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もしも小春がコンビニの見習い店員だったら
642 :
名無し募集中。。。
:2006/07/02(日) 21:39:43.02 0
「いらっしゃいませー。」
「よお、久しぶり。相変わらずたるそうな声だな。」
美貴の明らかにやる気のない声を聞き、少し安心した気がした。
「なんだおまえか。こんなとこで油売ってていいのかよ。今日は大事な日だ・・・」
「もう行ってきたよ。」
美貴が言い終わる前に俺は遮る様にそう言った。
「そか。」
短く、でも全てを悟り包み込むような、そんな返事を美貴はくれた。
「うー・・・ん。しかし変わんないなこの店もお前も。」
美貴のその眼差しに少し照れてしまったのを隠すように伸びをする。
「まあね、あの子がいないだけで美貴もお前もこの店も変わる事なんて無いんだよ。」
「ああ、そうだな。」
そう返す俺にもう一度美貴はさっきの眼差しを見せてくれた。
「来年はお前も行ってやれよ。寂しがるぞあいつ。」
めんどくさそうに頭を掻く美貴は開くウィンドーに向かいたるそうな声を出す。
「いらっしゃいませー。」
美貴の隣に小春が笑っているように見えたのは初夏の暑さからだろうか。
「いらっしゃいませーか。」
そう呟きながら店を後にする。
あの日と同じ真っ青な空を見上げ、胸の奥にある記憶はいつまでも変わらないんだなと少しほっとした気がした。
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0ch BBS 2005-12-31