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6期
8 :
名無し募集中。。。
:04/11/07 00:24:18
11月に入るなり、亀井はすぐに押し入れからコタツを出してきた。
お茶とみかんとせんべいと、そしてコタツがあれば彼女曰く「ちゃいこー」なのだそうだ。
今日も猫背でヌクヌクと和んでいる亀井の姿を見て
「私っておばあちゃんっぽいですか?」
コタツをウキウキしながら出していた彼女に、そう聞かれた去年の冬を思い出す。
冬もすぐ差し迫ったある日、俺が夜遅くに家に帰ると、四人は仲良くコタツで寝ていた。
コタツの上に残されたミカンの皮とせんべいの袋の量が、四人が俺の帰りを待っていた時間を寂しく物語る。
ごめんと思いつつも四人の寝顔を見て、少し幸せな気分になる単純な俺。
「こんなところで寝ると風邪ひくよ」
道重と田中はすぐ起きて、俺におかえりなさいと一言言って部屋へと帰っていった。
亀井はコタツへ全身を埋め、亀みたいに寝ている。
仕方なく無理矢理起こすと、亀井は少し悲しそうな目で俺を見つめた。
「ずっと待ってたんですよぉ〜…」
その悲しそうな目は、むしろ『ちゃいこー』の時を俺に奪われたことに抗議してるように思われた。
さて、残った猛獣の寝起きの悪さに、俺がその後小一時間辟易されたのは言うまでもない。
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0ch BBS 2005-12-31