スレ大杉なんで2chブラウザ推奨
これ参考にがんばって!!1 →
板追加手順
第一倉庫はこちら →
/wolflog/
第二倉庫はこちら →
/wolflog2/
第三倉庫はこちら →
/wolflog3/
第四倉庫はこちら →
/wolflog4/
第五倉庫はこちら →
/wolflog5/
第六倉庫はこちら →
/wolflog6/
第七倉庫はこちら →
/wolflog7/
■掲示板に戻る■
全部
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
最新50
レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
( ^▽^) <かおたん萌え
457 :
名無し募集中。。。
:03/10/19 00:23
雨の週末はキライだった
出かけるのも億劫で
ひとりぼっちで部屋にいるだけだったから
秋の雨もキライだった
ひとりぼっちで過ごす心に
冷たい雨が染み込むようだったから
「…寒く…ない?」
「…少し…寒い…ねぇ…かおたん…抱っこして…」
あたしは圭織の胸の中でおねだりする
圭織はあたしを抱き寄せる
長い髪がとてもいい匂い
「……かおり…」
あたしは圭織の名を呟いてみる
『飯田さん』でも『かおたん』でもなく
愛しい愛しい人の名を
生まれて初めて―
458 :
名無し募集中。。。
:03/10/19 00:24
「…え?…なに?」
「ううん…いい『香り』だね…かおたんの髪…」
「…ほんと?うれしい!」
圭織は大きな瞳を細めて喜ぶ
TVでは見せたことの無いような
ほんとうに自然な笑顔で―
「…か…おり…」
あたしはもう一度、今度ははっきりと
圭織の名を口にした
「…え?」
圭織は驚いたような声を出す
でも、もうあたしは自分を抑えられなかった―
「…かおり……愛してる…!」
言葉に出すと同時に圭織にキスの雨を降らせる
胸が、熱い―
459 :
名無し募集中。。。
:03/10/19 00:27
「…梨華…ちゃん…」
「…かおり…かおり…!愛してる…愛してる…!」
あたしは馬鹿みたいに圭織の名前と『愛してる』を繰り返す
他の言葉は出てこない
だって必要なかったから
「……梨華……かおりも…愛してる…!」
圭織はそう言ってあたしを強く強く抱きしめてくれた
ふたりの心と体が溶け合って
ひとつになってゆくのを
あたしはぼんやりとしたしあわせの中に感じていた―
外の雨はまだ降り続いている
秋の冷たい雨
週末の夜の寂しい雨
でも今はどっちもキライじゃない
圭織の愛とぬくもりを
いっそう感じられるから―
460 :
名無し募集中。。。
:03/10/19 00:39
(完)
126KB
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
0ch BBS 2005-12-31