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もしあいぼんがまろやかなロマネコンティだったら

1 :名無し募集中。。。:04/08/17 08:32
田崎信也にご用心♥

101 :(〜^◇^)人(´ Д ` ) ◆WDy6epQVD. :04/08/19 22:27
キープしておきますね…

102 :名無し募集中。。。:04/08/19 23:16
琴、詩、酒を総じて三友と呼ぶ

なかでも、あいぼんに勝る友はない

103 :名無し募集中。。。:04/08/19 23:33
やぁ、またきてしまったよ。
マスター、とっておきのあいぼんをくれないか?

104 :名無し募集中。。。:04/08/19 23:46
あいぼん、今宵も語り会おう

105 :名無し募集中。。。:04/08/19 23:51
小説書いてる人いつかのプロ作家さん?
読了後の余韻がとても気持ちいいです

106 :名無し募集中。。。:04/08/20 00:17
チャラチャラした男と娘の結婚が決まったのは、3年前の夏。
結婚に反対し勘当したはずの娘から今日、小包が届いた。
仕事から帰った私は同封されていた手紙を開く。

「お父さんへ。
 元気で過ごしていますか?長くご無沙汰してごめんなさい。
 あたしは夫と幸せに過ごしています。
 今日はお父さんに聞いて欲しいことがあってペンを取りました。
 聞いてください。あたしにも、大事な大事な宝物ができました。
 今年の春、あたしにも子どもができたんです。
 あたしと夫の娘、そう、お父さんにとっての孫娘です。
 今、あたしは娘のことをものすごく愛しいと感じます。
 娘が無邪気に笑顔でニコニコと微笑んでいるとき、
 この子のためにも、きれいな地球を残そう。そう思います。
 娘が熱を出して苦しんでるとき、
 あたしがこの子の代わりに熱で苦しむことができたらいいのに。そう思います。
 そしてそのとき、ふと思ったんです。
 もしかしたら、あたしもお父さんに、これぐらい愛されていたんじゃないかって。
 この子が幸せになってくれるなら、自分なんてどうでもいい。
 それくらい愛されていたんじゃないかって・・・・。
 気付いたら、あたし、娘をギュッと抱きしめながら、泣いていました。
 今、我が子を持って、はじめてお父さんの苦労と喜びがわかった気がします。
 誰がなんと言おうと、あたしはお父さんのこと、大好きです。
 ずっとずっと迷惑かけてばっかりでごめんなさい。

 P.S.
 送ったワインは夫が選びました。
 あたしはお酒のことよくわからないけど、夫がお父さんに是非、って。
 できれば、今度の夏に、お父さんに会いに行こうと思っています。
 そのときは、孫娘を抱っこしてあげてください。それでは。」

私は・・・20年ぶりくらいに声を出して泣いた。

107 :名無し募集中。。。:04/08/20 00:28
凄くいい文章ですね・・・







あいぼんは?

108 :名無し募集中。。。:04/08/20 00:30
ラジオで流れる酒のCMみたいw

109 :名無し募集中。。。:04/08/20 01:03
>>107
行間を味わうのさ・・・あいぼんのように

110 :名無し募集中。。。:04/08/20 01:09
いい女は遅刻が許される
あいぼんはなおのこと許される
長い時間をかけて愛される義務があるからだ
ニーチェ

111 :名無し募集中。。。:04/08/20 03:26
このまろやかなスレをキープ出来る喜び

112 :名無し募集中。。。:04/08/20 04:12
人生には良質のあいぼんが必要だ

113 :名無し募集中。。。 :04/08/20 06:16
あいぼんのない人生なんて

114 :名無し募集中。。。:04/08/20 07:06
俺の愛に答えてあいぼんは揺れた

115 :名無し募集中。。。:04/08/20 07:16
朝寝朝湯朝あいぼん

by小原庄助

116 :名無し募集中。。。:04/08/20 08:55
最高の土壌
最高の材料
最高の職人
最高の気配り

すべてが揃って初めて、
あいぼんの名を冠したワインが誕生する

だからこそ私も、あいぼんに似合う男となって向き合いたいと思う

117 :名無し募集中。。。:04/08/20 09:20
「ワインを造りたい」
十年前、そう言い残してフランスへと旅立った親友へエアメールを送った。
「夏に結婚するんだ」

返事が来たのは二ヵ月後。
焼印の捺された木箱に、割れ物注意のラベル付。開けると真新しいワインが一瓶。
付属のメモを読む。

「こいつが出来るのを待ってたら返事が遅れてしまった。もう結婚しちまったか?」

ちょうど昨日、ハネムーンから帰って来たばかりだった。

「お前の新しい門出に、今年最高のあいぼんを送らせてもらう。
値段を言ったらお前の目は飛び出るに違いない。
しかしそれに見合う味だ。俺が保証する」

やれやれ。相変わらずの自信家振りだな。

「おめでとう」

手紙はそう締め括られていた。

118 :名無し募集中。。。:04/08/20 09:27
…おや?
もう一枚メモがある。私は拾い上げて読んだ。

「追伸。
飲み頃は二十年後だ。娘か息子と楽しんでくれ」

…あいつめ!
私はペンを執るべく書斎へと向かった。

119 :名無し募集中。。。:04/08/20 09:34
俺の友達は県外の醸造科のある高校行ったよ
久しぶりにメールでも送るか

120 :名無し募集中。。。:04/08/20 11:06
キープさせて貰うよ

121 :名無し募集中。。。:04/08/20 12:19
あいぼん無くて
何が己の
桜かな

詠み人知らず

122 :名無し募集中。。。:04/08/20 13:45
じっくり寝かせておくよ
飲み頃になる頃にはきっと素敵な人と出会ってるさ

123 : :04/08/20 14:00
ロマネコンティって高いの?

124 :名無し募集中。。。:04/08/20 14:55
うちのじじいは年に似合わずわりとおしゃれな人だった。
近所じゃ「おじいちゃま」なんて呼ばれていたが中身は生粋の頑固爺。
やんちゃ盛りの頃にどれ程ゲンコツを食らったか知れない。

「お前が小学校に上がるまで生きてられるといいけどなぁ」
まだ小さな俺を膝に乗せて頭をなでながらじじいは言った。
「じーちゃん長生きしてよ」
幼心にも切なくなって俺はじじいにそう言った。
頭を撫でてくれた手は暖かく、ずっしりと重かった。
夏空の下でじじいの顔がしわくちゃになった。





125 :名無し募集中。。。:04/08/20 14:56
「お前が中学に上がるまで・・・」
「お前が高校に上がる姿を・・・」
じじいは病気はおろか怪我ひとつしない人だったのが事あるごとにこう言った。
「うるせーな、てめぇなんか殺したって死なねぇよ」
半分冗談、半分照れ隠しの拙い慰めの言葉。
怪我も病気もしなくてもじじいは確実に老いていった。

俺はいつしかじーちゃんをじじいと呼ぶようになり
背を追い越し、腕相撲でも負けることがなくなった。
いつまでも子ども扱いするじじいに反発しゲンコツを食らい
悪態をつき、自己嫌悪で泣いた。


126 :名無し募集中。。。:04/08/20 14:57

「何してんの」
あれは高校1年の頃だったろうか。とにかく暑い日だった。
塾から帰ると縁側にじじいがいた。
「おう、勉強がんばってるか」
すっかり自分より小さくなってしまったじじいが
顔をくしゃくしゃにして半分ばかり入ったワイングラスを傾けた。
毎年何処からか送られてくるお中元。
じじい以外は贈り主のことを「ワインの人」と呼んでいた。



「あいつからの最後のワインだ」
茶目っ気たっぷりに香りを嗅ぐと旨そうに口に含み、口の中で転がしてから飲み込んだ。
「ああ、仲間がどんどんいなくなる。香典を払うばっかりで俺の時に持ってくるやつなんていないだろう。まったくもっと早く死んでおくんだったな」
じじいらしいいつもの強がり。
俺は高3になるまで真面目に勉強してきたがこんなときにかける言葉は習わなかった。
「うまいの、それ」
胸のつかえをごまかすように話題を変える。
「ああ、うまいぞ最高級のワインだ。あいぼんって聞いたことあるだろう」
「さぁ、あんまり」
「ふん、お前はまだ子どもだからな・・・お前が成人するまで生きていられたらいいけどな」
「・・・・・・・・・・・」
「ああしかし今日は暑いな」
そういったきりじじいは黙り、俺も口をつぐんだ。
『死ぬなよ、じじい』
俺はのどの奥にこみ上げるものを無理やり飲み込んだ。


127 :名無し募集中。。。:04/08/20 14:58
>>123
色々あるみたい
ロマネコンティって会社があって、
何種類?かのワインを作ってる
で、その会社名がそのままつけられてる
ロマネコンティってワインもあって、
それがたぶんこのスレで言うあいぼんの事かと

128 :名無し募集中。。。:04/08/20 14:58
次の年の秋にじじいは倒れ春を迎える前にじじいは死んだ。
葬式の夜供えてあったあいぼんを一本くすねた。
ぶどうジュースのようなそれはしかし俺の子供の味覚には苦すぎた。

「おじいちゃん、いくらお盆だからって飲みすぎよ」
ふっと遠くにやっていた思考を取り戻す。
中学生になった途端妻に似て口うるさくなった孫娘に睨まれる。
その言葉に反抗するようにグラスを傾ける。
「おい、お前が二十歳になったら俺と一緒にコレを飲むんだぞ」
怪訝な顔をする孫娘を尻目にあいぼんを口の中に流し込む。
口の中で転がしたあいぼんは仄かに夏の香りを放ちながら甘く溶けていった。

129 :名無し募集中。。。:04/08/20 15:01
じいちゃん・・・・゚・(ノД`)・゚・

130 :名無し募集中。。。:04/08/20 15:06
こないだ、ワインをガブガブ飲んでたら、
普段俺のことキモイとか言って避けてる女が寄ってきて
「私にもあいぼんちょうだい」って言ってきやがった。かなりむかついたんで、
女の首根っこ掴んで口移しで自分の噛んでるワインをやるフリをしてやった。
殴られるか、悲鳴をあげられるか、どうでもいいが二度と近寄るなと思った。
ところが、驚いたことにその女は目を閉じて唇を少し開いたんだ。
俺の方がビビッて、あわててちょっと離れた。しばらくの間があった
後、その女は、「マジでするのかと思った」と小声で言って、ワインを奪って走り去った。
それから何日か後、その女がワインを飲んでたので今度は俺の方からひとくち くれ
と言ってやった。そしたら俺をからかうように、飲んでたやつを口に含んで口をとがらせた。
俺はその女の唇ごとワインをほおばってやったよ。
今ではその女も俺の彼女。
その時なめてたワインはもちろんあいぼんオリジナル。
なぜなら彼女もまた、特別な存在だからです。


131 :名無し募集中。。。:04/08/20 15:20
ついにあいぼんオリジナルまで登場か・・・

132 :名無し募集中。。。:04/08/20 15:30
>>124-128
割込スマソ_| ̄|〇

マスター、こんなドジな俺にもあいぼんくれるかい?

133 :名無し募集中。。。:04/08/20 15:38
飲あそ
もいう
うぼだ
。ん、


134 :名無し募集中。。。:04/08/20 16:52
なんてぇ良スレだ・゚・(ノД`)・゚・

135 :名無し募集中。。。:04/08/20 17:02
あいぼんはふくよかで繊細かつ濃厚な味わいだと思う

136 :名無し募集中。。。:04/08/20 17:09
一度でいいからあいぼん味わってみたいなぁ

137 :名無し募集中。。。:04/08/20 17:10
あいぼんはドイツの白みたいに甘みがあって、それでいて芯のある味

138 :名無し募集中。。。:04/08/20 19:14
落ちちゃいや〜ん

139 :名無し募集中。。。:04/08/20 19:22
この番組では皆さんのあいぼんにまつわる
想い出話を募集しております


140 :名無し募集中。。。:04/08/20 20:01
凄いの一言・・・本当にワイン飲みたくなってきた
・・・しかも高級なやつ

メーカーはどこでもいいから、マジで「あいぼん」って
名前のワイン、あいぼんが二十歳になったら記念に
造ってくれないだろうか・・・

141 :名無し募集中。。。:04/08/20 21:34
キープしとこう

142 :名無し募集中。。。:04/08/20 22:42
キープ

143 :名無し募集中。。。:04/08/20 22:53
「あ・・・」
不意にキーボードを叩いていた手が止まる
「そうか、今日は・・・」
昨夜からの妻の不機嫌と
カレンダーの控えめな赤丸の意味をこんな時に思い出すとは・・・
『あなた、今日は早く帰って・・・』
『あ、そうだ、今日は会社の奴等と飲んでくるから遅くなる』
重なった言葉と口を告ぐんだ妻のむっとした表情。
ああ、俺はなんてバカなんだ。

「あれ、今日呑んで帰ろうって・・・」
「すまん。どーしても帰らなくちゃならないんだ」
「なんだ?女でも出来たか?この前店で名刺貰った娘か?」
「いや、それよりもっといい女だ」
「けっ、さっさと行きやがれこのスケコマシ!」
「悪いな、今度一杯奢るよ」

144 :名無し募集中。。。:04/08/20 22:53
結婚して10年。
小学2年になるやんちゃ坊主と1年のおっとりした娘。
学校行事だママさんバレーだとやたらに予定の書き込まれたカレンダーに
ポツンと囲まれたシンプルな赤マル。
アイツはどんな気持ちで書いたんだろう。
「すみません、この『あいぼん』ください。ええ、ラッピングして・・・」
決して裕福な暮らしじゃない。
貧乏なのは結婚する前から慣れている俺たちだ。
こんな日くらい奮発してもバチはあたらない。
「あ、メッセージカードとかありますか?はい、ここで書きたいんですけど」

145 :名無し募集中。。。:04/08/20 22:54
電車の中で薬指に嵌めた指輪を見る。
十年前ほどの輝きはないが渋く、鈍く光ながらしっかりと手に馴染んでいる。
『これからさき苦労ばかりかもしれない。
でも十年に一回くらいはこうやっていい酒を飲んで
 美味いものを食って、そうして一緒に年をとっていこう』
若造の俺の口から出た、それでも紛れもない真摯な気持ち。
いい年になった俺は久しぶりに胸が熱くなるのを感じた。

『この10年ありがとう。
また10年たったらもっと上等のあいぼんを呑もう。二人で』

「玄関を開けたらあいつら飛びついてくるからな。割らないようにしないと」
いつもより重たい荷物を持ったいつもの帰り道は
ほんのりとカレーの匂いが漂っていた。

146 :名無し募集中。。。:04/08/20 23:18
涙が・・・。・゚・(ノД`)・゚・。

147 :名無しさん:04/08/21 00:02
素晴らしい…。・゚・(ノД`)・゚・。

148 :名無し募集中。。。:04/08/21 00:55
おやすみ前に一杯のあいぼん

149 :名無し募集中。。。:04/08/21 01:51


150 :名無し募集中。。。:04/08/21 04:07
keep

151 :名無し募集中。。。 :04/08/21 06:53
キープしときますね

152 :名無し募集中。。。:04/08/21 08:27
良い香りのするスレはここですか?

153 :名無し募集中。。。:04/08/21 10:24
あいぼんをソーダで割る

そこの貴方!今邪道って思いましたね!
でも、騙されたと思って一度試してご覧なさい。

あいぼんの芳醇な香りが鼻腔をくすぐり、喉の奥を炭酸が刺激する。
刺激された喉をあいぼんの甘くそしてほろ苦い味が優しく包む。
ほら!貴方も試して見たくなったでしょ。

この夏一番のお勧めあいぼんのソーダ割

ソーダ割の炭酸は本家のの印「のの炭酸」をご利用下さい。

154 :名無し募集中。。。:04/08/21 10:24
あいぼんに誘われて一人また一人と


155 :名無し募集中。。。:04/08/21 12:31
キープしときますね

156 :名無し募集中。。。:04/08/21 14:31
仕事終わりのお楽しみ by裕次郎

157 :名無し募集中。。。:04/08/21 16:16
幾盃もの美酒を飲んできたがあいぼんよ、お前ほど俺を唸らせた美人はいない

158 :名無し募集中。。。:04/08/21 16:23
I BORN TO BE LOVED.

159 :名無し募集中。。。:04/08/21 16:29
「もし無人島にひとつだけ持っていけるとしたら何を持っていく?」
この質問を口にする者はあいぼんを飲んだ事がない者であろう

160 :名無し募集中。。。:04/08/21 17:22
緊急キープ

161 :名無し募集中。。。 :04/08/21 19:13
bottle keep

162 :名無し募集中。。。:04/08/21 21:05
キープ

163 :名無し募集中。。。:04/08/21 21:53
あいぼんの味は、人生の数だけあるんだね

164 :名無し募集中。。。:04/08/21 21:57
モーニングあいぼん飲もうよ二人で

165 :名無し募集中。。。:04/08/21 22:45
>>1はこんな展開になるとは思いもしなかった筈

166 :名無し募集中。。。:04/08/21 22:53
スレタイが良すぎだ

167 :名無し募集中。。。:04/08/21 23:50
優雅なスレ

168 :名無し募集中。。。:04/08/22 01:05
おいらにもボトルキープさせてくれ

169 :名無し募集中。。。:04/08/22 03:49
優雅だね・・・(*´・ω・)(・ω・`*)ネー

170 :名無し募集中。。。:04/08/22 04:55
あいぼん

171 :名無し募集中。。。:04/08/22 06:58
『あいぼん』ください

172 :名無し募集中。。。:04/08/22 09:13
キープ

173 :名無し募集中。。。:04/08/22 09:21
キープ

174 :名無し募集中。。。:04/08/22 10:02
「悪い人」
くつくつと笑いながら女の細く白い指が男の鎖骨の上をなぞる。
「ワインの試飲に協力してほしいだけって言っていたくせに」
「君があんまり飲みすぎたら困ると思って部屋を取っておいただけさ、
でも旨かったろうアレ」
「そうね、甘くて香りが豊かでとても芳醇で…それに情熱を秘めている感じだわ」
自分の胸をなぞる女の手を捕まえると男はそれを彼女の口元に持っていった。
「君のココはもっと甘かったよ、艶やかで、それに隠しもせず情熱的だった」
そう言って女自身の指で女の唇をなぞった。
「はしたない女は嫌い?」
「いいや、情熱的とはしたないは違うさ」
「ふふ」
意味深な微笑みを浮かべると女はベッドから身を起こした。
つい先程まで求め合い貪りあった白い裸体が
ベッドサイドに置かれた照明に照らされなんとも色っぽく影を作っていた。

175 :名無し募集中。。。:04/08/22 10:02
『いい女だ』
肩甲骨まで伸びた緩いウェーブのかかった髪の間から見える肌の白さ。
丹念に下書きを重ね、ここだ、という所を一気にペンでなぞったような腰のくびれのライン。
そして一目見て気を魅かれた熟れた果実のような赤い唇。
その唇はサイドテーブルに置かれた赤い液体に口付けられていた。
「おいおい、いくらあいぼんが旨いからってあまり呑まないでくれよ。
口当たりは軽いが後からじわじわ利いてくるんだ。
気がついたときにはもうすっかり骨抜きさ」
「大丈夫、まだそんなに酔ってないわ」
振り返った女はグラスを掲げ乾杯の仕草をした。
「秋の長い夜に」
そう言ってグラスの中ほどまで入った深紅の液体を口に含んだ。

176 :名無し募集中。。。:04/08/22 10:03
「あっ、おいそんなに飲んだら・・・んっ」
慌てた男につい、と豹のようなしなやかさで圧し掛かると女はそっと男の唇を塞いだ。
「・・・・ん、ごく」
男は口の中に注ぎ込まれてきた液体を飲み干す。
芳醇なワインの香りの中にかすかに彼女のつけたルージュの匂いが混ざっていた。
「言ったでしょう、まだそんなに酔ってないって」
唇の端から零れ落ちたワインを女の舌が器用に掬っていく。
見詰め合った瞳はあいぼんの瓶のように深い色合いをしていた。
「足りない分はあなたが酔わせて下さらない?」
挑発するような微笑は男の心を熱く滾らせた。

乱れたシーツの海に倒れこみながら男は先ほどの言葉を思い出していた。
『口当たりは軽いが後からじわじわ利いてくるんだ。
 気がついたときにはもうすっかり骨抜きさ』

ベッドサイドであいぼんを冷やしている氷がカラン、と音を立てた。




悪戯心を忘れない大人へ  あいぼん



177 :名無し募集中。。。:04/08/22 10:17
あいぼんの酔いに身をゆだねる快感

178 :名無し募集中。。。:04/08/22 10:44
若者には未来が有り、老人にはあいぼんが有る

179 :名無し募集中。。。:04/08/22 11:51
ハロモニ見つつあいぼんで乾杯

180 :名無し募集中。。。:04/08/22 13:36
すごい良スレだな・・・

181 :名無し募集中。。。:04/08/22 14:53
>>180
緩やかに流れる時間と惜しみない愛情がこんなスレを作り上げました。
そしてまだまだ育って行くのです
そう、まるで……。

182 :名無し募集中。。。:04/08/22 15:16
ののたん以外にも奇跡はあるもんだな…

183 :名無し募集中。。。:04/08/22 15:33
>>182
いいこと言うじゃないか

184 :名無し募集中。。。:04/08/22 16:47
まさか後輩が優勝するなんて・・・

今日は特別な日だ。とっておきのあいぼんを頂こう・・・

185 :名無し募集中。。。:04/08/22 18:48
キープしとくよ

186 :名無し募集中。。。:04/08/22 20:49
マスター、いつものあいぼんを頼むよ

お客様、あいぼんに同じものは存在しません

187 :名無し募集中。。。:04/08/22 21:55
あいぼんが似合う男でいたいものだな

188 :名無し募集中。。。:04/08/22 23:35
 

189 :名無し募集中。。。:04/08/22 23:46
あいぼんは春の夜の夢の如し

190 :名無し募集中。。。:04/08/23 00:37
ボトルキープ

191 :名無し募集中。。。:04/08/23 01:38
キープ

192 :名無し募集中。。。:04/08/23 02:34
ボトルキープ

193 :名無し募集中。。。:04/08/23 05:56
目覚めのあいぼんを一杯

194 :名無し募集中。。。:04/08/23 07:30
あいぼん熟成中

195 :名無し募集中。。。:04/08/23 09:02
あいぼんほじぇん・・・(*´・ω・)(・ω・`*)ネー

196 :名無し募集中。。。:04/08/23 10:14
ラッキーチャチャチャ!美味しくて素敵な酒がある

197 :名無し募集中。。。:04/08/23 10:19
  マウンテン・ティム
\追悼ヤグゥ…/
   ̄ ̄∨ ̄ ̄
 ∋oノノハヽo∈
。・゚・( ;∩◇`;)・゚・。  シル
   (    )つ((◎))  シル
   (_)_)       シル

198 :名無し募集中。。。:04/08/23 10:26
今夜はなかなか寝つけそうにない…そうだ!いつものあいぼんを飲んで心地よい眠りに誘ってもらおうか。

199 :名無し募集中。。。:04/08/23 10:58
この世をば
我がものと思う
あいぼんの
切れたる事の
無しと思えば

藤原道長

200 :名無し募集中。。。:04/08/23 11:13
GET200に乾杯

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