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ののたん牛乳 2瓶め
799 :
名無し募集中。。。
:02/12/30 22:33
一時限目〜良い牛乳とは〜
「良い牛乳とは何か」とヨーロッパの人々に聞いたことがあるが、ちょっとキザと思うくらい真面目な顔をして、
誰もが「土と草と水」と答える。牛を取り巻く環境がクリーンであることが大切であることを良く理解していいるがため、
口をついてでる言葉と思う。
これを裏付けるものとして、最近、ヨーロッパでは「エコ・ミルク」が急成長しており、中には十倍も成長した国がある。
甘く、コクがあって、サラットした喉ごしが何とも美味しい牛乳。これまでの経験から、これこそ、
牛乳本来の味であると信じている。
しかし、日本の処理法ではこのような美味しさが失われてしまうのである。これまでに、
私たちは「牛乳の熱処理に関する国際会議」を幾度か開催してきたが、そこに招いた世界の乳学者は、
こぞって「デメリットばかりの牛乳を作っていないで、日本は科学の先進国として、
一日も早い改善をすべきである」と言われ続けている。我が国の畜産関係者も、おいしい牛乳、
機能性成分が含まれている牛乳、消化吸収の良い牛乳を消費者に届ける義務があるはずであり、
国際的に通用する牛乳の基準を作り上げる必要があると考える。
無論、低温処理法を導入すれば全てが解決されるとは毛頭考えていない。むしろ、原料乳の質をより一層、
向上することが必要であると考えている。そのためには、土・草・水等自然環境が保全され、
栄養バランスのとれた飼料を生産し、牛も健康で、乳中の細菌数も少なくするための管理作業が必要となるのである。
つまり、酪農全体の生産技術のより一層の向上が必要ということになる。
私たちは母親として、ただ子供たちのために良い牛乳を与えることを願い、
今日までがんばってきたが、今では、この願いが酪農や農業の未来にとっても大切なものであると確信するにいたった。
安全・美味な牛乳、乳製品を求める消費者のニーズに応えうるか否かが、酪農の生き残るための条件となろう。
私たちは母親として、ただ子供たちのために良い牛乳を与えることを願い、
マルミミしゃん・・・
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0ch BBS 2005-12-31