に負けて帰って良い道理なんてあるわけがない
神経を最大限に集中させ全ての攻撃を捌き的確に決定打を喰らわせれば勝てるはず
そう信じてシバチャピンとマサオはある陣形を取る事にした、その名も「香水」
シバチャピンのフレイルによる強力な攻撃力、そしてシバチャピンへの全ての攻撃をマサオの鎖鎌で広くカバー
飛び道具なら潰され、強行突破だと身を切り刻まれる・・・シンプルながらも最凶な陣形だ
この「香水」を目の当たりにして無傷に済んだ者は今のところゼロだという

289 :名無し募集中。。。:2007/06/16(土) 06:42:39.82 0
マサオの隙の無い鎖鎌捌きに攻めあぐむ戦士達
シバチャピンはマサオと組む事で防御を100%無視して攻撃に専念する事が出来るのだ
その絶対的優位な状態でシバチャピンはマイマイの方へと向かっていく
「まずはお前からだ!!前の戦いでもお前は偉そうなサングラスしときながら無能だったからな」
チームの頭脳であるマイマイがやられてはまずいと戦士達は思い皆が援護を始める
カンナは銃弾を連射して動きを止めようとした、しかし全ての弾が鎖鎌によりはじかれてしまう・・・
「前はその剣が銃だとは知らなかったからやられたが今回は話は別だ、全弾はじかせて貰う」
これ以上は弾の無駄だと悟りカンナは撃つのを中断する
そこで今度はチナミだ、小型大砲ビービーダンでシバチャピンに狙いをつける
「これはさすがにはじけないでしょ!吹っ飛んじゃえ!!!!」
だが今度は軽く避けられてしまう、砲弾は奥の壁にぶつかり轟音とともに大爆発を引き起こす
(その大砲はどこ狙ってるか傍から見ればバレバレなんだよ!マヌケが)
とうとうマイマイのもとへ到着したシバチャピン、全身系を防御ではなく攻撃に向けた一撃をマイマイに振り下ろす
マイマイは斧でフレイルを跳ね返そうとするが以前と同じくマイマイの方が弾き返されてしまう
「更に今回は私がいるからな」
そう言ってマサオはシバチャピンの攻撃で一旦動きの止まったマイマイに鎖鎌の乱れ打ちを喰らわせる
マイマイは避ける術もなく全身斬り刻まれてしまう

290 :1:2007/06/16(土) 06:44:32.26 0
全身系→全神経でした・・・><

291 :名無し募集中。。。:2007/06/16(土) 06:52:52.54 0
(o・D・)<きりきざまれるのでしゅか・・・

292 :名無し募集中。。。:2007/06/16(土) 07:37:32.34 0
斬りきざまれてその場に倒れこんでしまうマイマイ
自慢のサングラスも鎖鎌の乱撃に巻き込まれ粉々になってしまう

同時刻、城門前の戦場
マイマイが大ピンチな事なんて微塵も知らないオカールは150人倒したという所でスタミナが切れ始めていた
(はぁ・・・はぁ・・・一人300人以上なんてムチャな話だろマイマイ・・・
 いくら俺が食卓の騎士でも疲れるっての・・・)
かなりパフォーマンスが低下し敵を10秒かけて倒すのがやっとなオカール
ふとアイリやリシャコはどうしてるのかチラリと見ると・・・
(なぁっ!?あいつらまだ一撃で敵倒してやがる!!)
そう、アイリとリシャコは多少疲れてはいるものの序盤と変わらず一人一撃で仕留めていたのだ
おまけにいかにも疲れている顔をしているオカールと違って楽しんでるようにも見える
(アイリには絶対負けない!一番多く倒して私が食卓の騎士一番の天才になるんだもん!)
(リシャコには絶対負けられません、私が最強である事の証明こそがキュート7戦士が最強である事の証明なのですから)
オカールは完全に自信を喪失してしまった
リシャコはともかく何度も同じ戦場に立った事のあるアイリですら自分の想像を超える実力だった事がとてもショックなのだ

293 :名無し募集中。。。:2007/06/16(土) 09:20:13.58 0
从 ’w’)<ほ

294 :名無し募集中。。。:2007/06/16(土) 09:45:26.31 O
シクシク 川;T∇T)|<ヒーン

295 :名無し募集中。。。:2007/06/16(土) 09:45:58.60 0
クマイチャンまだ泣いてるのかw

296 :名無し募集中。。。:2007/06/16(土) 11:34:45.33 0
クマイチャン早く上がって来いw

297 :名無し募集中。。。:2007/06/16(土) 12:50:03.82 0
川;T∇T)|<やだ〜やだ〜暗いのやだ〜

298 :名無し募集中。。。:2007/06/16(土) 12:59:33.36 0
誰か!チビ電を持て!

299 :名無し募集中。。。:2007/06/16(土) 13:48:14.80 0
「たぁっ!」
オカールがへこたれてるのも知らずほとんどペースを崩さず敵兵の胸元に三叉槍「パスタセンヨウフォーク」を突き刺すリシャコ
それも全てが全て心臓のやや上辺りに寸分たがわず命中させているのだ
今までリシャコは300人(オカールの倍)倒してきたが一人残らず同じ位置に綺麗に突き刺している
これこそがリシャコが天才と言われる所以、まるでミシンが針を通すかのように正確に狙った位置を槍で突き刺す事が出来るのだ
しかし何故リシャコがその位置を狙い続けているのかと言うと少し説明が必要になる
人間はどれくらいの水で溺れる事が出来るのかご存知だろうか?
実はほんの数デシリットルの水さえあれば十分溺れる事が出来るのだと言う
人間は普段水を飲む時気管のフタが閉まっていてそのまま胃に水を流すのだが
勢いよく水を飲んだりして気管のフタが閉まる前に流しこんだ場合、胃ではなく肺へと水が送られてしまうケースがある
大抵の人はムセて水を吐き大事に至らずに済むのだがもしも体が弱っていたりして肺に水が送られてしまったら?・・・
そう、人間は肺にほんの少しでも水が送られたら溺れてしまうのだ
しかしリシャコはその「ほんの少しの水」も必要とせず相手を溺れさせる事が出来るという
「ぐ・・ぁあっ・・・ぁああああ・・・」
「これで350人目、結構余裕かな?」
このリシャコ、無邪気な顔をしているが彼女のしている事はなかなか残酷だ
なんと槍で相手の肺を傷つけ直接血液を肺に流し込んでいるのだ
死ぬ事は無いよう調整はしているが胸を突かれ自らの血液で溺れてしまう様はまさに地獄
溺れた直後に誰が戦う事なんて出来るだろうか?
本気を出せば陸地だろうが相手を海底に沈めてしまう三叉のリシャコ、間違いなくベリーズ6戦士の中でもかなり猛者である

ちなみに一方そのころクマイチャンは真っ暗なのが怖くてブルブル震えていた

300 :名無し募集中。。。:2007/06/16(土) 14:08:07.82 0
何かバキの渋川ジャック戦みたい

301 :名無し募集中。。。 :2007/06/16(土) 14:27:17.49 0
面白い

302 :名無し募集中。。。:2007/06/16(土) 14:36:58.80 0
舞波も森の隠者みたいので出ないかな・・・・

303 :名無し募集中。。。:2007/06/16(土) 14:39:42.50 O
舞波は学府で勉強だろ
村上は…学府ではないだろうなw

304 :名無し募集中。。。:2007/06/16(土) 16:36:08.36 0
リシャコ・・・

305 :名無し募集中。。。:2007/06/16(土) 18:13:28.02 0


306 :名無し募集中。。。:2007/06/16(土) 19:46:59.04 0
川;T∇T)|<そろそろ助けてー

でも次はアイリの話になりそうだなw

307 :名無し募集中。。。:2007/06/16(土) 20:53:33.30 0
狼重いけど保全

308 :名無し募集中。。。:2007/06/16(土) 22:04:01.24 0
深夜に期待

309 :名無し募集中。。。:2007/06/16(土) 23:16:29.86 0
切り刻まれたら流石に死ぬのか?

310 :名無し募集中。。。:2007/06/16(土) 23:22:13.95 0
チチハエ・タラステルは幻術を使えて本体は無傷とか

いくらマイマイでも切り刻まれたら無傷ではいられまい

311 :名無し募集中。。。:2007/06/16(土) 23:45:21.27 0
きっとグラサンで敵を拘束してドリルでぶち抜く必殺技を持ってるはずだ

312 :名無し募集中。。。:2007/06/17(日) 00:59:10.54 0
とりあえず 保

313 :名無し募集中。。。:2007/06/17(日) 02:12:34.64 0
眠いな

314 :名無し募集中。。。:2007/06/17(日) 02:44:45.12 0
リシャコが350人目を倒す場面を横目に同じく350人目を殴り飛ばすアイリ
彼女の愛用している棍棒「ソノヘンノボウ」はよくしなり負担を使用者に与えない良質の棒だ
しかもアイリはヘッドスピード60以上の速さで振り下ろす事が出来る、喰らった相手は打撲程度は済まないだろう
更にこの天才アイリ、深海へ溺れさせる事の出来るリシャコと対を成すように相手の体内に「雷」を起こす事が出来る
雷を起こされた兵士達は当然立っていられる事も出来ずその場でうずくまったまま
ではアイリはどうやって雷なんて起こす事が出来るのだろうか?
実は実際に雷を起こしている訳ではなく神経が比較的体の外側を通ってるポイントを見つけてそこにフルスイングしているだけ
ヒジを椅子にぶつけて痺れた事のある人は多いだろう、そういった神経が浅いポイントを見抜き確実にヒットさせているのだ
特に常に戦争に明け暮れている兵士達、体の傷は癒える事もないし神経が剥きだしなっている兵も少なくない
それを一目見ただけで判断し迷いのないスイングで殴り飛ばす
喰らった相手は電撃が走るのを通り越して落雷に会った気分だろう

リシャコもアイリも相手の弱点を見抜き正確に狙いを定めるという点で戦闘スタイルが酷似している
リシャコは確実に相手の肺を、アイリは確実に神経の浅いポイントを一瞬で判断し仕留めている
そんな小さなポイントを見抜くなんて常人には逆立ちしても無理な話だしまるで魔法でも使ってるのかと思える
しかしこの2人は魔法や奇術のようなものでこの能力を得たわけではない、全ては努力と経験のたまものだ
幼少の頃から訓練を受けたり硝煙の匂いのする戦場で何千人、何万人という敵を相手してきたためいつの日か見えるようになったのだ
例えばアイリが好むゴルフというスポーツ、これは初心者が絶対熟練者に敵う事が出来ないスポーツだ
初心者はいつでも自分の好む位置にボールを打つ事の出来る熟練者を見て「まるで魔法だ」という感想を持つだろう
だが魔法を使える熟練者なんて一人もいない、十万百万ものボールを打ってきたからこそ得る事が出来た能力だ
リシャコとアイリの戦闘スタイルも同様に決して魔法ではない
ゆえに最も恐ろしい二人である


一方その頃クマイチャンは大きい体を小さく丸めて恐怖と戦っていた

315 :名無し募集中。。。:2007/06/17(日) 02:53:37.73 0
川;T∇T)|<チビ電つけてー

316 :名無し募集中。。。:2007/06/17(日) 03:06:19.07 O
だんだん大河内民明(わからないなら調べろ)っぽくなってきてさらに面白くなってきたw

317 :名無し募集中。。。:2007/06/17(日) 04:31:40.26 O
从o゚ー゚从 <うちまだ?

318 :名無し募集中。。。:2007/06/17(日) 07:12:05.79 0


319 :名無し募集中。。。:2007/06/17(日) 07:16:29.73 0


320 :名無し募集中。。。:2007/06/17(日) 07:56:55.22 0
マイマイが斬り刻まれたってのは細かく刻まれたって意味じゃなくて傷を刻まれたって意味です
「切り刻む」じゃなくて「斬り刻む」なんでOKですよね?・・・という言い訳をしてみる><
下手くそな絵で解説もしますので許してください><
http://iroiro.zapto.org/cmn/jb/data/jb0957.jpg
@ではなくAをイメージしてました

321 :名無し募集中。。。:2007/06/17(日) 08:30:25.04 0
リンゴを食べ終わり準備体操を始めるマイミ団長
後に来るであろう大戦のため体の筋をめいいっぱい伸ばす
「そろそろあいつら城入っただろうし助けに行かなくてはな」
脱走する気マンマンなマイミの発言にムメは呆れる
「いやいや助けに行くつもりなんでしょうけど逃がしませんからね」
腰からナイフを取り出し簡単に整え始めるムメ
そんなムメを見てマイミは好戦的にファイティングポーズを取り始める
「逃がさないだと?なかなかの自信だな・・・今までお前は私が調理場へ行くのを止めれた事があったか?」
シュッシュッと空を切るジャブ、ジャブでも当たればスリップしてしまいそうな勢いだ
だがムメはフンと鼻で笑い
「私は貴方を止めませんよ、私だってこれから一仕事あるんですからね」
そう言って部屋を出てどこかへ去っていってしまった
「えっ?・・・」ポツーンとしちゃうマイミ
という事はこのまま出ちゃってもいいのか?・・・と不安ながらも扉の方へ向かう
しかし当然のごとくそんなに甘いわけがなかった
部屋に見覚えのある巨体が堂々とはいってきたのだ
「よう、新しくてめぇのお守り担当になったからよろしくな」
ヒトミ・ボスだ、しかも拳にはマイミから没収したナックルダスター「ネコノテ」をはめていた

322 :アナザーストーリー:2007/06/17(日) 10:06:23.21 0
「それはネコノテ!何故お前がはめている」
マイミの怒る顔を見て喜んでいるかのようにこう返してきた
「ずいぶんと頭に血が上っているようだな。これか?なんでワタシが持ってるか体に教えてやるよ」
そう言うとボスはマイミに激しく襲い掛かってきた
マイミはいつものようにその身軽さでスッとボスの攻撃を避けた・・・つもりだった・・・
なんとボスの右ストレートはマイミの頬をかすめたのだ
マイミの動きにはどんどんキレが無くなって来て何かがおかしいことに気づいた
これは何か毒をもられたに違いない。しかし、いつ?どこで?
頭をフル回転させながらもどんどん鈍くなる動きと激しくなるボスの攻撃
そんなことを考えているうちに頭の中までぼーっとなってきた。そしてフと頭の片隅をかすめたものはリンゴだった
「あの時の!!!グフっ」
その瞬間マイミの腹部に電撃が走るような感覚・・・ボスの一撃がマイミを捕らえたのだった
「チョロまかしやがって・・・」
その言葉を最後に記憶がプツっと切れてしまった・・・

次に目を覚ませたときマイミは服をはがれ鎖につながれていた
「きゃあ〜なんでなんでこんな格好なのよ」
手で露出された部分を隠そうとしたが鎖で繋がれているので届かない
そうこうしていると扉が開き向こうからボスとムメが現れた
「惨めなものね〜あのマイミがこんな姿にされちゃって」
「もしかして発情しちゃってるんじゃないの?」
「じゃあお友達を呼んで上げなきゃね〜みんな入ってきて〜」
そう言って手を叩たたくと扉の向こうから覆面のみを付けた裸体の男達が次々と入ってきた
「なっなんだこいつらは!ワタシに何をしようと言うのだ」
マイミは激怒し2人に怒鳴りかかったが2人は涼しい顔をしてこう返して来た
「うふふふ〜何をするですって?そんなことあなたが一番分かってるんでしょ」
「さ〜皆さんやっちゃってくださーい」
その声と同時に男達がマイミの方へと寄ってきた
「やめろ・・・近寄るな・・・うわーーーーーー」

323 :名無し募集中。。。:2007/06/17(日) 10:20:14.52 0
スポセクスポセク

324 :名無し募集中。。。:2007/06/17(日) 11:23:34.85 0
spsk

325 :名無し募集中。。。:2007/06/17(日) 11:44:58.96 0
東京熱みたいな・・・

326 :1:2007/06/17(日) 12:36:43.72 0
ちょっwアナザーってwww

327 :名無し募集中。。。:2007/06/17(日) 14:01:41.27 0


328 :名無し募集中。。。:2007/06/17(日) 14:15:14.34 O
ここはいよいよベリーズの頼れるキャプテン=くのいち・サキの登場か!?







お色気はないが…

329 :名無し募集中。。。:2007/06/17(日) 15:51:47.27 0
クマイチャンはまだ小動物みたいにビクビクしてるのかな?
どう見てもキリンのくせに!

330 :名無し募集中。。。:2007/06/17(日) 16:49:22.37 O
実は立ち上がったら落とし穴から頭が飛び出るクマイチャン

ピョコ!! m川*^∇^)|m
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


331 :名無し募集中。。。:2007/06/17(日) 17:11:03.89 0
「その武器は・・・!」
パンチの負担を軽減するフォルム、そして破壊力を増幅させる真鍮製のナックルダスター「ネコノテ」
全てを凌駕する生命力と相手を翻弄する敏捷性を兼ねそろえるマイミにとって唯一先の2つに劣るのは攻撃力だった
とは言っても素手で瓦を10枚割れたりするので劣ると言うのには語弊があるがどうしても屈強な大男には力負けしてしまう
それを補うように開発されたのがナックルダスター「ネコノテ」だ
これによりマイミは何も考えずただ殴りまくるだけで十分相手を容易に倒す事が出来るので重宝していた
しかしそのナックルダスターをつけているのは素手でも岩を破壊できるヒトミ・ボスだ
その威力、想像に難くない
「てめぇだったら簡単にあの3人を倒しちまうだろうな、それは困るんだよ」
そう言ってマイミにとても強烈な右ストレートを喰らわせるヒトミ
マイミは持ち前の俊敏性を活かして避けようとしたがかすかにかすってしまう
相手が素手ならかすっても軽いかすり傷で済むだろう、だが今回はナックルダスターを装着している
マイミの横っ腹はヒトミの攻撃によりえぐられたかと思うくらいの深い傷を負ってしまう
しかもヒトミの猛攻は止まらない、右ストレートを出した勢いで左のコンビネーションも繰り出したのだ
横っ腹の痛みに気をとられ左の強烈なのを真芯で受けてしまう
「うっ・・・・あっ・・・」
「前は10発殴っても死ななかったからな、今日は100発殴らせてもらうぜ」

332 :名無し募集中。。。:2007/06/17(日) 18:18:59.69 0
保守

333 :名無し募集中。。。:2007/06/17(日) 19:32:26.11 0
マイミ・・・

334 :名無し募集中。。。:2007/06/17(日) 20:13:02.73 0


335 :名無し募集中。。。:2007/06/17(日) 21:08:24.10 0
spskまだー?

336 :名無し募集中。。。:2007/06/17(日) 21:43:23.44 O
どれが本当なのだ?

337 :名無し募集中。。。:2007/06/17(日) 23:12:41.18 0


338 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 00:00:33.88 0


339 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 00:26:29.84 0
久々に楽しみに出来る物語

340 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 01:45:39.37 0


341 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 01:48:46.30 0
牢獄でヒトミが暴れている音を聞いて安心してひょいひょいと目的の場所は歩いてくムメ
「いくらマイミがバケモノだろうとうちのバケモノにはかないませんしね」
ヒトミに絶対な信頼を寄せながら階段を降り地下のある部屋へと歩いていく
暗くてカビ臭いがそれなりに広い地下室、そこは武器倉庫だ
ここにはメロニア兵の武具開発技術の集大成とも言えるべき傑作が揃っている
シバチャピンが使うような近接用武器、マサオが使うようなミドルレンジも多く揃えている
そしてもちろんムメの愛用する遠距離武器もさすがの品揃えだ
さらにこの部屋には何個かの扉があり、そこからとある部屋へと隣接している
ムメはひとしきり準備をした後その扉を開き中にいる客人にこう声をかけた
「クマイチャンいますよね?暗くて怖かったでしょう、こちらで私が相手してさしあげます」
そこには暗いのが嫌で涙目になっているクマイチャンがいたのだ

342 :1:2007/06/18(月) 01:49:49.74 0
>>336
アナザーストーリーの人は私じゃありませんよ
でも結構アナザーストーリー的なものは見てて面白いので書きたい人がいたら歓迎です
ただその時は私と混同されないように目印のようなものをお願いしますw

343 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 01:58:17.20 O
白友理奈姫

344 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 02:25:41.93 O


345 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 03:21:43.94 0
「うわーん怖かったよー」
敵が目前に居るのにも関わらず無防備に明るい武器庫へ駆け寄るクマイチャン
当然の如くムメに狙われ数十ものナイフを投げつけられてしまう
しかしそこは食卓の騎士であるクマイチャン、長剣「アンゼンピンヲノバシタヤツ」でナイフを弾き落とす
「明るい所なら何も怖くはないよ、早く皆を助けにいかなきゃいけないから速攻で倒させてもらうよ」
長剣を片手で持ちムメのいる方向へ伸ばす
しかしムメはそのクマイチャンの発言にプッと吹き出してしまう
「あなたが他の食卓の騎士を助けると?なかなか面白いギャグですね」
イヤミを言われて頭の片隅がピリリと痛くなるクマイチャン、怒りに任せムメを斬りにかかる
「私がお前に勝てないっての!?喰らえ!!!」
だがムメは軽々と避けその勢いで小型大砲の飾ってある棚へと向かいそれを手に取る
「そういう意味ではないのですけどね・・・今この国にいる食卓の騎士9人のデータを例に説明しましょうか?
 実は既に全ての食卓の騎士のデータは完全に頭の中に入ってるのですよ・・・もちろん本日付の最新データも」
そう言ってムメは小型大砲をクマイチャンに向け容赦なく発射する
クマイチャンは大砲は弾けないと悟り瞬時に避けようとするが少し左腕に当たってしまう
「チナミ・エナリズム・レッドウエスト、彼女は私と同じく武器造りの才能があるようですね
 全体的な身体能力は上の下と言った所ですがあの鉄扉さえ爆破できる小型大砲を所持しているのは正直脅威です」
クマイチャンがよろけているうちに小型大砲をその辺に捨て今度はジャマダハルの置かれている棚に行き装備する
そしてクマイチャンの斬撃を掻い潜り平らな胸に切り傷を負わせ、反撃を喰らう前に安全圏へと逃げるヒット&アウェイ戦法を取る
「オカール・ブラウンコッチェビ、あの素早さとそれを活かせるジャマダハルを扱うのはかなり厄介ですね
 しかも常に急所狙いなので避けられなかったらアウトという高い殺傷能力、気が抜けませんね」
今度はジャマダハルを捨て、逃げた場に飾られたナックルダスターを装着
ジャマダハルを使った時と同じようにヒット&アウェイを取りクマイチャンの傷ついた胸を突く
「マイミ・バカダナーには私のデータが全く通用しません!あの生命力は人類の枠をとうに超えてます
 いくら拷問を受けようが殴られようが死なないのですから・・・正直私には倒すのは不可能のようです」
激しく痛む胸を左手でおさえるクマイチャンを横目に今度は曲刀を取りクマイチャンをしかと見る
クマイチャンは恐怖した、どう考えてもムメはまたヒット&アウェイで自分に斬りかかるつもりだからだ
しかもムメはクマイチャンの攻撃射程も全て把握しているらしくまったく攻撃が当たらない
クマイチャン、果たしてあらゆる武器を扱う事の出来る「武器職人」ムメに勝つ事が出来るのだろうか?

346 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 05:45:08.79 O
ここまで久しぶりに読ませてもらってだが愛理がやられた理由がわからなくなった
愛理の攻撃が通用しないとしたらもしかしてムメは無痛覚?
としてもあの細い体を折るくらい出来そうだし…


とまた無駄な考察をさせてもらいました
続きを期待してますが無理はなさらないように^^

347 :1:2007/06/18(月) 05:48:03.68 0
>>346
あ、それは単にアイリが怖がってて集中力を欠いただけですw
いくら凄い経験量を積んでてても集中力と戦う気がなけりゃ無意味ということで
その辺の説明はまた今度しますね

決して後付けじゃないんです><
ちゃんと最初から考えてたんです><

348 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 06:06:48.79 0
曲刀に持ち替えムメはジャマダハル、ナックルダスターで行ったのと同じようにクマイチャンを斬った後に安全圏へ逃げる
クマイチャンは反撃したいのだがまるで自分の考えまで把握してそうなムメには何も通用しない
「ナカサキ・キュフフは舞人と呼ばれているらしいですね、今までの戦跡を見たら当然と言ったところですか
 なんせあの曲刀捌きで雨あられのような弾丸を全て弾いたらしいですから・・・」
お次はムメがマイミの監視と並行して製造に取り組んでいた銃剣を取り出す、カンナの銃剣を見た後に造られたのでまだ間に合わせだ
しかし威力はカンナのモノに限りなく近く実用性はバッチリだ
クマイチャンに切りかかり更にゼロ距離でクマイチャンの腹を撃つ、クマイチャンは激痛のあまり膝をついてしまう
「カンナ・ディスライクハンド…新人なのでデータ収集に苦労しましたよ
 銃剣の意外性もさる事ながら相手の動きをよく読み逆に相手には自分の動きを悟らせない…良い戦士を得たものですね」
膝をついたクマイチャンに銃を連射すれば十分制する事が出来たのだろうがムメはあえてそうしなかった
ゆっくりと棚の方へ行き今度は槍を右手に、棒を左手に持ち二刀流の構えをする
「リシャコ・ピザハブとアイリ・カッパー・ダボトール、この二人のデータを収集した時は驚きました
 まさか私以外にも目を持つ者がいようとは・・・」
ムメが何を言ってるのかよくわからないクマイチャン、そんなクマイチャンに説明するように語り掛ける
「私は過去に何千何万もの人間観察を続けてきたためその人間がどういう人間か容易に理解できる目を得る事が出来ました
 一般的な言葉で言えば洞察力が優れてると言うのでしょうか?・・・まぁそんなレベルはとっくに凌駕してますけどね
 そしてその目の効用は人間だけではなく武器にも有効なのです」
槍と棒を駆使して弱っているクマイチャンを叩き斬るムメ
もはやクマイチャンはボロボロ、剣を握っているのがやっとだ
「どんな武器でも扱ってみませましょう、だからこそ私は身体能力が低いにも関わらず四天王に入る事が出来たのです」
そう言って今度は斧を取り出す、マイマイが扱う斧よりかなり小さいが扱いは十分に心得ている
「そろそろ終わりにしましょうか?かなり弱ってらっしゃいますし」

349 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 06:32:23.67 O
ムメは油断で負けてしまう…











『最後の武器』の時、そこがクライマックスだ!!



と勝手な予想と期待

350 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 07:15:29.57 0
クマイチャンにべ保イミ

351 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 07:20:55.75 0
「マイマイ・チチハエ・タラステル、彼女は力と知恵を兼ねそろえていますが戦闘能力は特にこれと言って秀でてはいません
 しかし油断ならないのは彼女は目を得る素質があるためいつ開花するかどうか・・・ってもう聞いてませんね」
さんざんムメの攻撃ばかり喰らっていたクマイチャンはもはや虫の息だった
なんとか立てたが次大きな一撃を喰らったらもう立てるかどうかもわからない
(強い・・・けど・・・一撃も斬らないで倒されたら・・・ナカサキに笑われちゃう・・・)
もはやクマイチャンを立たせているのは体力ではない、精神力だ
絶対一矢報いてやる、このまま皆のところへ行かせるわけにはいかない・・・そればかり思っていた
その曲がらないまっすぐ伸びた意思、なんとそれがムメの斧を防いだのだ
ムメの斧とクマイチャンの剣が重なり大きな金属音が武器倉庫内に鳴り響く
この一撃で決めれると思っていたムメは少し驚いた、しかしすぐ顔を元に戻す
「なかなか根性はあるようですね、それでは最後は貴方のデータを説明しながら長剣で仕留めるとしましょう」
ここまで無傷のムメはまたもゆっくりと剣のコーナーへ歩きクマイチャンの扱う長さと同じくらいの長剣を持ち出す
少し重いがすぐコツを掴みクマイチャンの方へと切先を向ける
「クマイチャン・ピリリマデ・ユリーネ、その長身と長剣で相手をビビらせる事が出来るが実力は大したことなし
 おまけに今後の伸びしろもほとんどなく戦闘能力の成長は身長とは違いほぼストップしていますね
 更に救いの無い事に定期的に行われているナカサキとの決闘にてナカサキが手加減している事すら気づいていないと」
その言葉を聞いてクマイチャンは心に強いショックを受ける
「て、手加減?・・えっ?・・・」
狼狽しているクマイチャンに容赦なく斬りかかるムメ
クマイチャンはとっさに長剣「アンゼンピンヲノバシタヤツ」を前に出すが力が全く入らない
その結果、アンゼンピンヲノバシタヤツはムメの長剣により真っ二つに折られてしまう
そしてその勢いでムメはクマイチャンの体躯に大きな傷を負わせ完全に意識を遮断させた
「クマイチャン・ピリリマデ・ユリーネ、間違いなく食卓の騎士の中で最弱です」

352 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 07:31:01.30 0
成程メガネの人は心理戦にも長けている訳か

353 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 07:37:01.04 O
メガネの人は新入り騎士に得意(?)の心理戦で不覚を取ってるだけにやたらと慎重だな

354 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 08:59:34.91 0
ho

355 :アナザーストーリー ◆Mjk4PcAe16 :2007/06/18(月) 09:52:59.43 O
…薄れゆく意識の中で、クマイチャンの脳裏に今までの思い出が朧気ながら、幼かった頃の思い出が一つ一つ浮かんでは消えてゆく…


昔、おばあちゃんから聞いたことがある…人が死ぬ時、思い出を次々と思い出すって…

『…あたし、死んじゃうのかな…。やだよ!!そんなの、やだよ!!』

クマイチャンは絶叫するがまた次から次へと思い出が浮かび上がってくる…

内気でいじめられっ子だった子供時代…

そして…その時、クマイチャンに手を差し伸べてくれたのは…

幼い頃のマーサー王…



『…死ねない。こんなところじゃ絶対死ねない!!…お願い、私の身体、動いてよ!!』

356 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 10:03:58.99 0
>>351
昔は15番目の騎士と呼ばれてバカにされてたナカサキが・・・
かなり胸に来た


357 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 11:46:55.26 0
アナザースートリーもいいやん

358 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 12:05:42.19 0
いや変なカプネタに走られても>1さんがやりにくくなるんじゃねえか?

359 :アナザーストーリー ◆Mjk4PcAe16 :2007/06/18(月) 12:49:33.07 O
>>358

そこら辺はカプスレにはしないんでご安心を…


続き)クマイチャンに深手を負わせた武器職人・ムメであったが、なかなか倒れなかったため、予想外に体力を消耗していた…

(…ハァハァ、あの化け物め…私のデータ以上にてこずらせてくれたわね。まぁ、いいわ…これで我がメロニアの勝利は…、っ!?)
ムメは己の目を疑った…。
またしてもクマイチャンがゆらりと立ち上がっている!!

360 :アナザーストーリー ◆Mjk4PcAe16 :2007/06/18(月) 13:12:46.88 O
ゆらりと立ち上がったクマイチャンにおののくムメ…
だが、冷静になってみるとその目は虚ろで、ようやく立っているのが精一杯、という感じだ。
落ち着きを取り戻し、再度クマイチャンに斬撃を浴びせんと長剣を握り直し、そして頭をカチ割るべく大上段から長剣を振り下ろした…

たが、次の瞬間、ムメの手から金属音とともに長剣がはじき飛ばされた!!

(…奴の斬撃が見えない!?バカな!?)

明らかに動揺するムメ。はじかれた長剣を拾うべく、足止めにクマイチャンにナイフを数本なげつけた。正確に頭を狙っている。

(奴の身体能力では避けれまい…)と確信するムメ。だが、クマイチャンの折れた剣が全てのナイフをはじき飛ばす!!

(…何故だ!?ワタクシのデータでは防げないハズ…)

ムメの明晰な頭脳がメルトダウンしはじめる…

361 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 13:26:32.98 0
アナザーストーリーとかパクってトリップまで付けていいご身分だな

362 :アナザーストーリー ◆Mjk4PcAe16 :2007/06/18(月) 13:29:26.81 O
その頃、クマイチャンは醒めない夢、というか昔の忘れかけてた記憶の断片を見ていた…



いじめられっ子だった子供時代のクマイチャンに手を差し伸べてくれたマーサー王…

最初はイヤだったけど、王様には内緒で剣の稽古をつけてくれた優しいマーサー王…

いじめっ子にケンカでリベンジした時は、誰よりも喜んでくれたマーサー王…

騎士団に入った時には馴染めずにいたクマイチャンを引っ張って、みんなに紹介して回った…

食卓の騎士に選ばれた時にクマイチャン用に『アンゼンピンヲノバシタヤツ』をプレゼントしてくれた…


でも今はここにはいない…己が不甲斐なかったせいでマーサー王はさらわれてしまったのだ…

マーサー王の救いを求める手を握りしめようとクマイチャンも手を差し出す…

363 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 13:30:14.97 O
データ主義のキャラが陥る典型的なミスとして相手の底力を数値に入れてないってのはあるな
まあ誰かの歌のパートを借りれば「そこから始まる神秘は分析不能さ〜♪」


ロウソクの炎が燃えつきる寸前ってのもあるが…

364 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 13:34:52.80 O
>>361
それじゃ止めようかと…

差し出がましいことをしたみたいでスミマセン
要望が無ければ書かないで一名無しに戻ろうかと思います
では…

365 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 13:42:03.70 O
本筋を壊さない程度の寄り道はいいと思うけどな

例えば適当に思いついたのでも
少し昔の愛理と雅とたぶん現在帝国で冷や飯食わされてるであろうれいなとの活動や
在りし日の舞波や村上の活動なんか自由に書けそうだし面白かったら作者が頂けばいいだけだしね



366 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 13:42:32.19 0
気にしないで続けて
昼は保全だけなんだから

367 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 13:55:10.82 0
>>1が途中まで書いたやつの続きってのはよくないな
アナザーストーリーってんなら本筋と関係ないところの話を書くべき

368 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 13:55:33.89 0
>>364
俺もあなたの書くのも好きよ
くまあずの話とかも見たい
ただアナザーストーリーでは無いような気が・・・
普通に続きになってるから作者さんが気を悪くしないかと

それぞれのキャラの昔話や武器についてとかは歓迎だと思うけども

369 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 14:04:34.73 O
まだ出てないのにはぶられてる設定にされてるれいなカワイソスw

370 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 14:32:04.77 0
一番悪いのは勝手にアナザーとか書き出した俺だな
正直すまんと思ってる

371 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 14:52:10.05 O
皆さんの仰る通りなので話は打ち切って…

続きから書くかは>>1さんにお任せしようかと…

サブストーリーを書く程度で

372 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 15:41:58.16 O
とりあえず>>361以外はアナザー言うなら本筋でなく別物を書くべき
と言ってるわけで叩きではないからそこをわかって欲しい



373 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 16:43:58.16 O
>>372

了解いたしました
区別します

>>1さんごめんなさい

374 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 16:50:15.81 0
>>373
別物は読みたいw
作者さんも>>342で参加してって言ってくれてる事だし

375 :1:2007/06/18(月) 17:34:21.60 0
私としてはアナザーストーリーは歓迎ですよ
ただ続きを書くと読んでくれる方が混乱するかもしれないので避けたほうがいいのかもしれませんね
あとアナザーは大歓迎なのですが注意してもらいたいのが
・私が本編を書く時はアナザーでの設定は完全に無視します(過去編などもある程度は考えているため)
・逆にアナザーで良いなと思うネタや設定があったらパクリます
 (既に考えていたネタとかぶった場合パクリだと思われるのが辛いのであえてパクリだと言い切らせてもらいます)

以上二つの点をお許しください

376 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 17:58:31.04 O
>>375

了解いたしました

377 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 18:41:12.18 0
作者ガンバレ

378 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 18:44:17.55 0
クマイチャンが転がる武器倉庫の上の階、大広間ではまだナカサキ達が死闘を繰り広げていた
シバチャピンの攻撃をマサオが全面サポートする香水戦法に苦戦していたのだ
カンナの狙撃はマサオに防がれチナミの大砲はそもそも避けられてしまう
マイマイが倒れた今相手の狙いはナカサキに集中しており完全な陣形に攻めあぐむナカサキはただ相手の猛攻を防ぐ事しか出来なかった
攻撃を見切り曲刀で弾き落とすのを得意とするナカサキだがさすがにシバチャピンとマサオ2人の猛攻は身に応える
せめてマイマイが起きてれば何か策を練りだして事態を打破する事が出来るのだろうがそれもかなわない
このままではいつまでも硬直状態が続き疲弊していくだけなのでカンナが狙撃を止めシバチャピンへと斬りかかる
「近づいてくれた方が好都合だな、二人同時に潰せるのだから!」
そう言ってマサオは鎖鎌をカンナに投げつけた、素早い攻撃にカンナも防ぐのがやっとだ
しかしその時隙は出来た、今までナカサキは二人を相手してきたがその瞬間だけはマサオの攻撃は自分には来ない
その一瞬の隙をつきシバチャピンとマサオの間にステップを踏むように巧みに入り込むことが出来たのだ
「ここで死んでもらう!ええい!」
ナカサキの曲刀レイトウバナナは弧を描きシバチャピンの肩から腰にかけてのラインを深く傷つける
ナカサキの攻撃を止めようとシバチャピンは必死でナカサキを叩くがここまで来てひるむわけもない
マサオもシバチャピンを援護したいがカンナに阻まれてしまう
さっきのマイマイの傷を見て恐怖をしない者がいるのは信じられないがこのチャンス、いくら傷つこうが見逃すわけがない
ナカサキもカンナも痛みを恐れず攻めて攻めて攻めまくった
そんな状況で落ち着けるわけもなくシバチャピンもマサオもパニックに陥ってしまう
「二人とも避けて!」
意味がわからないシバチャピンとマサオの前からナカサキとカンナが打ち合わせでもしたかのようにサッと消える
なんとチナミの撃った砲弾がすぐ目前まで来ていたのだ
いくらわかりやすく避けやすい軌道と言ってもここまで近づかれたら避けれるはずがない
ドカンという轟音と共に大きな爆発が起こる

379 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 19:32:34.88 O
再開キター!!


380 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 21:16:22.34 0
ふm

381 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 22:18:29.47 0
うm

382 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 22:18:36.60 0


383 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 23:09:21.81 0


384 :名無し募集中。。。:2007/06/18(月) 23:12:40.41 0


385 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 00:03:18.11 0


386 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 00:34:59.96 O
保全

387 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 01:13:12.05 0
ho

388 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 02:35:19.89 0
なんとか敵の陣形を崩したもののナカサキとカンナはもはや満身創痍であった
さすがに相手の射程範囲内に踏み込みすぎてマイマイほどではないが全身に傷を負ってしまったのだ
特にナカサキはフレイルにより肩の骨にヒビまで入ってる様子
「どうしよう・・・これでヒトミに勝てるのかな・・・」
マイマイは戦闘不能、ナカサキとカンナは重症、クマイチャンはどこいったか分からないのでまともに戦えるのがチナミだけ
こんな状態で圧倒的な戦力を誇るヒトミと対等に戦えるとはとうてい思えない・・・戦士達は不安感につつまれた
しかもその時更に戦士達を絶望へと陥れる出来事が起きる
なんと倒れていたマサオが起きだしほぼ初動作ゼロでカンナに鎖鎌を投げつけたのだ
「・・・!!!」
完全に虚をつかれたカンナは防御できずモロに受けてしまう
シバチャピンが最後の最後に全身でマサオを爆破から守ったのだ、マサオはこの最後のチャンスを最大限に利用するしかない
ひるんだカンナのもとへ走り二撃、三撃を喰らわせる、カンナからの反撃を受けるがマサオは止まらない
射程などを全て無視してカンナにピッタリとくっつき斬り合っているのでチナミも狙う訳にもいかない
ナカサキもさっきシバチャピンに受けた攻撃がこたえてるので助けに行けない、完全にカンナとマサオの斬り合いだ

389 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 03:52:03.86 0
マサオは本来ミドルレンジを得意とするがそれだとカンナに見極められて交わされてしまう
この戦いは負ける訳にはいかないのでリスクをおかしてまでもピッタリとくっついて至近距離で斬りあっているのだ
これなら攻撃は絶対当たるし表情を悟られるほどの余裕も与えないで済む
しかし当然カンナの攻撃も全弾受け止める事になり普段あまり傷を負う機会のないマサオにはとても厳しい戦いとなっている
だがシバチャピンが身を呈して砲弾から守ってくれたのだ、手がちぎれようと足が潰れようと勝つしかない
「死ねえええええええ!」
カンナの胸を狙い短く持った鎖鎌を振り下ろす
だがカンナも同時にマサオの利き手を狙撃しさらに斬りつける
その時戦いは終わりを告げた、両者力尽き倒れてしまったのだ
時間にしてたった1分の攻防だったが血しぶきの飛び交う激しい戦いだった
ナカサキとチナミはカンナのもとへと走りよりすぐ無事かどうかの確認をする
確認の結果さすがに命まで失ってはいなかったが当分の安静が必要であろう事は把握できた
結果的に見ればシバチャピンとマサオを倒す事が出来たがそれによる対価はとても大きかった
クマイチャンが行方不明、マイマイとカンナは重症、ナカサキも立っているのがやっと・・・
一番余裕だと思っていた相手に底力を見せ付けられた戦士達は絶望するしかなかった

390 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 05:11:39.62 O
粗末な軍師(仮)が電撃復帰保全

391 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 06:30:36.92 O
メロニア四天王熱すぎるぜ保全

392 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 07:35:30.84 0
マイマイとカンナを安静にするため壁に寄りかからせて眠らせるナカサキとチナミ
「さて、もう先に進まなきゃね」
先を急ごうとするナカサキにチナミは驚く
「ちょ、ちょっともう行くの!?だってナカサキもひどい怪我だし・・・少し休んだほうがいいんじゃない?」
チナミの気遣いに感謝しながらもナカサキは反論する
「ありがとうチナミ、でもマイミ団長が今も大変な思いをしてると思うといてもたってもいられないの
 私達じゃヒトミっていう人に勝てるかどうかわからないけど急ごう」
いつも以上に凛々しい顔つきのナカサキを見てチナミはこくりと頷く
たぶんいくら説得しても考えを曲げないのだろうと悟ったのだ
「うん!私がこの大砲で援護するからバリバリ行こう!!!」
こうして二人は上の階へと上っていった
城は広いがマイミが捕らわれている場所にだいたいの見当はあった
そしてその見当のつくポイントをまわっているうちにやがて牢獄へとたどり着く

393 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 07:39:25.12 0
紺野も復帰したしカントリーとかココナツとか休止ユニットも出るのかね?

394 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 08:44:02.97 O
ピンク軍師復活保

395 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 09:52:48.91 0


396 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 12:00:40.78 O
お昼休み保全

397 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 13:44:32.55 O
从´・ゥ・从

398 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 15:11:34.12 0
ほじぇん

399 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 16:57:39.33 0
夕方保全

400 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 18:16:14.04 O
川*^∇^)|<ほ

401 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 19:12:09.94 0
クマイチャンクマイチャン

402 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 19:13:44.90 O
ノノl∂_∂'ル<の

403 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 19:48:13.32 O
〜登場人物〜
【川*^∇^)|】
クマイチャン
年齢:13
武器:長剣『アンゼンピンヲノバシタヤツ』
性格:マイペースでのんびり屋。だが、気分屋で猛禽類の目になることあり。その時は凶暴性、身体能力が飛躍的にアップする
弱点:暗いところが苦手

こういうテンプレどうでしょう!?

404 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 19:59:42.06 O
【ノソ*^ ο゚)】
ナカサキ
年齢:13
武器:曲刀『レイトウバナナ』
性格:真面目で努力家。気配りできるが、たまに天然。凛々しい顔つきの『確変モード』の時は頭の回転と機敏さがアップする。
弱点:調査中…


405 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 21:13:04.71 0
ナカサキが開けた扉の向こうにはヒトミ・ボスと血まみれになったマイミ・バカダナーが居た
ヒトミのナックルダスター「ネコノテ」による鋭さと鈍さの融合した強打を数十発も受けたのでマイミは動けなくなっていた
「ま、マイミ団長!」
ナカサキはすぐさまマイミのもとへ駆け寄る・・・が、ヒトミにそのぽっこりお腹を思いっきりぶん殴られてしまう
「うぜえんだよガキがっ!!」
体重の軽いナカサキは強烈な一撃を喰らった衝撃で牢獄の外まで吹き飛ばされてしまう
しかも腹の衝撃が全身にかけめぐり先の戦闘で折れかけていた肩やアバラが完全に折れてしまう
「うぁっ・・・!!」
「ナカサキ!」
チナミは声をかけはしたがナカサキのもとへ行く事は出来なかった
ヒトミを狙っている小型大砲の照準を少しでもはずしたら・・・その瞬間自分も同じくボコボコに殴られてしまうだろうと感じたからだ
重い引き金を引くのには10秒近くかかるがそれを悟られてもやられてしまう、だがこのまま狙い続けるほかに何も出来ない
「ま、マイミ団長を解放して!さもないとこの大砲でそのお腹に穴開けるからね!」
声がうわずっているチナミを見てニヤリと笑うヒトミ
「馬鹿かてめぇは、侵略者は全員捕らえるのが常識だろ・・・もちろんお前もな」
そう言ってヒトミはチナミの照準が定まらないように左右にぶれながらチナミの方へ走り出した
そしてとうとうチナミが引き金を引ききる前にチナミのもとへたどり着いてしまったのだ
「マイミ以外はてんで雑魚だな、さっさと死ねぇ!」
チナミの腹に穴が開くような痛烈の一撃が炸裂した

406 :1:2007/06/19(火) 21:15:14.00 0
>>393
ハロメン全員出すのは無いと思いますけどそれなりに卒業メンバーは出す予定ですよ

>>403
良いと思います、むしろそれを見てナカサキの確変の設定思い出しましたw
このままヒトミをどう倒そうか迷ってましたけどなんとかなりそうです(明らかにヒトミを強く設定しすぎました><)

407 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 21:40:01.51 0
「しかしこいつらちょっと殴っただけで倒れちまうのか、本当に雑魚だな」
激痛に襲われうずくまるナカサキとチナミを見て鼻で笑うヒトミ
そしてトドメを刺そうと両腕に力を入れ始める
膨張した腕はまるでハンマーのように硬く巨大だ、今まで武器を扱わず戦場に出たいた理由がよくわかる
「まずはナカサキ、貴様からだ!!」
大きな腕をナカサキの頭蓋に向けて力強く振り下ろす、直撃すれば確実に「死」だ
ナカサキも全身の骨のヒビがはいってるので避ける事は出来ない
まさに万事休す・・・と思いきやなんと倒れていたはずのマイミがヒトミの腕に飛び蹴りを入れたのだ
「ぬぁっ!?」
完全に意表を疲れたヒトミは勢いに負けその場に転がってしまう
「ま・・・まだ生きてやがるのか!」
「私を誰だと思っている・・・キュート7戦士の団長マイミ・バカダナーだぞ」
既に立っているのも不思議なくらいの重症のマイミは団長としての役目は捨てていなかった
団長としてメンバーが殺されるのを指をくわえて見るわけにはいかなかった
その使命感だけが瀕死のマイミを立たせたのだ
「ナカサキ、チナミ、ここまで来てくれてありがとう・・・他のみんなは?」
恐怖と安心感と混乱で訳がわからなくなったがナカサキはしっかりと質問に答えた
「マイマイとカンナは負けました・・・クマイチャンは行方不明です・・・でもオカールとアイリとリシャコは絶対助けに来ます!」
それを聞いてマイミは安心する
「そうか、ならば3人が来るまでもう人頑張りだな」
そう言ってマイミは動きそうに無い体を無理に酷使しヒトミとの戦いを続ける

408 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 21:40:16.68 O
愛理が攻略の鍵を握ってるような気がするんだが
ちなみに斎藤さんは腰痛持ち&ひとつ間違ったらカンナと名付けられるとこだったんだよ

409 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 22:20:18.33 O
>>408

いいね!
話のスパイスになるかも!?

410 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 22:39:32.65 O
【ノノl∂_∂'ル】
ミヤビ
年齢:14
武器:仕込み刀『猪木辻本』※胸には鉄板
性格:至って冷静。リーダーシップと判断力がある上、ベリーズ6戦士一の強者でもある。(※『潜在能力』はまだ確認されていない)
弱点:ペースを崩され、受け身に回ると脆い?怒りで冷静さを失うことも…

411 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 23:09:01.01 O
【从´∇`从】
チナミ
年齢:15
武器:小型大砲『ビービーダン』※現在は改良されて連射出来ないが威力は強くなっている
性格:明るく人懐っこい。ムードメーカー的存在だがちょっと抜けてる?武器の発明・改良が得意。(※潜在能力は未確認)
弱点:調査中…

412 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 23:30:27.98 0
ラスボスはGAMあたりかな

413 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 23:45:15.66 0
今日が誕生日のハロプロ最年長のあの人かもw

414 :名無し募集中。。。:2007/06/19(火) 23:53:35.82 0
名前はフルネームにしてくれよ

415 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 01:22:16.44 0
ナカサキがナカサキ・キュフフだったのすっかり忘れてた

416 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 02:54:54.40 0


417 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 04:21:36.20 0
場面は移り城門前、1000人近くいた兵士達がほとんど地面に寝ていた
一仕事終えたリシャコがアイリのもとへ笑顔で走っていく
「アイリー何人倒した?私は400人は倒したよ」
血で染まった棍棒「ソノヘンノボウ」を手ぬぐいで拭きニヤリとしてアイリも言う
「詳しくは覚えてませんが私も400人といった所ですね、今日の勝負は引き分けという事で」
リシャコとアイリはとても楽しそうだった
今まで互いにベリーズとキュートに所属していたがライバルと呼べる存在が居なかったからだ
同じ食卓の騎士でも自分より弱い者もいればかなわないくらい強い者もいる
リシャコもアイリも常にライバル同士で決闘をしているクマイチャンとナカサキが羨ましかったのだ
自分もいつかあの二人みたいに切磋琢磨できる相手が欲しい、それが今日叶ったのでこんな良い日はない
「それじゃあ皆を助けにいこうか」
「そうしましょう」
二人は城へと向かっていく、強敵の待つメロニア城へ


「って待てよっっっ!!!」
二人が振り向いた先には戦いに疲れてグッタリしているオカールが寝っ転がっていた

418 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 06:20:12.38 0
仕方なくオカールの所へ歩み寄り文字通り見下すリシャコとアイリ
「寝てるなら呼び止めないでくださいよ、急いでるんで」
「お、俺も行く・・・」
起き上がろうとするオカール、しかし疲労のせいか上手く立つことができない
足を使い敵をかき回すのが彼のスタイルなのでかなりの負担がきているのだ
「うっ・・・・俺も・・・団長を・・・」
何度も何度も立とうとするオカールを見てアイリは呆れてしまう
このままオカールを待ってもしょうがないので一つの提案をしてみる
「しょうがないですね、じゃあ治療を施しましょうか」
「治療?アイリお前そんな事まで出来るのか?・・・」
アイリはリシャコと顔をあわせて何か合図をし、互いにこくりと頷く
そしてアイリは棍棒を、リシャコは三叉槍を構え
「電気ショックはいりまーす」
「針治療行きまーす」
数秒後メロニア全領土に叫び声が響き渡ったと言う

419 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 06:27:46.08 O
>>414

わかりました
他、『このキャラは〇〇〜』というエピソードがあれば書き入れたいと思いますんで…

420 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 06:47:37.52 O
改訂版

【川*^∇^)|】
クマイチャン・ユリーネ・ピリリマデ
年齢:13
武器:長剣『アンゼンピンヲノバシタヤツ』
性格:マイペースでのんびり屋。だが、気分屋で、マジギレすると猛禽類の目になり、理性を失い、無意識のまま破壊行動に及ぶ。その時は凶暴性、身体能力が飛躍的にアップする。


421 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 06:58:48.41 O
【ノソ*^ ο゚)】
ナカサキ・キュフフ
年齢:13
武器:曲刀『レイトウバナナ』二刀流
性格:真面目で努力家。気配りできるがたまに天然。凛々しい顔つきの『確変モード』の時は頭の回転と機敏さがアップする。
弱点:身体的特徴をけなされると動揺して泣きだすメンタル面

クマイチャンの弱点:暗いところが苦手
が抜けてた…

422 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 07:20:11.14 0
>>406
たしかに強さのバランスには問題ありそうだがやっちまった以上しょうがないかと
てかヒトミは自爆させたほうが無理なくないか?


423 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 09:09:25.96 0


424 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 09:12:57.03 0
ここあんまAAはないのなw

425 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 09:16:03.28 0
武器に関してはもうちょっと水滸伝的なもんを入れて欲しいな個人的には
友梨奈のS的資質なら呼延灼の鉄双鞭なんか似合ったと思うんだが・・
チラシの裏です・・

426 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 11:40:02.30 0
クマイチャーン

427 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 12:33:00.68 O
ヒトミ・ボスは素手のようにみせかけて実は武器職人・ムメの最高傑作『パワードスーツ(名前募集中)』を装備してるんだ(Z)

みんなにはナイショだよ!

428 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 12:42:57.15 O
サイボーグシバチャピン4制作中保全

429 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 13:35:24.94 0
>>422
自爆するなら何かの拍子にうっかりっていうのがメロンらしいような気がする
マサオという人間爆弾もいるし

430 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 13:45:05.18 O
>>429

そこで『パワードスーツ(名前募集中)』ですよ
燃料が動力であれば…

どうでしょう!?

431 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 15:07:37.20 O
ニクジュバンか

432 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 15:10:17.82 O
ところで愛理のボスに対するヒザの一撃と言う伏線を無にしてまで爆死させる必要あるか?
いやこれが伏線でなければ別にいいやw



433 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 15:23:06.05 0
ていうか勝手に爆死っていう方向で決めていいのかよw

434 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 16:13:47.45 O
みんなの爆死好きにはワロタw

愛理のひざの一撃は装甲の薄いところ、でいいんじゃない!?

435 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 16:17:32.52 0
だれか荒木飛呂彦風イラストにしてくれ

436 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 16:18:59.29 0
王国の出番だな

437 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 16:27:29.93 0
自爆というとこれ思い出すなw
http://sugayagakuen.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/072.jpg
http://sugayagakuen.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/073.jpg

438 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 16:30:50.53 0
「お〜動く動く!ちょっと痛いけど体軽いな〜」
治療を受けて疲労が取れたのでご機嫌なオカール
リシャコとアイリはまさか本当に治るとは・・・と苦笑い
「よーしこの勢いで城ん中入ろうぜ!」
さっきまでリシャコとアイリを待たせたくせにオカールはそそくさと先に行ってしまう
「ところでオカール、あなたは何人倒したのですか?」
「えっ・・・・そりゃ・・・300人くらい・・・」
「嘘ですよね」
「・・・うん」
やんややんや言い合いつつも3人は城へと向かっていく
入り口の鉄扉がボロボロに崩れているのに少し驚きながらもその間から中へ入る
すると入り口の大広間でマイマイとカンナが寝ているのを発見したのだ
「ま、マイマイ!!」
怪我をしているマイマイを見てオカールはいてもたってもいられなくなってしまいマイマイの方へ駆け寄る
リシャコとアイリも心配そうにオカールに続く
しかしこの3人は知らなかったのだ、この大広間には落とし穴がたくさん開いている事を
しかもマイマイとカンナに集中しすぎているので剥きだしの大穴にまんまと落ちてしまう
「「「うわああああああああ・・・・」」」



439 :1:2007/06/20(水) 16:32:15.75 0
昼にいろいろ展開考えましたけど爆死は無いですw

440 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 16:34:41.41 O
作者さんはぶれない人だから大丈夫だ

てかオカールとリシャコはわかるがアイリまで…w

441 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 16:36:32.14 0
なかさきはゴージャス・アイリーンでお願いします

442 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 16:54:37.30 O
>>1さんが帰ってきた

仕事にも精が出る保全

443 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 17:24:40.87 0
全然違う

444 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 17:27:31.64 0
「いてっ!」「いたっ」「ひゃっ」
オカールリシャコアイリの3人が落ちたのは真っ暗で狭い部屋だった
しかし奥のほうの隣の部屋から明かりが差している、そしてアイリはその部屋にいる人物を知っていた
怯えて何も出来なかったアイリから棍棒「ソノヘンノボウ」を取り上げ、その棒で容赦なくアイリを叩いた人物
「ムメ!!」
アイリは棍棒を強く握った、今のアイリはあの時のように怯えてはいない、完全に敵を倒す目をしている
リシャコとオカールもそれぞれの武器を構え筋肉を緊張させる
「おやお久しぶり、その暗い部屋にいつまでも突っ立ってないでこっちへ来たらどうですか?」
ムメは余裕と言った感じでゆっくりと武器棚の方へ歩き出す
3人も明るい武器倉庫の方へ歩いて行こうとしたのだが突然オカールが何か異変を感じ出す
「なぁ・・・なんか血の臭いしないか?」
言われてみれば確かに血生臭い、最初は自分達の武器についた血の臭いだと思ったがあまりにも臭いが濃すぎる
そしてその臭いの正体は武器倉庫に入った途端判明する事になる
「クマイチャン!?」
そこにはムメに一方的にやられてしまったクマイチャンが血を流しながら眠っていたのだ
当然手当てなんかされている訳も無くこのまま止血もしなければ生死が危うい状態だ
そのクマイチャンの様子を見て怒ったリシャコは三叉槍をムメのいる方へビシッと突きつける
「お前がやったの!?絶対許さないんだから!」
ムメはニヤニヤしながらこくりと頷く
「確かにそうですが怒る事あるんでしょうか?戦争とはそういうものでしょう」

445 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 17:32:54.29 O
【ノノl∂_∂'ル】
ミヤビ・アゴロング
年齢:14
武器:仕込み刀『猪木辻本』※胸には鉄板
性格:至ってクール。リーダーシップと判断力がある上、ベリーズ6戦士一の強者。かなりの仲間想い。(『潜在能力』は未確認)
弱点:ペースを崩され、受け身に回ると脆い?怒りで冷静さを失うことも…

446 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 17:37:01.80 O
>>445
いい加減突っ込むよ何回雅書けば気が済むねんw



447 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 18:02:13.18 O
【从´∇`从】
チナミ・エナリズム・レッドウエスト
年齢:15
武器:小型大砲『ビービーダン』※現在は改良されて連射出来ないが威力がアップ
性格:明るく人懐っこい。ムードメーカー的存在だがちょっと抜けてる?武器の改良・発明が得意。(『潜在能力』は未確認)
弱点:けっこう内弁慶?強気な反面、ヘタレなところがある。

448 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 18:11:20.09 O
>>446

申し訳ない…

テンプレに『名前を入れてくれ』と要望があったんで書き直しました…

クマイチャンのも名前の順番逆だわ、弱点入れ忘れるわ…

もし不快に思ったら申し訳ない

449 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 18:12:10.80 0
1レスで4つくらい入れればいいんじゃない?

450 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 18:15:15.37 O
>>449

そうだった…orz
何してるの俺…

次はキュート7戦士を入れます

451 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 18:27:13.77 0
ムメの言葉にムッとするリシャコ
何か正論っぽいのでリシャコは何も言う事が出来ない
しかしオカールは気に食わないと言った感じでぶっきらぼうに反論する
「それ違うんじゃねーの?敵がむかつくからぶっ倒すんだろ、それも戦争だろ」
オカールは細い目をさらに細めてムメを睨みつける
「まぁ戦う理由なんて別にどうでもいいんですけどね、どの道あなたたちはこの場でクマイチャンのように倒されるのですから」
そう言って瀕死のクマイチャンを指差す
3人はクマイチャンを倒された事と完全になめられている事に怒り心頭する
「おいおい調子乗りすぎなんじゃねぇの?こっちは食卓の騎士が3人もいるんだぜ?」
「クマイチャンをこんなにして絶対許さない、手加減しないで直接突き刺してやるんだから」
「前の怯えてた私とは違いますよ、今は完全にあなたの弱点が見えてます!」
オカールはジャマダハルを、リシャコは三叉槍を、アイリは棍棒をそれぞれ構えだす
今にも飛びかかり袋叩きにしそうな勢いだ
だがムメの表情には恐怖だの焦りだのそういったものは微塵も感じられなかった
「残念ですがあなたがた3人のデータは完璧に頭に入っているのですよ
 という訳で当然対処法もバッチリなわけで・・・」
そう言ってムメは右手に持っていたナイフを部屋を照らすランプに投げつける
数個あるランプは全て割れてしまい部屋は真っ暗になった、ひとすじの光も入ってこない
「な・・・なんのつもりだ!」
「これでもう私は勝ったも同然なのです、ゆっくりもしてられないので速攻で行かせてもらいますね」

452 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 19:16:09.45 0
暗闇で敵が全く見えないので戸惑う戦士達
「ちくしょー卑怯だぞ!」
オカールはそこら中を走り回り適当に斬りまわった、しかし当然当たるわけもない
むしろ感覚がつかめず壁や棚にぶつかり無駄なダメージを受けてしまう
「あーくそ!アイリお前よくわからないけど雷起こせるんだろ?それで明かりつけてくれよ」
「本当に雷起こせるわけがないでしょうが!ものの例えですよ例え!」
怒られてシュンとなるオカール、無い頭をひねって考えた策なのでちょっとガッカリしてしまう
だがこのオカール以上に戸惑っているのはリシャコとアイリだ
真っ暗だから当然と言えば当然なのだが・・・まったく見えないのだ
見えないというのはつまりリシャコとアイリの持つ目を全く活かせないという事
いくら「相手の肺の位置を正確に当てる目」と「相手の弱点を瞬時に判断する目」を持っていようが相手が見えなければ意味がない
つまり天才だったリシャコとアイリはちょっと強いだけの戦士になってしまったのだ
(ど、どうしよう・・・ムメの位置がわからないからどうしようもないよ・・・適当に振り回したら味方に当たっちゃいそうだし)
(ムメも馬鹿じゃないと言ったところですね・・・しかしムメも見えないから条件は同じ・・・)
だがそう思い身構えていたアイリの腹に矢が突き刺さる
「うっ・・・!?」
アイリの痛がる声を聞いて異変に思うオカールとアイリ
「おいアイリどうしたんだ!?」
「や、矢で撃たれ・・・みんなも気をつけて!」
腹の激痛に今にも気を失いそうになるが止まったら確実に狙い撃ちされてしまう
早く逃げて相手に場所を悟られないようにしなければ・・・その一心でアイリは走り出した

453 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 19:57:39.26 0
>>アイリの痛がる声を聞いて異変に思うオカールとアイリ
アイリが二人いるよw オカールと一緒にいるのはリシャコでいいよね?

454 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 20:16:03.21 0
アイリも他の2人も当たらないように一定のリズムで体を動かしムメを捜索した
この暗闇の中ムメを捕まえる事が出来れば勝利も同然なのだ
暗闇の中なら相手も同じ条件・・・そう思いあちこち動き回る
が、その「同じ条件」というのがそもそも大違いである事に3人は気づいていなかった
ムメのメガネは特別製であり暗い所も見る事が出来る暗視装置が内臓されているのだ
綺麗に全てが明るく見えるわけではないが動いているものと止まっているものの区別くらいは出来る
そしてムメの装備している弓矢、これがこの状況に最も適した武器だった
剣や斧などの近接武器ならすぐ捕まり攻撃を喰らってしまう
だからと言って銃や火炎放射器などを使えば火の明かりでこちらの位置がバレてしまう
となると火を使わない投てき武器、つまり弓矢が最適だ
その弓矢をギリリと引き、激しく動いている何か・・・アイリのだいたいの位置を狙い射抜く
矢は安心しきっているアイリの右肩をかすめる
「えっ!?・・・ええ!?」
一度ならまだしも二度も矢を受けたのでアイリは確信した
「み、見えてる!・・・私達見られてます!」

455 :1:2007/06/20(水) 20:17:38.00 0
>>453

Σ;><

456 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 20:33:18.43 0
暗視装置とか科学レベルがちと高すぎないか?

457 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 21:24:57.78 0
まあ作者は何か考えてるのだろうからしばらく待とう
RPGのシナリオとしては確実に全滅シナリオになるから使えそうにないが

458 :1:2007/06/20(水) 21:55:14.40 0
確かに技術的に新しすぎるかもしれませんけど赤外線の発見が1800年ごろなんで無理のある時代設定じゃないと思ってます
銃剣が出だしたのが1700年代ですからほぼ(っていうかかなり開きあるけど)一致してるんで大丈夫かな・・と
それにムメが武器開発に長けてるんで精密度の低い暗視装置なら作れるという事にしました
でも基本的にファンタジーなんでその辺りは許してくださいw

459 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 22:03:41.65 0
ファンタジーだとドワーフとかが生身で標準装備だからな

460 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 22:06:40.18 O
その辺は深く考えずにのんびりいきましょう

461 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 23:08:22.27 0
ほじぇん

462 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 23:55:57.03 O
【リl|*´∀`l|】
ウメサン・アラブ・ソイビーン
年齢:16
武器:小型大砲『マメデッポー』※連射性があるショットガンタイプ
性格:温厚で思慮深い。しっかり者。キレると怖そう。マイミ団長とのコンビは他の追随を許さないという。キレたら潜在能力を発動する様子。
弱点:マイミ団長にメロメロで隣にいるといつものウメサンじゃなくなってしまう…

【リ ・―・リ】
オカール・ブラウンコッチェビ
年齢:13
武器:ジャマダハル『ケーキノアルミホイル』
性格:短気、短絡的、単純、粗暴だがさっぱりとした性格。本人に悪気や悪意がない。キュート7戦士一すばしっこい。潜在能力は未確認。
弱点:理論的なこと。理詰め。だが、深く考えない性格で乗り切ってしまうことも…


463 :名無し募集中。。。:2007/06/20(水) 23:59:50.31 0
ウメサンは小型大砲じゃないYO!

464 :名無し募集中。。。:2007/06/21(木) 00:18:03.57 O
>>463

うぁぁぁ〜〜〜〜!!またミスったぁ〜〜〜!!

みなさんスミマセン…

465 :名無し募集中。。。:2007/06/21(木) 02:04:01.14 0
どどんまい

466 :名無し募集中。。。:2007/06/21(木) 05:10:54.09 0
リシャコとオカールは初めはアイリの言う事が信じられなかった、相手が人間である限り暗闇で目が効くわけがないからだ
しかし戦いが長引くにつれてリシャコやオカールにも矢が当たるようになる
それは1本や2本の話ではなく10本近くかすり始めたのでアイリの言葉を信じないわけにはいかない
ムメがどういう手段を使ってこちらの情報を得ているのかは不思議だが「そういうもの」だと思うしかないのだ
アイリの腹に刺さった1本以外は3人とも持ち前の運動神経でかする程度に抑えているもののこのままでは圧倒的に不利だ
(どうすれば・・・せめて相手の位置さえわかれば・・・)
矢の傷みで朦朧としてくる頭でなんとか打開策を考えるが何も浮かばない
そもそも暗闇の中で走り回るなんていう状況で人間は思考なんて出来やしないのだ
突拍子もない案やまとまりのない案のみが頭の中を駆け巡る
だがオカールはその突拍子もない案を無謀にも実現してみようと思ってしまった
(このままじゃ3人ともやられちまう・・・やってみるか!)

467 :名無し募集中。。。:2007/06/21(木) 07:52:54.48 0
ho

468 :名無し募集中。。。:2007/06/21(木) 08:37:21.73 0
>>230と同時刻
メロニアを見下ろす丘の上でこの戦いを見守ってた二人
「本当にたった三人であのたくさんの敵相手と戦うつもりなんだ」
と長身の若き騎士が隣の軍師的風貌した騎士に語りかける
「リンリンリンリンキラリンリンと鈴虫じゃねえんだから無駄なこと喋らないで戦いをみてろって!」
この軍師的風貌の騎士の言葉に対し長身の騎士は少なからずカチっとなったらしく
「だから何度も鈴虫じゃな・・・」
長身の騎士の言葉をさえぎるように軍師的風貌の騎士が言葉をやさしくつなげる
「この不利な状況の戦いをどうやったら勝てるかを考えるそれが今回の偵察の最大の目的なんですンフフフ」
「それなら簡単だよ!私があの大軍に斬りこめばいいんだよね?」
軍師的風貌の騎士はやれやれと言った表情で語りかける
「確かに効果的なんでしょうけれど斬りこむなら最低限の準備が必要ですまずこのメロニアの兵には秘法“エンドレスユース”がかかっており並大抵のダメージでは倒れません」
「エンドレスユースって凄いの?」「これにかかるとどんなに年老いた兵にも若さがよみがえりなおかつ血の海にダイブするのもいとわなくなるといわれてます
だからよくあの三人はよく倒してるなと思いま・・・」
「左の人の倒すペースが遅くなってきたよ助けに行かないと」



469 :名無し募集中。。。:2007/06/21(木) 08:41:34.16 0

長身の騎士は今にもあの大軍に飛び込もうとしてるしかし冷静に長身の騎士を制しながら軍師的風貌の騎士は言葉を発する
「確かに帝国のコハル・ツキシマ・バラライカがこの戦いに加担すれば勝つ確率は格段に上がるでしょうしかしここで倒れるキュートならそこまでだと思いませんか?だから戦バカと言われるんですよ」
「あ〜!アイカが今バカって言った!またバカって言った!しかもキュートだけで・・・」
「ここで言うバカはいわゆる愛すべきの意味でのバカであって決して足りない意味で言ったわけではないのは鈴虫程度の脳みそのコハルにもわかりますよね?」
と思慮の足りなさを指摘されたと思い納得するコハルそしてそれを見て笑いをかみ殺してるのがコハルの個人的軍師でもあるアイカ・チャボーズ・ミツナリであった
「だからキュートだけで・・・」コハルの反論を半ば無視してアイカが会話を畳み掛ける
「あなたは黄金の決闘者(デュエリスト)ゴマキ・ハナレテール・アイズの再来とも言われてる才能の持ち主ですがそれだけでは戦いには勝てません
常に現状を把握し戦いの先を読みいかに効率的に勝つかが大事なのです」
納得のいかない表情しながらも三人の戦いをじっくり見つめるコハル

そして数刻後メロニア兵が大方倒されたのを確認し帝国に戻る帰路の二人
「どうでした?キュートもなかなかやると思いませんか?あれはやはり戦いの経験によるものでしょうな
それに引き換え我が騎士団の戦の経験が・・・と少し心配になりますな」
と現状を憂慮するアイカだがこの考えを持つ騎士は少数派であり
「大丈夫だよだって帝国の武器や装備そして兵の数も他の国と桁違いだし何とかなるよそしてキュートだけでなくベリ・・」
とコハルのように楽天的な考えが帝国内では圧倒的考えでもあった
「そうならばいいのですがね・・・まあ今回はあなたと同じくらいの年齢の凄腕の騎士がいたのがわかった事が収穫で・・・」
「え〜!あの動きで私と同じくらいの年齢なの?」コハルにとっては衝撃の事実だったらしくアイカの会話をさえぎるようにコハルが叫ぶ
やれやれと言った表情で帝国までの帰りの時間キュートのメンバー説明をコハルにしたときついに反撃の時が来た
「だからあそこはキュートとベリで分かれてるの!まさかそれを知らないで説明しようとしてるの?」
いつもは飄々としたアイカの表情が固まり自分で調べた資料に改めて目を通すがこの当時のアイカの認識はいわゆるベリとキュートは一緒だったのだ

「今回は言っても良いよねバカアイカwwやーいやーいバカアイカww」
「うっさいな!リンリン鈴虫風情が鳴いてるんじゃねえよ!」

またくだらない喧嘩が始まったかと頭を抱える護衛の兵士達の苦悩は帝国に帰るまで続くのであった




470 :名無し募集中。。。:2007/06/21(木) 10:17:23.30 0
コハミツまできた

471 :名無し募集中。。。:2007/06/21(木) 10:35:48.55 0
作者は取りあえず登場人物の武器戦法キャラ付けなんか既に終わってるんかね?

472 :名無し募集中。。。:2007/06/21(木) 10:43:07.47 O
>>468>>469
まあアナザーと言うより外伝チックな作り(センゴクで言う今川の話みたい)なんだがこれ作者じゃないだろ?

だって武器は出ないは戦ってるわけでないわ
要は小春に戦いの心得を教えるはじめの一歩な話って感じがするな


473 :350251007673762:2007/06/21(木) 12:03:38.36 O
軍師的風貌ってのが、なんかおかしい(炸笑)

474 :名無し募集中。。。:2007/06/21(木) 14:09:37.72 O
どうやって火花を出すか楽しみに保全

475 :名無し募集中。。。:2007/06/21(木) 14:37:38.51 O
【州*‘ -‘リ】
リシャコ・ピザハブ
年齢:13
武器:三つ又の槍『パスタヨウフォーク』※水属性。胸を突いたら相手が溺れる特殊能力。
性格:人前では見せないが甘えん坊。ときどきアバる。それが災いすることがある反面、アババ12気筒エンジン全開になるとミラクルが起きる!?
弱点:メンタル面。非常に動揺しやすい

【州´・ v ・)】
アイリ・カッパー・ダボトール
年齢:13
武器:棍棒『ソノヘンノボウ』※電気属性は無い
性格:おとなしく控え目。分析力に長け、相手の急所を見抜き、一撃を加えてマヒさせる技術は神業。『天才』と呼ばれる。実は二重人格という噂も…
弱点:メンタル面。『天才』故に打たれ弱い。


476 :名無し募集中。。。:2007/06/21(木) 14:57:15.00 0
なんか色々原作と違うプロフィールが加えられて無いか?w

477 :名無し募集中。。。:2007/06/21(木) 15:47:32.37 0
パスタヨウフォークが水属性で胸を突いたら溺れるとか内容読んでるとは思えないな

478 :名無し募集中。。。:2007/06/21(木) 16:48:52.04 O
>>477

確か『肺に血液がたまってしまう』だったと思うのだが表現力が乏しくて…

いい表現があったらよろしくお願いします

479 :名無し募集中。。。:2007/06/21(木) 16:50:43.53 0
アババ12気筒とか二重人格とか作者さんが書いてないのを勝手に付け加えるのはやめなよw
アナザーストーリーならそういうのOKだけど一応本編のプロフィール扱いでしょ?

480 :名無し募集中。。。:2007/06/21(木) 18:14:13.82 O
>>480

その通りです
反省します

テンプレとしての要望があったときのみ、で

AA、名前、武器、性格(一言コメント)というシンプルなものにします

お騒がせしました


481 :名無し募集中。。。:2007/06/21(木) 18:48:07.47 0
お前は本当に余計なことしかせんなー

482 :名無し募集中。。。:2007/06/21(木) 19:49:52.37 0
 

483 :1:2007/06/21(木) 20:02:56.74 0
今帰宅しました、これから書きますー

>>468-469は私のじゃないですよw
出来ればアナザーストーリーは目印のようなものをつけてください・・・

>>471
娘の9人はほとんど出来てます(武器、性格ともに)
ただ田中の喋りを博多弁にしようか、それとも中世風にしようか迷ってます

484 :名無し募集中。。。:2007/06/21(木) 20:09:47.54 0
れいなは博多弁でしょやっぱ

485 :名無し募集中。。。:2007/06/21(木) 20:34:07.57 O
出身地の特性出したかったら博多弁の方がいいかも?
それかテンパったときだけ出るとか

486 :名無し募集中。。。:2007/06/21(木) 20:44:09.69 0
ガスコン訛り(ダルタニアンとか)を関西弁で表現した少女漫画があったな

487 :名無し募集中。。。:2007/06/21(木) 21:15:41.40 0
決意を決めたオカールは無防備にも動きを止める
そしてスゥッと空気を吸い込み吐き出すように大声で叫んだ
「わ、わかる!ムメの居場所がわかるぞ!
 こんな感覚は初めてだ・・・もう俺たちは勝ったも同然だな!」
堂々としたオカールの叫びに驚くリシャコとアイリ、そしてムメ
暗闇の中で目が見えるはずがないのだがオカールの声はあまりにも自信満々だ
目がきくにはムメのように暗視装置を装備するか夜行性動物の目を持つしかないはず
どう考えても前者も後者もありえない、しかしオカールが「夜行性動物の目」を得る可能性は本当にゼロだろうか?
もし何かの拍子でオカールが覚醒したとしたら?・・・
「オカール・・・貴方もとうとう目を手に入れたのですね」
アイリは骨の髄から震えた、窮地に陥ってた自分達を助けてくれるのがまさかオカールだとは
もう腹の痛みで嘆いている場合ではない、オカールに自分もリシャコも続いていくべきだと心で感じたのだ
そして一番焦っているのはもちろんムメだ、リシャコとアイリが目を得ているならオカールが得ない理由もない
今まで知っていた目は明るい所でしか活用できないものばかりだったのでこれは想定外
暗闇で効果を発揮する目の所持者、そのような者が敵としてはだかったとしたらまさに大ピンチだ
「オカール、いつのまにそんな目を?」
「目?・・・ああ・・・うん、さっきだよさっき」
だがオカールの様子がおかしいのにムメは気づいた
なんだか嘘臭くないかと気づき始めたのだ
よく考えたらそうそう都合よくオカールが覚醒するわけもない
という事は全てはオカールのハッタリ、騙しきれると思ったのだろう
(食卓の騎士とあろう者が小癪な真似をするものだ・・・本当に見えるならこの雨のような矢を避けてみなさい!)
ムメはいっぺんに5本の矢を取り出し引き始める
相当の技術が必要だがムメには難しい事でもない
騙された怒りの全てをオカールに集中して矢を放つ

488 :名無し募集中。。。:2007/06/21(木) 22:38:56.22 0
 

489 :名無し募集中。。。:2007/06/21(木) 23:16:02.88 0
>>486
岸田恋か(たしかランヌが関西弁だった)

490 :名無し募集中。。。:2007/06/21(木) 23:34:55.27 O
オカール13才テンパる保

491 :名無し募集中。。。:2007/06/22(金) 00:44:22.96 0
オカール誕生日なのに死んじゃいそうだよ・・

492 :名無し募集中。。。:2007/06/22(金) 00:58:25.94 0
ムメの放った矢はオカールの方へ一直線に向かっていく
そしてオカールは全ての矢を避けきれず体で受けてしまった
「ぅぁっ・・・!」
5本の矢はオカールの肩と横っ腹と左腕を貫き通す、当然激痛だろう
痛がるオカールを見てムメは心の底から安心した、もし本当に見えてるならこの矢を避けきれるはずだからだ
やはり全てはハッタリ、そんな能力などありはしないのに吼えてただけだったのだ
・・・と安心していたのだがムメはこの数秒後、恐怖のどん底に陥ることになる
なんと矢を受けたオカールがこちらを向いたのだ
初めはたまたまこちらを向いただけだと思った、しかしオカールは低速ながらもこちらへ向かってきている
その向かってくる速度はどんどん速くなっていき行き恐怖心を倍増させる
ムメはたまらずオカールに向かって2本、3本の矢を撃った、しかし狙いが定まらずかすっただけにすぎない
(な、なぜ!?)
オカールが近くまで迫ってきたのでムメは別の場所、リシャコやアイリの居ない部屋の隅に逃げた
どうせあてずっぽうで来てるのでもう追ってこないだろう・・・と思っていた
しかしオカールは自分の逃げる方向を迷いもせず突き止めさらに迫ってきたのだ
(なっ!?・・・まさかさっきのは演技で・・・本当は見えている!?)
見られているのなら逃げてもしょうがないと矢を撃つ事に専念しようとした
しかし既に近くにいたオカールはムメに追いつき胸倉をガッと掴む
「捕まえた!捕まえたぞ!」

493 :名無し募集中。。。:2007/06/22(金) 01:36:03.72 0
ぬぅおぉ、面白いスレを開いてしまった…
映画化キボンヌ

494 :名無し募集中。。。:2007/06/22(金) 02:00:35.77 0
とりあえず作者がトリつけたらええやん

495 :トリつけましたー ◆dO/kErKplo :2007/06/22(金) 03:33:38.91 0
「おいアイリ!リシャコ!捕まえてるから早く」
オカールの声を聞いてその場所へ向かうアイリとリシャコ
能力に覚醒して不利な状況を一気に打破したオカールをアイリは尊敬の目で見る(暗いから見えないけど)
正直今までオカールを下に見ていたが今回の件がオカールのおかげというのは明確
ひょっとしたらオカールも自分のライバルになりえる戦士なのかもしれない、そう思うと心が弾むのだ
「おいアイリこいつボッコボコにしてくれよ、間違っても俺を殴るなよな」
「はい!分かりました!」
「ちょっ・・・まっ・・・」
アイリはムメの頭に向けて棍棒「ソノヘンノボウ」をフルスイングする
そのフルスイング、おそらく世が世なら女子ゴルフの賞金女王になれるほどの素晴らしいスイングだ
ムメは脳天に300y級スイングが直撃したので当然失神してしまう
「結構最後はあっけなかったなー、まぁ俺のおかげ?」
頭をポリポリかいて満足気にニコニコするオカール
そのオカールを敬うようにアイリが話しかける
「それにしてもオカールも目を持っていたなんて・・・これ以上心強い事はありませんね」
だがオカールはばつが悪そうに告白する
「ああ〜目が見えるってやつ?あれ嘘!」
衝撃の告白に凍りつくアイリとリシャコ
「あれ全部ハッタリなんだよ、どっから撃たれたかくらいはわかるじゃん?そっちに歩いていっただけ
 でも俺がハッタリかましたからこいつは信じて逃げるでしょ、それがまた足音でけーのw」
アイリはとても複雑な気分に悩まされてしまう
尊敬はしたくないが助けられたのは事実だし・・・このアイリのジレンマは当分続いたという

496 :名無し募集中。。。:2007/06/22(金) 05:24:39.07 0
ho

497 :名無し募集中。。。:2007/06/22(金) 06:36:14.86 O


498 :名無し募集中。。。:2007/06/22(金) 07:22:27.18 0
なるほどブラウンコッチェビにはバカダナー隊長級の耐久力がある訳だ

499 :名無し募集中。。。:2007/06/22(金) 08:04:28.91 O
ho

500 :名無し募集中。。。:2007/06/22(金) 09:09:15.78 O
今見つけた
名前付けにセンスを感じる
ミヤビアゴロングで噴いたw

501 :名無し募集中。。。:2007/06/22(金) 09:33:56.62 O
城兵にアイリのもず落とし炸裂保全

502 :名無し募集中。。。:2007/06/22(金) 11:09:19.20 O
ho!

503 :名無し募集中。。。:2007/06/22(金) 12:07:43.86 O
夜まで保全

504 :名無し募集中。。。:2007/06/22(金) 13:21:24.15 O
午後の保

505 :名無し募集中。。。:2007/06/22(金) 13:45:55.79 O
こまめに保

506 :名無し募集中。。。:2007/06/22(金) 15:08:54.25 O
3時のおやつで保

507 :名無し募集中。。。:2007/06/22(金) 16:31:02.97 O
作者お疲れ様ほ

508 :名無し募集中。。。:2007/06/22(金) 17:39:10.39 O
ho

509 : ◆dO/kErKplo :2007/06/22(金) 17:53:44.63 0
その後リシャコはなんとか扉の位置を突き止めガバッと開ける
まぶしい光が流れるように注がれ暗かった武器倉庫を隅々まで照らす
そこでようやくアイリはオカールの怪我がかなり酷かった事に気づいた
急所ははずしているものの体の要所要所に深く矢が刺さっている
おまけに体中擦り傷だらけ、顔色は真っ青だ
「お、オカール?・・・大丈夫なんですか?」
「あぁ・・・ちょっとだけ痛いかも・・・」
強がっているがどう見ても動けるほどの傷には見えない、安静が不可欠だろう
このままあの絶対的攻撃力を誇るヒトミに立ち向かったら100%死んでしまう
「まぁここで俺がサボったら戦力大幅ダウンだし頑張るしかないかなー」
軽く言うオカールにアイリは怒鳴りつける
「何を言ってるんですか!休まないと本気で死にますよ!?」
急にアイリに怒鳴られてオカールはビクッとする
「ここは安静にしててください、私とリシャコは絶対勝ちますから」
そう言って眠っているクマイチャンに応急処置を施しているリシャコを見る
リシャコも真面目な顔でうんうんと頷く
オカールはアイリの気迫に圧倒され
「そ、そうか・・・じゃあちょっとだけ休ませてもらおうかな・・・」
と言い終え目をつむる

510 :名無し募集中。。。:2007/06/22(金) 18:53:27.52 0
アイリのツンデレは凄い

511 :名無し募集中。。。:2007/06/22(金) 20:07:36.54 0
そろそろ佳境だな

512 :名無し募集中。。。:2007/06/22(金) 20:48:30.29 0
もうマーサー王のことみんな忘れてるだろ

513 :名無し募集中。。。:2007/06/22(金) 21:22:08.96 O
まるで日露戦争並みの消耗戦だな

514 :名無し募集中。。。:2007/06/22(金) 21:56:46.98 0
こんな状態でマーサー王助けにいけるのか?

515 :名無し募集中。。。:2007/06/22(金) 21:59:55.45 0
車田漫画みたいなボロボロぶりだが、きっと努力・友情・勝利なんだよ

516 :名無し募集中。。。:2007/06/22(金) 22:45:12.26 0
シバチャピン、マサオ、ムメを倒し残るメロニア四天王はただ一人
しかし問題は最後の一人、ヒトミ・ボスだ
ヒトミは8年前に兵となる事を志願し、その圧倒的な実力を買われ今やメロニア兵士隊長の地位まで上り詰めた
入隊当時は軍師として優秀な実力を誇ったムメが兵士隊長だったがたった数年で世代交代させたのだ
その力、その気迫、その戦績、もはやメロニア国にヒトミを知らない者は居ない
メロニアに攻めてくる不届き者はどんなツワモノだろうと撃破し駆逐する
それこそがメロニアの英雄と呼ばれてきた所以であった
しかし今その英雄の前に過去最大とも思われる強敵が立ちはだかっている
いくら殴っても殴っても起き上がってくる、普通の人間なら100回は死んでいるはずなのに起き上がる
しかもその目にはいつまでも闘志の炎が燃え続けているのが容易に解る
このマイミ・バカダナー、あと何千回殴れば死んでくれるのだろうか?
体と心どちらか片方でも死んでくれればいいのにそれすらかなわない
ヒトミ・ボスは今まで余裕な態度を取ってきたが心の中では動揺したいた、恐怖していた
王国にはマイミ・バカダナーの他にもウメダ、モモコ、シミハムという猛者がいると聞いた事がある
かつて王国にはベリーズやキュートの前身としてジックス部隊というのがあったらしいがその4人は実力が拮抗しているという
このマイミですら既にバケモノなのにそのレベルがあと3人もいる、ヒトミは以前王国への侵略を提案したのが今更恥ずかしくなった
メロニアが王国に攻めれば確実に負ける、メロニア最強の自分ですらマイミ一人にてこずっているのだから

517 : ◆DRxhUSKJ8k :2007/06/22(金) 22:46:03.79 0
トリつけ忘れました、↑は>>1です

518 :名無し募集中。。。:2007/06/22(金) 23:48:16.21 0
読んでないけど
盛り上がってまいりました

519 :名無し募集中。。。:2007/06/23(土) 00:51:22.27 O
穴場

520 :名無し募集中。。。:2007/06/23(土) 01:50:06.54 O
寝る前ほ

521 : ◆dO/kErKplo :2007/06/23(土) 02:13:01.42 0
ヒトミの全身全霊を込めたパンチは時間が経つ毎に芯を外すようになり、しまいには空振りしてしまう
全力のパンチというものは意外とスタミナを使うもの、野球でストレートを何度も投げれば疲れるのと同じだ
100球も全力で投げれるピッチャーはそうそう居ないのと同じで何発も全力で殴る事など出来やしない
ヒトミは今まで戦ってきた全ての相手に全力のパンチをぶつけてきた、それが礼儀だと思っていたからだ
しかしマイミはいくら全力でぶん殴っても倒れる気配がしない
これを続けていった結果ヒトミのスタミナだけが削れて言ってしまったのだ
マイミもマイミで最低限相手の攻撃を急所に当てさせないよう心がけている
頭蓋や鳩尾などに強烈な一撃を喰らわなければなんとか耐える事が出来る
巧みに相手の攻撃を体幹に集中させる、丈夫な部分の傷は我慢すればなんとかなるものだ
(とは言っても常人なら激痛で気絶してしまうほどの痛みだが)
ヒトミはあまりに疲れて今自分が何故こんな状態に陥ってるのかもわからなくなった
さっきまでは圧倒的に自分が優勢だったのは確かだ、しかし今の自分は完全に疲れきっている
マイミはパンチの一つも出せないほどの傷を負っているというのに
まだ一撃もマイミから反撃を受けてないのに全く勝てる気がしないのだ

522 :名無し募集中。。。:2007/06/23(土) 03:36:22.91 0
wktk

523 :名無し募集中。。。:2007/06/23(土) 06:02:08.92 O
おはよう保全

524 : ◆dO/kErKplo :2007/06/23(土) 06:23:04.66 0
「いい加減死ね!」
疲労困憊ながらもマイミを倒すという執念だけで突きを出すヒトミ
しかしまたもヒトミの攻撃はマイミの意識を断つ事は出来ない
「いくら殴ろうと無駄だ、私の体力はお前の想像を遥かに超えている」
ヒトミの腕は小刻みに震えていた、疲労が度を過ぎたので体が痙攣し始めたのだ
マイミから奪ったナックルダスター「ネコノテ」のおかげで手の甲は驚くほど綺麗なままだが腕がこれでは意味がない
(あと一撃、あと一撃でもあいつにフルスイングの鉄拳をぶち込めれば勝てるのに・・・)
腕はしびれスタミナも切れている、おまけに全体重を支える足も震え始めている
この状態でもそこそこのパンチを放つ事は出来るのだがマイミを仕留めるまでにはいかないだろう
しばらく考えヒトミは腕を降ろした、攻撃を中断したのだ
「どうした?もう仕掛けてこないのか・・・私はこんなに弱ってるのだぞ?」
「どうせてめぇも何も出来ないんだろ?ここは少し休ませてもらうぜ
 1分も休めば全力のパンチ一発分の体力は回復できる!それまで攻守交替だ!」
ヒトミはそう言うと完全に脱力し始めた
このヒトミの回復はマイミにとってかなりのピンチだ
マイミの戦法は自分の体力と相手の体力の差分を利用してどんどん疲れさせ戦況を優位に運ぶスタイル
体力を回復されてはとても困るし大怪我を負っているマイミにはヒトミを殴り飛ばすほどの力が腕に入らない
まさに形勢は逆転されてしまった
1分間以内にヒトミを倒さなければマイミがやられてしまう

525 : ◆dO/kErKplo :2007/06/23(土) 06:27:43.66 0
>>516はウメダじゃなくてウメサンでした
ちゃんと推敲しないと駄目だな・・・

526 :名無し募集中。。。:2007/06/23(土) 06:57:41.89 O
>>525

ドンマイ経済!!

wktk

527 :名無し募集中。。。:2007/06/23(土) 07:02:50.59 0
ケータイの自己主張がだんだんウザくなって来た

528 :名無し募集中。。。:2007/06/23(土) 09:08:36.00 0
ho

529 :名無し募集中。。。:2007/06/23(土) 09:41:02.81 O
斉藤さんはハロヲタが思ってるよりバカでない(むしろ生き方はキレイな方)んだがここではそれが書かれてるな

530 :名無し募集中。。。:2007/06/23(土) 10:50:11.07 O
ジックス部隊は5人だろ
それともメグが抜けたって情報はもう広まってるの?


531 :名無し募集中。。。:2007/06/23(土) 11:00:35.49 0
そんなの作者が勝手に書くだろ外野がガヤガヤ騒ぐことじゃない

532 :名無し募集中。。。:2007/06/23(土) 11:49:30.37 0
よくわからんけどムメのリサーチが凄いからメグがいない事くらい軽いんじゃね?

533 :名無し募集中。。。:2007/06/23(土) 12:19:33.90 O
>>530
それで5人(矢口梅田矢島桃子清水)だろw間違いではないぞ

534 :名無し募集中。。。:2007/06/23(土) 14:03:17.93 0


535 :名無し募集中。。。:2007/06/23(土) 14:30:53.76 0
>>533
なんか誤解してないか?
>>530>>516でジックスが4人って言ってるのに対して言ってるんだろ
ていうか矢口はないわw本当にこの小説読んできた?

536 :名無し募集中。。。:2007/06/23(土) 16:09:47.81 O


537 :名無し募集中。。。:2007/06/23(土) 16:36:20.22 0
なんか荒れてるな
お前ら作者さんのことも考えろよ

538 :名無し募集中。。。:2007/06/23(土) 18:26:45.12 0
多少の話の感想は良いと思うho

539 :名無し募集中。。。:2007/06/23(土) 19:48:07.56 0
ほー

540 :名無し募集中。。。:2007/06/23(土) 20:55:22.33 0
あげ

541 : ◆dO/kErKplo :2007/06/23(土) 21:59:35.38 0
ただいま戻りました
ジックスについては後に詳しく話すのでその時をお待ちください
ただ、矢口はジックスじゃないです(矢口が出るかどうかも未定)
ちなみにヒトミはムメのデータを見てメグがいない事を知ってました

542 :名無し募集中。。。:2007/06/23(土) 22:54:33.29 0
wktk

543 :名無し募集中。。。:2007/06/23(土) 23:56:56.11 0
なるへそ

544 : ◆dO/kErKplo :2007/06/23(土) 23:57:13.91 0
マイミは必死でヒトミを倒そうとするが怪我で全く力が入らない
完全に立場を逆転されてしまったマイミは状況を打破しようと策を考えた
・・・が、何も浮かばなかった
もともとマイミは何も考えず突っ走るタイプなのでこまごまと考えるのは性に合わない
ジックス部隊時代はモモコに、キュート戦士団時代はマイマイにそういうのを完全に任せていたのだ
普段頭を働かせないのでこういう土壇場で明暗が浮かぶわけも無い
つまりマイミはただただヒトミを殴り続けるしか出来なかった
当然弱ったパンチではヒトミを仕留める事が出来るはずもなく体力を回復させる機会を与えてしまう
(これなら・・・これなら一発分の体力は取り戻した・・・はず・・・)
ヒトミの右腕の筋肉が緊張し膨張し始める
全ての力を右拳に込め狙いを外さないよう精神を集中し放出するように突きを放つ
体力の絞りカスを全てマイミの平らな胸にぶつけた
これで生き残れる者などいるわけがない

545 : ◆DRxhUSKJ8k :2007/06/24(日) 00:35:38.72 0
すいません、今夜はもう書けそうにありません
期待してくださる方々に申し訳ない・・・

546 : ◆dO/kErKplo :2007/06/24(日) 00:36:22.71 0
おまけにトリップも間違えた・・・><

547 :名無し募集中。。。:2007/06/24(日) 00:49:11.94 0
>マイミの平らな胸

禿しく訂正を要求する!

548 :名無し募集中。。。:2007/06/24(日) 01:57:44.70 0
ほじぇん

549 :名無し募集中。。。:2007/06/24(日) 04:06:09.96 0
むう

550 :名無し募集中。。。:2007/06/24(日) 04:25:08.62 0


551 :名無し募集中。。。:2007/06/24(日) 06:27:14.98 O


552 :名無し募集中。。。:2007/06/24(日) 06:41:06.07 0


553 :名無し募集中。。。:2007/06/24(日) 08:29:14.74 0
ho

554 :名無し募集中。。。:2007/06/24(日) 10:29:23.93 0
マイミのおっぱいについては議論が必要のようだな
俺は平ら派

555 :名無し募集中。。。:2007/06/24(日) 11:57:39.75 0
ミヤビの胸は鉄板

556 : ◆dO/kErKplo :2007/06/24(日) 12:28:39.09 0
初めて出会った時に何十発も殴ったが翌日には動けるようになっていた
牢獄にぶち込んでいる間も拷問を施したが全く応えていなかった
そして今、全身の体力を搾り出した一撃を確実にクリーンヒットさせたはず
実際マイミはそれにより口から血を吹いたし反撃も出来なくなった
だがマイミは倒れなかった
もうヒトミは驚きすらしなかった、ただただ脱力するような虚無感に包まれたのだ
メロニア最強の自分が息を切らしてまで必死で戦ってもマイミ一人すら床に寝かせる事も出来ない
ヒトミの心は完全に負けていた
「強いな・・・」
決して他人を褒める事の無いヒトミがつい一言漏らしてしまった
マイミの存在がヒトミの自信を完全に打ち砕いてしまったと言ってもいいだろう
そんなヒトミの言葉にマイミはこう返した
「私は強くない、実際こうして負けたのだからな
 ・・・だが、橋渡しは完璧に遂行できたらしい」
ヒトミはハッとして後ろを向いた
そこにはたった今駆けつけてきたらしきリシャコとアイリの姿
マイミを倒すために全ての力を使い果たしたヒトミの前に天才二人が現れてしまったのだ

557 :名無し募集中。。。:2007/06/24(日) 14:08:35.96 0


558 :名無し募集中。。。:2007/06/24(日) 14:10:14.94 O
wktk

559 :名無し募集中。。。:2007/06/24(日) 15:19:21.85 0
今日は昼間から板の流れが速いな

560 : ◆dO/kErKplo :2007/06/24(日) 17:00:26.49 0
「そんな・・・ムメはどうしたんだ?
 何故だ?何故ムメが・・・シバチャピンが・・・マサオがいながら4人も通したんだ?・・・」
ヒトミには劣るもののメロニア四天王は今までの戦いを見てわかるようにかなりの強者だ
なのでマイミを倒して全てが終わったと思い込んでただけにショックは大きい
今回攻めてきた8人の食卓の騎士のうち4人しか倒せないなんて全くの想定外だったのだ
「ムメは確かに強敵でしたが私とリシャコはこうして生きています」
棍棒を構えて言うアイリ、同じくリシャコも槍を構える
ヒトミは迎撃しようと意気込んだがその瞬間ガクッと足が崩れてしまう
マイミとの戦いで体力を使い果たしたためもう動けないのだ
(駄目だ・・・ここはさっきのように時間を稼いで体力を回復させるしか・・・)
アイリとリシャコの二人を一撃で倒せる自信があるのでヒトミはまたリラックスし始める
しかし、その動けない状態のヒトミに向かって大きな砲弾が飛んできた
なんとボロボロになった体を落ち着かせたチナミがこのタイミングで小型大砲ビービーダンを放ったのだ
いくらヒトミの屈強な肉体だろうと鉄扉を爆破するほどの砲弾を喰らってしまえばひとたまりもない
着弾と同時に巨大な爆破音が牢獄内に轟く
「ぐぁあああああああああ」
死にはしなかったがマイミが負ってる以上の怪我をたった一撃で被ってしまった
そして泣きっ面に蜂というべきか、その二人の前にリシャコとアイリが立ちはだかる
「どっちがトドメさす?」
「私が仕留めたいですけど・・・リシャコも美味しい所とりたいですよね?」
二人は顔を見合わせニヤリと笑い
「「じゃあいっしょに!」」と胸には槍を突き刺し、膝には棍棒で殴りつけた

561 :名無し募集中。。。:2007/06/24(日) 17:16:20.12 0
ノノ “ З.“)<ぐぁあああああああああ

562 :名無し募集中。。。:2007/06/24(日) 17:30:40.88 0
アイリの棍棒訓練http://jp.youtube.com/watch?v=npIdIh6r7ik

563 :名無し募集中。。。:2007/06/24(日) 17:40:34.93 0
>>560
これまで通りならその程度じゃヒトミは倒れんはず
まあ倒す必要はないわな

564 :名無し募集中。。。:2007/06/24(日) 19:04:19.37 0
ううむ

565 :名無し募集中。。。:2007/06/24(日) 20:44:48.84 0
ノノ “ З.“) ペッ

566 :名無し募集中。。。:2007/06/24(日) 20:58:49.86 0
ヒトミの顔文字出すなwwww緊張感がwwwww

567 :名無し募集中。。。:2007/06/24(日) 21:57:43.91 0
 

568 :名無し募集中。。。:2007/06/24(日) 22:54:34.44 0
ほぜんを

569 :名無し募集中。。。:2007/06/25(月) 00:16:52.43 0
今日はもうないのか

570 :名無し募集中。。。:2007/06/25(月) 01:40:13.74 0
ほじぇん

571 :名無し募集中。。。:2007/06/25(月) 03:33:33.44 0
あげとく

572 :名無し募集中。。。:2007/06/25(月) 04:00:28.92 0
心も体もボロボロなヒトミはリシャコとアイリの攻撃を避ける事が出来なかった
リシャコの槍はヒトミの胸の奥にぐんぐん突き刺さり肺の壁を斬りつけ出血させた
肺の中にどんどん血がたまっていき溺れているのと等しい苦しみを味わう事になる
アイリも棍棒でヒトミの膝を狙いエクスプロージョンショットをぶちまけた
巨体のヒトミはどうしても膝に負担がかかる、こうして膝に電撃を流し込めば一晩は立つ事が出来ない
しばらくの間床に寝転がりもがき続けた
肺の中の血を追い出そうにも疲労により体内の器官も満足に動かない
膝を押さえようにも手もあがらない
何万人もの侵略者を迎撃してきたメロニア国はこうしてたった9人に敗北を喫してしまったのだ

アイリはすぐさまマイミのもとは駆け寄った
「マイミ団長・・・私達・・・私達勝ちました!」
動けはしないものの立ち続けていたマイミにアイリは満面の笑顔で話しかけた
マイミもマイミで嬉しそうに、そして安心したように喋りかける
「こういう日が来るって信じていたよ・・・ところで・・もう横になっても負けにはならないよな?」
アイリは首をブンブン縦に振った
そうしてマイミはもがいているヒトミの隣に横たわる事になる
勝者の笑みを浮かべながら

573 : ◆dO/kErKplo :2007/06/25(月) 04:02:13.50 0
ノノ “ З.“)<またトリをつけるの忘れてしまった・・・

とりあえずメロニア編はそろそろ終わりです
次のシリーズもまた長くなりそうですけどお付き合いくださいませ
しかしメロニア編が予想以上に長くなりすぎちゃいました><

574 :名無し募集中。。。:2007/06/25(月) 06:32:22.15 O
お疲れ様でした

575 : ◆dO/kErKplo :2007/06/25(月) 06:42:43.44 0
「おい・・・マイミ・・・」
決着から数分経ちリシャコとアイリが皆に応急処置を施してる時にヒトミの声が聞こえた
今度こそ完璧に息の根を止めようとリシャコとアイリはそれぞれの武器を構えだす
しかしヒトミは首をゆっくり横に振り
「もうやりあう気はねえよ・・・ただこれを返したかっただけだ」
そう言って拳に装着していたナックルダスター「ネコノテ」を寝っ転がっているマイミのお腹の上にポンと置いた
「取り上げちまって悪かったな、いくら殴っても拳を壊さない良い武器だったよ
 しかしアレだ、てめぇの武器を没収したのに一人倒すのがやっとだなんてメロニア最強の名折れだよな」
マイミの横で横たわりながら苦笑いをするヒトミ
しかしマイミはヒトミを褒めるように否定しだした
「いや名折れなんてとんでもない、十分自信を持って良いと思うぞ
 なんせ私にここまで酷い傷を負わせたのはヒトミ・ボス、お前が3人目だからな」
「なんだよ、結構いるじゃねえか」
二人は腹に穴が開いているほどの重症だというのに腹を抱えて大笑いしだした
アイリはそんな二人を見て呆れると同時に羨ましく思う
「リシャコ、きっとあの二人はとても良いライバルになれたんでしょうね
 私達もあんな関係になれたらいいですね」

576 : ◆dO/kErKplo :2007/06/25(月) 08:47:59.37 0
「しかしこれで500年続いたメロニア王権も途絶えてしまったか・・・
 こりゃ王にも先代にも顔向けできねぇな・・・」
ヒトミの声のトーンがだんだん小さくなっていく
兵士隊長として、メロニア最強としてかなりの責任を感じているのだ
しかしマイミはキョトンとした顔でこう質問する
「何故メロニア王権が途絶えるんだ?これからも続ければいいじゃないか」
的外れなマイミの質問に呆れた風にヒトミが答える
「何言ってるんだてめぇは、敗戦国なんだからメロニアはマーサーの植民地、もしくは良くても属国だろ
 今までメロニアの上に立つものは居なかったんだ・・・そりゃショックも受けるさ」
アイリもリシャコも軽く頷く、侵略され敗れれば下につくしかない・・・至極当然のことだ
だがマイミはクスリと笑い、心を病んでるヒトミを安心させるようにこう言った
「たしかに私はメロニアを潰す気で来たさ、だが植民地にまでするつもりはない・・・それはマーサー王も同じ考えだろう
 マーサー王国を脅かす存在は全力で潰すがその気のない国とは積極的に国交を交えたいものだ
 どうだ?そちらが良ければ友好国として切磋琢磨してみないか?二度とマーサー王国に攻め入らないという状況でな」
ヒトミの体に電撃が走った(とは言ってもアイリに殴られたわけではない)
今まで喰うか喰われるかという時代を生きていただけにマイミのはからいが身に染みたのだ
そのマイミの言葉にヒトミと同じく感銘を受けたアイリ、リシャコ、チナミも次々と提案しだす
「メロニアの兵はなかなか良い仕事をしますからね、二国が共闘すれば大抵の侵略者は制する事が出来るのではないでしょうか」
「マーサー、メロニア、ピチレモンの3つが友好国なんてとっても素敵!そうだ、ピチレモンの薬でメロニアの人も傷を癒せばいいよ!」
「さっきリシャコに聞いたけどムメって凄いいっぱい武器持ってるらしいね、深く相談したら良い武器が作れそう・・・」
今からすでに今後の展望に瞳を輝かせる3人
「どうだヒトミ、とても素晴らしいだろ?」
「まったくだな・・・王にでも相談してみるか・・・」

577 :名無し募集中。。。:2007/06/25(月) 09:01:12.70 0
マイミってそんなに政治力あんのか?
武官で1番そういうの苦手そうなのに

578 :名無し募集中。。。:2007/06/25(月) 09:35:04.59 0
あるんだろうな意外なお前が知らない一面がな

579 :名無し募集中。。。:2007/06/25(月) 09:38:40.70 O
この小説を読んでると斉藤さんがクロコダインに見えてしまうw
しかしマイミはダイでなく麦わらに見える



580 :名無し募集中。。。:2007/06/25(月) 09:44:57.43 O
ところでなぜメロニアに攻めたのだ?
どこかを攻めるたまに後顧の憂いを除く為か?それとも別の意義なのかな?

581 :名無し募集中。。。:2007/06/25(月) 09:46:38.94 0
メロニアが王国を攻めるっていう情報があったからでしょ

582 :名無し募集中。。。:2007/06/25(月) 11:35:51.95 O


583 :名無し募集中。。。:2007/06/25(月) 11:51:17.95 0
℃-uteの6人中5人から彼氏にするなら舞美ちゃんて言われたくらいの政治力wだからなぁ
綺麗なだけじゃ下は付いて来ないよ

584 :名無し募集中。。。:2007/06/25(月) 12:14:20.52 0
ナカサキ・キュフフだけはマイミ・バカダナーを妄信してないという事かw

585 :名無し募集中。。。:2007/06/25(月) 14:27:06.39 O


586 :名無し募集中。。。:2007/06/25(月) 16:31:30.53 0
wktk

587 : ◆dO/kErKplo :2007/06/25(月) 17:16:14.87 0
>>577

从 ・ゥ・)<マーサー王、仲良くしてあげてよ

    i^Y^Yi
  ★ ノノハヽ     
  ┃从o゚ー゚)<いいとゆいたい
  とヾミ彡ミフつ  
  ┃ノ: : 《》:ヽ     
  く;_;_;_人_;_;ゝ  

みたいな軽いノリです、あんまり深くつっこまないでください><;
ちなみにメロニアに攻めたのは>>581の言う通りメロニアの黒い噂があったからです
一応前に書きました><

588 : ◆dO/kErKplo :2007/06/25(月) 17:52:53.45 0
その日の夜、怪我を落ち着かせた戦士達が王国に帰る途中の馬車の中
一行はマーサー王が拉致された事について話し合っていた
「そうか・・・王が危険な時に私を助けに来させて申し訳なかったな・・・」
マイミは自分を情けなく思った、自分のために食卓の騎士のほとんどが大きな怪我を負ってしまったからだ
クマイチャン、チナミ、リシャコ、アイリ、カンナは比較的軽症だが他の4人はそうはいかない
ナカサキは所々骨折、オカールは矢に貫かれすぎて重症、マイマイは上半身に多数の深い切り傷、マイミは言うまでもない
強大な敵が相手だというのに先陣を切る食卓の騎士がこれでは戦力が大幅ダウンだ
それゆえにマイミは責任を感じたのだ
「待ってよマイミ団長、まだ王がどこにいるか分かってないんだから手がかりを掴むまでに治せば良いんじゃね?
 それにあんなつえーメロニアを仲間にしたじゃん!怪我はほっときゃ治るけど仲間はほっといても増えないんだぜ!」
大怪我を負いつつも声を張り上げてマイミを励ますオカール
他の食卓の騎士たちもどんどんマイミを励ます
「そうですよ、マイミ団長にマイナス思考は似合いませんよ」
「それにムメにこ〜んないっぱいのデータを貰っちゃったじゃん、これ凄いよいろんな国のデータが詰まってるし」
「怪我ならピチレモンの薬を使えば良いと思う、あれ凄く良く効くし」
車内はとても朗らかになった
マイミの曇った表情も次第に明るくなっていく
「そうだな、これから私達は全力で怪我を治して全力で敵の居場所を調べて全力でぶっ倒す!頑張るぞ!」
拳を高らかに挙げるマイミに続いて他の騎士達も拳を挙げる
しかしただ一人、クマイチャンだけは浮かない顔をしていた


589 :名無し募集中。。。:2007/06/25(月) 18:03:07.91 O
覆面の騎士マイハマン登場まであと1000レス保全

590 :名無し募集中。。。:2007/06/25(月) 19:37:19.36 0
マイハマン出るのかなw

591 :名無し募集中。。。:2007/06/25(月) 19:46:55.35 0
最後の切り札かな?とにかく作者さん乙

592 :名無し募集中。。。:2007/06/25(月) 20:44:31.24 0


593 :名無し募集中。。。:2007/06/25(月) 21:06:57.63 O
マイハマンの正体は誰なんだろうとwkwk

594 : ◆dO/kErKplo :2007/06/25(月) 21:45:38.30 0
メロニアを発ち一週間が経った頃、食卓の騎士達を乗せた馬車はようやく王国に到着した
この一週間戦士達はピチレの薬を用いて傷を癒す事だけに専念していた
とは言えあの大怪我をたった一週間で完治する事など出来るわけないのでまだまだ安静が必要だ
もちろん激しい運動をするのなんてもっての他で・・・
「やった!帰ったぞ!私マイミは王国に帰ったぞ!!」
もっての他のはずなのだがマイミ・バカダナーは100mを10秒のペースで馬車から降り城へと走っていた
あんなに酷かった怪我が何故かほとんど癒えており痛みも感じてないようだ
「あんたおかしいだろ!なんで肌ツヤツヤなんだよ!!」
追いかけようとするオカールだが馬車を降りた瞬間全身が激痛に襲われる
「ぎゃああああ痛い痛い痛い痛い!」
オカールが軟弱なのではなくこれが普通なのである、マイミが異常なのだ
マイミは子供のように無邪気にウメサンとミヤビの寝ている病室へと走っていった

595 :名無し募集中。。。:2007/06/25(月) 21:47:45.18 0
舞美はバカだからなぁ

596 :名無し募集中。。。:2007/06/25(月) 22:40:58.06 0
マイミwww

597 :名無し募集中。。。:2007/06/25(月) 23:04:31.46 0
オカールはマイミのことを尊敬してるはずなのに
マイミが馬鹿であることはきちんと肯定しているんだな
尊敬と崇拝を分けて考えられるとはなかなか大したものだ

598 :名無し募集中。。。:2007/06/25(月) 23:30:46.22 0
事実だから
オカールは貧民出身だからリアリストなんだろう

599 :名無し募集中。。。:2007/06/25(月) 23:42:06.90 0
そういやオカールは貧民出身だったな

600 : ◆dO/kErKplo :2007/06/26(火) 00:23:28.69 0
マイミに置いてけぼりにされた他の食卓の騎士達は痛みに耐えながら城内へと向かう
やっとこそ到着した城内で他の兵士達にマイミが病室へ走っていったと聞きそこへ向かいドアを開く
すると病室には衝撃的な光景が広がっていた
なんとマイミがウメサンのベッドの中に潜り込みイチャイチャしていたのだ
「ウメサン、拷問は1ヶ月でも2ヶ月も耐えられるけどウメサンに会わずにいるのはとても耐えられない」
「よしよし痛かったね、怖かったね、もう大丈夫だからね〜よしよし」
食卓の騎士達は心から呆れた
一週間前までの勇敢な英雄が今やただの女ったらしだ
しかも人目もはばからず・・・クマイチャン、チナミ、リシャコは目が点になった
だがキュート戦士達は「はいはいまたか」と言った態度で生暖かく見つめている
おそらくキュート戦士達は苦労してるのだろうとリシャコは悟った

「そろそろいいかげんにしてくれないか、お前達の絡みは胃がもたれる」
心の底から不満感を感じながら怪訝そうな顔をするミヤビが口を挟む
この中でマイミとウメサンに意見出来るのはミヤビくらいなので全員がホッとした
「ウメサン・・・ミヤビが私達を引き離すようだ」
「ミヤビの頭は胸と同じくらい硬いから仕方ないよ・・・ここは我慢しよ」
この後ミヤビがブチ切れてそれを抑えるのが大変だった事は言うまでもない

601 :名無し募集中。。。:2007/06/26(火) 01:01:33.08 O
保全のほー

602 :名無し募集中。。。:2007/06/26(火) 01:13:18.92 0
ジックス部隊があるのなら あぁ!部隊もあるのかな

603 :名無し募集中。。。:2007/06/26(火) 02:30:25.64 0
就寝前保全

604 : ◆dO/kErKplo :2007/06/26(火) 02:57:04.56 0
病室の喧騒から数分、とりあえずみんな落ち着いたのでこれからについて話し合う事にした
ちなみにマイミとウメサンは床で正座させられているがここでは軽く流しておくことにする
ミヤビは傍らに置いてあった資料を取り出し全員に見せるように広げる
「私とウメサンが調べたのだがマーサー王を拉致したリカチャンとかいう剣士、やはりモーニング帝国の出身だったらしい
 過去に王国が帝国と戦った時にはすでに国を去ってたらしいがかなりの腕利きだったみたいだな」
リカチャンと聞き食卓の騎士達の顔が強張る
圧倒的な強さでミヤビ、ウメサン、クマイチャン、ナカサキ、チナミを倒しマーサー王をさらったリカチャン
全ての元凶がミキティだとは分かっているがどうしてもリカチャンに対して強い恨みを持ってしまう
「以前ミキティの失踪した時期と各国の優秀な戦士が消えた時期が一致したと言った事はあったな?
 どうやらミキティ側についてる戦士はリカチャン以外はその時期に消えた者らしい、ミヨシもオカダも調べてみたらピッタリだった
 そこでだ、ムメとやらに貰ったその各国のデータと照らし合わせれば何か手がかりがつかめるかもしれない
 もしミキティの失踪と同じ時期に消えてた戦士が居ればそいつはミキティの仲間だと思ったほうがいいだろう」
なるほどと思った食卓の騎士達はデータを漁るように調べ始めた
かなり膨大な量だが失踪の点だけに着眼すれば大した仕事量ではない
調べていくうちにだいたいどんな戦士が今現在ミキティの仲間なのか検討がつくようになった
「しかし多いなぁ、これ全員がミキティの仲間って事は無いと思うけど15人も候補がいるよ?」
疲れた感じでチナミはため息を吐く
15人といってもただの戦士ではない、各国のTOPクラスの戦士達だ
リカチャンがあの強さだったので15人全員が同じレベルの強さでも不思議ではないだろう
今後の展望が良くないので病室内が若干暗めのムードになってしまった
だがそんな中オカールだけは別の事を考えていた
(ミキティの失踪時期ってあの日と同じ日だな・・・・・・・まぁ、そんな訳は無いか)

605 : ◆dO/kErKplo :2007/06/26(火) 04:18:00.64 0
「そう言えば言い忘れてたがシミハム団長とモモコから連絡が届いたぞ」
資料の下に置いてあった手紙を見つけ広げるミヤビ
それを聞いてクマイチャン以外のベリーズ戦士達とマイミはテンションがあがる
「本当!?本当!?早く言ってよ〜」
「ミヤビ早く読んで読んで!」
チナミとリシャコはあまりに嬉しすぎてミヤビのベッドに入り込み服を引っ張ったりした
だが当のミヤビは手紙を読んでくれと言われて凍り付いていた
「これを・・・読めと?・・・」
ミヤビが凍り付いてる理由がわからないチナミ
「だって一人づつ読んだら時間かかるじゃない、ミヤビが声出して読んでよ」
いかにも嫌そうな顔をするミヤビ、さっきから笑いを堪えているウメサン
あまりに面白いのでウメサンはミヤビに手紙をさっさと読むよう催促する
「ミヤビ観念したほうがいいよ、誰も気にしないって」
「し・・・しかし・・・」
ミヤビがあまりにも引っ張るので病室内はしらけはじめる
中にはブーイングまで仕出す者も現れ始めた(主にチナミやオカール)
立場が悪くなったミヤビは観念して手紙を読みはじめた
「あ〜・・・じゃあ読むぞ・・・
 ・・・失敗しちゃったぁ☆作戦失敗で〜すゴメンチャイ!
 なんかーいっくら説得しても全然聞いてくれなくてーこりゃ駄目だわって思ったのね
 だから団長と話し合ったんだけどさぁ、このまま王国を開けたままにしたらまずいじゃん?そうなったの
 だ・か・らもうちょっとで帰るねー☆ ベリーズ戦士団で一番可愛いモモコ・エービス・ヤーデスより(はあと)
 あ!あ!あ!ちなみにこの手紙はミヤビが声に出して呼んであげてね!団長からの頼みだから絶対だよ!」
病室中が凍り付いてしまった
ミヤビはこの後自決しようとするのだが皆で止めるのに苦労したのだという

606 :名無し募集中。。。:2007/06/26(火) 06:00:09.30 O
朝保とゆいたい

607 :名無し募集中。。。:2007/06/26(火) 08:39:09.15 O


608 :名無し募集中。。。:2007/06/26(火) 09:52:48.39 0


609 :名無し募集中。。。:2007/06/26(火) 11:33:05.23 O


610 :名無し募集中。。。:2007/06/26(火) 12:31:18.11 O


611 :名無し募集中。。。:2007/06/26(火) 14:05:25.73 0
桃子や!

612 :名無し募集中。。。:2007/06/26(火) 16:05:35.60 0
ももほ

613 :名無し募集中。。。:2007/06/26(火) 17:18:25.60 0
ル ’ー’リもー、やぁですよぉ

614 :名無し募集中。。。:2007/06/26(火) 18:41:37.97 0
エビスってw

615 :名無し募集中。。。:2007/06/26(火) 20:19:53.16 0
オカールの張った伏線が気になる

616 :名無し募集中。。。:2007/06/26(火) 20:58:32.07 0
モモコまだかな

617 :名無し募集中。。。:2007/06/26(火) 21:22:27.21 0
ムメにコテンパンにされた熊井ちゃんの逆襲にも期待

618 :名無し募集中。。。:2007/06/26(火) 21:27:37.25 O
>>617

むしろクマイチャンの心の隙間につけ入り悪の道へ誘おうとする悪者が!?

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0ch BBS 2005-12-31